| 【発明の名称】 |
組立花壇 |
| 【発明者】 |
【氏名】日比野 晃
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| 【要約】 |
【課題】複数の化粧パネルで囲繞された空間内に、土を入れても、それら化粧パネル同士が土圧によっても簡単に分離しないようにすると共に、地面に固定せずとも化粧パネル同士で組立状態が維持できるようにする。
【解決手段】複数の化粧パネル1を、その面方向に並べて隣接するもの同士を互いに連結分離自在に設け、化粧パネル1夫々の裏面の周部に補強枠4を取り付け、化粧パネル1における他の物と隣接する両側辺部夫々の補強枠4に、化粧パネル1の面に沿った方向に互いに嵌合自在な突条部と溝部とを振り分けて、側辺部に沿って形成し、突条部と溝部との嵌合によって連結した隣接する補強枠4同士を分離しないように、両補強枠4に亘って嵌合自在な連結部材7を設けてある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の化粧パネルを、その面方向に並べて隣接するもの同士を互いに連結分離自在に設けてある組立花壇であって、前記化粧パネル夫々の裏面の周部に補強枠を取り付け、前記化粧パネルにおける他の物と隣接する両側辺部夫々の前記補強枠に、前記面に沿った方向に互いに嵌合自在な突条部と溝部とを振り分けて、前記側辺部に沿って形成し、前記突条部と前記溝部との嵌合によって連結した前記隣接する補強枠同士を分離しないように、前記両補強枠に亘って嵌合自在な連結部材を設けてある組立花壇。 【請求項2】 前記化粧パネルが繊維強化プラスチック製(FRP)であると共に、側板用化粧パネルとコーナー用化粧パネルとから構成してあり、複数の前記側板用化粧パネルと複数の前記コーナー用化粧パネルとを互いに連結する事によって、植栽部囲繞空間を内方に形成する請求項1記載の組立花壇。 【請求項3】 前記化粧パネルの表面には、複数のタイルを並べて貼り付けてある請求項1又は2記載の組立花壇。 【請求項4】 前記植栽部囲繞空間内に、棚板を着脱自在に取り付けてある請求項2又 は3に記載の組立花壇。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の化粧パネルを、その面方向に並べて隣接するもの同士を互いに連結分離自在に設けてある組立花壇に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の上記組立花壇は、前記化粧パネルを、側板用化粧パネルとコーナー用化粧パネルとから構成し、前記面に沿った方向に互いに嵌合自在な突条部と溝部とを、コーナー用化粧パネルと側板用化粧パネルに、それらの側辺部に沿って各別に形成すると共に、前記コーナー用化粧パネルだけを杭で地面に固定していた(特開平8-9776号公報)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、化粧パネルで囲繞された空間内に、土を入れて植栽しょうとすると、土圧によって化粧パネルどうしが、互いにそれらの面に沿った方向に離れようとする力が作用して、前記突条部と溝部との嵌合が外れたり、地面がなければ複数の化粧パネルがばらばらになってしまうという不具合があった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消させるべく、複数の化粧パネルで囲繞された空間内に、土を入れても、それら化粧パネル同士が土圧によっても簡単に分離しないようにすると共に、地面に固定せずとも化粧パネル同士で組立状態が維持できるようにすることにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】(構成)請求項1では、化粧パネル夫々の裏面の周部に補強枠を取り付け、前記化粧パネルにおける他の物と隣接する両側辺部夫々の前記補強枠に、前記化粧パネルの面に沿った方向に互いに嵌合自在な突条部と溝部とを振り分けて、前記側辺部に沿って形成し、前記突条部と前記溝部との嵌合によって連結した前記隣接する補強枠同士を分離しないように、前記両補強枠に亘って嵌合自在な連結部材を設けてあることにある。 (作用効果)従って、化粧パネルは補強枠によって補強されているために、例え、薄肉のパネルであっても、強度が確保されて土圧に耐え、軽量化を図れると共に、前記側辺部に沿った突条部と溝部とを補強枠に設けて、それら突条部と溝部とを嵌合させることによって、隣接する化粧パネル間には隙間が形成されず、そのために、化粧パネルによって囲われた土や土に供給する水が、前記隙間から漏れるのを防止することができる。そのうえ、前記連結部材によって、補強枠同士が分離しないように、突条部と溝部とが嵌合した両補強枠同士に亘って嵌合させることによって、ボルト連結のような手間のかからない簡単な連結操作のみで組付できると共に、たとえ土圧の作用で突条部と溝部との嵌合を分離させようとする力が働いても、その力を抑えることができる。しかも、複数の化粧パネル同士は、突条部と溝部の嵌合に加えて、連結部材の作用で、それらの組立状態を地面に固定せずとも維持でき、かんたんに、組み立てたまま移動できる。 【0005】(構成)請求項2では、請求項1記載の前記化粧パネルが繊維強化プラスチック製(FRP)であると共に、側板用化粧パネルとコーナー用化粧パネルとから構成してあり、複数の前記側板用化粧パネルと複数の前記コーナー用化粧パネルとを互いに連結する事によって、植栽部囲繞空間を内方に形成することにある。 (作用効果)前記化粧パネルが繊維強化プラスチック製からなることによって、薄肉で強度の高いパネルを形成できるとともに、軽量で生産性の良好な物にできる。