| 【発明の名称】 |
魚群探知センサ内蔵ルアーおよび釣り支援装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】星井 弘行
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| 【要約】 |
【課題】魚群を探知したときルアー自体を発光させることによりルアーの動き応じて魚のいるポイントを視覚によって教え、効率的な釣りを行えるようにすること。
【解決手段】ルアー1は1または複数個の音波センサ5、この音波センサで魚群を探知したとき視覚で表示する発光部6を備えており、ルアーを水中に投げ込んだとき発光部が点灯すればその場所および近傍に魚がいることが分かる。また発光部が点灯しないときはルアーを動かし、発光部が点灯する場所を探す。ルアーの動きを魚のいる場所に集中させることができる為、効率的な釣りができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 魚群を探知する音波センサと、該音波センサで魚群を探知したとき視覚で表示する発光部とを内蔵したルアー。 【請求項2】 前記音波センサを複数個内蔵したこと特徴とする請求項1記載のルアー。 【請求項3】 複数個の音波センサがルアー進行方向に配列されていることを特徴とする請求項2記載のルアー。 【請求項4】 探知した水中情報を表示する表示器を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のルアー。 【請求項5】 魚群を探知する音波センサと、該音波センサで魚群を探知したとき発光する発光部とをカートリッジに内蔵し、該カートリッジをルアー本体に着脱自在に設けたことを特徴とするルアー。 【請求項6】 探知した水中情報をデータとして外部に取り出すための通信部を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のルアー。 【請求項7】 前記請求項6に記載されたルアーと、該ルアーの蓄積データを取得して水中情報を処理し表示する機能を有する携帯機とからなり、前記携帯機は、前記ルアーの蓄積データを取得する通信部と、取得した蓄積データに基づいて水中情報を処理する制御部と、該制御部が処理した水中情報を表示する表示部とを具備したことを特徴とする釣り支援装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、釣用ルアーおよび釣り支援装置に関し、特に、魚群探知機能を有するルアーと、このルアーの蓄積データをダウンロードして水中情報を表示する機能を有する携帯機からなる釣り支援装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、釣用浮きにおいては魚群探知機能を持たせたものが、例えば特開平2−113839号公報、実開平3−108374号公報などによって提案されている。この種の釣用浮きに内蔵された魚群探知機能は浮き部から通信等により送られてくる魚群情報がスピーカから出力される特定音やモニタに映し出される魚影画像によって釣り人に提供される。釣り人は、魚群情報に基づいて水深や魚種を判断し、目標の魚種に適した釣り方を決め、効率的な釣りができるものである。ルアーフッシングの場合は、ルアーを水中または水上を動かして釣る方法であるが、目標の魚のいるポイントを如何に早く見つけるか否かによって釣果に差が現れる。そのポンイトを見つけることは感や経験等を必要とし、そのコツを簡単に収得することができない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ルアーフッシングはルアーの動きに魚が反応して釣り上げるので、ルアーの動きを浮き以上に注視しなければならない。その為、従来の浮き用の魚群探知センサをルアーに組込んだ場合、内蔵する通信回路やその電源等によりルアーが大型化かつ重量が増すことになりルアーの微妙な動きに影響される。また手元で魚群情報を確認した後に、ルアーの進行方向や動かし方を決めていたのでは効率的でないという問題がある。本発明の目的は、魚群を探知したときルアー自体を発光させることによりルアーの動き応じて魚のいるポイントを視覚によって教え、効率的な釣りを行えるようにした魚群探知センサ内蔵ルアーを提供することにある。本発明の他の目的は、探知した水中情報をルアー自体に画像表示し、水底の地形や魚がいるか否かを簡単に判断できるようにした魚群探知センサ内蔵ルアーを提供することにある。本発明の他の目的は、探知した水中情報をデータとして外部に取り出すことができるようにした魚群探知センサ内蔵ルアーを提供することにある。