トップ :: A 生活必需品 :: A01 農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業




【発明の名称】 窓の開閉装置
【発明者】 【氏名】田村 繁克

【要約】 【課題】構造が簡単でコンパクトであり、重量が軽く、操作が容易であり、安価に製作できる窓の開閉装置を提供する。

【解決手段】平行に配置した少なくとも二つのガイド支柱5と、各ガイド支柱5に当該ガイド支柱に5に沿って移動自在に取付けた窓枠Cと、窓枠Cに取付けられて当該窓枠Cと一体に移動するチェーン9とガイド支柱5側に取付けられたハウジング11と、ハウジング11内に回転自在に設けられて上記チェーン9に噛合する歯車と、歯車の中央に結合されて上記ハウジング11を回転自在に貫通する回転駆動軸13とからなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 平行に配置した少なくとも二つのガイド支柱と、各ガイド支柱に当該ガイド支柱に沿って移動自在に取付けた窓枠と、窓枠に取付けられて当該窓枠と一体に移動するチェーンと、ガイド支柱側に取付けられたハウジングと、ハウジング内に回転自在に設けられて上記チェーンに噛合する歯車と、歯車の中央に結合されて上記ハウジングを回転自在に貫通する回転駆動軸とからなることを特徴とする窓の開閉装置。
【請求項2】 縦方向に配置した少なくとも左右二本の平行なガイド支柱と、各ガイド支柱に当該ガイド支柱に沿って上下方向移動自在に取付けた窓枠と、窓枠の両側に取付けられて当該窓枠と一体に移動するチェーンと、各ガイド支柱に取付けられたハウジングと、各ハウジング内に回転自在に設けられて上記チェーンにそれぞれ噛合する歯車と、各歯車の中央に結合されて上記各ハウジングを回転自在に貫通する回転駆動軸とからなることを特徴とする窓の開閉装置。
【請求項3】 水平方向に配置した少なくとも上下二本の平行なガイド支柱と、各ガイド支柱に当該ガイド支柱に沿って横方向移動自在に取付けた窓枠と、窓枠に横方向に向けて取付けられて当該窓枠と一体に移動するチェーンと、チェーンに回転自在に噛合する歯車と、歯車を包囲するハウジングと、各ガイド支柱間に回転自在に架設されると共に上記ハウジングを貫通して歯車の中央に結合された回転駆動軸とからなることを特徴とする窓の開閉装置。
【請求項4】 ガイド支柱の側部に二つのガイドレールを平行に設け、各ガイドレールに二つの窓枠を挿入し、一方又は両方の窓枠をガイドレールに沿って移動自在に取付けていることを特徴とする請求項1,2又は3の窓の開閉装置。
【請求項5】 窓枠を平行な二本の縦枠と各縦枠間に架設した横枠とで構成し、横枠を開口部巾狭の蟻溝フレームで構成し、当該蟻溝フレームに定着したシートを窓枠に設けた透明な板体に対向して展張したことを特徴とする請求項1,2又は3の窓の開閉装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物の育成に利用される温室の側面,妻面又は屋根側に設けた換気用の窓の開閉装置又は遮光用シートもしくは保温用のシートを備えた窓の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般、植物の育成用の温室としては、ガラスハウス、ビニールハウス等が知られており、特に最近は一般家庭で使用される小型のビニールハウスが開発されている。このミニビニールハウスは一般家庭用又は狭い場所に設置されるものであるが故に安価に製作されている。この為小型であり、骨組が比較的弱くて耐久性の無い簡易ハウスが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このミニビニールハウスでは、観葉植物,野菜,果実の育成に使用されているが、このハウス内でも一般的な温室と同じく植物の育成に最適な温度調節や温度調節が必要となる。
【0004】しかしながら、ハウス内に空調設備を備えて温度調節や温度調節することは可能であるが、冷・暖房用の空調設備は高価であり、安価に製作しようとするミニビニールハウスには向かないものである。そこで、ハウス内を開放して外気を導入したり、空気の換気を行なうことにより温度と温度を調節し、自然の風を植物に当るのが最も好ましい。この場合、大型の一般的な温室では、温室の側面や屋根面に換気装置を設けて温室内の空気と外気とを還流させているのが普通である。
