| 【発明の名称】 |
高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法 |
| 【発明者】 |
【氏名】大友 慶孝
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】絶縁性シールド素材の水槽1に、充満した水に、複数の突起棒形状を交差させた網形状の高電圧集電板4と複数の突起棒形状の高電圧放電線3とを対向して設置し、高電圧集電板と高電圧放電線との間に高電圧を印加して放電させて得られた高電圧印加水6、あるいはさらに該高電圧印加水を瀘過、熱処理した高電圧印加水に、魚介類、果実、野菜、植物等、を浸漬し、若しくは高電圧印加水を、生物に与え、生物の成長過程及び成長後における酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態に保持する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】絶縁性シールド素材の水槽に、充満した水に、複数の突起棒形状を交差させた網形状の高電圧集電板と複数の突起棒形状の高電圧放電極とを対向して設置し、該高電圧集電板と高電圧放電線との間に高電圧を印加して放電させて得られた高電圧印加水、あるいはさらに該高電圧印加水を瀘過、熱処理した高電圧印加水に、魚介類、果実、野菜、植物等、これら人間及び動植物の生物を浸漬し、若しくは該高電圧印加水を、前記の生物に与えることにより、該生物の成長過程及び成長後における酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態に保持することを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項2】請求項1における高電圧印加放電水により、米作りにおける成育製法での苗作りを発芽機及び容器にて芽出し利用させることで、該米の苗を田植え後の成長において、苗の茎内の水分、該米の苗の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態にすることにより、稲及び水耕栽培物の成長を促進させ、収穫された米や水耕栽培物の酸化還元電位値が、前記の絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項3】請求項1における高電圧印加放電水により、野菜作りにおける成育製法での野菜の苗作りに利用させることで、該野菜の苗を定植後の成長において、苗の茎内の水分、該野菜の苗の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態にすることにより、土壌野菜及び水耕野菜栽培物の成長を促進させ、収穫された野菜や水耕野菜栽培物の酸化還元電位値が、前記の絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項4】請求項1における高電圧印加放電水により、植木の盆栽作りにおける成育製法での盆栽の苗木作りに利用させることで、該盆栽の苗木を定植後の成長において、苗木の幹内の水分、該盆栽の苗木の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態にすることにより、土壌盆栽及び水耕盆栽の成長を促進させ、成長した盆栽の酸化還元電位値が、前記の絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項5】請求項1における高電圧印加放電水により、果実作りにおける成育製法での果実の苗木作りに利用させることで、該果実の苗木を定植後の成長において、苗木の幹内の水分、該果実の苗木の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態にすることにより、土壌果実及び水耕果実の成長を促進させ、収穫された果実や水耕果実の酸化還元電位値が、前記の絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項6】請求項1における高電圧印加放電水により、魚介類の稚魚の成育製法での魚介類の稚魚の成長に利用させることで、該魚介類の稚魚の成長において、稚魚の体内の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態にすることにより、魚介類の稚魚の成長を促進させ、成長後の魚介類の酸化還元電位値が、前記の絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項7】請求項1における高電圧印加放電水により、花の苗木作りにおける成育製法での花の苗木作りに利用させることで、該花の苗木を定植後の成長において、苗木の幹内の水分、該花の苗木の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態にすることにより、土壌の花栽培及び水耕花栽培成長を促進させ、成長した花の酸化還元電位値が、前記の絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることで日持ちの良い花づくりを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