| 【発明の名称】 |
植物栽培装置及び栽培方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】日野 徹
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| 【要約】 |
【課題】小エネルギーで栽培が出来、不意の事故、災害、根の部分の病気が発生しても装置全体に広がる恐れが少なく、豆科の植物の栽培が出来、施設の高度利用が可能な植物栽培装置及び栽培方法を提供することを目的としている。
【解決手段】小ブロックに別れ、地面と植物支持材を隔離できる構造にし、排水口(9)を設けた栽培ベッド(6)と植物支持材(10)から成る栽培ベッドに、加圧水(7)と電磁弁(1)タイマー(3)に水分センサー(5)及び水分コントローラー(4)点滴灌水パイプ(8)とコック(11)排水コック(12)を設けた散水装置、スポイト(2A)と弁(2B)及び伸縮ボール(2C)から成り加圧水(7)電磁弁(1)から成る液肥混入機(2)、又は、電磁弁(1)の開閉と同時に作動する電動ポンプ(13)から成る植物栽培装置及び栽培方法である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 小ブロックに別れ、地面と植物支持材を隔離出来る構造にし、排水口(9)を設けた栽培ベッド(6)と植物支持材(10)から成る植物栽培装置。 【請求項2】 加圧水(7)を電磁弁(1)とメインタイマー(3F)及び繰り返しタイマー(3G)長さタイマー(3H)から成るタイマー(3)と、水分センサー(5)及び水分コントローラー(4)点滴灌水パイプ(8)とコック(11)排水コック(12)でコントロールする、灌水装置を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。 【請求項3】 スポイト(2A)と弁(2B)及び伸縮ボール(2C)から成り、加圧水(7)電磁弁(1)から成る液肥混入器(2)を設けてなる請求項2に記載の植物栽培装置。 【請求項4】 上記液肥混入器が電磁弁(1)の開閉と同時に作動する電動ポンプ(13)からなる請求項2に記載の植物栽培装置。 【請求項5】 請求項1から4の装置、又は同じ機能を有する装置を使った植物栽培方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、植物栽培における灌水及び施肥を自動で行う植物栽培装置及び栽培方法に関する発明である。 【0002】 【従来の技術】従来より植物栽培装置は数々存在するが、栽培に多大なエネルギーを必要としたり、不意の事故や災害に弱い、根の部分に病気が発生すると装置全体に広がる恐れがある等の問題や、従来の方法では根粒菌の繁殖が出来ず、豆科植物の栽培が出来なかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の問題を解決し、ベッドの移動による植物のローテーションにて、施設の高度利用を可能とする栽培装置及び栽培方法を提供することを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、図1、2、3参照、小ブロックに別れ、地面より植物支持材を隔離出来る構造で、排水口(9)を設けた栽培ベッド(6)に植物支持材(10)を入れた栽培ベッドであり、ベッドの移動が簡単であるという技術的手段を講じている。請求項2の発明では、図1、4 参照、加圧水(7)この発明で加圧水とは、水道水のようにポンプ等で圧力がかかった状態の水を言い、この水をタイマー(3)と水分センサー(5)及び水分コントローラー(4)で電磁弁(1)を開閉し、コック(11)排水コック(12)及び点滴灌水パイプ(8)で灌水する灌水装置であり、灌水時間及び植物支持材の水分を自動でコントロールするという技術的手段を講じている。請求項3の発明では、図1、5参照、スポイト(2A)と3個の弁(2B)及び伸縮ボール(2C)から成り、加圧水(7)の電磁弁(1)による開閉で起こる水圧変化で作動するという技術的手段を講じた液肥混入機(2)を設けたものである。請求項4の発明では、図6参照、上記液肥混入機が請求項2のタイマー(3)と水分センサー(5)及び水分コントローラー(4)を用い、電磁弁(1)の開閉と同時に作動する電動ポンプ(13)を用いて液肥(2D)を圧力水(7)に混入するという技術的手段を講じている。請求項5の発明では、上記装置を用いた植物栽培方法で栽培に最適の灌水が出来、湿度を低くおさえられるため病気の発生が少なく根粒菌が使える。又、ベッドの移動で多彩な栽培ローテーションが組める特徴がある。 【0005】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。図1、2、3において、請求項1では、小ブロックに別れた植物栽培ベッド(6)は植物支持材を地面から隔離出来る構造とし、排水口(9)を設け水害の予防策とする。また、栽培ベッド(6)は植物支持材を入れたまま簡単に移動できる構造とした。 【0006】図4において、請求項2では、加圧水(7)を、メインタイマー(3F)で一日の灌水時間を管理し、繰り返しタイマー(3G)で灌水から灌水までの時間をセット、長さタイマー(3H)で一回の灌水の長さのセットを行う。また、水分センサー(5)で植物支持材(10)の水分を感知し、水分コントローラー(4)で植物支持材の水分を一定に保つように電磁弁(1)の開閉を行い、水を断続的に点滴灌水パイプ(8)に送り植物に灌水するものである。 【0007】図5において、請求項3では、電磁弁(1)の開閉による加圧水(7)の水の圧力で、液肥混入器(2)内のスポイト(2A)が伸びちじみし、3個の弁(2B)と伸縮ボール(2C)で液肥を加圧水に混入させ点滴灌水パイプ(8)にて灌水と同時に肥料を与えるものである。 