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【発明の名称】 高所作業用具
【発明者】 【氏名】岡本 博晶

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 後端に駆動レバー(2)を設けたパイプからなる主体(1)と、主体(1)の先端に横方向に貫通する止着軸(8)によって屈曲自在に連結され、先端部に切断刃などの作業体(15)を取り付けた作動部材(14)と、主体(1)の内部に配設され、駆動レバー(2)の操作で作動部材(14)の作業体(15)を作動させるスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)とからなる高所作業用具において、作動部材(14)を屈曲自在に連結する止着軸(8)を分割、もしくは折曲して中央部に空間(7)を形成し、その中央部の空間(7)に、スチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)と切断刃などの作業体(15)を連結する連結体(10)を貫通させると共に、連結体(10)の屈曲に適した空間部(11)を空間(7)と連続して形成した高所作業用具。
【請求項2】 後端に駆動レバー(2)を設けたパイプからなる主体(1)と、主体(1)の先端に横方向に貫通する止着軸(8)によって屈曲自在に連結され、先端部に切断刃などの作業体(15)を取り付けた作動部材(14)と、主体(1)の内部に配設され、駆動レバー(2)の操作で作動部材(14)の作業体(15)を作動させるスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)とからなる高所作業用具において、作動部材(14)を屈曲自在に連結する止着軸(8)の中央部をコ字状に折曲して中央部に空間(7)を形成し、該止着軸(8)のコ字状部の空間(7)に、スチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)と切断刃などの作業体(15)を連結する連結体(10)を貫通させると共に、連結体(10)の屈曲に適した空間部(11)を空間(7)と連続して形成した高所作業用具。
【請求項3】 主体(1)が、複数本のパイプを伸縮自在に連繋して形成されている請求項1または2記載の高所作業用具。
【請求項4】 スチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)と、切断刃などの作業体(15)を連結する連結体(10)が、チェーン、ロープなどのフレキシブル体である請求項1または2記載の高所作業用具。
【請求項5】 後端に設けた駆動レバー(2)の操作を先方に伝達するスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)を内蔵したパイプからなる主体(1)と、主体(1)の先端部に取り付けられ、先端にスプリング(3)の弾圧力で先方に突出する雄ねじ体(4)を有し、この雄ねじ体(4)を前記伝達体(6)と連結体(10)により連結すると共に、先端部外周に雄ねじ(12)を螺設した連結部材(5)と、連結部材(5)の先端部外周の雄ねじ(12)への螺合体(19)を内部に設けた筒状体(20)を後方に設け、前記雄ねじ体(4)が螺合される雌ねじ体(17)を軸方向への摺動自在に内蔵し、この雌ねじ体(17)と先端に設けた切断刃などの作業体(15)とを連繋体(16)により連繋し、雌ねじ体(17)を前記雄ねじ体(4)を弾圧するスプリング(3)よりも弱いスプリング(18)で後方へ弾圧した作動部材(14)とからなり、連結部材(5)の先端部外周に螺設した雄ねじ(12)に、筒状体(20)内部に設けた螺合体(19)を螺合して作動部材(14)を回転自在、着脱自在に取り付けた高所作業用具。
【請求項6】 後端に設けた駆動レバー(2)の操作を先方に伝達するスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)を内蔵したパイプからなる主体(1)と、主体(1)の先端部に取り付けられ、先端にスプリング(3)の弾圧力で先方に突出する雄ねじ体(4)を有し、この雄ねじ体(4)を前記伝達体(6)と連結体(10)により連結すると共に、先端部外周に雄ねじ(12)を螺設した連結部材(5)と、連結部材(5)の先端部外周の雄ねじ(12)への螺合体(19)を内部に設けた筒状体(20)を後方に設け、前記雄ねじ体(4)が螺合される雌ねじ体(17)を軸方向への摺動自在に内蔵し、この雌ねじ体(17)と先端に設けた切断刃などの作業体(15)とを連繋体(16)により連繋し、雌ねじ体(17)を前記雄ねじ体(4)を弾圧するスプリング(3)よりも弱いスプリング(18)で後方へ弾圧した作動部材(14)とからなり、連結部材(5)の先端部外周に螺設した雄ねじ(12)に、筒状体(20)内部に設けた1個の突起からなる螺合体(19)を螺合して作動部材(14)を回転自在、着脱自在に取り付けた高所作業用具。
