| 【発明の名称】 |
コンバインの伸縮式穀粒移送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】河野 健治
【氏名】井上 正典
【氏名】岡崎 秀範
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| 【要約】 |
【課題】前移動移送筒に前接合具を溶接等によって装着するときに、この前接合具に歪が発生して、この前接合具と後移動移送筒に装着した後接合具との組付けが困難であった。
【解決手段】後移動移送筒49に装着した前接合具55と、前移動移送筒50に溶接等で装着した前接合具55とを接合するこの前接合具55の割溝59a部を溶接する溶接位置は、該前接合具55の小径部57aの端部(イ)から短い所定距離(L)を該前移動移送筒50へ溶接する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穀粒を移送する伸縮自在な各移動用移送螺旋61a,61b,61c等を内装した後移動移送筒49の外径部49aへ装着した径大部54bと径小部54aとを有してその全幅に割溝56aを設けた後接合具55の該径大部54bと、該後移動移送筒49から該穀粒を引継ぎ移送する伸縮自在な該各移動用移送螺旋61a,61b,61c等を内装した前移動移送筒50の外径部50aへ装着した径大部57bと径小部57aとを有してその全幅に割溝59aを設けた前接合具58の該径大部57bとを接合させたコンバインにおいて、該前接合具58の該割溝59a部を溶接する溶接位置は、該小径部57aの端部(イ)から短か所定距離(L)を該前移動移送筒50へ溶接等によって固着して設けたことを特徴とするコンバインの伸縮式穀粒移送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、穀粒を移送する伸縮自在な各移動用移送螺旋を内装した後移動移送筒の外径部に装着した径大部と径小部とを有してその全幅に割溝を設けた後接合具の該径大部と、該後移動移送筒から該穀粒を引継ぎ移送する該各移動用移送螺旋を内装した前移動移送筒の外径部に装着した径大部と径小部とを有してその全幅に割溝を設けた前接合具の該径大部とを接合させる該前接合具の該割溝を溶接する溶接位置は、該小径部の端部から短い所定距離を該前移動移送筒へ溶接等によって固着して設けた技術であり、コンバインの伸縮式穀粒移送装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】例えば、コンバインで収穫作業のときに、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取り穀稈は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留する。この貯留した穀粒を機外へ排出するときには、伸縮式穀粒移送装置の固定移送筒に内装した固定移送螺旋から伸縮自在な後移動移送筒に内装した各移動用移送螺旋、及び前移動移送筒に内装した該各移動用移送螺旋を経て機外へ排出する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】後移動移送筒の外径部に装着した後接合具の内径部を、前移動移送筒の外径部に装着した前接合具の外径部へ挿入して、これら後移動移送筒と前移動移送筒とを接合させるが、該前接合具の大径部と小径部とを有してその全幅に亘る割溝を設けたこの割溝部を、該小径部の端部から該大径部へ変化するこの小径部の全幅を、該前移動移送筒へ溶接等により、固着して設けたことにより、この前接合具に歪による変形が発生し、この前接合具の外径部へ該後接合具の内径部の挿入が困難となり、組付けに長時間を要していたが、この発明により、この問題点を解消しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、穀粒を移送する伸縮自在な各移動用移送螺旋61a,61b,61c等を内装した後移動移送筒49の外径部49aへ装着した径大部54bと径小部54aとを有してその全幅に割溝56aを設けた後接合具55の該径大部54bと、該後移動移送筒49から該穀粒を引継ぎ移送する伸縮自在な該各移動用移送螺旋61a,61b,61c等を内装した前移動移送筒50の外径部50aへ装着した径大部57bと径小部57aとを有してその全幅に割溝59aを設けた前接合具58の該径大部57bとを接合させたコンバインにおいて、該前接合具58の該割溝59a部を溶接する溶接位置は、該小径部57aの端部(イ)から短か所定距離(L)を該前移動移送筒50へ溶接等によって固着して設けたことを特徴とするコンバインの伸縮式穀粒移送装置の構成とする。 