| 【発明の名称】 |
オゾン化水での食品の制御された洗浄のための方法およびプラント |
| 【発明者】 |
【氏名】パスカル・クリシネル
【氏名】ルーシー・プロスト
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| 【要約】 |
【課題】洗浄ラインの数によらずに特に単一のオゾン化ユニットを操作することを可能にすることによって、従来の問題を解決した洗浄プラントを提供する。
【解決手段】当該初期容器中に維持することが望まれる溶存オゾン量の設定値にそれぞれ関連する初期溶液の少なくとも2つの容器(41)、オゾンを含有する処理ガス混合物源(22,80)、主水源(21)、主水源からの水の流れを処理ガス混合物によりオゾン化して、オゾン化された水の流れを生成物として生じる手段(23)、及び前記各初期溶液容器に、オゾン化水の流れを導入する手段(25,L1,L2,L3)を具備するプラントである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 食品の処理のためのプラントであって、食品から離れてオゾン化された水を含む初期溶液内で食品をオゾンに接触させることを含み、前記プラントは、a)初期溶液の少なくとも2つの容器(41)であり、各容器は、当該初期溶液中に維持することが望まれる溶存オゾン量の設定値に関連する容器; b)オゾンを含有する処理ガス混合物のガス源(22,80); c)主水源(21); d)前記主水源からの水の流れを、処理ガス混合物によってオゾン化するための手段(23)であって、オゾン化された水の流れを生成物として生じることが可能な手段; e)前記初期溶液容器のそれぞれに、オゾン化水の流れを導入するための手段(25,L1,L2,L3)を具備し、以下の手段が組み合わされたことを特徴とするプラント。 ・導入手段は、制御される前記初期溶液容器のそれぞれに導入されるオゾン化水の各流れを可能にする少なくとも2つの流量制御デバイス(271 )を含み; ・オゾン化水の前記流れの溶存オゾン量は、前記初期溶液容器に関連するオゾン含有量の設定値の最大値を越えるまたはこれと等しく; ・プラントは、前記初期溶液容器のそれぞれにおける溶存オゾン量を分析するための手段(46,47)と、適切な場合には、各比較の結果に基づいて、所望される設定値における溶存オゾン量を再確立するための、当該初期溶液容器に供給するオゾン化水の流れを制御する手段(271)にフィードバック操作を行うために、初期溶液容器のそれぞれにおける溶存オゾン量の分析結果を受け取って、容器のそれぞれに関連するオゾン含有量の設定値と比較することが可能なデータ取得処理手段(26)とを含む。 【請求項2】 オゾン化手段からのオゾン化水が供給されるバッファータンク(25)を含み、前記少なくとも2つの初期溶液容器(41)のそれぞれにオゾン化水を供給し得る少なくとも2つの輸送ライン(L1,L2)がそれから延び、各輸送ラインは、前記流量制御デバイス(271)の1つをバッファータンクの下流に具備することを特徴とする請求項1に記載のプラント。 【請求項3】 少なくとも初期溶液容器の1つにおいて、当該容器にメークアップ水(21b)を供給するための二次ラインを含み、各二次ラインについて当該容器に独立して供給すること、あるいは、各二次ラインについて当該初期オゾン化水溶液容器から下流の部分の供給/輸送ラインに、関連する制御デバイスの下流で接続されることが可能なことを特徴とする請求項1または2に記載のプラント。 【請求項4】 少なくとも前記初期溶液容器1つにおいて、当該容器からの水を、以下の目的の1つまたは他のために循環する手段(45,50)を具備する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプラント。 i)当該容器と同一のこの容器に向かって、ii)前記少なくとも2つの初期溶液容器の他方に向かって、iii)オゾン化手段(23)へ主水源(21)をつなぐラインにある点に向かって。 【請求項5】 オゾン化手段へ主水源をつなぐラインにある点に向かう循環のiii)の場合、プラントは、ろ過(51)、および適切な場合にはオゾン化手段(52)を具備し、こうした手段は、前記初期溶液容器からの循環水が、オゾン化手段へ主水源ラインをつなぐラインにある点に到達する前に、それを処理することが可能であることを特徴とする請求項4に記載のプラント。 