本発明の他の目的は、ルアーの魚群探知機能により得た水中情報をデータとして携帯機にダウンロードし、詳細な水中情報の表示を可能にした釣り支援装置を提供することにある【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るルアーは、魚群を探知する音波センサと、該音波センサで魚群を探知したとき視覚で表示する発光部とを内蔵した構成にある。また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、音波センサを複数個内蔵した構成にある。また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、複数個の音波センサがルアー進行方向に配列された構成にある。また、請求項4の発明は、請求項1〜3の発明において、探知した水中情報を表示する表示器を備えた構成にある。また、請求項5の発明に係るルアーは魚群を探知する音波センサと、該音波センサで魚群を探知したとき発光する発光部とをカートリッジに内蔵し、該カートリッジをルアー本体に着脱自在に設けた構成にある。また、請求項6の発明は、請求項1〜5の発明において、探知した水中情報をデータとして外部に取り出すための通信部を備えた構成にある。更に、請求項7の発明は、請求項6に記載されたルアーと、該ルアーの蓄積データを取得して水中情報を処理し表示する機能を有する携帯機とからなり、携帯機はルアーの蓄積データを取得する通信部と、取得した蓄積データに基づいて水中情報を処理する制御部と、該制御部が処理した水中情報を表示する表示部とを具備した構成にある。 【0005】 【発明の作用および効果】請求項1の発明によると、ルアーを水中に投げ込んだとき発光部が点灯すればその場所および近傍に魚がいることが分かる。また発光部が点灯しないときはルアーを動かし、発光部が点灯する場所を探す。これによりルアーの動きを魚のいる場所に集中させることができる為、効率的な釣りができる。特に、従来の感や経験等に頼っていた部分の一部を素早く学習できる効果があり、初心者、幼年者にとって釣りの楽しみを増大させる。請求項2の発明によると、複数個の音波センサを内蔵することにより魚群の探査範囲が広がり、更に効率的な釣りができる。請求項3の発明によると、複数個の音波センサをルアーの進行方向に配列することによりルアーの進行方向前方の魚群が探知できるので、ルアーを魚群の中に導き易くなる。請求項4の発明によると、ルアーを引いてきた後、水中の状態が表示されるので、水底の地形が分かると共に、表示されている物が魚かどうかを判断する楽しみが与えられる。請求項5の発明によると、音波センサをカートリッジ方式とすることにより各種ルアーに取り付けて使用することで、経済的になる。請求項6の発明によると、水中情報に関するデータを通信部を介して外部に取り出することにより、パソコン等によりデータの収集、分析、表示などの処理ができ、データベース化が可能となる。請求項7の発明によると、ルアーの蓄積データを携帯機で処理することにより、ルアーを引いた釣り場において大型画面に地形データや魚群データを詳細に表示することができるので、水中の状況が見易くなり、魚種や水底の地形の判断が容易にできるようになる。 【0006】 【発明の実施の態様】本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本発明のルアーの概念図である。ルアー1はルアー進行方向前方に釣り糸2を結び、数カ所に針3が設けらた流線形の外観を持ったルアー本体4を有し、このルアー本体4には魚群を探知する音波センサ5、音波センサ5で魚群を探知したとき視覚で表示する発光部6が内蔵されている。 【0007】音波センサ5は音波を発射する音波振動子、発射された音波が物体に反射して戻ってくる反射波を受ける受波器からなっている。ルアー本体の内部には受波器の信号を処理して魚群探知を行う受波回路、魚群を探知したときLEDからなる発光部6の点灯を動作させる発光回路、各回路に電源を供給する電源回路が組み込まれている。 【0008】ルアー1を水中にキャストすると、音波が水底に向かって放射状に発射される。魚がいれば短時間で反射波が戻ってくることにより探知され、発光部が点灯する。反射波が検知されない場合は魚群が探知できなかったことになり発光部が点灯されない。 【0009】図2は他の実施例を示すルアーの概念図である。本例は3つの音波センサで構成されるもので、ルアー進行方向に配列されている。このような構成を採用することにより魚群の探査範囲が広がりるとともに、ルアー進行方向前方の魚群の中にルアーを導き易くなり、更に効率的な釣りが簡単にできるので、釣りの楽しみ方が倍加する。 