項8】請求項1における高電圧印加放電水により、花の球根作りにおける成育製法での花の球根作りに利用させることで、該花の球根を定植後の成長において、球根の中の水分、該花の球根の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態にすることにより、土壌の花栽培及び水耕花栽培成長を促進させ、成長した花の酸化還元電位値が、前記の絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項9】請求項1における高電圧印加放電水により、養鶏等の鳥類の成育製法での成長に利用させることで、該養鶏及び鳥類の成長において、体内の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態にすることにより、養鶏等、鳥類の成長を促進させ、成長後の玉子、肉の酸化還元電位値が、前記の絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項10】請求項1における高電圧印加放電水により、家畜等の動物類の成育製法での家畜等の動物類の成長に利用させることで、該家畜及び動物類の成長において、体内の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態にすることにより、家畜及び動物類の成長を促進させ、成長後の家畜の乳汁、肉の酸化還元電位値が、前記の絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項11】請求項1における高電圧印加放電水により、茸類の成育製法での成長に利用させることで、茸の成長において、茸の成分の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態にすることにより、家畜及び動物類の成長を促進させ、成長後の家畜の乳汁、肉の酸化還元電位値が、前記の絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項12】請求項1における高電圧印加水を、成長した花木、植物、魚介類、家畜、動物等に、計画的に浸水若しくは与えることにより、成育の酸化還元電位値が、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い物にすることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法。 【請求項13】請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12記載の高電圧印加放電水は、一般家庭で使用する電源100Vを超える、100V超過から無限である高電圧印加放電で得られた水であることを特徴とする高電圧印加放電て得た水を利用した植物及び生物の成育製法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、アクリルなどの絶縁性シールド素材の容器に充満した水に高電圧集電板と高電圧放電極を配置し、高電圧を印加して放電させ、放電により該高電圧印加水の酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態とし、該高電圧印加水製造装置によって、生物(人間、動物、魚介類および樹木、野菜、果実を含む植物等)を育成あるいは請求項1〜12に記載の各種の植物及び生物の成育製法利用方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】現在、自治体等において実施されている水道水の浄水方法は、一部のオゾン消毒殺菌の方法を実施しているものの、大半の自治体では、河川、湖等から取水して、沈砂池において、砂を沈殿させた後、硫酸アルミニウム等の薬品を添加して濁りの固まりを形成させ、さらに濾過工程において、小さな濁りや細菌を除去した後、塩素を加えて消毒殺菌して、水道水として供給するのが一般的である。これらの水道水、山水、地下水等の利用により請求項記載の植物及び生物の成育に利用している。しかしながら、地球環境の汚染により、これらの水で成育された植物や野菜等を人間が摂取することで、健康への影響が心配されている。 【0003】近時、自然環境破壊による大気汚染、農薬残留野菜、化学加工製品、電磁波等の外的要因により公害物質が人間の体内に侵入することや、心因その他種々の要因による体内のストレス等により健康が損なわれている。体内においては公害物質を除去するために活性酸素が作り出され免疫作用として健康を保持しようとする。しかしながら、体内において必要以上に発生した活性酸素(余剰活性酸素)は、健康な細胞まで破壊してしまうことで病気誘発の原因となる。 【0004】酸化とは、原子のレベルで観れば電子の離脱現象であり、すなわち病気・老化をいうのである。腐敗とは電子を奪われた状態及び電子が激変した状態である。鉄がさびるのは、酸化反応のためで、さびた鉄を還元すると、元に戻る。人間の体の中でも、酸化還元反応が起こされているのである。酸化を促進する物質として、いま注目されているのが活性酸素である。 【0005】このような、体内の活性酸素の状況は、体内の酸化還元電位値を測定することによって知ることができる。