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【発明の名称】 鳥獣脅し具
【発明者】 【氏名】武田 悦男

【要約】 【課題】従来品よりも広範囲にわたって極めて良好な追い払い効果を発揮する画期的な鳥獣脅し具を提供すること。

【解決手段】基板材2の少なくとも片面に反射光輝性フィルム3を貼着することで構成した基体1に吊り紐6取付用の取付穴4を形成し、この取付穴4に撚り戻し具5を介して前記吊り紐6を取り付けして、この吊り紐6により基体1を吊り下げ設置し得るように構成した鳥獣脅し具。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基板材の少なくとも片面に反射光輝性フィルムを貼着することで構成した基体に吊り紐取付用の取付穴を形成し、この取付穴に撚り戻し具を介して前記吊り紐を取り付けして、この吊り紐により基体を吊り下げ設置し得るように構成したことを特徴とする鳥獣脅し具。
【請求項2】 前記基体の対向する上下部若しくは対向する左右部に夫々前記取付穴を形成し、この上下部若しくは左右部の夫々の取付穴に前記撚り戻し具を介して前記吊り紐を取り付けし得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の鳥獣脅し具。
【請求項3】 前記基体は、人や鳥獣の顔形や姿形をあしらった形状に形成し、この顔形や姿形をあしらった基体の少なくとも目の部分に夜光部若しくは昼光を蓄光して夜間に発光する蓄光部を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の鳥獣脅し具。
【請求項4】 前記基板材は、適度な厚さ寸法を有する公害対策適合材を採用したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鳥獣脅し具。
【請求項5】 前記基板材は透明材を採用し、この透明基板材の片面に表裏両面が反射光輝する前記反射光輝性フィルムを貼着して、この反射光輝性フィルムは前記透明基板材を介して透視し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鳥獣脅し具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、田畑やごみ収集場などの鳥獣害を防ぎたい場所に設置することで、鳥や獣を追い払う効果が期待できる鳥獣脅し具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、この種鳥獣脅し具としては色々なものがある。
【0003】本発明は、この種鳥獣脅し具の実用性を更に追求し、従来品よりも広範囲にわたって極めて良好な追い払い効果が期待できる画期的な鳥獣脅し具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0005】基板材2の少なくとも片面に反射光輝性フィルム3を貼着することで構成した基体1に吊り紐6取付用の取付穴4を形成し、この取付穴4に撚り戻し具5を介して前記吊り紐6を取り付けして、この吊り紐6により基体1を吊り下げ設置し得るように構成したことを特徴とする鳥獣脅し具に係るものである。
【0006】また、前記基体1の対向する上下部若しくは対向する左右部に夫々前記取付穴4を形成し、この上下部若しくは左右部の夫々の取付穴4に前記撚り戻し具5を介して前記吊り紐6を取り付けし得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の鳥獣脅し具に係るものである。
【0007】また、前記基体1は、人や鳥獣の顔形や姿形をあしらった形状に形成し、この顔形や姿形をあしらった基体1の少なくとも目の部分に夜光部若しくは昼光を蓄光して夜間に発光する蓄光部7を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の鳥獣脅し具に係るものである。
【0008】また、前記基板材2は、適度な厚さ寸法を有する公害対策適合材を採用したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鳥獣脅し具に係るものである。
