| 【発明の名称】 |
装飾チェーン用のデザインパーツとその製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】並木 啓政
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| 【要約】 |
【課題】製造が簡単で、製造コストが安く製造することができる装飾チェーン用のデザインパーツを提供することを課題とする。
【解決手段】首に掛けて垂らす装飾チェーンの途中に係止するようにしたデザインパーツ1であって、貫通される装飾チェーンの直径より僅かに大きな貫通孔1a,1bが対向した位置の2箇所に穿設された貴金属製の殻体1cの中に、中空の弾性材1dを有するように形成されたことを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツ。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 首に掛けて垂らす装飾チェーンの途中に係止するようにしたデザインパーツ(1)であって、貫通される装飾チェーンの直径より僅かに大きな貫通孔(1a,1b)が対向した位置の2箇所に穿設された貴金属製の殻体(1c)の中に、中空の弾性材(1d)を有するように形成されたことを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツ。 【請求項2】 前記中空の弾性材(1d)として、シリコンゴムとしたことを特徴とする請求項1に記載の装飾チェーン用のデザインパーツ。 【請求項3】 前記中空の弾性材(1d)として、天然ゴムとしたことを特徴とする請求項1に記載の装飾チェーン用のデザインパーツ。 【請求項4】 前記貴金属製の殻体(1c)の形状は、球体としたことを特徴とする請求項1に記載の装飾チェーン用のデザインパーツ。 【請求項5】 前記貴金属製の殻体(1c)の形状は、ミラーボール状としたことを特徴とする請求項1に記載の装飾チェーン用のデザインパーツ。 【請求項6】 貴金属製パイプ(2)の中に弾性材チューブ(3)を有する素材(4)を製造する工程と、前記素材(4)を間欠的に回転させるとともに軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、前記移動方向の後方側から前方側に行くに従って順次半殻体(1c′)の形状に近づくように複数の凹型(51,52,53,54)を形成した一対の金型(5,5)で、前記素材(4)を間欠的にプレスして、殻体(1c)の中に中空の弾性材(1d)を有するデザインパーツ(1)を連接して形成する工程と、この連接して形成されたデザインパーツ(1)を切り離す工程とよりなることを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツの製造方法。 【請求項7】 貴金属製パイプ(2)の中に弾性材(3′)を充填した素材(4)を製造する工程と、前記素材(4)を間欠的に回転させると共に軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、前記移動方向の後方側から前方側に行くに従っって順次半殻体(1c′)の形状に近づけるように複数の凹型(51,52,53,54)を形成した一対の金型(5,5)で、前記素材(4)を間欠的にプレスして、殻体(1c)の中に弾性材(1d′)を有するデザインパーツ(1)を連接して形成する工程と、この連接して形成されたデザインパーツ(1)を切り離す工程とよりなることを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツの製造方法。 【請求項8】 貴金属製パイプ(2)の中に弾性材チューブ(3)を有する素材(4)を製造する工程と、前記素材(4)を軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、半殻体(1c′)の形状に類似した複数の凹型(51′,52′,53′,54′)を形成した一対の金型(5,5)で、前記素材(4)を間欠的にプレスして、殻体(1c)の中に中空の弾性材(1d)を有するデザインパーツ(1)を連接して形成する工程と、この連接して形成されたデザインパーツ(1)を切り離す工程とよりなることを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツの製造方法。 【請求項9】 貴金属製パイプ(2)の中に弾性材(3′)を充填した素材(4)を製造する工程と、前記素材(4)を軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、半殻体(1c′)の形状に類似した複数の凹型(51′,52′,53′)を形成した一対の金型(5,5)で、前記素材(4)を間欠的にプレスして、殻体(1c)の中に弾性材(1d′)を有するデザインパーツ(1)を連接して形成する工程と、連接して形成されたデザインパーツ(1)を切り離す工程とよりなることを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツの製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、首に掛けて垂らす装飾チェーンの途中に係止するようにしたデザインパーツおよびその製造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図9は従来の装飾チェーン用のデザインパーツの製造方法の一例を示す概念図である。この例はデザインパーツを貴金属の丸球にて構成した例を示すものであり、第1工程は先ず半球型11aおよび11bをロウ付け加工あるいは熱溶着加工によって丸球11を形成し、この丸球11の対向した位置に孔部14,14を穿孔する。第2工程はこの丸球11を型16内にセットし、未架橋シリコンゴムを丸球11内の空洞部13内に流し込み、この状態を維持して加熱して架橋させシリコンエラストマー15が丸球11内に充填された構造とする。