| 【発明の名称】 |
電動調理機 |
| 【発明者】 |
【氏名】栗岡 昭彦
【氏名】坂田 惣司
【氏名】曽根 也寸志
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| 【要約】 |
【課題】本体落下等による破損を防止でき、本体の操作性及び組立作業性を向上できる電動調理機を提供する。
【解決手段】下面開口の上ケース2と、上ケース2下面を閉塞する下ケース3とから構成される本体1と、本体1側面に形成される開口5と、開口5に挿入固定される収納ケース30と、本体1上部に配設されて電動機12を制御する操作部(スイッチ基板8)とを有し、下ケース3に電動機12及び減速機構13を固定するとともに、電動機12及び減速機構13と操作部とを接続するリード線10を、本体1側面の開口5から手を挿入して配線処理した後、開口5に収納ケース30固定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下面開口の上ケースと該上ケースの下面開口を閉塞する下ケースとから構成される本体と、前記本体側面に形成される開口と、前記下ケースに固定された駆動機構と、前記上ケース上部に配設され駆動機構を制御する操作部と、前記駆動機構と操作部とを電気的に接続するリード線と、前記開口に挿入固定される収納ケースとを備えたことを特徴とする電動調理機。 【請求項2】 下面開口の上ケースと該上ケースの下面開口を閉塞する下ケースとから構成される本体と、前記本体側面に形成される開口と、前記下ケースに固定された駆動機構と、前記上ケース上部に配設され駆動機構を制御する操作部と、前記駆動機構と操作部とを電気的に接続するリード線と、前記開口に挿入固定される側面開口の収納ケースとを備え、前記収納ケースには、側面開口を閉塞するとともにアタッチメントを保持する保持部を有する蓋体を回動自在に配設し、前記蓋体の保持部にアタッチメントを保持して開放した際に、蓋体及びアタッチメントの重心が、蓋体の回動軸よりも本体外側に位置することを特徴とする電動調理機。 【請求項3】 下面開口の上ケースと該上ケースの下面開口を閉塞する下ケースとから構成される本体と、前記本体側面に形成される開口と、前記下ケースに固定された駆動機構と、前記上ケース上部に配設され駆動機構を制御する操作部と、前記駆動機構と操作部とを電気的に接続するリード線と、前記開口に挿入固定される側面開口の収納ケースとを備え、前記収納ケースには、側面開口を閉塞するとともにアタッチメントを保持する保持部を有する蓋体を回動自在に配設し、前記蓋体を開放した際に蓋体の重心が、蓋体の回動軸よりも本体外側に位置することを特徴とする電動調理機。 【請求項4】 下面開口の上ケースと該上ケースの下面開口を閉塞する下ケースとから構成される本体と、前記本体側面に形成される開口と、前記下ケースに固定された駆動機構と、前記上ケース上部に配設され駆動機構を制御する操作部と、前記駆動機構と操作部とを電気的に接続するリード線と、前記駆動機構に電源を供給するコードと、前記開口に挿入固定される側面開口の収納ケースとを備え、前記下ケースに前記コードを係止する係止部を形成すると共に、前記収納ケースの本体内側の下方に、前記係止部との間でコードを保持する押さえ部を形成したことを特徴とする電動調理機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ミートグラインダ等の電動調理機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ミートグラインダ等の電動調理機は、特開昭60-178697号公報、特開昭62-149357号公報(いずれもB02C 18/30)等に示されるごとく、電動機及びギアユニット等の駆動部を下面開口の上ケースに固定し、上ケースの下面開口を蓋にて閉塞して本体を構成しているものが一般的である。 【0003】しかしながら、上記構成では、電動機やギアユニット等の重量物が吊り構造となっているために、本体落下等により取付部が破損するおそれがあった。 【0004】また、この欠点に鑑み、駆動部を下ケースに取り付けた後、上ケースを取り付けることで本体を構成するものにおいては、操作性の観点から駆動スイッチを上ケース上部に配設しようとすると、上ケースの組立時に駆動部とスイッチとの間の配線が非常に長くなり、上ケースを下ケースに固定する際に上下ケースに配線を噛み込んだり、配線がたるんで駆動部に接触して配線が傷つくおそれがあるとともに、組立作業性が悪い欠点があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に鑑みなされたもので、本体落下等による取付部の破損を防止できるとともに、本体の操作性及び組立作業性を向上できる電動調理機を提供することを課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、下面開口の上ケースと該上ケースの下面開口を閉塞する下ケースとから構成される本体と、前記本体側面に形成される開口と、前記下ケースに固定された駆動機構と、前記上ケース上部に配設され駆動機構を制御する操作部と、前記駆動機構と操作部とを電気的に接続するリード線と、前記開口に挿入固定される収納ケースとを備えたことを特徴とする。 