トップ :: A 生活必需品 :: A01 農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業




【発明の名称】 榎茸栽培容器紙巻装置
【発明者】 【氏名】千嵐 重治

【要約】 【課題】使用済みの紙Fであっても、紙Fの中央部分を略平坦状に層状に積重することができ、最上層の紙Fの上面を略平坦状に維持することができ、それだけ紙の分離を確実に行うことができる。

【解決手段】紙収納部1の紙収納ケース7内に複数枚の紙Fを最下層の紙Fの中央部分を載置すると共に紙の左右両側部分に生じている巻癖垂れNの下方への反りを許容して収納してなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 扇状の紙を複数枚積重状態に収納可能な紙収納部と、該紙収納部内の紙を一枚宛榎茸栽培容器の口部に給送可能な紙供給機構と、該榎茸栽培容器の口部に給送された紙を榎茸栽培容器の口部に添って巻付ける巻付機構とを備えてなり、上記紙収納部の紙収納ケース内に上記複数枚の紙を最下層の紙の中央部分を載置すると共に紙の左右両側部分に生じている巻癖垂れの下方への反りを許容して収納してなることを特徴とする榎茸栽培容器紙巻装置。
【請求項2】 上記紙収納ケース内に紙の中央部分を載置する紙載置部材を配設し、紙収納ケースに紙の左右両側部分に生じている巻癖垂れの下方への反りを許容可能な逃がし部を形成してなる請求項1記載の榎茸栽培容器紙巻装置。
【請求項3】 上記紙収納ケースを上記扇状の紙の輪郭をもって位置規正可能に設けてなる請求項1又は2記載の榎茸栽培容器紙巻装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は榎茸栽培容器の口部に扇状の紙を円錐形状に巻き付ける際に用いられる榎茸栽培容器紙巻装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の榎茸栽培容器紙巻装置としては、特開昭54−146750号公報や特開平60−70010号公報等の如く、榎茸栽培容器の口部に紙をベルトやアームにより巻き付ける構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来構造の場合、複数個の巻付構成部材からなる複雑な構造となっているため、製作コストの低減が困難であると共に保守及び保全が厄介となり易く、それだけ維持コストも高くなっていることがあるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請求項1記載の発明は、扇状の紙を複数枚積重状態に収納可能な紙収納部と、該紙収納部内の紙を一枚宛榎茸栽培容器の口部に給送可能な紙供給機構と、該榎茸栽培容器の口部に給送された紙を榎茸栽培容器の口部に添って巻付ける巻付機構とを備えてなり、上記紙収納部の紙収納ケース内に複数枚の紙を最下層の紙の中央部分を載置すると共に紙の左右両側部分に生じている巻癖垂れの下方への反りを許容して収納してなることを特徴とする榎茸栽培容器紙巻装置にある。
【0005】又、請求項2記載の発明は、上記紙収納ケース内に該紙の中央部分を載置する紙載置部材を配設し、該収納ケースに紙の左右両側部分に生じている巻癖垂れの下方への反りを許容可能な逃がし部を形成してなるものであり、又、請求項3記載の発明は、上記紙収納ケースを上記扇状の紙の輪郭をもって位置規正可能に設けてなることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図19は本発明の実施の形態例を示し、Wは榎茸栽培容器であって、合成樹脂等により製作され、上部に円筒状の口部W1が形成され、榎茸栽培容器W内に図示省略のオガクズ等の栽培基が詰入され、栽培基の表面には榎茸の子実体が発育している。
