| 【発明の名称】 |
車両座席 |
| 【発明者】 |
【氏名】ペトロス・フエリムヴアツスアキス
【氏名】クリステイアン・ヴオブスト
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車両座席であって、座席架台(10)、座席クツシヨンを受け入れるクツシヨン担体(11)、クツシヨン担体(11)を座席架台(10)に固定するためクツシヨン担体(11)と座席架台(10)との間の対をなして構成される後部結合装置(21)及び前部結合装置(22)を有するものにおいて、後部結合装置(21)が、座席架台(10)から横に突出する水平な案内ピン(18)、及びクツシヨン担体(11)に取付けられるU字状縦案内片(23)を持ち、この縦案内片(23)のU脚辺が案内ピン(18)をその端面から覆い、前部結合装置(22)が、クツシヨン担体(11)に固定されるヘアピン状ばね(24)、及び横に互いに離れて座席架台(10)に設けられる2つの係止顎片(25,26)を含み、これらの係止顎片(25,26)が、両方の係止顎片(25,26)の方へ広がるばね(24)のそれぞれのばね脚辺(241,242)をはまり合いで挿入するため2つの互いに向き合う溝(27,28)のそれぞれ1つを持っていることを特徴とする、車両座席。 【請求項2】 溝(27,28)より上で各係止顎片(25,26)に案内斜面(251,261)が形成され、互いに向き合う案内斜面(251,261)が、係止顎片(25,26)の間に、ばね脚辺(241,242)を押込むためのU字状開口(29)を形成していることを特徴とする、請求項1に記載の座席。 【請求項3】 クツシヨン担体(11)へのばね(24)の固定が、はまり合い及び摩擦結合で行われることを特徴とする、請求項1又は2に記載の座席。 【請求項4】 溝(27,28)へかみ合うばね(24)が座席架台(10)上にクツシヨン担体(11)を摩擦結合で締付けるように、各係止顎片(25,26)における溝(27,28)の配置と、クツシヨン担体(11)の溝(39)及び開口(35,38)におけるばね(24)の配置が、互いに合わされていることを特徴とする、請求項1〜3の1つに記載の座席。 【請求項5】 クツシヨン担体(11)と座席架台(10)との間に弾性素子(40)が設けられ、クツシヨン担体(11)の締付け範囲でばね(24)が部分的に、座席架台(10)から遠い方にあるクツシヨン担体(11)の内側に延びていることを特徴とする、請求項4に記載の座席。 【請求項6】 弾性素子がゴムから製造されるOリング(40)であり、少なくとも1つの係止顎片(25)を包囲して座席架台(10)上に載っていることを特徴とする、請求項5に記載の座席。 【請求項7】 クツシヨン担体(11)がクツシヨン殻体(19)として構成され、前部結合装置(22)の範囲に、係止顎片(25,26)を通す切欠き(33,34)を持っていることを特徴とする、請求項1〜6の1つに記載の座席。 【請求項8】 座席架台(10)が2つの上部レール(15)を持ち、これらの上部レール(15)が、車両床に取付けられる下部レール(12)上にそれぞれ移動可能に案内され、かつ横材(14)により互いに結合され、溝(27,28)を持つ1対の係止顎片(25,26)及び案内ピン(18)が、上部レール(15)に設けられていることを特徴とする、請求項1〜7の1つに記載の座席。 【請求項9】 上部レール(15)を結合する横材(14)の範囲に係止顎片(25,26)が設けられていることを特徴とする、請求項8に記載の座席。 【請求項10】 両方の係止顎片(25,26)が1つの成形片(30)の所に構成され、それぞれ1つの成形片(30)が、両方の上部レール(15)を結合する横材(14)の自由端上へはめられていることを特徴とする、請求項8に記載の座席。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概念に示される種類の車両座席に関する。 【0002】この種の公知の車両座席(ドイツ連邦共和国特許出願公開第4140798号明細書)では、クツシヨン担体と座席架台との間の前部結合装置はクリツプ結合装置として構成され、このクリツプ結合装置が、座席架台の前部横材に結合される管片と、座席殻体として構成されるクツシヨン担体の下側に一体に形成されるクランプ状クリツプ素子とを含み、このクリツプ素子が管片をその周囲の半分以上にわたって包囲している。クツシヨン担体と座席架台との間の後部結合装置はばね素子を持ち、このばね素子が、一方では座席殻体に一体に構成される垂直な結合壁に取付けられ、他方では座席架台の上部レールに一体に形成されて上方へ垂直に突出する結合側壁に取付けられている。