| 【発明の名称】 |
植木鉢 |
| 【発明者】 |
【氏名】川西 康彦
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| 【要約】 |
【課題】本体部に水を貯溜して鑑賞魚の飼育、浮水植物の栽培をすることが出来る植木鉢を提供する。
【解決手段】不通水性素材からなる内容器4が、略脚付杯状植木鉢1の本体部2の内周面に内接して着脱可能に挿嵌されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】不通水性素材からなる内容器が、略脚付杯状植木鉢の本体部の内周面に内接して着脱可能に挿嵌されていることを特徴とする植木鉢。 【請求項2】略脚付杯状植木鉢の本体部内面に、脚部支承板が放射状に立設されており、該脚部支承板の上面には本体部の開口縁に対して同心円状に凹陥部が設けられ、該凹陥部に、より小径の略脚付杯状植木鉢の脚部の接地部が挿入載置されており、不通水性素材からなる略円環状内容器が、前記略脚付杯状植木鉢の本体部の内周面及びより小径の略脚付杯状植木鉢の脚部の外周面に当接して着脱可能に挿嵌されていることを特徴とする植木鉢。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、植木鉢に関する。 【0002】 【従来の技術】通常、植木鉢の底面には、例えば、特開昭58−141730号公報等に示されているように、灌水の水はけの為の排水孔が設けられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような植木鉢では、排水孔から水が流出する為、本体部に水を貯溜して金魚、緋目高等の鑑賞魚を飼育したり、浮水植物を栽培することは出来ない。そのような用途には専用の貯水鉢を別に購入しなければならないという問題がある。 【0004】本発明は上記従来の問題点を解消し、用途に応じて本体部に水を貯溜して鑑賞魚の飼育、浮水植物の栽培をすることが出来る植木鉢を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明の植木鉢は、不通水性素材からなる内容器が、略脚付杯状植木鉢の本体部の内周面に内接して着脱可能に挿嵌されていることを特徴とする。 【0006】請求項2の発明の植木鉢は、略脚付杯状植木鉢の本体部内面に、脚部支承板が放射状に立設されており、該脚部支承板の上面には本体部の開口縁に対して同心円状に凹陥部が設けられ、該凹陥部に、より小径の略脚付杯状植木鉢の脚部の接地部が挿入載置されており、不通水性素材からなる略円環状内容器が、前記略脚付杯状植木鉢の本体部の内周面及びより小径の略脚付杯状植木鉢の脚部の外周面に当接して着脱可能に挿嵌されていることを特徴とする。 【0007】請求項1及び2の発明の植木鉢の材質は、特に限定されず、例えば、軽量で耐蝕性の優れたポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)等の熱可塑性樹脂が好適に用いられる。 【0008】請求項1及び2の発明の植木鉢に於いて、不通水性素材からなる内容器が挿嵌される本体部の形状は、特に限定されず、例えば、略半球状、略ボウル状、略スープ皿状等の何れでもよく、中央には略有底円筒状の排水部を垂設するのが好ましい。 【0009】請求項1及び2の発明の植木鉢に於いて、脚部の形状は、略中空円筒状であれば特に限定されないが、安定性を増す為に、上に向かって細まる略截頭円錐形状とされ、接地部は同心円状に拡径されるのが好ましい。 【0010】請求項1及び2の発明の植木鉢に於いて、本体部と脚部とは、運搬及び保管に際して入れ子にして容積を節減することが出来るよう、別体に成形され、使用時には接合可能とされるのが好ましい。 【0011】本体部と脚部との接合手段は、特に限定されず、例えば、脚部の上端が内方に断面略冂字状に折返された折返し縁内に、本体下部の排水部を嵌合して折返し縁の下端内面の係合用爪片を排水部下端の透孔に挿通し、本体部を周方向に回動させて爪片を排水部底壁に係止すればよい。 【0012】脚部の折返し縁内に放射状に板状の仕切壁を並設すれば、折返し縁の補強と共に、運搬及び保管に際して脚部を入れ子にした場合に、入れ子にされた複数の脚部の外壁と内壁との間に適度の間隔を確保して、容易に分離することが出来る。 【0013】請求項1及び2の発明の植木鉢に於いて、本体部の内周面に内接して着脱可能に挿嵌される内容器の材質は、不通水性素材であれば特に限定されず、例えば、熱可塑性樹脂シート、熱可塑性樹脂フィルムと金属箔もしくは独立気泡性合成樹脂発泡体との積層体、防水紙等が挙げられる。 【0014】内容器は、本体部の内周面(及び脚部の外周面)に内接して挿嵌されるので、貯溜される水を単体で保持出来る剛性を必ずしも必要としない。内容器の成形方法は、材質に応じて特に限定されず、例えば、真空成形、射出成形、プレス成形等の何れでもよい。 【0015】内容器の形状は、基本的に本体部の形状に準じて決定されるが、必ずしも、本体部全体と略同一形状とされる必要はなく、本体部を中心線で放射状に分割した略扇形状としてもよく、その場合には、本体部内に同時に複数個を挿嵌してもよい。 