【0007】Fは紙であって、上記榎茸栽培容器Wの円筒状の口部W1を相互に重合する長さの扇状に形成され、例えばパラフィン紙、通気穴をもつ合成樹脂樹脂シート、通気性をもつバイオ紙等が用いられ、よって、この紙Fには所謂紙と称されるすき紙以外の紙類似物を含むものであり、この紙Fの一方端部側表面に相互に止着剥離自在な所謂マジックテープやベルベットファスナーと称される面状のファスナー部材としての一対の面ファスナーM・Mの一方の面ファスナーMが止着され、紙Fの他方端部側裏面に他方の面ファスナーMが止着され、紙Fを榎茸栽培容器Wの円筒状の口部W1に巻き付けたときに紙の重合部分において一対の面ファスナーM・Mが相互に対向接触位置し、この一対の面ファスナーM・Mの相互の止着作用により紙Fを榎茸栽培容器Wの口部W1に巻き付け保持するように構成している。
【0008】1は紙収納部であって、図1、図6、図8、図10乃至図13の如く、機台2に支柱材3をブラケット4を介して縦設し、支柱材3に載置ブラケット5を突設し、載置ブラケット5に三個の位置決め片6を形成し、載置ブラケット5上に位置決め片6により位置決めして紙収納ケース7を着脱自在に載置し、紙収納ケース7は上記複数枚の紙Fを積重状態に収納可能に形成され、この紙収納ケース7の四個の外板7aの内面は上記扇状の紙Fの輪郭に略合わせて形成され、これにより紙収納ケース7内に収納した紙Fを位置規正可能に設けてなり、かつ、紙収納ケース7の中程部分に対向する外板7a間において支持桟板7bが架設形成され、紙収納ケース7の左右両側部には巻付使用済みのリサイクルの紙Fの両側部分に生じている巻付内面側に反った巻癖垂れNが上面を向く状態で積重したときに自重による巻癖垂れNの下側への反りを許容可能な逃がし部7cが形成され、尚、図20の従来の提案構造の場合には、紙収納ケースKの両側底面に逃がし部7cが存在しないので、紙Fの両側部分に生じている巻癖垂れNは、複数枚層状に重なり合って、上方に向いて、弧状に隆起しているのと相違しており、上記支持桟板7bの上方に最下層の紙Fの中央部分を載置する紙載置部材8が配置され、支持桟板7cに一対の軸受部9・9を取付け、各軸受部9・9にガイド軸10・10を上下動自在に軸受し、両ガイド軸10・10間に紙載置部材8を架設し、紙載置部材8の裏面に垂下杆11を突設し、上記載置ブラケット5に押上シリンダ12を縦設し、押上シリンダ12のロッド12aに押上片12bを取付け、押上用シリンダ12のロッド12aの突出動作により押上片12bによって垂下杆11を押し上げて紙載置部材8を上昇させると共に押上用シリンダ12のロッド12aの没入動作により紙載置部材8を下降させ、かつ、この構造により紙収納ケース7を載置ブラケット5に対して着脱自在に構成している。
【0009】13は紙分離機構であって、この場合、図6、図7の如く、機台2に支柱材14を縦設し、支柱材14に平面L形状の支持板15を取付け、支持板15に旋回用アクチュエータ16を取付け、旋回用アクチュエータ16の旋回する主軸16aに取付板17を取付け、取付板17に二本のガイド軸18・18を上下移動自在に取付け、二本のガイド軸18・18の上部間に支持板19を架設すると共に下端部間に分離部材20を架設し、分離部材20に図外の負圧源に接続された吸引穴20aを形成し、取付板17に分離用シリンダ21を取付け、分離用シリンダ21のロッド21aを分離部材20に連結し、しかして、分離用シリンダ21により分離部材20を進退自在に設けると共に旋回用アクチュエータ16により主軸16aを中心として分離部材20を角度旋回自在に設けて構成している。
【0010】22は紙供給機構であって、機台2に支柱体23を立設し、支柱体23に取付板24・24を上下に突設し、取付板24・24間に二個の上下ガイド軸25を縦設し、上下ガイド軸25に上下動部材26を上下動自在に取付けると共に上下動部材26に上下動用シリンダ27を縦設し、上下動用シリンダ27のロッド部27aを下側の取付板24に連結固定し、上下動部材26に二個の進退ガイド軸28を横設し、進退ガイド軸28に取付体29を進退自在に軸受し、取付体29に進退用シリンダ30を横設し、進退用シリンダ30のロッド30aを上下動部材26に連結固定し、更に、取付体29に挟着用シリンダ31をピン31aにより枢着すると共に進退用シリンダ30の前部に挟着面部32を形成し、挟着面部32の上部にピン33aにより保持部材33を枢着し、保持部材33に挟着用シリンダ31のロッド31bをピン31cにより枢着連結し、保持部材33に挟着面部32に対向する挟着面34を形成し、しかして、上下動用シリンダ27及び進退用シリンダ30により取付体29を上下動及び進退動作自在に設けると共に挟着用シリンダ31により挟着面32・34によって紙Fを挟着釈放自在に設けて構成している。
