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【発明の名称】 雨傘用発光装置
【発明者】 【氏名】宮原 貞夫

【要約】 【課題】雨の日に開いた雨傘のトップが輝光するようにした雨傘用発光装置を提供する。

【解決手段】雨傘Aの石突きBに被冠できる本体1に、電源電池3を内蔵するとともに、発光灯(例;LED)を透視可能に備え、該発光灯の電源回路をオン/オフする雨滴センサー7を本体頂部に露出して設け、雨滴センサー7が雨を感知すると開いた雨傘Aのトップ(石突き)が輝光するように構成した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 雨傘の石突きに被冠できる本体に、電源電池を内蔵するとともに、発光灯を透視可能に備え、該発光灯の電源回路をオン/オフする雨滴センサーを本体頂部に露出して設けたことを特徴とする雨傘用発光装置。
【請求項2】 前記本体が、雨傘の石突き嵌合凹溝を有する第1ブロックと、電池収納室を有する第2ブロックと、発光灯設置室を有する第3ブロックとを積層状に設けてなり、前記第1ブロックと第2ブロックは電池交換のために着脱可能に固着され、前記第3ブロックは透明材により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の雨傘用発光装置。
【請求項3】 前記発光灯の電源回路中に、点滅手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の雨傘用発光装置。
【請求項4】 前記雨滴センサーが、本体頂部の隆起部に対して相対的に没入した部分に設けたことを特徴とする請求項1〜3のうちの1に記載の雨傘用発光装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨の日に開いた雨傘のトップが輝光するようにした雨傘用発光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】雨の日の交通事故を防ぐために、雨傘の布帛部分を目立つ色の黄色に着色したものがある。黄色はドライバーから確認し易く、所定の効果が得られることは確かである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、雨の日は遠目が利かない場合が多く、特に、学童が家路に向かう時間帯や暮れ掛かっている夕方などの時間帯における雨の日には『黄色』が充分に機能しないという問題があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決するためのもので、雨の薄暗い日でもドライバーが的確に確認できるようにした雨傘用発光装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明は、雨傘の石突きに被冠できる本体に、電源電池を内蔵するとともに、発光灯を透視可能に備え、該発光灯の電源回路をオン/オフする雨滴センサーを本体頂部に露出して設けたことを特徴とし、雨滴センサーが雨を感知すると開いた雨傘のトップが輝光するように構成した。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記本体が、雨傘の石突き嵌合凹溝を有する第1ブロックと、電池収納室を有する第2ブロックと、発光灯設置室を有する第3ブロックとを積層状に設けてなり、前記第1ブロックと第2ブロックは電池交換のために着脱可能に固着され、前記第3ブロックは透明材により構成されていることを特徴とし、構造至簡にして電池交換も容易なように構成した。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明は、前記発光灯の電源回路中に、点滅手段を備えたことを特徴とし、発光灯の輝光をより強調できるように構成した。
【0008】さらに、請求項4に記載の発明は、前記雨滴センサーが、本体頂部の隆起部に対して相対的に没入した部分に設けたことを特徴とし、雨が止んで傘をつぼめ歩くときに、石突きを被冠している雨滴センサーが地面に直に触れないように構成した。
【0009】
【発明の実施の態様】次に、本発明の実施の態様を図1、図2に基づいて説明する。図1は本願装置と雨傘との関係を示す略示的斜視図、図2は本願装置の拡大断面図である。
【0010】本願装置の本体1は、雨傘Aの石突きBに被冠できる嵌合凹溝2を有する第1ブロック1aと、電源電池3の収納室4を有する第2ブロック1bと、発光灯5を設置した設置室6を有する第3ブロック1cとを下からこの順に積層状に設けてなる。
【0011】前記第1ブロック1aの嵌合凹溝2は、雨傘Aの既製の石突きBの形状に合わせて複数種用意してもよいが、嵌合凹溝2を必要な大きさに形成しておき、石突きBとの間に適宜詰め物(図示せず)を充填できるようにする場合もある。
