| 【発明の名称】 |
移動式栽培装置及び移動式栽培装置用受粉装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】池田 英男
【氏名】小田 雅行
【氏名】岩本 恒男
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| 【要約】 |
【課題】誘引作業を簡略化し、移動式の移動式栽培装置の上記利点を損なうことのない移動式栽培装置を提供する。
【解決手段】本発明の移動式栽培装置は、温室内に所定の高さでループ状に配設されるレール11,12と、該レール11,12に設けられた吊り下げ部材により、該レール11,12に沿って移動可能に支持される栽培容器13,14と、該レール11,12の近傍の任意位置に設置される給液装置17とを有し、前記吊り下げ部材が栽培容器を上下動可能に支持できることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 温室内に所定の高さでループ状に配設されるレールと、該レールに設けられた吊り下げ部材により、該レールに沿って移動可能に支持される栽培容器と、該レールの近傍の任意位置に設置される給液装置と、を有する移動式栽培装置において、前記吊り下げ部材が栽培容器を上下動可能に支持できることを特徴とする移動式栽培装置。 【請求項2】 前記吊り下げ部材が、レールに沿って移動可能な基台部と、該基台部に設けられたローラにかけ回された紐状部材を有して構成され、前記栽培容器が該紐状部材の一方の垂れ下がり部に支持されている請求項1記載の移動式栽培装置。 【請求項3】 前記給液装置が、栽培容器の長さよりも短い間隔をおいて設けられた複数のセンサを有し、給液装置に設けられた給液制御弁は、栽培容器の到達を検出する検出信号が複数のセンサから得られた場合のみ開弁動作し、一のセンサからの検出信号が途絶えたならば閉弁動作するように設けられている請求項1又は2記載の移動式栽培装置。 【請求項4】 前記ループ状のレールが温室内に複数配設されていると共に、隣接するループ状のレールに支持される栽培容器の移動方向が、互いに逆回りとなるように設けられている請求項1〜3のいずれか1に記載の移動式栽培装置。 【請求項5】 温室内に所定の高さでループ状に配設されるレールと、該レールに設けられた吊り下げ部材により、該レールに沿って移動可能に支持される栽培容器と、該レールの近傍の任意位置に設置される給液装置と、を有する移動式栽培装置近傍に配設される移動式栽培装置用受粉装置であって、回動可能に支持され、かつレールに連結された栽培容器用の吊り下げ部材、栽培容器又は植物体に接触し得る突起部を備えた接触部材を有することを特徴とする移動式栽培装置用受粉装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は移動式栽培装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、温室内にチェーンコンベヤを敷設し、このチェーンコンベヤに複数の栽培容器を載置して行う移動式栽培装置が知られている。これは、植物体を移動させることで、作業者の移動負担を軽減させると共に、温室の区域によりばらつきのある日射や気温などの環境条件を全ての植物体にできるだけ均一化させようとするものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、トマトのような植物の場合、各植物体ごとに対応して誘引材を設ける必要がある。通常は、上方から吊り下げるか栽培容器に立設した誘引材に対し、洗濯ばさみ状のクリップや紐等の固定具を用いて茎を結びつけ、茎が伸びるに従って固定具を増加していく。そして、さらにある程度の高さになった場合には、既に装着した固定具を取り外して茎の下部を栽培容器上に沿って這わせることにより樹高を下げ、その上で、再び、固定具を用い、誘引材に沿って上方に成長させている。 【0004】このような誘引作業を上記したチェーンコンベヤを用いた移動式栽培装置で実施しようとする場合、各植物体に対する作業時間を相当要するため、チェーンコンベヤの駆動をストップしている時間が長くなる。これでは、日射条件等の均一化といった移動式の栽培装置の上記利点を損なうことになる。従って、作業時間を要する誘引作業の簡略化が望まれていた。 