【0005】 【発明の作用】コンバインで収穫作業のときに、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取り穀稈は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留する。この貯留した穀粒を機外へ排出するときは、伸縮式穀粒移送装置の固定移送筒に内装した固定移送螺旋から伸縮自在な後移動移送筒49に内装した各移動用移送螺旋61a,61b,61c等、及び前移動移送筒50に内装した各移動用移送螺旋61a,61b,61c等を経て機外へ排出する。 【0006】前記後移動移送筒49の外径部49aへ装着した径大部54bと径小部54aとを有してその全幅に割溝56aを設けた後接合具55の該径大部54bの内径部を、前移動移送筒50の外径部50aへ装着した径大部57bと径小部57aとを有してその全幅に割溝59aを設けた前接合具58の外径部に挿入して、これら後移動移送筒49と前移動移送筒50とを接合させるが、該前接合具58の該割溝59a部を溶接する溶接位置は、該小径部57aの端部(イ)から短い所定距離(L)を該前移動移送筒50へ溶接によって固着して設け、挿入の容易化を図っている。 【0007】 【発明の効果】後移動移送筒49へ装着した後接合具55の径大部54bの内径部を、前移動移送筒50へ装着した前接合具58の径大部57bの外径部へ挿入して組付けするが、この前接合具58の該径大部57bと径小部57aとの全幅に設けた割溝59a部を溶接する溶接位置は、該径小部57aの端部(イ)から短い所定距離(L)を該前移動移送筒50へ溶接によって固着して設けたことにより、この前接合具58が溶接のときに発生する歪による変形を防止することができて、これら前・後移動移送筒50,49の組付けを容易に短時間で行うことができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1に載置した脱穀機2に装着した穀粒貯留タンク8内に貯留した穀粒を排出するこの穀粒貯留タンク8の上部側に設けた伸縮式穀粒移送装置3を図示して説明する。 【0009】前記コンバイン1の車台4の下部には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ5を張設した走行装置6を配設し、該車台4上部には、フィードチェン7に挾持されて搬送される刈取り穀稈を脱穀し、脱穀された穀粒を選別回収して一時貯留する穀粒貯留タンク8を横側に装着した脱穀機2を載置している。前記脱穀機2の前部には、前端位置から立毛穀稈を分草する分草体9と、この分草された穀稈を引き起す引起装置10と、引き起された穀稈を刈り取る刈刃装置11と、刈り取られた穀稈を搬送し、フィードチェン7へ受渡しする穀稈掻込搬送装置12等を設けた刈取機13は、油圧駆動による伸縮シリンダ14により、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成としている。 【0010】前記脱穀機2側には、コンバイン1の操作制御を行う操作装置15と、作業者が搭乗する操縦席16とを設け、この操縦席16の下部には、エンジン17を搭載すると共に、後方には、穀粒貯留タンク8を設置する。これら走行装置6、脱穀機2、刈取機13、該エンジン17等によって、該コンバイン1の機体18を構成している。 【0011】前記刈取機13の穀稈掻込搬送装置12によって形成される穀稈搬送経路中には、刈り取られて搬送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機2へ穀稈供給の有無を検出する穀稈センサ19を設けている。車台4の前端部に装架された走行用ミッション20の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ21を設けた構成としている。 【0012】前記脱穀機2は、図6で示す如く上部側には、脱穀室22と、排塵処理室23と、二番処理室24とを設け、下部側には、選別室25を各々配置した構成である。該脱穀室22内には、各種の多数の扱歯26aを装着して刈取り穀稈を脱穀処理する扱胴26を前後方向に軸架内装した構成としている。