| 【発明の名称】 |
苗箱踏み付装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】館 芳夫
【氏名】手塚 道夫
【氏名】小村 孝
【氏名】神崎 淳一
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 載置場1内を移動可能な連結用車体4および該連結用車体4の側部に所定間隔を置いて設けた側部車体14と、前記連結用車体4と前記側部車体14とを繋ぐ横フレーム10とによりフレーム16を構成し、該フレーム16には敷設した苗箱Aの上面に当接する作用位置と苗箱Aの上面より上方に退避する退避位置の間上下する踏み板22を設けた苗箱踏み付装置。 【請求項2】 請求項1において、前記側部車体14は前記連結用車体4の左右両側に夫々設け、各側部車体14と前記連結用車体4とを前記横フレーム10により繋いでフレームを構成し、前記連結用車体4の左右両側に前記踏み板22を設けた苗箱踏み付装置。 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記踏み板22は、前記連結用車体4側および前記側部車体14側に基部を回動自在に取付けた取付アーム20の先側に取付けた苗箱踏み付装置。 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3において、前記踏み板22は、バネ24の弾力により作業者が踏むと苗箱Aの上面に当接し、降りると苗箱Aの上面より上方に退避するように設けた苗箱踏み付装置。 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記バネ24は前記踏み板22と前記取付アーム20との間に設けた苗箱踏み付装置。 【請求項6】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5において、前記踏み板22は、前記横フレーム10および前記側部車体14と共に、前記連結用車体4に対して一体的に着脱自在に構成した苗箱踏み付装置。 【請求項7】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6において、少なくとも、連結用車体4は載置場1に設けた前後方向の中央レール2a上を前後移動可能に構成した苗箱踏み付装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、圃場に敷設した苗箱を踏み付ける苗箱踏み付装置に関するものである。 【0002】 【従来技術】従来公知の、特開平8−322388号公報には、播種済の多数の苗箱をハウス内に自動的に整然と並べてゆく苗箱自動整列機において、該苗箱自動整列機の後部に踏み板を昇降可能に吊り持ちさせた構成について記載されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、苗箱自動整列機の後部に踏み板を設けているから、単独で使用できないという課題がある。即ち、踏み板は苗箱自動整列機の本体に取付けて、取り外して使用できないので、箱並べ後に使用することはできない。 【0004】 【発明の目的】苗箱踏み付け作業の容易化、操作性の向上。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、載置場1内を移動可能な連結用車体4および該連結用車体4の側部に所定間隔を置いて設けた側部車体14と、前記連結用車体4と前記側部車体14とを繋ぐ横フレーム10とによりフレーム16を構成し、該フレーム16には敷設した苗箱Aの上面に当接する作用位置と苗箱Aの上面より上方に退避する退避位置の間上下する踏み板22を設けた苗箱踏み付装置としたものである。本発明は、前記側部車体14は前記連結用車体4の左右両側に夫々設け、各側部車体14と前記連結用車体4とを前記横フレーム10により繋いでフレームを構成し、前記連結用車体4の左右両側に前記踏み板22を設けた苗箱踏み付装置としたものである。本発明は、前記踏み板22は、前記連結用車体4側および前記側部車体14側に基部を回動自在に取付けた取付アーム20の先側に取付けた苗箱踏み付装置としたものである。本発明は、前記踏み板22は、バネ24の弾力により作業者が踏むと苗箱Aの上面に当接し、降りると苗箱Aの上面より上方に退避するように設けた苗箱踏み付装置としたものである。本発明は、前記バネ24は前記踏み板22と前記取付アーム20との間に設けた苗箱踏み付装置としたものである。本発明は、前記踏み板22は、前記横フレーム10および前記側部車体14と共に、前記連結用車体4に対して一体的に着脱自在に構成した苗箱踏み付装置としたものである。本発明は、少なくとも、連結用車体4は載置場1に設けた前後方向の中央レール2a上を前後移動可能に構成した苗箱踏み付装置としたものである。 