| 【発明の名称】 |
苗箱受枠 |
| 【発明者】 |
【氏名】川島 謙蔵
【氏名】小川 敏雄
【氏名】川島 誠蔵
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| 【要約】 |
【課題】工場等において広い保管スペースを必要とせず、また、梱包を行なう際にも嵩張らないようにする。
【解決手段】板状の受台1の両側部には、後方側斜め上方へ向かって傾斜する棒材状のガイド部材3が着脱自在に固着されている。両ガイド部材3の上端部に一体的に設けられた後方側へ向けて突出する係止片7の下辺には半円状の切欠部12が形成されている。受台1の前方端部には板状のストッパ部材2がヒンジ部材4を介して回動自在に取り付けられており、その両側部に受台1の上面より略垂直に突出する突出部5aを有する略L字状の位置決め部材5が配設されている。そして、突出部5aの上端側に形成された貫通孔11を通して固定用ボルト6をストッパ部材2の折り曲げ部2aに設けられためねじ部9に螺合することにより、ストッパ部材2を受台1に対して略垂直位置に位置決めして固定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 苗箱を支承できる面積を有する板状の受台と、前記受台の前方端部にヒンジ部材を介して回動自在に設けられた板状のストッパ部材と、前記ストッパ部材を前記受台の上面に対して略垂直位置に位置決めするための前記受台の前端側両側部に一体的に設けられた位置決め部材と、前記位置決め部材に前記ストッパ部材を固定するための着脱自在な固着手段と、前記受台の両側部に下端側が着脱自在に固着されておりかつ後方側斜め上方へ向かって傾斜する棒材状のガイド部材を備え、前記ガイド部材の上端部には後方側へ向けて突出する係止片が一体的に設けられていることを特徴とする苗箱受枠。 【請求項2】 各係止片の下辺に、切欠部を設けたことを特徴とする請求項1記載の苗箱受枠。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、苗箱洗浄機や苗箱消毒装置等の苗箱処理装置に付設し、苗箱処理装置から放出される苗箱を収容するための苗箱受枠に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の苗箱取出装置の一例について説明する。図5に示すように、この苗箱取出装置101は、苗箱108を支承する大きさであって下面に支脚107が設けられた受台102と、受台102の両側部に立設された左右ガイド枠103と、受台102の前後端部に立設された前部ガイド枠105および後部ガイド枠106を備えている。そして、左右ガイド枠103の後方側上部には規制枠104が一体的に設けられており、規制枠104を洗浄機110の取出口112の直下に突設されたガイド109に係合させることにより、苗箱洗浄機110に取り付けるように構成されている。 【0003】苗箱洗浄機110において、供給口113から供給された苗箱108は、回転ブラシ111および散布される洗浄液によって洗浄されたのち放出口112より放出され、苗箱取出装置101の受台102上に落下して積み重ね状態で収容される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、支脚、左右ガイド枠、後部ガイド枠等が受台に一体的に設けられているために嵩張り、工場等において保管する場合に広い保管スペースを必要とし、また、受台上に大きな空間部が存在するため、箱詰め等の梱包を行なう際に嵩張ってしまうという問題点があった。 【0005】本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであって、工場等において広い保管スペースを必要とせず、また、梱包を行なう際にも嵩張らないような苗箱受枠を実現することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の苗箱受枠は、苗箱を支承できる面積を有する板状の受台と、前記受台の前方端部にヒンジ部材を介して回動自在に設けられた板状のストッパ部材と、前記ストッパ部材を前記受台の上面に対して略垂直位置に位置決めするための前記受台の前端側両側部に一体的に設けられた位置決め部材と、前記位置決め部材に前記ストッパ部材を固定するための着脱自在な固着手段と、前記受台の両側部に下端側が着脱自在に固着されておりかつ後方側斜め上方へ向かって傾斜する棒材状のガイド部材を備え、前記ガイド部材の上端部には後方側へ向けて突出する係止片が一体的に設けられていることを特徴とするものである。 【0007】また、各係止片の下辺に、切欠部を設けたものとする。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 【0009】図1は一実施の形態による苗箱受枠を示す斜視図であり、図2は図1に示す苗箱受枠の分解斜視図である。 【0010】図1および図2に示すように、板状の受台1は、水平にした状態においても苗箱がずり落ちないように苗箱を支承できる面積を有する。受台1の両側部には、後方側斜め上方へ向かって傾斜する棒材状のガイド部材3の下端側が着脱自在に固着されており、両ガイド部材3の上端部には後方側へ向けて突出する係止片7が一体的に設けられている。 【0011】本実施の形態において、係止片7の下辺には半円状の切欠部12が形成されており、また、ガイド部材3を着脱自在に固着するための固着手段としては、受台1の両側面に着脱用ねじ穴10を設けるとともに、ガイド部材3の下端部に貫通孔13を形成し、貫通孔13に嵌挿された着脱用ボルト8を着脱用ねじ穴10に螺合するような着脱自在な固着手段を用いている。 【0012】一方、受台1の前方端部には、板状のストッパ部材2がヒンジ部材4を介して回動自在に取り付けられている。