【0005】また、移動式栽培装置で用いられる栽培容器は、通常、長くても2m程度のものであり、また、数十cmおきに複数の植物体が植えられている。従って、植物体の成長に伴い、上記のように樹高を下げる作業を行うにしても、栽培容器の長さだけでなく、隣接する植物体の茎との関係からくる制限もある。このため、果実の収穫が終了した余剰の茎部分を栽培容器上に這わせていくにしても、それほど長く這わせることはできない。このことから、従来、移動式栽培装置においては、トマト等の場合、花房が約10段以上となるまで生育するいわゆる長段栽培法を実施することはできなかった。 【0006】一方、上記した誘引作業と共に自動化が望まれていた作業として、受粉作業がある。この作業は、作業者が植物体や花房を一つずつ振動させて、花粉を落下させて自然受粉させるか、花粉の時期が少ない場合には、着果肥大用ホルモン剤を各植物に噴霧していた。従って、誘引作業と同様に非常に手間のかかる作業であり、上記の移動式栽培装置の利点をより生かすためにこの作業の簡便化も望まれていた。 【0007】本発明は、上記した点に鑑みなされたものであり、誘引作業を簡略化し、移動式の移動式栽培装置の上記利点を損なうことのない移動式栽培装置を提供することを目的とする。また、トマト等におけるいわゆる長段栽培を可能とする移動式栽培装置を提供することを目的とする。さらに、移動式の移動式栽培装置に適し、受粉作業を容易化することができる受粉装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記した課題を達成するため本発明の移動式栽培装置は、温室内に所定の高さでループ状に配設されるレールと、該レールに設けられた吊り下げ部材により、該レールに沿って移動可能に支持される栽培容器と、該レールの近傍の任意位置に設置される給液装置と、を有する移動式栽培装置において、前記吊り下げ部材が栽培容器を上下動可能に支持できることを特徴とする。 【0009】前記吊り下げ部材は、レールに沿って移動可能な基台部と、該基台部に設けられたローラにかけ回された紐状部材を有して構成され、前記栽培容器を該紐状部材の一方の垂れ下がり部に支持できるものを用いることが好ましい。 【0010】前記給液装置は、栽培容器の長さよりも短い間隔をおいて設けられた複数のセンサを有し、給液装置に設けられた給液制御弁は、栽培容器の到達を検出する検出信号が複数のセンサから得られた場合のみ開弁動作し、一のセンサからの検出信号が途絶えたならば閉弁動作するように設けられていることが好ましい。 【0011】前記ループ状のレールは、温室内に複数配設されていると共に、隣接するループ状のレールに支持される栽培容器の移動方向が、互いに逆回りとなるように設けられていることが好ましい。 【0012】また、本発明の移動式栽培装置用受粉装置は、温室内に所定の高さでループ状に配設されるレールと、該レールに設けられた吊り下げ部材により、該レールに沿って移動可能に支持される栽培容器と、該レールの近傍の任意位置に設置される給液装置と、を有する移動式栽培装置近傍に配設される移動式栽培装置用受粉装置であって、回動可能に支持され、かつレールに連結された栽培容器用の吊り下げ部材、栽培容器又は植物体に接触し得る突起部を備えた接触部材を有することを特徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1〜図3は、請求項1の移動式栽培装置の一の実施の形態を示す図である。この図において、移動式栽培装置10は、温室(図示せず)内に設置されたループ状に配設されたレール11,12を有して構成されている。 【0014】一方のループ状のレール11は、通常、温室の長手方向(側面に沿った方向)に沿って配設され、平面視で、長手方向に沿う2つの直線部11a,11bと、該直線部11a,11b同士を接続する湾曲部11c,11dを有するような形状で形成されている。該レール11は、温室内に所定の高さで設置される。栽培する植物の種類にもよるが、トマトの場合であれば、通常、地面から2〜5mの範囲の高さで設置される。もちろん、レール11及び後述のレール12共に、その配設方向は全く限定されるものではない。 【0015】このレール11の形状は、特に限定されるものではないが、本実施の形態では断面略コ字状に形成されたものを用いており、その開口部を下方に向けて配設され、内部にチェーンやロープ等からなる走行部材11hが配設されている(図3参照)。