また、複数の側板用化粧パネルとコーナー用化粧パネルとの連結によって、植栽部囲繞空間が内方に形成できることによって、化粧パネルの組み立てた状態で、自立させられると共に、土などの植栽に必要な物を前記植栽部囲繞空間内に収容することができる。 【0006】(構成)請求項3では、請求項1又は2において、前記化粧パネルの表面には、複数のタイルを並べて貼り付けてあることにある。 (作用効果)前記化粧パネルの表面に、複数のタイルを貼り付けることによって、パネル全体はより強固になるばかりか、外観上も重厚感を増すようになる。 【0007】(構成)請求項4では、請求項2又は3において、前記植栽部囲繞空間内に、棚板を着脱自在に取り付けてあることにある。 (作用効果)前記植栽部囲繞空間内に棚板を取り付ける事によって、前記植栽部囲繞空間内に土などを入れずとも、その棚板上に植木鉢やプランター等の鉢植えを置く事ができ、軽量で移動が簡単に行えると共に、室内にまで置く事が出来る。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の組立花壇の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1〜図5に示すように、側板用化粧パネル1Aとコーナー用化粧パネル1Bとからなる複数の化粧パネル1を、その面方向に並べて隣接するもの同士を互いに連結分離自在に設け、それら化粧パネル1同士の組付連結により、その内方に植栽部囲繞空間Sを形成する状態に、平面視矩形の筒状組立花壇を構成してある。前記化粧パネル1は、繊維強化プラスチック製(FRP)のパネル本体2と、そのパネル本体2の表面に、複数枚の磁器製のタイル3Aを並べてウレタン接着剤3Bで貼り付けた表面化粧部3とで構成され、化粧パネル1夫々の裏面の周部及び上下中間部に、接着剤を介してアルミニウム押し出し成型の補強枠4を取り付けてある。前記補強枠4には、図2〜図5に示すように、化粧パネル1における他の物と隣接する両側辺部夫々に、化粧パネル1の面に沿った方向に互いに嵌合及び離脱自在な突条部5と溝部6とを振り分けて(図4(イ)から図4(ロ))、前記側辺部に沿って形成した凸枠4A及び凹枠4Bと、それら凸枠4Aと凹枠との上下中間位置にパネル本体2に一体的に取り付けたパネルそり防止枠4Cとから構成し、突条部5と溝部6との嵌合によって連結した隣接する補強枠4同士を分離しないように、凸枠4A・凹枠4Bに亘って嵌合自在な断面コの字形のチャンネル材からなる連結部材7を設けてある(図4(ハ))。前記化粧パネル1を複数上下に並べてそれらを互いに連結するには、図5に示すように、下側の化粧パネル1上端辺の凹枠4Bに形成した溝部6に、上側の化粧パネル1下端辺の凸枠4Aの下面部に形成した突条部5を嵌合させるとともに、前記連結部材7を、上下両凸枠・凹枠4A,4Bにまたがって嵌合させ、上側の化粧パネル1の上端辺の補強枠凹枠4Bに 形成された上向きに向けた溝部6には、上辺部に沿った長さの長尺の蓋部材8を嵌合連結して、溝部6が目立たないようにしてある。つまり、前記化粧パネル1における側板用化粧パネル1Aの左右両側辺部の補強枠4に、コーナー用化粧パネル1Bの側辺部の補強枠4を近接させて、突条部5と溝部6とを互いに嵌合させると共に、凸枠4A・凹枠4B同士を連結部材7で連結して、土や植栽用に必要な物を収容する植栽部囲繞空間Sを、その内方に形成する。そして、必要に応じて、補強枠4同士の突き合わせ目地間に、シール剤を充填して、防水と目地が目立たないようにする。 〔別実施形態〕次に、組立花壇の別実施形態について説明する。図6・図7に示すように、前記側板用化 粧パネル1Aの一部は、平面形状に限らず、曲面形状に膨出させた形状に形成してあっても良い。前記植栽部囲繞空間S内には、図8(イ)に示すように、対向する補強枠4間にわたって 掛け渡す棚板9を、着脱自在に掛止取り付けしてあってもよく、この棚板9の取り付けによって、その棚板9上に、植物を植えた植木鉢10や、プランター11を載置でき、組立花壇全体を、室内に置いて仕切りに使用する事が出来るようになる。尚、プランター11は、図8(ロ)に示すように、その周部の鍔部11Aを、補強枠4に掛止させるようにしてあってもよい。前記化粧パネル1のパネル本体2は、繊維強化プラスチック(FRP)に限らず、ステンレス等の金属板やセメントを主材とする無機パネルであっても良く、また、表面化粧部3は、タイル3Aに代え天然石の薄板や、装飾された無機材または有機材の層であっても良く、単に、塗料の層であっても良いが、パネル本体2を露出させるために、なくてもよい。なお、本発明の組立花壇は、前記化粧パネル1の多数を、その面方向に互いに連結して、無限に延長組み付けしていくこともでき、また、組み立てられた組立花壇によって、これを並べて塀や、門柱に使用してもよい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599010048 【氏名又は名称】有限会社光栄パネル
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| 【出願日】 |
平成11年1月21日(1999.1.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2000−209945(P2000−209945A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月2日(2000.8.2) |
| 【出願番号】 |
特願平11−13132 |
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