人間の身体は健康であれば、体内はアルカリ性に保持されており、その結果、自然治癒力で健康が保持されるのである。しかしながら、近時、果実、野菜、魚介類等に農薬残留や公害汚染等により食糧に対する不安が広がっている。 【0006】そこで、体内の酸化還元電位値の絶対値がよりマイナス若しくはマイナスに近い値となるような食生活、すなわち活性酸素を抑制、消去する働きの高い食品の摂取やストレスのない生活を心掛けることにより健康を保持することができるのである。生物が生きることに不可欠な水や食糧、さらには花や植物、ペットから受ける精神的な安らぎによるストレス解消につながる状況を積極的に作り出すことが大切である。 【0007】人間は大自然の恩恵によって生かされている。人間や生物の生きていく上で大切な食糧づくりの大地が環境汚染によって、化学肥料、石灰等の土壌改良剤、酸性ガス有機、各種燃料などによる排ガス、それを吸着して落ちてくる酸性の雨等により、士壌は酸化し、前記の酸化とはマイナス電子を奪われた状態で、その電子を失った酸やガス物質が、土壌水や大気のマイナス電子を奪い、プラスの電子、つまり酸化状況を生産していくのである。このような水や土には、有効菌は繁殖せず、有害ガスが発生し土壌はコンクリートのような固い土となり食糧生産や植物の成育が危ぶまれることになる。そして、土壌汚染は地球環境の循環作用において、地下水、河川、海水汚染につながることになるのである。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、高電圧を印加して放電させて得られる高電圧印加水を活用することにより、動物・植物の成育に活性を与え、成長過程及び成長した生物の酸化還元電位値を、絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い状態とすることで、病気誘発の原因とされる活性酸素を抑制、消去し、酸化を還元する食糧づくり及び植物の健全な成育を促進させることにより、人間、動物、植物等の生態系においても安全な地球環境の循環作用に役立てようとするものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、上記のような問題点の解決を図ったもので、アクリル等の絶縁性シールド素材の水槽に充満した水に浸水させ、集電板と放電極を配置し、高電圧を印加して放電させ、放電により得られた該高電圧印加水、あるいはさらに濾過、熱処理した高電圧印加水に、生物(人間、動物、魚介類および樹木、野菜、果実を含む植物等)に浸漬し、若しくは与えることにより、該生物の成長過程及び成長後における酸化還元電位値を、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態とし、前記の活性酸素を抑制、消去する食糧づくりおよび酸化を還元する環境に役立てることを特徴とする高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法である。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の要旨を説明する。図1−a、図1−bは本発明により製造された高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法を示すフローチャート、図2は本発明に使用される充満した水に浸水させた高電圧印加水製造装置回路の一例を示す説明図である。図3は高電圧印加水製造装置に構成される高電圧発生装置5と連結した高電圧印加極2となる、複数の突起棒形状の高電圧放電線3である。図4は複数の突起棒形状された網形状の高電圧集電板4である。図5は高電圧印加水製造装置に構成されるる高電圧集電板と高電圧放電線を配置した説明図である。図2において、水を充填した絶縁性シールド素材の水槽1、該水槽1の中央部に設置した高電圧印加極2は高電圧発生装置5により高電圧放電線3に高電圧経由する。水槽1内の側壁付近に設置した高電圧集電板4は高電圧発生装置5により高電圧経由される。高電圧発生装置5から、高電圧印加極2により高電圧放電線3と高電圧集電板4との間に高電圧印加して放電させて得られた水6である。 【0011】本発明の成育製法を実施するには、先ず、図2に示すような高電圧印加水製造装置の水槽1に、高電圧印加極2と連結した高電圧放電線3と高電圧集電板4とを配置して高電圧発生装置5と接続し、処理しようとする水を充満する。そこで該高電圧発生装置5に高電圧を発生させると、その高電圧印加極2と連結した高電圧放電線3と高電圧集電板4との間に高電圧印加され放電する。その結果、水槽1内の水に混在している鉄さび、塵等の浮遊物は高電圧集電板4に吸着され、高電圧印加し放電して得られた水は、酸化還元電位値が絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い値となり、酸化を、より還元する高電圧印加して得られた水6が精製される。これによって本発明の植物及び生物の成育製法が実施できたのである。 【0012】さらに、上記の高電圧高電圧印加して得られた水10を濾過し、熱処理装置(図示せず)に送り72℃程度の沸騰させない温度で、熱処理すると、酸化されにくい良質の水となる。 