平面視前記脱穀室22の右側に平行し前部側に位置させた二番処理室24内には、還元される未脱穀処理物(二番物)を前方へ移送しながら処理し、選別室25へ排出する移送始端部から順次二番移送螺旋27aを、多数の処理歯27bと、二番排出羽根27cとを装着した二番処理胴28と、後部側に位置させた排塵処理室23内には、該脱穀室22から供給される一部の未脱穀処理物を後方へ移送しながら再処理する移送始端部から順次排塵移送螺旋29aと、多数の処理歯29bと、排塵排出羽根29cとを装着した排塵処理胴30とを同軸で軸架内装した構成としている。 【0013】前記脱穀室22の平面視左側の扱ぎ口26bに沿って刈取り穀稈を挾持するフィードチェン7と、挾持杆31とを配設すると共に、扱歯26aの外周縁下部から扱胴カバー32までの間を包囲する扱網26cと、各処理歯27b,29bの各外周縁下部側を段差を設けて包囲する後側には、棒状部材を所定間隔に設けた漏下具33と、二番受網34とを各々配設している。該漏下具33の移送終端部側には、該排塵処理室23内で処理された藁屑、及び稈切等の排塵物を排出する排塵排出口33aを設け、又、該二番受網34の移送終端部側には、二番処理室24内で脱穀処理された一部の処理物を排出する二番排出口34aを設けた構成である。 【0014】前記選別室25内には、扱網26cから漏下した脱穀物と、漏下具33、及び二番受網34から漏下した処理物と、二番排出口34aから排出される処理物と、排塵排出口33aから排出される排塵物との供給を受けて、移送しながら揺動して選別する揺動選別装置35を、扱胴26の軸方向に沿わせて設けている。この揺動選別装置35は前部より、順次移送棚36a、チャフシーブ36b、ストローラック36cを設け、該チャフシーブ36bの下部には、グレンシーブ36dを設けた構成であり、該チャフシーブ36bは移送角度を調節可能に構成し、漏下量を調節できる構成としている。 【0015】前記揺動選別装置35の移送方向始端部側(上手側)の下部には、送風羽根37aを回転自在に内装した送風機37を設け、この送風機37で起風した選別風を送風して穀粒と塵埃とに風選別する構成であり、37bは、風割である。前記送風機37の下手側の先端部は、一番選別棚38から流下選別される穀粒を収容して一番螺旋39aにより、横送りする一番受樋39bの上手側と接続し、その下手側は該一番選別棚38の下端部と接続させ、この一番選別棚38の上端部近傍下側には、二番選別棚40から流下選別される未脱穀処理物(二番物)を収容して、二番螺旋41aにより、横送りする二番受樋41bの上手側上端部を適宜の間隔を設けて、重接状態に位置させ、この二番選別棚40の上端部は、機外へ開放させた構成である。 【0016】前記一番螺旋39aで横送りされた穀粒は、揚穀装置(図示せず)等で引継して、穀粒貯留タンク8内へ揚送して貯留する構成である。前記二番螺旋41aで横送りされた未脱穀処理物(二番物)を引継して、二番処理室24内へ揚送する揚送螺旋42bを内装した二番還元筒42aを脱穀機2の平面視右側に斜設した構成である。 【0017】前記揺動選別装置35の移送終端部上方側には、送風機37の選別風と、該揺動選別装置35の揺動選別とによる選別塵埃を共に、機外へ排出する排塵ファン43を設けた構成である。前記穀粒貯留タンク8内の底部には、貯留穀粒を後方へ横送りする横移送螺旋8aを前後方向に設けると共に、横送りされた穀粒を引継して、継手ケース44を介して方向変換する縦移送螺旋45bを内装した排穀支持筒45aを略垂直姿勢で回動可能に、該継手ケース44の上側で該穀粒貯留タンク8の後側に支承して設け、この排穀支持筒45aの上端部に設けた上継手ケース45cを支点として、その全長がコンバイン1の前後長に亘り前後移動、及び上下移動して、機外へ穀粒を排出する伸縮式穀粒移送装置3を設けた構成である。 【0018】前記伸縮式穀粒移送装置3は、図1〜図5で示す如く継手メタル46に装着した固定移送筒47と、この固定移送筒47の外周部48へ挿入して、伸縮移動自在な実施例は、例えば、前後に二分割した後移動移送筒49と、前移動移送筒50とを接合して設け、これら前・後移動移送筒50,49を移動させる移動装置51等よりなる構成である。 【0019】前記固定移送筒47には、図4で示す如く移送螺旋52bを外周部に装着した固定螺旋軸52aを内装した構成であり、この固定螺旋軸52aの内径部には、六角形状、又は丸形状の挿入孔52cを設け、又、この固定螺旋軸52aの移送終端の内径部には、該挿入孔52cより小形状で六角形状の挿入孔53aを内径部に設けた補助軸53を固着して設けている。 