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【発明の名称】 動物プランクトンの培養装置及び培養方法
【発明者】 【氏名】長瀬 俊哉

【要約】 【課題】ワムシ等の動物プランクトンの高密度培養或いは連続培養を良好に行うことが可能な動物プランクトンの培養装置及び培養方法を提供すること。

【解決手段】本発明の動物プランクトンの培養装置1は、動物プランクトンの培養を行う培養槽2の内壁と所定の間隙を隔てて配置され、前記内壁と対向した複数の開口部を有する吸引ヘッド4と、前記吸引ヘッド4に接続され、前記動物プランクトンの培養に伴って生じ前記培養槽2の内壁に堆積したフロック8を、前記複数の開口部を介して前記培養槽2の外部へと吸引除去するポンプ7とを具備する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】動物プランクトンの培養を行う培養槽の内壁と所定の間隙を隔てて配置され、前記内壁と対向した複数の開口部を有する吸引ヘッドと、前記吸引ヘッドに接続され、前記動物プランクトンの培養に伴って生じ前記培養槽の内壁に堆積したフロックを、前記複数の開口部を介して前記培養槽の外部へと吸引除去するポンプとを具備することを特徴とする動物プランクトンの培養装置。
【請求項2】 前記吸引ヘッドは、前記培養槽の側壁に堆積したフロックを吸引除去するための複数の開口部を有する第1の吸引部と、前記培養槽の底面に堆積したフロックを吸引除去するための複数の開口部を有する第2の吸引部とを具備することを特徴とする請求項1に記載の動物プランクトンの培養装置。
【請求項3】 前記吸引ヘッドを、前記複数の開口部を前記培養槽の内壁と対向させつつ前記培養槽の内壁に対して移動させる駆動手段をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の動物プランクトンの培養装置。
【請求項4】 飼育水を収容する培養槽内で動物プランクトンの培養を行う培養方法であって、前記動物プランクトンの培養に伴って生じ前記培養槽の内壁に堆積したフロックを、前記培養槽の外部へと吸引除去することを特徴とする動物プランクトンの培養方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動物プランクトンの培養装置及び培養方法に係り、特に、動物プランクトンの培養に伴って発生するフロックの除去を行う動物プランクトンの培養装置及び培養方法に関する。
【0002】
【従来の技術】栽培漁業や養殖等で行われる魚類の種苗生産において、動物プランクトン、特にワムシは初期生物飼料として欠くことができないものであり、ワムシの培養なくして種苗生産を行うことのできない魚類は多い。そのため、例えば、特開平3−39021号公報、特開平6−165627号公報、及び特開平7−79659号公報において開示されるように、ワムシ等の動物プランクトンの高密度培養或いは連続培養に関する特許出願が数多くなされている。
【0003】ところで、ワムシ等の動物プランクトンを高密度に培養した場合、残餌や糞により飼育水中に大量のフロックが発生する。このフロックの存在は、動物プランクトンを給餌される稚魚に食欲減退や疾病をもたらすものと考えられている。そのため、フロックは、培養したワムシ等の動物プランクトンから分離除去される。
【0004】例えば、特開平9−275843号公報には、培養槽中で接触濾材にフロックを付着させることにより、フロックを分離除去することが開示されている。しかしながら、この方法によると、フロックを付着させた接触濾材を定期的に培養槽から取り出して、接触濾材からフロックを洗い流す必要がある。また、特開平9−275843号公報に記載された方法は、接触濾材を定期的に培養槽から取り出す必要があるため、培養槽の外部から、ワムシ等の動物プランクトンにとって有害な原生動物を培養槽内に招き入れる危険性を有している。
【0005】また、本発明者らの特願平9−302662号は、定期的に培養槽へのエアーの供給を停止し、フロックとワムシとの間の沈降速度の差を利用することにより、フロックの混入を防止しつつワムシを培養槽から収穫槽へと移送する方法を記載している。この方法をS型ワムシ(Brachionus roundiformis)の高密度培養に適用することにより、殆どフロックを伴うことなくワムシを清浄な状態で収穫することができ、なおかつS型ワムシの安定した培養を継続的に行うことが可能となった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、S型ワムシでの培養成功事例から、S型と同じように、産業的に重要なワムシの種であるL型ワムシ(Brachionus plicatilis)に関しても、特願平9−302662号に記載された方法を用いて高密度連続培養を行った。しかしながら、L型ワムシを培養開始後、1〜2週間経過した頃からワムシの摂餌不良や斃死等が生じ培養中止となる事例が頻繁に観察された。