【0013】なお、酸化還元電位値が絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い水が、前記述で、病気誘発の原因となる活性酸素を抑制、消去する働きが高いことが九州大学の研究グループが立証している。酸化還元電位という測定は、PH値が水素イオンによる反応電位だけを測定対象としているのに対して、酸化還元電位値はイオンや分子等の各々の反応エネルギーの加重平均として表れた混合電位を対象とすることから、よって酵素ような生体活性物質を含む動植物の体液についても酸化還元電位として表われる。酸化還元反応が酵素によって促進されるので体液の酸化還元電位が酵素の活性度を知ることにも役立つのである。 【0014】還元とは酸化の逆の過程をいう。本来の意味するところは、酸化された物質を元に戻すことであるが、化学的には化合物が酸素を失う化学変化、水素の添加、金属の正原子価の減少、負原子価の増加をもすべて還元という。一般的には、原子又は化合物が電子を得る反応を還元という。すなわち、酸化と還元は表裏の関係にあり、ある反応系で酸化が行われる場合は必ず還元が同時に起こっている。よって酸化剤とは電子を受け入れることのできる物質をいい、還元剤とは電子を供与できる物質をいうのである。酸化剤(Oxidant)、還元剤(Reductant)をそれぞれOx、Redと 略せば関係は次式のように表される。
ただし、eは1個の電子を表し、nは正の整数である。 【0015】酸化還元電位対を含む白金電極と水素電極とを入れると、両極間に電位差が生じる。これを酸化還元電位(Oxidation Reduction Potential、略してORPと書く)という。ORPは次のように定義される。
ここに、E:酸化還元電位(V)Eo:標準酸化還元電位(V)R:気体定数T:絶対温度 n:イオンの価数 F:ファラデー定数[Ox]:酸化還元剤(mol/l)[Red]:還元剤濃度(mol/l) Eoは[Oχ]=[Red]のときのEであり、その系についての定数である。 【0016】次に充満した水に浸水し高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法について図1−a、図1−bにより説明する。図1−aにおいて、米の苗作り製法(ステップS−1)、野菜の苗作り製法(ステップS−2)、植木・盆栽作り製法(ステップS−3)、果実の苗作り製法(ステップS−4)、魚介類の成育製法(ステップS−5)の苗作り及び成育製法の利用図である。また、図1−bにおいて、花の苗木作り製法(ステップS−6)、花の球根作り製法(ステップS−7)、養鶏・鳥類の成育製法(ステップS−8)、家畜・動物の成育製法(ステップS−9)、茸類の成育製法(S−10)、として高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法により、各種利用される対象物の酸化還元電位値を、絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い値となり、酸化を抑制、消去するものとなり、野菜、果実、家畜等の食糧物のみならず、地球環境の保全に大いに資することになる。 【0017】 【実施例】 【表−1】
に、本発明の高電圧印加放電で得た水を利用した植物及び生物の成育製法により収穫した野菜、米、養鶏等酸化還元電位値(mv)の実例を示す。 【0018】高電圧印加水による、稲の苗作りにおける発芽機による100アールあたりの芽出しの成育製法の例について(ステップS−1)米の苗作り製法の一例を記述する。1回目の高電圧印加水の利用は、苗枯れ病防薬剤に浸水時点で100アールあたり高電圧印加水100lを水温13〜15度で10〜14時間の目安で浸ける。2回目の高電圧印加水の利用は、発芽機で芽出し利用として100アールあたり100l使用する。芽出しの積算温度目安は、6日とした場合、積算温度100度とする。積算温度の内訳は、例えば15度×4日、20度×2日、合計100度となる。3回目の高電圧印加水の利用は、発芽機にハトムネ(根)がポツンと1ミリ以下の芽が出た時点で苗箱に蒔く、このとき、発芽機で芽出し利用した100lの高電圧印加水を捨てずに再度利用することで高電圧印加水を節約できる。通常は、新しい高電圧印加水は2回の使用で100アールあたり200l使用で、稲の発育は極めて向上する。成育過程および収穫後の米の酸化還元電位値が、絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い値になり、その食糧は還元する働きの高いものとなる。さらに、新しい3回目の高電圧印加水の利用は、第一葉期または中苗時点(葉が3〜4葉数、苗丈15〜20センチ時点)で100アールあたり100l追加散水することで、稲の発育はさらに向上し、成育過程での茎もさらに太くなり稲の倒れもなくなり、収穫後の米の酸化還元電位値が、絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い値が著しい結果となるのである。 【0019】例えば、野菜・果物の栽培製法において(ステップS−2)野菜の苗作り製法の一例を記述する。トマト、ピーマン、カボチャ、イチゴ、メロン、レタス、ホウレンソウ、白菜等の高電圧印加水の利用栽培製法でのトマトについて説明する。