【0009】また、前記基板材2は透明材を採用し、この透明基板材2の片面に表裏両面が反射光輝する前記反射光輝性フィルム3を貼着して、この反射光輝性フィルム3は前記透明基板材2を介して透視し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鳥獣脅し具に係るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0011】例えば、田畑やごみ収集場などの鳥獣害を防ぎたい場所に吊り紐6によって基体1を吊り下げると、基板材2の少なくとも片面に貼着した反射光輝性フィルム3が太陽光などを受けて反射光輝し、この反射光輝が鳥獣が恐怖感を与えることになる。
【0012】また、この際、撚り戻し具5を介して吊り紐6によって吊り下げられた基体1は、この撚り戻し具5によって吊り紐6に対して水平方向に360度に回転可能であるため、この基体1が風を受けると、微風でもゆらゆらと揺れたり、吊り紐6がよじれたりすることなくスムーズに360度回転することになるので、全範囲に極めて良好に反射光輝性フィルム3の反射光輝を与えることができ、よってどの方向から近づく鳥獣にも反射光輝による脅し効果を与えることができるので、極めて良好な鳥獣追い払い効果を発揮することになる。
【0013】また、本発明は、単に基板材2の少なくとも片面に反射光輝性フィルム3を貼着することで基体1を構成し、この基体1に設けた取付穴4に撚り戻し具5を介して吊り紐6を取り付けするだけで構成できるため、この構成は簡易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れ安価な製品を提供できることになる。
【0014】また、例えば、前記基体1の対向する上下部若しくは対向する左右部に夫々前記取付穴4を形成し、この上下部若しくは左右部の夫々の取付穴4に前記撚り戻し具5を介して前記吊り紐6を取り付けし得るように構成すれば、この対向する上下部若しくは対向する左右部の夫々の吊り紐6を利用して一層安定的な状態に基体1を設置できる上に、強い風に煽られた場合でも上下若しくは左右の撚り戻し具5によって基体1の回転作動が一層安定的に且つスムーズに行われることになる。
【0015】また、例えば、基体1の上下部若しくは左右部に取り付けした撚り戻し具5を介して基体1を上下若しくは左右に複数並設状態に連結することもでき、このようにして並設状態に設置すれば、並設する基体1によって一層広範囲に脅し効果を及ぼすことになる。
【0016】また、例えば、前記基体1は、人や鳥獣の顔形や姿形をあしらった形状に形成し、この顔形や姿形をあしらった基体1の少なくとも目の部分に夜光部若しくは昼光を蓄光して夜間に発光する蓄光部7を設ければ、この顔形や姿形をあしらった基体1が一層鳥獣に恐怖感を与えて一層秀れた鳥獣脅し効果を期待でき、しかも基体1の少なくとも目の部分である夜光部若しくは蓄光部7が夜間に長時間発光するために、この発光絵柄が鳥獣に良好な恐怖感を与えて夜間においても極めて秀れた鳥獣脅し効果を発揮することになる。
【0017】また、例えば、前記基板材2は、適度な厚さ寸法を有する公害対策適合材を採用すれば、廃棄処分が容易で環境的にも適する秀れた構成となる。
【0018】即ち、従来品は塩ビなどの公害対策不適合材で構成されてあったために廃棄しづらいという問題があったが、この構成によればこの従来品の欠点を解決できることになる。
【0019】また、例えば、前記基板材2は透明材を採用し、この透明基板材2の片面に表裏両面が反射光輝する前記反射光輝性フィルム3を貼着して、この反射光輝性フィルム3は前記透明基板材2を介して透視し得るように構成すれば、基板材の表裏両面に反射光輝性フィルムを貼着する構成に比して、部品コスト安となって且つ製作容易となる秀れた構成となる。
【0020】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0021】本実施例の基体1は、図2に示すように、基板材2の片面に反射光輝性フィルム3を貼着することで構成している。
【0022】更に説明すると、基板材2は、公害対策適合材として0.4mm程度の厚さ寸法を有すポリプロピレン材を採用して構成している。