ストッパ部材2のヒンジ部材4が固着された辺を除く他の辺には折り曲げ部2aが設けられており、両側部の折り曲げ部2aにおける下方部位にはめねじ部9が設けられている。受台1の前方端部における両側部には、受台1の上面より上方へ向かって略垂直に突出する突出部5aを有するとともに下縁が湾曲している略L字状の位置決め部材5が図示しない固着手段により一体的に設けられている。そして、突出部5aの上端側に形成された貫通孔11を通して固定用ボルト6をストッパ部材2に設けられた前記めねじ部9に螺合することにより、ストッパ部材2を受台1の上面に対して略垂直位置に位置決めして固定することができるように構成されている。 【0013】つまり、本実施の形態においては、位置決め部材5およびその突出部5aに設けられた貫通孔11とによって、ストッパ部材2を受台1の上面に対して略垂直位置に位置決めするための位置決め手段が構成されており、また、ストッパ部材2に設けられためねじ部9およびこれに螺合される固定用ボルト6とによって、前記位置決め手段にストッパ部材を固定するための着脱自在な固着手段が構成されている。しかしこれに限らず、次に例示するような位置決め手段および着脱自在な固着手段に変更できる。 【0014】ストッパ部材2の折り曲げ部2aに設けられためねじ部9のかわりに貫通孔を設けておき、該貫通孔から位置決め部材5の貫通孔11へ向けてボルトを嵌挿して、該ボルトの先端部にナットを螺合して固着する。また、位置決め部材5とストッパ部材のいずれか一方に植込みボルトを設けておくとともに、他方には前記植込みボルトを嵌合させる切欠部を設け、該切欠部に嵌合された前記植込みボルトの先端部に螺合されたナットを締め付けるものでもよい。 【0015】この苗箱受枠Eは、着脱用ボルト8を抜き取って両ガイド部材3を受台1から取り外し、また、固定用ボルト6を抜き取ってストッパ部材2をヒンジ部材4を支点として略90度受台1側へ回動させて折りたたんで嵩張らないようにすることができる。その結果、受台1およびストッパ部材2は複数個を積み重ねて保管することが可能となり、また、ガイド部材3は複数個を束にして保管することができるため、保管スペースを著しく低減することができる。 【0016】苗箱受枠Eを使用する際には、図3に示すように、係止片7の切欠部12を苗箱処理装置20のガイドアーム22の突出部23に嵌合して取り付けたのち、苗箱処理装置20を起動させる。 【0017】苗箱処理装置20の取出口24より放出された苗箱は、ガイドアーム22の先端に設けられたガイド棒(不図示)を略水平姿勢で進み、両係止片7の対向面によって両側へずれないように案内されて苗箱の先端側から下向きの傾斜姿勢で受台1上に落下し、ストッパ部材2に当接して停止する。このようにして逐次苗箱が積み重ね状態で収容されて行く。 【0018】図4に示すように、苗箱30は、平面形状が長方形の深さの浅い箱状の形状を有し、各メーカーによって細部の構造は異なるものの、長さLA 、幅LB および高さLC はほぼ統一された寸法に製作されている。 【0019】一方、図3に示すように、苗箱処理装置20は、その本体21を支持する支脚25の高さが、作業者が立姿勢で容易に作業できる高さに設計されていること等を考慮すると、両ガイド部材3の受台1の上面に対する傾斜角度θを約45度ともに、苗箱受枠の各部の寸法を以下の寸法にすると、苗箱30が逐次スムーズに落下して整然と積み重ねられて行く。 【0020】L1 は約LA /4,L2 は約LA /2とする。L3 は5LC 〜20LC の範囲以内とする。特に、L3 =10LC が最適である。L4 は5LC 〜20LC の範囲以内とする。特に、L4 =10LC が最適である。L5 は0〜3LC の範囲以内とする。特に、L5 =LC が最適である。L6 はLB 〜(LB +α)ただし、0<α<30mmとする。特に、αが5〜10mmが最適である。 【0021】ここで、L1 :受台1の後端からガイド部材3の固着位置までの長さL2 :受台1のガイド部材3の固着位置からストッパ部材2までの長さL3 :ストッパ部材の高さ(受台1の上面を基準とする) L4 :受台1の上面から係止片7の係合部(切欠部12)までの長さL5 :係止片7の係合部(切欠部12)から係止片の最上端までの長さL6 :受台1の幅【0022】 【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載するような効果を奏する。 【0023】ガイド部材を受台より取り外すとともに、ストッパ部材を受台側へ折りたたむことで、嵩張らないようにすることができる。その結果、工場での保管スペースが著しく低減できるとともに、梱包や搬送も容易になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132792 【氏名又は名称】株式会社タイガーカワシマ
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| 【出願日】 |
平成11年6月16日(1999.6.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100095991 【弁理士】 【氏名又は名称】阪本 善朗
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| 【公開番号】 |
特開2000−354424(P2000−354424A) |
| 【公開日】 |
平成12年12月26日(2000.12.26) |
| 【出願番号】 |
特願平11−169114 |
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