| 【発明の名称】 |
芝育成ベランダ |
| 【発明者】 |
【氏名】藤田 啓一
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| 【要約】 |
【課題】吊子を用いないで接合した外囲板の上に土止め材をしっかりと支持できるようにするとともに、雨漏りを防止する。
【解決手段】ジョイナー8は帯状部8aとその下面に突出する係合部8bを有している。下地材2に形成された溝4には、受け金具6が嵌合配置され、受け金具6の両側の上位水平部6a,6bが下地材2の上面に固着される。受け金具6には、雨水案内部6c,6dとジョイナー8の係合部8bに係合自在な係合受部6gと該係合受部6gの両側に形成された板受け部6e,6fが形成されている。下地材2の上面には、外囲板10が受け金具6を境として複数隣接して配置され、外囲板10の対向する側部が受け金具6の板受け部6e,6fとジョイナー8の帯状部8aとで挟持される。外囲板10上には土止め材16が複数配置され、土止め材16のフランジ部16b,16cがジョイナー8の帯状部8aにビス止めされる。外囲板10の上には土壌24が盛られ、この土壌24に芝生26などの植物が植えられる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】下地材(2)と、帯状部(8a)とその下面に突出する係合部(8b)を有するジョイナー(8)と、前記下地材(2)に形成された溝(4)に嵌合配置された雨水案内部(6c)(6d)と前記ジョイナー(8)の係合部(8b)に係合自在な係合受部(6g)と該係合受部(6g)の両側に形成された板受け部(6e)(6f)を有し両側の上位水平部(6a)(6b)が前記下地材(2)の上面に固着された受け金具(6)と、前記下地材(2)の上面に前記受け金具(6)を境として複数隣接して配置され側部が前記受け金具(6)の板受け部(6e)(6f)とジョイナー(8)の帯状部(8a)とで挟持された外囲板(10)と、前記外囲板(10)上に前記ジョイナー(8)に対して直角に複数配置されフランジ部(16b)(16c)が前記ジョイナー(8)の帯状部(8a)にビス止めされた土止め材(16)とを備え、前記外囲板(10)の上に土壌(24)を盛り、この土壌(24)に芝生などの植物を植えるようにしたことを特徴とする芝育成ベランダ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、芝育成ベランダに関する。 【0002】 【従来の技術】芝生などの植物を屋根板上で育成できるようにした屋根が、特開平9−132954号公報及び特開平9−144233号公報に開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の芝育成屋根は、いずれも屋根板は、下地材にしっかりとビス止めされた吊子に結合している。そのため、屋根板は、吊子を介して下地材上に強固支持される。しかしながら、下地板に吊子をビス止めする構造はコスト高となるとともに施行に時間がかかるという問題点がある。建物のベランダに簡易な芝育成層を形成する場合、吊子で外囲板を支持する構造を採用するとコスト高となる。その点、ジョイナーにより外囲板を結合する方式は、吊子を用いないため、安価であるが外囲板の支持力が弱い。そのため、外囲板に、土の崩れを防止するための土止め材を直接ビス止めすると、土止め材にかかる負荷によって外囲板がずれたり、あるいは、外囲板と土止め材との間のビス止め固定部から雨漏りが生じる恐れがある。本発明は、上記問題点を解決することを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明は、下地材(2)と、帯状部(8a)とその下面に突出する係合部(8b)を有するジョイナー(8)と、前記下地材(2)に形成された溝(4)に嵌合配置された雨水案内部(6c)(6d)と前記ジョイナー(8)の係合部(8b)に係合自在な係合受部(6g)と該係合受部(6g)の両側に形成された板受け部(6e)(6f)を有し両側の上位水平部(6a)(6b)が前記下地材(2)の上面に固着された受け金具(6)と、前記下地材(2)の上面に前記受け金具(6)を境として複数隣接して配置され側部が前記受け金具(6)の板受け部(6e)(6f)とジョイナー(8)の帯状部(8a)とで挟持された外囲板(10)と、前記外囲板(10)上に前記ジョイナー(8)に対して直角に複数配置されフランジ部(16b)(16c)が前記ジョイナー(8)の帯状部(8a)にビス止めされた土止め材(16)とを備え、前記外囲板(10)の上に土壌(24)を盛り、この土壌(24)に芝生などの植物を植えるようにしたものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添付した図面を参照して詳細に説明する。