【0023】また、この基板材2は透明材で構成し、この透明基板材2の片面に表裏両面が反射光輝する前記反射光輝性フィルム3を貼着して、この反射光輝性フィルム3の貼着面側は前記透明基板材2を介して透視し反射し得るように構成している。この基板材2は、半透明でも良いが、本実施例のように透明とした方が反射光輝性フィルム3の反射光輝が良好に視認できるので好ましい。
【0024】また、本実施例では、基板材2の角縁をR面取りし、この基板材2の周縁部に触れた際に手を切ったりしにくいように構成している。
【0025】反射光輝性フィルム3は、図1に示すように、表裏両面を反射光輝面としたホログラフフィルムを採用している。従って、このホログラフフィルムは、多数の様々な色彩に光輝する上に、見る角度によって光輝色や光輝箇所が不規則に変化するため、鳥獣に極めて良好な恐怖感を与え、極めて秀れた鳥獣脅し効果が得られることになる。
【0026】また、本実施例の基体1は、図1に示すように、猫の顔形をあしらった形状に形成している。
【0027】本実施例では、この基体1の周縁部の対向する上下部並びに対向する左右部の計四箇所に、この基体1の表裏面を貫通させて取付穴4を形成している。
【0028】また、図面では、この四箇所の取付穴4のうち上下部の夫々の取付穴4に撚り戻し具5を介して前記吊り紐6を取り付けし、この上下に配した吊り紐6により基体1を吊り下げ設置し得るように構成している。尚、もちろん、基体1左右部の取付穴4の夫々に撚り戻し具5を介して吊り紐6を取り付けする構成としても良いし、基体1上部の取付穴4だけに撚り戻し具5を介して吊り紐6を取り付けし,この上部の吊り紐6で吊り下げ設置する構成としても良く、またこの上部にだけ吊り紐6を設ける場合には基体1の上部にだけ取付穴4を形成する構成であっても良い。
【0029】更に説明すると、本実施例では、二つの環体5A・5Bを、一方が他方に対して回動する状態で連結部材5Cにより連結した構成の既存の撚り戻し具5を採用しているもので、この撚り戻し具5の一方の環体5Aに釣り糸などの吊り紐6を連結すると共に、他方の環体5Bに連結環8を連結し、この連結環8を前記取付穴4に連結した構成としている。
【0030】また、本実施例では、この猫の顔形をあしらった基体1に昼光を蓄光して夜間に発光する蓄光部7を設けている。
【0031】具体的には、本実施例では、基体1片側面の目と鼻と口と髭の部分を象った蓄光素材を夫々適当な基体1の配置箇所にホットスタンプ(焼き付け)することで貼着し、更にこの各蓄光素材の上方から透明保護シート9を貼着して、この蓄光素材を設けた目と鼻と口と髭の部分を夫々蓄光部7とした場合を示している。
【0032】従って、このように単にホットスタンプすることで蓄光素材を基体1片側面に貼着できる構成のため、この蓄光部7は簡易に構成できる。
【0033】次に、具体的な使用方法を作用効果を伴って説明する。
【0034】例えば、田畑やごみ収集場などの鳥獣害を防ぎたい場所に、図4に示したように植物の枝などの適当な吊り下げ部を利用して上部の吊り紐6によって基体1を吊り下げると共に、下部の吊り紐6も地中に埋設したり適当な引っ掛け部に係止連結したり重りを連結することなどによって係止して基体1を設置すると、透明基板材2の片面に貼着した反射光輝性フィルム3の表裏両面が太陽光などを受けて反射光輝し、この反射光輝が鳥獣に恐怖感を与え、脅し効果を発揮することになる。
【0035】また、この際、撚り戻し具5を介して吊り紐6によって吊り下げられた基体1は、この撚り戻し具5によって吊り紐6に対して水平方向に360度に回転可能であるため、この基体1が風を受けると、微風でもゆらゆらと揺れたり、吊り紐6がよじれたりすることなくスムーズに360度回転することになるので、表裏両面が特殊に光輝するホログラムフィルムであることも相俟って全範囲に極めて良好に反射光輝性フィルム3の反射光輝を与えることができ、よってどの方向から近づく鳥獣にも反射光輝による脅し効果を与えることができるので、極めて良好な鳥獣追い払い効果を発揮する。
【0036】また、対向する上下部若しくは対向する左右部の夫々の吊り紐6を利用して安定的な状態に基体1を設置しているために、強い風に煽られた場合でも基体1が吹き飛んだりしにくいし、上下若しくは左右の撚り戻し具5によって基体1の回転作動が極めて安定的に且つスムーズに行われることになる。
【0037】また、ベランダや物干しに吊り下げておけば洗濯物に落とされる鳥の糞対策にもなるし、猫の目線と同じ高さに吊り下げれば猫よけにもなり、更に、キラキラと光る見栄えの良いものであるため、室内のインテリアとして使用することもできる。
