| 【発明の名称】 |
苗箱並べ機及び苗箱並べ機へ苗箱を供給する苗箱運搬車輌 |
| 【発明者】 |
【氏名】尾嶋 勝
【氏名】本田 孝一
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| 【要約】 |
【課題】育苗ハウスの出入口から育苗ハウス内にかけて敷設された走行レ−ル上を走行可能な苗箱並べ機への苗箱の供給作業を合理的に且つ容易にする。
【解決手段】育苗ハウスB内に敷設した走行レール61,61上を走行する苗箱並べ補助器具60において、苗箱トロッコ65を走行レール61,61の上方位置に移動させると前記走行レ−ル61.61の左右の苗箱位置決め枠部分63L,63Rが共に非苗箱並べ状態となるように地面から浮き上がるように構成した。また、前記苗箱並べ補助器具60の苗箱トロッコ65へ苗箱群A,Aを供給する苗箱運搬車輌3において、苗箱群A,Aを供給するために該苗箱群A,Aを載置する昇降台21を車体に対して左右方向に移動可能に設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 育苗ハウスB内に敷設した走行レール61,61上を走行する走行台車62を備え、該走行台車62に対して左右方向に回動自在に機枠63を設けると共に苗箱a…を搭載して該機枠63上を左右方向に移動する苗箱供給装置65を設け、前記走行レール61,61の左右両側方に苗箱a…を並べるようにした苗箱並べ機において、前記苗箱供給装置65を前記走行レール61,61の左右一方側に移動させると該苗箱供給装置65の自重により前記機枠63が前記走行台車62に対して回動し移動させた側の機枠63が下降して苗箱並べ状態となるように構成し、前記苗箱供給装置65を走行レール61,61の上方位置に移動させると前記走行レ−ル61,61の左右の機枠部分63L,63Rが共に非苗箱並べ状態となるように地面から浮き上がることを特徴とする苗箱並べ機。 【請求項2】 育苗ハウスBの出入口Cから育苗ハウスB内に敷設した走行レール61,61上を走行する走行台車62を備え、該走行台車62に対して左右方向に回動自在に機枠63を設けると共に苗箱a…を搭載して該機枠63上を左右方向に移動する苗箱供給装置65を設け、前記走行レール61,61の側方に苗箱a…を並べるようにした苗箱並べ機60に苗箱a…を供給するべく、育苗ハウスB外から前記苗箱供給装置65へ苗箱a…を供給するにあたり、苗箱a…を載置することのできる苗箱載置部12を備え、且つ育苗ハウスB内へ移動可能に設け、前記苗箱供給装置65へ苗箱a…を供給するために該苗箱a…を載置する苗箱供給台21を設けると共に、前記苗箱供給台21を左右方向に移動可能に設けたことを特徴とする苗箱運搬車輌。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、育苗ハウス内へ苗箱を並べるための苗箱並べ機、及び育苗ハウス外から前記苗箱並べ機へ苗箱を供給するための苗箱運搬車輌に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、水稲や野菜等の苗を育苗するための苗箱がある。この苗箱において、育苗施設等で播種、出芽等を行わせた後、軽トラックや小型運搬車等の苗箱運搬車輌により前記育苗施設等から育苗ハウス内に搬入された苗箱並べ機へ苗箱を運搬して供給し、前記苗箱並べ機を使用して育苗ハウス内の地面に敷き詰めるように並べて苗を育成し、苗が移植機等で圃場内に移植できる大きさに成育するまで育苗するようになっている。 【0003】尚、前記苗箱並べ機は、育苗ハウスの出入口から育苗ハウス内にかけて敷設された走行レ−ル上を走行するように設けられ、前記走行レ−ルに直交する方向に延びる機枠に沿って苗箱を並べる毎に順次苗箱1枚分の距離を走行し、次列の苗箱を並べる構成となっている。このとき、前記走行レ−ル部分には苗箱を並べずに、該走行レ−ル部分を後の育苗管理をするための通路として残しながら育苗ハウス内に苗箱を並べている。そして、前記機枠上を左右移動する苗箱供給装置へ苗箱を供給することにより、苗箱並べ機へ苗箱を供給するようになっている。 【0004】従って、育苗ハウス内において作業者が前記苗箱並べ機を使用して苗箱並べ作業をするとき、苗箱の載置状態ひいては後の育苗を考慮して苗箱を並べる地面はできるだけ荒さないようにするため、苗箱並べ機への苗箱の供給作業を走行レ−ル部分で行うのが好都合である。