【請求項7】 連結部材(5)の先端部外周の雄ねじ(12)の後端に、回転フリー部(13)を設けた請求項6記載の高所作業用具。
【請求項8】 主体(1)が複数本のパイプを伸縮自在に連繋して形成されている請求項5、6または7記載の高所作業用具。
【請求項9】 連結部材(5)の外周、或いは筒状体(20)の内周適所にバネ(22)で弾圧されたストッパー(21)を設け、このストッパー(21)が係止される係合凹部(23)を、筒状体(20)の内周、或いは連結部材(5)の外周に適数個隔設した請求項5、6、7または8記載の高所作業用具。
【請求項10】 後端に設けた駆動レバー(2)の操作を先方に伝達するスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)を内蔵したパイプからなる主体(1)と、主体(1)の先端部に取り付けられ、先端にスプリング(3)の弾圧力で先方に突出する雄ねじ体(4)を前記伝達体(6)と連結体(10)により連結して設け、連結体(10)が貫通する空間(7)を中央部に形成した止着軸(8)により屈曲自在とすると共に、先端部外周に雄ねじ(12)を螺設した連結部材(5)と、連結部材(5)の先端部外周の雄ねじ(12)に回転自在、着脱自在に取り付けられ、前記雄ねじ体(4)が螺合される雌ねじ体(17)を軸方向への摺動自在に内蔵し、この雌ねじ体(17)と、先端に設けられた切断刃などの作業体(15)とを連繋体(16)により連繋し、雌ねじ体(17)を前記雄ねじ体(4)を弾圧するスプリング(3)よりも弱いスプリング(18)で後方へ弾圧し、後方に連結部材(5)の先端部が嵌め入れられる筒状体(20)を有し、前記連結部材(5)の雄ねじ(12)に螺合される螺合体(19)を筒状体(20)の内部に設けた作動部材(14)とからなる高所作業用具。
【請求項11】 後端に設けた駆動レバー(2)の操作を先方に伝達するスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)を内蔵したパイプからなる主体(1)と、主体(1)の先端部に取り付けられ、先端にスプリング(3)の弾圧力で先方に突出する雄ねじ体(4)を前記伝達体(6)と連結体(10)により連結して設け、連結体(10)が貫通する空間(7)を中央部に形成した止着軸(8)により屈曲自在とすると共に、先端部外周に雄ねじ(12)を螺設した連結部材(5)と、連結部材(5)の先端部外周の雄ねじ(12)に回転自在、着脱自在に取り付けられ、前記雄ねじ体(4)が螺合される雌ねじ体(17)を軸方向への摺動自在に内蔵し、この雌ねじ体(17)と、先端に設けられた切断刃などの作業体(15)とを連繋体(16)により連繋し、雌ねじ体(17)を前記雄ねじ体(4)を弾圧するスプリング(3)よりも弱いスプリング(18)で後方へ弾圧し、後方に連結部材(5)の先端部が嵌め入れられる筒状体(20)を有し、前記連結部材(5)の雄ねじ(12)に螺合する1個の突起からなる螺合体(19)を筒状体(20)の内部に突設した作動部材(14)とからなる高所作業用具。
【請求項12】 連結部材(5)の先端部外周の雄ねじ(12)の後端に、回転フリー部(13)を設けた請求項11記載の高所作業用具。
【請求項13】 主体(1)が、複数本のパイプを伸縮自在に連繋して形成されている請求項10、11または12記載の高所作業用具。
【請求項14】 止着軸(8)の中央部をコ字状に折曲して中央部に空間(7)を形成し、該止着軸(8)のコ字状部の空間(7)に、スチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)と雄ねじ体(4)を連結する連結体(10)を貫通させた請求項10、11、12または13記載の高所作業用具。
【請求項15】 スチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体(6)と、切断刃などの作業体を連結する連結体(10)が、チェーン、ロープなどのフレキシブル体である請求項10、11、12、13または14記載の高所作業用具。
