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【発明の名称】 再剥離可能な手鏡
【発明者】 【氏名】富沢 久哉

【要約】 【課題】消費者の嗜好に応じて、好きな商品に何度でも取り替えて手鏡を取り付けるようにする。

【解決手段】鏡本体の一部に粘着部材を設けた携行に適した小型の鏡において、粘着部材の粘着力を、取り付ける相手部材への粘着及び取り剥がしを繰り返して行うことができる程度の粘着力とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 鏡本体の一部に粘着部材を設けた携行に適した小型の鏡であり、該粘着部材の粘着力が取り付ける相手部材への粘着及び取り剥がしを繰り返して行うことができる程度の粘着力としたことを特徴とする手鏡。
【請求項2】 前記粘着部材が、第2面の粘着力が第1面の粘着力の1/2〜1/5である両面テープを用いたことを特徴とする手鏡。
【請求項3】更に任意にストライプ等の取り付け穴を有していることを特徴とす請求項1又は2記載の手鏡。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、携帯電話等の商品に繰り返し貼って剥がせる携帯用の簡易な手鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、女子中学生、高校生、大学生、OL向けのヒット商品の傾向として、人気の高い物は、かわいい」商品である。中でも携帯電話関連の小物が人気が高い。そこで、本発明者は、このような人気商品に容易に貼り付けることができるだけでなく、何度も取り外しができる手鏡を発案した。
【0003】従来の同種手鏡においては、手鏡を取り付ける相手の商品との剥離防止のために、両面テープ等粘着部材において、手鏡側の粘着面の粘着力のみならず、取り付ける相手側商品側の粘着面の粘着力も相当強力にしており、従って、手鏡を一旦携帯電話等の商品に取り付けてしまった場合には手鏡を該商品から取り外すことは困難であった。他の商品、例えば手帳に該手鏡の取り付けを取り替えけたいと考えたような場合には、手鏡を携帯電話等の商品から容易に取り外しをすることはできず大変不便であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようとする問題点は、消費者の嗜好に応じて、好きな商品に取り替えて手鏡を取り付けできない点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すべく、本発明者は、鏡本体の一部、好ましくは鏡本体の背面に粘着部材を設け、その粘着部材の粘着力を取り付ける相手部材への粘着及び取り剥がしを繰り返して行うことができる程度の粘着力とすることを見出した。このためには、例えば、両面テープの粘着力を第2面(手鏡を取り付ける相手の商品と粘着する面)の粘着力が、第1面(手鏡本体と粘着する面)の粘着力の1/2〜1/5程度とすることを見出した。また、任意に、ストライプ等の取り付け穴を設けることも本発明の特徴の一つである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、携行に適した小型の鏡であり、鏡本体の一部、好ましくは背面に粘着部材を設けており、その粘着部材の粘着力が、鏡を取り付ける相手部材への粘着及び取り剥がしを繰り返して行うことができる程度の弱い粘着力を有している手鏡である。
【0007】更には、ストライプ等の取り付け穴を本体の一部に設けて手鏡である。これによって、好みの商品に容易に取り付け、取り外しができるという目的を、簡便に実現した。
【0008】本発明における取り付け、取り外し可能な相手の商品としては、例えば携帯電話、手帳、筆箱等が考えられるが本発明の手鏡を貼り付けることができる物であれば特に制限はない。
【0009】本発明における粘着部材としては、両面テープが好ましく用いることができる。この両面テープは、鏡の本体(蓋を含む)に設けるが、本体背面に貼り付けると都合がよい。
【0010】両面テープの大きさは特に制限はなく適宜の大きさとすることができる。この鏡本体背面部に貼り付けられる粘着面を第1面とし、該第1面は強粘着の粘着材を用いて、両面テープはしっかりと鏡本体に設置される。これに対して、第2面は、剥離テープでカバーされているが、その粘着力は弱く、再剥離可能であり、取り付ける相手部材への粘着及び取り剥がしを繰り返し、例えば2回から300回程度行うことができる程度の粘着力を有している。
【0011】前記粘着部材は、第2面の粘着力が第1面の粘着力の1/2〜1/5である両面テープを用いると好みの商品に手鏡を容易に取り付け、取り外しができるという目的を達することができる。
【0012】粘着部材の粘着力が低下したような場合でも、本発明品は本体(蓋を含む)の一部に穴を設けているので、ここにひも、チェーン等の連結部材を通すことによって、携帯電話、等と結び付けることができる。
【0013】
【実施例】実施例1図1は、本発明品の1実施例の蓋を開けた状態の正面図である。1は、鏡本体で、ポリプロピリン製でできている。本体手前側にガラス厚1mmのミラー2が設けられている。粘着部材として両面テープ3が本体背面に設置されている。
【0014】本実施例における両面テープとしては、東洋インキ製のダブルフェーズDF8320(東洋インキの商標)を用いた。この両面テープは、第1面側に強粘着の粘着材、第2面側に再剥離可能な粘着材をフィルム支持体に塗布した両面粘着テープである。第2面の外側に剥離ライナーを設けている。支持体のフィルムは透明で強靭である。粘着テープの厚さは第1面第2面とも0.080mmであり、剥離ライナーの厚さは0.100mmである。本実施例で用いた両面テープの性能の実測値は、粘着力(180度ピール)が、第1面、第2面それぞれ、116.0、35(gf/25mm,JISZ1528)であり、保持力(40℃X1Kg)が0.0、0.0mm)、ボールタック(J.Dow法、JISZ0237)は、9、10であった。
【0015】このような本実施例の鏡は、携帯電話の本体表面樹脂部にしっかりと粘着し、脱落することはなかった。そして、携帯電話からの剥離も極めて容易であった。携帯電話本体樹脂部への取り付け及び取り剥がしは200回以上行ったが、携帯電話への粘着は維持できた。
【0016】実施例3実施例と同様の鏡を樹脂性ペンケースの樹脂部に取り付け、取り外しを繰り返した。その結果、取り付け及び取り剥がしは200回以上行ったが、ペンケースへの粘着は維持できた。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の手鏡は、本体背面に再剥離可能の粘着部材を設けているので、好みの商品に取り付けることができるいう利点がある。また、本体に穴を設けているので、粘着力が低下した場合にもひも等で商品に取り付けることができる。
【出願人】 【識別番号】399008601
【氏名又は名称】株式会社 エムアンドティプラニング
【出願日】 平成11年3月3日(1999.3.3)
【代理人】 【識別番号】100094802
【弁理士】
【氏名又は名称】佐伯 健兒
【公開番号】 特開2000−245530(P2000−245530A)
【公開日】 平成12年9月12日(2000.9.12)
【出願番号】 特願平11−54904