図において、11eは、この走行部材11hを動作させるためのモータ11f、滑車11g等が配設された駆動部であり、レール11の適宜位置に配置されている。 【0016】他方のループ状のレール12は、温室内において上記した一方のレール11と隣接して配置されており、その構成は、該一方のレールと全く同様である。すなわち、直線部12a,12b、湾曲部12c,12d、駆動部12e、モータ12f,滑車12g、走行部材12hを有して構成されている。但し、隣接して配設される一方のループ状のレール11とループ状のレール12は、それぞれに支持される栽培容器13,14の移動方向が互いに逆回りとなるように設けることが好ましい。例えば、図1で矢印で示すように、一方のレール11における走行部材11hの移動方向が右回りならば、他方のレール12における走行部材12hの移動方向は左回りとなるように設定する。これにより、一方のレール11と他方のレール12間で隣り合うことになる直線部、すなわち、図1の直線部11aと直線部12bを栽培容器13,14が移動する際には、温室の長手方向に沿って同方向に移動することになる。この直線部11a,12bを栽培容器13,14が逆方向に移動するよう設けると、植物の葉同士がすれ違い時に接触して損傷しやすいため、接触しないよう直線部11aと直線部12b間の間隔を広くとる必要があるが、本実施の形態では、この直線部11a及び直線部12bを栽培容器13,14が同方向に移動するためすれ違い時の接触がない。従って、直線部11a及び直線部12b間の間隔を狭くでき、温室の有効利用に資する。 【0017】ここで、上記したレール11,12はループ状に配設されるが、そのループの形状自体何ら限定されるものではない。図1に示した例では、平面視で、両端部にアール部を有する長方形に近い、略長円形状に形成されているが、略U字状のループにしたりすることができる。但し、この場合でも、隣接するレール11,12に支持される栽培容器が互いに逆回りとなるように設けると、レール11,12間で隣り合う部分となる各レールの所定の部分を、同方向回りとなるように設定した場合と比較して、より接近させて配設することができる。 【0018】栽培容器13,14は、平面略長方形状に形成されている。その大きさは、種々のものを採用でき、限定されるものではない。例えば、長さ0.2m〜2m程度で、幅0.1m〜0.4m程度の範囲のものを用いることができ、その長手方向がレール11,12の走行部材の走行方向に沿うように配設される。 【0019】栽培容器13,14は、それぞれ吊り下げ部材15,16によってレール11,12の走行部材11h、12hに吊り下げられる(但し、図1及び図2では一方の吊り下げ部材15は図示せず)。この吊り下げ部材15,16の具体的構成は、図3に示すように、走行部材11h,12hへの係合部151b,161bを上面に備えた基台部151,161と、この基台部151,161内に配設されている2つのローラ151a,161aとを有し、このローラ151a,161aに紐部材152,162が掛け回されて配設されている。本実施の形態では紐部材152,162をループ状にして掛け回しているが、これに限定されるものではなく、紐部材152,162の各端部を結ばずに、下方に垂れ下げた状態で配設してもよい。また、ローラの配設数も何ら限定されるものではない。 【0020】基台部151,161には、図示しないストッパが配設されており、このストッパの働きにより、該紐部材152,162を任意の位置で上下動不能に係止することができる。ストッパとしては、例えば、基台部151,161内でローラ151a,161aに対向配設される円筒部材を採用することができる。すなわち、紐部材152,162の一方の垂れ下がり部152a,162aを少し傾斜させて保持して他方の垂れ下がり部152b,162bを引っ張ることで、一方の垂れ下がり部152a,162aの上昇に伴ってそれに押されるようにして該円筒部材の位置をローラ151a,161aに接近させ、それにより、紐部材152,162の任意位置をローラ151a,161aとの間で挟持して保持するもので、一般に窓用ブラインドに採用されている開閉機構と同様のものである。但し、ストッパとしては、このような構成に限定されるものではない。 【0021】この吊り下げ部材15,16は、基台部151,161がレール11,12の走行部材11h,12hの適宜位置に連結されて配設される。