【請求項16】 連結部材(5)の先端部外周、或いは筒状体(20)の内周適所にバネ(22)で弾圧されたストッパー(21)を設け、このストッパーが係止される係合凹部(23)を、筒状体(20)の内周、或いは連結部材(5)の先端部外周に適数個隔設した請求項10、11、12、13、14または15記載の高所作業用具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高い樹木の枝の剪定や、果実の収穫、或いはスプレーガンによる薬剤噴霧などに用いられる高所作業具に関し、作業内容に応じて先端の切断刃などの作業体を交換自在とし、或いは作業個所によって切断刃などの作業体を回転自在、屈曲自在とすることで地上からの作業を容易とするものである。
【0002】
【従来の技術】一般に高枝剪定用鋏などの高所作業具は、1本の主体、もしくは、複数本のパイプを伸縮自在に連繋して形成した主体の先端に、切断刃などの作業体を設け、また後端に設けた駆動レバーの開閉操作を、主体の内部に配設、または伸縮自在に配設したスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体によって切断刃などの作業体に伝えるように構成しているのが通常である。
【0003】従って、従来の高所作業具では、先端の切断刃などの作業体を作業個所に応じて主体に対して屈曲させたり、回転させて方向を変更することは構造上きわめて困難であり、特に伝達体がスチールベルトである場合には、主体先端の作業体を回転させる構造とすることは全く不可能であった。
【0004】また、切断刃などの作業体を主体に対して屈曲させるに当たっても、主体の内部に配設されて主体先端の作業体に連結されているスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体が屈曲の障害となるため、この伝達体を避ける一方向へのわずかな角度でのみ屈曲できる程度の構造を採用するにすぎないのであって、作業個所に応じた作業が充分に行なえないものであった。
【0005】更に、作業内容に応じて先端部の切断刃などの作業体を他の工具、例えば枝を切断すると同時にその枝を把握して採取する採取刃や、薬剤噴霧用の作業体などに交換するに当たっても、交換用の工具を必要とするものであって、作業現場において簡単に作業内容に応じた作業体に交換することができなかったのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題点は、従来の高所作業具においては、主体が直線的であるため枝葉を避けて必要個所へ直接切断刃などの作業体を到達させることができないことがあり、また、切断刃などの作業体を回転させたり屈曲させたりして必要個所へ到達させることもできなかったのであって、斯る不都合を解消することを本発明の課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】後端に駆動レバーを設けたパイプからなる主体の先端に、先端部に切断刃などの作業体を取り付けた作動部材を、横方向に貫通する止着軸で屈曲自在に連結し、主体の内部に配設されたスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体によって、駆動レバーの操作を作動部材の作業体に伝達して作動させる高所作業用具において、作動部材を屈曲自在に連結する止着軸を分割、もしくは折曲して中央部に空間を形成し、その中央部の空間に、スチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体と、切断刃などの作業体とを連結する連結体を貫通させると共に、連結体の屈曲に適した空間部を空間と連続して形成したのである。
【0008】作動部材を屈曲自在に連結する止着軸は、貫通する止着軸の中央部をコ字状に折曲して、中央部に空間を形成する構成でもよい。
【0009】主体は、複数本のパイプを伸縮自在に連繋して形成され、また、スチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体と、切断刃などの作業体を連結する連結体が、チェーン、ロープなどのフレキシブル体であることも当然考えられる。
【0010】後端に設けた駆動レバーの操作を先方に伝達するスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体を内蔵したパイプからなる主体の先端部に、先端にスプリングの弾圧力で先方に突出する雄ねじ体を有し、この雄ねじ体を前記伝達体と連結体により連結すると共に、先端部外周に雄ねじを螺設した連結部材を取り付け、この連結部材の先端部外周の雄ねじへの螺合体を内部に設けた筒状体を後方に設け、前記雄ねじ体が螺合される雌ねじ体を軸方向への摺動自在に内蔵し、この雌ねじ体と先端に設けた切断刃などの作業体と雌ねじ体を連繋体により連繋し、雌ねじ体を前記雄ねじ体を弾圧するスプリングよりも弱いスプリングで後方へ弾圧した作動部材とからなり、連結部材の先端部外周に螺設した雄ねじに、筒状体内部に設けた螺合体を螺合して作動部材を回転自在、着脱自在に取り付けたのである。