【0007】ところで、魚類種苗生産に産業的に用いられているワムシにはS型ワムシとL型ワムシの2種類がある。L型ワムシはS型ワムシと比較して体長が1.5倍から2倍程度と大きく、より大きな魚類のふ化仔魚の餌料として種苗生産現場での受容の高いワムシである。しかしながら、L型ワムシは、S型ワムシに比べて、培養槽内に発生する硫化水素等に対する感受性が高く、高密度培養及び連続培養が難しいとされている。
【0008】すなわち、特願平9−302662号に記載された方法においてL型ワムシの高密度連続培養が困難である理由は、L型ワムシは、高密度連続培養を続けた場合に、ドレンの自動開放のみでは排出されずに壁面に堆積したフロックや、壁面に堆積したフロックにより形成される還元層から発生する硫化水素等のガスがL型ワムシの生育に悪影響を及ぼしたためであると考えられる。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、ワムシ等の動物プランクトンの高密度培養或いは連続培養を良好に行うことが可能な動物プランクトンの培養装置及び培養方法を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、水産増養殖における初期生物飼料であるワムシ等の培養を安定的に行うことが可能な動物プランクトンの培養装置及び培養方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は、動物プランクトンの培養を行う培養槽の内壁と所定の間隙を隔てて配置され、上記内壁と対向した複数の開口部を有する吸引ヘッドと、この吸引ヘッドに接続され、動物プランクトンの培養に伴って生じ培養槽の内壁に堆積したフロックを、上記複数の開口部を介して培養槽の外部へと吸引除去するポンプとを有することを特徴とする動物プランクトンの培養装置を提供する。
【0012】また、本発明は、飼育水を収容する培養槽内で動物プランクトンの培養を行う培養方法であって、動物プランクトンの培養に伴って生じ培養槽の内壁に堆積したフロックを培養槽の外部へと吸引除去することを特徴とする動物プランクトンの培養方法を提供する。ここで、内壁とは、培養槽の内側の側面や底面を意味し、通常はこれら側面及び底面の双方を意味する。
【0013】上述したように、従来技術に係る方法によると、L型ワムシを高密度培養した場合に、培養開始から1〜2週間経過後からワムシの摂餌不良や斃死等が観察されるようになり、培養を中止せざるを得ないことがある。また、この従来技術に係る方法によると、培養槽内のフロック量が多い場合や長期に培養を続けた場合に培養槽の内壁に付着するフロックを除去することはできず、培養槽の内壁にフロックが蓄積されることが分かっている。
【0014】以上の事実から、従来技術に係る方法においては、培養槽の内壁に堆積したフロックとフロックから発生する硫化水素等とがワムシの培養を阻害しているものと考えられる。したがって、培養槽の内壁に堆積したフロックを定期的に除去することにより、動物プランクトンを高密度培養或いは連続培養した場合においても、摂餌不良や斃死等を防止することが可能となる。
【0015】本発明は、培養槽の内壁に堆積したフロックを、吸引することにより培養槽の外部へと除去・排出することを特徴としている。なお、培養槽の内壁に堆積したフロックを除去する方法としては、吸引すること以外にも、スクレーパ等を用いて物理的に掻き落とす方法や液流を吹き付けて培養槽の壁面から剥離させる方法が考えられる。
【0016】しかしながら、これら方法のいずれも、培養槽の内壁から除去したフロックが培養槽内で懸濁してしまう。培養槽の内壁から除去したフロックを培養槽の外部へと排出するには、培養槽内で懸濁するフロックが培養槽の底部に沈降するのを待たねばならない。
【0017】培養槽内で懸濁するフロックは、動物プランクトンに悪影響を与えると考えられる硫化水素臭等の悪臭ガスを発生するため、動物プランクトンの摂餌不良や斃死等をもたらすおそれがある。すなわち、スクレーパ等を用いて物理的に掻き落とす方法や液流を吹き付けて培養槽の壁面から剥離させる方法のいずれを用いた場合においても、動物プランクトンの高密度培養或いは連続培養を良好に行うことは困難である。
【0018】これに対し、培養槽の内壁に堆積したフロックを吸引することにより培養槽の外部へと除去・排出した場合、培養槽の内壁から除去したフロックが培養槽内で懸濁することがない。そのため、動物プランクトンの摂餌不良や斃死等を防止することができる。さらに、培養槽の内壁から除去したフロックが培養槽内で懸濁することがないので、培養槽の内壁から除去したフロックを培養槽の外部へと速やかに排出することができる。したがって、本発明によると、動物プランクトンの高密度培養或いは連続培養を良好に行うことが可能となる。