そのため、前記苗箱供給装置を走行レ−ルの上方位置へ移動させ、前記走行レ−ル部分で前記苗箱供給装置への苗箱の供給作業を行っている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】そして、走行レールの左右両側方に苗箱並べ機の上記機枠を設けて走行レールの左右両側方に苗箱を並べる構成とするとき、構成の簡素化のため前記機枠を一体的に構成し、該機枠を前記走行レール上を走行する苗箱並べ機の走行台車に対して前記走行レールの上方位置にある単一の前後方向の回動軸回りに左右方向に回動するように構成すると共に、上記苗箱供給装置を前記走行レールの左右一方側に移動させることにより該苗箱供給装置の自重で前記機枠を前記走行台車に対して回動させ移動させた側の機枠を下降させて苗箱並べ状態となるように互いに背反的に上下動するように構成することが考えられる。ところが、この構成において、苗箱並べ機へ苗箱を供給するべく前記苗箱供給装置を前記走行レールの上方位置へ移動させたとき、左右方向において前記苗箱供給装置が前記回動軸に近くなるため、前記走行レールの左右の機枠部分のいずれか一方が地面から浮き上がり気味になり、機枠の回動位置が不安定となり前記苗箱供給装置への苗箱供給作業において危険を及ぼす恐れがある。 【0006】また、苗箱並べ機と該苗箱並べ機へ苗箱を供給する苗箱運搬車輌とが別体に構成されているので、苗箱運搬車輌に備える苗箱を載置した苗箱供給台から苗箱並べ機の前記苗箱供給装置への苗箱の供給において前記苗箱供給台と前記苗箱供給装置とをできるだけ近づけた方が苗箱供給作業の容易化が図れるが、苗箱並べ機の機体構成等により該苗箱供給作業における前記苗箱供給装置の左右位置が制限されると、前記苗箱供給台と前記苗箱供給装置との左右位置が異なって苗箱供給作業に手間がかかるという危惧がある。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を解決すべく次の技術的手段を講じた。すなわち、まず第一に、育苗ハウスB内に敷設した走行レール61,61上を走行する走行台車62を備え、該走行台車62に対して左右方向に回動自在に機枠63を設けると共に苗箱a…を搭載して該機枠63上を左右方向に移動する苗箱供給装置65を設け、前記走行レール61,61の左右両側方に苗箱a…を並べるようにした苗箱並べ機において、前記苗箱供給装置65を前記走行レール61,61の左右一方側に移動させると該苗箱供給装置65の自重により前記機枠63が前記走行台車62に対して回動し移動させた側の機枠63が下降して苗箱並べ状態となるように構成し、前記苗箱供給装置65を走行レール61,61の上方位置に移動させると前記走行レ−ル61,61の左右の機枠部分63L,63Rが共に非苗箱並べ状態となるように地面から浮き上がることを特徴とする苗箱並べ機とした。 【0008】次に、育苗ハウスBの出入口Cから育苗ハウスB内に敷設した走行レール61,61上を走行する走行台車62を備え、該走行台車62に対して左右方向に回動自在に機枠63を設けると共に苗箱a…を搭載して該機枠63上を左右方向に移動する苗箱供給装置65を設け、前記走行レール61,61の側方に苗箱a…を並べるようにした苗箱並べ機60に苗箱a…を供給するべく、育苗ハウスB外から前記苗箱供給装置65へ苗箱a…を供給するにあたり、苗箱a…を載置することのできる苗箱載置部12を備え、且つ育苗ハウスB内へ移動可能に設け、前記苗箱供給装置65へ苗箱a…を供給するために該苗箱a…を載置する苗箱供給台21を設けると共に、前記苗箱供給台21を左右方向に移動可能に設けたことを特徴とする苗箱運搬車輌とした。 【0009】 【発明の効果】よって、苗箱並べ機の上記機枠を上記走行レールの左右両側方に苗箱を並べられるように構成すると共に、苗箱並べ機の上記苗箱供給装置を走行レールの上方位置に移動させることにより前記走行レ−ルの左右の機枠部分が共に地面から浮き上がり非苗箱並べ状態となるように構成したので、苗箱並べ機へ苗箱を供給するとき、前記機枠を安定させた状態で前記苗箱供給装置を前記走行レールの上方位置へ移動させることができ、走行レ−ル部分で前記苗箱供給装置への苗箱の供給作業を安全に行うことができる。 【0010】また、苗箱運搬車輌の上記苗箱供給台を左右方向へ移動可能に設けたので、苗箱並べ機の機体構成等により該苗箱供給作業における前記苗箱供給装置の左右移動位置が制限されても、前記苗箱供給台と前記苗箱供給装置との左右位置を近づけることができ、前記苗箱供給台から前記苗箱供給装置への苗箱供給作業の容易化を図ることができる。 【0011】 【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。図1、図2に示されるように、前後左右の計4輪の走行車輪1,1,2,2により苗箱運搬車両3を構成している。この苗箱運搬車輌3は、前部に操縦席部分4、後部に荷台部分5を備えている。前記操縦席部分4には左右に出入用のドア6,6を備える操縦室7を設けており、該操縦室7内でのオペレ−タの操作により苗箱運搬車輌3を走行させることができる。尚、前記苗箱運搬車輌3は、原動機であるエンジン(図示せず)を備えており、該エンジンからの動力により前記走行車輪1,1,2,2を駆動して走行するようになっている。