【0012】前記電源電池3は、図示の場合は、1.5Vのボタン電池を2個使用しているが、他の形状の電池を使用しても良いし、その使用個数も自由に決定して良いことは勿論である。
【0013】前記本体1の頂部には雨滴センサー7が露出して設けられている。該雨滴センサー7は雨滴を感知して前記発光灯5の電源回路(図示せず)をオンし、該オン状態は雨滴が付着している限り継続するようになっている。換言すれば、雨が止んで、付着した雨滴が乾くか、家にたどり着くかして付着した雨滴を拭取ると、前記発光灯5の電源回路(図示せず)をオフするようになっている。
【0014】前記第1ブロック1aと第2ブロック1bは電気が消耗したときに、新しい電池を交換のために着脱可能に固着されている。該固着手段として図の場合には第1ブロック1aと第2ブロック1bとの嵌合部8を挿通するビス9を示しているが、これ以外の手段であってもよい。例えば、第1ブロック1aと第2ブロック1bとの嵌合部8に雌雄ネジを形成してもよい。
【0015】前記発光灯5を設置した設置室6を有する第3ブロック1cは透明材により構成し、発光灯5が外部から透視可能になっている。透明材としてはアクリル樹脂などを利用するとよい。該発光灯5は特に問わないが、実施例では2個のLEDを利用している。該発光灯(LED)5の姿勢を安定させるため、該発光灯設置室6内に透明物質(例;アクリル溶融樹脂)10をホルダーとして充填することもある。
【0016】前記発光灯5は単純に点灯するのみでも良いが、発光灯5の輝光をより強調できるようにするため点滅するようにすると良い。該点滅は、例えば、発光灯5を設置した基板11に配線した回路中にトランジスターなどを利用してなる点滅手段(図示せず)を備えることにより可能である。
【0017】前記雨滴センサー7は、本体頂部の隆起部12に対して相対的に没入している部分(図上では中央部)13に設けるようにすると良い。これは雨が止んで傘をつぼめ歩くときに、雨傘Aの石突きBを被冠している本体1の頂部が地面に当たるように使用されることを考慮したものである。即ち、雨滴センサー7が地面に直に触れないように構成している。
【0018】前記本願装置の本体1は、雨傘Aの石突きBに嵌合凹溝2を嵌めた後、石突きBと嵌合凹溝2との間を接着剤などにより固着することがよい。勿論、雨傘Aの製造段階では本体1自身が石突きBを構成していてもよい。
【0019】なお、上記実施の態様では示していないが、前記第1ブロック1a、第2ブロック1b及び第3ブロック1cからなる本体1は、テレビ漫画その他の人気キャラクターや動物や植物その他の形状を模して形成してもよい。
【0020】また、発光灯5を設置した設置室6内又は他の適当な部位に雨滴センサー7により作動するブザー音などを発生させる小型の音響発生器(図示せず)を設置してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、雨傘の石突きに被冠できる本体に、電源電池を内蔵するとともに、発光灯を透視可能に備え、該発光灯の電源回路をオン/オフする雨滴センサーを本体頂部に露出して設けたことを特徴としているから、雨滴センサーが雨を感知すると開いた雨傘のトップが輝光し、雨の降る薄暗い日でもドライバーが的確に雨傘を確認でき、雨の日の交通事故を未然に防ぐことが可能になるという優れた効果を奏するものである。
【0022】また、請求項2に記載の発明は、前記本体が、雨傘の石突き嵌合凹溝を有する第1ブロックと、電池収納室を有する第2ブロックと、発光灯設置室を有する第3ブロックとを積層状に設けてなり、前記第1ブロックと第2ブロックは電池交換のために着脱可能に固着され、前記第3ブロックは透明材により構成されていることを特徴としているから、構造至簡にして故障がすくなく、しかも電池交換が容易にできるという優れた効果を奏するものである。
【0023】さらに、請求項3に記載の発明は、前記発光灯の電源回路中に、点滅手段を備えたことを特徴としているから、単に発光灯が輝光するに比し、その輝光状態をドライバーなどにより強調することができるという優れた効果を奏するものである。
【0024】さらに、請求項4に記載の発明は、前記雨滴センサーが、本体頂部の隆起部に対して相対的に没入した部分に設けたことを特徴としているから、雨が止んで傘をつぼめ歩くときに、石突きを被冠している本体の頂部が地面を突くように使用されても、雨滴センサーを地面に直に触れさせないという優れた効果を奏するものである。
【出願人】 【識別番号】594059695
【氏名又は名称】株式会社アルゴス
【出願日】 平成10年8月26日(1998.8.26)
【代理人】 【識別番号】100083792
【弁理士】
【氏名又は名称】羽村 行弘
【公開番号】 特開2000−70019(P2000−70019A)
【公開日】 平成12年3月7日(2000.3.7)
【出願番号】 特願平10−256015