【0011】35は紙保形機構であって、この場合、上記支柱体23に二個の前後ガイド軸36・36を軸受37・37により前後動自在に横設すると共に支柱体23に前後動用シリンダ38を横設し、前後ガイド軸36・36の前端部間に移動部材39を固定すると共に前後動用シリンダ38のロッド部38aを移動部材39に連結固定し、移動部材39に榎茸栽培容器Wの口部W1に添って紙Fを湾曲保形可能な円弧状の紙保形部材40を立設して構成している。
【0012】41は巻付機構であって、この場合、紙保形部材40の一方端縁及び他方端縁にそれぞれ榎茸栽培容器Wの口部W1に添って湾曲保形された紙Fの両余部分を榎茸栽培容器Wの口部W1に添って巻付保持可能な円弧状の一対の巻付部材42・43を蝶番部42a・43aにより開閉自在に枢着し、移動部材39の左右両側に取付板39a・39aを突設し、各取付板39a・39aにそれぞれ巻付用シリンダ44・45を枢着ピン44b・45bにより枢着すると共に巻付部材42・43に取付片42b・43bを突設し、巻付用シリンダ44・45のロッド部44a・45aを取付片42b・43bに枢着ピン42c・43cにより枢着連結して構成している。
【0013】この場合、図16、図17及び図19の如く、紙保形部材40は略半円弧円錐状に形成されて紙Fを略半円弧円錐状に保形可能に形成され、又、この場合、巻付状態において、紙Fはその一方端縁F1と他方端縁F2との円弧長F3分を重合し、よって、図19の如く、巻付部材42はその外端縁が他方端縁F2の近接する長さに形成され、巻付部材43もその外端縁が他方端縁F2の近接する長さに形成され、しかして、巻付動作時においては巻付部材42の外端縁と巻付部材43の外端縁とが互いに他方端縁F2近傍にて対向し、紙Fの重合部分において、一対の面ファスナーM・Mが相互に対向接触位置し、この一対の面ファスナーM・Mの相互の止着作用により紙Fを榎茸栽培容器Wの口部W1に巻き付け保持するように構成している。
【0014】46は容器移送機構であって、この場合、機台2上に榎茸栽培容器Wの載置移送面46aを形成すると共に榎茸栽培容器Wの対向側面を走行案内可能なガイドレール47を配設し、図示省略のアーム部材により榎茸栽培容器Wを巻付位置に位置決めすると共に間欠移送させるように構成している。
【0015】48は紙湾曲機構であって、この場合、図6、図9乃至図11の如く、上記支柱材3の上端部に支点軸49により揺動部材50を揺動自在に枢着すると共に支柱材3に退避用シリンダ51を取付け、退避用シリンダ51のロッド51aを揺動部材50に枢着連結し、揺動部材50に二個のロール軸52・52を上記分離部材20の両側位置にして回転自在に横設し、ロール軸52・52に歯車52a・52aを固定し、歯車52a・52a間に位置して歯車50a・50aを揺動部材50に回転自在に横設し、かつ、支柱材3にラック杆53を摺動自在に配設すると共にラック用シリンダ54を横設し、ラック杆53の前方に位置してストッパー板55を支柱板3に取付け、ロール軸52・52の先端部に紙収納部1内の最上層の紙Fに接触回動可能な接触ロール56・56を形成し、接触ロール56・56を例えば、ゴムや合成樹脂等により形成したり、又は表面を粗面に形成して接触ロール56・56の表面の摩擦係数を大きくすることが望ましく、しかして、退避用シリンダ51により揺動部材50を退避揺動させて接触ロール56・56を紙接触位置から上方に退避動作させると共に接触ロール56・56の紙接触位置においてラック用シリンダ54を進退動作させ、図9の如く、ラック杆53の回転により歯車52a・52a及び歯車50a・50aを介して接触ロール56・56を相互に逆方向に回転させ、ラック杆53の前進動作により、図11の如く、紙収納部1内の最上層の紙Fに接触する一対の接触ロール56・56の接触回動により上記分離部材20の両側位置において紙Fを内方に寄せて湾曲させ、湾曲部分F4を分離部材20が吸着保持するように構成している。