【0011】連結部材の先端部外周の雄ねじに螺合される螺合体が、1個の突起からなり、連結部材の先端部外周の雄ねじの後端に、回転フリー部を設ける構造とすることが好ましい。
【0012】主体が複数本のパイプを伸縮自在に連繋して形成され、また、連結部材の先端部外周、或いは筒状体の内周適所にスプリングで弾圧されたストッパーを設け、このストッパーが係止される係合凹部を、筒状体の内周、或いは連結部材の先端部外周に適数個隔設した構成とすることもある。
【0013】後端に設けた駆動レバーの操作を先方に伝達するスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体を内蔵したパイプからなる主体の先端部に、先端にスプリングの弾圧力で先方に突出する雄ねじ体を、前記伝達体と連結体により連結して設け、連結体が貫通する空間を中央部に設けた止着軸により屈曲自在とすると共に、先端部外周に雄ねじを螺設した連結部材を取り付け、前記雄ねじ体が螺合される雌ねじ体を軸方向への摺動自在に内蔵し、この雌ねじ体と先端に設けられた切断刃などの作業体とを連繋体により連繋し、雄ねじ体を弾圧するスプリングよりも弱いスプリングで後方へ弾圧し、後方に連結部材の先端部が嵌め入れられる筒状体を有し、前記連結部材の雄ねじに螺合される螺合体を内部に設けた作動部材を連結部材の先端部に回転自在、着脱自在に取り付けたのである。
【0014】連結部材の先端部外周の雄ねじに螺合される螺合体が、1個の突起からなり、連結部材の先端部外周の雄ねじの後端に、回転フリー部を設ける構造とすることが好ましい。
【0015】主体が複数本のパイプを伸縮自在に連繋して形成され、また、連結部材の先端部外周、或いは筒状体の内周適所にスプリングで弾圧されたストッパーを設け、このストッパーが係止される係合凹部を、筒状体の内周、或いは連結部材の先端部外周に適数個隔設した構成とすることもある。
【0016】作動部材を屈曲自在に連結する止着軸は、貫通する止着軸の中央部をコ字状に折曲して、中央部に空間を形成する構成でもよい。
【0017】主体は、複数本のパイプを伸縮自在に連繋して形成され、また、スチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体と、切断刃などの作業体を連結する連結体が、チェーン、ロープなどのフレキシブル体であることも当然考えられる。
【0018】
【作用】而して、直線的である主体に対し、作業内容に応じた方向に切断刃などの作業体を屈曲し、この屈曲角度をねじの操作で固定維持して作業するのである。
【0019】また、切断刃などの作業体を設けた作動部材は、連結部材の雄ねじに螺合体を螺合して取り付ける操作と同時に、雌ねじ体を雄ねじ体に螺合するのであって、雄ねじ体が雌ねじ体に螺入されるに伴って、雌ねじ体は雄ねじ体を弾圧するスプリングより弱いスプリングの弾圧力に抗して徐々に前方へ押し出され、この雌ねじ体と連繋体によって連繋されている切断刃などの作業体が作業に適した状態、例えば切断刃であれば駆動レバーの操作によって切断作業が可能となる状態に押し拡げるのである。
【0020】そして、駆動レバーの操作でスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体、連結体を介して雄ねじ体をスプリングの弾圧力に抗して牽引し、この雄ねじ体の牽引により作動部材の雌ねじ体、連繋体を牽引し、切断刃などの作業体を作動させるのである。
【0021】切断刃などの作業体を設けた作動部材は、連結部材に対して回転自在であり、作業内容に応じた方向に切断刃などの作業体を向けて作業するのである。
【0022】この際、連結部材の先端部外周の雄ねじの後端に、回転フリー部を設けることによって作動部材はほぼ360度に近い範囲で任意の方向への回転が可能となり、また、連結部材の先端部外周、或いは筒状体の内周適所にスプリングで弾圧されたストッパーを設け、このストッパーが係止される係合凹部を、筒状体の内周、或いは連結部材の先端部外周に適数個隔設することで任意の方向へ回転された作動部材を、その状態で維持することができる。
【0023】作動部材を取り外すに当たっては、作動部材を取り外し方向へ回転させることにより、常時雄ねじ体を先方向へ弾圧しているスプリングの力によって作動部材が先方向へ押し出され、回転フリー部へ螺合されている螺合体といえども回転フリー部から離脱し、遂には連結部材から取り外すことができるのである。