【0016】内容器が本体部全体と略同一形状とされている場合には、内容器の開口縁を本体部の開口縁よりも低くすれば、内容器からの溢水は植木鉢の排水部を通じて排水され、植木鉢の外周面を汚さない利点を有する。 【0017】本体部内に略扇形状の内容器を挿嵌し、内容器外には園芸用植物を収納する場合には、園芸用植物の培養土が灌水等により内容器内に流入しないよう、内容器の開口縁を培養土の表面より高くするのが好ましい。 【0018】請求項2の発明の植木鉢に於いて、本体部内面に放射状に立設された脚部支承板の数は、安定性から3個以上であれば特に限定されないが、脚部支承板の数を増すことにより、積重ね時の個別の脚部支承板への荷重を減少させることが出来る。 【0019】脚部支承板は、運搬及び保管に際して本体部を入れ子にした場合に、入れ子にされた複数の本体部の外壁と内壁との間に適度の間隔を確保して、容易に分離することが出来る。 【0020】脚部支承板の上面に、本体部の開口縁と同心円状に設けられた凹陥部は、必ずしも1個に限られず、直径の異なる植木鉢を安定して載置出来るよう、複数個設けられていてもよい。 【0021】 【発明の実施の形態】以下請求項1及び2の発明の植木鉢の実施例を図面に基いて説明する。図1は請求項1の発明の植木鉢の第1実施例を示す断面図、図2は図1に示されている請求項1の発明の植木鉢の第1実施例の内容器のみを示す斜視図、図3は請求項1の発明の植木鉢の第2実施例を示す断面図、図4は図3に示されている請求項1の発明の第2実施例の植木鉢の内容器のみを示す斜視図、図5は請求項2の発明の植木鉢の1例を示す断面図、図6は図5に示されている請求項2の発明の植木鉢の内容器のみを示す斜視図である。 【0022】図1に示されている請求項1の発明の第1実施例において、1は略脚付杯状の植木鉢であって、略ボウル状の本体部2の開口部は斜め外方に略朝顔状に拡径されている。本体部2の中央には略有底円筒状の排水部21が垂設されており、排水部21の底壁には、図示しない排水孔が穿設されている。 【0023】本体部2の内面の排水部21の外周には、6個の脚部支承板22が等間隔に放射状に立設されており、脚部支承板22の上面には本体部2の開口縁と同心円状に凹陥部23が各2個刻設されている。 【0024】3は略截頭円錐形状の脚部であって、接地部31は同心円状に拡径されている。脚部3の上端は内方に断面略冂字状に折返され、折返し縁32の下端内面には係合用爪片33が突設されている。 【0025】脚部3は、折返し縁32内に排水部21を嵌合して折返し縁32の下端内面の係合用爪片33を排水部21下端の透孔24に挿通し、本体部2を周方向に回動させて爪片33を排水部21の底壁に係止することによって本体部2に接合されている。 【0026】4は不通水性素材からなる内容器であって、図2に示されているように、全体形状は略ボウル状となされており、植木鉢1の本体部2の内周面に内接して着脱可能に挿嵌されており、本体部2によって補強された内容器4内に給水して、水を貯溜することが出来る。 【0027】図3に示されている請求項1の発明の第2実施例に於いては、図4に示されているように、内容器4が平面視略扇形状となされており、内容器4外には園芸用植物を収納することが出来るようなされている点を除き、第1実施例と同様であるので、説明を省略する。 【0028】図5に示されている請求項2の発明に於いては、植木鉢1の本体部2の脚部支承板22の内側の凹陥部23に、より小径の略脚付杯状の植木鉢5の脚部7の接地部71が挿入、載置され、図6に示されているように、平面視円環状の内容器4が植木鉢1の本体部2の内周面及びより小径の植木鉢5の脚部7の外周面に当接して着脱可能に挿嵌されている。 【0029】より小径の植木鉢5の本体部6は、排水部61を脚部7の折返し縁72内に嵌合して折返し縁72の下端内面の係合用爪片73を排水部61下端の透孔62に挿通し、本体部6を周方向に回動させて爪片73を排水部61の底壁に係止することによって、脚部7に接合されている。 【0030】 【発明の効果】請求項1の発明の植木鉢は、叙上の通り構成されているので、植木鉢の本体部内周面によって外方から支持された内容器内に水を貯溜して鑑賞魚の飼育、浮水植物の栽培をすることが出来る。請求項2の発明の植木鉢は、叙上の通り構成されているので、植木鉢の本体部内周面及びより小径の植木鉢の脚部外周面によって外方から支持された内容器内に水を貯溜して鑑賞魚の飼育、浮水植物の栽培をすると共に、より小径の植木鉢の本体部内に園芸用植物を収納する等組合わせて使用することも出来る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002174 【氏名又は名称】積水化学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年4月14日(1999.4.14) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−295923(P2000−295923A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月24日(2000.10.24) |
| 【出願番号】 |
特願平11−106635 |
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