| 【発明の名称】 |
ふくろ茸の栽培装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】水野 慶二
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| 【要約】 |
【課題】ふくろ茸を誰にでも簡単に、効率良く大量に、かつ反復継続して短期間で確実に生育できるようにする。
【解決手段】出入口24を備え周囲を密閉状態に形成する部屋21を設け、該部屋21の床にボイラ30によって水温を調整する水槽31を設け、該水槽291の上方に菌床8を載置する複数段の棚28を設け、該棚28の下方にコンプレッサー室37から供給される空気を供給する空気管35を設け、前記複数段の棚28の最上段下側から順次下段の棚28の下側を走行し最下段下側を走行して前記水槽29に還流させる流水路34を設け、前記水槽29から所定温度に加温された湯31を前記最上段の流水路34Aに管路32を介して供給するポンプ33を設け、前記水槽29の水温を任意の温度に調整できるように前記ボイラ30の燃焼力を調整できるようにし、菌床8の温度を任意の温度に制御すると共に、部屋21内の湿度を70%以上に保つようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 出入口を備え周囲を密閉状態に形成する部屋を設け、該部屋の床にボイラによって水温を調整する水槽を設け、該水槽の上方に複数段の蒸し棚を形成し、該複数段の蒸し棚のそれぞれに藁を敷き、該藁の上に培地材を敷いて部屋全体を蒸気によって75℃に48時間加熱するしてふくろ茸の栽培用の菌床を製造することを特徴とするふくろ茸の栽培装置。 【請求項2】 前記藁と培地材の比率は、全体を10とした場合、培地材:藁=2:8〜3:7にしたものである請求項1に記載のふくろ茸の栽培装置。 【請求項3】 前記部屋は、外壁と内壁との間に断熱材を介在させたものである請求項1又は2に記載のふくろ茸の栽培装置。 【請求項4】 出入口を備え周囲を密閉状態に形成する部屋を設け、該部屋の床にボイラによって水温を調整する水槽を設け、該水槽の上方に菌床を載置する複数段の棚を設け、該棚の下方にコンプレッサー室から供給される空気を供給する空気管を設け、前記複数段の棚の最上段下側から順次下段の棚の下側を走行し最下段下側を走行して前記水槽に還流させる流水路を設け、前記水槽から所定温度に加温された湯を前記最上段の流水路に管路を介して供給するポンプを設け、前記水槽の水温を任意の温度に調整できるように前記ボイラの燃焼力を調整できるようにし、菌床の温度を任意の温度に制御すると共に、部屋内の湿度を70%以上に保つようにしたことを特徴とするふくろ茸の栽培装置。 【請求項5】 前記部屋は、外壁と内壁との間に断熱材を介在させたものである請求項4に記載のふくろ茸の栽培装置。 【請求項6】 前記部屋は、仕切板によって人が出入りする際に殺菌を行う前室と、子実体の形成・育成を行う後室とに分割してなる請求項4又は5に記載のふくろ茸の栽培装置。 【請求項7】 前記コンプレッサー室は、周囲を密閉状態に形成する部屋を備え、該部屋の床にコンプレッサーを載置し、相対向する位置に吸気口を備え、該吸気口の部屋側及び外気側に除菌シートを設け、前記部屋の天井に殺菌灯を設け、前記吸気口から除菌シートを介して部屋内に吸入した空気を前記コンプレッサーによってエアパイプで前記空気管に送出するものである請求項4,5又は6に記載のふくろ茸の栽培装置。 【請求項8】 前記コンプレッサー室は、部屋の吸気口から下の外周に外部から供給される空気の温度が高くときに冷却するための冷水を流す温調室を設けたものである請求項7に記載のふくろ茸の栽培装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ふくろ茸を栽培するための装置に係り、特に効率よくふくろ茸を大量に、かつ誰にでも確実に短期間で成育させることのできるふくろ茸の栽培装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ふくろ茸は、自然界においては、春〜秋に落葉林の林床、畑地、草原、堆肥などに発生し、幼時は親指大の長卵形で、長さ3〜5cmくらいの袋状であるが、生長するに連れて袋の頭部が裂け、傘が出てくる。この傘は、鐘形または丸山形で、のちにほとんど偏平に開くが、中央部はやや盛り上がっている。また、傘の径は5〜10cmであるが、大きいものでは20cmくらいになり、傘の表面は乾いた感じで、色は暗灰色。中央部はやや濃色である。また、傘の表面には、灰黒色〜黒色の繊維が放射状に走っており、傘裏のひだは密で隔生く、色は初め白色であるが、成熟するにつれて紅褐色となる。さらに茎は高さ3〜10cm、太さは5〜15cmで円柱状、色は白色であり、根元に、やや大型で白色〜淡褐色のつぼがあり、鍔はない。 