| 【発明の名称】 |
玉葱の加工器 |
| 【発明者】 |
【氏名】福崎 博昭
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| 【要約】 |
【課題】玉葱を所定場所にセットするだけで根が自動的に切断されるようにして、作業者の労力軽減と、作業効率の向上を図る玉葱の加工器の提供。
【解決手段】玉葱A の根C群を周囲から掻き上げる掻上手段21 23と、前記掻上手段を駆動する掻上手段用駆動源と、掻き上げられた前記根C群の基端部を挟むように切断する切断具44と、前記切断具を駆動する切断具用駆動源とを具備する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 玉葱の根群を周囲から掻き上げる掻上手段と、前記掻上手段を駆動する掻上手段用駆動源と、掻き上げられた前記根群の基端部を挟むように切断する切断具と、前記切断具を駆動する切断具用駆動源とを具備する玉葱の加工器。 【請求項2】 前記掻上手段は、外周が玉葱の根群の基端部を囲むように集合する複数の回転ロールで構成されている請求項1の玉葱の加工器。 【請求項3】 前記回転ロールは、外周に植毛されている回転ブラシである請求項2の玉葱の加工器。 【請求項4】 前記回転ロールは、回転軸から外周までの距離が他の部分に比べて短い外周欠如部を具備し、前記掻上手段で前記根群を処理できる位置に玉葱がセットされたことを検知するセンサと、前記センサの検知信号に応答して前記掻上手段用駆動源を作動させて前記外周欠如部が玉葱の鱗茎に対向したときに前記掻上手段用駆動源を停止させる第1制御手段と、前記掻上手段用駆動源が停止した後に前記切断具用駆動源に作動信号を印加する第2制御手段を具備する請求項2又は請求項3の玉葱の加工器。 【請求項5】 前記切断具用駆動源は、掻上手段と鱗茎の間隔部から離れた退避位置から前記間隔部に前記切断具を進入させた後に該切断具を作動させる機能を具備する請求項1から請求項4の何れかの玉葱の加工器。 【請求項6】 前記掻上手段に対して玉葱のセット側から対向する部分には、前記掻上手段によって前記根群を掻き上げる方向と垂直方向に延びる茎挿入スリットが一端に開放するように形成された玉葱当接板が設けられていると共に、前記茎挿入スリットに前記玉葱の茎が挿入された状態で該玉葱が前記掻上手段の対向部にセットされたことを検知する茎切断用センサと、前記茎切断用センサからの検知信号で作動し且つ前記スリットから突出した茎を挟むように切断する茎切断具とを具備し、前記掻上手段を作動させる為の信号を出力する前記センサは、前記玉葱当接板から前記掻上手段側に移動した玉葱を検知するものである請求項1から請求項5の何れかの玉葱の加工器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、玉葱の根を出荷前に切断する玉葱の加工器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】玉葱は種々の料理の食材として用いられるが、収穫した状態の玉葱は、略球状に成長した鱗茎と称される食用に供される部分と、その上端から延びる茎と下端から延びる細い多数の根を有している。この玉葱は、温乾風に晒した後に茎や根を切断して出荷するが、従来は、鋏を利用した手作業で前記根等を切断していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のように根を手作業で切断する場合は、腕の疲労が激しく長時間の継続作業が困難である。又、乾燥した根群が鱗茎の一端から放射状に延びていることから、玉葱全体を回転させながら根群を切断する必要があり、迅速な切断作業には熟練を要する。 【0004】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、玉葱を所定場所にセットするだけで根が自動的に切断されるようにして、作業者の労力軽減と、作業効率の向上を図ることをその課題とする。 *1項【0005】 【課題を解決するための手段】前述した課題を解決するために講じた本発明の解決手段は、『玉葱の根群を周囲から掻き上げる掻上手段と、前記掻上手段を駆動する掻上手段用駆動源と、掻き上げられた前記根群の基端部を挟むように切断する切断具と、前記切断具を駆動する切断具用駆動源とを具備する』ことである。 【0006】上記手段は次のように作用する。