【0016】この実施の形態例は上記構成であるから、図1、図6の如く、紙取出位置Aにおいて、紙収納部1の紙収納ケース7内の複数枚の紙Fは押上用シリンダ12により上昇する紙載置部材8により押し上げられ、最上層の紙Fは紙湾曲機構48の接触ロール56に接触し、図11の如く、一対の接触ロール56は逆方向に回転して紙Fを内方に寄せて湾曲部分F4を形成し、紙分離機構13の分離部材20は分離用シリンダ21により下降し、分離部材20は紙収納部1内の最上層の紙Fの湾曲部分F4に当接し、分離部材20は最上層の紙Fの湾曲部分F4を負圧により吸着保持し、吸着保持後において、分離部材20は分離用シリンダ21により上昇して最上層の一枚の紙Fを持ち上げ、旋回用アクチュエータ16により主軸16aを中心として分離部材20は図6の想像線の如く、紙受渡位置Bへと起立旋回し、旋回後において、一枚の紙Fを吸着保持した分離部材20は分離用シリンダ21により前進し、紙Fの中央上縁部は、図2の如く、紙供給機構22の挟着面部32と保持部材33の挟着面34との間に挿入位置され、挟着用シリンダ31により保持部材33はピン33aを中心として閉揺動し、保持部材33の挟着面34と挟着面部32とにより紙Fの中央上縁部は挟着保持され、挟着保持後において、分離部材20は負圧作用を解除して後退し、後退後に旋回用アクチュエータ16により分離部材20は元位置に復帰旋回し、図14の如く、紙供給機構22の上下動用シリンダ27の作動により上下動部材26は紙巻き位置Cに下降し、下降後において、進退用シリンダ30の作動により取付体29は前進し、図15の如く、紙Fの中央部は榎茸栽培容器Wの口部W1に当接し、この紙当接動作と同時又は当接後に、図16の如く、紙保形機構35の前後動用シリンダ38により移動部材39が前進し、紙保形部材40は紙Fを口部W1半円周に添って湾曲保形し、次いで、先ず、図16の如く、巻付機構41の巻付用シリンダ44の作動により一方の巻付部材42が蝶番部42aを中心として閉動作し、これにより、榎茸栽培容器Wの口部W1に添って湾曲保形された紙Fの一方の余部分を口部W1に添って湾曲させ、次いで、図18の如く、巻付用シリンダ45の作動により他方の巻付部材43が蝶番部43aを中心として閉動作し、よって、紙Fの他方の余部分を口部W1に添って湾曲させ、これにより紙は口部W1に巻き付けられ、この巻き付けにより、図19の如く、紙Fの重合部分F3において、一対の面ファスナーM・Mが相互に対向接触位置し、この一対の面ファスナーM・Mの相互の止着作用により紙Fを榎茸栽培容器Wの口部W1に巻き付け保持し、榎茸栽培容器Wの口部W1に添って巻付保持された紙Fを口部W1に固定することになり、巻き付け完了後において、巻付機構41の円弧状の一対の巻付部材42・43は開口動作すると共に紙保形機構35の円弧状の紙保形部材40は後退し、紙供給機構22の取付体29は後退すると共に元の紙受渡位置Bに上昇復帰し、そして、容器移送機構46により榎茸栽培容器Wは移送され、新たな榎茸栽培容器Wが紙巻き位置Bにて停止し、以下同様な紙巻き動作が自動的に行われることになる。尚、この場合、紙収納ケース7内に紙Fを補給するに際し、紙湾曲機構48の接触ロール56・56を退避用シリンダ51により退避位置Dに退避することになる。