【0003】このような特徴を有するふくろ茸は、従属栄養生物であって、炭酸ガスを吸収し酸素を排出する、いわゆる炭酸同化作用を営まないので、他の生物が産出した有機物に依存して生活している。また、ふくろ茸は、好中温菌(生育温度が20℃〜40℃の微生物)に属し、光合成ができない、すなわち、呼吸によって酸素を吸収し炭酸ガスを排出する微生物である。 【0004】このふくろ茸属は、テングダケ科に属するので、外観はテングダケの仲間に似ている。また、このふくろ茸属の特徴としては、茎につばがなく、茎の根元には大きな膜質袋状のつぼを持っており、その種類には、ふくろ茸、絹ふくろ茸、黒ふくろ茸等がある。 【0005】また、このふくろ茸は、最低気温が20℃以上でないと茸が発生しないため、中国、台湾、タイ、マレーシアなど、主として東南アジアで栽培されており、わが国で栽培は困難であるとされている。このふくろ茸は、商品としては、つぼから傘が頭を出し始めた時期に収穫し、そのままマーケットに出荷するか、または半分に裂いて乾燥させたり、あるいは缶詰にしたりして売られる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】このようにふくろ茸は、最低気温が20℃以上でないと茸が発生せず、わが国で栽培は困難であるところから、自然発生的に生じる場合、あるいは家内工業的には一部で生産されているが、現在のところ反復継続して安定した状態で大量に生産することはできない。現在、日本の市場で販売されているふくろ茸は、中国、台湾、タイ、マレーシアなど、主として東南アジアで栽培されたものを輸入しているため、生で輸入されることはなく、多く半分に裂いて乾燥させたもの、あるいは水煮の缶詰にしたものとなっている。 【0007】このように最低気温が20℃以上でないと茸が発生しないという条件があり、わが国では、その環境を造るのが困難であり、ふくろ茸は、気温を20℃以上に保つだけでは生長しない等、他の条件が明確に解明されていないため、現在、茸生産農家が生産業として大量に人口栽培して安定した収穫の下に市場に安定して供給しているシイタケのように、人口栽培を行って生産することは行われていない。 【0008】本発明の目的は、ふくろ茸を誰にでも簡単に、効率良く大量に、かつ反復継続して短期間で確実に生育できるようにすることにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載のふくろ茸の栽培装置は、出入口を備え周囲を密閉状態に形成する部屋を設け、該部屋の床にボイラによって水温を調整する水槽を設け、該水槽の上方に複数段の蒸し棚を形成し、該複数段の蒸し棚のそれぞれに藁を敷き、該藁の上に培地材を敷いて部屋全体を蒸気によって75℃に48時間加熱するしてふくろ茸の栽培用の菌床を製造するようにしたものである。このように構成することにより、ふくろ茸を誰にでも簡単に、効率良く大量に、かつ反復継続して短期間で確実に生育させることができるふくろ茸の栽培用の菌床を誰にでも簡単に、かつ確実に製造することができる。 【0010】本願請求項2に記載のふくろ茸の栽培装置は、前記藁と培地材の比率を、全体を10とした場合、培地材:藁=2:8〜3:7にしたものである。このように構成することによって、ふくろ茸の子実体の形成を複数回に別けて形成させることができる。 【0011】本願請求項3に記載のふくろ茸の栽培装置は、前記部屋を、外壁と内壁との間に断熱材を介在させたものである。このように構成することによって、外気の温度変化に影響されることなく、ふくろ茸の栽培用の菌床を製造する際に部屋内の温度を所定温度に容易に保つことができる。 【0012】本願請求項4に記載のふくろ茸の栽培装置は、出入口を備え周囲を密閉状態に形成する部屋を設け、該部屋の床にボイラによって水温を調整する水槽を設け、該水槽の上方に菌床を載置する複数段の棚を設け、該棚の下方にコンプレッサー室から供給される空気を供給する空気管を設け、前記複数段の棚の最上段下側から順次下段の棚の下側を走行し最下段下側を走行して前記水槽に還流させる流水路を設け、前記水槽から所定温度に加温された湯を前記最上段の流水路に管路を介して供給するポンプを設け、前記水槽の水温を任意の温度に調整できるように前記ボイラの燃焼力を調整できるようにし、菌床の温度を任意の温度に制御すると共に、部屋内の湿度を70%以上に保つようにしたものである。このように構成することにより、ふくろ茸を誰にでも簡単に、効率良く大量に、かつ反復継続して短期間で確実に生育させることができる。 【0013】本願請求項5に記載のふくろ茸の栽培装置は、前記部屋を、外壁と内壁との間に断熱材を介在させたものである。このように構成することによって、外気の温度変化に影響されることなく、ふくろ茸の栽培室内を所定の温度に容易に保つことができ、効率良く大量に、かつ反復継続して短期間で確実に生育させることができる。 