| 【発明の名称】 |
食品焼成器 |
| 【発明者】 |
【氏名】狭間 慎一
【氏名】佐藤 勝
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| 【要約】 |
【課題】食品材料の焼き加減を容易に調節できるようにすること。
【解決手段】食品材料(8) を挟んで燃焼面(200) が対向する一対のガスバーナ(2) により食品材料(8) を焼くようにした食品焼成器であって、各ガスバーナ(2) を前記対向方向に接離自在に支持する支持機構(3) と、各ガスバーナ(2) の支持機構(3) による支持位置を調節する為の外部操作可能な調節機構(4) と、を具備すること。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 食品材料を挟んで燃焼面が対向する一対のガスバーナにより前記食品材料を焼くようにした食品焼成器において、前記各ガスバーナを前記対向方向に接離自在に支持する支持機構と、前記各ガスバーナの前記支持機構による支持位置を調節する為の外部操作可能な調節機構と、を具備することを特徴とする食品焼成器。 【請求項2】 請求項1において、前記各ガスバーナは、前記燃焼面が立向きの赤外線バーナであって水平方向に長いバーナボディを有する構成であり、前記バーナボディの長手方向に於ける前記各ガスバーナの一端には、ガス供給ノズルが装着され、器具のケーシングには、前記各ガスバーナの他端の外側に位置するようにガス供給制御器が固定され、前記ガス供給制御器と前記ガス供給ノズルとを接続する金属管が設けられ、前記金属管は、可撓性を有すると共に前記対向方向に自由状態にある食品焼成器。 【請求項3】 請求項2において、前記支持機構は、前記各バーナボディの長手方向の両端に連設されたスライド台と、前記各スライド台を前記対向方向に移動自在に支持するレールと、からなり、前記調節機構は、前記レールに沿って対向する一対の前記スライド台相互にネジ軸がネジ対偶する送りネジ機構であって、前記ネジ軸が器具の外部に露出した操作ハンドルにより駆動される構成である食品焼成器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、食品焼成器、特に、魚や肉等の食品材料を挟んで燃焼面が対向する一対のガスバーナを有する食品焼成器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図6は、従来の食品焼成器の構成の概要を示す図である。同図に示す食品焼成器は、燃焼面が対向する一対のガスバーナ(91)(92)を備えている。これらガスバーナ(91)(92)は、器具のケーシング(90)に固定されており、前記燃焼面の各々は、立向きで且つ水平方向に対向している。 【0003】そして、前記燃焼面の相互間には、食品材料(8) を挟持した焼き網(94)が鉛直姿勢でセットされるようになっており、この為、器具外部から前記燃焼面の相互間まで焼き網(94)を送り込む為の移送機構(93)が設けられている。このものでは、前記燃焼面の相互間にセットされた食品材料(8) は、ガスバーナ(91)(92)の燃焼面の各々からの炎により両側から焼成される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来のものでは、食品材料(8) の厚さが変わると、ガスバーナ(91)(92)の燃焼面の各々から食品材料(8) までの距離が変化することから、焼き加減が大幅に変化して食品材料(8) が焦げたり焼きが不十分となったりするという問題があった。 【0005】本発明は、食品材料の焼き加減を容易に調節できるようにすることを課題とする。 [1項] 【0006】 【課題を解決するための手段】前述した課題を解決するために講じた本発明の解決手段は、『食品材料を挟んで燃焼面が対向する一対のガスバーナにより前記食品材料を焼くようにした食品焼成器において、前記各ガスバーナを前記対向方向に接離自在に支持する支持機構と、前記各ガスバーナの前記支持機構による支持位置を調節する為の外部操作可能な調節機構と、を具備することを特徴とする』ものである。 