【0038】また、本実施例は、単に基板材2の片面に反射光輝性フィルム3を貼着することで基体1を構成し、この基体1に設けた取付穴4に撚り戻し具5を介して吊り紐6を取り付けするだけで構成できるため、この構成は簡易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れ安価な製品を提供できることになる。
【0039】また、猫の顔形をあしらった基体1が鳥獣に恐怖感を与えて極めて秀れた鳥獣脅し効果を発揮し、しかも図3に示すように、目と鼻と口と髭とを象った蓄光部7が夜間に長時間発光するため、この発光する蓄光部7が鳥獣に恐怖感を与え、夜間においても極めて良好な鳥獣脅し効果を発揮することになる。
【0040】また、0.4mm程度の厚さ寸法を有する基板材2は薄過ぎないので手を怪我することもないし、ポリプロピレン材を採用しているために、廃棄処分が容易で環境的にも適するなど秀れた構成となる。
【0041】即ち、従来、この種鳥獣脅し具を構成する基板材は、0.2mm程度の厚さ寸法のごく薄い厚さしか有しなかったために、この従来品では基板材が薄過ぎて手を切って怪我をし易く、また従来品は塩ビなどの公害対策不適合材で構成されてあったために廃棄しづらいなどの問題があったが、本実施例によればこの従来品の欠点を解決できることになる。
【0042】また、透明基板材2の片面に表裏両面が反射光輝する前記反射光輝性フィルム3を貼着して、この反射光輝性フィルム3が透明基板材2を介して透視する構成であるから、従来品では基板材の表裏両面に反射光輝性フィルムを貼着して構成するものが主流であったが、本実施例では、このような従来品に比して部品コスト安となって且つ製作容易となる。
【0043】尚、図5は、本実施例の別使用例を示しているもので、地中に差し込み挿入係止し得る棒状の差し込み杆10Aの一端部に,半円形の取付枠部10Bを形成して成る地中差し込み具10を利用して設置した場合を示している。
【0044】具体的には、基体1の対向する上下部に取り付けした吊り紐6を、取付枠部10Bの上下部の取付環10Cに連結することで基体1を地中差し込み具10(取付枠部10B)に対して撚り戻し具5を介して回転自在に取り付けしている。
【0045】そして、この基体1を取り付けた地中差し込み具10の差し込み杆10Aを、田畑やプランターや鉢などの地中に差し込むことで設置しているもので、この使用方法によれば、上下夫々の吊り紐6によって一層安定的に基体1を設置できることになる上、この上下の撚り戻し具5によって基体1の回転作動が一層スムーズに行われることになる。また、単に基体1を取り付けた地中差し込み具10を地中に差し込むだけで設置できるので、吊り紐6を吊り下げするのに適当な木の枝などがなくとも容易に吊り下げ設置できるし、掛止め用のロープなどを用意することも不要となるため、設置作業が容易に行える。
【0046】また、図示していないが、基体1の対向する上下部若しくは左右部の取付穴4に前記連結環8を介して撚り戻し具5を連結し、この対向する上下部若しくは左右部に設けた撚り戻し具5で複数の基体1を上下や左右に多数並設状態に連結することもでき、この上下や左右に多数連結並設させた基体1を吊り紐6によって適所に吊り下げれば、上下や左右に並設する多数の基体1が一層広範囲に鳥獣脅し効果を発揮することになる。また、上記した図5の使用方法で、基体1を上下や左右に並設させても良い。
【0047】尚、本実施例では、基体1を猫の顔形とした場合を示したが、例えば、その他の鳥獣や人の顔形や姿形でも良いし、野菜や果物の姿形などでも良く、どのような形状をあしらったものとしても良い。
【0048】また、本実施例では、公害対策適合材としてポリプロピレン材を採用して基板材2を構成した場合を示したが、その他の廃棄に適した素材を用いて基板材2を構成しても良い。
【0049】また、本実施例では、透明な基板材2の片面に両面が反射光輝する反射光輝性フィルム3を貼着して基体1を構成した場合を示したが、基板材2の両面に反射光輝性フィルム3を貼着する構成としても良い。また、両面に反射光輝性フィルム3を貼着する場合には基板材2は透明でなくとも良いし、反射光輝性フィルム3も貼着面が反射面でなくとも良い。
