| 【発明の名称】 |
ビニールハウスの支柱打込装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】倉野 豊次
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| 【要約】 |
【課題】ビニールハウスの支柱を、地面に容易かつ迅速に打込みうるようにする。
【解決手段】ビニールハウスの支柱1のほぼ垂直の部分1aに着脱自在に取付けられる取付け部5を一側部に有し、かつ他側部上面に、上向きの係合軸11が立設された張出し部材4と、打撃部に係合軸11に嵌合しうる筒体13が取付けられ、筒体13を介して、張出し部材4に下向きの衝撃力を付与するようにした電動ハンマ12とを備えるものとする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ビニールハウスの支柱のほぼ垂直の部分に着脱自在に取付けられる取付け部を一側部に有し、かつ他側部上面に、上向きの係合軸が立設された張出し部材と、打撃部に前記係合軸に嵌合しうる筒体が取付けられ、該筒体を介して、張出し部材に下向きの衝撃力を付与するようにした電動ハンマとを備えることを特徴とするビニールハウスの支柱打込装置。 【請求項2】 張出し部材の取付け部が、張出し部材の一側端の縁部に一端部が枢着され、かつ他端部が、締着手段により張出し部材に締着されることにより、中間部と張出し部材の一側端との間にビニールハウスの支柱を挾着するようにしたクランプ片を備えている請求項1記載のビニールハウスの支柱打込装置。 【請求項3】 張出し部材の取付け部が、張出し部材の一側部に、上下方向と一側方とに開口するようにして設けられ、かつビニールハウスの支柱の外径より若干大きい溝幅を有し、張出し部材の係合軸側の端部を下向き傾斜させることにより、対向面の上縁と下縁とが前記支柱に互いに逆方向から係合して、支柱に対する張出し部材の下降を阻止するようにした係合溝を備えている請求項1記載のビニールハウスの支柱打込装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ビニールハウスの支柱を地面に、容易かつ迅速に打込む装置に関する。 【0002】 【従来の技術】野菜や果物等の栽培には、しばしば図5に示すようなビニールハウスが使用される。 【0003】図面中の(1)は支柱、(2)はビニールシートで、支柱(1)の上部は、ビニールシート(2)を敷設するため山形に折曲され、下部は、ほぼ垂直をなして地面(3)に打込まれる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】支柱(1)を地面(3)に打込む手段としては、支柱(1)の垂直部(1a)と傾斜部(1b)との角部をハンマ(図示略)で叩くのが一般的である。しかし、図に示すように、この角部は水平ではなく、しかも丸みをおびているため、この部分をハンマで正確かつ力強く叩くのは難しく、特に支柱(1)の背が高い場合には高所での作業となるため更に難しかった。 【0005】本発明は、多数の支柱を、容易かつ迅速に、地面に打込む装置を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】 【0007】(1) ビニールハウスの支柱のほぼ垂直の部分に着脱自在に取付けられる取付け部を一側部に有し、かつ他側部上面に、上向きの係合軸が立設された張出し部材と、打撃部に前記係合軸に嵌合しうる筒体が取付けられ、該筒体を介して、張出し部材に下向きの衝撃力を付与するようにした電動ハンマとを備えるものとする。 【0008】(2) 上記(1)項において、張出し部材の取付け部が、張出し部材の一側端の縁部に一端部が枢着され、かつ他端部が、締着手段により張出し部材に締着されることにより、中間部と張出し部材の一側端との間にビニールハウスの支柱を挾着するようにしたクランプ片を備えるものとする。 【0009】(3) 上記(1)項において、張出し部材の取付け部が、張出し部材の一側部に、上下方向と一側方とに開口するようにして設けられ、かつビニールハウスの支柱の外径より若干大きい溝幅を有し、張出し部材の係合軸側の端部を下向き傾斜させることにより、対向面の上縁と下縁とが前記支柱に互いに逆方向から係合して、支柱に対する張出し部材の下降を阻止するようにした係合溝を備えるものとする。 【0010】 【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の第1の実施形態を示すもので、上記と同様の各部材には、同一の符号を付して説明を省略する。 