【0007】また本発明は、下面開口の上ケースと該上ケースの下面開口を閉塞する下ケースとから構成される本体と、前記本体側面に形成される開口と、前記下ケースに固定された駆動機構と、前記上ケース上部に配設され駆動機構を制御する操作部と、前記駆動機構と操作部とを電気的に接続するリード線と、前記開口に挿入固定される側面開口の収納ケースとを備え、前記収納ケースには、側面開口を閉塞するとともにアタッチメントを保持する保持部を有する蓋体を回動自在に配設し、前記蓋体の保持部にアタッチメントを保持して開放した際に、蓋体及びアタッチメントの重心が、蓋体の回動軸よりも本体外側に位置することを特徴とする。 【0008】さらに本発明は、下面開口の上ケースと該上ケースの下面開口を閉塞する下ケースとから構成される本体と、前記本体側面に形成される開口と、前記下ケースに固定された駆動機構と、前記上ケース上部に配設され駆動機構を制御する操作部と、前記駆動機構と操作部とを電気的に接続するリード線と、前記開口に挿入固定される側面開口の収納ケースとを備え、前記収納ケースには、側面開口を閉塞するとともにアタッチメントを保持する保持部を有する蓋体を回動自在に配設し、前記蓋体を開放した際に蓋体の重心が、蓋体の回動軸よりも本体外側に位置することを特徴とする。 【0009】また本発明は、下面開口の上ケースと該上ケースの下面開口を閉塞する下ケースとから構成される本体と、前記本体側面に形成される開口と、前記下ケースに固定された駆動機構と、前記上ケース上部に配設され駆動機構を制御する操作部と、前記駆動機構と操作部とを電気的に接続するリード線と、前記駆動機構に電源を供給するコードと、前記開口に挿入固定される側面開口の収納ケースとを備え、前記下ケースに前記コードを係止する係止部を形成すると共に、前記収納ケースの本体内側の下方に、前記係止部との間でコードを保持する押さえ部を形成したことを特徴とする。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 【0011】1は下面開口の上ケース2及び該上ケース2の下面開口を覆う下ケース3とから構成される本体で、前記上ケース2の短手方向の一側面に、後述する出力筒部14に対向して形成され後述の調理アタッチメント23を取り付ける接続口4が形成されるとともに、上ケース2の短手方向の他側面に逆U字型の切欠部が形成されており、該切欠部と下ケース3との間で、後述する収納ケース30が挿入される挿入開口5が形成されている。前記開口5は、手を挿入して後述するリード線10の配線処理が可能な程度の大きさに形成されている。 【0012】6は前記上ケース2上面に形成された収納凹部で、該収納凹部6の開口を覆う状態にパネル部材7を取り付けることにより、スイッチ基板8等を収納する収納室を形成するようになっている。9は前記収納凹部6底面に形成された挿通孔で、前記スイッチ基板8と後述する電動機12とを接続するリード線10が挿入されるようになっている。 【0013】11は前記上ケース2の接続口4寄りの上面に形成された開口部で、後述するロック解除ボタン22が配設されるようになっている。 【0014】12は前記下ケース3の一側部寄りに配設される電動機、13は前記電動機12の駆動軸に連結され、電動機12の回転を減速する複数の歯車よりなる減速機構で、該減速機構13の上部に、前記上ケース2の接続口4に対向する出力筒部14が形成されている。 【0015】15は前記電動機12に接続される電源コードで、該電源コード15の中間部に、前記下ケース3に形成されたリブ16に係止される係止部17を形成しており、該係止部17をリブ16に係止した状態で後述する収納ケース30を取り付けることにより、収納ケース30のコード押さえ部36(後述)により電源コード15を固定するようになっている。 【0016】18は前記上ケース2の接続口4近傍の内天面に形成されたロック機構で、前記減速機構13の出力筒部14内に出没自在に配設されるピン19と、上ケース2に垂下形成されたボス20に揺動自在に配設される揺動板21と、前記上ケース2の開口部11に上下動自在に配設されるロック解除ボタン22とから構成されており、前記ロック解除ボタン22を押圧することにより揺動板21の一端部を押し下げると、揺動板21の他端部が前記ピン19を押し上げて出力筒部14内から退避させ、出力筒部14に接続される後述の調理アタッチメント23の固定を解除できるようになっている。 