【0019】また、培養槽の内壁に堆積したフロックの除去を吸引により行った場合、通常、フロックは完全に除去される訳ではなく、培養槽の内壁にはフロック或いはその分解生成物を含有する薄膜が適度な厚さで残される。このような薄膜は、培養槽内に収容された飼育水中を浮遊するフロックの壁面への堆積を促進する。したがって、本発明によると、飼育水中のフロック濃度を低減することができ、それにより、動物プランクトンの高密度培養或いは連続培養をさらに良好に行うことが可能となる。
【0020】また、従来技術に係る方法によると、培養槽の内壁に堆積するフロックは数cmの厚さに達することがある。このように、フロックが培養槽の内壁に過剰な厚さで堆積した場合、有効な培養容積が減少するという問題を生ずる。本発明はこのような問題に対しても極めて有効である。すなわち、培養槽の内壁に堆積したフロックを定期的に吸引除去することにより、十分な培養容積を維持することができる。
【0021】本発明において、培養槽の内壁に堆積したフロックの吸引除去に用いる吸引ヘッドの形状に特に制限はないが、吸引ヘッドの表面積は十分な吸引除去能力が得られる範囲で可能な限り狭いことが好ましい。この場合、吸引ヘッドに堆積するフロックの量を最少化することができる。
【0022】吸引ヘッドへのフロックの堆積を抑制しつつ培養槽の内壁に堆積したフロックを十分に吸引除去するのに最も有効な方法として、吸引ヘッドを培養槽の内壁に沿って移動させる方法を挙げることができる。すなわち、吸引ヘッドに設けられた複数の開口部を培養槽の内壁と対向させつつ、及び好ましくはこれら開口部と培養槽の内壁との間隙を実質的に一定に保ちつつ、吸引ヘッドを培養槽の内壁に対して移動させる駆動手段を設ければよい。
【0023】このような駆動手段を用いる場合、吸引ヘッドの形状及び吸引ヘッドの移動方式は、培養槽の形状等に応じて適宜選択される。例えば、培養槽が箱型の場合、吸引ヘッドとして複数の開口部が設けられた中空の柱状体を用い、開口部を培養槽の内壁と対向させつつ吸引ヘッドを内壁に対して平行移動させればよい。なお、この場合、単一の吸引ヘッドを用いて全ての壁面からフロックを吸引除去することも可能であるが、そのためには駆動手段が複雑な構造となる。したがって、培養槽が箱型の場合、複数の吸引ヘッドを用いることが好ましい。
【0024】また、培養槽が円筒形のように鉛直方向を軸とした回転体状の形状を有する場合、吸引ヘッドの形状を上記軸を含む平面での培養槽の断面形状と対応させ、吸引ヘッドを上記軸を回転軸として回転移動させればよい。例えば、培養槽が円筒形状或いはそれに類似した形状である場合、吸引ヘッドを、培養槽の側壁に堆積したフロックを吸引除去するための複数の開口部を有する第1の吸引部と、培養槽の底面に堆積したフロックを吸引除去するための複数の開口部を有する第2の吸引部とで構成する。なお、ここでは、培養槽を円筒形状とし、第1及び第2の吸引部を有する吸引ヘッドとして、複数の開口部が設けられたL字型の中空体を考える。
【0025】そして、このL字型の吸引ヘッドを回転させることにより、第1の吸引部を培養槽の側壁に対して平行移動させ、第2の吸引部を培養槽の底面の上方で時計回り或いは反時計回りで回転移動させる。第1の吸引部には培養槽の側壁と対向するように複数の開口部が設けられており、第2の吸引部には培養槽の底面と対向するように複数の開口部が設けられている。したがって、このL字型の吸引ヘッドを1回転させることにより、全ての壁面からフロックを吸引除去することができる。
【0026】本発明において、吸引ヘッドを用いたフロックの除去は、連続的に行ってもよく、定期的に行ってもよい。フロックの除去を定期的に行う場合、その頻度は培養槽の容積や動物プランクトンの培養密度等に応じて適宜設定される。また、本発明の培養装置に、吸引ヘッドを用いたフロックの除去を自動的に行う機構を設けてもよい。
【0027】本発明において、吸引ヘッドに設けられる開口部の径は、通常、1mm〜3cmに設定される。開口部の径が1mm未満の場合、培養槽の内壁に堆積したフロックを十分な効率で除去することができないことがある。また、開口部の径が3cmを超える場合、十分な吸引パワーが得られないことがある。
【0028】本発明において、吸引ヘッドの開口部と培養槽の内壁との間の距離は、通常、5cm以下に設定される。開口部と内壁との距離を5cm以下とした場合、比較的低い吸引力で培養槽の内壁に堆積したフロックを吸引除去することができる。
【0029】本発明において、吸引ヘッドに設けられる複数の開口部は、径1mm以上の長方形状のスリットでもよい。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図1は、本発明の実施例に係る動物プランクトンの培養装置を概略的に示す図である。
