| 【発明の名称】 |
芯 材 |
| 【発明者】 |
【氏名】徳田 哲男
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| 【要約】 |
【課題】敷布団,マットレス等に使用される芯材のへたりを防止して、長期間にわたり安定したクッション性が維持できるようにする。
【解決手段】固綿により平板状に形成された芯材1であって、その芯材1の板面に多数の貫通孔4を設け、該各貫通孔4に芯材1の厚さとほぼ同じ高さであり、かつ芯材1より硬い柱状の弾性体5を嵌合して一体化してなることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 固綿により平板状に形成された芯材であって、その芯材の板面に多数の貫通孔を設け、該各貫通孔に芯材の厚さとほぼ同じ高さであり、かつ芯材より硬い柱状の弾性体を嵌合して一体化してなることを特徴とする芯材。 【請求項2】 前記固綿がポリエステル、ポリエステルとウール又はポリエステルと綿の混合物から選ばれる少なくとも一つである請求項1に記載の芯材。 【請求項3】 前記弾性体の硬さを使用者の体重や身体の対応位置に応じて変えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の芯材。 【請求項4】 前記弾性体がクッション性を有する発泡性合成樹脂、ゴム、樹脂製スプリングから選ばれる少なくとも一つである請求項1又は3に記載の芯材。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、敷布団、マットレス等に有用な芯材に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、敷布団、マットレス等の芯材は、固綿や軟質ポリウレタン等の発泡性合成樹脂により所定の厚さの平板状に形成されたものが一般的に知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、固綿や発泡性合成樹脂等からなる芯材は、吸水性や吸湿性に優れている反面、長期間にわたって使用すると弾発性が失われてへたりを起こしてしまい、寝心地が悪くなることがあった。 【0004】そこで本発明は、上記課題を解決するべくなされたもので、へたりを防止して長期間にわたり安定したクッション性が維持できるように改良した芯材を提供することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、固綿により平板状に形成された芯材であって、その芯材の板面に多数の貫通孔を設け、該各貫通孔に芯材の厚さとほぼ同じ高さであり、かつ芯材より硬い柱状の弾性体を嵌合して一体化するようにしたものである。 【0006】前記固綿は、ポリエステル、ポリエステルとウール又はポリエステルと綿の混合物から選ばれる少なくとも一つであることが好ましい。 【0007】また、前記弾性体は、クッション性を有する発泡性合成樹脂、ゴム、樹脂製スプリングから選ばれる少なくとも一つであることが好ましく、さらにその硬さをマットレス使用者の体重や身体の対応位置に応じて変えるようにすることが好ましい。 【0008】前記した本発明の構成によれば、弾性体によってへたりが防止され、長期間にわたり良好な寝心地が保たれる敷布団、マットレス等の芯材を提供することが可能になる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。図1は芯材の斜視図、図2は芯材の一部拡大斜視図、図3は図1の芯材を使用したマットレスの断面図である。図1において、芯材1はポリエステル100%の固綿を用いて所定の厚さで長方形をなす平板状に形成されており、図3に示すようにその全体を外装材2で被覆することにより周知構造のマットレス3が構成されている。なお、前記芯材1を構成する固綿としては、例えばポリエステルとウール又はポリエステルと綿の混合物を用いることができる。 【0010】しかして、本発明においては、前記芯材1の板面に多数の円形状の貫通孔4を設け、図2に示すようにこれらの各貫通孔4にクッション性を有する弾性体5を嵌合して一体化されている。 【0011】前記弾性体5は、固綿より硬い発泡性合成樹脂であるポリウレタンを用いて形成されている。また弾性体5は、芯材1の厚さとはほぼ同じ高さであり、かつ貫通孔4とほぼ等しい直径寸法の円柱状として形成されている。なお、前記弾性体5は、例えばゴムや樹脂製スプリングであってもよい。 【0012】このような構成からなる芯材1によれば、使用者が就寝する際に、その肩部や腰部或いは臀部に対応する部分に荷重が掛かっても弾性体5によりその荷重が受けられて過剰な沈み込み現象が抑制されることになる。このため、芯材1がへたるのを防ぐことができ、長期間にわたり寝心地のよいクッション性を保持し続けることができる。 【0013】なお、前記実施の形態では貫通孔4を円形状とし、弾性体5を貫通孔4に合致する円柱状のものとして例示したが、これに限ることなく例えば貫通孔4を楕円形や多角形とし、弾性体5を貫通孔4に合致する形状の柱体としてもよい。また、弾性体5の硬さを使用者の体重や大きな荷重が掛かる臀部部分又は受ける荷重が比較的小さい肩部や腰部部分で変えることにより、さらに寝心地をよくすることができる。さらに、図4に示すように芯材1を長手方向で3分割し、三つ折り可能な外装体6で被覆することにより折畳み自在としたマットレス7にも同じように適用可能である。 【0014】 【発明の効果】以上に述べたように本発明は、固綿により平板状に形成された芯材であって、その芯材の板面に多数の貫通孔を設け、該各貫通孔に芯材の厚さとほぼ同じ高さであり、かつ芯材より硬い柱状の弾性体を嵌合して一体化したものであるから、弾性体の弾発力で芯材がへたるのを効果的に防ぐことができ、それによって長期間にわたり良好な寝心地を保つことができる敷布団,マットレス等を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】596166852 【氏名又は名称】徳田 哲男
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| 【出願日】 |
平成10年9月22日(1998.9.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100112531 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 浩二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−93262(P2000−93262A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月4日(2000.4.4) |
| 【出願番号】 |
特願平10−285983 |
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