【0011】(4)は、ほぼ水平とした厚肉板状の張出し部材で、ぞの図1及び図2における右方の端部には、左右方向の長さ(図2の上下方向の長さ)と上下幅とが張出し部材(4)の右端面と等長のクランプ片(5)が重合して、両者の一端同士がピン(6)により枢着され、他端同士はボルト(7)により締着されている。 【0012】張出し部材(4)とクランプ片(5)の重合面中央には、それぞれ支柱(1)の垂直部(1a)と同軸をなすとともに、僅かに径の短い半円溝(8)が切設されている。 【0013】張出し部材(4)の左端部に貫設した、垂直をなす支持孔(9)には、中位部に拡径フランジ(10)が形成された係合軸(11)の下半部が上方から圧嵌されており、拡径フランジ(10)より上方の係合軸(11)の上半部が上向きに突出している。 【0014】(12)は、下向きの衝撃力が発生する公知の電動ハンマで、下端の筒体(13)には、下方より係合軸(11)が嵌入しうる嵌合孔(14)が穿設されている。(15)は手下げ用のハンドル、(16)はスイッチである。 【0015】支柱(1)の打込み作業を行なうには、まず、両半円溝(8)間に支柱(1)を挾むようにして、クランプ片(5)を閉じ、その端部をボルト(7)により張出し部材(4)の端部に緊締し、張出し部材(4)を支柱(1)の垂直部(1a)の要所に強固に取り付ける。 【0016】次に、電動ハンマ(12)を、ハンドル(15)により垂直に吊支して、嵌合孔(14)を係合軸(11)に嵌合し、スイッチ(16)を押して電動ハンマ(12)を始動させれば、電動ハンマ(12)の衝撃力が張出し部材(4)を介して支柱(1)に伝わり、支柱(1)は、地面(3)に打ち込まられる。 【0017】図3及び図4は、本発明の第2の実施形態を示すもので、上記と同様の各部材には、同一の符号を付して説明を省略する。 【0018】張出し部材(17)は、図3に示すように、左下方に向かう下向傾斜部(17a)の下端に水平部(17b)が連設されている。 【0019】下向傾斜部(17a)の右端部には、その側面より中央部まで、下向傾斜部(18a)に対し直角方向を向き、支柱(1)の垂直部(1a)が出入しうる程度の幅の係合溝(18)が切設されている。 【0020】水平部(17b)には、前実施形態同様、フランジ(10)を有する係合軸(11)が上向き突設されている。 【0021】この張出し部材(17)の係合溝(18)を、図3に示すように、支柱(1)の要所に嵌合した後、張出し部材(17)の左端部を若干下向きに傾動させると、係合溝(18)の内側の側面(18a)の下縁と外側の側面(18b)の上縁とがそれぞれ支柱(1)の両側面にかみつくので、張出し部材(17)は支柱(1)から滑り落ちることなく、図3の状態で支柱(1)に係止される。 【0022】この状態で、電動ハンマ(12)の嵌合孔(14)を係合軸(11)に係合して、スイッチ(16)を閉じれば、前実施形態と同様に、支柱(1)は地面(3)に打ち込まれる。 【0023】 【発明の効果】(a) 請求項1記載の装置は、これを支柱の側部に設けて支柱を打込むので、支柱が長尺でも、上部が湾曲していても、支障なく低所で支柱を打込むことができ、しかも装置の着脱が容易で、作業性が従来より著しく向上する。 【0024】(b) 請求項2の発明によれば、張出し部材を支柱に強固に固定することができるので、その後の打込作業を容易に行うことができる。 【0025】(c) 請求項3の発明によれば、支持具の構成が甚だ簡単で安価であり、また支柱への着脱が甚だ容易である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591008616 【氏名又は名称】株式会社倉野製作所
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| 【出願日】 |
平成10年7月9日(1998.7.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060759 【弁理士】 【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−23572(P2000−23572A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月25日(2000.1.25) |
| 【出願番号】 |
特願平10−193874 |
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