そして、栽培容器13,14は、この吊り下げ部材15,16に対して次のように配設される。すなわち、栽培容器13,14自体は、一方の垂れ下がり部151a,161aに連結され、植物13a,14aの茎は、他方の垂れ下がり部151b,161bに誘引させるようにして配設する。これにより、植物13a,14aが成長した場合には、図3(b)に示すように他方の垂れ下がり部151bを引っ張れば、一方の垂れ下がり部151aが上昇移動するため、これに伴い、栽培容器13の位置が上昇する一方、植物の樹高は相対的に下がることになる。 【0022】なお、本実施の形態では、長手方向に所定間隔をおいて、各栽培容器13,14に対し、吊り下げ部材15,16を2組ずつ配設している。これは、本実施の形態に係る栽培容器13,14が上記したように平面略長方形に形成されているためであるが、栽培容器13,14が円筒の鉢状である場合には、1組であってもよいことはもちろんである。 【0023】ここで、図1及び図2に示した符号17は給液装置を示す。この給液装置17は、温室内に設置された培養液や水が貯留されたタンク17aと、該タンク17aから培養液等を吸い上げて供給するためのポンプ17bと、ループ状のレール11,12の長手方向一端付近に配設された給液口部(図示せず)と、ポンプ17bと給液口部との間に配設された給液ホース(図示せず)に介在配設された給液制御弁(図示せず)とを有して構成されている。但し、常時供給する構成とすると、ある栽培容器13,14と、次に移動して給液口部に接近してくる栽培容器13,14との間にも培養液等が供給されることになるため、培養液等の無駄となる。このため、各栽培容器13,14が接近したことを図示しないセンサにより検知したならば、給液制御弁が開弁動作して植物に対して培養液を供給する構成とすることが好ましい。また、誤動作を防止するために、センサを、栽培容器の長さより短い間隔で、例えば、5〜10cm間隔で複数(例えば、2つ)配設し、この複数のセンサが栽培容器13,14の接近を検知したならば、給液制御弁が開弁動作し、いずれか一方のセンサからの検出信号が途絶えたならば閉弁動作する構成とすることがより好ましい。 【0024】本実施の形態によれば、上記した構成からなるため、植物の成長に伴って、誘引作業を行う場合は、吊り下げ部材15,16の紐部材152,162の他方の垂れ下がり部152b,162bを引っ張る。これにより、栽培容器13,14が上昇移動するため、相対的に樹高が下がり、容易に誘引作業を行うことができる。なお、図において符号18は、植物13a,14aの茎を紐部材152,162に固定するために用いる洗濯ばさみ状の固定具である。また、果実の収穫が終了した余剰の茎部分13b,14bは、栽培容器13,14の位置が上昇することにより、栽培容器13,14から一旦下方に垂れ下がった後、上向きに転じ、紐部材152,162の下端付近から他方の垂れ下がり部152b,162bに沿って存在することになる。そして、栽培容器13,14が上昇すればするほど、栽培容器13,14から下方に垂れ下がる長さを長く確保できることになり、理論的には、栽培容器を下方に位置させたまま、植物を誘引材に沿って上方に成長させるだけの従来の移動式栽培装置の場合と比較して、少なくとも2倍程度の茎の長さとすることができる。その結果、本実施の形態にかかる移動式栽培装置によれば、トマト等のいわゆる長段栽培も可能となる。 【0025】なお、個々の植物に対する上記した誘引作業等を行う場合、温室内で行ってもよいことはもちろんであるが、作業スペース(図示せず)を温室環境外に設けると共に、レール11,12の一部が当該作業スペースを通過するように配設し、作業スペース内で移動してくる各栽培容器13,14の植物に対して種々の作業を施すようにすることもできる。かかる構成とすれば、作業スペース内は、作業者の作業のし易い温度等、快適な環境に設定することができ、作業効率の向上に資する。 【0026】次に、請求項4に係る移動式の移動式栽培装置用の受粉装置20の実施の形態を図4に基づき説明する。この受粉装置20は、ループ状のレール21のいずれかの位置の近傍に立設した棒状部材22に対して、基端部23aが該棒状部材22に挿通可能で、該基端部23aから棒状部材22の長さ方向に対して略直交する方向に突設させた棒状の突起部23bを有する接触部材23を備えている。