| 【発明の名称】 |
脱穀機の選別装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】水本 武
【氏名】土居原 純二
【氏名】泉 浩二
【氏名】中井 正司
【氏名】松田 善正
【氏名】上本 壹章
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| 【要約】 |
【課題】脱穀された穀粒量に関係なく選別性能の向上を図ろうとするものである。
【解決手段】脱穀済み穀粒を受けて揺動選別する揺動選別装置3に設けた揺動の往復移動を案内するガイド装置40と、揺動選別済み穀粒を受けて流下選別する一番選別棚4との両者の取付角度を上下調節可能にした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 脱穀済み穀粒の供給を受けて揺動選別する揺動選別装置3と、該揺動選別装置3の前部に揺動駆動させる揺動駆動装置39と、後部に往復移動を案内するガイド装置40と、該揺動選別装置3から揺動選別済み穀粒の供給を受けて流下選別する一番選別棚4とを設けた脱穀機において、該ガイド装置40及び該一番選別棚4の取付け角度を上下調節可能に設けたことを特徴とする脱穀機の選別装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、脱穀済み穀粒を受けて揺動選別する揺動選別装置に設けた揺動の往復移動を案内するガイド装置と、揺動選別済み穀粒を受けて流下選別する一番選別棚との両者の取付け角度を上下調節可能に設けた技術であり、脱穀機の選別装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】例えば、脱穀機の脱穀室内へ供給された穀稈は、この脱穀室内で脱穀処理され、脱穀済み穀粒は、前部の揺動駆動装置と後部の揺動の往復移動を案内する固定式のガイド装置とによって揺動する揺動選別装置へ供給されて揺動選別され、揺動選別済み穀粒は、固定式の一番選別棚上へ供給されて、この一番選別棚上を流下中に風選別され、選別済み穀粒は、機外へ排出される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】揺動選別装置の揺動移送角度、及び一番選別棚の流下角度共に一定に固定された角度であることにより、脱穀された穀粒量が多量のとき、又は、穀粒の乾燥状態により、特に含水率が高水分値のとき等は、選別不良が発生したり、更に一番選別棚上で詰りが発生すること等があったが、この発明により、これらの問題点を解消しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、脱穀済み穀粒の供給を受けて揺動選別する揺動選別装置3と、該揺動選別装置3の前部に揺動駆動させる揺動駆動装置39と、後部に往復移動を案内するガイド装置40と、該揺動選別装置3から揺動選別済み穀粒の供給を受けて流下選別する一番選別棚4とを設けた脱穀機において、該ガイド装置40及び該一番選別棚4の取付け角度を上下調節可能に設けたことを特徴とする脱穀機の選別装置の構成とする。 【0005】 【発明の作用】脱穀機の脱穀室内へ供給された穀稈は、この脱穀室内で脱穀処理され、穀稈済み穀粒は、前部の揺動駆動装置39と後部の揺動の往復移動を案内する穀粒量、及び乾燥状態等により、所定の角度位置へ調節して設けられたガイド装置40とによって揺動する揺動選別装置3へ供給されて揺動選別され、揺動選別済の穀粒は穀粒量、及び乾燥状態等により、所定の角度位置へ調節して設けられた一番選別棚4上へ供給されて、この一番選別棚4上を流下中に風選別され、選別済み穀粒は、機外へ排出される。 【0006】 【発明の効果】揺動選別装置3の揺動の往復移動を案内するガイド装置40と、一番選別する一番選別棚4との取付け角度は、処理する穀粒量、及び乾燥状態等によって、上下調節することにより、選別性能を向上させることができる。又、該揺動選別装置3の振幅方向の送り角度と、該一番選別棚4の流下角度とを略同じ角度に調節することにより、該揺動選別装置3から落下する揺動選別済み穀粒の反射が最適状態となり、選別性能を更に向上させる事ができる。 【0007】 【発明の実施の形態】コンバイン1に載置した脱穀機2の揺動選別装置3、及び一番選別棚4等よりなる該脱穀機2の選別装置5を図示して説明する。