尚、前記走行車輪1,1,2,2のうち前側にある左右一対の前輪1,1を共に車体に対して左右に変向できるようになっており、この前輪1,1の変向により苗箱運搬車輌3を操向させることができるようになっている。また、苗箱運搬車輌3の前後端には、路上走行中に他車に右左折や停止等の合図を送ったり、夜間での視界の確保又は他車の注意を促すための前照灯8…及び尾灯9…を設けている。また、苗箱運搬車輌3の前後端には、本車輌3の公道での走行許可を示す登録ナンバ−を記載したナンバ−プレ−ト10,10を取り付けている。前記荷台部分5には前後方向に搬送可能なロ−ラコンベア11を装着して苗箱載置部12を構成し、該苗箱載置部に上下に計20枚の苗箱a…を段積みして構成される苗箱群Aを載置するようになっている。尚、前記苗箱載置部12は、苗箱aの長手方向を前後方向に向けた前記苗箱群A…を左右に4列、前後に3列互いに隣接して載置できるようになっている。また、前記苗箱載置部12の左右両側端には前記ロ−ラコンベア11の搬送面よりも高い側縁フレ−ム13,13を設け、該フレ−ム13,13により苗箱載置部12に載置した苗箱a…が前記苗箱載置部12の外方へ移動するのを規制している。尚、前記苗箱群A…は、苗箱a…と略同じ広さで該苗箱a…よりも剛性のあるパレットp…に載置されて前記苗箱載置部12へ載置されるようになっている。 【0012】ところで、前記苗箱aは、図3に示すように、マット状の水稲苗を栽培するものであり、長手方向約60cm、短手方向約30cmの長方形の形状のマット苗を育苗できるように四方の側壁16,16,17,17及び底板18が設けられ上部が開放された構成となっている。尚、前記四方の側壁16,16,17,17は、前記底板18の上面からの高さが29〜30mmとなるように設けられている。前記底板18には無数の排水孔19…を設けており、育苗培土に保持されず苗箱aの底部に降下した水を前記排水孔19…から排水し、灌水により生じた苗箱aの底部に降下した過分な水分を苗箱a内から排出するようになっている。また、この苗箱aの外周部は、前記側壁16,16,17,17が上端の外側で下方に折り曲げた鈎型に構成されている。そして、複数の苗箱a…を上下に段積みするとき、互いの苗箱a…の一部が側面視で重複するようにして該苗箱a…が段積みされる。 【0013】苗箱運搬車輌3の後端部すなわち前記苗箱載置部12の後端部には、後述する苗箱並べ補助器具60へ苗箱a…を供給するための苗箱供給台となる昇降台21を備える昇降装置22を装着できるようになっている。尚、前記昇降台21は、苗箱載置部12と同様に前後方向に搬送可能なロ−ラコンベア23を備えて構成され、苗箱aの長手方向を前後方向に向けた前記苗箱群A…を左右に2列載置できるようになっている。この昇降装置22は、左右の側部フレ−ム24,24と左右に延びる上部フレ−ム25及び下部フレ−ム26とを互いに固着して構成される本体フレ−ムを備えており、前記左右の側部フレ−ム24,24内にそれぞれ昇降ガイドフレ−ム27,27を備えている。尚、前記側部フレ−ム24,24の下端を苗箱載置部12より若干低い位置に構成し、前記昇降ガイドフレ−ム27,27の下端を前記側部フレ−ム24,24の下端より下方に突出させている。また、苗箱載置部12と前記左右の側部フレ−ム24,24の上部とを繋ぐ左右それぞれの補強フレ−ム28,28を設けており、該補強フレ−ム28,28の中途部には苗箱載置部12の苗箱群Aを固定するためのロ−プ等を係止できる係止具29,29を設けている。苗箱運搬車輌3に前記昇降装置22を装着するときには、図7に示すように、苗箱載置部12の左右の側縁フレ−ム13,13の後端部から出入りする側面視L字型に屈曲する支持プレ−ト30,30を後方へ引き出して該支持プレ−ト30,30に昇降装置22の前記下部フレ−ム26を載せると共に、前記左右の補強フレ−ム28,28を昇降装置22の前記側部フレ−ム24,24及び苗箱載置部12に取り付ける。そして、苗箱載置部12の左右の側縁フレ−ム13,13の左右外側にそれぞれ設けた固定ピン31,31を前記下部フレ−ム26の孔に挿入し且つ該固定ピン31,31の直前にある抜け止め具32,32により前記固定ピン31,31が前記下部フレ−ム26から抜けないようにして、昇降装置22を上下及び左右方向に移動しないように確実に装着するようになっている。 【0014】前記左右の昇降ガイドフレ−ム27,27は、該フレ−ム27,27の上端部に一端を連結した左右それぞれの巻き上げ用チェ−ン33,33の上下動により前記側部フレ−ム24,24に対して昇降するようになっている。尚、前記左右それぞれの巻き上げ用チェ−ン33,33の他端は左右それぞれの巻き上げスプロケット34,34に連結され、該巻き上げスプロケット34,34の回転により前記巻き上げ用チェ−ン33,33を上下動させる構成となっている。