【0005】同じように、上記のようなミニビニールハウスでも一般的な換気装置を適用することは可能であるが、一般的な換気装置は大型であり、構造が複雑で重量が重い為に、このような大型の換気装置を設置するスペースを十分にとれないし、骨組も大型ハウスに比べると弱いために重量に耐えられないという問題がある。特に従来の換気装置は大型で嵩張っているために一部の機構が植物をさえぎったり、ハウス内の作業者に邪魔となる。更に一般家庭用のミニビニールハウスは上記のように安価であることが望ましいが、上記従来の大型の換気装置は高価であってこれをそのまま転用することは好ましくない。
【0006】そこで、本発明の目的は、構造が簡単で安全でコンパクトであり、重量が軽く、操作が容易であり、安価に製作できる窓の開閉装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の手段は、平行に配置した少なくとも二つのガイド支柱と、各ガイド支柱に当該ガイド支柱に沿って移動自在に取付けた窓枠と、窓枠に取付けられて当該窓枠と一体に移動するチェーンと、ガイド支柱側に取付けられたハウジングと、ハウジング内に回転自在に設けられて上記チェーンに噛合する歯車と、歯車の中央に結合されて上記ハウジングを回転自在に貫通する回転駆動軸とからなることを特徴とするものである。
【0008】同じく他の手段は、縦方向に配置した少なくとも左右二本の平行なガイド支柱と、各ガイド支柱に当該ガイド支柱に沿って上下方向移動自在に取付けた窓枠と、窓枠の両側に取付けられて当該窓枠と一体に移動するチェーンと、各ガイド支柱に取付けられたハウジングと、各ハウジング内に回転自在に設けられて上記チェーンにそれぞれ噛合する歯車と、各歯車の中央に結合されて上記各ハウジングを回転自在に貫通する回転駆動軸とからなることを特徴とするものである。
【0009】同じく更に他の手段は、水平方向に配置した少なくとも上下二本の平行なガイド支柱と、各ガイド支柱に当該ガイド支柱に沿って横方向移動自在に取付けた窓枠と、窓枠に横方向に向けて取付けられて当該窓枠と一体に移動するチェーンと、チェーンに回転自在に噛合する歯車と、歯車を包囲するハウジングと、各ガイド支柱間に回転自在に架設されると共に上記ハウジングを貫通して歯車の中央に結合された回転駆動軸とからなることを特徴とするものである。
【0010】上記各手段においては、ガイド支柱の側部に二つのガイドレールを平行に設け、各ガイドレールに二つの窓枠を挿入し、一方又は両方の窓枠をガイドレールに沿って移動自在に取付けているのが好ましい。
【0011】同じく、窓枠を平行な二本の縦枠と各縦枠間に架設された横枠とで構成し、横枠を開口部巾狭の蟻溝フレームで構成し、当該蟻溝フレームに定着したシートを窓枠に設けた透明な板体に対向して展張してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図にもとづいて説明する。
【0013】図5,図6は本発明に係る窓の開閉装置Aを適用しビニールハウス、特に一般家庭用の小型のミニビニールハウスBを示す。
【0014】この場合、図5は窓枠を上下方向に沿って開閉する実施の形態を示し、図6は窓枠を水平方向に沿って開閉する実施の形態を示す。
【0015】ビニールハウスBは土台1と、土台1上に起立するアーチ状の骨組2と、アーチ状の骨組2上に展張した透明シート3とで構成され、ビニールハウスBの妻面にはドアによる開閉自在な入口4と、ビニールハウスBの側面に形成した窓の開閉装置Aを備えている。
【0016】図5,図6に示す窓の開閉装置Aは、平行に配置した少なくとも二つのガイド支柱5と、各ガイド支柱5に当該ガイド支柱5に沿って移動自在に取付けた窓枠Cと、窓枠Cに取付けられて当該窓枠Cと一体に移動するチェーンと、ガイド支柱5側に取付けられたハウジング11と、ハウジング11内に回転自在に設けられて上記チェーンに噛合する歯車と、歯車の中央に結合されて上記ハウジング11を回転自在に貫通する回転駆動軸13とからなるものである。
【0017】更に詳しく述べると、図5の窓の開閉装置Aは、縦方向に配置した少なくとも左右二本の平行なガイド支柱5と、各ガイド支柱5に当該ガイド支柱5に沿って上下方向移動自在に取付けた窓枠Cと、窓枠Cの両側に取付けられて当該窓枠Cと一体に移動するチェーンと、各ガイド支柱5に取付けられたハウジング11と、各ハウジング11内に回転自在に設けられて上記チェーンにそれぞれ噛合する歯車と、各歯車の中央に結合されて上記各ハウジングを回転自在に貫通する回転駆動軸13とからつている。