掻上手段で処理できる部分に玉葱の根群が位置するように該玉葱をセットすると、掻上手段用駆動源で駆動される掻上手段は、玉葱の鱗茎の一端から放射状に延びている乾燥した根群をその周囲から掻き上げる。これにより、該根群の基端部を起立させる。 【0007】次に、上記根群が起立した頃に切断具用駆動源を作動させて切断具を動作させる。これにより、起立状態にある前記根群の基端部が前記切断具で切断される。 【0008】 【発明の効果】本発明は次の特有の効果を有する。掻上手段で処理できる部分に玉葱の根群が位置するように該玉葱をセットするだけで、前記根群が切断されるから、既述従来のように根群を手作業で切断する必要がなく、作業者の労力軽減が図れる。又、熟練を要する前記手作業が不要となるから、作業効率が向上する。 〈その他〉*2項前記掻上手段の具体的な構成としては、『前記掻上手段は、外周が玉葱の根群の基端部を囲むように集合する複数の回転ロールで構成されている』ものを採用することができる。このものでは、外周が根群の基端部を囲むように集合している回転ロールが、掻上用駆動源で回転せしめられ、該回転ロールで玉葱の根群が鱗茎から掻き上げられる。 *3項前記回転ロールとしては、外周面がスポンジや弾性ゴムで構成されているものを採用することも可能であるが、『前記回転ロールは、外周に植毛されている回転ブラシである』とすれば、ブラシ表面に根が引っ掛かってこれが効率よく掻き上げられる。 【0009】*4項上記2項又は3項のものにおいて、『前記回転ロールは、回転軸から外周までの距離が他の部分に比べて短い外周欠如部を具備し、前記掻上手段で前記根群を処理できる位置に玉葱がセットされたことを検知するセンサと、前記センサの検知信号に応答して前記掻上手段用駆動源を作動させて前記外周欠如部が玉葱の鱗茎に対向したときに前記掻上手段用駆動源を停止させる第1制御手段と、前記掻上手段用駆動源が停止した後に前記切断具用駆動源に作動信号を印加する第2制御手段を具備する』ものでは、根群が掻上手段で処理できる位置にセットされたときにセンサから出力される検知信号で前記掻上手段用駆動源が一時的に作動する。即ち、根群が掻き上げられて回転ロールの外周の外周欠如部(他の部分に比べて半径が短い部分)が鱗茎に対向すると、掻上手段を構成する回転ロールが停止する。従って、このロール停止時においては、該回転ロールの外周の半径が短い外周欠如部と玉葱の鱗茎の距離が大きく成ってこれら両者間に広い空間が形成される。そして、この広い空間で切断具が作動できる状態になる。即ち、根群を一回で確実に切断できる程大きな切断具でも動作できる広い空間が掻上手段と鱗茎の間に確保できる。そして、この状態で第2制御手段から出力される作動信号で切断具用駆動源が作動し、これにより、切断具で根群が切断される。 【0010】*5項前記1項〜4項のものにおいて、『前記切断具用駆動源は、掻上手段と鱗茎の間隔部から離れた退避位置から前記間隔部に前記切断具を進入させた後に該切断具を作動させる機能を具備する』ものでは、根群の掻き上げ動作時には前記根群近傍から離れた退避位置に切断具が退避しているから、該切断具が根群の掻き上げの邪魔になることがない。 【0011】*6項前記1項〜5項のものにおいて、『前記掻上手段に対して玉葱のセット側から対向する部分には、前記掻上手段によって前記根群を掻き上げる方向と垂直方向に延びる茎挿入スリットが一端に開放するように形成された玉葱当接板が設けられていると共に、前記茎挿入スリットに前記玉葱の茎が挿入された状態で該玉葱が前記掻上手段の対向部にセットされたことを検知する茎切断用センサと、前記茎切断用センサからの検知信号で作動し且つ前記スリットから突出した茎を挟むように切断する茎切断具とを具備し、前記掻上手段を作動させる為の信号を出力する前記センサは、前記玉葱当接板から前記掻上手段側に移動した玉葱を検知するものである』ものでは、一連の連続した作業で玉葱の根と茎が切断できる。 【0012】即ち、玉葱当接板に形成されたスリットに玉葱の茎を挿入して該玉葱を掻上手段の対向位置まで移動させると、このときに出力される茎切断用センサからの検知信号で茎切断具が作動し、これにより、玉葱当接板から突出する茎が切断される。次に、玉葱を掻上手段側に移動させると、該玉葱を検知するセンサの出力で掻上手段を構成する回転ロールが作動し始め、既述したように根群が切断される。 【0013】 【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態にかかる玉葱の加工器の断面図であり、図2は図1のII−IIラインの断面図である。