そして、上部フレ−ム25内の左寄りに設けた正逆転モ−タ35の駆動により、駆動スプロケット36、駆動チェ−ン37及び従動スプロケット38を介して左右に延びる巻き上げスプロケット駆動軸39を駆動し、該駆動軸39の左右両端部に設けた前記巻き上げスプロケット34,34を正逆転可能に構成している。尚、前記昇降ガイドフレ−ム27,27は、上下に延びる角フレ−ムで構成されており、側部フレ−ム24,24内に設けたガイドロ−ラ40…により案内されて昇降する構成となっている。そして、左側の側部フレ−ム24,24の前側には昇降操作スイッチ41を設けており、該スイッチ41を操作することにより制御ボックス42内の制御装置を介して前記正逆転モ−タ35を駆動させ、オペレ−タが任意の高さまで前記昇降ガイドフレ−ム27,27を昇降させることができる。尚、前記正逆転モ−タ35の駆動により右側の巻き上げスプロケット34に設けた突子43をリミットスイッチ44が検知すると、前記昇降操作スイッチ41を更に同一方向に操作しても前記制御装置を介して前記正逆転モ−タ35を停止させ、前記制御装置により前記昇降操作スイッチ41の逆方向の操作のみ許容する状態となる。すなわち、この構成により、昇降ガイドフレ−ム27,27の上昇位置及び下降位置を規制した構成となっている。尚、前記リミットスイッチ44を前後2方向からの接触を検知する構成とすると共に、前記巻き上げスプロケット34,34のピッチ円周長を昇降ガイドフレ−ム27,27の昇降ストロ−クと等しくなるように設定しており、右側の巻き上げスプロケット34に設けた単一の突子43により昇降ガイドフレ−ム27,27の最上昇位置及び最下降位置を検出できる構成となっている。 【0015】また、前記昇降ガイドフレ−ム27,27の中途部には前記昇降台21の左右方向の回動支点軸45,45を設けており、該回動支点軸45,45により前記昇降ガイドフレ−ム27,27に回動可能に支持される昇降台支持フレーム59を介して昇降台21を回動可能に取り付けた構成となっている。尚、側部フレ−ム24,24は、互いが対向する左右内側を前記回動支点軸45,45が昇降できるように切除した構成となっている。 【0016】また、前記昇降ガイドフレ−ム27,27の下端部には昇降台支持プレ−ト46,46を設けており、該プレ−ト46,46部に前記昇降台支持フレームと一体の昇降台ストッパ部材47,47が当接して前記昇降台21が苗箱載置部12と平行になる略水平な状態で前記昇降ガイドフレ−ム27,27に支持されるようになっている。従って、前記昇降ガイドフレ−ム27,27の昇降により、該フレ−ム27,27と一体的に前記昇降台21が昇降するようになっている。従って、前記昇降台21は、昇降操作スイッチ41の操作によりリミットスイッチ44が規制する昇降作動域内で昇降し、最上昇位置で苗箱載置部12のロ−ラコンベア11の搬送面より該昇降台21のロ−ラコンベア23の搬送面が30mm高くなり、最下降位置で該昇降台21のロ−ラコンベア23の搬送面が地面より100mmの高さとなり、前記最上昇位置から前記最下降位置までの昇降ストロ−クが450mmとなるように設定されている。尚、平地で苗箱運搬車輌3を停止させた状態で、前記最下降位置は昇降ガイドフレ−ム27,27の下端が地面に当接する位置に設定されている。 【0017】前記昇降台21の左右両側端には、前記苗箱載置部12と同様に前記ロ−ラコンベア23の搬送面よりも高い側縁フレ−ム48,48を設けている。また、前記昇降台21は、人手により左右の回動支点軸45,45回りに上側へ回動できるように構成されている。尚、前記左右の回動支点軸45,45は、同一直線上に配置されている。昇降台21を前上側へ90度回動させた状態で、該昇降台21の回動先端側に設けた後側回動規制ピン56,56の先端部を側部フレ−ム24,24の左右内側の切除部分から該フレ−ム24,24内に挿入することにより、前記昇降台21が後下側へ回動するのを規制することができる。尚、前記後側回動規制ピン56,56は、L字型に構成され、該ピン56,56を側部フレ−ム24,24内に挿入した状態で左右規制プレ−ト57,57により左右移動が規制されるようになっている。また、昇降台21を前側へ回動させると、昇降台21と一体の昇降台ストッパ部材47,47に固着した前側回動規制ピン58,58が側部フレ−ム24,24に当接することにより、前記昇降台21がそれ以上前側へ回動するのを規制する。従って、前記後側回動規制ピン56,56と前記前側回動規制ピン58,58とにより、前記昇降台21を前上側へ90度回動させた状態で固定できるようになっている。 【0018】昇降台支持フレーム59の前後には左右移動ガイドレール59a,59aを設けており、前記それぞれの左右移動ガイドレール59a,59aに沿って移動する前後一対の左右移動ガイドローラ59b…を備える前後フレーム59c,59cを左右に設けている。