| 【発明の名称】 |
脱穀装置のシーブケース構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】松尾 理
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| 【要約】 |
【課題】シーブケースの軽量化を図りながらも、選別精度の向上を図ることができる脱穀装置のシーブケース構造を提供する。
【解決手段】シーブケースに装備されるチャフシーブのチャフリップ板19a群を各々に設けられた横向き支軸25の軸芯周りで連動揺動自在に連結してチャフシーブを開度調節可能に構成する。各チャフリップ板19aを合成樹脂から一体成形するとともに、チャフリップ板19aに、その長手方向全幅に亘る状態で金属製の棒状体31を固着し、この棒状体31のうち、チャフリップ板19aの長手方向両端側からそれぞれ横外方に突出する部位を支軸25に構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シーブケースに装備されるチャフシーブのチャフリップ板群を各々に設けられた横向き支軸の軸芯周りで連動揺動自在に連結して前記チャフシーブを開度調節可能に構成してある脱穀装置のシーブケース構造であって、前記各チャフリップ板を合成樹脂から一体成形するとともに、前記チャフリップ板に、その長手方向全幅に亘る状態で金属製の棒状体を固着し、この棒状体のうち、前記チャフリップ板の長手方向両端側からそれぞれ横外方に突出する部位を前記支軸に構成してある脱穀装置のシーブケース構造。 【請求項2】 前記チャフシーブを閉じ側に弾性付勢する付勢手段が設けられているとともに、前記チャフシーブに作用する処理物重量により前記チャフシーブの開度が変化するように構成されている請求項1記載の脱穀装置のシーブケース構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、シーブケースに装備されるチャフシーブのチャフリップ板群を各々に設けられた横向き支軸の軸芯周りで連動揺動自在に連結して前記チャフシーブを開度調節可能に構成してある脱穀装置のシーブケース構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の脱穀装置のシーブケース構造としては、図8の(イ)に示すように、各チャフリップ板51を板金から折曲げ形成するとともに、各チャフリップ板51の長手方向上端両側の各々に金属製の支軸52を溶着したもの、或いは、図8の(ロ)に示すように、各チャフリップ板51と支軸52とを合成樹脂から一体形成したものがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の前者のシーブケース構造では、各チャフリップ板51が板金製であるため自重が大きくなり、シーブケース全体の大重量化を招来する不都合があった。 【0004】また、前記従来の後者のシーブケース構造では、各チャフリップ板51とそれの支軸52とを合成樹脂から一体成形することによりチャフリップ板51の軽量化を図り、シーブケースの大重量化を抑制することはできたが、チャフシーブ上の処理物重量が重くなればなるほどチャフリップ板51が撓み変形し易く、チャフシーブの開度を調節した状態であっても、処理物量に対する適正なチャフリップ板51間の隙間を確保できなくなって処理物の選別精度が低下する虞があり、選別精度の向上を図る上で改良の余地があった。 【0005】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであって、その主たる課題は、シーブケースの軽量化を図りながらも、選別精度の向上を図ることができる脱穀装置のシーブケース構造を提供する点にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による脱穀装置のシーブケース構造の特徴構成は、シーブケースに装備されるチャフシーブのチャフリップ板群を各々に設けられた横向き支軸の軸芯周りで連動揺動自在に連結して前記チャフシーブを開度調節可能に構成してある脱穀装置のシーブケース構造であって、前記各チャフリップ板を合成樹脂から一体成形するとともに、前記チャフリップ板に、その長手方向全幅に亘る状態で金属製の棒状体を固着し、この棒状体のうち、前記チャフリップ板の長手方向両端側からそれぞれ横外方に突出する部位を前記支軸に構成してある点にある。 