| 【発明の名称】 |
簡易式養蜂箱 |
| 【発明者】 |
【氏名】小松 実治
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| 【要約】 |
【課題】養蜂箱の通気口と巣門の開閉と取扱を簡便に改良する。
【解決手段】通気口と巣門とを備えた養蜂箱において、円形状に形成されかつ網張りされて成る通気口と該通気口の下段部に細長状に形成された穴設を有する巣門と前記通気口と巣門との開閉を作動ツマミを介して反転自在にする円形状の開閉蓋と該開閉蓋を一定の位置で係止するストッパーとから成り、前記開閉蓋の手動操作によって通気口と巣門との開閉を相互に作動し、また前記養蜂箱の枠素材が軽量な木製合板若しくは合成樹脂板から形成されかつ小型化されて成る簡易式養蜂箱の提供。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 通気口と巣門とを備えた養蜂箱において、円形状に形成されかつ網張りされて成る通気口と、該通気口の下段部に細長状に形成された穴設を有する巣門と、前記通気口と巣門との開閉を作動ツマミを介して反転自在にする円形状の開閉蓋と、該開閉蓋を一定の位置で係止するストッパーとから成り、前記開閉蓋の手動操作によって通気口と巣門との開閉を相互に作動することを特徴とする簡易式養蜂箱。 【請求項2】 前記養蜂箱の枠素材が、軽量な木製合板若しくは合成樹脂板から形成されかつ小型化されて成る請求項1記載の簡易式養蜂箱。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は蜜蜂の巣箱として使用されている養蜂箱に関するが、詳しくは通気口と巣門との開閉を手動操作で作動するとともに、養蜂箱をコンパクトに小型化して成る簡易式の養蜂箱に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から一般的に使用されている養蜂箱における巣門の開閉は可動式の扉を上下に移動して行っていた。すなわち、下側の巣門と上側の通気口との間を相互に開閉させる可動式扉を使用するものである。この従来方式では、扉の作動が円滑に可動させることが困難であるばかりか持ち運びや車両運搬中に扉が開き、中の蜂が外に飛び出してしまうなど、多くの欠点があった。とくに最近蜜蜂がハウス用の交配に用いられるようになったために養蜂箱の移動運搬が頻繁となり、その不便さが目立ち何らかの解決策が求められていた。 【0003】例えば、図6及び図7に図示されているように従来方式は上下に摺動移動させる可動扉20が開いている。すなわち、巣門21の開閉は可動扉20を手でもって上下に移動させて巣門21を開門させた場合に、通気口23が開き逆に巣門21を閉門させた場合は網張り22より通風させるようにしてある。この方式では巣門21を開門させる場合は、可動扉20をいちいち持ち上げて落下しないように釘などの止め金具でもって止めなければならない不便がある。また長年使用することによっては、可動扉20の上下摺動がスムーズに行われず半開きなどの原因にもなったりしていた。更に、全体が木製の巣箱を前提にしているので、持ち搬びや取扱操作に多くの不便や不都合がある。 【0004】そこで、このような従来方式を改良するために本願出願人が開発したものが図8及び図9に開示されている。すなわち、本図に示されているのは実公平2−42125号の養蜂箱における巣門開閉装置であって、箱体の下方部に三ヶ月形状の巣門を形成しかつ上方部に円形状の通気口を形成してなる巣箱と、前記通気口よりも大きく形成してなる円形状の開閉蓋とを設け、前記開閉蓋が半回転しかつ該回転により通気口と巣門とが交互に封止される巣箱の位置に弾設してなる構成からなり、前記開閉蓋を介して通気口部の封止により巣門部が開封し、一方巣門部の封止により通気口部が開封することを特徴とする養蜂箱における巣門開閉装置の提供にある。 【0005】例えば、本図に示すように開閉蓋31は円形状に成形してあり、上方部には取手33が下方部には支持部32が具備してある。取手33はスプリング34を係止すると共に開閉蓋31を上下に回転させるために設けたものであり、支持部32は開閉蓋31を上下に回転させるための支点であり止め金44にて表板40に止めてある。取手33に係止したスプリング34は、他端を止め金35にて表板39の縦板38に固定してある。36と37は、開閉蓋31を保持せしめるためのストッパーである。41、42は通気口43の両側に張着した網張りであり、開閉蓋31が密封状態とあるように開閉蓋31よりも多少小さな円形状にしてある。45は巣門であり、開閉蓋31が密封できるように三ヶ月状に成形してある。 【0006】その後、更に改良を重ねて従来の欠点を解消するために開発したものが図10及び図11に開示されている。すなわち、本図に示されているのは実開平6−23446号の養蜂箱であって、養蜂箱に巣門と通気口とを備えた養蜂箱本体と、該養蜂箱本体との開閉を自在にした養蜂箱蓋とから成る養蜂箱において、前記養蜂箱本体の通気口に手動操作用の作動ツマミを具備した回転自在の開閉蓋を取付け、かつ作動ツマミを係止するストッパーを付設し、更に前記養蜂箱蓋の隅部に餌補給口を設けかつ該餌補給口に開閉自在のゴム蓋を付設して成ることを特徴とする養蜂箱の提供にある。 【0007】例えば、58は養蜂箱蓋であり、一ケ所隅部に餌を補給するための餌補給口が穴設されている。この餌補給口59の内側は網張りBされており、表面には円形状のゴム蓋60が付設されている。