そして、前記昇降台21は、左右それぞれの前記前後フレーム59c,59cを繋ぐように設けた前後の左右フレーム59d,59dの左右両端部に左右それぞれの側縁フレ−ム48,48を固着して設けられた構成となっている。従って、人手により、前記昇降台支持フレーム59に対して前記昇降台21を左右移動させられるようになっている。 【0019】次に、苗箱a…を苗箱運搬車輌3へ積み込む作業について説明する。例えば、床土を詰めて種籾を播種、覆土した苗箱a…を複数枚(20枚)づつ段積みした苗箱群A…をパレットp…に載置し苗箱a…の長手方向を前後方向に向けた状態で昇降装置22の昇降台21に載せる。このとき、昇降操作スイッチ41を操作して前記昇降台21を昇降させ、苗箱群A…を供給しやすい高さに調節する。また、人手により苗箱群A…を前記昇降台21に供給するときは、一般的に苗箱運搬車輌3の苗箱載置部12より昇降台21を低い位置にすると供給しやすくなる。昇降台21に苗箱群A…を載置すると、前記昇降操作スイッチ41を操作して昇降台21を苗箱載置部12に接続する高さまで上昇させる。この昇降台21を上昇させるとき、昇降台21上の苗箱群A…が左右の側縁フレ−ム48,48によりガードされているので、該苗箱群A…が昇降台21から脱落するのを防止している。そして、昇降台21が苗箱載置部12に接続されると、前記昇降台21を前記苗箱載置部12の所望の積み込み位置と左右位置が合うように昇降台支持フレーム59に対して左右移動させ、昇降台21上の苗箱群A…をパレットp…ごと苗箱載置部12及び前記昇降台21双方のロ−ラコンベア11,23を利用して苗箱載置部12へ押し込んで搬送する。昇降台21上が空になると、昇降操作スイッチ41を操作して前記昇降台21を下降させて苗箱群A…を供給しやすい高さに調節し、昇降台21に次の苗箱群A…を供給する。この作業を必要に応じて繰り返し、苗箱載置部12へ苗箱群A…を積み込む。 【0020】苗箱載置部12への苗箱a…の積み込みが完了すると、昇降操作スイッチ41を操作して昇降台21を最上昇位置あるいはその近傍まで上昇させ、前記昇降台21を前上側へ90度回動させて折りたたんで後側回動規制ピン56,56と前側回動規制ピン58,58とにより固定する。また、苗箱載置部12の苗箱群A…にロ−プ等を掛け回して前記苗箱群A…を苗箱載置部12に固定するようになっている。そして、苗箱運搬車輌3を走行させて苗箱群A…を運搬する。尚、苗箱載置部12上の苗箱群A…が該苗箱載置部12の左右の側縁フレ−ム13,13と前側の操縦席部分4と後側の折りたたんだ前記昇降台21とにより包囲されているので、前記苗箱群A…が苗箱載置部12から苗箱運搬車輌3による運搬中に脱落するのを防止している。また、昇降台21を前上側に折りたたむことにより、苗箱運搬車輌3の全長を小さくでき、苗箱運搬車輌3を倉庫内等へ格納するとき格納スペ−スを小さくできる。 【0021】そして、育苗ハウスB内において、播種、覆土した苗箱a…を並べて出芽させ苗が所定の大きさになるまで育苗するため、苗箱運搬車輌3により育苗ハウスBまで苗箱a…を運搬し該苗箱a…の積み降ろし作業を行う。尚、場合によっては、出芽した苗箱a…を苗箱運搬車輌3により育苗ハウスBまで運搬して該苗箱a…を並べることもある。次に、育苗ハウスB内に苗箱a…を並べる作業について説明する。 【0022】育苗ハウスB内において、図8に示すように、苗箱並べ補助器具60を使用して地面に敷き詰めるように苗箱a…を並べていく。この苗箱並べ補助器具60は、育苗ハウスBの出入口Cから育苗ハウスB内の地面に並行に敷設された2本の走行レ−ル61,61上を走行する走行台車62、該走行台車62に支持された左右一体の苗箱位置決め枠63、該苗箱位置決め枠63に連結された左右それぞれの踏み板64,64及び前記苗箱位置決め枠63上を移動する苗箱トロッコ65を備えており、前記苗箱位置決め枠63の前記レール61,61の左右近傍には苗箱a…の左右位置を決めるための左右それぞれの左右位置決めディスク66,66、及び前記苗箱位置決め枠63の前部には苗箱a…の前後方向の位置決めをするための前後位置決めプレート67…を設けている。尚、この苗箱並べ補助器具60は、左右移動する苗箱トロッコ65を除いて左右対称に構成されている。この苗箱並べ補助器具60により、レール61,61の左右にそれぞれ左右1列につき4枚づつ苗箱a…を並べるようになっている。前記苗箱トロッコ65は、車輪68…により苗箱位置決め枠63,63上を左右方向に移動するようになっており、該トロッコ65が備える前後方向に搬送可能なローラコンベア69上に苗箱a…が段積みされた2個の苗箱群A,Aを載置するようになっている。すなわち、前記苗箱トロッコ65は、苗箱a…を搭載して機枠となる苗箱位置決め枠63上を左右方向に移動する苗箱供給装置となっている。