ばね素子は2つの加硫接着された板を持つゴム体から成っている。一方の板の下方へ開くスリツトは、結合壁に保持される頭付きピンへ掛けられ、他方の板の下方へ開く溝は、結合側壁の上縁上へはめられ、固定のため溝より下の板により広げられる突起が結合側壁の開口へはまり、こうして板と結合側壁の後になっての相対移動が防止される。このような車両座席では、特に座席架台とクツシヨン担体との間の前部結合装置が、予期しない外れに対して充分安定でないので、衝突の際結合装置の裂開を確実に防止することができない。 【0003】横に延びる前部揺動軸線の周りに上方へ揺動可能に車両床に取付けられている公知の車両座席(ドイツ連邦共和国特許第19524174号明細書)では、衝突の際にも速やかに釈放可能に車両床への座席の鎖錠を行うため、U字状の等脚ばね留め金が、両方のばね脚辺を近づけるように動くばね予荷重により、座席殻体として構成されるクツシヨン担体に取付けられ、両方のばね脚辺が、車両床に取付けられるきのこ状頭部の直径上で対向する側に係合する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎になっている課題は、最初にあげた種類の車両座席において、僅かな組立時間しか必要とせず、極端な状況でも釈放に対する充分な安定性を持つ、座席架台とクツシヨン担体との製作技術的に安価な結合装置を提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によれば請求項1の特徴によって解決される。 【0006】本発明による車両座席は、座席架台上へのクツシヨン担体の極めて簡単で時間を節約する取付けが、組立コンベアにおいて非常によく行なわれるという、利点を持っている。その際クツシヨンを設けられたクツシヨン担体は、その縦案内片を座席架台の両方の案内顎片上へはめられ、それから押下げにより座席架台の係止ブシユへクリツプ結合され、その際両方のばねが自動的に係止顎片へかみ合う。それぞれはまり合い及び摩擦結合によるクリツプ結合によって、力の作用でクツシヨン担体への外れない確実な結合が行われ、クツシヨン担体と座席架台との間の結合装置におけるいかなる遊びも抑制されるので、がたつき騒音が生じることはない。両方のヘアピン上ばねは安価に製造され、クツシヨン担体へのその保持部は、クツシヨン担体の製造の際同時に一体に形成され、これは、特にクツシヨン担体がクツシヨン殻体としてプラスチツクから射出成形される場合、製造のための超過支出を意味しない。 【0007】本発明の好都合な構成及び発展と共に本発明による車両座席の有利な実施形態は、別の請求項からわかる。 【0008】図面に示されている実施例に基いて、本発明が以下に説明される。 【0009】 【実施例】個別部分のみを示される車両座席は、車両床の所で縦移動可能な座席架台10(図1)と、座席クツシヨンを受入れるクツシヨン担体11(図2)とを持ち、これらの座席架台10とクツシヨン担体11は互いに固定的に結合されている。座席架台10は、横材13を介して互いに結合されかつ車両床に固定される1対の下部レール12と、横材14により互いに固定的に結合されかつそれぞれ下部レール12上に滑るようにはまる1対の上部レール15と、電動座席調節装置16とを持ち、この座席調節装置16は下部レール12上で上部レール15を縦方向に移動させ、レール12の所望の各位置で鎖錠する。座席調節装置16は横材13の範囲で下部レール12に取付けられ、電動機で駆動される駆動ピニオンが、下部レール12にはまる上部レール15の下側にある縦歯切り部にかみ合う。横材14から遠い方にある後端で各上部レール15上には、角形の湾曲片17が載せられ、上部レール15に固定的に結合されている各湾曲片17は、上部レール12から遠い方の自由端で、クツシヨン担体11を受入れるため上方へ曲げられ、上部レール15の端部の範囲にあって横へ突出して水平に向く案内ピン18をそれぞれ持っている。両方の案内ピン18は、両方の湾曲片17の互いに向き合う側から突出し、その軸線は互いに一直線をなしている。 【0010】クツシヨン担体11は、プラスチツクから製造されるクツシヨン殻体19として構成され、図2に下面図で座席架台11の湾曲片17と共に部分的に示されている。対称に形成される座席殻体19のうち、図2には半分のみが示され、クツシヨン殻体19の対称軸線は20で示されている。 