上下に対向する矩形板状の底板(11)と天板(12)の四隅は支柱(14a) 〜(14c) で連結されており、天板(12)の近傍には玉葱の根を切断する為の根切断部(40)が設けられていると共に、その下方には茎を切断する為の茎切断部(60)が設けられている。 【0014】以下、各部の詳細を説明する。 [根切断部(40)について]根切断部(40)は根群を鱗茎から掻き上げる回転ブラシ(21)(22)(23)(24)等で構成される掻上手段と、これを駆動する掻上手段用駆動源たるブラシ用モータ(26)と、掻き上げられた根群の基端部を切断する切断具たる鋏(44)と、これを駆動する切断具用駆動源たるモータ(47)等と、玉葱が所定位置にセットされたことを検知する玉葱検出装置等を具備している。 【0015】*掻上手段について図1〜図3に示すように、天板(12)の一つのコーナ部近傍には、掻上手段を構成する回転ロールとしての四個の回転ブラシ(21)(22)(23)(24)が配設されていると共に、各回転ブラシ(21)(22)(23)(24)のブラシ部(21a) (22a) (23a) (24a) は回転軸(21b) (22b) (23b) (24b) に放射状に植毛されており、その植毛域は図1,図2に示すように約240度程度の範囲に制限されている。そして、この植毛されていない非植毛部(74)が、半径が他の部分に比べて短い既述外周欠如部となっている。又、ブラシ部(21a) (22a) (23a) (24a) の外周は図3のように玉葱の根群を接近させる為の掻上空間(42)を囲むように突き合わせ状態になっている。 【0016】上記回転ブラシ(21)(22)(23)(24)の回転軸(21b) (22b) (23b) (24b) は複数の笠歯車(25)を介して連結されていると共に、これらは、ブラシ用モータ(26)で回転されるようになっている。 *玉葱検出装置について根群が上記回転ブラシで掻き上げられる位置にセットされたことを検知する玉葱検知装置は、下端部が玉葱に当接する昇降ロッド(51)と、該昇降ロッド(51)を昇降自在に保持する筒状ホルダ(52)と、該筒状ホルダ(52)の上端に配設されたセンサーとしてのリミットスイッチ(33)から構成されている。このリミットスイッチ(33)は、自由端近傍が支持ブロック(30)で下方から受け止められたレバー(31)の先端に取付けられていると共に、該レバー(31)の基端部は支軸(35)で上下に回動し得るように回動自在に支持されている。 【0017】又、図1,図2に示すように、天板(12)の上面に設けられた起立板(36)の上端屈曲片(37)とレバー(31)の間には圧縮バネ(38)が介装されており、該圧縮バネ(38)の付勢力でレバー(31)が支持ブロック(30)上に押し付けられている。又、レバー(31)の側部には後述の往復カム(71)に上方から当接するカムフォロー(32)が突出している。 【0018】*切断具等について根群を切断する切断具たる鋏(44)は、モータ(47),ベース(19),ロッド(55)及び鋏(44)の後端の水平板(82)(85)に当接する当たり(16a) (16b) 等から構成される切断具用駆動源で駆動されるようになっている。既述往復カム(71)は天板(12)に形成された開口(15)内を移動すると共に、該往復カム(71)はスライダー(18)の上面に固定されている。そして、スライダー(18)は、これを貫通する案内杆(17)に案内されて直線的に移動するようになっている。 【0019】上記スライダー(18)は、回転円板(48)の周縁にピン(49)で一端が連結されたロッド(55)の他端にピン(41)で連結されたベースに取付けられていると共に、前記回転円板(48)はモータ(47)で回転されるようになっている。上記ベース(19)の上面には、回転ブラシ(21)(22)(23)(24)側に向けて開放する直線状のスリット(130) が形成されたガイド板(13)と、その上方の鋏(44)が配設されている。この鋏(44)は、図4に示すように、結合軸(45)で回動自在に結合された一対の切断刃(81)(84)を具備し、これら切断刃(81)(84)の結合軸(45)側の端部から互いに離反する方向に延びる水平板(82)(85)の端部は鋏(44)を開く方向に付勢する引っ張りバネ(80)で引っ張られている。 【0020】上記鋏(44)の結合軸(45)側端部から延びる水平板(82)(85)の前方には、器具本体の底板(11)に立設された起立板(10)に固定されている当り(16a) (16b) が設けられている。