【請求項6】 前記オゾン化手段は、主水源からの水が供給されるオゾン化バッファータンク(87)を含み、前記少なくとも2つの初期溶液容器(41)のそれぞれにオゾン化水を供給し得る少なくとも2つの輸送ライン(L1,L2)がそこから延び、各輸送ラインは、流量制御デバイス(271)の1つをバッファータンクの下流に具備し、オゾン化バッファータンク(87)には、以下の形態の1つまたは他にしたがってオゾンが供給されることを特徴とする請求項1に記載のプラント。 ・オゾン化バッファータンクは、前記処理ガス源(80)からの処理ガスが供給され得る多孔質拡散器(83)をその内部空間に有し; ・オゾン化バッファータンクは、内部に収容されている水をそれ自体に戻して循環するための閉じたループ(85)を含み、ループはこの中を循環する水にオゾンを溶解するためのシステム(84)を含み、前記溶解システムには処理ガス源(80)からの処理ガスが供給される。 【請求項7】 前記オゾン化手段は、次の形態の1つまたは他にしたがって、主水源からの水およびオゾンが供給され得るバッファータンク(25)を含むことを特徴とする請求項2に記載のプラント、または請求項2に従属する請求項3ないし5のいずれか1項に記載のプラント。 ・バッファータンク(25)は、処理ガス源(80)からの処理ガスが供給(81)され得る多孔質拡散器(83)をその内部空間に有し; ・バッファータンク(25)は、内部に収容されている水をそれ自体に戻して循環するための閉じたループ(85)を含み、ループはこの中を循環する水にオゾンを溶解するためのシステム(84)を含み、溶解システムには処理ガス源(80)からの処理ガスが供給される。 【請求項8】 少なくとも前記初期溶液容器の1つにおいて、プラントは、オゾンを含有するメークアップガスを当該初期溶液に導入する手段(91,92)を含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のプラント。 【請求項9】 食品の処理のための方法であって、食品から離れてオゾン化された水を含有する初期溶液内で食品をオゾンと接触させることを含み、a)少なくとも2つの初期溶液容器が用いられ、各初期溶液容器は、当該容器内で維持することが望まれる溶存オゾン量の設定値に関連し; b)オゾンを含有する処理ガス混合物のガス源が用いられ; c)主水源が用いられ; d)主水源からの水の流れをオゾン化するための手段が用いられ、この手段はオゾン化された水の流れを生成物として生じ得ることができ; d)多量のオゾン化水の流れは、前記初期溶液容器のそれぞれに導入され;以下の手段が組み合わされたことを特徴とする方法。 ・主水源からの水の前記流れは、前記初期溶液容器に関連した溶存オゾン量の設定値の最大値を越えるまたはこれと等しいオゾン化水の流れの溶存オゾン量を得るためにオゾン化され; ・前記初期溶液容器のそれぞれに導入されるオゾン化水の流量は制御され; ・各初期溶液容器内の溶存オゾン量は分析され、適切な場合には各比較結果に応じて、当該初期溶液容器の溶存オゾン量を関連する設定値に再確立するための、当該初期溶液容器に導入されるオゾン化水の流量の制御にフィードバック操作を行うために、分析結果は各容器に関連する設定値と比較される。 【請求項10】 オゾン化手段の出口において、オゾン化水の流れはバッファータンクに向けられ、少なくとも2つの前記初期溶液容器のそれぞれにオゾン化水を供給することが意図される少なくとも2つの輸送ラインがそこから延び、各輸送ラインは、オゾン化水の流量の制御を行うことが意図される流量制御デバイスをバッファータンクの下流に具備し、各ラインは初期溶液容器に供給することを特徴とする請求項9に記載の方法。 【請求項11】 少なくとも前記初期溶液容器の1つにおいて、当該容器中の水に、または当該初期溶液容器に供給するオゾン化手段からのオゾン化水の流れにメークアップ水の二次流が直接加えられる請求項9または10に記載の方法。 【請求項12】 少なくとも前記初期溶液容器の1つにおいて、当該容器からの水が、以下の目的の一つまたは他のために循環されることを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1項に記載の方法。 i)当該初期溶液容器と同一のこの容器に向かって; ii)少なくとも2つの前記初期溶液容器の他方に向かって; iii)主水源からの水の流れであるオゾン化手段に到達する水の流れに向かって。 【請求項13】 前記ケースiii)の場合、前記初期溶液容器の少なくとも1つからの循環水は、オゾン化手段に到達する流れへの導入前に、ろ過工程、および適切な場合にはオゾン化工程を経ることを特徴とする請求項12に記載の方法。 【請求項14】 前記主水源からの水の流れは、オゾン化水の流れを得るために、以下の手法でオゾン化されることを特徴とする請求項9に記載の方法。 ・前記主水源からの水が供給されるオゾン化バッファータンク(87)が用いられ、前記少なくとも2つの初期溶液容器(41)のそれぞれにオゾン化水を供給し得る少なくとも2つの輸送ライン(L1,L2)がそれから延び、各輸送ラインは、前記流量を制御し得る流量制御デバイス(271)をオゾン化バッファータンクの下流に具備し; ・オゾン化バッファータンクは、前記処理ガス源(80)からの処理ガスが供給(81)され得る多孔質拡散器(83)をその内部空間に有する。 【請求項15】 前記主水源からの水の流れは、オゾン化水の流れを得るために、以下の手法でオゾン化されることを特徴とする請求項9に記載の方法。 ・前記主水源からの水が供給されるオゾン化バッファータンク(87)が用いられ、前記少なくとも2つの初期溶液容器(41)のそれぞれにオゾン化水を供給し得る少なくとも2つの輸送ライン(L1,L2)がそれから延び、各輸送ラインは、前記流量を制御し得る流量制御デバイス(271)をオゾン化バッファータンクの下流に具備し; ・オゾン化バッファータンクは、内部に収容されている水をそれ自体に戻して循環させるための閉じたループ(85)を具備し、その中で、前記処理ガス源(80)からの処理ガスが導入されることによって、ループ中を循環する水にオゾンが溶解(84)される。 【請求項16】 少なくとも前記初期溶液容器の1つにおいて、オゾンを含むメークアップガスの流れが、当該容器中の水に導入されることを特徴とする請求項9ないし15のいずれか1項に記載の方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、オゾンでの食品の処理方法およびプラントに係り、特に、場合に応じて漂白、殺菌または脱臭して食品を処理することを目的とする。 【0002】 【従来の技術】食品のオゾン処理についての文献は、特に食品(魚、甲殻類のようなシーフードのみならず、果物や野菜)のオゾン化水での洗浄の分野において、非常に多いことが知られている。FR−385,815、EP−294,502、FR−797,928、CA−2,102,362、またはUS−4,559,902を参照されたい。 【0003】今日、非常に期待されている適用の一つは、オゾン化水での食品の洗浄、特に果物および野菜またはシーフードの洗浄である。 【0004】現在、種々の形態の塩素は、ヨーロッパで認められている主な殺菌補助手段である。そのような用途において用いられる塩素の主な2つの形態は、一つは気相塩素であり、これは非常に特別な装置を必要とするものの、100%の活性という利点が得られ、他方は、より簡単に使用が認められる次亜塩素酸(漂白剤)であるが、これは使用量の非常に微妙な制御が必要とされる。 【0005】文献では、こうした制御は、水の量およびpHの関数として特別に行われなければならないこと(過剰に高いpHは、次亜塩素酸の効果を低減すること)が言及されており、水のpHを典型的にpH6.5から7に制御することを必要としている。実際には、工業会社では、水のpHおよび塩素含有量を局所的にのみ制御しており、それは、同一の洗浄ラインにおいて、所望量のまわりで広い範囲で越えて塩素含有量が変化するという現象をもたらし、こうして、最終食品の微生物の量に関する不適合という事実を引き起こす。 【0006】食品の洗浄に塩素を用いることの欠点は、よく知られており、それらは特に以下の要因に関連する:・水循環の可能性が制限される。これは、多量の循環はクロロアミンの形成を引き起こす(クロロアミンは、発ガン効果を有するものであり、目および気道に刺激をもたらすものであることが疑われている)ためであり、活性炭を通過させることによって残留塩素を除去するのが好ましいとされている; ・さらに、塩素は放出水中で長期間にわたって残存する非常に安定な元素である; ・すなわち、元素の塩素、これは液体状態で工場に輸送されるが、用いる使用者にとって、重要な安全性および保存の問題を引き起こす。 【0007】それゆえ、工業会社および各国の政府は、食品を洗浄するための塩素に代わる他の解決策を求めている理由、および用い得る代案のなかでオゾンが興味ある解決策であることが本明細書の内容から理解される。 【0008】これは、以下の理由による:・オゾン化水で洗浄することは、引き続いた食品のリンス処理を必要としない(オゾンの残留の影響は全くない); ・洗浄後の水中に残留するおそれがある残留オゾンは、実際上、採取された水の中の有機物と非常に迅速に反応し、工業的には、塩素の場合とは異なって、全く残留物を放出しないであろう; ・オゾンは、その場で製造され、輸送または貯蔵の観点から不都合を全く引き起こさない; ・オゾン化された水は、より広い範囲のpH(典型的には6から8)にわたって効果的であることが立証されている; ・カバーと、洗浄タンクについての適切な抽出システムとを具備するプラントについて、使用者製造店での気相オゾンの量は、危険にさらす平均的な値(0.1ppm)より低く、塩素およびクロロアミンに通常起因する刺激の問題は回避される; ・オゾンの使用は、少なくともいくらかの洗浄水を循環することを可能にする。 