| 【発明の名称】 |
ペット用ブラシ |
| 【発明者】 |
【氏名】坂田 栄二
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 手に装着可能なグローブ部に、各指が挿入され開脚自在な指挿入部を形成し、少なくとも指挿入部の掌側に多数本のブリッスルを植設する植設基台を形成したことを特徴とするペット用ブラシ。 【請求項2】 手に装着可能で且つ手に装着した際掌を被覆する掌被覆面と、各指が挿入され開脚自在な指挿入部とからなるグローブ部と、基台に複数本のブリッスルが植設されたブラシユニットからなるペット用ブラシにおいて、少なくとも上記グローブ部の各指挿入部の掌被覆面側に上記ブラシユニットをそれぞれ独立して配置したことを特徴とするペット用ブラシ。 【請求項3】 手に装着可能で且つ手に装着した際掌を被覆する掌被覆面と、各指が挿入され開脚自在な指挿入部とからなるグローブ部と、基台に複数本のブリッスルが植設されたブラシユニットからなるペット用ブラシにおいて、上記グローブ部の各指挿入部の掌被覆面側の又部を除く位置に上記ブラシユニットを配置したことを特徴とするペット用ブラシ。 【請求項4】 前記請求項3に記載の各指挿入部と掌被覆面に配置されるブラシユニットが可撓性部材により連結されていることを特徴とするペット用ブラシ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は犬や猫などのペットのブラッシングに適したブラシに係り、特に使いやすく、抜け毛の処理が簡単に行えるものを提供することを目的とする。 【0002】 【従来の技術】従来ペットのブラッシングのための道具としては図13のようなペット用ブラシがよく使用されている。しかしこのペット用ブラシはペットをブラッシングする時の感触がつかみ難く、ペットの姿勢によってはブラッシングにムラを生じたり、ブラッシング圧が強すぎてペットの体表面を傷付けてしまうことがよくあった。そこで図14に示すように、グローブ状の袋体の掌面にブラシ体を貼着し、デリケートなブラッシングを可能にさせたものが知られている。しかしながらこのような従来例のものは、いずれの場合もブラッシング後にブラシの中に絡み付いた抜け毛を取り除くのが大変であった。特に図14に示すグローブ状のものの場合、ブラシ面80を広くしているので、抜け毛の絡み付きが激しく問題となっていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、上記絡み付いた抜け毛を簡単かつ良好に取り除けるペット用ブラシを提供することを課題とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するために本発明の請求項1に記載の考案は、手に装着可能なグローブ部に、各指が挿入され開脚自在な指挿入部を形成し、少なくとも指挿入部の掌側に多数本のブリッスルを植設する植設基台を形成したものである。この様に構成し、このブラシのグローブ部を手にはめて、指を揃えた状態でペットをなでるようにブラッシングする。指を揃えることで、各指挿入部に植設されたブリッスルがまとまり、大きな面を有すブラシとなる。使用後は指を開く事でブリッスルに絡まった抜け毛を簡単に取れるスペースが確保される。また植設基台を形成することでブリッスルのぐらつきがなくなり、しっかりとしたブラッシングが出来るようになる。 【0005】 本発明の請求項2に記載の発明は、手に装着可能で且つ手に装着した際掌を被覆する掌被覆面と、各指が挿入され開脚自在な指挿入部とからなるグローブ部と、基台に複数本のブリッスルが植設されたブラシユニットからなるペット用ブラシにおいて、少なくとも上記グローブ部の各指挿入部の掌被覆面側に上記ブラシユニットをそれぞれ独立して配置したものである。この様に構成すると、上記効果に加え、グローブ部と、ブラシユニット部を別々に製造し接着手段などで完成させる事が出来るので、製造コストを低減できる効果がある。またブラシユニットが基台を有すので、こしの有るしっかりとしたブリッスルを植設可能となる。 【0006】 本発明の請求項3に記載の発明は、手に装着可能で且つ手に装着した際掌を被覆する掌被覆面と、各指が挿入され開脚自在な指挿入部とからなるグローブ部と、基台に複数本のブリッスルが植設されたブラシユニットからなるペット用ブラシにおいて、上記グローブ部の各指挿入部の掌被覆面側の又部を除く位置に上記ブラシユニットを配置したものである。