【0014】本願請求項6に記載のふくろ茸の栽培装置は、前記部屋を、仕切板によって人が出入りする際に殺菌を行う前室と、子実体の形成・育成を行う後室とに分割して構成したものである。このように構成することによって、ふくろ茸の栽培室内に人が出入りしても外部から雑菌をふくろ茸の栽培室に運び入れることがなく、また、ふくろ茸の栽培室内に人が出入りしても外気が直接ふくろ茸の栽培室に入ることがなく、ふくろ茸の栽培室内を雑菌の無い状態で所定の温度に容易に保つことができ、効率良く大量に、かつ反復継続して短期間で確実に生育させることができる。 【0015】本願請求項7に記載のふくろ茸の栽培装置は、前記コンプレッサー室を、周囲を密閉状態に形成する部屋を備え、該部屋の床にコンプレッサーを載置し、相対向する位置に吸気口を備え、該吸気口の部屋側及び外気側に除菌シートを設け、前記部屋の天井に殺菌灯を設け、前記吸気口から除菌シートを介して部屋内に吸入した空気を前記コンプレッサーによってエアパイプで前記空気管に送出するように構成したものである。このように構成することによって、除菌、殺菌されたきれいな空気を所定の圧力で空気管に供給することができる。 【0016】本願請求項8に記載のふくろ茸の栽培装置は、前記コンプレッサー室を、部屋の吸気口から下の外周に外部から供給される空気の温度が高くときに冷却するための冷水を流す温調室を設けて構成したものである。このように構成することによって、外気温が高くなってもある程度冷却してコンプレッサー室内に供給することができる。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係るふくろ茸の栽培装置の実施の形態について説明する。ふくろ茸の栽培については、その栽培工程を大きく分けると、(1)種菌の培養、(2)菌床の製造、(3)子実体形成・育成の3つの段階に分けられる。この内、種菌について特定の業者から培養した種菌を購入することが可能であれば、その種菌業者から購入することで(1)の種菌の培養を省略することができる。また、この種菌の培養は、雑菌の混入等を防ぐなど培養条件が厳しく素人では難しい面があるので、種菌を業者から購入して栽培するのが一般的である。したがって、本発明に係るふくろ茸の栽培装置は、菌床の製造装置と、子実体形成・育成装置を対象としたものである。 【0018】(1)菌床の製造装置図1〜図2には、菌床の製造装置の一実施の形態が示されている。 【0019】図において、1は部屋で、周囲が密閉状態にあり、2、3はドア、4はドア2の内部にある引戸で、5はドア3の内部にある引戸である。この部屋1の壁内部には、断熱材(例えば、グラスウール)6が設置されており、部屋1内の温度の低下を図るようになっている。また、この部屋1の内壁面1Aは、ステンレス又は鋼板張りで構成されており、部屋1の外壁面1Bは、金属サイディングでで構成されている。なお、図示していないが、部屋1の内壁面1Aには、別な断熱材(例えば、発泡スチロール)を貼付する場合もあり、このように別な断熱材を貼付する方が外気の温度の変化に影響を受けずに室内を一定の温度に保つ断熱効果を得ることができる。 【0020】部屋1内には、蒸し棚7が複数段(図では、6段)設けられている。この蒸し棚7の上に部屋1のドア2、3を開け、引戸4、5を開けて、入口から(図1の左右から)菌床8を載置する。この菌床8は、図3に示す如く台9の上に、常温で8時間〜24時間水に浸し十分な水分が与えられた藁10を厚さ7〜9cmに敷き詰める。この藁10は、同方向に並べても格子状に並べても、その並べ方には制限はない。この藁10の上に培地材11を敷く。この藁10と培地材11の比率は、全体を10とした場合、培地材:藁=2:8〜3:7に敷く。すなわち、藁10を厚さ7cmに敷き詰めると、この藁10の上に培地材11を3cm敷き詰める。また、藁10を厚さ8cmに敷き詰めると、この藁10の上に培地材11を2cm敷き詰めることになる。このように菌床8は、藁10と培地材11とによって構成されている。台9は、板で形成しても、網で形成しても、あるいはシート類であってもよい。この台9を網で形成すると、台9の下方から入ってくる空気によって敷き詰めた藁10が程よい通風性を持ち、腐敗しないという効果を生じる。 【0021】このように形成した菌床8は、このままでは滅菌されていないのでこのまま使用するとふくろ茸菌が雑菌に侵されてしまう。そこで、菌床8を殺菌する必要がある。この殺菌する部屋が図1に図示の部屋1である。 【0022】菌床8の殺菌は、密閉状態にある部屋1全体を蒸気によって75℃に48時間加熱するして行う。この菌床8の蒸気によって75℃に48時間加熱による殺菌は、部屋1の中央に設けられた水槽12をボイラ(又は、風呂釜)13によって沸かし、部屋1内が75℃の蒸気で充満するようにする。