【0050】また、本実施例では、反射光輝性フィルム3としてホログラムフィルムを採用したが、一般的な反射フィルムなどを採用して反射光輝性フィルム3を構成しても良い。また、反射光輝性フィルム3は、ホログラムフィルムパターンや反射フィルムパターンを基板材2に印刷して構成しても良い。
【0051】また、本実施例では、蓄光素材を基体1に貼着して蓄光部7を構成した場合を示したが、蓄光塗料を基体1に塗布することで蓄光部7を構成しても良い。また、蓄光部7でなく、例えば、基体1に夜光素材を貼着したり、基体1に夜光塗料を塗布したりして夜光部を設ける構成でも良い。また、本実施例では、蓄光部7を基体1の片面に設けた場合を示したが、基体1の両面に蓄光部7を設けても良く、このように構成すると、夜間に一層広範囲に蓄光部7による脅し効果が得られることになる。
【0052】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、例えば、田畑やごみ収集場などの鳥獣害を防ぎたい場所に吊り紐によって基体を吊り下げると、基板材の少なくとも片面に貼着した反射光輝性フィルムが太陽光などを受けて反射光輝して、この反射光輝が鳥獣が恐怖感を与えることになり、しかも撚り戻し具を介して吊り紐によって吊り下げられた基体は、この撚り戻し具によって吊り紐に対して水平方向に360度に回転可能であるため、この基体が風を受けると、微風でもゆらゆらと揺れたり、吊り紐がよじれたりすることなくスムーズに360度回転することになるので、全範囲に極めて良好に反射光輝性フィルムの反射光輝を与えることができ、よってどの方向から近づく鳥獣にも反射光輝による脅し効果を与えることができて極めて良好な鳥獣追い払い効果を発揮することになる極めて実用性に秀れた画期的な鳥獣脅し具となる。
【0053】また、本発明は、単に基板材の少なくとも片面に反射光輝性フィルムを貼着することで基体を構成し、この基体に設けた取付穴に撚り戻し具を介して吊り紐を取り付けするだけで構成できるため、この構成は簡易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れ安価な製品を提供できることになる秀れた構成の鳥獣脅し具となる。
【0054】また、請求項2記載の発明においては、対向する上下部若しくは対向する左右部の夫々の吊り紐を利用して一層安定的な状態に基体を設置できる上に、強い風に煽られた場合でも上下若しくは左右の撚り戻し具によって基体の回転作動が一層安定的に且つスムーズに行われる秀れた鳥獣脅し具となり、また、この発明によれば、例えば、基体の上下部若しくは左右部に取り付けした撚り戻し具を介して基体を上下若しくは左右に複数並設状態に連結することもでき、このようにして並設状態に設置すれば、並設する基体によって一層広範囲に脅し効果を及ぼすことができることになるなど秀れた構成の鳥獣脅し具となる。
【0055】また、請求項3記載の発明においては、人や鳥獣の顔形や姿形をあしらった基体が一層鳥獣に恐怖感を与えて一層秀れた鳥獣脅し効果を期待でき、しかもこの基体の目の部分の夜行部若しくは蓄光部が夜間に長時間発光して鳥獣に恐怖感を与えるため、夜間においても極めて秀れた鳥獣脅し効果を発揮することになる極めて実用性に秀れた画期的な鳥獣脅し具となるまた、請求項4記載の発明においては、廃棄処分が容易で環境的にも適するなど秀れた構成となる。
【0056】即ち、従来、この種鳥獣脅し具を構成する基板材としては、塩ビなどの公害対策不適合材であったために廃棄しづらいなどの問題もあったが、本発明によればこの欠点を解決できることになる極めて実用性に秀れた画期的な鳥獣脅し具となる。
【0057】また、請求項5記載の発明においては、透明基板材の片面に表裏両面が反射光輝する反射光輝性フィルムを貼着する構成のため、基板材の表裏両面に反射光輝性フィルムを貼着して構成している従来品に比して、部品コスト安となって且つ製作容易となる秀れた構成の画期的な鳥獣脅し具となる。
【出願人】 【識別番号】599083282
【氏名又は名称】有限会社 武田産業
【出願日】 平成11年6月15日(1999.6.15)
【代理人】 【識別番号】100091373
【弁理士】
【氏名又は名称】吉井 剛 (外1名)
【公開番号】 特開2000−354447(P2000−354447A)
【公開日】 平成12年12月26日(2000.12.26)
【出願番号】 特願平11−168547