| 【発明の名称】 |
生花・生野菜等の保存庫 |
| 【発明者】 |
【氏名】小林 滋彬
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| 【要約】 |
【課題】保存庫内のCO2 濃度を制御することにより生花・生野菜等を長期に渡って鮮度良く保存できる生花・生野菜等の保存庫を提供する。
【解決手段】生花・生野菜等を保存する保存庫と、保存庫内の空気を保存庫外の空気と交換する換気装置と、該保存庫内のCO2 濃度を検出するCO2 検出センサーと、前記センサーからの信号に基づいて前記保存庫内の空気を換気すべく換気装置を制御する制御手段とを備えてなることを特徴とする生花・生野菜等の保存庫。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】生花・生野菜等を保存する保存庫1と、保存庫内の空気を保存庫外の空気と交換する換気装置10と、該保存庫内のCO2 濃度を検出するCO2 検出センサー6と、前記センサーからの信号に基づいて前記保存庫内の空気を換気すべく換気装置を制御する制御手段3とを備えてなることを特徴とする生花・生野菜等の保存庫。 【請求項2】前記保存庫内のCO2 濃度が所定値以上になると警報を発する警報装置を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の生花・生野菜等の保存庫。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、生花・生野菜等を保存する保存庫に関するものであり、特に保存庫内のCO2 濃度を制御することにより生花・生野菜等を長期に渡って鮮度良く保存できる生花・生野菜等の保存庫に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から農業分野では採集した生花・生野菜等を出荷するまでの間冷蔵保存庫に保管し鮮度を維持するようにしている。例えば、茎から切り取った生花の保存は、花の種類にもよるが温度3°C〜16°C、湿度65%〜80%が適していると言われている。このため現在販売されている保存庫は、たとえば図3に示すように保存庫に、温度センサー、湿度センサー、加湿器、熱交換機、ヒーター、換気装置を備え、各センサーからの信号によりコントローラによって所定範囲で庫内の温度を制御したり、あるいは温度と湿度両方を制御したりしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、切り取った生花は成育中とは逆に酸素を吸収してCO2 を排出しており、このため大量の切り花を保存している閉局所の保存庫の雰囲気は、上記のような制御を実行していても換気装置を作動させるのを忘れると時間が経過するにしたがって大量の切り花によって次第に低濃度酸素、高濃度CO2 になってゆき、生花の長期保存には適さない雰囲気となる。この結果、生花・生野菜等の鮮度が低下したり、あるいは高いCO2 濃度の庫内に作業者が入る場合には人体への被害が発生する事など種々の問題が明かとなっている。 【0004】そこで、本発明は、生花・生野菜等を保存する保存庫内にCO2 検出センサーとCO2 濃度制御手段を組み込み、保存内のCO2 濃度を制御することによって生花・生野菜等の保存日数を長期化させることができる生花・生野菜等の保存庫を提案し、上記問題点を解決することを目的とする。また、保存庫内のCO2 濃度が所定値以上になると警報を発し、人体への被害を防止することを目的とする。本発明では、保存庫に庫内のCO2 濃度を検出するCO2 検出センサーと、前記保存庫内のCO2 濃度が所定値以上になると警報を発する警報装置と、CO2制御手段を組み込み、常に庫内のCO2 濃度を監視し制御することにより、生花・生野菜等の長期保存を可能とし、さらに庫内に入る作業者への被害を防止する。さらに生花・生野菜等の腐敗をCO2 濃度の上昇速度として早期に発見し、被害の増大を防止する。 【0005】 【課題を解決するための手段】このため、本発明が採用した技術解決手段は、生花・生野菜等を保存する保存庫と、保存庫内の空気を保存庫外の空気と交換する換気装置と、該保存庫内のCO2 濃度を検出するCO2 検出センサーと、前記センサーからの信号に基づいて前記保存庫内の空気を換気すべく換気装置を制御する制御手段とを備えてなることを特徴とする生花・生野菜等の保存庫であり、前記保存庫内のCO2 濃度が所定値以上になると警報を発する警報装置を備えてなることを特徴とする生花・生野菜等の保存庫である。 【0006】 【実施形態】以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係る生花・生野菜等の保存庫の概念図、図2は保存庫内の雰囲気を制御する本発明に係わる制御部の構成図である。以下図1、2を参照して、本発明の実施形態を説明すると、1は従来から公知の生花・生野菜等を保存するための保存庫であり、この保存庫1の適宜箇所に本発明に係わる庫内の雰囲気を制御する制御部2が設けられている。なお、制御部2は、必ずしも保存庫と一体に設ける必要はなく、分離して配置することも可能である。 【0007】制御部2は図2に示すように、制御手段としてのコントローラ3と、このコントロンーラに信号を出力する温度センサー4、湿度センサー5、CO2 検出センサー6と、各センサーからの信号に基づいて前述のコントローラ3によって制御される熱交換機7、ヒーター8、CO2 高濃度警報器9、換気装置10を備えている。警報器9はディスプレイに表示するものや音や光等によって作業者に異常をしらせることができる形態のものであり、換気装置10は庫内の空気を庫外に排出するとともに、庫外の空気を庫内に取り込む機能を有している。 【0008】上記保存庫では、CO2 検出センサー6からの信号をコントローラで受取り、生花・生野菜等の保存に最適な設定CO2 濃度を超えた場合には換気装置10を作動させてCO2 濃度を低下させる。さらにセンサー4、5、6よりの信号により特別な環境が必要な時(例えば、CO2 濃度を大気中より低くするなど)には別に設置したクリーンガス供給手段11から例えば、窒素、酸素と100ppm〜300ppmCO2 混合ガスを供給したりして保存庫1内の雰囲気を目的の雰囲気とすることができる。 【0009】また、保存庫内のCO2 濃度が数%CO2 濃度以上の場合には逆に酸素濃度が低下するので酸欠状態となり、庫内に出入りする作業者に対して危険性を有することなる。このような事態を回避するために庫内にCO2 検出センサーによってCO2 濃度を監視し、濃度が高い場合には警報を発し、安全を確保できるようにする。なお、上記各機器の組み合わせは、必要に応じて組み変えが可能であることは当然である。 【0010】 【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、生花・生野菜等を保存する保存庫にCO2 濃度検出センサーを設け、CO2 濃度が設定値以上の場合には、従来よりある換気装置を自動的に作動させることにより、確実にCO2 濃度を低下させることができるとともに、庫内のCO2 濃度が所定値以上になると警報を発する警報手段を設けたため、生花・生野菜等の長期保存が可能となる。生花・生野菜等の腐敗をCO2 濃度の上昇速度として早期に発見し、被害の増大を防止することができる。高CO2 濃度の庫内に入る作業者への被害を防止することができる、等の優れた効果を奏することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000145541 【氏名又は名称】株式会社曙ブレーキ中央技術研究所
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| 【出願日】 |
平成11年1月25日(1999.1.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100099265 【弁理士】 【氏名又は名称】長瀬 成城
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| 【公開番号】 |
特開2000−209939(P2000−209939A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月2日(2000.8.2) |
| 【出願番号】 |
特願平11−16233 |
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