このように75℃に加熱して48時間経過すると、菌床8内部まで殺菌することができ、菌床8の殺菌が完了し、この時点で加熱を中止する。この加熱を中止したあと、自然状態で菌床8の温度が35℃位になるまで放置する。そして、菌床8の温度が35℃位になると菌床8の製造は、完成する。 【0023】(2)子実体形成・育成装置菌床8が製造される、すなわち、75℃に加熱して48時間経過した後、加熱を中止して菌床8の温度が30℃〜45℃になると種菌(市販の種菌)の接種を行う。この種菌の接種は、菌床8の藁10に穴を開ける。この穴は、藁10の束の内部に種菌を接種できるようにするためのもので、藁10を分けるようにして避けて束の内部に種菌を接種するので十分である。このように菌床8の藁10に穴を開け、この穴に培養した種菌を植えることになる。 【0024】種菌を植えた菌床8は、図4〜図5に図示の子実体形成・育成装置20によって行われる。21は部屋で、周囲が密閉状態にあり、この部屋21の内壁面21Aは、ステンレス又は鋼板張りで構成されており、部屋21の外壁面21Bは、金属サイディングで構成されている。そして、この内壁面21Aと外壁面21Bの間には、断熱材(例えば、グラスウール)22がサンドされている。また、内壁面21Aの内側には、別な断熱材(例えば、発泡スチロール)23が貼付されている。この断熱材23は、内壁面21Aと外壁面21Bの間にサンドされた断熱材22で断熱効果が十分であれば、必ずしも設ける必要はない。このようにして大気の温度の変化を部屋21内で直接受けること無く、常時所定の温度に保つことができるようにしている。 【0025】24は、部屋21に人が出入りするドアである。また、25は殺菌灯・オゾン殺菌灯で、この殺菌灯・オゾン殺菌灯25は、ドア24を開けて部屋21内に入った人の全身を殺菌するためのものである。この殺菌灯・オゾン殺菌灯25を部屋21のドア24の内側に設けたのは、ふくろ茸の菌が雑菌に弱く、外部から人が雑菌を部屋21内に運び込んでしまうのを防止するためのものである。 【0026】26は仕切板で、この仕切板26は、部屋21を前室20Aと後室20Bとに仕切って分けるものである。前室20Aは、人が部屋21に出入りするための処理室の役目を有するもので、後室20Bは、種菌を植えた菌床8を載置し、子実体形成・育成を行うための部屋である。このように部屋21を仕切板26によって前室20Aと後室20Bとに仕切って分けるのは、前室20Aによって人が部屋21に入ったときに、前室20Aに設けられた殺菌灯・オゾン殺菌灯25によって全身が殺菌され後室20Bに入った際に、雑菌が人によって後室20Bに運び込まれるのを防止することができるからである。また、部屋21を仕切板26によって前室20Aと後室20Bとに仕切って分けるのは、前室20Aに設けられたドア24を開けても、外気が仕切板26によって仕切られ、直接後室20Bに入ることがなく、人の出入りによって後室20B内の温度が外気による影響を直接受けなくて済むからである。27は、後室20Bの仕切板26に設けられたドアで、人が前室20Aに入って殺菌灯・オゾン殺菌灯25によって全身が殺菌された後に菌床8の載置された後室20Bに入るためのものである。 【0027】28は、種菌を植えた菌床8を載せる棚で、図5に示す如く、複数段(図5では、6段)設けられている。この棚は、板で形成しても、網で形成しても、あるいはシート類であってもよいが、内部の湿度等、下方から空気が入るようなものの方が子実体形成・育成の際に必要とする酸素の供給を考慮すると網で形成するのが適している。29は、水槽で、ボイラ(又は、風呂釜)30によって加熱されるようになっている。この水槽29は、種菌を植えた菌床8に適度な湿度と適度な温度を与えるためのもので、温度・湿度調整用のものである。すなわち、ボイラ30によって水を加熱した水槽29は、菌床8の温度を菌糸の形成に適した、任意に設定した温度(例えば、35℃)に略一定に保温すると共に、湿度を70%以上に保つようにボイラ30によって制御される。 【0028】棚28のそれぞれの下方には、図5に示す如く、最上段から連通した流水路34が形成されている。この流水路34は、図6に示す如く、最下段まで連続しており、水槽29から吸い上げられた湯31が最上段から順次、棚28のそれぞれの下方を通り連続的に流れ水槽29内に還流するように構成されている。すなわち、この流水路34には、水槽29内のボイラ30によって加熱された湯31が管路32を介してポンプ33によって最上段の棚28Aの下方に形成された流水路34Aに上方から供給される。この流水路34Aに供給された湯31は、流水路34A内を矢印Aに示す方向に走行し、第2段目の棚28Bの下方に形成される流水路34Bに落とされ、この流水路34B内を矢印Bに示す方向に走行し、第3段目の棚28Cの下方に形成される流水路34Cに落とされる。