【0008】図6において、請求項4では、上記液肥混入器が電磁弁(1)の開閉と同時に作動する電動ポンプ(13)で、水分コントローラー(4)の信号にて電磁弁(1)が開き圧力水(7)が点滴灌水パイプ(8)に送られると同時に圧力水(7)に電気ポンプ(13)にて液肥(2D)を混入するものである。 【0009】図1から6において、請求項5では、請求項1から4までの何れか一つの装置又は、同じ機能を有する装置を用いた栽培方法で、請求項1では、この発明の基本的構造の栽培ベッドで、使用するときは図1に示すように小さく別れたベッドを寄せ集め、施設、地形、作目に合わせ自在に変化出来、また、移動が簡単なため植物の必要期間内だけ設備内で栽培し、その後ベッドのまま戸外に移動して自然栽培に移る事で施設の高度利用が簡単に出来る。さらに、植物に病気が発生してもベッドが小さく別れているため、ベッド単位で処分出来るため被害を最小限に食い止める事が可能である。なお、この発明で植物支持材とは、溶液栽培で固形倍地に分類される資材及びその混合物を言い、砂土も含む。この他に、栽培装置の変化例として、栽培ベッドの材質は、軽く移動に耐える強度であれば良く、根の長い植物の場合は、その植物に合ったベッドの深さにする。また、ベッドの排水口はベッド内に水が溜まらなければどの様な構造でも良い。 【0010】請求項2では、上記記載事項に加え、灌水装置を設けたもので、上記栽培ベッド(6)の上部に点滴灌水パイプ(8)を乗せ図4に示すように、メインタイマー(3F)で24時間内の灌水時間を決め、植物に合わせたとえば、日の出から灌水を始め日没までセットし、夜間の水分を控え、植物が徒長するのを押さえたりするような使い方が出来る。メインタイマー(3F)に接続された繰り返しタイマー(3G)は、灌水と灌水の間隔を調節するタイマーで、たとえば1分間に1回の間隔で繰り返しスイッチが入る。繰り返しタイマー(3G)に接続された長さタイマー(3H)は、灌水1回の長さを決めるタイマーでこの長さは3秒位で良いが、このタイマーから流された電流が水分コントローラー(4)を作動させる。これにより植物支持材(10)に刺した水分センサー(5)の端子間の水分量を水分コントローラー(4)が電気伝導量で感知し、セット値より下がれば電磁弁(1)に電流を流し、弁が開き加圧水(7)を点滴灌水パイプ(8)に流す。したがって一つのセット例をあげると、メインタイマー(3F)のセットで、日の出から日没まで電流を流し、繰り返しタイマー(3G)により2分間電気が流れ、長さタイマー(3H)より3秒間水分コントローラー(4)に電気が流される。タイマー(3G)(3H)はこれを繰り返す。作動した水分コントローラー(4)は、水分センサー(5)に電流を送り植物支持材の水分が少なくなると、水分コントローラー(4)が電磁弁(1)に電気を流し、電磁弁(1)が開き加圧水(7)が点滴灌水パイプ(8)より栽培ベッド(6)内の植物支持材(10)に灌水される。コック(11)は点滴パイプ一列の灌水量を調節し、多種、多品目の植物を同時に栽培する時の灌水の微調整に、または、ベッドの移動の際使用する。排水コック(12)は点滴パイプ内のゴミ清掃に用いる。 【0011】請求項3では、上記記載事項に加え、電磁弁(1)の開閉の水の圧力の変化を利用して図4、5に示すように、スポイト(2A)を作動させ、弁(2B)の3個の弁の働きで、加圧水(7)に押されて伸縮ボール(2C)内に液肥(2D)が押し出される。加圧水(7)の圧力が下がると膨らんだ仲縮ボールが縮み、ボール内の液肥(2D)を液肥混入器(2)内の水に押し出す事で水に液肥が混入される。また、縮んでいたスポイト(2A)が伸び、液肥(2D)がスポイト(2A)内へ吸い込まれる。液肥の量はスポイト(2A)の大きさと、長さタイマー(3H)のセット時間で調節する。セット時間を長くすると一回の水の量が多くなり肥料が薄く成る、よって、一日の液肥混入量が少なくなる。 【0012】植物の成長が盛んな場合、新陳代謝が増すと水分消費量が多くなるわけで、逆に冬場の植物の成長が鈍った場合でも水分及び肥料が過剰にならない特徴がある。また、液肥に有機肥料を使用する事により、有機栽培が簡単に出来る。なお、この方法では植物支持材の水分が少なく有機肥料が使えるため、根粒菌の使用が出来るので、豆科植物の栽培が出来る利点がある。 【0013】請求項4では、上記記載の液肥混入機が電磁弁の開閉と同時に作動する電動ポンプを用いたもので、液肥混入量はポンプで調節し、その他の使用方法は上記記載事項に準ずる。なお、請求項1から4において、同じ機能を有する装置であればこの方法を応用できる。その他、この発明の要旨を変更しない範囲での数々設計変更しうること勿論である。 【0014】 【発明の効果】本発明は、可動部分が少なく、稼働時間も短いため小エネルギーで栽培でき、また、ベッドが小さなブロックに別れているため根部に病気が発生しても1ブロックで押さえられる特徴がある。栽培設備の多目的利用を考える時、ベッドが簡単に移動できるため、ベッドのまま設備外での栽培も可能で、ベッドの入れ替えにより、多種、多品目の栽培ローテーションが簡単に組める特徴がある。また、植物支持材の湿度が低く土耕に近い状態のため根粒菌が使え、豆科植物の栽培が出来る特徴がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】396000156 【氏名又は名称】日野 徹
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| 【出願日】 |
平成10年7月10日(1998.7.10) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−23571(P2000−23571A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月25日(2000.1.25) |
| 【出願番号】 |
特願平10−229912 |
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