なお、突起部23bの先端付近が、栽培容器24に植えられている植物体、レール21の走行部材(図示せず)に連結された栽培容器24用の吊り下げ部材25又は栽培容器24自体に接触し得るよう、棒状部材22の立設位置、突起部23bの長さを適宜調整して設けることはもちろんである。また、突起部23bが植物体、吊り下げ部材25又は栽培容器24に接触したならば、それらの移動に伴って逃げるよう、基端部23aは棒状部材22回りで回動可能に配設されると共に、次の植物体、吊り下げ部材25又は栽培容器24に接触し得るよう、バネ(図示せず)などによって、原位置に復帰可能に設けられている。 【0027】かかる構成によれば、例えば、ある栽培容器24に植えられている植物体に突起部23bが接触すると、該植物体が揺れる。その結果、花粉が落ち、受粉が促進される。当該植物体が通過したならば、栽培容器24に沿って次に植えられている植物体が移動してくるまでの間に、該突起部23bはバネ等により復帰動作し、上記動作を繰り返す。 【0028】なお、上記した説明では、突起部23bを温室内に立設した棒状部材22により回動可能に支持しているが、支持手段がこれに限定されるものではないことはもちろんである。 【0029】また、接触部材23の基端部23aの上方又は下方に植物の着果肥大用ホルモン剤を充填したポンプ(図示せず)を配設すると共に、このポンプを押圧することができる突片(図示せず)を突起部23bの適宜位置に設ける構成とすることもできる。この構成によれば、上記のように植物体、吊り下げ部材25又は栽培容器24に突起部23bが接触して回動すると、突片によりポンプの押圧部を押圧する。その結果、着果肥大用ホルモン剤が該ポンプの噴霧口から植物に向かって噴霧され、植物の花粉が少ない時期において受粉を促進することができる。 【0030】本実施の形態によれば、移動してくる植物体、吊り下げ部材25又は栽培容器24を利用して、人手を介さずに受粉作業を行うことができるため、移動式の移動式栽培装置用の受粉装置として適している。 【0031】なお、この受粉装置20は、請求項1及び上記した実施の形態で説明した特殊構成の吊り下げ部材15,16を有し、植物の誘引作業を容易化した移動式移動式栽培装置10に適用することができることはもちろんであるが、吊り下げ部材が単なる紐部材からなり、誘引機能を有していない従来公知の移動式の移動式栽培装置にも適用することができる。 【0032】 【発明の効果】本発明の移動式栽培装置は、レールに沿って移動可能な基台部と、該基台部に設けられたローラにかけ回された紐部材を有する吊り下げ部材を採用し、栽培容器を該紐部材の一方の垂れ下がり部に支持させ、植物を他方の垂れ下がり部に誘引させるようにしたため、栽培容器を上下動させることにより誘引作業を容易にすることができる。従って、誘引作業の作業時間を短縮でき、作業者の移動負担を軽減させると共に、温室の区域によりばらつきのある日射条件等を各栽培容器同士できるだけ均一化させようとする移動式栽培装置に適している。また、栽培容器が上下動可能であるため、従来の移動式栽培装置で実施が不可能であったトマト等の長段栽培の実施も可能となる。 【0033】また、本発明の受粉装置によれば、人手を介さなくても接触部材が吊り下げ部材又は栽培容器に接することで受粉作業を行うことができる。このため、移動式の移動式栽培装置に好適である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390010814 【氏名又は名称】株式会社誠和
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| 【出願日】 |
平成11年1月22日(1999.1.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100073139 【弁理士】 【氏名又は名称】千田 稔
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| 【公開番号】 |
特開2000−209949(P2000−209949A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月2日(2000.8.2) |
| 【出願番号】 |
特願平11−14764 |
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