この流水路34Cに落とされた湯31は、流水路34C内を矢印Cに示す方向に走行し、第4段目の棚28Dの下方に形成される流水路34Dに落とされ、この流水路34D内を矢印Dに示す方向に走行し、第5段目の棚28Eの下方に形成される流水路34Eに落とされる。この流水路34Eに落とされた湯31は、流水路34E内を矢印Eに示す方向に走行し、第6段目の棚28Fの下方に形成される流水路34Fに落とされ、この流水路34F内を矢印Fに示す方向に走行し水槽29に還流するようになっている。 【0029】このように流水路34A〜34Fに湯31を流すと、流水の速度にもよるが、流水路34A〜34Fを流れる湯31によって空気の対流を起こすことができ、ふくろ茸の子実体が呼吸によって酸素を吸って、排出する炭酸ガスを澱ませることがなく、ふくろ茸の子実体が成長するに必要とする酸素を十分子実体に供給することができる。したがって、ボイラ30によって加熱され所定の温度(菌床8の温度が菌糸の形成に適した温度(例えば、35℃)になるような温度で、例えば、35℃)になった水槽29内の湯31は、棚28のそれぞれの下方に形成される流水路31を走行する間に、各流水路34の上方に設置されている種菌を接種した菌床8に適度の温度(例えば、35℃)と適度の湿度(例えば、70%以上)を与えることになる。 【0030】棚28A〜28Fのそれぞれの下方で、流水路34A〜34Fとの間に、図5に示す如く、空気管35がそれぞれ配管されている。すなわち、棚28Aと流水路34Aとの間に空気管35Aが、棚28Bと流水路34Bとの間に空気管35Bが、棚28Cと流水路34Cとの間に空気管35Cが、棚28Dと流水路34Dとの間に空気管35Dが、棚28Eと流水路34Eとの間に空気管35Eが、棚28Fと流水路34Fとの間に空気管35Fがそれぞれ配管されている。この空気管35は、棚28の下方から空気を送り込み、棚28の上に載置した菌床8の藁10が腐敗するのを防止すると共に、子実体が形成された後、子実体が成育するに必要な酸素を供給するためのものである。この空気管35は、図7に示す如く、一端が封止され、一方向(図7では、上方向)に空気を吹き出す穴36が複数個設けられている。この穴36が形成される間隔は、棚28の下方から空気を送り込み、棚28の上に載置した菌床8の藁10が腐敗するのを防止するのに十分な通気性と、子実体が形成された後、子実体が成育するに必要な酸素を供給するに十分な空気を確保するに適するように設定する。 【0031】空気管35には、図4に示す如く、部屋21の外に設けられたコンプレッサー室37から空気が供給されるようになっている。このコンプレッサー室37は、図8に示す如き構成を有している。すなわち、38は、部屋で、周囲が密閉状態にあり、この部屋38の外壁面38Aは、金属サイディングで構成されており、部屋38の内壁面38Bは、ステンレス又は鋼板張りで構成されている。そして、この外壁面38Aと内壁面38Bとの間には、断熱材(例えば、グラスウール)39がサンドされている。また、内壁面38Bの内側には、別な断熱材(例えば、発泡スチロール)40が貼付されている。この断熱材40は、外壁面38Aと内壁面38Bの間にサンドされた断熱材39で断熱効果が十分であれば、必ずしも設ける必要はない。このようにして大気の温度が高いときにコンプレッサー室37から供給される空気の温度が余り高くならないようにしてある。部屋38には、天井部分に殺菌灯41が設けられており、この殺菌灯41は、コンプレッサー室37に外部から吸入された空気を殺菌するためのもので、コンプレッサー室37から供給される空気と一緒に種菌を植えた菌床8が載置してある後室20Bに雑菌が入り込むのを防止している。 【0032】42は、外気を取り入れるために部屋38に設けられた吸気口で、この吸気口42の部屋38側に除菌シート43が、吸気口42の大気側に除菌シート44が取り付けられている。この部屋38の吸気口42から下の外周には、コンプレッサー室37から供給される空気の温度が余り高くならないように冷水(氷を入れたもの)を流して空気の温度を調整する温調室45が設けられている。この温調室45の大気側に吸気口が形成されており、この吸気口には、除菌シート46が取り付けられている。一方、部屋38に設けられた吸気口42の対向する側には、外気を取り入れるための吸気口47が設けられている。この吸気口47の部屋38側に除菌シート48が、吸気口47の大気側に除菌シート49が取り付けられている。また、この部屋38の吸気口42から下の外周に設けられている温調室45の大気側に吸気口が形成されており、この吸気口には、除菌シート50が取り付けられている。51は、コンプレッサーで、エアパイプ52から空気を送り出し、部屋38内を負圧にし、外気を取り入れるものである。