トマトにおいては、1回目の高電圧印加水の散水は、1ポット育苗あたり200ccを散水し、2回目の高電圧印加水の散水は、苗を土壌及び水耕に定植時点で1ポット育苗あたり200ccを散水する。3回目は定植後10〜14日後時点で1ポット育苗当たり100ccをあたえることで、これ以降は、水はできるだけ与えない、あたえても通常水によって高電圧印加水の利用は苗の初期段階だけで、以後、該トマトはその体内の酸化還元電位値が、絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されたまま成長する。そこで成長後も酸化還元電位値が、絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されたトマトあるいはその他の野菜等を収穫し食用に供すると、これを摂取した人間の体内も活性酸素が抑制され、酸化還元電位値が、絶対値のよりマイナス若しくはマイナスに近い値に保持され、活性酸素を抑制する還元力の高い(表−1)安全な食品となる。 【0020】さらに、植木・盆栽作りの製法において(ステップS−3)植木・盆栽作りの製法の一例を記述する。水道水、地下水等では、野山に育つ苗木等は、土壌が異なることで枯れてしまうことが多い、そこで、高電圧印加水の利用で元気に成育、定植することが出来るのである。1回目の高電圧印加水の利用は、植木・盆栽の苗木を土壌に定植時点で、苗木の根についた土壌を水道水や山水等でしっかり洗い落とし、その後、1昼夜、高電圧印加水にドブ浸水させる。鉢、若しくは土壌に定植後、苗木のもとに充分散水する。定植して10〜15日で根づいた時点で、さらに充分に散水することで、苗木の幹の酸化還元電位値が、絶対値のよりマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されるので、元気に成育するのである。 【0021】そして、果実の苗木作りの製法において(ステップS−4)果実の苗木作りの製法の一例を記述する。リンゴ、レモン、ミカン、柿等の高電圧印加水の利用栽培製法でのリンゴについて説明する。種蒔き時点及び苗木時点で高電圧印加水を充分与えることで、以後、該リンゴの幹の中の酸化還元電位値が、絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されたまま成長する。そこで成長し、実を収穫することで酸化還元電位値が、絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されたリンゴを食用に供すると、これを摂取した人間の体内も活性酸素が抑制され、酸化還元電位値が、絶対値のよりマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されるので、活性酸素が抑制され安全な食品となる。10年成育されたリンゴの樹の根元に3月雪解け直後に、第1回目10lの高電圧印加水を与え、2回目に花開時期に10l再び根元に与えた結果、収穫されたリンゴの酸化還元電位値はマイナス20〜30の数値を示した。なを、高電圧印加水を与えないリンゴの酸化還元電位値においては、プラス50〜100台の数値となり、明らかな違いが見られたのである。 【0022】そして、魚介類の成育製法において(ステップS−5)魚介類の成育の製法の一例を記述する。イワナ、ヤマメ等の魚介類の成育製法でのイワナについて説明する。イワナの稚魚の成育時点で高電圧印加水による成育により、魚の成育は極めて向上するばかりではなく、成長後の魚の体内の酸化還元電位値が、稚魚から成長した半年後においては、マイナス60台の数値となり、高電圧印加水を使用していない魚においては酸化還元電位値はプラス50〜100台の数値を示した。このように、酸化還元電位値が絶対値のよりマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されるので、これを摂取した人間の体内も活性酸素が抑制され、酸化還元電位値が、絶対値のよりマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されるので、活性酸素が抑制される還元力の高い安全な食品となる。 【0023】そして、花の苗木作り製法において(ステップS−6)花の苗木作り製法の一例を記述する。菊、つつじ、梅、桜、等の花の苗木作りの製法で高電圧印加水を種蒔き時点に1苗木当たり1回目100cc散水、発芽時点で1苗当たり2回目100cc、土壌に定植時点で1苗当たり3回目100ccをそれぞれ与える。種蒔きがない花の苗においては、土壌に定植時点で1苗、成長丈10cm当たりで1回目100cc、2回目は定植後1週間毎日1苗当たり50cc散水、それ以降は通常水による成育により、菊、つつじ、桜の成育が向上し、高電圧印加水で成育された切り花の日持ちが通常と比較して2倍から3倍と長持ちするのである。また、長い期間切り花を浸水した高電圧印加水は、水道水などに見られるような、濁りや臭気がないことも大きな特徴で、この水の酸化還元電位値が、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い水となっていることから、排水した場合においても地球環境の保全に資するものといえる。 【0024】叉、花の球根作りの製法において(ステップS−7)花の球根作りの製法の一例を記述する。