【0007】このものでは、支持機構によって、各ガスバーナがその燃焼面の対向方向に接離自在に支持されており、調節機構の外部操作によって、各ガスバーナの前記支持機構による支持位置が前記対向方向に離反又は接近するものとなる。従って、調節機構の外部操作によって、各ガスバーナの燃焼面から食品材料までの距離が調節されるものとなる。 【0008】尚、調節機構としては、各ガスバーナの支持機構による支持位置を別々に調節するものや、両方同時に調節するものを含む。又、前記調節の為に、各ガスバーナを手動操作により移動させるものや、スイッチ操作に応答してガスバーナ移動用のモータを作動させるものを含む。更に、ガスバーナの燃焼面の対向方向は、水平方向であっても上下方向であってもよい。 【0009】 【発明の効果】本発明では、上記したように、調節機構の外部操作によって、各ガスバーナの燃焼面から食品材料までの距離が調節されるから、食品材料の厚さが変わっても、前記外部操作によって、食品材料の焼き加減を容易に調節できる。 [2項]上記1項に於いて、『前記各ガスバーナは、前記燃焼面が立向きの赤外線バーナであって水平方向に長いバーナボディを有する構成であり、前記バーナボディの長手方向に於ける前記各ガスバーナの一端には、ガス供給ノズルが装着され、器具のケーシングには、前記各ガスバーナの他端の外側に位置するようにガス供給制御器が固定され、前記ガス供給制御器と前記ガス供給ノズルとを接続する金属管が設けられ、前記金属管は、可撓性を有すると共に前記対向方向に自由状態にある』ものでは、バーナボディの長手方向に於ける各ガスバーナの一端にガス供給ノズルが装着され、器具のケーシングに固定されたガス供給制御器が各ガスバーナの他端の外側に位置している。従って、ガス供給制御器とガス供給ノズルとを接続する金属管の延長距離が大きくなる。又、金属管は、可撓性を有すると共に上記対向方向に自由状態にある。 【0010】従って、ガス供給制御器が器具のケーシングに固定されているものの、ガスバーナが上記対向方向に移動したときに生じる前記両者間の距離の変化が金属管の撓みで吸収されるものとなる。これによって、各ガスバーナの上記対向方向の移動、つまり、各ガスバーナの上記支持位置の調節が可能となっている。このものでは、ガスバーナ移動時に於いてガス供給制御器からガス供給ノズルまでの距離の変化が前記金属管自体の撓みで吸収されるから、ガス供給制御器やガス供給ノズルに無理な力が加わりにくい。 【0011】従って、これらガス供給制御器やガス供給ノズルを含むガス供給経路の耐久性が十分なものとなる。尚、金属管としては、ガス供給制御器とガス供給ノズルの相互間にて道中自由状態となる可撓性を有するかぎり、例えば、銅管やフレキ管を採用できる。又、バーナボディに沿って延びるものや蛇行するものなどを含む。 【0012】[3項]上記2項に於いて、『前記支持機構は、前記各バーナボディの長手方向の両端に連設されたスライド台と、前記各スライド台を前記対向方向に移動自在に支持するレールと、からなり、前記調節機構は、前記レールに沿って対向する一対の前記スライド台相互にネジ軸がネジ対偶する送りネジ機構であって、前記ネジ軸が器具の外部に露出した操作ハンドルにより駆動される構成である』ものでは、各バーナボディの長手方向の両端に連設されたスライド台がこれを支持するレールにより前記対向方向に移動自在となっている。従って、各ガスバーナが前記対向方向に接離自在に支持されたものとなる。 【0013】又、レールに沿って対向する一対のスライド台相互にネジ軸がネジ対偶しており、このネジ軸を駆動する為の操作ハンドルが器具の外部に露出している。従って、この操作ハンドルを用いてネジ軸を回動させると、各ガスバーナが上記対向方向に接近又は離反する。これによって、各ガスバーナの燃焼面から食品材料までの距離が調節されるものとなる。 【0014】このものでは、操作ハンドルの所定操作によって、各ガスバーナの燃焼面から食品材料までの距離が調節されるから、この調節の為の構成が簡素化される。尚、送りネジ機構としては、操作ハンドルによりネジ軸が駆動される構成であるかぎり、操作ハンドルの回動操作によりネジ軸を回動させるものや、操作ハンドルの往復移動操作の繰返しによりネジ軸を回動させるものなどを含む。