第3工程はシリコンエラストマー15に針状物にて小さな孔部17を開ける工程であり、最後に第4工程で孔部17内にチェーン12を挿通してチェーン状装身具が完成するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来のデザインパーツの製造方法では、先ず半球型11aおよび11bをロウ付け加工あるいは熱溶着加工によって丸球11を形成してこれに孔部14,14を穿孔し、この丸球11を型16内にセットし、未架橋シリコンゴムを丸球11内の空洞部13内に流し込み、この状態を維持して加熱して架橋させて、シリコンエラストマー15が丸球11内に充填され、このシリコンエラストマー15に針状物にて小さな孔部17を開け、この孔部17内にチェーン12を挿通しなければならず、そのデザインパーツが小さくなればなるほど、製造が面倒で、製造コストが高くなるといった問題があった。この発明は、製造が簡単で製造コストが安く製造することができる装飾チェーン用のデザインパーツとその製造方法を提供することを目的としたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、首に掛けて垂らす装飾チェーンの途中に係止するようにしたデザインパーツ1であって、貫通される装飾チェーンの直径より僅かに大きな貫通孔1a,1bが対向した位置の2箇所に穿設された貴金属製の殻体1cの中に、中空の弾性材1dを有するように形成されたことを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツ1としたものである。 【0005】また、請求項2に係る発明は、前記中空の弾性材1dとして、シリコンゴムとしたことを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツしたものである。 【0006】また、請求項3に係る発明は、前記中空の弾性材1dとして、天然ゴムとしたことを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツとしたものである。 【0007】また、請求項4に係る発明は、前記貴金属製の殻体1cの形状を球体としたことを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツとしたものである。 【0008】また、請求項5に係る発明は、前記貴金属製の殻体1cの形状をミラーボール状としたことを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツしたものである。 【0009】また、請求項6に係る発明は、貴金属製パイプ2の中に弾性チューブ3を有する素材4を製造する工程と、前記素材4を間欠的に回転させるとともに、軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、前記移動方向の後方側から前方側に行くに従って順次半殻体1c′の形状に近づけるように複数の凹型51,52,53,54を形成した一対の金型5,5で、前記素材4を間欠的にプレスして、殻体1cの中に中空の弾性合成樹脂材1dを有するデザインパーツ1を連接形成する工程と、連接形成されたデザインパーツ1を切り離す工程とよりなることを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツの製造方法したものである。 【0010】また、請求項7に係る発明は、貴金属製パイプ2の中に弾性材3′を充填した素材4を製造する工程と、前記素材4を間欠的に回転させるとともに軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、前記移動方向の後方側から前方側に行くに従って順次半殻体1c′の形状に近づけるように複数の凹型51,52,53,54を形成した一対の金型5,5で、前記素材4を間欠的にプレスして、殻体1cの中に弾性材1d′を有するデザインパーツ1を連接して形成する工程と、この連接して形成されたデザインパーツ1を切り離す工程とよりなることを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツの製造方法したものである。 【0011】また、請求項8に係る発明は、貴金属製パイプ2の中に弾性材チューブ3を有する素材4を製造する工程と、前記素材4を軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、半殻体1c′の形状に類似した複数の凹型51′,52′,53′を形成した一対の金型5,5で、前記素材4を間欠的にプレスして、殻体1cの中に中空の弾性材1dを有するデザインパーツ1を連接して形成する工程と、この連接して形成されたデザインパーツ1を切り離す工程とよりなることを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツの製造方法したものである。 【0012】また、請求項9に係る発明は、貴金属製パイプ2の中に弾性材3′を充填した素材4を製造する工程と、前記素材4を軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、半殻体1c′の形状に類似した複数の凹型51′,52′,53′を形成した一対の金型5,5で、前記素材4を間欠的にプレスして、殻体1cの中に弾性材1d′を有するデザインパーツ1を連接して形成する工程と、連接して形成されたデザインパーツ1を切り離す工程とよりなることを特徴とする装飾チェーン用のデザインパーツの製造方法したものである。 【0013】 【実施の形態】図1はこの発明の装飾チェーン用のデザインパーツの実施の形態を示すもので、首に掛けて垂らす装飾チェーンの途中に係止するようにしたデザインパーツ1であって、貫通される装飾チェーンの直径より僅かに大きな貫通孔1a,1bが対向した位置の2箇所に穿設された、金や銀やプラチナなどの貴金属製の殻体1cの中に、中空の弾性材1dを有するように形成したものである。前記中空の弾性材1dとしては、例えばシリコンゴムや天然ゴムや軟質プラスチックなどである。また、前記貴金属製の殻体1cの形状は、図1に示すように、球体としたり、図示しないが、ミラーボール状としてもよい。 