従って、鋏(44)が回転ブラシ(21)(22)(23)(24)側に移動してその基端部の水平板(82)(85)が当り(16a) (16b) に当たると、図4の想像線で示すように、引っ張りバネ(80)の付勢力に抗して鋏(44)の切断刃(81)(84)が閉じ、逆に、鋏(44)が同図の実線で示す初期位置まで後退すると引っ張りバネ(80)の付勢力で切断刃(81)(84)が開放状態になる。 [茎切断部(60)について]図2に示すように、器具本体の上下に対向する底板(11)と天板(12)の間に架設された壁板(62)には、茎切断用モータ(63)が取付けられており、その出力軸に取付けられた円板(64)の外周部に結合ピン(65)で結合されたロッド(66)の出力端にはスライド軸(67)が上下に貫通している。そして、該スライド軸(67)の上端は、玉葱当接板たる玉葱載置台(61)の下面に添設された逆U字状断面の形成された案内レール(77)に沿って移動するようになっている。又、スライド軸(67)には二本のアーム(68)(69)が回動自在に連結されていると共に、これらアーム(68)(69)によって茎切断具たる茎切断用鋏(57)が駆動されるようになっている。 【0021】上記茎切断用鋏(57)は、図5に示すように結合軸(50)で回動自在に結合された一対の切断刃(58)(59)を具備し、これら切断刃(58)(59)の結合軸(50)側の端部から互いに離反する方向に延びる水平板(53)(54)には、既述したアーム(68)(69)がピン(78)(79)で回動自在に結合されている。又、上記切断刃(58)(59)を回動自在に結合する前記結合軸(50)の上端は、図2に示すように玉葱載置台(61)に挿入されている。 【0022】尚、上記茎切断用鋏(57)の上方に位置する玉葱載置台(61)には、その一端に開放する茎挿入スリット(611) (掻上手段たる回転ブラシ(21)(22)(23)(24)によって前記根群を掻き上げる方向と垂直方向に延びている)が形成されていると共に、該茎挿入スリット(611) の奥部には茎切断用センサ(612) が設けられている。又、器具本体には上記ブラシ用モータ(26)やモータ(47)等を図6の順序で制御する図示しない制御装置が設けられている。 [動作説明]次に、上記実施の形態にかかる玉葱の加工器の動作を説明する。 【0023】図2の想像線で示すように、玉葱(A) の茎(B) を玉葱載置台(61)の茎挿入スリット(611) に挿入し、該茎(B) が茎挿入スリット(611) の奥部に配設された茎切断用センサ(612) に当接すると、該茎切断用センサ(612) からの信号で茎切断用モータ(63)が回転し始める。図2の状態から茎切断用モータ(63)が回転し始めると、ロッド(66)の出力端に取付けられたスライド軸(67)が案内レール(77)に案内されて玉葱(A) 側に直線移動すると共に、前記スライド軸(67)に押されて移動するアーム(68)(69)の先端で切断刃(58)(59)が閉じるように結合軸(50)を中心として回動せしめられる。これにより、玉葱(A) の茎(B) が切断され、その後円板(64)が図2に示す初期位置まで回動して停止する。 【0024】次に、手に持った玉葱(A) を上昇させると、該玉葱(A) の鱗茎(B) (食用に供する略球形の部分)の上端の根(C) (C) 群の集合部で昇降ロッド(51)が持ち上げられてセンサーたるリミットスイッチ(33)がON動作する。すると、図示しない制御装置が働いて各部を図6に示す順序で制御する。即ち、リミットスイッチ(33)のON信号をステップ(ST1) で確認した後に、ステップ(ST2) で回転ブラシ(21)(22)(23)(24)が図1の状態からn回転(nは整数)するまでブラシ用モータ(26)を回転させ、これにより、回転ブラシ(21)(22)(23)(24)の外周欠如部たる非植毛部(74)(74)が玉葱(A) の鱗茎(D) に対向した状態でこれらを停止させる。すると、図7に示すように、玉葱(A) の根(C) (C) 郡が回転ブラシ(21)(22)(23)(24)の前記回転によって鱗茎(D) から掻き上げられる。即ち、玉葱(A) の根(C) (C) 群を包囲するように集合した複数の回転ブラシ(21)(22)(23)(24)の外周回転面で前記根(C) (C) 郡が鱗茎(D) から離反する方向に掻き上げられる。尚、回転ブラシ(21)(22)(23)(24)の非植毛部(74)(74)を玉葱(A)の鱗茎(D) に対向させた状態で停止させる為には、例えばブラシ用モータ(26)としてサーボモータを使用し、根(C) (C) 群を切断する毎に前記サーボモータを所定角度だけ回転させればよい。