【0018】同じく図6の窓の開閉装置Aは、水平方向に配置した少なくとも上下二本の平行なガイド支柱5と、各ガイド支柱5に当該ガイド支柱5に沿って横方向移動自在に取付けた窓枠Cと、窓枠Cに横方向に向けた取付けられて当該窓枠Cと一体に移動するチェーンと、チェーンに回転自在に噛合する歯車と、歯車を包囲するハウジング11と、各ガイド支柱5間に回転自在に架設されると共に上記ハウジング11を貫通して歯車の中央に結合された回転駆動軸13とからなっている。以下、先ず、図5に示す窓の開閉装置について詳しく述べる。
【0019】窓の開閉装置Aはガイド支柱5とガイド支柱5に沿って上下移動自在に取付けた窓枠Cとを有し、この窓枠Cは一つでも良いが、ガイド支柱7に設けたた固定又は上下移動自在な第1の透明な板体6に対向して配設してもよい。
【0020】更に詳しく述べると、本発明の窓の開閉装置Aは、図1乃至図4に示すように、縦方向に平行に起立する少なくとも二本の中空なガイド支柱5と、各ガイド支柱5内に上下スライド自在に挿入した縦枠8と、各縦枠8に縦方向に沿って結合したチェーン9と、各縦枠8,8間に水平に架設した横枠10と、横枠10に結合した透明な第2の板体7と、上記各ガイド支柱5に取付けたハウジング11と、各ハウジング11内に回転自在に収容されながら上記チェーンに回転自在に噛合する歯車12と、各歯車12の中央に結合されて各ハウジング11を回転自在に貫通する水平な回転駆動軸13とからなっている。回転駆動軸13の端部には回転操作用のハンドル14又は電気式回転駆動機構が取付けられている。縦枠8と横枠10とで窓枠Cを構成し、この窓枠Cがガイド支柱5に上下移動自在に取付けられている。窓枠C内にはガラス板,透明シート等の透明な板体7を取付けてもよく、又は図1に示すようにブラケット22を介して透明な板体7を連設してもよい。
【0021】ガイド支柱5は断面コ字状の補強用フレーム14と、この補強用フレーム14内に嵌合したC型チャナネル15とで構成されている。
【0022】各C型チャンネル15のほぼ中間には上下二つの二又状のブラケット16がボルト17を介して結合され、このブラケット16の正面側にはそれぞれハウジング11がボルト18とナット19を介して結合されている。従って、ハウジング11はC型チャンネル15、即ちガイド支柱5に固定されている。
【0023】各縦枠8は開口部巾狭の蟻溝フレームで形成され、この縦枠8は上記ブラケット16の中央を貫通しながらC型チャンネル15内、即ちガイド支柱5内に上下スライド自在に挿入されている。
【0024】縦枠8内には、この縦枠8に沿ってチェーン9が挿入され、このチェーン9の上端部と下端部がボルト20とナット21を介して縦枠8に固定され、縦枠8と一緒に上下動する。
【0025】更に左右の縦枠8,8の正面側には上記ボルト20とナット21を介して水平方向の横枠10が固定されている。この横枠10は開口部巾狭の蟻溝フレームで形成されている。
【0026】横枠10には板を折り曲げたブラケット22を介して上記第2の透明な板体7が結合され、縦枠8の上下動に伴なって横枠10を介して透明な板体7も上下動し、この板体7が下降した時窓が開口してミニビニールハウスB内の換気が行なわれ、板体7が上昇した時、第1の板体6と共に窓を閉じて外気の侵入を防止させる。図示していないが、板体6,7はガイド支柱5の側部に設けたガイド溝に沿って上下方向にスライドするのが好ましい。
【0027】次に作動について詳しく述べる。
【0028】図1の状態は透明な板体7が下降してその上方を開放させることにより窓の開口を行なっているものである。この場合、ミニビニールハウスB内の空気を外気との還流を行なって換気させるものである。
【0029】この状態からハンドル14を回転して回転駆動軸13を例えば時計方向に回転するとハウジング11内の歯車が連動して回転し、チェーン9に順次噛合する。ハウジング11と歯車は固定されている為に歯車の回転に伴なってラックとピニオンの原理によりチェーン9が上昇し、これによりチェーン9と結合されている縦枠8と横枠10とブラケット22と板体7とが上昇し、板体7によって開口している窓を閉じる。窓を開口させる場合には上記と逆にハンドル14を反時計方向に回動して板体7を下降させれば良い。ガイド支柱5がC型チャンネルで構成され、縦枠8が蟻溝フレームで構成され、チェーン9が縦枠8を介してガイド支柱5内に挿入されているから、植物のつるが巻き込まれたり、ゴミが侵入したり、作業者の指や衣服が巻き込まれるのを防止できる。
【0030】横枠10は単なる平板でもよいが、図示のように蟻溝フレームを使用した場合には図2に示すように他のシート3aをこの蟻溝フレームを介して展張させることができる。