【0020】前記固定移送筒47の移送終端部の外径部は、継手メタル46の外周ボス46bの内径部へ挿入して軸支し、この継手メタル46の内周ボス46c内径部に設けたベアリング46aの内径部へ補助軸53の外径部を挿入して軸支させている。固定螺旋軸52aの移送始端部は、上継手ケース45cに内装して設けた受メタル45dで軸支した構成である。 【0021】前記継手メタル46の外周ボス46bは、円形状に形成して、この円形状の外周部を後移動移送筒49の内径部が摺動移動する構成である。前記伸縮式穀粒移送装置3の固定移送筒47の外周部48を伸縮移動する移動移送筒は全長が長いことにより、図1で示す如く実施例では、後移動移送筒49と、前移動移送筒50とに二分割して、これを接合した構成である。二分割以上とするもよい。 【0022】前記後移動移送筒49は、図1で示す如くこの後移動移送筒49の外径部49aには、所定幅の径小部54aと所定幅の径大部54bとの間を、傾斜させて連結する傾斜部54cとによって形成した後接合具55を設けた構成である。この後接合具55の該径大部54bの端部は、該後移動移送筒49の移送終端部から所定距離後方に位置させて設け、この後接合具55の全幅に亘って設けた割溝56aの該径小部54a部のこの割溝56a部と該後移動移送筒49の該外径部49aとを溶接等によって固着した構成である。 【0023】前記後接合具55の径大部54bの端部から所定長さの切込み溝56bを複数個設けた構成である。前記前移動移送筒50は、図1で示す如くこの前移動移送筒50の外径部50aには、所定幅の径小部57aと所定幅の径大部57bとの間を傾斜させて連結する傾斜部57cとによって形成した前接合具58を設けた構成である。この前接合具58の該径小部57aの端部は、該前移動移送筒50の移送始端部から所定距離前方に位置させて設け、この前接合具58の全幅に亘って割溝59aを設け、この割溝59a部を溶接する溶接位置は、該径小部57aの端部(イ)から短い所定距離(L)例えば、該前移動移送筒50と該前接合具58とが重合したこの短い重合間の該割溝59a部と、該前移動移送筒50の該外径部50aとを、溶接によって固着して、この固着する距離を短くし、溶接のときにこの前接合具58の歪を防止して、この前接合具58の該径大部57bの外径部へ後接合具55の径大部54bの内径部の挿入を容易にして、接合を容易にして組立時間の短縮を図っている。 【0024】前記前接合具58の径大部57bの端部から所定距離前部位置には、複数個のネジ軸59bを該径大部57bの外径部から突出させて設けた構成である。前記前・後移動移送筒50,49の接合は、該前移動移送筒50の前接合具58の径大部57bの外径部へ該後移動移送筒49の後接合具55の径大部54bの内径部を挿入し、これら前・後移動移送筒50,49の端部が当接するまで挿入し、該後接合具55の各切込み溝56bの所定位置に突出した前接合具58の各ネジ軸59bへ各ナット59cを螺挿入して装着する構成である。 【0025】前記前・後移動移送筒50,49には、六角形状の移動用螺旋軸60の両端部に移動用移送螺旋61a,61cを挿入して軸支すると共に、これら移動用移送螺旋61a,61c間には、複数個の移動用移送螺旋61bを挿入して軸支し、この移動用螺旋軸60と共に、内装した構成である。前記前移動移送筒50の移送終端部はL字形状に形成し、移送終端部には、排出口50bを設けると共に、この排出口50bの上部には、移動用螺旋軸60の移送終端部を軸受けする受メタル50cを設けて軸受けさせ、又、図4で示す如く移動用移送螺旋61aの螺旋内ボス62aの移送始端の内径部は固定螺旋軸52aの移送終端部に設けた補助軸53の外径部へ挿入して軸支して、ボルト53bで装着した構成であり、この補助軸53、及び該螺旋内ボス62a内を該移動用螺旋軸60が前後に移動する構成である。 【0026】前記後移動移送筒49の外周上部には、図2で示す如く中心部にネジ孔を設けた移動メタル63bを設けると共に、外周部の三箇所には、支持板63で回転自在に軸支したローラ63aを設け、この各ローラ63aは固定移送筒47の外周部48に設けた各補強板48aの外側面を前後方向に回転移動する構成である。この各補強板48aを設けたことにより、該固定移送筒47は補強され、該後移動移送筒49の移動が容易である。 【0027】前記移動用移送螺旋61aの螺旋内ボス62aの移送始端の内径部を固定螺旋軸52aの補助軸53の外径部へ挿入して、該螺旋内ボス62aのネジ孔部へボルト53bを螺挿入して、この移動用移送螺旋61aを装着した構成である。