【0009】本出願人によりこの分野で余すところなく行われている研究によって、そのような殺菌(例えば、処理される食品および通過時間に依存する1から3ppmの間の設定値)を得るために、洗浄タンク内の水中に溶解したオゾンの安定した濃度を維持することの重要性が証明された。 【0010】また、特にサラダ野菜のような食品の洗浄の場合、工業会社が、通常、洗浄水のいくらかを循環することの重要性を考慮にいれることも必要である。 【0011】食品を洗浄する水中のオゾン含有量のそのような制御を得るために、種々の解決策が文献に提案されており、第1の方法は、オゾン発生器の出力を変更することにある。 【0012】この解決策は、単一の洗浄ラインが設けられている場合には、確実に考えられるが、数個のラインが設けられると、この解決策は、オゾン発生器とガス/液体輸送システムとを、それぞれのラインについて必要とする。 【0013】文献において考えられるもう一つの解決策は、オゾン化ガスの流量を制御することにある(単一のオゾン発生器、および与えられた洗浄タンクに供給する水に導入されるガスの流量を制御する手段)。この場合も、提案された方法は、最適ではなく、一方で、それは各ラインについて、すなわち各タンクについてデジタルフローメーターを必要とするが、与えられた水流量、および与えられたガス流量について、これらの輸送システム(静的ミキサー(static mixer)あるいは接触塔)が設計される限りは、全てのガス/液体輸送は、最適化されないおそれがあることが知られている。 【0014】通常の制御システムは、例えば、アフリカンオキシジェン(AfricanOxygen)の名称でCA−2,102,362に記載されており、それには、水中の効果的な量を測定して、それを設定値と比較し、適切な場合には、比較の結果に応じて、オゾンを溶解するための上流の手段にフィードバック操作を行うことによって食品処理水中のオゾン含有量を制御することが記載されている。 【0015】また、これらの方法の効果は、急なオゾン要求(例えば、交換面積が著しく増加して細かく刻まれた野菜の場合)が存在する場合には不十分であることが示されていること、それらは水循環の問題を考慮にいれないことにも留意するべきである。この場合には、循環される水中の有機物に起因したオゾン要求量を低減するためのみならず、食品を殺菌するための必要量のオゾンを与えるためにも、各オゾン発生器は過剰に大きくすることが必要とされるからである。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、洗浄ラインの数によらずに特に単一のオゾン化ユニットを操作するのを可能にすることによって、上述した問題のための技術的解決策を提供することを目的とし、本発明の方法は、洗浄の少なくともいくらかの循環の可能性を依然として与えつつ、オゾンについての任意の急な強い要求を局所的に満たすことが可能である。 【0017】 【課題を解決するための手段】本出願人により徹底的に行われた研究により、過オゾン化された水の流れを生じさせることによって、すなわち、プラントの洗浄タンクに関連する溶存オゾン量設定値の最大値を事実上越えるまたはこれと等しい過オゾン化水の流れを生じさせることによって、問題のこの組み合わせのための技術的解決策を提供すること、およびタンクの各供給ラインにより輸送される過オゾン化水の流れを制御することによって、当該各設定値についてタンクのそれぞれにおける溶存オゾン量を制御することが可能であることが証明された。 【0018】本発明によれば、食品の処理のためのプラントであって、食品から離れてオゾン化された水を含む初期溶液中で食品をオゾンに接触させることを含み、a)少なくとも2つの初期溶液容器であって、それぞれの容器は、当該初期溶液中に維持することが望まれる溶存オゾン量の設定値に関連する容器、b)オゾンを含む処理ガス混合物のガス源、c)主水源、d)前記主水源からの水の流れを、処理ガス混合物によってオゾン化するための手段であって、生成物としてオゾン化された水の流れを生じることが可能な手段、e)前記初期溶液容器のそれぞれに、オゾン化された水の流れを導入するための手段を具備し、以下の手段が組み合わされたことを特徴とするプラントが提供される。 