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本願発明の実施の形態に於ける食品焼成器の平面図であり、図2は、前記食品焼成器に於ける食品材料(8) のセット前の状態をIIーIIから見た図であり、図3は、前記食品焼成器に於ける食品材料(8) のセット完了後の状態をIIーIIから見た図である。 【0016】又、図4は、前記食品焼成器の保持枠(6a)への焼き網(7) の取付動作を説明する斜視図であり、図5は、前記食品焼成器のガスバーナ(2) とこれにガス供給する為の金属管(53)の斜視図である。図1〜図3に示すように、この食品焼成器は、燃焼面(200) が対向する一対のガスバーナ(2) を有しており、食品材料(8) を保持した焼き網(7) を器具前面から燃焼面(200) 間に送り込む構成となっている。 【0017】又、前記したガスバーナ(2) の他、各ガスバーナ(2) を前記対向方向に接離自在に支持する支持機構(3) と、各ガスバーナ(2) の支持位置を前記対向方向に調節する為の調節機構(4) と、がケーシング(1) に収容されている。 [各部の構成について] *ケーシング(1) *上記したケーシング(1) は、図1及び図2に示すように、上方に開放する矩形箱体であり、平面視にて、器具の前後方向に短く左右方向に長い形状となっている。 【0018】そして、このケーシング(1) の上端開放部に被冠する蓋体(1a)が設けられており、この蓋体(1a)には、後述の燃焼面(200) 間の上方に位置するように排気口(10)が形成されている。又、このケーシング(1) の底部には、燃焼面(200) 間の下方に位置する汁受皿(15)が設けられている。 【0019】*ガスバーナ(2) *上記した各ガスバーナ(2) は、赤外線バーナであって、図1及び図2に示すように、ケーシング(1) の前後壁となる一対の対向側壁(11)に沿って左右方向に延びる水平なバーナボディ(20)を有する構成となっている。そして、両方のガスバーナ(2) の燃焼面(200) の各々は、鉛直面となっており、相互に水平方向(上記前後方向)に対向している。 【0020】更に、図1及び図5に示すように、各バーナボディ(20)の長手方向の中央部であって燃焼面(200) とは反対側の面には、バーナボディ(20)内に連通する混合管(21)が連設されている。この混合管(21)は、バーナボディ(20)に沿って延びており、その先端部がスロート部(22)となっている。 【0021】*支持機構(3) *上記した支持機構(3) は、図1、図2及び図5に示すように、各バーナボディ(20)の長手方向の両端に連設されたスライド台(3a)と、各スライド台(3a)を上記対向方向(上記前後方向)に移動自在に支持するレール(3b)と、からなる。レール(3b)は、ケーシング(1) に固定されたブラケット(図示せず)によって、上記対向方向に水平に延びるように支持されている。そして、このレール(3b)は、前記対向方向に延びる凸条(33)が上面に形成された構成となっている。 【0022】スライド台(3a)は、各バーナボディ(20)の長手方向の両端の下面に連設された下部材(31)と、前記両端の上面に連設された上部材(32)と、からなる。下部材(31)は、レール(3b)の凸条(33)に嵌合する溝部(34)が下面に形成された構成であり、前記嵌合によって、この下部材(31)がレール(3b)に対して上記対向方向にのみスライド自在となっている。 【0023】従って、これら下部材(31)及びレール(3b)によって、各ガスバーナ(2) が上記対向方向に接離自在に支持されたものとなる。 *調節機構(4) *上記した調節機構(4) は、図1及び図2に示すように、レール(3b)に沿って対向する一対の上部材(32)にネジ軸(41)がネジ対偶する送りネジ機構である。 【0024】そして、各ネジ軸(41)は、ガスバーナ(2) の長手方向の両端の外側に位置するように、前後の対向側壁(11)に跨って支持されている。又、左右のネジ軸(41)に連設されたスプロケット(43)の各々にチェーン(44)が掛け渡されている。これらネジ軸(41)の内の一方のネジ軸(41)は、対向側壁(11)から器具前方に突出しており、この突出部には、ネジ軸(41)を回動操作する為の操作ハンドル(42)が連設されている。 