【0017】前記揺動板21の一端部は、前記ロック解除ボタン22を最下位置に押し下げた状態で水平になる角度に上方に向かって傾斜させており、ロック解除ボタン22を押し下げた際にその下端部が揺動板21の端部側へ逃げるのを防止して、ロック解除操作を確実に行えるようになっている。 【0018】23は前記接続口4に着脱自在に接続される調理アタッチメントで、前記出力筒部14内の出力軸に連結されて回転するスクリュー24を有する搬送筒部25と、該搬送筒部25に肉等の調理材料を供給する投入筒部26とから構成され、前記搬送筒部25の端部に固定歯27が配設されている。 【0019】28は前記調理アタッチメント23の投入筒部26上端に着脱自在に取り付けられるホッパー、29は前記ホッパー28を介して前記投入筒部26に挿入されるプッシャーである。 【0020】30は前記本体1の挿入開口5に装着される側面開口の収納ケースで、該収納ケース30の開口端近傍の外周面に適数箇所形成された係止爪31により、前記挿入開口5に固定されるようになっている。 【0021】32は前記収納ケース30に一体形成されて収納ケース30内を上下に区画する区画壁で、上部をアタッチメント収納室33、下部をコード収納室34としている。35は前記コード収納室34の底面に形成された案内口で、前記電源コード15をコード収納室34内に挿通させるようになっている。 【0022】36は前記収納ケース30の案内口35上縁部に、前記本体1内に向かって略水平に突出形成されたコード押さえ部で、前記電源コード15の係止部17を下ケース3のリブ16に係止させた後、下ケース3に上ケース2を取り付け、収納ケース30の案内口35から電源コード15を引き出した状態で、収納ケース30を本体1の挿入開口5に装着することで、該コード押さえ部36とリブ16との間で電源コード15を固定するようになっている。 【0023】37は前記アタッチメント収納室33の開口下縁に回動自在に軸支される蓋体で、アタッチメント収納室33の開口を開閉自在に覆う閉塞部38と、該閉塞部38下端からアタッチメント収納室33内に向かって延設された保持部39を有する断面略L字状に形成されており、前記蓋体37を開放した状態では保持部39端部が収納ケース30のアタッチメント収納室33内天面に当接して回動規制されるようになっている。 【0024】前記保持部39には、蓋体37の回動軸と直交する方向に複数の長孔40が形成されており、該長孔40に、前記搬送筒部25の端部に選択的に取り付けられる円形のアタッチメント41がはまり込み、保持されるようになっている。 【0025】前記蓋体37の重心は、蓋体37を開放した状態で本体1外側に位置しており、蓋体37の開放状態が保持されるとともに、保持部39にアタッチメント41を保持して開放した状態において、アタッチメント41を保持した蓋体37全体の重心が、蓋体37の回動軸よりも本体1外側に位置し、蓋体37の開放状態を維持するようになっている。 【0026】42は前記閉塞部38のアタッチメント収納室33側面に形成された支持リブで、前記蓋体37を回動させてアタッチメント収納室33を開放させた際に、前記アタッチメント41が閉塞部38側に移動して該支持リブ42により支持されるようになっている。43は前記コード収納室34の開口を開閉自在に覆う蓋で、前記収納ケース30に一体形成されている。 【0027】而して、組み立てる際は、下ケース3に電動機12及び減速機構13を固定し、電源コード15の係止部16を下ケース3のリブ16に係止する。そして、上ケース2にロック機構18を取り付けるとともに、上ケース2の収納凹部6にスイッチ基板8を収納してリード線10を挿通孔9から上ケース2内側に挿入し、リード線10を電動機12に接続した後、上ケース2を下ケース3に取り付ける。収納凹部6にはパネル部材7を取り付けて基板収納室を形成する。 【0028】そして、上下ケース2、3間に形成された挿入開口5から手を挿入して前記リード線10のたるみを処理した後、電源コード15を収納ケース30の案内口35から引き出した状態で収納ケース30を挿入開口5に取り付ける。このとき、収納ケース30のコード押さえ部36が、下ケース3のリブ16に係止した電源コード15の係止部16の上部に位置し、コード押さえ部36とリブ16との間で電源コード15を抜け止めする。 【0029】上記構成によると、最重量物である電動機12及び減速機構13を下ケース3に固定するため、電動機や減速機構をつり下げた場合のごとく、本体の落下等により取付部が破損することがなく、安全性を向上できる。 