【0031】即ち、上下の横枠10たる蟻溝フレームには透明なシート又は網状シート3aの上下両端部を公知のように弾性な係止線条を介して定着させ、このシート3aを透明な板体7に対向して配置することにより遮光が可能であり、シート3aと板体7間に空間Gを形成することにより断熱を施すことが可能である。例えば、板体7を引き上げて窓を閉じた時、板体7とシート3aとの間には空間Gが形成されていることにより外気とミニビニールハウスB内の空気とが遮断され、ハウス内の空気が冷されず、冬期には気象条件に関係なく常に室温を一定に保つことができる。
【0032】更にシート3aを網目にすること、又は不透明な黒色のシートを使用することにより板体7から照射した日光をこのシート3aで遮断することにより直射日光が植物に当らないようにしてしおれたり、葉焼けしたりする生理障害を防止し、又は発育状態を調節することが可能となる。しかもシート3aの下部は下側の横枠10からはずしてロールさせることにより、シート3aを巻き上げ又は巻き戻すことにより日光の照射と遮断をその都度調節し、あるいは空間Gを設けたり、開放することにより室温の調節も可能となる。
【0033】同様に上方の横枠10には上方に展張したシート3bの下端を着脱自在に定着させ、このシート3bによって上記と同じくシート3bによる室温の調節,日光の遮光も行なうことができる。更に又、ブラケット22をはずして板体7のみを下降させておき、この状態でシート3a又は3bによって板体7上方の開口部を開閉させてもよい。即ち、この場合には、ブラケット22がはずれていることにより板体7は動かず、横枠10に定着されたシート3a又は3bのみが上下動する。
【0034】上記の窓の開閉装置はミニビニールハウスの窓の開閉について説明したが、他の大型のビニールハウスの換気装置,空間の開閉装置にも利用できる。
【0035】更に上記開閉装置を屋根面に対して平行に且つ水平に配置することにより、屋根面から照射する日光の遮光機構や二重層による保温機構としても利用できる。同様に板体6,7を耐久性のある板材を利用して水平に配置することにより板体7上に置いた物品の移送機構としても利用できる。
【0036】図7は本発明の他の実施の形態に係り、これは第1の透明な板体7と、第2の透明な板体7の位置を逆にしたものである。
【0037】即ち、図1,図2の実施の形態では第1の透明な板体6の内側に沿って第2の透明な板体7を上下移動自在に配置しているが、図7の実施の形態では第2の板体7を第1の板体6の外側に上下スライド自在に配置している。
【0038】この場合には、第1の板体6を内側寄りにガイト支柱5に沿って設け、ブラケット22を介して窓枠Cに結合した第2の板体7を第1の板体6の外側に配置してある。第1,第2の各板体6,7はガイド支柱5に設けたガイドシールに上下スライド自在に嵌合させるのが好ましい。第2の板体7は固定でもよく、上下スライド自在に配設してもよい。
【0039】更にガイド支柱5の下部に蟻溝フレーム30を設け、シート3aの下部をこの蟻溝フレーム30に定着させてもよい。その他の構造,作用,効果は図1,図2と同じである。
【0040】図8は本発明の他の実施の形態に係り、これはガイド支柱に二つの窓枠Cをそれぞれ上下移動自在に取付けたものである。
【0041】即ち、ガイド支柱5の側部にガイドレールたるガイド溝等を介して上下二つの窓枠C,Cを上下移動自在に配設し、上方の窓枠Cには第2の透明な板体7が取付けられ、下方の窓枠Cには第1の透明な板体6が取付けられ、各窓枠C,Cを上下動させることによりミニビニールハウスの窓の上部、下部を同時に開閉させるようになっている。ガイド支柱5にはブラケット31を介してハウジング11が取付けられている。
【0042】上方の窓枠Cにはブラケット32を介して支持板34が結合され、この支持板34の外面にチェーン9が縦方向に取付けられ、支持板34とチェーン9はハウジング11を貫通し、チェーン9はハウジング11内の歯車12と噛合している。同様に下方の窓枠Cにはブラケット33を介して上向の支持板34が結合され、この支持板34の内面にはチェーン9が縦方向に取付けられ、支持板34とチェーン9はハウジング11を上下移動自在に貫通すると共にチェーン9はハウジング11内の歯車12と噛合している。この為、回転駆動軸12を介して歯車12を一方向に回動すると、例えば、矢印Yのように反時計方向に回動すると、上方の窓枠Cと第2の板体7が下降して窓の上部を開き、下方の窓枠Cと第1の板体6が上昇して窓の下部を開く。歯車12を時計方向に回動すると上下の窓枠C,Cが窓の上下部をそれぞれ閉じる。