前記コンバイン1の車台6の下側には、土壌面を走行する左右一対の走行クロ−ラ7aを張設した走行装置7を配設し、該車台6上部には、フィ−ドチエン8と挾持杆9等によって挾持されて移送される刈取り穀稈を脱穀し、脱穀した穀粒を選別回収して一時貯留する穀粒貯留タンク10を横側に装着した脱穀機2を載置している。 【0008】前記脱穀機2の前部には、前端位値から立毛穀稈を分離する分草体11と、この分離された穀稈を引起す引起装置12と、引起された穀稈を刈取る刈刃装置13と、刈取られた穀稈を掻込み搬送して、フィ−ドチエン8と挾持杆9とへ受渡しする穀稈掻込装置14、及び穀稈搬送装置15等よりなる刈取機16は、油圧駆動による伸縮シリンダ16aにより、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成である。 【0009】前記脱穀機2側には、コンバイン1の操作制御を行う操作装置17と、作業者が搭乗する操縦席18とを設け、この操縦席18の下部には、エンジン18aを搭載すると共に、後方には、穀粒貯留タンク10を設置する。これら走行装置7、脱穀機2、刈取機16、エンジン18a等により、該コンバイン1の機体19を構成している。 【0010】前記操作装置17には、後逑する走行用ミッション20に内装した左右両側に設けた左・右サイドクラッチギヤ−21a,21bを入切操作する旋回レバ−17aを設けた構成である。この旋回レバ−17aを左側、又は右側へ倒し操作することにより、該左・右サイドクラッチギヤ−21a,21bが入切される構成である。 【0011】前記刈取機16の穀稈搬送装置15によって形成される穀稈搬送経路中には、刈取られて搬送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機2へ穀稈供給の有無を検出する穀稈センサ15aを設けている。車台6の前端部に装架された走行用ミッション20の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ20aを設けた構成である。 【0012】前記走行用ミッション20は、図4で示す如く旋回軸22の中央部には、左右両側にクラッチ爪を設けた伝動ギヤ−22aを設け、この伝動ギヤ−22aの左右両側の該クラッチ爪部には、左・右サイドクラッチギヤ−21a,21bのクラッチ爪部が噛合する構成であり、該左・右サイドクラッチギヤ−21a,21bは該旋回軸22で軸支した構成である。該左・右サイドクラッチギヤ−21a,21bのシフタ溝には、左・右シフタ23a,23bを挿入し、この左・右シフタ23a,23bの作動により、該左・右サイドクラッチギヤ−21a,21bを入切する構成である。 【0013】前記左・右サイドクラチギヤ−21a,21bの外径には、図4で示す如く複数枚のブレ−キ板24を設けると共に、この両端部のブレ−キ板24と該左・右サイドクラッチギヤ−21a,21bの側壁部との間には、弾発する各スプリング24aを設け、このスプリング24aにより、常に該ブレ−キ板24に軽く圧力を付加する構成である。これにより、常に該ブレ−キ板24には軽く圧力が付加されていることにより、安定した旋回操作を行うことができる。 【0014】前記左・右サイドクラッチギヤ−21a,21bを手動で入切の操作する構成においては、図5で示す如く旋回レバ−17aには、逆L字形状の連結板25を一方側の一端部をロット17bを介して接続させ、他方側の上端部は回動ピン25aで支持させた構成である。左・右シフタ23a,23bを軸支した左・右シフタ軸23c,23dには、連結杆25b,25bを設けて、接続させた構成である。 【0015】前記連結板25の他方側の上下方向略中央部と、連結杆25bの上端部との間には、ブレ−キロッド26aを設けると共に、該連結板25の他方側の下端部と、該連結杆25bの上端部との間には、先端部にスプリング26cを介してサイドクラッチロッド26bを設けた構成であり、これら両ロッド26a,26bはピン26dで支持させた構成である。 【0016】前記旋回レバ−17aを左側、又は右側の所定位置へ倒し操作により、ロット17b、連結板25、サイドクラッチロット26b、連結杆25b,及びシフタ軸23c、又はシフタ軸23dを介して左サイドクラッチギヤ−21a、又は右サイドクラッチギヤ−21bの各クラッチ爪部が伝動ギヤ−22aの各クラッチ爪部より抜ける構成であり、更に該旋回レバ−17aを左、又は右側の所定位置へ倒し操作により、左側、又は右側のクラッチ板24が作動する構成である。 