【0017】しかして、紙収納部1内の紙Fは最上層の紙Fから紙供給機構22により榎茸栽培容器Wの口部W1に給送され、榎茸栽培容器Wの口部W1に給送された紙Fは巻付機構41により巻き付けられることになり、この際、未使用の紙Fの場合には平坦状であって問題にならないのであるが、巻き付け使用済みの紙Fをリサイクル使用する場合には、巻き付け使用済みの紙Fの両側部分に巻付内面側に反った巻癖垂れNが生じており、この使用済みの紙Fを単に、図20の如く、有底底状の収納ケース内K内に収納すると紙Fの両側部分が上に向いて反り上がり、これら巻癖垂れNの生じている紙Fを複数枚積重状態に収納するので、順次反り上がり、よって、最上層の紙Fの上面は大きな弧状の湾曲面を呈し、それだけ最上層の紙Fの分離が不確実となったり、紙Fの収納量が少なくなることがあり、この点、上記紙収納部1の紙収納ケース7内に複数枚の紙Fを最下層の紙の中央部分を載置すると共に紙Fの左右両側部分に生じている巻癖垂れNの下方への反りを許容して収納しているから、使用済みの紙Fであっても、紙Fの中央部分を略平坦状に層状に積重することができ、最上層の紙Fの上面を略平坦状に維持することができ、それだけ紙Fの分離を確実に行うことができる。
【0018】又、この場合、上記紙収納ケース7内に紙Fの中央部分を載置する紙載置部材8を配設し、紙収納ケース7に紙Fの左右両側部分に生じている巻癖垂れの下方への反りを許容可能な逃がし部7cを形成しているから、使用済みの紙Fであっても、簡易な構造によって、紙Fの中央部分を略平坦状に層状に積重することができ、最上層の紙Fの上面を略平坦状に維持することができ、それだけ最上層の紙Fの分離を確実に行うことができ、又、この場合、上記紙収納ケース7を上記扇状の紙Fの輪郭をもって位置規正可能に設けているから、複数枚の紙Fを積重状態に位置規正することができ、紙の分離供給を確実に行うことができる。
【0019】尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、紙収納部1、紙収納ケース7、紙供給機構22、巻付機構41、等の構造や形態等は適宜変更して設計され、又、上記実施例においては、面ファスナーM・Mを備えた紙Fを用い、面ファスナーM・Mの止着作用により紙Fを榎茸栽培容器Wの口部W1に巻き付け固定するようにしているが、面ファスナーM・Mの無い紙Fを用いた場合には、別途、巻き付け完了後において、弾性クリップ部材を榎茸栽培容器Wの口部W1の紙F上に装着し、これにより紙Fを榎茸栽培容器Wの口部W1に巻き付け固定する構造に適用することもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、紙収納部の紙収納ケース内に複数枚の紙を最下層の紙の中央部分を載置すると共に紙の左右両側部分に生じている巻癖垂れの下方への反りを許容して収納しているから、使用済みの紙であっても、紙の中央部分を略平坦状に層状に積重することができ、最上層の紙の上面を略平坦状に維持することができ、それだけ紙の分離を確実に行うことができる。
【0021】又、請求項2記載の発明にあっては、上記紙収納ケース内に紙の中央部分を載置する紙載置部材を配設し、紙収納ケースに紙の左右両側部分に生じている巻癖垂れの下方への反りを許容可能な逃がし部を形成しているから、使用済みの紙であっても、簡易な構造によって、紙の中央部分を略平坦状に層状に積重することができ、最上層の紙の上面を略平坦状に維持することができ、それだけ紙の分離を確実に行うことができ、又、請求項3記載の発明にあっては、上記紙収納ケースを上記扇状の紙の輪郭をもって位置規正可能に設けているから、複数枚の紙を積重状態に良好に位置規正することができ、紙の分離供給を一層確実に行うことができる。
【0022】以上、所期の目的を充分達成することができる。
【出願人】 【識別番号】592122384
【氏名又は名称】有限会社新潟システム制御
【出願日】 平成10年8月24日(1998.8.24)
【代理人】 【識別番号】100092691
【弁理士】
【氏名又は名称】黒田 勇治
【公開番号】 特開2000−60301(P2000−60301A)
【公開日】 平成12年2月29日(2000.2.29)
【出願番号】 特願平10−237350