【0019】・前記導入手段は、制御される前記初期溶液容器のそれぞれに導入されるオゾン化水の各流れを可能にする少なくとも2つの流量制御デバイスを含み; ・オゾン化水の前記流れの溶存オゾン量は、前記初期溶液容器のそれぞれに関連するオゾン含有量の設定値の最大値を越えるまたはこれと等しく; ・プラントは、前記初期溶液容器のそれぞれにおける溶存オゾン量を分析するための手段と、適切な場合には、各比較の結果に基づいて、所望される設定値に溶存オゾン量を再確立するための、当該初期溶液容器に供給するオゾン化水の流れを制御するデバイスにフィードバック操作を行うために、初期溶液容器のそれぞれにおける溶存オゾン量の分析結果を受け取って、容器のそれぞれに関連するオゾン含有量の設定値と比較することが可能なデータ取得処理手段とを含む。 【0020】本発明のプラントは、以下の特徴の1つ以上をさらに含むことができる:・それは、前記オゾン化手段からのオゾン化水が供給されるバッファータンクを含み、少なくとも2つの前記初期溶液容器のそれぞれにオゾン化水を供給し得る少なくとも2つの輸送ラインがそれから延び、各輸送ラインは前記流量制御デバイスの1つをバッファータンクの下流に具備し; ・それは、少なくとも初期溶液容器の1つにおいて、メークアップ水を容器に供給するための二次ラインを含み、各二次ラインについて当該容器に独立に供給すること、あるいは、各二次ラインについて当該初期オゾン化水溶液容器から下流の部分の供給/輸送ラインに、関連する制御デバイスの下流で接続されることが可能であり; ・それは、少なくとも前記初期溶液容器の1つにおいて、以下の目的の1つまたは他のために当該容器から水を循環するための手段を含み:i)当該容器と同一のこの容器に向かって; ii)前記少なくとも2つの初期溶液容器の他方に向かって; iii)前記主水源をオゾン化手段へつなぐラインにある点に向かって。 【0021】・主水源をオゾン化手段につなぐラインにある点に向かう循環iii)の場合には、プラントは、ろ過、および適切な場合にはオゾン化手段を含み、こうした手段は、初期溶液容器からの循環水の処理を、その水が主水源をオゾン化手段につなぐラインにある点に到達する前に行うことが可能である; ・前記オゾン化手段は、主水源からの水が供給されるオゾン化バッファータンクを含み、前記少なくとも2つの初期溶液容器のそれぞれにオゾン化水を供給することが可能な少なくとも2つの輸送ラインがそこから延び、各輸送ラインは前記流量制御デバイスの1つをオゾン化バッファータンクの下流に具備し、以下の形態の1つ以上にしたがって、オゾン化バッファータンクにオゾンを供給することができ:i)オゾン化バッファータンクは、前記処理ガス源からの処理ガスが供給され得る多孔質拡散器を、その内部空間に有し; j)オゾン化バッファータンクは、内部に収容されている水をそれ自体に戻して循環するための閉じたループを具備し、ループはこの中を循環する水にオゾンを溶解するためのシステムを有し、溶解システムには、前記処理ガス源からの処理ガスを供給することができる。 【0022】・少なくとも前記初期溶液容器の1つにおいて、プラントは、当該初期溶液にメークアップガスを導入する手段を含む。 【0023】本発明はまた、食品の処理方法に係り、それは、食品から離れてオゾン化された水を含む初期溶液中で食品をオゾンに接触させることを含み、それによれば、a)少なくとも2つの初期溶液容器が用いられ、各初期溶液容器は、当該初期溶液中に維持されることが望まれる溶存オゾン量の設定値に関連し; b)オゾンを含む処理ガス混合物源が用いられ; c)主水源が用いられ; d)前記主水源からの水の流れをオゾン化するための手段が用いられ、この手段は生成物としてオゾン化された水の流れを生じることができ; d)多量のオゾン化水が、前記初期溶液容器のそれぞれに導入され;以下の手段が組み合わされたことを特徴とする方法が提供される。 【0024】・主水源からの水の前記流れは、前記初期溶液容器に関連する溶存オゾン量設定値の最大値を越えるまたはこれと等しいオゾン化水の流れの溶存オゾン量を得るためにオゾン化され; ・前記初期溶液容器に導入されるオゾン化水の流量は制御され; ・各初期溶液容器中の溶存オゾン量が分析され、適切な場合には各比較結果に応じて、当該初期溶液容器の溶存オゾン量を関連する設定値に再確立するための、当該初期溶液容器に導入されるオゾン化水の流量の制御にフィードバック操作を行うために、各分析の結果は関連する設定値と比較される。 【0025】当業者に明らかなように、本発明で目的とされる食品は、広く変化させることができ、例としてフィッシュパルプ(fish pulp)、魚の切り身または一匹丸ごとの魚のような動物の肉が挙げられるが、軟体動物や甲殻類のようなシーフード、あるいは果物や野菜のような他の食品も含まれる。 