【0043】図9,図10は、本発明の他の実施の形態に係り、これはガイド支柱5と窓枠Cの取付関係を第1図に対して変更したものである。
【0044】ガイド支柱5はハウス外側に向いている蟻溝40とハウス内側に開口する開口部41とを備えた縦方向に起立する中空フレーム42とで構成され、中空フレーム42の両側には縦方向に沿う二つのガイドレール43,44を設けている。ガイドレール44には窓枠Cに取付けた第2の透明な板体7が上下スライド自在に挿入している。他方のガイドレール43には他の第1の透明な板体6が嵌合して固定され、又は上下移動自在に挿入されている。
【0045】ガイドレール43,44は、図9に示すように、ビス45を介して、又は溶接等でガイド支柱5に結合されている。
【0046】ガイドレール5の開口部41にはブラケット46とボルト47を介して中空な二又状の取付部材48が結合され、この取付部材48にはボルト49を介してハウジング11が取付けられている。
【0047】取付部材48内には縦方向に沿って窓枠Cを構成する縦枠50が上下移動自在に挿入され、この縦枠50には上下方向に沿ってチェーン9が取付けられ、このチェーン9にはハウジング内の歯車が回転自在に噛合している。
【0048】歯車にはハウジング11を貫通する回転駆動軸13が結合されている。この為、回転駆動軸13を回転するとチェーン9を歯車が上下方向に駆動し、これにより縦枠50を介して第2の板体7が上下移動するようになっている。
【0049】ガイド支柱5の蟻溝40には防虫用,保温用又は遮光シート3aが水平方向に沿って定着されている。更に、窓の内側上方には水平方向に沿って開口部巾狭のフレーム51が配設され、このフレーム51には保温用又は遮光用シート51が水平方向に定着されている。
【0050】その他の構造,作用,効果は、図1の実施の形態と同じである。
【0051】次に、図11は、本発明の他の実施の形態に係り、これは図6に対応して窓の開閉を横方向に向けて行なうものである。
【0052】この窓の開閉装置Aは水平方向に配置した上下二本の平行なガイド支柱5,5と、ガイド支柱5,5間に設けた第1の固定の透明な板体6と、ガイド支柱5,5に沿って水平方向移動自在に取付けた第2の透明な板体7とを備えている。各板体6,7はそれぞれ縦枠と横枠からなる窓枠内に取付けてもよい。
【0053】第2の板体6の中央には水平方向に沿ってブラケット60を介して支持板61が結合され、この支持板61にはチェーン9が一体に結合されている。
【0054】上下のガイド支柱5,5は支持板61を介して結合され、又、上下のガイド支柱5,5間には回転駆動軸13が駆動源62と軸受63を介して回転自在に架設され、この回転駆動軸13はハウジング11を貫通し、ハウジング11内の歯車に結合されてこの歯車を回転駆動する。歯車は上記チェーン9と噛合し、ハンドル64を介して回転駆動軸を回転すると歯車が回転し、これに噛合するチェーン9を介して支持板61と第2の板体7が水平方向に移動して窓を開閉するようになっている。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。
【0056】■各請求項の発明によれば、回転駆動軸を回転させることにより、チェーンを介してこれに連動する窓枠と透明な板体とが移動し、ガイド支柱に設けた他の透明な板体と共働して窓の開閉がスムースに行なえる。
【0057】■同じく、ガイド支柱に対向して窓枠とハウジングと回転駆動軸とが配置されているだけであるから、構造がシンプルであり、コンパクトであって、前後方向,上下方向,左右方向のいずれの方向にも大きく張出す部材が無い。この為、設置スペースの小さい、いいかえればミニビニールハウスのような小型のハウス内でも簡単に設置され、育成中の植物をさえぎったり、室内の作業者の邪魔にもならない。
【0058】■同様に装置全体がシンプルで、コンパクトであることから製作費が安価であり、加工性,経済性にすぐれている。更に重量が軽いために設置されたミニビニールハウスのような骨組の弱い構造物にも容易に取付けられ、構造物の変形を防止できる。更に全体の重量が軽いために開閉操作がスムースに行なえる。
【出願人】 【識別番号】000221568
【氏名又は名称】東都興業株式会社
【出願日】 平成10年7月8日(1998.7.8)
【代理人】 【識別番号】100067367
【弁理士】
【氏名又は名称】天野 泉
【公開番号】 特開2000−23576(P2000−23576A)
【公開日】 平成12年1月25日(2000.1.25)
【出願番号】 特願平10−193073