この構成により、上記のようなこしのあるしっかりとしたブリッスルが植設されたブラシユニットが掌全体に配置されるにもかかわらず、指が自由に開閉しやすいので使用後の絡み付いた抜け毛を取り易くするための指の拡開作業がスムーズに行える。 【0007】 本発明の請求項4に記載の発明は、上記請求項3に記載の各指挿入部と掌被覆面に配置されるブラシユニットが可撓性部材により連結されているものである。この様に構成すると複数のブラシユニットを一体的に成形することが出来、製造コストをさらに低減する事が出来る。 【0008】 【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1実施例の正面図であり、各指がそれぞれ独立して挿入可能な指挿入部11乃至15を有すグローブ部1にブラシユニット2(21〜26)が貼着されている。 【0009】グローブ部1は皮や人工皮革、布など手を挿入し自由に動かすのに適した硬さをもつ材質からなり、多くの人に使用出来るように全体的にやや大き目に作られている。 【0010】ブラシユニット2は図2の断面図から明らかなように、基台3と基台3上に植設されたブリッスル4からなり、ブラッシング効果を高められるように、ブリッスル4にこしをもたせている。こしを持たせるためには、図2のようにプラスチックやシリコン、ゴムなどの材質で基台3と一体的に成形する方法や、図3のようにシート状の基台7に穴を開け、ピン8を植設する方法もある。 【0011】この実施例ではブラシユニット2は掌被覆部16と指挿入部11乃至15の掌側に固定されているが、掌被覆部16のブラシユニット2はさらに二つ以上に分割されても良い。分割する場合は図4に示すようにブラッシング方向に沿って分割されるのがブラッシング時の抵抗に抗する力が落ちず都合が良い。ブラシユニット2は掌被覆部16と指挿入部11〜15の間で間隙20が形成される。この間隙20により、指挿入部11〜15の間の又部35の動きが自由なものとなる。 【0012】次にこのペット用ブラシの使い方について説明する。まず、通常の手袋をはめるのと同様に左右いずれかの手にはめ、ペットの毛並みに沿って手を動かしブラッシングをする。この際、手を自然にペットに沿わせようとすると図5に示すように各ブラシユニット2の間に存在した間隙20が無くなり、各ブラシユニット2が連接される。したがって大きなブラシ面が一体的に形成され、効率よく良好なブラッシングが実現できる。この時図6の断面図に示す様に各ブラシユニット2の基台3の端部31がそれぞれ圧接されるので、ブラッシング時の抵抗に対しても各ブラシユニット2の間が拡開することや、ぐらつくことがなく、しっかりとしたブラッシングが可能となる。これは基台3の厚みがあることで作用する。したがって図7に示すように基台70を断面コの字状に形成して、端部71の面積を大きくする様にしても良い。なお、あごの下などの狭い個所では個々の指を単独で使用することで対応が可能となり、都合が良い。 【0013】ブラッシングが完了するとブラシユニット2に抜け毛40が絡み付くことになるがこの抜け毛40は手を広げることで簡単に処理することができる。すなわち、図8に示すように、グローブ部1が広がると各指挿入部11〜15に間隔50が出来、 この間隔50に存在する抜け毛40は容易に採る事が出来、この抜け毛40に連なっているブラシユニット2内の抜け毛40もつられて採れる。なおこの間隔は完全な空間である必要はなく、各指挿入部の間が軟質な材質で連結されていても各ブラシユニット2の間隔は広がるので同様な効果は奏する。また間隙20が広がるので、間隙20に存在する抜け毛40も採れやすくなる。 【0014】 【他の実施例】図9は他の実施例を示す正面図であり、グローブ部1の各指挿入部12,13,14、15から掌被覆部16に亘って縦長のブラシユニット51が4本形成されている。この場合も指挿入部の又部52にはブラシユニット51は存在しないので指は自由に動く。 【0015】なお上記各実施例では独立したブラシユニットを間隙をあけてグローブ部に配設しているが、複数のブラシユニットを薄肉の連結部55を介して一体的に成形し、グローブ部に固定しても良い。