【0006】 【実施例】本発明の一実施例を図により説明すると、図3において、1は合成樹脂製で縦横に多数のポットを有する苗箱Aを並べる載置場であり、所定の広さを有していればよく、室内外を問わない。載置場1には左右一対の中央レール2aと該中央レール2aより所定間隔置いて左右両側に夫々側部レール2bを敷設し、各レール2上には苗箱踏付け装置3を走行可能に載置する。前記中央レール2aと側部レール2bとの間は、複数の苗箱Aを敷設させる敷設スペースを設ける。なお、側部レール2bは要件ではない。 【0007】前記苗箱踏付け装置3は、前記中央レール2aの上方に連結用車体4を設け、連結用車体4には下面に走行車輪5を設け、走行車輪5を前記中央レール2aに載置する。連結用車体4の前側上面の左右両側には、側面視上側を開放したコ形形状の前側取付部材6、6を溶接等の手段により固定状態に取付け、前側取付部材6には側面視上側を開放したコ形形状の内側支持部材7を上方から嵌合させ、取付ピン8により着脱自在に取付ける。各内側支持部材7の上部には横フレーム10の内端を前記内側支持部材7に上方から嵌合させ、取付ピン11により着脱自在に取付ける。 【0008】前記横フレーム10の外端は、側面視上側を開放したコ形形状の外側支持部材12に上方から嵌合させ、2本の取付ピン13により着脱自在に取付ける。前記外側支持部材12は、その下部を側部車体14の前側上面に溶接等の手段により固定状態に取付ける。側部車体14は前後方向に長く形成し、下面側に走行車輪15を設け、走行車輪15により前記側部レール2b上を走行する。したがって、連結用車体4と側部車体14と横フレーム10とによりフレーム16を構成し、フレーム16は連結用車体4の左右両側に設け、連結用車体4は左右のフレーム16を連結する構成部材ともなる。 【0009】しかして、前記連結用車体4の左右両側および各側部車体14には、前後一対の取付アーム20の基部を横軸21により先端が回動自在になるように夫々取付け、各取付アーム20の先端には踏み板22を横軸23により取付ける。即ち、前記各取付アーム20は相対峙させて配置し、左右の前後一対の取付アーム20により踏み板22の四隅を上下自在に取付ける。各取付アーム20と踏み板22の間には、踏み板22を常時上動させるように付勢するバネ24を設ける。なお、25は前記踏み板22の上面に設けた取付金具であり、取付金具25と前記取付アーム20との先端を前記横軸23により取付けるが、前記取付金具25と前記取付アーム20に設けた横軸23の挿通孔26のうち何れか一方を長孔に形成し、左右の取付アーム20が下方回動するようにする。 【0010】また、前記バネ24は取付アーム20側に螺合させたボルト27の下端に係止し、踏み板22の高さを調節するように構成する。実施例では、前側の取付アーム20は前記内側支持部材7および外側支持部材12に設けた透孔28に横軸21により取付け、それゆえ、横フレーム10の下方位置で上下回動し、また、後側の取付アーム20は連結用車体4の後部の左右両側および各側部車体14の後部に設けた後側取付部材29に取付ける。したがって、内側支持部材7の下部を連結用車体4より外すことにより、左右の取付アーム20は、横フレーム10と側部車体14と一緒に外れ、分解でき、ハウス内への搬入も容易にする。なお、図示は省略しているが、前記実施例の連結用車体4にはモーター等の動力源を設けることもある。 【0011】 【作用】次に作用を述べる。通常は、ビニールハウス内に、中央レール2aと側部レール2bを敷設し、中央レール2aと側部レール2bの間に苗箱Aを手作業または機械により敷設する。苗箱Aはハウス内の土の水分等を吸収させて育苗するので、並べた苗箱Aの底と土面とが密着するように踏み板22により踏み付ける。特に、実施例の苗箱Aは合成樹脂製で縦横に多数のポットを有して形成し、ポットの容積は小さいので、載置場1の土を床土として育苗すると、成育が良好になる。そのため、載置場1に苗箱Aを載置してから十分に踏み固めて、各ポットを土に密着させる。 【0012】しかして、中央レール2aの上方に位置する連結用車体4と側部レール2bの上方の側部車体14とを横フレーム10により連結し、連結用車体4と側部車体14の夫々に前後一対の取付アーム20を回動自在に取付け、各取付アーム20の先端に左右に長い平板上の踏み板22を夫々取付け、それゆえ、連結用車体4は左右の横フレーム10と側部車体14と踏み板22とのユニットを連結して、苗箱踏付け装置3を構成しているから、左右の横フレーム10と側部車体14と踏み板22との二組のユニットと、連結用車体4とを載置場1に搬入し、次ぎに、連結用車体4を中央レール2aに載置し、この連結用車体4の左右両側に取付アーム20を取付けた横フレーム10と側部車体14を取付け、次ぎに、各取付アーム20に踏み板22の取付金具25を取付けると、苗箱踏付け装置3が組み上がる。 