【0007】(作用) 上記特徴構成によれば、各チャフリップ板を合成樹脂から一体成形することにより、例えば、チャフリップ板を板金から折曲げ形成する場合に比して、チャフリップ板の軽量化を図ることができる。それでいて、各チャフリップ板の撓み変形は、各チャフリップ板の上端に、その長手方向全幅に亘る状態で固着された金属製の棒状体をもって抑制することができる。つまり、各チャフリップ板を合成樹脂から一体成形して軽量化を図りながらも、各チャフリップ板に、その長手方向全幅に亘る状態で固着された金属製の棒状体をもって、チャフシーブ上の処理物重量による各チャフリップ板の撓み変形を抑制することができるから、チャフシーブの開度を調節するだけで、処理物量に対する適正なチャフリップ板間の隙間を確保し易くなる。 (効果) それ故に、シーブケースの軽量化を図りながらも、選別精度の向上を図ることができる。 【0008】本発明の請求項2による脱穀装置のシーブケース構造の特徴構成は、前記チャフシーブを閉じ側に弾性付勢する付勢手段が設けられているとともに、前記チャフシーブに作用する処理物重量により前記チャフシーブの開度が変化するように構成されている点にある。 【0009】(作用) 上記特徴構成によれば、チャフシーブ上の処理物量が多くなってチャフシーブに作用する処理物重量が重くなるほど、その重量により、チャフシーブ上の処理物量にほぼ比例する状態でチャフシーブの開度が付勢手段の弾性付勢力に抗して大きくなり、また逆に、チャフシーブ上の処理物量が少なくなってチャフシーブに作用する処理物重量が軽くなるほど、付勢手段の弾性付勢力により、チャフシーブ上の処理物量にほぼ比例する状態でチャフシーブの開度が小さくなる。つまり、チャフシーブ上の処理物量に応じてチャフシーブの開度調節を自動的に行なえる。また、例えば、各チャフリップ板を板金から折曲げ形成した場合には、チャフリップ板の自重が大きくなるため、選別作動時に、シーブケースの揺動の影響を受けてチャフリップ板の揺動先端側ほど大きな回転モーメントが作用して、チャフリップ板群が処理物重量に関係なく支軸の軸芯周りで自重揺動し易くなり、その結果、チャフシーブ上の処理物を撥ね飛ばしたり不必要に漏下させる不都合が生じて選別精度が低下する虞があるが、上記請求項2の発明においては、各チャフリップ板を合成樹脂から一体成形して軽量化を図りながらも、各チャフリップ板に、その長手方向全幅に亘る状態で固着された金属製の棒状体をもって、チャフシーブ上の処理物重量による各チャフリップ板の撓み変形を抑制してあり、しかも、この支軸はチャフリップ板の揺動支点に位置するから、支軸自体の重量が前記回転モーメントを増大する要因になることはほとんどなく、シーブケースの揺動によるチャフリップ板群の自重揺動を抑制することができる。 (効果) それ故に、チャフシーブ上の処理物量に応じたチャフシーブの自動開度調節を行なえ、しかも、選別精度の向上を図ることができる。 【0010】 【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、コンバインに搭載される脱穀装置の縦断左側面が示されており、この脱穀装置には、その左側部に配備されたフィードチェーン1により横向き姿勢で挾持搬送される刈取穀稈の穂先側に対して脱穀処理を施す脱穀部2と、脱穀部2からの処理物に対して選別処理を施す選別部3と、選別部3にて選別された処理物のうちの一番物と二番物とを回収する回収部4とを配設してある。 【0011】前記脱穀部2には、前後軸芯周りで駆動回転する扱胴5、扱胴5の下部側に配備された受網6、受網6の後方に形成された送塵口7等が備えられ、扱胴5にてフィードチェーン1により挾持搬送される刈取穀稈から穀粒を分離し、単粒化した穀粒や切れワラなどを受網6から漏下させるとともに、受網6から漏下しなかった穀粒や切れワラなどを送塵口7から排出するようになっている。 【0012】前記選別部3には、送塵口7の後方に配備された処理胴8、前後揺動自在に支持された状態で受網6と処理胴8との下方に亘って配備されたシーブケース9、シーブケース9の前下方に配備された唐箕10等が備えられ、シーブケース9が、その後部に装着されたクランク機構11の作動により揺動駆動されることによって、脱穀部2からの処理物に対して篩い選別を施すとともに、唐箕10が、シーブケース9に向けて選別風を供給することによって、シーブケース9により篩い選別される処理物に対して風力選別を付加するようになっている。