【0030】また、操作部であるスイッチ基板8及びパネル部材7を本体1上面に配置して使用性を向上できると共に、本体1側面に形成された挿入開口5から手を挿入して配線処理を行った後、挿入開口5に収納ケース30を取り付けることで本体1を組み立てることができ、上ケース2を下ケース3に取り付ける際にリード線10が駆動部に接触することがなく、組立作業性を向上できる。 【0031】さらに、電源コード15を上下ケース2、3にて挟持する構成とすると、上ケース2もしくは下ケース3の一方、もしくは両方に、上ケース2とほぼ同じ高さのリブを形成する必要があり、リブの強度が低下するとともに、リブの金型成型上、抜き勾配によりリブの根元が太くなり、外観にヒケが生じて外観が悪くなる問題があるが、収納ケース30にコード押さえ部36を一体形成し、収納ケース30を取り付けることにより、電源コード15を下ケース3のリブ16とコード押さえ部36との間で保持できるため、リブ16を低くして強度の低下を防止できると共に外観を向上でき、より組立作業性を向上できる。 【0032】尚、本実施の形態では、蓋体37を開放した状態では、蓋体37の重心が回動軸よりも本体1外側に位置するとともに、アタッチメント41を保持した状態で蓋体37を開放した場合でも、アタッチメント41及び蓋体37の重心が回動軸よりも本体1外側に位置し、蓋体37が開放状態に維持されるよう構成したが、蓋体37の重心を回動軸よりも本体1内側に設け、アタッチメント41を保持した状態で蓋体37を開放した際に、蓋体37及びアタッチメント41の重心が蓋体回動軸よりも本体外側に位置する構成としてもよい。 【0033】 【発明の効果】本発明の請求項1によると、駆動機構を下ケースに固定することにより、本体落下等による破損を防止できると共に、操作部を本体上部に配設することにより操作性を向上でき、且つ、上下ケースの組立により本体側面に形成される開口から手を挿入して配線処理を行った後、収納ケースを取り付けることで本体を完成でき、組立作業性を向上できる。 【0034】本発明の請求項2によると、駆動機構を下ケースに固定することにより、本体落下等による破損を防止できると共に、操作部を本体上部に配設することにより操作性を向上でき、且つ、上下ケースの組立により本体側面に形成される開口から手を挿入して配線処理を行った後、収納ケースを取り付けることで本体を完成でき、組立作業性を向上できる。 【0035】また、収納ケースの蓋体を開放すると、アタッチメントが本体外側に露出するとともに、アタッチメントを保持した蓋体の重心が、蓋体の回動軸よりも本体外側に位置するため、蓋体を開放した状態に保持でき、アタッチメントを取り出しやすい。 【0036】本発明の請求項3によると、駆動機構を下ケースに固定することにより、本体落下等による破損を防止できると共に、操作部を本体上部に配設することにより操作性を向上でき、且つ、上下ケースの組立により本体側面に形成される開口から手を挿入して配線処理を行った後、収納ケースを取り付けることで本体を完成でき、組立作業性を向上できる。 【0037】また、収納ケースの蓋体を開放すると、蓋体の重心が、蓋体の回動軸よりも本体外側に位置するため、蓋体を開放した状態に保持でき、アタッチメントを出し入れしやすい。 【0038】本発明の請求項4によると、駆動機構を下ケースに固定することにより、本体落下等による破損を防止できると共に、操作部を本体上部に配設することにより操作性を向上でき、且つ、上下ケースの組立により本体側面に形成される開口から手を挿入して配線処理を行った後、収納ケースを取り付けることで本体を完成でき、組立作業性を向上できる。 【0039】また、収納ケースを本体の開口から取り付けることにより、下ケースとの間でコードを保持でき、組立作業性をより向上できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年9月28日(1998.9.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076794 【弁理士】 【氏名又は名称】安富 耕二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−93126(P2000−93126A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月4日(2000.4.4) |
| 【出願番号】 |
特願平10−273901 |
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