【0010】図3は他の実施例を示すルアーの概念図である。本例のルアーは音波センサ、発光部等の魚群探知センサ機能を実現するための電子回路部品をカートリッジ10に内蔵し、このカートリッジ10をルアー本体4に着脱自在に設けたものである。カートリッジ10は、図4に示すように電子回路部品を収容する本体部11とルアー本体4の下面に沿わせて係止するための脚部12からなっている。脚部12は、図5に示す矢印方向に撓ませることができる弾性を有し、ルアー本体の下面から側面にかけて形成された係合部4Aに下面側から挿入し、脚部自体の弾性によって係止する。各種ルアーにはカートリッジを着脱自在に取り付けるための共通な構造が採用されている。音波センサをカートリッジ方式にして共通化することにより各種ルアーに適用でき、魚種に応じた魚群探知を1つのセンサで兼用できるので、経済的である。 【0011】図6はメタルジグと呼ばれるルアーに適用した実施例の概念図である。本例は海底に下ろす際に海底に向けて音波を発射するものである。ルアー1は海底に下ろすために重量があり、降下する時に海底に向けられるルアー先端に音波センサ5が配置されている。ルアーが海底に向けて降下中に魚群を探知すると発光部6が点灯するので、その後所定の水深から引き上げる。 【0012】図7は水中情報の表示機能を持たせたルアーの構成図である。本実施例のルアー1は、水中に超音波を発信し、物体からの反射波(超音波信号)を検出する超音波センサ21、超音波信号に基づいて水底の地形や魚などの水中情報を記憶しそれの表示制御を行うと共に、水中情報から魚を判断する制御部22、水中情報として水底の地形23aや魚23bの存在を表示する液晶ディスプレイ23、水中情報に魚23bのいることが判断されるとその結果を光で知らせる発光部6を内蔵している。発光部6は、ルアー1の目を光らせる構造、或いは目とは異なる場所を光らせる構造にし、例えばLEDにより構成される。ルアー1を引いてきた後、水中の状態が液晶ディスプレイ23に表示される。このとき魚がいると、発光部6により目などを光らせることによって釣り人に知らせる。 【0013】次に、魚群探知により得た水中情報をデータとして蓄積し、その蓄積データを外部に送出する通信機能をルアーに備え、ルアーから携帯機に蓄積データを送出し、携帯機で処理し表示する釣り支援装置について説明する。図8は蓄積データの通信部を有するルアーの構成図である。なお、通信機能を除く要素は図7の実施例と同様である。 【0014】釣り支援装置30は、魚群探知機能と、水中情報の表示機能と、蓄積データの通信機能とを持つルアー1と、ルアー1の蓄積データを通信により取得し、処理して表示する表示機能を持つ携帯機31からなっている。ルアー側の制御部22は、探知した水中情報をデータとして蓄積するメモリを有し、この蓄積データは、赤外線等のルアー側通信部24を介して外部に取り出すことができる。図9において、携帯機側の制御部32は、ルアー1の蓄積データを携帯機側通信部32を介して取得し、詳細な水中情報を処理して表示部33に表示するよう構成されている。携帯機30を釣り場に持参し、蓄積データをダウンロードすることにより、その場所における地形データや魚種データを詳細に表示することができる。 【0015】本発明の他の実施形態としては、図3に示すルアーに着脱自在に設けられるカートリッジに水中情報の表示機能および蓄積データの通信機能を持たせる構成、或いは表示機能のみを持たせる構成などがある。本発明のルアーは、上記の様な使用形態により釣り竿を利用し水中にキャストする小型の魚群探知器として用いることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598167408 【氏名又は名称】株式会社テックス
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| 【出願日】 |
平成11年7月7日(1999.7.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089336 【弁理士】 【氏名又は名称】中野 佳直
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| 【公開番号】 |
特開2000−224940(P2000−224940A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月15日(2000.8.15) |
| 【出願番号】 |
特願平11−193462 |
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