又、このボルト53bの挿入状態は、図4で示す如くこのボルト53bの先端部は小径として、この小径部を該補助軸53に設けた挿入孔53cへ挿入させて、この移動用移送螺旋61aを装着させる構成であり、このボルト53bを強く締付けを行っても、移動用螺旋軸60の前後方向への移動に影響のない構成である。 【0028】前記螺旋内ボス62aは、図4で示す如く前後両端側の内径部は、所定の長さを丸孔に形成し、移送終端部側のこの一方側の丸孔部の横側には、六角孔62bを形成し、これら両側の丸孔は、この六角孔62bの対角径より、大径に形成している。この六角孔62b部を移動用螺旋軸60へ挿入して軸支させている。前記各移動用移送螺旋61a,61b,61cが互に重合して縮み状態になる構成であり、各螺旋プレート61bが重合して縮み状態になり、又、伸張は該各螺旋プレート61bの重合が開き状態になる構成である。 【0029】前記前移動移送筒50の移送終端部のL字形状の排出口50bを形成するコ字形状の側壁50dの上端部は、図2で示す如くR形状に形成して、シート等をコンバイン1へ掛けたり、又、このシートを取り外したりするときに、このシートの引掛りを防止する構成としている。これにより、このシートの取り扱いが容易である。 【0030】前記移動装置51は、図2で示す如く上継手ケース45cの先端部に設けた断面形状は円形状で逆L字形状の支持板64の基部側には、移動モータ64aを設けると共に、先端部には、受メタル64bを設け、この移動モータ64aと外周部に螺旋ネジ65aを設けた移動軸65を一体に形成して設け、これらを一体で該支持板64へボルト、及びナットで装着して設けた構成である。この移動軸65は後移動移送筒49の外周部に設けた移動メタル63bへ螺挿入すると共に、先端部は該受メタル64bで支持させている。 【0031】前記支持板64の下側面には、図2で示す如く後移動移送筒49が最短の縮み状態になる位置、及び最長の伸張状態になる位置を該後移動移送筒49に設けた移動装置51用の移動メタル63bの当接により、検出するON−OFFスイッチ方式の縮み側センサ67aと、伸張側センサ67bとを設けると共に、これら縮み側センサ67a、及び伸張側センサ67bへの該移動メタル63bの直接の当接を防止して、衝撃を緩和するために、手前側(下手側)には、弾性部材、例えば、スプリング、及び樹脂材等よりなる緩和部材67c,67dを設けた構成として、破損を防止する構成である。これら緩和部材67c,67dを介して、該縮み側センサ67a、及び該伸張側センサ67bがON−OFF制御される構成であり、このON−OFFが操作装置15内に設けたCPUへ入力され、この入力によってこのCPUからの出力により、移動モータ64aの始動制御、及び停止制御が行われ、該後移動移送筒49の移動制御が行われる構成である。 【0032】前記移動モータ64aの正逆回転駆動により、移動軸65が正逆回転駆動され、移動メタル63bを介して、後移動移送筒49と前移動移送筒50との両者が固定移送筒47の外周部に沿って、この固定移送筒47に対して伸縮自在に移動する構成であり、これら前・後移動移送筒50,49の移動により、内装された移動用移送螺旋61a,61b,61c等が重合したり、又は伸張して、伸縮自在な構成としている。 【0033】前記支持板64は、略円形状で下部の一部を開口させた移動カバー68で覆う状態に構成している。前記前移動移送筒50の前端部には、図5で示す如く作業灯69を設け、この作業灯69に接続した作業灯用ハーネス69aの一方側の端部は、後移動移送筒49に設けた移動メタル63bの後側に装着したコイル状で伸縮自在なコード69bと連接させた構成である。この後移動移送筒49が前方へ伸張移動したときは、該コード69bのコイル状部が伸張する構成である。これにより、該作業灯用ハーネス69aの全長が一定の長さであっても、該コード69bが伸張することにより、該後移動移送筒49の伸張移動に対応することができる。 【0034】前記前移動移送筒50の前端部には、図5で示す如く作業灯69を設け、この作業灯69には、作業灯用ハーネス69aを接続させた構成であり、後移動移送筒49の前方へ移動に伴い、この作業灯用ハーネス69aが折曲されて(イ)位置から(ロ)位置へ移動することにより、この作業灯用ハーネス69aの外径部で折曲部には、スプリング69bを設けて保護した構成であり、このために、このスプリング69bの落下を防止する構成である。 【0035】前記後移動移送筒49の上部で左右両側には、図8、及び図9で示す如くL字形状の左・右支持板70a,70bを設け、これら左・右支持板70a,70bの上側には、所定間隔で落下防止板70cの前後方向のほぼ中央部を支持ピン70dで回動自在に装着した構成である。