グラジオラス、鉄砲ゆり、芍薬、ダリア等の成育製法でのダリア、鉄砲ゆりについて説明する。ダリア、鉄砲ゆりとも高電圧印加水を、球根を土壌に定植時点に1球根当たり1回目100cc、発芽時点で2回目100cc、以降通常水。花咲き8分目で花を摘み取り、球根元に1球根当たり100cc与え、1昼夜おいて、それ以降に球根を収穫し、日陰乾燥させて冷温保存する。このように、高電圧加水で成育された球根による、切り花の日持ちが通常と比較して、2倍から4倍と長持ちするのである。また、蕾を付けた切り花においても成長し花開することも他の水と著く違うのである。そして、長い期間切り花を浸水した高電圧印加水は、水道水などに見られるような、濁りや臭気がないことも大きな特徴で、この水の酸化遠元電位値が、絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い水となっていることから、排水した場合においても地球環境の保全に資するものといえる。 【0025】それから、養鶏・鳥類の成育製法において(ステップS−8)養鶏・鳥類の成育の製法の一例を記述する。そこで、鶏の成育製法について説明する。幼鳥の成育時点から高電圧印加水を与えることで、鶏の成育は極めて向上するばかりではなく、成長後に産んだ玉子の黄味の(表−1)酸化還元電位値が、絶対値のよりマイナス若しくはマイナスに近い値に保持される。成長した鶏においても高電圧印加水を1週間与えたことで(表−1)と同様の酸化還元電位値が得られたのである。このように、これらの食糧を摂取した人間の体内も活性酸素が抑制され、酸化還元電位値が、絶対値のよりマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されることにつながり、病気誘発原因とされる活性酸素が消去、還元する安全な食品となる。 【0026】それから、家畜・動物の成育製法において(ステップS−9)家畜・動物の成育の製法の一例を記述する。家畜・動物の幼養期で高電圧印加水を与えることで、家畜・動物の成育は極めて向上するばかりではなく、成長後の乳汁は、酸化還元電位値が、絶対値のよりマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されるので、これを摂取した人間の体内も活性酸素が抑制され、酸化還元電位値が、絶対値のよりマイナス若しくはマイナスに近い値に保持されるので、病気誘発原因とされる活性酸素が消去、還元する安全な食品となる。各成育の製法による収穫後の酸化還元電位値(mv)は「表−1」参照。 【0027】次に、茸類の成育製法において(ステップS−10)マイタケ(舞茸)及びシイタケの製法の一例を記述する。まずマイタケについて述べる。ミズナラの古木にマイタケ菌を植えつける(打ち込み)前に、古木を高電圧印加水に1週間ドブ浸水する、その後にマイタケ菌を植えつけることで収穫されたマイタケは、酸化還元電位値を絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態に成長させる。また、シイタケにおいてはクヌギやコナラ等、乾燥された各種のナラの丸木を、前述と同じく、茸の菌を植えつける前に高電圧印加水に1週間ドブ浸水することで、その後に、シイタケの菌を打ち込むことで、収穫されたシイタケの酸化還元電位値を絶対値のより大きなマイナス若しくはマイナスに近い状態に収穫できる。なを、茸の菌の植えつける素材はナラ材木をチップ化しコルク素材にしたものに打ち込み、高電圧印加水を、そのコルクに噴霧することで茸を発芽させ収穫することにも応用できるなど、各種の茸類の成育に展開が可能である。それに、茸類が持っている食物繊維をはじめとした各種の栄養成分を人間が摂取することで、健康保持に大いに役立つ安全な食糧となるのである。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように、高電圧印加水を利用することにより、前記の各種成育の製法で、成育過程および成育後における酸化還元電位値を、絶対値のより大きいマイナス若しくはマイナスに近い値に保持することができ、従って、これらの魚介類、家畜、野菜、果実、植物等を食糧とした場合、化学薬品等での利用でないことで、体内における活性酸素を消去する効果が極めて高い食糧作りが可能となり、健康状態を保持することができる。叉、人間の生活環境の保全ばかりではなく、地球の自然環境にとって安全な有機物の還元作用が行なわれることになるのである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597032583 【氏名又は名称】大友 慶孝
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| 【出願日】 |
平成10年7月7日(1998.7.7) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−23565(P2000−23565A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月25日(2000.1.25) |
| 【出願番号】 |
特願平10−226465 |
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