すなわち、コンプレッサー51が作動すると、部屋38内が負圧になり、室外から部屋38内に吸気口42,47から除菌シート43,44,46,48,49,50によって塵埃を取り除き、所定の除菌を行い温調室45で外気の温度が高い場合には冷却して外気を取り入れる。この取り入れられた外気は、部屋38内で殺菌灯41によって殺菌され、エアパイプ52を介して空気管35に供給される。 【0033】このようにして、コンプレッサー室37からは、除菌、殺菌されたきれいな空気が所定の圧力で空気管35に供給され、この空気管35に形成された穴36から空気を棚28の下方に送り込み、棚28の上に載置した菌床8の藁10が腐敗するのを防止すると共に子実体が形成された後、子実体が成育するに必要な酸素を供給することになる。 【0034】この子実体形成・育成装置20を用いて子実体の形成、子実体の育成は、次のように行う。まず、棚28の上に殺菌した菌床8を載置し、種菌を植える。この種菌を植えた後は、ボイラ30で加熱した水槽29内の湯31を流水路34に流すことによって菌床8の温度を30℃〜45℃の範囲(最適には、35℃〜42℃)で任意に設定した温度(例えば、35℃)に略一定に保温すると共に、部屋21内の湿度を70%以上に保つ。この一定の温度に制御すること及び湿度を70%以上に保つ制御は、菌糸が繁殖するまで行い、この間、菌糸の成長(子実体の形成)が遅くなるので外部から光を入れないようにする。この菌床8の任意に設定した温度(例えば、35℃)の保温は、菌床8の温度を測定し、任意に設定した温度(例えば、35℃)に略一定になるように水槽29内の湯31の温度をボイラ30によって調整する(水槽29内の湯31の温度を35℃にすることによって可能)ことによって行う。また、部屋21内の湿度を70%以上の保湿は、部屋21内の湿度を測定し、部屋21内の湿度が70%以上に保たれるように水槽29内の湯31の温度をボイラ30によって調整することによって行う。 【0035】このように菌床8の温度を任意に設定した温度(例えば、35℃)に略一定に保温し、部屋21内の湿度を70%以上に保つような保温・保湿を行う(水槽29内の湯31の温度をボイラ30によって35℃に保つ)と、種菌を接種した後、1日〜3日で菌床8の藁10全体が白く糸を引くようになる(菌糸の形成)。さらに同様に保温・保湿を行い2〜3日経過すると、形成された菌糸が結実し出し、菌卵ができる(原基の誘導)。この原基が誘導されると、湿度を70%以上に保ちながら、設定した温度(例えば、35℃)に保っていた菌床8の温度を、設定した温度(例えば、35℃)より水槽29内の湯31の温度を下げることによって下げる。この菌床8を下げる温度は、具体的には、種菌を接種した後に設定した菌床8の温度よりも2℃〜10℃(最適には4℃〜6℃)下げる(菌床8の温度を例えば、5℃下げて30℃にするには、流水路34に流れる湯31の温度を30℃にする)。この下げた温度(例えば、30℃)の状態で保持すると、1〜2日でふくろ状の子実体が発生する。子実体が発生し始めると、2〜3日で収穫を開始することになる。 【0036】ふくろ茸は、好中温菌に属し、呼吸によって酸素を吸収し炭酸ガスを排出する微生物であるため、原基が誘導され、ふくろ茸が成長していくには、酸素を必要とする。このため、原基が誘導された後は、室内に十分な酸素が供給されるように外部からの空気の供給が必要となり、この際にも菌床8の温度は、設定した温度(例えば、35℃)より2℃〜10℃(最適には4℃〜6℃)下げた温度に保ち、かつ室内の湿度を70%以上に保つ必要がある。この酸素の供給は、コンプレッサー室37から空気管35を介して供給される空気によって行われる。また、空気管35から供給される空気は、部屋21内に十分供給される必要があり、そのため、空気管35から供給される空気を撹拌する必要があるが、流水路34を流れる水流によって周囲の空気が撹拌され、部屋21内の全体に空気を行き渡らせることができる。 【0037】原基が誘導されたふくろ茸の収穫は、原基が成長しふくろ状の子実体が発生すれば、ふくろ茸として可能となる。しかし、複数の原基が誘導された際に設定した温度(例えば、35℃)より低い温度に下げるため、一時的に菌糸の成長が停止し、結実できず菌卵が発生しない状態(原基が誘導されない状態)になる。したがって、原基が誘導されたふくろ茸の収穫が行われても、菌床には、結実する菌糸が残っている。このようにして1回目のふくろ茸の収穫が行われ、表面に発生したふくろ茸を収穫してしまうと、次のふくろ茸が成長するのを待つ必要がある。そこで、1回目のふくろ茸の収穫を行った後、30℃に保温していた菌床8の温度を再び、水槽29内の湯31の温度をボイラ30によって調整して30℃〜45℃の範囲(最適には、35℃〜42℃)で任意に設定した温度(例えば、36℃、この温度は前回の温度と一致させる必要はない)に昇温し、菌床8の温度を36℃に昇温する。