尚、苗箱トロッコ65の前記ローラコンベア69は、中央の上下方向の回動軸69a回りに90度回動できるようになっている。また、前記苗箱トロッコ65には、移動用のハンドル70を設けている。 【0023】また、苗箱位置決め枠63は、正面視又は背面視で左右両端部が上位となる逆ヘの字型の形状となっており、前後方向の苗箱位置決め枠回動軸81L,81Rを左右にそれぞれ固着して設けている。一方、走行台車62の前後には回動軸支持プレ−ト82,82をそれぞれ固着して設けており、該回動軸支持プレ−ト82,82には前記苗箱位置決め枠回動軸81L,81Rが係合する切り欠き部82a…を左右にそれぞれ設けている。尚、前記切り欠き部82a…は、前記回動軸支持プレ−ト82,82の上側から切り欠いた構成となっており、苗箱位置決め枠63の前記苗箱位置決め枠回動軸81L,81Rが上側から係合するようになっている。従って、苗箱位置決め枠63は、前記回動軸支持プレ−ト82,82により支持された構成となっている。 【0024】そして、例えば、苗箱トロッコ65を左側の前記苗箱位置決め枠回動軸81Lより左側に移動させると、苗箱トロッコ65の自重により、左側の前記苗箱位置決め枠回動軸81L回りに苗箱位置決め枠63が回動して該苗箱位置決め枠63の左側部分63Lが下降し、左端部に設けた脚部83Lが接地して前記苗箱位置決め枠63の左側部分63Lが地面と平行な苗箱並べ状態となり、走行レ−ル61,61の左側に苗箱a…を並べる作業を行えるようになっている。このとき、右側の前記苗箱位置決め枠回動軸81Rは、回動軸支持プレ−ト82,82の切り欠き部82a…の下端から若干上側へ浮き上がった状態となる。逆に、苗箱トロッコ65を右側の前記苗箱位置決め枠回動軸81Rより右側に移動させると、前記右側の前記苗箱位置決め枠回動軸81R回りに苗箱位置決め枠63が回動して該苗箱位置決め枠63の右側部分63Rが下降し、右端部に設けた脚部(図示せず)が接地して前記苗箱位置決め枠63の右側部分63Rが地面と平行な苗箱並べ状態となり、走行レ−ル61,61の右側に苗箱a…を並べる作業を行えるようになっている。 【0025】そして、苗箱トロッコ65を左右方向で左右の苗箱位置決め枠回動軸81L,81Rの間に移動させると、前記左右の苗箱位置決め枠回動軸81L,81Rがそれぞれ回動軸支持プレ−ト82,82の切り欠き部82a…に支持され、左側及び右側の苗箱位置決め枠63L,63Rが共に地面から浮き上がった非苗箱並べ状態となる。この状態で、作業者が走行台車62を走行レ−ル61,61に沿って前後に移動させることにより、この苗箱並べ補助器具60を前後に移動させる構成となっている。 【0026】苗箱並べ作業に際しては、予め地面に根切りネット(図示せず)を敷いておく。そして、前記踏み板64,64の上に作業者が乗った状態で、苗箱トロッコ65上の苗箱群A,Aから図12、図13に示すような苗箱把持具72を用いて1枚づつ苗箱a…を取り出して地面に並べる。前記苗箱把持具72は、苗箱aの長手方向に沿う両端部の側壁16,16に係合する固定係合体73及び可動係合体74と作業者が把持するグリップ75と前記可動係合体74を可動させる可動係合体操作レバ−76とを備えて構成される。そして、前記苗箱把持具72は、苗箱aの長手方向に沿う両端部の側壁16,16の一方の鈎型に固定係合体73の円棒を苗箱aの下方からひっかけると共に、可動係合体操作レバ−76を握って可動係合体74を苗箱aの固定係合体73が係合している側壁16の反対側の側壁16上端の鈎型の下方に入り込ませて、苗箱aを把持するようになっている。また、苗箱aを把持した状態から苗箱aの下面を地面等に接地させ苗箱aを支持させた状態で可動係合体操作レバ−76を放して可動係合体74を苗箱aから退避させ、固定係合体73を苗箱aの長手方向に沿う側壁16の鈎型から外して、苗箱aの把持を解除するようになっている。 【0027】そして、前記苗箱把持具72により、一枚目の苗箱aの短手方向の側壁17を前記左右位置決めディスク66,66に当接させながら上方から苗箱位置決め枠63内を通して苗箱aを地面に置くように苗箱把持具72を降ろして苗箱aを地面上に並べる。そして、前述の左右位置決めディスク66,66を使用して左右位置決めした苗箱aと短手方向の側壁17が互いに当接するように次の苗箱aを前に並べた苗箱aの左右外側に苗箱把持具72により地面に並べ、以下同様に前に地面に並べた苗箱aとの隙間を空けないように並べていき、苗箱a…を左右方向に並べる。尚、苗箱トロッコ65が左右に移動可能であるので、常に作業者の近くで苗箱トロッコ65を停車させておくことができ、苗箱並べ作業の作業性が向上する。 【0028】左右方向の計8枚の苗箱a…の並べ作業が完了したならば、作業者は苗箱トロッコ65を左右方向で左右の苗箱位置決め枠回動軸81L,81Rの間に移動させ、苗箱位置決め枠63及び踏み板64,64を地面から浮き上げる。