【0026】また、本発明におけるオゾン“処理”は、当該食品に応じるのみならず、各特定の使用者側に所望される仕様に応じて、食品の漂白、殺菌または脱臭の1つ以上の処理を行うことを伴う。 【0027】同様に、本発明における“初期溶液”は、均一または不均一な液体/固体混合物を意味することが理解されるべきである。当該用途に応じて、初期溶液は食品を含み、水はさらに塩基や酸のような添加物をさらに含むことができ、これらの作用は殺菌のためのみならず媒体のpHを調整するためであり、あるいは、アスコルビン酸のような耐酸化剤を含むが、上述したリストは、完全に排除するものではなく、食品工業で用いられている全ての添加物の典型例であることが、さらに理解される。 【0028】さらに、食品を洗浄するためのプラントは、数個の洗浄タンクを通常含み、これらのタンクの少なくとも1つの中の水は、例えば塩素化されることが知られている。本発明によれば、各初期溶液容器またはタンクは、ラインの1つのみの洗浄タンクとすることができ、あるいは、それは、添加剤を含み得る水で予備洗浄するための1つ以上のタンクを、先行してまたは引き続いてライン中に含むことができる。当然ながら各状況は、食品のタイプに、および食品の清浄さの初期状態に依存する。 【0029】当業者に明らかなように、溶液中に維持される設定値に関するオゾン化手段により得られる“過オゾン化”の程度もまた、各タンク内で処理される食品のタイプおよび保存状態(presentation)に応じて、特に、オゾンについての急な強い要求を局所的に満たすための必要性を考慮して選択されるであろう。 【0030】さらに、本発明の方法は、以下の特徴の1つ以上を採用することができる。 【0031】・オゾン化手段の出口において、オゾン化水の流れはバッファータンクに向けられ、前記少なくとも2つの初期溶液容器のそれぞれにオゾン化水を供給するために意図される少なくとも2つの輸送ラインがそこから延び、各輸送ラインは、オゾン化水の流量の制御を行うことが意図される流量制御デバイスをバッファータンクの下流に具備し、各ラインは初期溶液容器に供給し; ・少なくとも前記初期溶液容器の1つにおいて、当該容器内の水に、または当該初期溶液容器に供給するオゾン化手段からのオゾン化水の流れに、メークアップ水の二次流が直接加えられ; ・少なくとも前記初期溶液容器の1つにおいて、当該容器からの水は、以下の目的の1つまたは他のために循環され; i)当該初期溶液容器と同一のこの容器に向かって; ii)少なくとも2つの前記初期溶液容器の他方に向かって; iii)主水源からの水の流れであるオゾン化手段に到達する水の流れに向かって。 【0032】・iii)の場合、前記初期溶液容器の少なくとも1つからの循環水は、オゾン化手段に到達する水の流れへの導入前に、ろ過工程、および適切な場合にはオゾン化工程を受け; ・主水源からの前記水の流れは、オゾン化水の流れを得るために以下の手法でオゾン化され:i)オゾン化バッファータンクが用いられ、これは主水源からの水が供給され、前記少なくとも2つの初期溶液容器のそれぞれにオゾン化水を供給し得る少なくとも2つの輸送ラインがそこから延び、各輸送ラインは流量制御を行うための流量制御デバイスをオゾン化バッファータンクの下流に具備し; j)オゾン化バッファータンクは、前記処理ガス源からの処理ガスが供給される多孔質拡散器を内部空間に含む。 【0033】・主水源からの水の流れは、オゾン化された水の流れを得るために、以下の手法でオゾン化され:i)オゾン化バッファータンクが用いられ、これは主水源からの水が供給され、前記少なくとも2つの初期溶液容器のそれぞれにオゾン化水を供給し得る少なくとも2つの輸送ラインがそこから延び、各輸送ラインは流量制御を行うための流量制御デバイスをオゾン化バッファータンクの下流に具備し; j)オゾン化バッファータンクは、内部に収容されている水をそれ自体に戻して循環するための閉じたループを具備し、その中で、前記処理ガス源からの処理ガスを導入することによって、ループ内を循環する水の中にオゾンが溶解される。 【0034】・少なくとも前記溶液容器の1つにおいて、オゾンを含むメークアップガスの流れは、当該容器中の水に導入される。 【0035】 【発明の実施の形態】本発明のさらなる特徴および利点は、単に例示のために与えられた以下の説明から、添付の図面を参照して明らかになるであろう。 【0036】図1は、オゾン化された水の中で野菜を洗浄するためのタンク11、およびこれに引き続いた水循環タンク12を示し、このタンク12は、洗浄タンク11からの食品が流れて引き込まれる上部がメッシュ16で覆われている。 