【0017】前記走行用ミッション20内の伝動構成は上部の各軸27a,27bを経て旋回軸22が回転駆動され、更に下側の左・右走行軸27c,27dが回転駆動されて、走行クロ−ラ7a,7aが回転駆動される構成である。左・右サイドクラッチギヤ−21a,21bの切り操作により、該走行軸27c,27dの回転駆動が停止されると共に、ブレ−キ力が付加されて旋回を容易にする構成である。 【0018】前記ブレ−キロット26aとサイドクラッチロット26bとを設けたことにより、ブレ−キ力が増加すると共に、該サイドクラッチロッド26b側では、ブレ−キフィ−リングが増加する。前記操縦席18の前側の操作装置17部には、図6で示す如く下方前部から上方後部へ向けて傾斜する正面視門形状の把手28を設け、操縦作業者が旋回レバ−17a等の操作を行うときには、操作してない方の手は、この把手28上に乗せて作業するのが一般的である。 【0019】前記把手28は、図6、及び図7で示す如く左右両側は丸形状のパイプとするが、上側部28aは丸形状と扁平形状との中間的な形状(オ−バルパイプ)にした構成である。これにより、手を乗せたときに、左右両側の丸形状のパイプよりは、大きなパイプを使用しような感覚となり、安心して作業ができる。 【0020】前記脱穀機2は、図1、及び図2で示す如く上部の脱穀室29内には、多種類で多数本の抜歯31aを装着した扱胴31を扱胴軸30で軸支した構成であり、この扱胴軸30は前機壁2aと中機壁2bとの間に、前後方向に軸支した構成である。前機脱穀室29の平面視右側で扱胴31の後側には、該脱穀室29内から排出される未脱穀処理物を後方へ移送しながら再度脱穀処理する排塵処理室32を形成し、この排塵処理室32内には、排塵螺施34a、及び多数本の処理歯34bを装着した排塵処理胴34を排塵軸33で軸支した構成であり、この排塵軸33は前機壁2aと後機壁2cとの間に、前後方向に軸支した構成である。 【0021】前機排塵処理室32の前側には、二番処理室35を形成し、この二番処理室35内へ供給される二番物を前方へ移送しながら再度脱穀処理する多数本の二番処理歯36aを装着した二番処理胴36を同軸の排塵軸33で軸支した構成である。前記脱穀室29の平面視左側の扱ぎ口31bに沿って、刈取り穀稈を挾持して移送するフィ−ドチエン8と挾持杆9とを配設すると共に、扱歯31aの外周縁下部から扱胴カバ−37までの間を包囲する扱網29aを配設し、処理歯34aの外周縁下部側を包囲する漏下具32aを配設した構成である。中機壁2bの前側で該扱網29aの移送終端部には、扱室排出口29bを設けた構成である。該漏下具32aの移送終端部には、排塵排出口32bを設けた構成である。二番処理歯36aの外周縁下部を包囲する二番受板35aを配設した構成であり、この二番受板35aの移送終端部には、二番排出口35bを設けた構成である。 【0022】前機選別装置5の揺動選別装置3は、図1〜図3で示す如く脱穀室29、排塵処理室32、及び二番処理室35の下側に設けた選別室38に内装して設け、この揺動選別装置3上には、扱網29a、及び漏下具32aから漏下した脱穀物と、排塵排出口32b、及び二番排出口35bから排出される排塵物との供給を受ける構成である。 【0023】前機揺動選別装置3の前部には、揺動駆動装置39を設けると共に、後部の下部には、往復移動を案内するガイド装置40を設けた構成である。前機揺動駆動装置39は、図1で示す如く左右両側の揺動枠39a,39aで支持した支持メタル39b,39 で揺動軸39cを軸支した構成である。この揺動軸39cの左右両端部は、左・右機壁41a,41bに装着した左・右外メタル41c,41dで軸支すると共に、該揺動軸39cの略中央部には、変芯カム42を軸支して設け、この変芯カム42の外周部は、前機壁2a内側面に設けたカムメタル42aで支持した構成である。 【0024】前機ガイド装置40は、図1で示す如く左右両側の揺動枠39a,39aで支持したロ−ラ40a,40aを左右両側のコ字形状のガイド板40b,40bで往復移動を案内すべく支持した構成である。このガイド板40b,40bの下方部は支持ピン43,43で左・右機壁41a,41bの内側面へ上下回動自在に装着した構成であり、該ガイド板40b,40b下側面の上端部には、該左・右機壁41a,41bの外側面から突出させて左右両側に支持杆43a,43aを設けると共に、この支持杆43a,43aには、該左・右機壁41a,41bの外側面に設けた左右両側の回動シリンダ43b,43bと接続させた構成である。