この落下防止板70cを該左・右支持板70a,70bの全長に亘り、複数個設けた構成である。 【0036】前記後移動移送筒49の移動メタル63bの上部には、平面視クランク形状の回動板71を設け、この回動板71とスプリング69bの一方側端とは連接させると共に、このスプリング69bの他端部は右支持板70bに設けた取付板69cへボルト等で装着した構成である。この回動板71の移動により、この回動板71で各落下防止板70cが回動されて、左・右支持板70a,70b間の隙間を塞ぐ状態となり、又、この各回動板71上側を該スプリング69bと共に、作業灯用ハーネス69aが通過することにより、この隙間からこのスプリング69bの落下を防止する構成である。これにより、該作業灯用ハーネス69aが該左・右支持板70a,70b間の隙間より落下することがなくなり、このために、この作業灯用ハーネス69aの破損が防止できる。 【0037】コンバイン72は、図10、及び図11で示す如く穀粒を一時貯留するホッパ72aを複数個設置した構成であるが、この各ホッパ72aの下側に穀粒を貯留する穀粒貯留タンク72cを載置可能に構成すると共に、この穀粒貯留タンク72cの後側には、この穀粒貯留タンク72c内の穀粒を機外へ排出する回動自在で伸縮自在な排出移送装置72bを設け、この排出移送装置72bは、図12で示す如く油圧シリンダ72dにより、傾斜自在な構成である。該各ホッパ72aから該穀粒貯留タンク72c内へ穀粒を排出する構成であり、又、該穀粒貯留タンク72cを載置しないときは、該各ホッパ72aから直接袋等で穀粒を受けることができる構成である。これにより、該穀粒貯留タンク72cを載置したときは、該コンバイン72を操作する作業者が、このコンバイン72へ搭乗したままで、連続作業をすることができる。 【0038】コンバイン73は、図13で示す如く、走行・操作装置74a部と脱穀機74b部とよりなる構成である。刈取機75は図14で示す如く二条刈り用刈取機75aと、三条刈り用刈取機75bとの両者を選択して装着可能とすると共に、穀粒貯留装置76は図15で示す如く少量の穀粒を一時貯留するホッパ76a形式、及び多量の穀粒を一時貯留する穀粒貯留タンク76bと、この穀粒貯留タンク76b内の穀粒を機外へ排出する回動、伸縮、及び傾斜自在な排出移送装置76cとの両者よりなる穀粒貯留排出装置77との両者を選択して載置できる構成である。これにより、該刈取機75と該穀粒貯留装置76とは選択して載置できることにより、このコンバイン73の汎用性を向上させることができる。 【0039】コンバイン78は、図16〜図18で示す如く刈取機79a、脱穀機79b、及び穀粒貯留排出装置79c等を一体に形成した機体80を構成すると共に、走行装置81a、エンジン81b、及び操作装置81c等を一体に形成した機体82を構成し、これら機体80と機体82とを、図16、図17、及び図18へと順次組付け可能に構成して、これら機体80と機体82とを組付けることにより、該コンバイン78を完成させる構成である。これにより、該機体80を該機体82から取り外すことにより、該機体82は運搬車として利用できる。 【0040】コンバイン83は、図19、及び図20で示す如く穀粒貯留タンク84aと、この穀粒貯留タンク84a内の穀粒を機外へ排出する排出移送装置84bとを一体に形成すると共に、この穀粒貯留タンク84aのみを取外し自在な構成として、該コンバイン83から着脱自在な構成であり、この穀粒貯留タンク84aを取り外したときは、図21で示すホッパ85を装着できる構成として、このホッパ85から袋等により、穀粒を受ける構成として、該コンバイン83を図22で示す如く形成する構成である。これにより、圃場の形態により、該排出移送装置84bでは、穀粒の排出が行えないときは、該ホッパ85を装着することにより、容易に穀粒を袋等へ排出が可能になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月17日(1999.3.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−262141(P2000−262141A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月26日(2000.9.26) |
| 【出願番号】 |
特願平11−72227 |
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