なお、61はゴム蓋止めであり、このゴム蓋止め11によってゴム蓋60は上下自在に操作することができるので、ワンタッチ餌補給口59から餌を注入することができる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような従来方式の問題点をすべて解決しようとして開発されたものである。すなわち、養蜂箱本体の通気口と巣門との開閉を手動操作で作動するとともに、養蜂箱の全体をコンパクトに小型化にしよとするところにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題を解決するために開発したものであって、通気口と巣門とを備えた養蜂箱において、円形状に形成されかつ網張りされて成る通気口と、該通気口の下段部に細長状に形成された穴設を有する巣門と、前記通気口と巣門との開閉を作動ツマミを介して反転自在にする円形状の開閉蓋と、該開閉蓋を一定の位置で係止するストッパーとから成り、前記開閉蓋の手動操作によって通気口と巣門との開閉を相互に作動することを特徴とする簡易式養蜂箱の提供にあり、また前記養蜂箱の枠素材が、軽量な木製合板若しくは合成樹脂板から形成されかつ小型化されて成る簡易式養蜂箱の提供にある。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の実施形態は、通気口と巣門とを備えた養蜂箱において円形状に形成されかつ網張りされて成る通気口と、該通気口の下段部に細長状に形成された穴設を有する巣門と、前記通気口と巣門との開閉を作動ツマミを介して反転自在にする円形状の開閉蓋と、該開閉蓋を一定の位置で係止するストッパーとから成り、前記開閉蓋の手動操作によって通気口と巣門との開閉を相互に作動機構なっているので、人の手動操作によって通気口と巣門の開閉を相互にかつ自在に行うことができる。 【0011】また本発明の実施形態は、前記養蜂箱の枠素材が軽量な木製合板若しくは合成樹脂板から形成されかつ小型化されているので、養蜂箱の運搬や取扱い操作が簡単であるばかりか廃棄処分も簡単容易である。 【0012】 【実施例】以下、図面に従って本発明の実施例について説明する。図1乃至図5は、本発明の簡易式養蜂箱を示したものであり、1が養蜂箱本体で2が通気口である。養蜂箱本体1は、軽量な木製の合板若しくは合成樹脂素材を用いて箱状に加工されており、その一側面(前方)には巣門7と通気口2が形成されている。巣門7は下段中央部に細長状に穴設されており、通気口2はその上方中央部に円形状に穴設されている。また、この通気口2には網張り10されている。3は通気口2の開閉蓋であり、木製合板若しくは合成樹脂材を円形状に形成し、その表面には開閉蓋3を手動操作するための作動ツマミ4が取付けてある。また、この開閉蓋3は後述するように巣門を開閉する機能も有している。5は開閉蓋3を通気口2に取付けたための支軸ネジであり、この支軸ネジ5を軸心にして開閉蓋3が回転自在となるように構成されている。6は開閉蓋3を一定の位置で係止させるためのストッパーであり、作動ツマミ4が係止されるように構成されている。なお、8は養蜂箱蓋、9は枠板、11は底板、12は基台である。 【0013】次に、図4と図5によって本発明の操作方法について説明する。まず、開閉蓋3の作動ツマミ4を手で持ち右方向に回転させると、作動ツマミ4がストッパー6で係止され通気口2は図4に示すように開閉蓋3によって完全に密封されることになる。その際、巣門7は開口状態となる。ついで、支軸ネジ5を軸心にして作動ツマミ4を左方向に回転させると、図4に示すように開閉蓋3は下方向に移動し一定の位置(本図では支軸ネジ5)と対向位置で停止される。その結果、通気口2は開口状態となるが、巣門7は密封状態となる。なお、開閉蓋3は木製素材若しくは合成樹脂材が用いられている。 【0014】 【発明の効果】本発明は、通気口と巣門とを備えた養蜂箱において、円形状に形成されかつ網張りされて成る通気口と、該通気口の下段部に細長状に形成された穴設を有する巣門と、前記通気口と巣門との開閉を作動ツマミを介して反転自在をする円形状の開閉蓋と、該開閉蓋を一定の位置で係止するストッパーとから成り、前記開閉蓋の手動操作によって通気口と巣門との開閉を相互に作動する構成になっており、また前記養蜂箱の枠素材が、軽量な木製合板若しくは合成樹脂板から形成されかつ小型化されているので、次のような多くの効果を有する。 【0015】ア、養蜂箱本体に有する通気口と巣門との開閉作動が手動捜査で行うことができるので、その操作がいたって簡単である。 イ、養蜂箱全体か軽量素材で小型化されているので、持ち搬びや取扱い操作がいたって簡便である。 ウ、長年使用後に廃棄する場合も、焼却処分することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592184843 【氏名又は名称】小松 実治
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| 【出願日】 |
平成10年7月10日(1998.7.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077296 【弁理士】 【氏名又は名称】唐木 浄治
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| 【公開番号】 |
特開2000−23586(P2000−23586A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月25日(2000.1.25) |
| 【出願番号】 |
特願平10−195425 |
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