この場合、上記サーボモータを所定角度だけ回転させる為の制御装置が既述した第1制御手段に対応する。 【0025】次に、回転ブラシ(21)(22)(23)(24)が回転し終えた後にステップ(ST3) を実行し、該ステップ(ST3) で切断具用駆動源の構成部品たるモータ(47)を一回転させる。尚、この実施の形態では回転ブラシ(21)(22)(23)(24)が回転し終えた後にモータ(47)を駆動させる命令を出す機能部(ステップ(ST3) を実行する制御装置の機能部)が既述第2制御手段に対応している。 【0026】モータ(47)が回転し始めると、その出力軸に取付けられた回転円板(48)の外周にピン(49)で連結されたロッド(55)が移動し、その出力端でスライダー(18)が回転ブラシ(21)(22)(23)(24)側に移動する。このとき、前記スライダー(18)は、これを貫通する案内杆(17)に案内されて直線的に移動すると共に、該スライダー(18)の頂面に連設された往復カム(71)がカムフォロー(32)に当接してレバー(31)が支軸(35)を中心に起立回動する。これにより、玉葱(A) の上端に当接している昇降ロッド(51)が持ち上げられて該昇降ロッド(51)が玉葱(A) から上方に離反せしめられる。 【0027】モータ(47)の回転継続によってスライダー(18)が更に回転ブラシ(21)(22)(23)(24)側に移動すると、ガイド板(13)のスリット(130) 内に玉葱(A) の根(C) (C)群の基端部が進入状態になる。又、図4の想像線で示すように鋏(44)の基端部の水平板(82)(85)が当り(16a) (16b) に当接し、これにより、切断刃(81)(84)で根(C) (C) の基端部が切断される。その後更にモータ(47)が回転すると、スライダー(18)が図1に示す初期位置に復帰してモータ(47)が停止する。 [その他] ■ 上記実施の形態では、回転ロールとして回転ブラシ(21)(22)(23)(24)を使用したが、回転軸(21b) (22b) (23b) (24b) の軸線に対する垂直断面形状が扇形に形成されたスポンジや弾性ゴムをブラシ部(21a) 〜(24a) に代えて適用することも可能である。 ■ 上記実施の形態では、回転ブラシ(21)(22)(23)(24)に非植毛部(74)(74)を形成したが、該非植毛部(74)(74)を形成することなく、回転ブラシ(21)(22)(23)(24)の外周面を完全な円柱面に形成してもよい。 ■ 上記実施の形態では、回転ブラシ(21)(22)(23)(24)の停止後に根を切断する鋏(44)用の駆動源たるモータ(47)が自動的に動作するようにしたが、鋏(44)を駆動させる為の手動のスイッチを配設し、これを作業者が投入したときにモータ(47)が作動して鋏(44)が切断動作するようにしてもよい。 ■ 上記実施の形態では、根(C) (C) を切断する鋏(44)が茎(B) を切断する茎切断用鋏(57)の上方に位置する姿勢で器具本体を設置してこれを使用する場合について説明したが、器具本体は横に倒しても使用できることは言うまでもない。即ち、根(C) (C) を切断する鋏(44)と茎切断用鋏(57)の位置関係は既述のものと逆の関係にあっても、又、横方向に対向するように配設されていてもよく、これらが対向部に配設されている限り、両者の位置関係が上記実施の形態のものに限定されるものではない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390003654 【氏名又は名称】テンチ機械株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年8月26日(1998.8.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076912 【弁理士】 【氏名又は名称】坂上 好博 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−60516(P2000−60516A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月29日(2000.2.29) |
| 【出願番号】 |
特願平10−240213 |
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