そして、これらの選別作動によって、脱穀部2からの処理物を、一番物としての穀粒と、二番物としての穀粒と切れワラなどとの混在物と、三番物としての切れワラなどとに選別するようになっている。 【0013】前記回収部4には、シーブケース9の下方で唐箕10の後方に配備された一番物回収部12、シーブケース9の下方で一番物回収部12の後方に配備された二番物回収部13等が備えられている。 【0014】前記一番物回収部12は、選別部3にて選別処理された処理物のうちの一番物を回収するとともに、その回収した一番物を、その底部に左右向きに配備された一番スクリュー14によって、その右端に連通接続された揚送スクリューを備えた一番物揚送装置15に向けて搬送するよう構成されている。二番物回収部13は、選別部3にて選別処理された処理物のうちの二番物を回収するとともに、その回収した二番物を、その底部に左右向きに配備された二番スクリュー16によって、その右端に連通接続された二番還元スクリューを備えた二番物揚送装置17に向けて搬送するよう構成されている。尚、一番物揚送装置15は、一番スクリュー14にて搬送された一番物を揚送して脱穀装置の右側方に並設された貯留部(図示せず)に対して上方から供給するよう構成されている。また、二番物揚送装置17は、二番スクリュー16にて搬送された二番物を揚送してシーブケース9に還元するよう構成されている。 【0015】前記シーブケース9は、シーブケース9の上部前端に配備された第一グレンパン18、第一グレンパン18の後端に連なる状態に配備されたチャフシーブ19、チャフシーブ19の上方に配備された第二グレンパン20、第二グレンパン20の上面から後方に向けて延設された篩線21、チャフシーブ19の後端に連なる状態に配備されたストローラック22、チャフシーブ19の下方に配備された第三グレンパン23、及び、第三グレンパン23の後端に連なる状態に配備されたグレンシーブ24などによって構成されている。詳しくは、シーブケース9は、枠状に形成された合成樹脂製のシーブケース本体9Aに、第一グレンパン18と第三グレンパン23とグレンシーブ24を一体形成するとともに、チャフシーブ19と第二グレンパン20とストローラック22とを合成樹脂から成形し、これらチャフシーブ19と第二グレンパン20とストローラック22とをシーブケース本体9Aの左右両側壁26間に亘る状態で配設して構成されている。 【0016】前記第一グレンパン18は、受網6の前部側から漏下した穀粒や切れワラなど処理物を受け止めて比重差選別しながら後方に向けて移送するようになっている。 【0017】前記第二グレンパン17は、送塵口7から排出された穀粒や切れワラなどの処理物を比重差選別しながら後方に向けて移送し、その後部側から比重の重い穀粒や切れワラが漏下するようになっている。 【0018】前記篩線21は、第二グレンパン20により移送され、その後部側で漏下しなかった残りの処理物を横軸芯周りで駆動回転する処理胴8でほぐしながら後方に向けて移送案内するようになっている。 【0019】前記チャフシーブ19は、受網6の後部側から漏下した処理物、第一グレンパン18により移送された処理物、及び、第二グレンパンの後部側から漏下した処理物の中から穀粒などを粗選別して漏下させながら、残りの処理物を後方に向けて移送するようになっている。 【0020】前記ストローラック22は、チャフシーブ19により移送された処理物の中から穀粒などを篩い選別して二番物回収部13に漏下させるとともに、残りの処理物を後方に向けて移送して機外に排出するようになっている。 【0021】前記グレンシーブ24は、第三グレンパン23により移送された処理物とチャフシーブ19から漏下された処理物の中から穀粒を精選別して一番物回収部12に漏下させるとともに、残りの処理物を後方の二番物回収部13に向けて移送するようになっている。 【0022】図2に示すように、前記チャフシーブ19は、前後方向に並設されるチャフリップ板19a群を、それらの各上端に設けられた横向き支軸25の軸芯X周りで連動揺動自在となるように、シーブケース9の左右両側壁26の内面側に設けられた固定板27に枢支連結するとともに、それらの各下端に設けられた横向き支軸28同士を連結板29にて連動連結することによって開度調節可能に、つまり、前後方向で隣接するチャフリップ板19a間の開き具合を調節可能に構成されている。また、チャフシーブ19は、コイルバネ30aからなる付勢手段30によって閉じ側に弾性付勢されている。 