【0011】座席架台10へクツシヨン担体11を固定するため、それぞれ対をなして構成されるクツシヨン担体11と座席架台10との間の前部及び後部の結合装置が設けられ、その結合は速やかにかつ僅かな操作で行われる。後部結合装置対の各結合装置21は、既に述べたように上部レール15の所で湾曲片17から突出する案内ピン18と、クツシヨン殻体19の下側に設けられるU字状縦案内片23(図2及び3)とを含み、この縦案内片23のU脚辺は、対応するピン18をその端面から包囲している。前部結合装置対の各結合装置22は、クツシヨン担体11従ってクツシヨン殻体19に固定されるヘアピン状ばね24(図2,5及び6)と、座席架台10に互いに横に離れて設けられる2つの係止顎片25,26とを持ち、これらの係止顎片25,26は、係止顎片25,26の方へ広がるばね24のそれぞれ1つのばね脚辺241,242をはまり合いで挿入するため互いに向き合う2つの溝27,28の1つを備えている(図1及び4)。各係止顎片25,26には、溝27又は28より上に案内斜面251又は261が形成され、互いに向き合う案内斜面251及び261が、係止顎片25,26の間に、ばね脚辺241,242を押込むためのU字状開口29を形成している。各前部結合装置22の両方の係止顎片25,26は、成形片30の所に構成されている。それぞれ1つの成形片30は、管状横材14の自由端上にはめられ、この横材14は角形帯片31を介して上部レール15に固定的に結合されている。各成形片30の所で、クツシヨン殻体19を載せるのに用いられる締付け面32から両方の係止顎片25,26が直角に突出し、クツシヨン殻体19は、全部で4つの係止顎片25,26を貫通させるため2つの切欠き33,34の2倍を備えている(図4)。 【0012】図2及び5からわかるように、各ばね24は、締付け溝39及びこのばね24が通される複数の開口35〜38により、クツシヨン殻体19にはまり合い及び摩擦で固定され、両方のばね脚辺241,242を結合するばね24の横連結辺243は締付け溝39にクリツプばめされ、ばね脚辺241,242の平行な脚辺部分は、切欠き33,34の範囲で、クツシヨンを受入れるクツシヨン殻体19の内側に延びている。係止顎片25,26における溝27,28の配置、係止顎片25,26の範囲におけるクツシヨン担体11はクツシヨン殻体19の構成、及びばね脚辺241,242の推移は、互いに合わされて、溝27,28にかみ合うばね24がクツシヨン殻体29を締付け面32上に摩擦結合で締付けるようにしている。場合によっては生じる遊びを相殺するため、各締付け面32とクツシヨン殼体19との間に、ゴムから製造されるOリング40の形の弾性素子が設けられて、係止顎片25を包囲し、係止顎片25の基部でそれぞれの締付け面32上に載っている。 【0013】車両座席の組立のために、クツシヨンを設けられかつ両方のばね24を予め取付けられているクツシヨン殻体19が、その両方の縦案内片23を、座席架台10の上部レール15にある両方のピン18上へはめられ、クツシヨン殻体19の前部の押下げにより、このクツシヨン殼体19が両方のばね24により両方の係止顎片25,26にクリツプ止めされる。その際各ばね24の両方のばね脚辺241,242は、係止顎片25,26に形成された案内斜面251,261によりばね荷重に抗して互いに近づくように動き、ばね力により溝27,28へはまり、そこでクツシヨン殻体19を座席架台10に二重にはまり合い及び摩擦で固定する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599034309 【氏名又は名称】ダイムラークライスラー・アクチエンゲゼルシヤフト 【氏名又は名称原語表記】DaimlerChrysler AG
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| 【出願日】 |
平成11年9月28日(1999.9.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062317 【弁理士】 【氏名又は名称】中平 治
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| 【公開番号】 |
特開2000−102443(P2000−102443A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月11日(2000.4.11) |
| 【出願番号】 |
特願平11−311390 |
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