【0024】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明すると、1は複数本のパイプを伸縮自在に連繋して形成した主体で、後端には駆動レバー2を、また、先端には先端部にスプリング3の弾圧力で先方に突出する雄ねじ体4を有する連結部材5をそれぞれ設け、主体1には駆動レバー2の操作を先方の雄ねじ体4に伝達し、雄ねじ体4をスプリング3の弾圧力に抗して牽引するスチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体6を内蔵している。
【0025】この連結部材5は、左右に分割、もしくは折曲することにより中央部に空間7を形成した止着軸8と締め付けナット9によって中間部が屈曲自在に形成されており、先端部の雄ねじ体4と、スチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体6とを連結する連結体10は、止着軸8の中央部に形成した空間7を貫通して配設され、連結体10の屈曲に適した空間部11を形成すると共に、先端部外周には雄ねじ12を螺設し、雄ねじ12の後端に、回転フリー部13を形成している。
【0026】14は連結部材5の先端に着脱自在、回転自在に取り付けられる作動部材で、先端部に設けた切断刃などの作業体15と連繋体16によって連繋され、前記雄ねじ体4が螺合される雌ねじ体17を軸方向に摺動自在に内蔵すると共に、雄ねじ体4を弾圧するスプリング3より弱いスプリング18で後方へ弾圧されており、後方には連結部材5の先端部外周の雄ねじ12に螺合される螺合体19を内部に設けた筒状体20を形成している。
【0027】21は連結部材5の外周に設けたストッパーで、バネ22により外方へ弾圧されており、このストッパー21が係止される係合凹部23を作動部材14の筒状体20の内周に適数個隔設している。
【0028】この構成において、主体1の適所にハンドルを設けた補助グリップ(図示せず)を固定位置変更自在に取り付けることや、複数本で伸縮自在に構成された主体1を、適宜長さに維持する固定装置24を伸縮部分に設けることがあるのは当然であり、また、主体1に対して作動部材の屈曲状態を維持するために、屈曲部分にストッパーと、これに相対する適数個の係合凹部を形成するなどの処置があるのも当然のことである。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記のように、主体の先端に、先端部に切断刃などの作業体を取り付けた作動部材を、分割、もしくは折曲して中央部に空間を形成した止着軸によって屈曲自在に取り付け、その中央部の空間に、スチールワイヤー、スチールベルトなどの伝達体と切断刃などの作業体を連結する連結体を貫通させると共に、連結体の屈曲に適した空間部を空間と連続して形成したことから、主体に対して切断刃などの作業体を、作業個所に応じて止着軸を中心として屈曲することができるのである。
【0030】また、主体の先端部に、先端にスプリングの弾圧力で先方に突出する雄ねじ体を有し、この雄ねじ体を前記伝達体と連結体により連結すると共に、先端部外周に雄ねじを螺設した連結部材を取り付け、この連結部材に、先端部外周の雄ねじへの螺合体を内部に設けた筒状体を後方に設け、前記雄ねじ体が螺合される雌ねじ体を軸方向への摺動自在に内蔵し、この雌ねじ体と先端に設けた切断刃などの作業体とを連繋体により連繋し、雌ねじ体を前記雄ねじ体を弾圧するスプリングよりも弱いスプリングで後方へ弾圧した作動部材を、連結部材の先端部外周に螺設した雄ねじに、筒状体内部に設けた螺合体を螺合して作動部材を回転自在、着脱自在としたことから、単に回転操作することのみで作動部材の取り外しが可能となるもので、切断刃などの作業体を作業内容に応じた他の作業体に簡単に交換することができる。
【0031】更に、作動部材は連結部材に対して回転自在であって、切断刃などの作業体を作業個所に応じ、主体に対して任意の方向へ回転して作業することができるのであり、そして、屈曲構造と回転構造の両者を備えた場合には、より一層確実な作業を行なうことができるのである。
【出願人】 【識別番号】000137915
【氏名又は名称】株式会社ムサシ
【出願日】 平成10年7月17日(1998.7.17)
【代理人】 【識別番号】100107098
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 幸孝
【公開番号】 特開2000−32846(P2000−32846A)
【公開日】 平成12年2月2日(2000.2.2)
【出願番号】 特願平10−236224