【0014】また、請求項6に係る発明の装飾チェーン用のデザインパーツ1の製造方法は、図2に示すように、金や銀やプラチナなどの貴金属製パイプ2の中に、シリコンゴムや天然ゴムや軟質プラスチックなどの弾性チューブ3を挿入した素材4を製造する工程と、図3に示すように、前記素材4を矢印Aで示すように間欠的に回転させるとともに、矢印Bで示すように軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、前記移動方向の後方側から前方側に行くに従って順次半殻体1c′の形状に近づけるように複数の凹型51,52,53,54を形成した一対の金型5,5で、前記素材4を間欠的にプレスして、殻体1cの中に中空の弾性材1dを有するデザインパーツ1を連接形成する工程と、連接形成されたデザインパーツ1を鋏などの截断工具で切り離す工程とよりなるものである。 【0015】また、請求項7に係る発明の装飾チェーン用のデザインパーツ1の製造方法は、図4に示すように、金や銀やプラチナなどの貴金属製パイプ2の中に、シリコンゴムや天然ゴムや軟質プラスチックなどの弾性材3′を挿入した素材4を製造する工程と、図5に示すように、前記素材4を矢印Aで示すように間欠的に回転させるとともに、矢印Bで示すように軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、前記移動方向の後方側から前方側に行くに従って順次半殻体1c′の形状に近づけるように複数の凹型51,52,53,54を形成した一対の金型5,5で、前記素材4を間欠的にプレスして、殻体1cの中に弾性材1d′を有するデザインパーツ1を連接して形成する工程と、この連接して形成されたデザインパーツ1を鋏などの截断工具で切り離す工程とよりなるものである。 【0016】なお、請求項6および請求項7に係る発明において、前記素材4を矢印Bで示すように、軸に沿う方向に間欠的に移動させ移動ピッチは、形成される1個のデザインパーツ1の直径の長さに相当するようになっている。 【0017】また、請求項8に係る発明の装飾チェーン用のデザインパーツ1の製造方法は、図2に示すように、金や銀やプラチナなどの貴金属製パイプ2の中に、シリコンゴムや天然ゴムや軟質プラスチックなどの弾性材チューブ3を挿入した素材4を製造する工程と、図6に示すように、前記素材4を矢印Bに示すように軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、半殻体1c′の形状に類似した複数の凹型51′,52′,53′,54′を形成した一対の金型5,5で、前記素材4を間欠的にプレスして、殻体1cの中に中空の弾性材1dを有するデザインパーツ1を連接して形成する工程と、この連接して形成されたデザインパーツ1を切り離す工程とよりなるものである。 【0018】また、請求項9に係る発明の装飾チェーン用のデザインパーツ1の製造方法は、図4に示すように、金や銀やプラチナなどの貴金属製パイプ2の中に、シリコンゴムや天然ゴムや軟質プラスチックなどの弾性材3′を挿入した素材4を製造する工程と、図7に示すように、前記素材4を矢印Bに示すように軸に沿う方向に間欠的に移動させる工程と、半殻体1c′の形状に類似した複数の凹型51′,52′,53′,54′を形成した一対の金型5,5で、前記素材4を間欠的にプレスして、殻体1cの中に弾性材1d′を有するデザインパーツ1を連接して形成する工程と、この連接して形成されたデザインパーツ1を切り離す工程とよりなるものである。 【0019】なお、請求項8および請求項9に係る発明において、前記素材4を矢印Bで示すように、軸に沿う方向に間欠的に移動させ移動ピッチは、形成される4個のデザインパーツ1の直径を合計した長さに相当するようになっている。したがって、一対の金型5,5の1回のプレスで4個のデザインパーツ1を形成することができる。この1回のプレスで形成されるデザインパーツ1の数は、一対の金型5,5の設計によって増減させることは可能である。 【0020】また、請求項6および請求項7に係る発明において、前記素材4を矢印Aで示すように、間欠的に回転させる手段、および請求項6〜請求項9に係る発明において、前記素材4を軸に沿う方向に間欠的に移動させ手段としては、周知の種々の手段が採用可能であるので、ここではその具体例は図示しない。 【0021】図8は前記のようにして製造されたこの発明のデザインパーツを用いて作られた装飾チェーンを示す図であり、図1に示すようなデザインパーツ1の殻体1cに形成された貫通孔1a,1bから、針状物などで中空の弾性材1dに孔を開け、この孔および前記貫通孔1a,1bを通して装飾チェーン6の折曲部6′を挿通する。この折曲部6′の端には飾り具7が取り付けられ、装飾チェーン6の両端には係止具8,8′が取り付けられて装飾チェーンが作られている。このように装飾チェーン6に取り付けられたデザインパーツ1を、矢印a,bに示すように動かすと、デザインパーツ1の中の中空の弾性材1dの弾性によって、デザインパーツ1は動かした位置に保持される。 【0022】 【発明の効果】請求項1に係る発明の装飾チェーン用のデザインパーツは、貫通される装飾チェーンの直径より僅かに大きな貫通孔が対向した位置の2箇所に穿設された貴金属製の殻体の中に、中空の弾性材を有するように形成されているので、前記貴金属製の殻体の対向した2箇所に穿設された貫通孔から、殻体の中の中空の弾性材に、針金などで容易に装飾チェーンを挿通する孔を開けることができる。 【0023】また、請求項6〜請求項9に係る発明のような装飾チェーン用のデザインパーツの製造方法としたことにより、装飾チェーン用のデザインパーツの製造が極めて簡単となり、製造コストも安く製造することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594077080 【氏名又は名称】株式会社並木製作所
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| 【出願日】 |
平成11年3月2日(1999.3.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076727 【弁理士】 【氏名又は名称】伊東 貞雄
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| 【公開番号】 |
特開2000−245516(P2000−245516A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月12日(2000.9.12) |
| 【出願番号】 |
特願平11−99209 |
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