(図10参照)図11はさらに他の実施例であり、グローブ部61に直接ブリッスル62を植設した例である。この場合、植設基台とするため、グローブ部61は掌側においてやや厚みを有してなり、ブリッスル62がブラッシング時に容易に倒れないようにしている。この場合のグローブ部61の材質は布よりもゴムや合成樹脂などが望ましく、グローブ部61の掌面の厚みで形成した植設基台に上記実施例の基台と同様の役割を持たせている。又部63にはブリッスル62を植設しないのでこの部分だけ厚みを薄くして、指の動きをスムーズにする事も出来る。 【0016】また指挿入部は指の開閉力によって互いに接離自在となるが、ブラッシング時に指を開こうとする力が働くので、この力に負けないように各指挿入部間に着脱自在な連結手段90を形成しても良い。この場合、ブラッシング終了時に抜け毛を採るために連結を解除する時は他方の手で開脚させることになるが、連結力はさほど強くしない場合は片手で簡単に解除可能である。連結手段としては図12に示すようなホック係合方式のような凹凸係合体以外に例えば面ファスナーやマグネットなどを利用しても良い。 【0017】なお以上説明してきた実施例では指挿入部が各指毎に独立して5本形成された例を示してきたが、一つの指挿入部に2本以上の指を挿入可能なものであっても良く、全体として親指の指挿入部以外に指挿入部が2個以上あれば良い。 【0018】 【考案の効果】以上のようにこの発明に係るブラシは、手に装着可能なグローブ部に、各指が挿入され開脚自在な指挿入部を形成し、少なくとも指挿入部の掌側に多数本のブリッスルを植設する植設基台を形成しているので、指を閉じれば大きなブラシ面を有すペット用ブラシとして使用出来、ブラッシング終了後は指を開くことで絡み付いた抜け毛が簡単に処理出来る。また植設基台を形成することでブリッスルのぐらつきがなくなり、しっかりとしたブラッシングが出来るようになる。また請求項2に記載の発明では、手に装着可能で且つ手に装着した際掌を被覆する掌被覆面と、各指が挿入され開脚自在な指挿入部とからなるグローブ部と、基台に複数本のブリッスルが植設されたブラシユニットからなるペット用ブラシにおいて、少なくとも上記グローブ部の各指挿入部の掌被覆面側に上記ブラシユニットをそれぞれ独立して配置したので、上記効果に加え、グローブ部と、ブラシユニット部を別々に製造し接着手段などで完成させる事が出来るので、製造コストを低減できる効果がある。またブラシユニットが基台を有すので、こしの有るしっかりとしたブリッスルを植設可能となる。また請求項3に記載の発明では、手に装着可能で且つ手に装着した際掌を被覆する掌被覆面と、各指が挿入され開脚自在な指挿入部とからなるグローブ部と、基台に複数本のブリッスルが植設されたブラシユニットからなるペット用ブラシにおいて、上記グローブ部の各指挿入部の掌被覆面側の又部を除く位置に上記ブラシユニットを配置したので、上記のようなこしのあるしっかりとしたブリッスルが植設されたブラシユニットが掌全体に配置されるにもかかわらず、指が自由に開閉しやすいので使用後の絡み付いた抜け毛を取り易くするための指の拡開作業がスムーズに行える作用効果を有す。さらには請求項4に記載の発明では、上記請求項3に記載の各指挿入部と掌被覆面に配置されるブラシユニットが可撓性部材により連結したので、複数のブラシユニットを一体的に成形することが出来、製造コストをさらに低減する事が出来る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000164461 【氏名又は名称】九州日立マクセル株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年9月17日(1998.9.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−83735(P2000−83735A) |
| 【公開日】 |
平成12年3月28日(2000.3.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−262201 |
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