この状態で、苗箱位置決め枠63が適当な位置に移動するまで(苗箱の1箱分移動させる)走行台車62を走行させる。そして、苗箱トロッコ65を左右いずれか一方側に移動させることにより左側又は右側の苗箱位置決め枠部分63L,63Rが下降して苗箱並べ状態となり、作業者が次列の苗箱並べ作業を行って行く。このとき、踏み板64,64に作業者が乗った状態で苗箱把持具72を用いて苗箱並べ作業を行うことにより、作業者の体重で前記踏み板64,64を介して既に並べた前行程列の苗箱a…を上から押さえていく。そして、前行程と同様に一枚目の苗箱aを左右位置決めディスク66,66を使用して左右位置決めして並べる。このとき、前後位置決めプレート67…に苗箱把持具72の苗箱移動用ローラ77を当接させて前記前後位置決めプレート67…に沿って苗箱把持具72を下降させて、該苗箱aを地面上に置いた状態で苗箱把持具72の可動係合体74が苗箱aとの係合を解除できるように前行程列の苗箱a…と前後方向にスペースをとって地面上に置く。そして、苗箱把持具72の可動係合体操作レバ−76を放して前記可動係合体74の係合を解除した状態で、前後位置決めプレート67…に苗箱移動用ローラ77を当接し下降させながら苗箱把持具72を該苗箱移動用ローラ77の回動軸77a回りに回動させることにより苗箱把持具72の固定係合体73で苗箱aを後方に押して地面上を移動させ、後方の苗箱aとの前記スペースを無くして苗箱aを並べる。そして、苗箱aと固定係合体73との係合を解除し、次の苗箱aを並べる作業に移る。以下同様に、左右方向において前に地面に並べた苗箱aの左右外側に互いに隙間を空けないように並べると共に後方の苗箱aとの間を詰めて苗箱aを並べていくことにより、育苗ハウス内の地面に敷き詰めるように苗箱a…を並べていく。 【0029】次に、苗箱運搬車輌3により育苗ハウスBまで苗箱a…を運搬して該苗箱a…を積み降ろす作業について説明する。まず、前記育苗ハウスBの出入口Cから苗箱運搬車輌3を後進させて該苗箱運搬車輌3の左右の走行車輪1,1,2,2が走行レ−ル61,61をまたぐように育苗ハウスB内に搬入し停止させる。そして、苗箱載置部12の苗箱群A…に掛け回したロ−プ等を解いた後、前上方に折りたたまれた昇降台21を後側回動規制ピン56,56の規制を解除して昇降台支持プレ−ト46,46部に昇降台ストッパ部材47,47が当接するまで後下方に回動させて苗箱載置部12と平行な状態にする。そして、昇降操作スイッチ41を操作して昇降台21を苗箱載置部12に接続する高さに調節する。昇降台21が苗箱載置部12に接続されると、前記昇降台21を前記苗箱載置部12上の積み降ろすべき苗箱群A…の位置と左右位置が合うように昇降台支持フレーム59に対して左右移動させ、前記苗箱載置部12の苗箱群A…をパレットp…ごと該苗箱載置部12及び前記昇降台21双方のロ−ラコンベア11,23を利用して昇降台21上へ押し出して搬送する。昇降台21上に苗箱群A…を供給すると、昇降操作スイッチ41を操作して前記昇降台21を苗箱並べ補助器具60の苗箱トロッコ65の高さまで下降させる。そして、作業者が走行レ−ル付近で苗箱並べ補助器具60の走行台車62を走行させると共に前記苗箱トロッコ65を走行レ−ル61,61の上方位置まで左右移動させ、該苗箱トロッコ65を昇降台21と接続させる。そして、前記昇降台21と前記苗箱トロッコ65との左右位置がずれていれば前記昇降台21を前記苗箱トロッコ65と左右位置が合うように昇降台支持フレーム59に対して左右移動させ、前記昇降台21上の苗箱群A…をパレットp…ごと前記昇降台21及び前記苗箱トロッコ65双方のロ−ラコンベア23,69を利用して苗箱トロッコ65上へ押し出して供給する。尚、苗箱並べ作業を行うときは、苗箱トロッコ65のロ−ラコンベア69を回動軸69a回りに90度回動させ、前記ロ−ラコンベア69上の苗箱aの長手方向を左右方向に向けた状態にして行う。苗箱並べ補助器具60による苗箱並べ作業に伴って前記苗箱トロッコ65が空になると、昇降操作スイッチ41を操作して前記昇降台21を苗箱載置部12に接続する高さまで上昇させて、昇降台21に次の苗箱群A…を供給する。この作業を必要に応じて繰り返し、苗箱群A…の積み降ろし作業を行う。 【0030】以上により、育苗ハウスB内に敷設した走行レール61,61上を走行する走行台車62を備え、該走行台車62に対して左右の苗箱位置決め枠回動軸81L,81Rにより左右方向に回動自在に苗箱位置決め枠63を設けると共に苗箱群A,Aを搭載して該苗箱位置決め枠63上を左右方向に移動する苗箱トロッコ65を設け、前記走行レール61,61の左右両側方に苗箱a…を並べるようにした苗箱並べ補助器具60において、前記苗箱トロッコ65を前記走行レール61,61の左右一方側に移動させると該苗箱トロッコ65の自重により前記苗箱位置決め枠63が前記走行台車62に対して回動し移動させた側の苗箱位置決め枠部分63L,63Rが下降して苗箱並べ状態となるように構成し、前記苗箱トロッコ65を走行レール61,61の上方位置に移動させると前記走行レ−ル61.61の左右の苗箱位置決め枠部分63L,63Rが共に非苗箱並べ状態となるように地面から浮き上がるようになっている。 