【0037】洗浄水はオゾン化されているので、洗浄タンク11と水循環タンク12とからなるアセンブリーは、太線で図示されるように被覆構造体13で覆われており、この被覆構造体には、吸引システム14a,14bおよび14cがしっかりと固定され、これらの吸引システムはオゾン抽出・精製システム15に吸い上げた大気を送る。 【0038】タンク11にオゾン化水を供給するために、このプラントは、空気またはガス源1からの酸素を含む初期ガス混合物が供給されるオゾン発生器3を用い、酸素とオゾン発生器3で生成したオゾンとを含む混合物は、次いで、ガスライン4を介して水オゾン化システムに送られる。 【0039】実際上、主水源2からの水は、ライン10を介してベンチュリーシステム5に輸送され、その中には、ライン4内を流れるオゾン化ガス混合物が注入される(ベンチュリー効果に基づいたガス/液体輸送システムは、オゾン化の分野でよく知られている)。 【0040】ベンチュリー5内でこうしてオゾン化された水は、次いで、ライン7を介して洗浄タンク11に合流する前に、接触器6(例えば、静的ミキサーまたは接触塔)に流れ込む。図1に示される従来技術の洗浄プラントの操作は、その後、以下のように制御される:洗浄タンク11内における水の溶解オゾン量が分析器17で分析され、こうして得られた測定の結果を溶存オゾン量設定値と比較可能なプログラムされたコントローラー8に送られ(図中の矢印18)、この設定値は、水源2からの水の流れ中にライン4を介してガス混合物のオゾン量を増加または減少させるために、タンク11内で確立すること、および適切な場合には、この比較結果に基づいて、オゾン発生器(図中の矢印9)の出力にフィードバック操作を行うことが望ましいものである。 【0041】図2は、本発明のオゾン化水での食品の洗浄プラントを表す。 【0042】この図には、単に水で洗浄するための第1のタンク40が示され、これは添加剤、適切な酸を含むことができ、引き続いてオゾン化水で洗浄するタンク41が示されている。タンク41はバルブ33を介してオゾン化水が供給される。 【0043】習慣のように、このタンクはオゾン化水が供給されるので、それは、抽出システム43,44がしっかりと取り付けられた被覆構造体42で覆われる。 【0044】ガス源20からの酸素を含むガス(空気、酸素等)はオゾン発生器22に送られ、そこでは酸素とオゾンとを含むガス混合物(そのオゾン含有量は、必要ならば、分析タップ24で分析してもよい)が生成物として得られ、こうして生成されたオゾンを含むガス混合物は、その後、オゾン化手段23に送られる。オゾン化手段は詳細には図示していないが、当業者にはよく知られており(ベンチュリー効果、静的ミキサー、接触塔など)、この中でオゾンを含む処理ガス混合物は、主水源21からの水の流れと接触する。 【0045】このようにして形成されたオゾン化水の流れは、次いで、バッファータンク25に送られ、このバッファータンク25からのオゾン化水を洗浄タンクまたは容器にそれぞれ供給可能な少なくとも2つの輸送ライン(L1,L2,L3等)がここから延びているが、明瞭化のために、図2にはラインL1の端部における一つの洗浄タンク41のみを示している。 【0046】ラインL1は、流量制御デバイス271 (ラインL1に関連している)およびバルブ33を介して、バッファータンク25からのオゾン化水を洗浄タンク41に輸送する。 【0047】必要ならば、この流れがタンク41に達する前に、オゾン化されないメークアップ水の流れ21bがラインL1中を流れるオゾン化された水に加えられ、この非オゾン化メークアップ水の流れは、流量制御デバイス30を経てオゾン化水の流れに合流する。 【0048】すでに言及したように、独立しL1/271 /33ラインから分離した、タンク41への非オゾン化メークアップ水の流れもまた、可能である。 【0049】図中に示した破線の矢印32は、バッファータンク25からの水のオーバーフローを戻して、水源21からの水とともにオゾン化手段23に供給するためのラインに送ることの可能性、あるいは、水はタンク内に非常に長時間とどまっている(オゾン減退)ので“再オゾン化”の目的のために、オゾン化手段に供給するこの同様のラインにバッファータンクからの水を戻して送ることの可能性を象徴的に表している。 【0050】当業者に明らかなように、ラインL1内を流れる流れを制御するためのデバイスは極めて自在に変更することができ、自動でまたは手動で操作されようとも、これは、ソレノイドバルブ、制御バルブ、シーケンシャルポンプまたは計量ポンプ、あるいは平行に配置された数個のオン/オフバルブのグループを含む。 