【0025】又、左右のネジ軸(41)は同一構成であり、各ネジ軸(41)に於ける一対の上部材(32)と螺合するネジ部の各々は、相互に逆方向に捩じれた構成となっている。従って、操作ハンドル(42)を回動操作すると、これに直結した一方のネジ軸(41)とチェーン(44)を介して連動する他方のネジ軸(41)とが回動して、各ネジ軸(41)に螺合した一対の上部材(32)が接近方向又は離反方向に移動する。 【0026】これによって、バーナボディ(20)の支持位置が左右均等に上記対向方向に調節されるものとなる。 *ガス供給経路(5) *この食品焼成器には、図1、図2及び図5に示すように、各ガスバーナ(2) にガスを供給する為のガス供給経路(5) が設けられている。 【0027】このガス供給経路(5) は、ガス入口(54)から各ガスバーナ(2) へのガス供給を各々制御する為のガス供給制御器(51)と、各ガスバーナ(2) のスロート部(22)にガスを送り込むガス供給ノズル(52)と、これらガス供給制御器(51)とガス供給ノズル(52)とを接続する金属管(53)と、を具備している。ガス供給制御器(51)は、ガス入口(54)の下流側に続く一対の分岐経路を各々構成するガスコックである。そして、これらガス入口(54)とガス供給制御器(51)の各々とは、ケーシング(1) に於いてバーナボディ(20)の長手方向の一端に対向する側壁(12)の外側に配置されている。 【0028】各ガス供給制御器(51)に接続された金属管(53)は、側壁(12)を貫通してケーシング(1) 内にてバーナボディ(20)に沿って延びている。そして、ガスバーナ(2)の前記長手方向の他端に位置した上記のスロート部(22)に接続されている。尚、金属管(53)は、ガス供給制御器(51)からスロート部(22)に向う途中で下方に屈曲している。 【0029】金属管(53)としては、銅管が採用されており、この金属管(53)が可撓性を有する構成となっている。又、金属管(53)は、銅管であることから、側壁(12)への貫通部を支点として上記対向方向や上下方向に比較的容易に撓むことができるようになっている。これによって、金属管(53)が前記対向方向に自由状態にあるものとなっている。 【0030】尚、金属管(53)としては、銅管の他、所謂、フレキ管を採用してもよい。 *焼き網(7) *この食品焼成器には、食品材料(8) 保持用の焼き網(7) が備えられている。この焼き網(7) は、図4に示すように、矩形状の一対の金網が開閉自在となるように長辺相互を回動自在に結合したものであり、この焼き網(7) によって、複数の食品材料(8) が挟持されるようになっている。 【0031】*移送機構(6) *この食品焼成器には、複数の食品材料(8) を保持した状態の焼き網(7) を器具前方から上記した燃焼面(200) 相互間に送り込む為の移送機構(6) が装備されている。この移送機構(6) は、図1、図2及び図4に示すように、焼き網(7) の周縁部を保持する為の保持枠(6a)と、この保持枠(6a)を器具前方から燃焼面(200) 間に案内する為の一対のガイドレール(61)と、を具備する構成となっている。 【0032】保持枠(6a)は、矩形の一対の枠体(601)(602)が開閉自在となるように長辺相互を軸部(603) により回動自在に結合した構成となっている。そして、軸部(603)の両端部は、枠体(601)(602)よりも所定長さ突出している。ガイドレール(61)の各々は、保持枠(6a)の長手方向の両端縁部を支持するものであり、ケーシング(1) 内に於けるバーナボディ(20)の長手方向の両端の外側に配置されている。 【0033】又、各ガイドレール(61)は、器具前面の対向側壁(11)に設けられた開口部(11a) から水平方向にケーシング(1) 内に進入し、更に上昇して燃焼面(200) 相互間に達する、L字状経路を形成している。尚、各ガイドレール(61)の外方端部は、開口部(11a) よりも所定長さ前方側に突出している。更に、この移送機構(6) は、器具前面の対向側壁(11)に沿って水平方向に延びるように側壁(12)とこれに対向する側壁(13)とで回動自在に支持された軸体(62)と、この軸体(62)の両端部から垂下する一対のアーム部(64)と、軸体(62)に連設された操作レバー(63)と、を具備している。 