そして、菌床8の温度をこの設定した温度(36℃)に略一定に保温すると共に、湿度を70%以上に保つ。この一定の温度に制御すること、湿度70%以上に保つ制御は、菌糸が繁殖するまで行い、この間、外部から光を入れないようにする。 【0038】すると、前回の保温・保湿で結実しなかった菌糸が結実し出し、菌卵が発生する(原基の誘導)。この原基の誘導が行われると、湿度を70%以上に保ちながら、設定した温度(例えば、36℃)に保っていた菌床8の温度を、設定した温度(例えば、36℃)よりも水槽29内の湯31の温度を下げることによって2℃〜10℃(最適には4℃〜6℃)下げる。この下げた温度(例えば、31℃)の状態で保持すると、1〜2日でふくろ状の子実体が発生する。子実体が発生し始めると、2〜3日で収穫を開始することになる。ふくろ茸は、好中温菌に属し、呼吸によって酸素を吸収し炭酸ガスを排出する微生物であるため、原基が誘導され、ふくろ茸が成長していくには、酸素を必要とする。このため、原基が誘導された後は、室内に十分な酸素が供給されるように外部からの空気の供給が必要となり、この際にも菌床8の温度は、設定した温度(例えば、36℃)より2℃〜10℃(最適には4℃〜6℃)下げた温度に保ち、かつ室内の湿度を70%以上に保つ必要がある。 【0039】このようにして2回目のふくろ茸の収穫が行われ、表面に発生したふくろ茸を収穫してしまうと、次のふくろ茸が成長するのを待つ必要がある。そこで、2回目のふくろ茸の収穫を行った後、31℃に保温していた菌床8の温度を再び、水槽29内の湯31の温度をボイラ30によって調整して30℃〜45℃の範囲(最適には、35℃〜42℃)で任意に設定した温度(例えば、37℃、この温度は前回の温度と一致させる必要はない)に昇温し、菌床8の温度を37℃に昇温する。そして、菌床8の温度をこの設定した温度(37℃)に略一定に保温すると共に、湿度を70%以上に保つ。この一定の温度に制御すること、湿度70%以上に保つ制御は、菌糸が繁殖するまで行い、この間、外部から光を入れないようにする。 【0040】すると、2回目の保温・保湿でも結実しなかった菌糸が結実し出し、菌卵が発生する(原基の誘導)。この原基の誘導が行われると、湿度を70%以上に保ちながら、設定した温度(例えば、37℃)に保っていた菌床8の温度を、設定した温度(例えば、37℃)よりも水槽29内の湯31の温度を下げることによって2℃〜10℃(最適には4℃〜6℃)下げる。この下げた温度(例えば、32℃)の状態で保持すると、1〜2日でふくろ状の子実体が発生する。子実体が発生し始めると、2〜3日で収穫を開始することになる。ふくろ茸は、好中温菌に属し、呼吸によって酸素を吸収し炭酸ガスを排出する微生物であるため、原基が誘導され、ふくろ茸が成長していくには、酸素を必要とする。このため、原基が誘導された後は、室内に十分な酸素が供給されるように外部からの空気の供給が必要となり、この際にも菌床8の温度は、設定した温度(例えば、37℃)より2℃〜10℃(最適には4℃〜6℃)下げた温度に保ち、かつ室内の湿度を70%以上に保つ必要がある。 【0041】このようにして3回目のふくろ茸の収穫が行われ、表面に発生したふくろ茸を収穫してしまうと、次のふくろ茸が成長するのを待つ必要がある。そこで、3回目のふくろ茸の収穫を行った後、32℃に保温していた菌床8の温度を再び、菌床8の温度を30℃〜45℃の範囲(最適には、35℃〜42℃)で任意に設定した温度(例えば、40℃、この温度は前回の温度と一致させる必要はない)に昇温し、菌床8の温度を40℃に昇温する。そして、菌床8の温度をこの設定した温度(40℃)に略一定に保温すると共に、湿度を70%以上に保つ。この一定の温度に制御すること、湿度70%以上に保つ制御は、菌糸が繁殖するまで行い、この間、外部から光を入れないようにする。 【0042】すると、3回目の保温・保湿でも結実しなかった菌糸が結実し出し、菌卵が発生する(原基の誘導)。この原基の誘導が行われると、湿度を70%以上に保ちながら、設定した温度(例えば、40℃)に保っていた菌床8の温度を、設定した温度(例えば、40℃)よりも2℃〜10℃(最適には4℃〜6℃)下げる。この下げた温度(例えば、33℃)の状態で保持すると、1〜2日でふくろ状の子実体が発生する。子実体が発生し始めると、2〜3日で収穫を開始することになる。ふくろ茸は、好中温菌に属し、呼吸によって酸素を吸収し炭酸ガスを排出する微生物であるため、原基が誘導され、ふくろ茸が成長していくには、酸素を必要とする。このため、原基が誘導された後は、室内に十分な酸素が供給されるように外部からの空気の供給が必要となり、この際にも菌床8の温度は、設定した温度(例えば、40℃)より2℃〜10℃(最適には4℃〜6℃)下げた温度に保ち、かつ室内の湿度を70%以上に保つ必要がある。 