| 【発明の名称】 |
桜桃の品質改良剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】結城 利男
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| 【要約】 |
【課題】本発明は桜桃の糖度の向上と果肉の引締め等を目的とする品質改良剤に関する。
【解決手段】ヨモギ草、三ツ葉、マタタビ、イチジク、カリン、カキ、ニンニク、ニラを主材料とした抽出液に酒・酢を加え、これに任意の山野草の抽出液を加えた総合草水による桜桃の品質改良剤で花芽等に噴霧することによって品質の良い桜桃を得る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ヨモギ草、三ツ葉、マタタビ、イチジク、カリン、柿、ニンニク、ニラを主とし、それぞれの抽出液に酒・酢を加え、さらに任意の山野草の抽出液を加えた液状組成物を特徴とした桜桃の品質改良剤。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は桜桃の品質改良剤に関する。 【0002】 【従来の技術】桜桃の品質管理には種々改良が考えられてきていて、温度管理による防霜や雨除け等の物理的な手段が主であった。また肥料としても堆肥を多く使用して甘味を増加させることも考えられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、これらは設備等に多額の費用を要するばかりか、管理にも細心の注意を払う必要があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】出願人は以上のような設備の改善や施肥に手間を掛けることとは関係なく、薬剤を散布するだけで桜桃の品質特に糖度を飛躍的に高めると共に果肉質を良くして日持ちを長くし商品価値を高めるものである。 【0005】そしてこの薬剤は種々の害をもたらす科学的薬剤ではなく、多種類の山野草から抽出した漢方的な薬液であって、その主たるものは、ヨモギ草、三ツ葉、マタタビ、イチジク、カリン、柿、ニンニク、ニラを主材とし、これに小松菜、ドクダミ、ショウガ、ブドウ、プルーン、レモン、舞茸、生椎茸、シメジ、梅エキス、山ニンジン、春菊、モロヘイヤ、ザクロ、大根葉、桃エキス、オトギリ草、大豆葉、シソ葉、イカリ草、ナス、セリ、桑の葉等の多種類の山野草の抽出液からなる総合草水を指すもので、この薬液は以下の分析結果より成る。 【0006】
【0007】これについてどの成分が甘味や食味を改善させるものかは確かではないが糖度は数十倍も高くなり、この薬液は桜桃のみとは限らず桃やブドウ等にも適用でき、またアルコール類にも一杯のグラスに数滴滴下することによって酒の味を変えて上質の美味しい酒に変質することもできる。さらに、この薬液に海水を加えることによって野菜類に使用することもできる。 【0008】 【発明の実施の形態】桜桃に対しての実施の方法は春先の花芽が出る前に根回りに回しかけ、花芽が出た時点で木全体に噴霧して散布する。そして開化前に再び根回りに回しかけ、更に開花時に木全体に前回同様に噴霧する。 【0009】 【実施例】主材料となるヨモギ草、三ツ葉およびマタタビ、カリン、イチジクについて例をあげる。 【0010】■ヨモギ草は春の葉の柔らかい時期に摘み三ツ葉は市販のものでよいが根付きの三ツ葉が成分的にみても適している。このヨモギ草500g、三ツ葉も主に葉の部分を500g取り、900mlの湯で30分程煮沸して漉して抽出液を得る。 【0011】■マタタビ300gを500mlの焼酎に漬け置きする。カリンは大1個約250gを適当にカットして500mlの焼酎に漬け置きする。イチジクは乾燥したイチジクの実(市販のもの)300gを500mlの焼酎に漬け置きする。これらは1カ月程漬け置きした状態でそれぞれを取り出して漬け液を混合して保管する。 【0012】■次に添加液であるニンニク、ニラ、および柿、ブドウについて説明すると、ニンニク、ニラはそれぞれを焼酎につけて約1カ月程漬け置きする。また柿の実も二つ割りか四つ割りにして焼酎につけ約1カ月程漬け置きする。さらにブドウも実を取り軽く潰して焼酎に漬け置きする。これらは中に入っている実を取り出した後、液が濁っている場合は漉してそれぞれ別に保存する。 【0013】次に必要なものは酒と酢であるがこれらは市販のものを使用する。 【0014】次に調合について説明すると、■で得られたヨモギ草、三ツ葉抽出液450ml、■で得られたマタタビ、カリン、イチジクの漬け液を混合して450ml、および■で得られた柿酒30ml、ニラ・ニンニク酒30ml、ブドウ酒40ml、ならびに市販の酒(清酒)40ml、酢15ml、の全てを鍋に入れ約10分煮沸してアルコール分を蒸発させハッカの結晶体の一片を入れて火を止め冷ますと約1000mlの混合組成物が得られた。 【0015】本発明においては上記の配合物に加えて種々の配合物が考えられ、例えば通常野菜又は山菜として知られている人参、大根葉、セリ葉、小松菜、山ウド、ドクダミ、シソ葉、マタタビ、桑の葉、モモの芽、モロヘイヤ、ソバ茶、生姜、フキの葉や松葉、また茸類としてシメジ、舞茸等さらには海藻類として昆布、若芽等も添加混合することもできる。 【0016】次に本薬剤の使用方法について説明すると、桜桃の木に対して春先の花芽が出る前に、木に対して根回りの極く近い部分に1回り約200ccを同量の水で薄めた液を如雨露などで回しかける。その後花芽が出た時点で木全体に約200ccを同量の水で薄め噴霧器で散布する。またその後開花直前に根回りに前回同様200ccを倍に薄めて回しかけ、更に開花時に木全体に前回と同様に噴霧するものである。 【0017】更に別の使用方法として本液に10倍に薄めた海水を混合して野菜類例えばキウリに対して開花後に噴霧することによって収穫されたキウリは実が締り歯ざわりの良いキウリが得られる。 【0018】 【発明の効果】前述のように本発明の総合草水である薬剤を使用して得られる桜桃は収穫時には色艶がよく、果肉も引締り、甘味が飛躍的に高くなり最高の品質の桜桃が得られた。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597016675 【氏名又は名称】結城 利男
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| 【出願日】 |
平成10年7月16日(1998.7.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078433 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 幹男
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| 【公開番号】 |
特開2000−32848(P2000−32848A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月2日(2000.2.2) |
| 【出願番号】 |
特願平10−236258 |
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