【0034】アーム部(64)の各々は、ガイドレール(61)の各々の外側に位置している。そして、各アーム部(64)の先端側部分には、アーム部(64)の長手方向に延びる挿通部(64a) が形成されており、これら左右の挿通部(64a) には、上記した軸部(603)の両端部が貫通している。従って、軸部(603) がアーム部(64)の各々に保持された状態でアーム部(64)の長手方向に所定距離、移動自在となっている。 【0035】そして、軸体(62)の一方端部は、側壁(13)の外部に露出しており、この露出部には、器具後方側に延びる片部(65)が連設されている。そして、この片部(65)の先端部と器具前面の対向側壁(11)との間には、前記先端部から器具前方に向って降下する傾斜状態のバネ(66)が取り付けられている。又、軸体(62)の他方端部は、側壁(12)の外部に露出しており、この露出部に操作レバー(63)が連設されている。そして、操作レバー(63)は、軸体(62)から器具前方に向って上昇する傾斜姿勢となっている。 【0036】従って、操作レバー(63)を下方に押し下げると、軸体(62)の回動によりアーム部(64)の各々がケーシング(1) の内方に向って上方回動する。このとき、片部(65)も回動するが、この回動によりバネ(66)が軸体(62)の下方から上方に移動して死点を越える構成となっている。従って、バネ(66)が死点を越えた後は、バネ(66)の弾性復帰力によってアーム部(64)が強制的に上方回動するものとなる。 【0037】従って、アーム部(64)に係合した保持枠(6a)がガイドレール(61)に沿ってこれの上端部(終端部)まで送り込まれて、図3に示すように、保持枠(6a)に挟まれた焼き網(7) が燃焼面(200) 間にセットされたものとなる。尚、この移送機構(6) には、器具前方側にある一対のレール(3b)の各々と保持枠(6a)の上方側の開放端とをつなぐ一対の板バネ(67)が設けられている。 【0038】この板バネ(67)は、保持枠(6a)がガイドレール(61)の外方端部に支持されているときに保持枠(6a)を開状態に維持すると共に、保持枠(6a)が燃焼面(200) 間に挿入された状態で保持枠(6a)を閉状態に維持する為のものである。 [食品焼成器の使用について]この食品焼成器を用いて食品材料(8) を焼成する際には、先ず、図4に示すように、複数の食品材料(8) を焼き網(7) で挟持して、この焼き網(7) を、同図の矢印のように、ガイドレール(61)の外方端部上にある保持枠(6a)に対して、挿入する。 【0039】このとき、図2に示すように、保持枠(6a)が板バネ(67)で開状態に維持されているから、前記挿入作業が容易となる。この後、操作レバー(63)を下方に押し下げると、上記したように、バネ(66)が死点を越えてこれにより強制的にアーム部(64)が内方に上方回動して、保持枠(6a)がガイドレール(61)に沿って燃焼面(200) 間まで送り込まれる。これによって、図3に示すように、食品材料(8) が燃焼面(200) 間にセットされたものとなる。 【0040】このとき、保持枠(6a)が板バネ(67)で閉状態に維持されるから、食品材料(8)の前記セット状態が安定する。この状態で、ガスバーナ(2) の各々に点火すると、これらガスバーナ(2) の燃焼面(200) の炎によって、食品材料(8) の各々が両側から焼成される。尚、この焼成時に食品材料(8) から落ちる汁が、上記した汁受皿(15)に受け止められる。 【0041】[食品材料(8) の焼き加減の調節について]このものでは、上記したように、各バーナボディ(20)の両端に連設されたスライド台(3a)の下部材(31)と、これを支持するレール(3b)とによって、各ガスバーナ(2) が前記対向方向に接離自在に支持されている。そして、これらガスバーナ(2) は、器具外部にある操作ハンドル(42)の回動操作によりネジ軸(41)が回動することによって、上記対向方向に離反又は接近する。これによって、各ガスバーナ(2) の燃焼面(200) から食品材料(8) までの距離が調節される。 【0042】従って、食品材料(8) の厚さが変わっても、操作ハンドル(42)の回動操作によって、食品材料(8) の焼き加減を容易に調節できる。