この回動シリンダ43b,43bの作動により、該支持杆43a,43aを介して該ガイド板40b,40bを上下回動する構成である。 【0025】前記回動シリンダ43b,43bの作動により、ガイド板40b,40bは支持ピン43,43を回動中心として、上下方向へ回動自在に調節可能な構成である。ガイド板40b,40bの上下回動に伴なって、揺動選別装置3は揺動軸39cを回動中心として、上下方向へ回動自在に調節可能な構成である。 【0026】前機揺動選別装置3の左右の揺動枠39a,39a間には、図1、及び図3で示す如く前部より、順次移送棚44、チャフシ−ブ44a、ストロ−ラック44bを設け、該チャフシ−ブ44aの下側には、グレシ−ブ44cを設けた構成である。該チャフシ−ブ44aはモ−タ45の回転駆動により、ワイヤ45a、及び回動ア−ム45bを介して回動する構成であり、該チャフシ−ブ44aの移送角度を調節可能に構成して、漏下量を調節できる構成である。 【0027】前記揺動選別装置3の移送方向始端部(上手側)の下部には、送風羽根46aを回転自在に内装した送風機46を設け、この送風機46で起風した選別風を送風して風選別と、又、該揺動選別装置3の揺動選別とにより、穀粒と藁屑、及び塵埃とに選別する構成である。前機送風機46の下手側の先端部には、選別装置5の一番選別棚4から流下中に選別される穀粒を収容して一番螺旋47aにより、横送りする一番受樋47bの上手側と接続させた構成である。 【0028】前記一番選別棚4は、図1で示す如く棚軸48bに装着して設け、この棚軸48bは左・右機壁41a,41bで軸支した構成であり、この棚軸48bは一番モ−タ48aで上下方向へ回動自在に調節可能な構成である。この一番選別棚4の標準位置の傾斜角は(θ2)とした構成であり、ガイド板40b,40bの標準位置の傾斜角は(θ1)とした構成であり、これら(θ1)と(θ2)は略同じ角度とした構成である。脱穀処理する穀粒量が多いとき、及び乾燥状態が悪く高水分値の穀粒とき等は、これら(θ1)、及び(θ2)傾斜角度を急な角度に調節制御され、又、穀粒量が少ないとき、及び低水分値の穀粒のとき等は、傾斜角度を緩い角度に調節制御する構成である。 【0029】前記の構成とすることにより、前機揺動選別装置3の振幅方向と、一番選別棚4の流下角度を同じにすることにより、選別性能を向上させる構成である。前記揺動選別装置3のガイド板40b,40bが回動シリンダ43b,43bの作動により、上下回動調節されるこの上下回動調節に連動されて、各チャフシ−ブ44aがモ−タ45で上下回動(移送角度)調節する構成であり、更に該ガイド板40b,40bの傾斜角度と、該各チャフシ−ブ44aの傾斜角度とは、略同じ傾斜角度に上下調節制御される構成である。 【0030】これにより、穀粒の処理量が多量のとき、及び少量のときであっても、該各チャフシ−ブ44a間の隙間が適切に調節されることにより、藁屑等の漏下を防止することができて、選別性能を向上させることができる。前記揺動選別装置3の上部には、図1で示す如くこの揺動選別装置3上を移送される穀粒、及び藁屑等の移送物の移送量を検出する穀粒量センサ48を設け、この穀粒量センサ48が移送量が多量であると検出すると、この検出に基づいて、各ガイド板40bの傾斜角度を急な傾斜角度に、各回動シリンダ43bで調節制御する構成である。 【0031】又、移送量が少量であると前記穀粒量センサ48で検出されると、この検出に基づいて、各ガイド板40bの傾斜角度を緩い傾斜角度に、各回動シリンダ43bで調節制御する構成である。これにより、前記揺動選別装置3上を移送される移送量によってこの揺動選別装置3の傾斜角度が調節されることにより、安定した良好な選別性能を得ることができる。 【0032】前記一番螺旋47aで横送りされた選別済み穀粒は、揚穀装置(図示せず)等で引継ぎして、穀粒貯留タンク10内へ揚送して一時貯留する構成である。前記一番選別棚4の後側(下手側)には、二番螺旋49aを内装した二番受樋49を設け、この二番受樋49の一方側の上端部は該一番選別棚4下側に重合させ、他方側の上端部は二番選別棚49bの下端部の下側に重合させた構成である。 