【0043】このように複数回の収穫が行われると、藁10に含まれる栄養素も減少し、菌糸が結実しなくなり、菌卵の発生が見られなくなる(原基の誘導がなくなる)。このように原基の誘導が行われなくなると、ふくろ茸の栽培工程は、終了する。このような状態になると、改めて菌床8の藁10に穴を開け、ここに種菌の接種を行っても菌糸が成長し子実体を形成することはなくなる。このようになると菌床を新しい菌床に替える必要がある。 【0044】また、台9の上に形成する菌床8は、常温で8時間〜24時間水に浸し十分な水分が与えられた藁10を厚さ4〜5cmに敷き詰め、この藁10の上に培地材9を厚さ1cm〜1.2cm敷く。すなわち、藁10を厚さ4cmに敷き詰めると、この藁10の上に培地材9を1cm敷き詰め、藁10を厚さ5cmに敷き詰めると、この藁10の上に培地材9を1.2cm敷き詰めることになる。このように形成した菌床8を2段重ねに設けてもよい。このように菌床8を2段重ねに設ける方が、菌床8を1段に形成した場合よりもふくろ茸の収穫を数度に渡って行えるという効果が生じる。 【0045】さらに、台9の上に形成する菌床8は、常温で8時間〜24時間水に浸し十分な水分が与えられた藁10を厚さ2〜3cmに敷き詰め、この藁10の上に培地材9を厚さ0.5cm〜0.8cm敷く。すなわち、藁10を厚さ2cmに敷き詰めると、この藁10の上に培地材9を0.5cm敷き詰め、藁10を厚さ5cmに敷き詰めると、この藁10の上に培地材9を0.8cm敷き詰めることになる。このように形成した菌床8を図3に示す如く3段重ねにして全体を10cmの厚さに形成してもよい。このように菌床8を3段重ねに設ける方が、菌床8を1段あるいは2段に形成した場合よりも、ふくろ茸を数度に渡って収穫するのに有利であるという効果がある。 【0046】また、この台9は、アングルを組んだ棚に形成して複数段に設ける方が効率的である。この棚は、一連でも良いが、二連、三連、四連・・・と複数連接続して設けることもできる。このように複数連を連結して設けることもでき、このように複数連を連結して設けると生産効率を向上することができる。 【0047】 【発明の効果】本願請求項1に記載の発明によれば、ふくろ茸を誰にでも簡単に、効率良く大量に、かつ反復継続して短期間で確実に生育させることができふくろ茸を誰にでも簡単に、効率良く大量に、かつ反復継続して確実に生育させることができる。 【0048】本願請求項2に記載の発明によれば、ふくろ茸の子実体の形成を複数回に別けて形成させることができる。 【0049】本願請求項3に記載の発明によれば、外気の温度変化に影響されることなく、ふくろ茸の栽培用の菌床を製造する際に部屋内の温度を所定温度に容易に保つことができる。 【0050】本願請求項4に記載の発明によれば、ふくろ茸を誰にでも簡単に、効率良く大量に、かつ反復継続して短期間で確実に生育させることができる。 【0051】本願請求項5に記載の発明によれば、外気の温度変化に影響されることなく、ふくろ茸の栽培室内を所定の温度に容易に保つことができ、効率良く大量に、かつ反復継続して短期間で確実に生育させることができる。 【0052】本願請求項6に記載の発明によれば、ふくろ茸の栽培室内に人が出入りしても外部から雑菌をふくろ茸の栽培室に運び入れることがなく、また、ふくろ茸の栽培室内に人が出入りしても外気が直接ふくろ茸の栽培室に入ることがなく、ふくろ茸の栽培室内を雑菌の無い状態で所定の温度に容易に保つことができ、効率良く大量に、かつ反復継続して短期間で確実に生育させることができる。 【0053】本願請求項7に記載の発明によれば、除菌、殺菌されたきれいな空気を所定の圧力で空気管に供給することができる。 【0054】本願請求項8に記載の発明によれば、外気温が高くなってもある程度冷却してコンプレッサー室内に供給することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599048580 【氏名又は名称】株式会社 昭計
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| 【出願日】 |
平成11年4月8日(1999.4.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074181 【弁理士】 【氏名又は名称】大塚 明博 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−287540(P2000−287540A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月17日(2000.10.17) |
| 【出願番号】 |
特願平11−101712 |
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