【0023】以上の構成から、チャフシーブ19上に堆積する処理物量が多くなってチャフシーブ19に作用する処理物重量が重くなるほど、その重量により、チャフシーブ19上の処理物量にほぼ比例する状態でチャフシーブ19の開度を大きくすることができ、また逆に、チャフシーブ19上に堆積する処理物量が少なくなってチャフシーブ19に作用する処理物重量が軽くなるほど、付勢手段30の弾性付勢により、チャフシーブ19上の処理物量にほぼ比例する状態でチャフシーブ19の開度を小さくすることができるようになっている。つまり、チャフシーブ19を開閉可能に構成するとともに、チャフシーブ19を閉じ側に弾性付勢する付勢手段30を設けるだけで、チャフシーブ19上の処理物量に応じたチャフシーブ19の開度調節を自動的に行えるようになっている。 【0024】図2,図3に示すように、前記各チャフリップ板19aは合成樹脂から一体成形され、前記両支軸25,28を備えた板部の下端を、チャフシーブ19による処理物の移送方向上手側(第1グレンパン側)に向かってほぼ90度の角度で屈曲させた断面ほぼLの字状に形成してある。各チャフリップ板19aの上端のうち、チャフシーブ19による処理物の移送方向下手側(ストローラック22側)の長手方向(横方向)複数箇所には、金属製の棒状体31の一例である丸棒31aを相対回転不能な状態で内嵌保持する嵌合保持部32を所定間隔を隔てて一体形成してあるとともに、各嵌合保持部32には、棒状体31を移送方向下手側から嵌合保持部32内に圧入するためのスリット32aを形成してある。 【0025】そして、前記棒状体31の全長はチャフリップ板19aの長手方向全幅よりも大に構成してあり、棒状体31の両端側がチャフリップ板19aの長手方向両端からそれぞれ突出する状態で、棒状体31を各嵌合保持部32に亘って内嵌保持させてある。 【0026】つまり、合成樹脂製のチャフリップ板19aの上端に、その長手方向全幅に亘る状態で金属性の棒状体31を内嵌固着してあり、この棒状体31のうち、チャフリップ板19aの長手方向両端からそれぞれ突出する部位を、チャフリップ板19aの上端に設けられた横向き支軸25に構成するとともに、この支軸25を固定板27に回転自在に枢支してチャフリップ板19aが揺動自在となるようにしてある。更に、各チャフリップ板19aの下端に設けられた横向き支軸28は、チャフリップ板19aの長手方向両側面の各々から一体的に突出形成されたピン状の突出部から構成してあり、チャフシーブ19は、チャフリップ板19aの下端に一体形成された横向き支軸28同士を連結板29にて連動連結することによって開度調節可能に構成してある。 【0027】図4〜図6に示すように、前記チャフシーブ19を構成するチャフリップ板19a群のうち、一つのチャフリップ板19aの左側下端の支軸28の端部には、シーブケース本体9Aの左側壁26よりも外側方に突出するピン部33を延設してある。一方、シーブケース本体9Aの左側壁26には、チャフシーブ19の開閉動作に伴うピン部33の移動を許容する長孔34を形成してある。長孔34は、ピン部33を備えるチャフリップ板19aの上端に設けられた横向き支軸25の軸芯Xを中心とした円弧状に形成され、その前端にピン部33が接当する状態ではチャフシーブ19が限界最小開度状態(略全閉状態)となり、また、その後端にピン部33が接当する状態ではチャフシーブ19が限界最大開度状態(全開状態)となるように、チャフシーブ19の開閉動作に伴うピン部33の移動を規制するようになっている。更に、ピン部33を備えるチャフリップ板19aの上端に設けられた左側支軸25の端部には、シーブケース本体9Aの左側壁26よりも外側方に突出する支点軸35を同芯状に延設してある。 【0028】そして、前記シーブケース本体9Aにおける左側壁26の横外側には、チャフシーブ19上の処理物量に応じてチャフシーブ19の開度調節を自動的に行うにあたって、チャフシーブ19の最小開度と最大開度とを設定するための操作レバー36を配備してあり、この操作レバー36は、支点軸35に、その軸芯X周りに揺動自在に枢支連結してあるとともに、支点軸の軸芯Xを中心とした円弧状の長孔37を形成し、この長孔37にピン部33を挿通してある。そして、操作レバー36における長孔37よりも上部箇所と、チャフリップ板19aの遊端に装着されたピン部とに亘って、上述したチャフシーブ19を閉じ側に弾性付勢するコイルバネ30aが掛け渡されている。