【0033】前記二番螺旋49aで横送りされた未脱穀処理物(二番物)を引継ぎして、二番処理室35内へ還元する二番還元螺旋50aを内装した二番還元筒50を脱穀機2の右機壁41bの外側に傾斜した構成である。前記揺動選別装置3の移送終端部の上方には、送風機46とこの揺動選別装置3とで風選別と揺動選別とによって選別された塵埃、及び藁屑等を共に機外へ排出する排塵フアン51を設けた構成である。 【0034】前記フィ−ドチエン8を受けるコ字形状のチエンレ−ル52を左右方向へ開閉自在な構成は、図8〜図11で示す如く構成である。前記車台6上側に設けた受台53の上側には、図8、及び図9で示す如くクランク形状の支持板54の下端部に締付板54aを設け、この締付板54aを該受台53上へボルト及びナット等によって装着した構成である。この支持板54は下部から前方上部へ向けて所定角度に傾斜させた構成であると共に、上端部と下端部近傍とには、中央部に各挿入孔55cを設けた上・下受ボス55a,55bを固着して設け、この下受ボス55bに対して、この上受ボス55aは前方へ向けて傾斜状態に装着した構成である。 【0035】前記チェンレ−ル52の移送始端部側には、受板52aを固着して設けると共に、この受板52aには、パイプ材、又は丸棒材よりなるL字形状の支持杆56の一方側を挿入して固着して設け、この支持杆56の他方側の下端部と上端部近傍部とには、中央部に各挿入ピン57cを装着した上・下垂直回動ボス57a,57bを固着して設けた構成である。56aは補強杆である。 【0036】回動板58はL字形状に形成し、L字側の端縁は略垂直状態に形成すると共に、他方側の端縁は下部から前方上部へ向けて傾斜状態に形成させた構成であり、上部を広く、下部を狭くした構成である。この回動板58の上部は、上下二段形成し、上段部側には、中央部に挿入ピン59aを装着した上傾斜回動ボス59を装着して設け、下段部側には、略中央部に挿入孔60aを設けた上垂直受ボス60を装着して設けた構成である。該回動板58の下端部の一方側には、中央部に挿入孔61aを設けた下垂直受ボス61を装着して設け、他方側には、中央部に挿入ピン62aを装着した下傾斜回動ボス61を装着した構成である。 【0037】前記上垂直回動ボス57aと上傾斜回動ボス59とには、図10で示す如く摺動案内ボス63a,63bを設け、これら摺動案内ボス63a,63bの先端部には、ロ−ラ63c,63cを設けた構成である。前記回動板58には、図10で示す如くストッパ64a,64b,64cを設けた構成として、摺動案内ボス63a,63bの回動を規制する構成であり、チエンレ−ル52開動移動は、図11で示す如く所定位置までは、垂直状態に設けた上・下垂直回動ボス57a,57b部を回動中心として開回動する構成である。所定位置以上の回動は、傾斜状態に設けた上・下傾斜回動ボス59,62部を回動中心として開回動する構成である。 【0038】前記フィ−ドチエン8は、図8で示す如くチエンケ−ス52の移送始端部に設けたスプロケット65とギヤ−ケ−ス66に設けたスプロケット66aとに掛け渡した構成である。これにより、前記チェンレ−ル52を開操作する回動は、水平回動から傾斜回動へ変化することにより、開度が大きくなるにつれて、該チエンレ−ル52の位置は下位に位置することにより、自重が働き開操作が容易である。又、水平回動から傾斜回動を連続させて行うことができる。 【0039】前記回動板58の形状は、上部を狭くし、下部を広くする構成としてもよい。前記穀粒貯留タンク10の後側には、縦移送螺旋67aを内装した縦排出支持筒67を略垂直姿勢で回動可能に支持して設け、この縦排出支持筒67の上側には、下端部を支点として、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ排出する排出螺旋68aを内装した排出オ−ガ68を上下回動、及び左右旋回可能に横方向へ配置した構成である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年5月11日(1999.5.11) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−316367(P2000−316367A) |
| 【公開日】 |
平成12年11月21日(2000.11.21) |
| 【出願番号】 |
特願平11−130369 |
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