【0051】図2に示したプラントは、例えばプログラム可能なコントローラーのような、データ取得および処理システム26によって制御され、コントローラーはタンク41から、このタンク41中の水の溶存オゾン含有量についての情報を受け取り(図中のサンプリング47および矢印46)、この測定された含有量と、タンク41に関連した溶存オゾン含有設定値との比較を行う。これは、この比較に基づいて、適切な場合には、タンク41に関連した流量制御デバイス271 に、作用ライン28を介してフィードバック操作を行うためのみならず、適切な場合には、オゾン化水の主流にメークアップ水を流すデバイス30に(作用ライン29)フィードバック操作を行うためである。 【0052】図3は、本発明の2つの態様を示しており、それにおいては、バッファータンク25(ここでは参照符号87)は、オゾン化手段の一部分を形成し、これは、バッファータンク内の空間に設けられた多孔質拡散器83は、オゾンを含む処理ガス源80に、ライン81によって接続されているためであり、タンク内の水中のオゾンが、タンクの底部にある多孔質部材を介して拡散するのを可能にし、バッファータンク25/87は、次いで接触器/脱気装置の付加的な機能を与える。 【0053】図3に示された別の態様によれば、バッファータンクは、内部に収容されている水を、それ自体の中に戻して再循環させるための閉じたループ(85)を具備し、ループ中を循環する水に処理ガス源(80)からの処理ガスを導入することによって、オゾンはその水の中に溶解する。 【0054】さらに、バッファータンクは水レベルコントロール86をここに具備することがわかる。 【0055】図4には、本発明の有利な態様を示しており、これは、オゾンについて強いバックグラウンド要求に適合することが必要な場合(細かく刻まれたある種の野菜の場合である)に特に適切である。プラントは、溶液容器の少なくとも一つにおいて、オゾン化されたガスのメークアップ注入を含み、これは、上述した制御システムがタンク41の設定点に関して制御する間に、都合よく一定に維持される。 【0056】メークアップオゾン化ガスは、ここでタンク41専用の循環ループ45に導入され、ガス源90からのオゾン化ガスはライン91に沿って送られ、循環ループ45内を流れる水をオゾン化するためのシステム92に到達する(システム92は、ここで詳細には示していないが、通常、例えばインジェクターおよび脱気装置を含む)。 【0057】図5に示したプラントもまた、本発明のプラントであり、図2に関してすでに説明したプラントとは若干異なるが、主水源21からオゾン化手段23へ供給するラインにある点に、タンクからの水を循環するために、プラントのタンクの一つにおいて(この場合にはタンク41)、ライン50に沿っていくらかの水をタンクから再循環する手段を含む。 【0058】その経路に沿って、循環された水は再び処理され、例えば図示する場合には、ろ過システム51を通過して、オゾン化/殺菌システム52を経て、引き続いて、再導入される前の採取/脱気システム(プール)53によって処理される。 【0059】 【発明の効果】上述したように、本発明の方法およびプラントは、改善を要する上流のガス/液体輸送条件を全く含まずに、簡便かつ環境に優しい手法で各洗浄タンクにおける溶存オゾン量を制御することによって、単一のオゾン化ユニットから、いくつかの洗浄ラインにオゾン化水を供給することを可能にし、それは、オゾンについて急な強い要求を局所的に満たすことが可能な場合でも達成される。また、少なくともいくらかの洗浄水を循環する可能性も保たれる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591036572 【氏名又は名称】レール・リキード・ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード
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| 【出願日】 |
平成11年9月2日(1999.9.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外4名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−93135(P2000−93135A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月4日(2000.4.4) |
| 【出願番号】 |
特願平11−248814 |
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