【0031】図1に示す培養装置1は培養槽2を有している。培養槽2には、飼育水3が収容されており、この中で動物プランクトンの培養が行われる。培養槽2には、さらに、L字型の吸引ヘッド4が配置されている。なお、参照番号8はフロックを示している。
【0032】吸引ヘッド4は、培養槽2の内壁と対向するように複数の開口部が設けられた中空構造を有しており、吸引ヘッド4の端部には中空構造のシャフト5の一端が接続されている。シャフト5の他端には、非中空構造のシャフト10の一端が接続されており、シャフト10の他端にはモータ9が接続されている。
【0033】また、中空構造のシャフト5の上端部近傍には、シャフト5から分岐してフレキシブルな配管6の一端が接続されている。なお、この配管6は、吸引ヘッド4の360°の回転に対して脱落・破損しないように折り曲げ可能な構造となっている。配管6の他端には、ポンプ7が接続されており、吸引ヘッド4の開口部からの吸引を可能としている。
【0034】モータ9の側方には上部架台に固定された光電スイッチ14が取り付けられており、シャフト10にはシャフト10とともに回転する光反射板15が取り付けられている。吸引ヘッドの回転に伴い、光反射板15が光電スイッチ14の下方に至ると、光電スイッチ14は反射光を検知してモータ9に逆回転の指令を与える。これにより、シャフト10が360°回転する毎にモータ9を逆回転させて、配管6のシャフト5或いは10への巻き付きや破断が回避されている。
【0035】以上のような構造を有する培養装置1を用いて、L型ワムシの連続培養を行った。なお、フロックの吸引除去は、特願平9−302662号に記載された方法を応用して、数時間毎のワムシの収穫の際に、エアーを数分間停止した後に行った。その結果を図2に示す。
【0036】図2は、L型ワムシの連続培養に本発明の実施例及び比較例に係る方法を用いた場合に得られたワムシ培養密度の経時変化を示すグラフである。図中、横軸は経過日数を示し、縦軸は培養槽2内のワムシ密度を示している。
【0037】図2において、曲線11は本発明の実施例に係るデータであり、12日経過後から吸引ヘッド4によるフロック8の吸引除去を定期的に行った場合に得られたワムシ培養密度を示している。また、曲線12及び13は比較例に係るデータであり、吸引ヘッド4によるフロック8の吸引除去を全く行わなかったこと以外は同条件下でワムシを連続培養した場合に得られたワムシ培養密度を示している。
【0038】図2の曲線12及び13から明らかなように、吸引ヘッド4によるフロック8の吸引除去を全く行わなかった場合、培養開始から15〜20日目にL型ワムシの摂食不良が生じ、培養不調となった。それに対し、図2の曲線11から明らかなように、吸引ヘッド4によるフロック8の吸引除去を行った場合、L型ワムシの摂食不良による培養不調を生ずることなく、良好に培養を継続することができた。
【0039】また、本実施例に係る方法によると、特願平9−302662号に記載されるように培養槽2の底部に堆積したフロック8を培養水とともにドレンから排出した場合に対し、排出された廃液中のフロック量は1.5〜2倍であった。なお、ここでいうフロック量とは、下記等式に示すように、廃液をメスシリンダ中に静置し30分間静置後に観測される見かけ上のフロック8の体積を廃液の体積で割り、それに100を乗じた値である。
【0040】
【数1】

【0041】以上から、本実施例に係る方法によると、フロック8を高い効率で除去可能であることが確認された。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、培養槽の内壁に堆積したフロックは吸引することにより培養槽の外部へと除去・排出される。そのため、培養槽の内壁から除去したフロックが培養槽内で懸濁することがなく、培養槽の内壁から除去したフロックを培養槽の外部へと速やかに排出することができる。したがって、本発明によると、動物プランクトンの摂餌不良や斃死等を抑制することができる。
【0043】すなわち、本発明によると、ワムシ等の動物プランクトンの高密度培養或いは連続培養を良好に行うことが可能な動物プランクトンの培養装置及び培養方法が提供される。
【0044】また、本発明によると、水産増養殖における初期生物飼料であるワムシ等の培養を安定的に行うことが可能な動物プランクトンの培養装置及び培養方法が提供される。
【出願人】 【識別番号】000120401
【氏名又は名称】荏原実業株式会社
【出願日】 平成11年6月9日(1999.6.9)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外5名)
【公開番号】 特開2000−350531(P2000−350531A)
【公開日】 平成12年12月19日(2000.12.19)
【出願番号】 特願平11−162343