【0031】よって、苗箱位置決め枠63を走行レール61,61の左右両側方に苗箱a…を並べられるように構成すると共に、苗箱トロッコ65を走行レール61,61の上方位置に移動させることにより前記走行レ−ル61,61の左右の苗箱位置決め枠部分63L,63Rが共に地面から浮き上がり非苗箱並べ状態となるように構成したので、苗箱運搬車輌3の昇降台21から苗箱トロッコ65へ苗箱群A,Aを供給するとき、走行レ−ル61,61部分で前記苗箱トロッコ65への苗箱群A,Aの供給作業が行え、前記苗箱位置決め枠63を一体的に構成し簡素化を図ることができると共に、苗箱トロッコ65の重心が左右方向で左右の苗箱位置決め枠回動軸81L,81Rの間にあるときは苗箱位置決め枠63が前記非苗箱並べ状態となるので苗箱トロッコ65が多少左右移動しても苗箱位置決め枠63が回動するようなことを防止することができるため、前記苗箱位置決め枠63を安定させた状態で前記苗箱トロッコ65を前記走行レール61,61の上方位置へ移動させることができ、作業者が走行レ−ル61,61部分で前記苗箱トロッコ65への苗箱群A,Aの供給作業を安全に行うことができる。また、同様に、苗箱並べ補助器具60を走行レ−ル61,61に沿って前後方向に移動させるとき、前記苗箱位置決め枠63を安定させた状態で前記苗箱トロッコ65を前記走行レール61,61の上方位置へ移動させることができるので、作業者が走行レ−ル61,61部分で苗箱並べ補助器具60の前後方向の移動作業を安全に行うことができる。 【0032】また、上述した苗箱運搬車輌3は、育苗ハウスBの出入口Cから育苗ハウスB内に敷設した走行レール61,61上を走行する走行台車62を備え、該走行台車62に対して左右の苗箱位置決め枠回動軸81L,81Rにより左右方向に回動自在に苗箱位置決め枠63を設けると共に苗箱群A,Aを搭載して該苗箱位置決め枠63上を左右方向に移動する苗箱トロッコ65を設け、前記走行レール61,61の側方に苗箱a…を並べるようにした苗箱並べ補助器具60へ苗箱群A,Aを供給するべく、育苗ハウスB外から前記苗箱トロッコ65へ苗箱群A,Aを供給するにあたり、苗箱群A,Aを載置することのできる苗箱載置部12を備え、且つ育苗ハウスB内へ移動可能に設け、前記苗箱トロッコ65へ苗箱群A,Aを供給するために該苗箱群A,Aを載置する昇降台21を設けると共に、前記昇降台21を苗箱運搬車輌3に対して左右方向に移動可能に設けている。 【0033】よって、苗箱運搬車輌3の前記昇降台21を左右方向へ移動可能に設けたので、苗箱並べ補助器具60の苗箱トロッコ65へ苗箱群A,Aを供給するとき、重心が左右方向で左右の苗箱位置決め枠回動軸81L,81Rの間にある範囲内に前記苗箱トロッコ65の左右位置が制限されるばかりでなく苗箱運搬車輌3の停止位置が苗箱並べ補助器具60に対して多少左右方向にずれたりすることがあっても、前記昇降台21と前記苗箱トロッコ65との左右位置を合わせることができ、前記昇降台21から前記苗箱トロッコ65への苗箱供給作業の容易化を図ることができる。 【0034】尚、この発明の実施の形態は苗箱並べ補助器具60に苗箱a…を供給して該苗箱a…を積み降ろす作業について詳述したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、前記苗箱並べ補助器具60の代わりに、自動的に育苗ハウスB内に苗箱a…を並べる自動苗箱並べ機であってもよい。尚、この発明の実施の形態は人手により昇降台21に苗箱a…を供給して該苗箱a…を積み込む作業について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社 【識別番号】597007101 【氏名又は名称】有限会社ピポリー技研製作所 【識別番号】591070990 【氏名又は名称】本田農機工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年4月7日(1999.4.7) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−287550(P2000−287550A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月17日(2000.10.17) |
| 【出願番号】 |
特願平11−100245 |
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