【0013】そして、取付アーム20はバネ24により常時上方回動するように付勢されているから、踏み板22は苗箱Aよりも上方に位置する。この状態で、連結用車体4を走行させて、踏み板22が苗箱Aの真上に位置させ、次ぎに、踏み板22上に作業者が乗ると、踏み板22はバネ24の弾力に抗して下降し、苗箱Aを踏み固めて、苗箱Aの下面と土面とを密着させる。次ぎに、作業者が踏み板22より降りると、踏み板22はバネ24の弾力で上動するから、この状態で、次ぎの苗箱Aの真上に位置させ、該苗箱Aを踏み固め、この作業を反復すると、並べた苗箱Aの踏み固め作業ができる。したがって、作業者は、単に踏み板22に乗り降りするだけで、踏み付作業をすることができ、操作性・作業性を向上させ、降りるだけで、踏み板22は上方に退避し、操作忘れによる苗箱Aの播種面を摺接することを防止する。この場合、踏み板22は取付アーム20により取付けられているから、直線状に上下するが、斜めに上下しないので、苗箱Aの真上に位置させることおよび該苗箱Aを踏み固めることの位置決めが正確にでき、作業を容易にする。 【0015】 【効果】本発明は、載置場1内を移動可能な連結用車体4および該連結用車体4の側部に所定間隔を置いて設けた側部車体14と、前記連結用車体4と前記側部車体14とを繋ぐ横フレーム10とによりフレーム16を構成し、該フレーム16には敷設した苗箱Aの上面に当接する作用位置と苗箱Aの上面より上方に退避する退避位置の間上下する踏み板22を設けた苗箱踏み付装置としたものであるから、フレーム16を移動させて苗箱Aの上方に踏み板22を位置させ、作業者が乗ると、踏み付作業をすることができ、箱並べ作業と同時または別に踏み付作業ができる効果を奏し、使用範囲を広げることができ、また、フレーム16と踏み板22の構成のため、小型軽量にでき、運搬も容易にできる。本発明は、前記側部車体14は前記連結用車体4の左右両側に夫々設け、各側部車体14と前記連結用車体4とを前記横フレーム10により繋いでフレームを構成し、前記連結用車体4の左右両側に前記踏み板22を設けた苗箱踏み付装置としたものであるから、左右両側に並べた苗箱の踏み付作業をすることができ、作業効率を向上させる。本発明は、前記踏み板22は、前記連結用車体4側および前記側部車体14側に基部を回動自在に取付けた取付アーム20の先側に取付けた苗箱踏み付装置としたものであるから、簡単に構成できてコストを低くでき、また、直線状に上下して斜めに上下しないので、苗箱Aの真上に位置させることおよび該苗箱Aを踏み固めることの位置決めが正確にでき、作業を容易にする。本発明は、前記踏み板22は、バネ24の弾力により作業者が踏むと苗箱Aの上面に当接し、降りると苗箱Aの上面より上方に退避するように設けた苗箱踏み付装置としたものであるから、作業者は、単に踏み板22に乗り降りするだけで、踏み付作業をすることができ、操作性・作業性を向上させ、降りるだけで、踏み板22は上方に退避し、操作忘れによる苗箱Aの播種面を摺接による発芽不良を防止できる効果を奏する。本発明は、前記バネ24は前記踏み板22と前記取付アーム20との間に設けた苗箱踏み付装置としたものであるから、構成を簡単にし、製造、組立てを容易にできる。本発明は、前記踏み板22は、前記横フレーム10および前記側部車体14と共に、前記連結用車体4に対して一体的に着脱自在に構成した苗箱踏み付装置としたものであるから、特に、載置場1がビニールハウスの場合、狭い出入口からの搬入と搬出を容易に行えるだけでなく、通常の運搬移動も容易にできる。本発明は、少なくとも、連結用車体4は載置場1に設けた前後方向の中央レール2a上を前後移動可能に構成した苗箱踏み付装置としたものであるから、作業性を向上させる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132219 【氏名又は名称】株式会社スズテック
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| 【出願日】 |
平成10年8月31日(1998.8.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080470 【弁理士】 【氏名又は名称】新関 宏太郎 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−69851(P2000−69851A) |
| 【公開日】 |
平成12年3月7日(2000.3.7) |
| 【出願番号】 |
特願平10−260825 |
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