つまり、操作レバー36は、チャフシーブ19の開閉動作に伴うピン部33の移動を許容するとともに、軸芯X周りに揺動操作されることによって、コイルバネ30aを介してチャフシーブ19を開閉操作するようになっている。 【0029】ちなみに、前記操作レバー36を後方側に揺動操作することによって、チャフシーブ19の最小開度を大きくすることができ、また、操作レバー36を前方側に揺動操作することによって、チャフシーブ19の最大開度を小さくすることができるようになっている。尚、操作レバー36によるチャフシーブ19の開度範囲は6段階に設定変更可能であって、各設定位置に設けられた係合ピン38との係合により、操作レバー36をその設定位置で保持することができるとともに、係合ピン38との係合を解除して揺動操作することにより設定変更することができる。 【0030】また、図2に示すように、前記コイルバネ30aは、操作レバー36に対して出退自在に螺合されたボルトからなるアジャスタ39を介して操作レバー36に連結されており、このアジャスタ39の出退操作によって、操作レバー36により設定したチャフシーブ19の各最小開度におけるコイルバネ30aの付勢力を変更することができる。 【0031】図4,図5に示すように、チャフシーブ19には、支点軸35から後方に向けて延出する延出部40を有する状態で、ピン部33を備えるチャフリップ板19aにピン部33と支点軸35を介して一体揺動可能に連結されたバランスウェイト41aによって構成される自重揺動阻止部材41が装備されており、この自重揺動阻止部材41の作用によって、シーブケース9の揺動駆動時に、チャフシーブ19が、その自重によって処理物重量に関係なく開閉作動し、その開閉作動によってチャフシーブ19上の処理物が撥ね飛ばされる不都合や不必要に漏下する不都合が生じて選別精度や選別効率が低下することを阻止できるようになっている。 【0032】〔第2実施形態〕図7は、シーブケース9に装備されるチャフシーブ19のチャフリップ板19aの別の実施形態を示し、各チャフリップ板19aは合成樹脂から一体成形してある。各チャフリップ板19aの上端のうち、チャフシーブ19による処理物の移送方向下手側(ストローラック22側)に、金属製の棒状体31の一例である丸棒31aをチャフリップ板19aの長手方向全幅に亘る状態でインサート成形してある。 【0033】つまり、合成樹脂製のチャフリップ板19aの上端に、その長手方向全幅に亘る状態で金属性の棒状体31をインサート成形して内嵌固着してあり、この棒状体31のうち、チャフリップ板19aの長手方向両端からそれぞれ突出する部位を、チャフリップ板19aの上端に設けられた横向き支軸25に構成するとともに、この支軸25を固定板27に回転自在に枢支してチャフリップ板19aが揺動自在となるようにしてある。 【0034】その他の構成は前記第1実施形態と同一であり、第1実施形態で記載した構成部分と同一構成又は同一機能を有する構成部分には同一番号を付記してそれの説明を省略する。 【0035】〔その他の実施形態〕 ■ 前記各実施形態では、チャフシーブ19の前後方向全域に亘るチャフリップ板19a群を、それらの各上端に設けられた横向き支軸25の軸芯X周りで連動揺動自在に連結してチャフシーブ19を開度調節可能に構成したが、チャフシーブ19の前半部分のチャフリップ板19a群を、それらの各上端に設けられた横向き支軸25の軸芯X周りで連動揺動自在に連結してその前半部分のチャフシーブ19を開度調節可能に構成してもよい。 ■ 付勢手段30をつる巻きバネなどで構成してもよい。 ■ チャフシーブ19の開度範囲を設定変更する構造は、必ずしも設ける必要はない。つまり操作レバー36を設けなくてもよい。この場合、ピン部33とシーブケース本体9Aの左側壁26とに亘って付勢手段30を掛け渡す。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成11年3月18日(1999.3.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2000−262138(P2000−262138A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月26日(2000.9.26) |
| 【出願番号】 |
特願平11−73748 |
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