2は建物のベランダの下地材であり、合板などから構成され、梁(図示省略)により支持されている。前記下地材2には緩やかな勾配が形成され、この勾配に沿って、下地材2の上面には所定の深さと幅を有する溝4が所定の間隔を存して複数形成されている。前記溝4には全長にわたって受け金具6が嵌合配置されている。 【0006】前記受け金具6は、鋼板などの金属板から成り、図4に示すように、取付用の上位水平部6a,6bと、横コ字状の雨水案内部6c,6dと、板受け部6e,6fと、係合受け部6gとを備えている。8はジョイナーであり、前記受け金具6と略同長の鋼板などの金属板から成り、所定幅の帯状部8aと、前記係合受け部6gに係合するための係合部8bとを備えている。10は外囲板であり、鋼板その他の金属板により構成されている。 【0007】12は金網、14は合成樹脂製の網シート、16は土止め材であり、図3に示すように、横コ字状の凸部16aと、フランジ部16b,16cを有し、全体が鋼板などの金属板により構成されている。前記受け金具6の雨水案内部6c,6dは、溝4内に挿入配置され、受け金具6の両側の上位水平部は、ビス17により、下地材2の上面に固定されている。 【0008】複数の外囲板10は、受け金具6を境として、下地材2上で互いに隣接配置されている。隣接する一対の外囲板10の、互いに対向する側縁は、対応する受け金具6の板受け部6e,6fに載置されている。該状態において、ジョイナー8の係合部8bが、受け金具6の係合受け部6gに係合され、隣接する一対の外囲板10の側縁は、ジョイナー8の帯状部8aの下面と受け金具6の板受け部6e,6fの上面とで挟持される。 【0009】ジョイナー8の係合部8bを、受け金具6の係合受け部6gに挿入すると、係合部8bの矢じり状片18が係合受け部6gのV溝20に引っかかり、この係合により、係合部8bの、係合受け部6gに対する抜脱が阻止されるように構成されている。上記外囲板の上には、前記ジョイナー8に対して直角の方向に土止め材16が複数、所定の間隔を存して配置され、土止め材16のフランジ部16b,16cは、これに接着された両面テープ22を介して、外囲板10に接着されている。 【0010】土止め材16の固着力を強くするため、土止め材16のフランジ部16b,16cは、雨水案内部6c,6d上で、ビス28によりジョイナー8の帯状部8aに固着されている。前記外囲板10の上には、金網12が敷設され、更に、その上に、網シート14が敷設されている。更に、外囲板10上には、網シート14の上から土壌24が盛られ、この土壌24に芝生26が植栽されている。 【0011】上記した構成において、外囲板10の上に盛られた土壌24は、土止め材16により規制されるので外囲板10の上で崩れることがなく、しっかりと止められる。また、土止め材16は、ジョイナー8の帯状部8aにビス止めされるので、外囲板10上でずれることがない。更に、土止め材16とジョイナー8とのビス止め部から雨水が漏れても、この雨水は、受け金具6の雨水案内部6c,6dに収められるので、雨漏りの恐れがない。 【0012】 【発明の効果】本発明は上述の如く、土止め材をジョイナーの帯状部にビス止めするようにしたので、土止め材をしっかりと外囲板上に支持させることができるとともに、雨漏りを防止することができる等の効果が存する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598066271 【氏名又は名称】日本ルーフ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年1月25日(1999.1.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067758 【弁理士】 【氏名又は名称】西島 綾雄
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| 【公開番号】 |
特開2000−209947(P2000−209947A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月2日(2000.8.2) |
| 【出願番号】 |
特願平11−15205 |
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