このものでは、燃焼面(200) から食品材料(8) までの距離を調節する為に操作ハンドル(42)によりネジ軸(41)を回動させる構成となっているから、前記調節の為の構成が簡素化される。 【0043】このものでは、バーナボディ(20)の長手方向に於ける各ガスバーナ(2) の一端にガス供給ノズル(52)が装着され、各ガスバーナ(2) の他端の外側にガス供給制御器(51)が位置している。従って、ガス供給制御器(51)とガス供給ノズル(52)とを接続する金属管(53)の延長距離が大きくなる。又、金属管(53)は、可撓性を有すると共に上記対向方向に自由状態にある。 【0044】従って、ガス供給制御器(51)がケーシング(1) に固定されているものの、ガスバーナ(2) が上記対向方向に移動したときに生じる前記両者(ガス供給制御器(51)とガス供給ノズル(52))間の距離の変化が金属管(53)の撓みで吸収される。これによって、ガスバーナ(2) の上記対向方向の移動が確保されている。このものでは、ガスバーナ(2) 移動時にてガス供給制御器(51)からガス供給ノズル(52)までの距離の変化を金属管(53)自体の撓みで吸収する構成であるから、ガス供給制御器(51)やガス供給ノズル(52)に無理な力が加わりにくく、これら両者を含むガス供給経路(5) の耐久性が十分なものとなる。 [他の実施の形態] ■.上記の実施の形態では、ガスバーナ(2) の燃焼面(200) の対向方向を水平方向としたが、これに限定されない。例えば、前記対向方向を上下方向としてもよい。 【0045】■.上記の実施の形態では、金属管(53)が下流側に向う途中で下方に屈曲する構成となっているが、道中自由状態となる可撓性を有する構成であるかぎり、バーナボディ(20)に沿って直線状あるいは円弧状に延びる構成や、蛇行する構成としてもよい。 ■.上記の実施の形態では、ネジ軸(41)を回動させる為に、操作ハンドル(42)を回動操作する構成としたが、ネジ軸(41)が操作ハンドルにより駆動されるかぎり、例えば、操作ハンドルの往復移動操作の繰返しによりネジ軸(41)を回動させる構成としてもよい。この場合、操作ハンドルとネジ軸(41)との連動機構に所謂、ワンウェイクラッチを介装した構成を採用できる。 【0046】■.上記の実施の形態では、調節機構(4) として、各ガスバーナ(2) の支持位置を両方同時に調節する構成を採用したが、前記支持位置の各々を外部操作により調節するものであるかぎり、前記支持位置の各々を別々に調節する構成としてもよい。この場合、上記対向方向に並ぶ一対のスライド台(3a)の上部材(32)の内、一方の上部材(32)にネジ対偶するネジ軸と、他方の上部材(32)にネジ対偶するネジ軸と、を別体として、これらネジ軸の各々を別々に外部操作する構成を採用できる。 【0047】■.上記の実施の形態では、調節機構(4) として、各ガスバーナ(2) を操作ハンドル(42)の手動操作力により移動させる構成としたが、各ガスバーナ(2) の支持位置を外部操作により調節するものであるかぎり、例えば、スイッチ操作に応答してネジ軸(41)駆動用のモータを作動させる構成としてもよい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000115854 【氏名又は名称】リンナイ株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年1月29日(1999.1.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076912 【弁理士】 【氏名又は名称】坂上 好博
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| 【公開番号】 |
特開2000−217499(P2000−217499A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月8日(2000.8.8) |
| 【出願番号】 |
特願平11−22117 |
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