| 【発明の名称】 |
脱穀機の穀稈挾持移送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】水本 武
【氏名】土居原 純二
【氏名】泉 浩二
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| 【要約】 |
【課題】フィードチェンを回転駆動するフィードチェン駆動装置の給油口の近傍に塵埃等の落下を防止しようとするものである。
【解決手段】穀稈を脱穀する脱穀室22の供給口32の下側には、外側へ突出する入口漏斗33を設け、この入口漏斗33の下側には、該脱穀室22へ穀稈を挾持して移送するフィードチェン7を回転駆動するフィードチェン駆動装置8を設けると共に、このフィードチェン駆動装置8の給油口35を該入口漏斗33の下側に位置させて設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穀稈を脱穀する脱穀室22入口側の供給口32の下側には外側へ突出させて該穀稈を受ける入口漏斗33と、該脱穀室22へ該穀稈を挾持して移送するフィードチェン7と、該入口漏斗33の下側には該フィードチェン7を回転駆動するフィードチェン駆動装置8とを設けた脱穀機において、該フィードチェン駆動装置8の給油口35を該入口漏斗33の下側に位置させて設けたことを特徴とする脱穀機の穀稈挾持移送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、穀稈を脱穀する脱穀室の供給口の下側には、外側へ突出する入口漏斗を設け、この入口漏斗の下側には、該脱穀室へ該穀稈を挾持して移送するフィードチェンを回転駆動するフィードチェン駆動装置を設けると共にこのフィードチェン駆動装置の給油口を該入口漏斗の下側に位置させて設けた技術であり、脱穀機の穀稈挾持移送装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】脱穀する穀稈を挾持するフィードチェンは、フィードチェン駆動装置で回転駆動され、脱穀室入口側の供給口の下側に、外側へ突出させて設けた入口漏斗で受けた穀稈は、該フィードチェンで挾持されて引継ぎされ、該脱穀室内をこのフィードチェンで挾持移送されて脱穀する。 【0003】前記フィードチェン駆動装置内に油が不足して給油するときは、このフィードチェン駆動装置の給油口から給油する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】フィードチェン駆動装置の給油口は、フィードチェンの下部に設けていることにより、このフィードチェンで挾持移送中の穀稈から落下した塵埃は、この給油口の近傍に堆積することがあり、このために、該給油口から該フィードチェン駆動装置内へ給油のときに、堆積した塵埃がこのフィードチェン駆動装置内に入ることが発生していたが、この発明により、この問題点を解消しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、穀稈を脱穀する脱穀室22入口側の供給口32の下側には外側へ突出させて該穀稈を受ける入口漏斗33と、該脱穀室22へ該穀稈を挾持して移送するフィードチェン7と、該入口漏斗33の下側には該フィードチェン7を回転駆動するフィードチェン駆動装置8とを設けた脱穀機において、該フィードチェン駆動装置8の給油口35を該入口漏斗33の下側に位置させて設けたことを特徴とする脱穀機の穀稈挾持移送装置の構成とする。 【0006】 【発明の作用】脱穀する穀稈を挾持移送するフィードチェン7は、脱穀室22入口側の供給口32の下側に、外側へ突出させて設けた入口漏斗33の下側に設けたフィードチェン駆動装置8で回転駆動され、該入口漏斗33で受けた穀稈は、該フィードチェン7で挾持されて引継ぎされ、該脱穀室22内をこのフィードチェン7で挾持されて脱穀する。 【0007】前記フィードチェン駆動装置8内に油が不足して給油するときは、入口漏斗33の下側に位置させて設けた該フィードチェン駆動装置8の給油口35から給油する。 【0008】 【発明の効果】入口漏斗33の下側にフィードチェン駆動装置8内へ給油するこのフィードチェン駆動装置8の給油口35を設けたことにより、この入口漏斗33で塵埃が遮断され、この給油口35近傍部には、フィードチェン7で挾持移送する穀稈から落下した塵埃が堆積することがなくなり、給油のときに塵埃がこのフィードチェン駆動装置8内へ入ることがなくなった。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1に載置した脱穀機2に装着したフィードチェン7、挾持杆31、該フィードチェン7を回転駆動するフィードチェン駆動装置8等よりなる穀稈挾持移送装置を図示して説明する。 【0010】前記コンバイン1の車台4の下部には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ5を張設した走行装置6を配設し、該車台4上部には、フィードチェン7と挾持杆31等によって挾持されて移送される刈取穀稈を脱穀し、脱穀した穀粒を選別回収して一時貯留する穀粒貯留タンク8aを横側に装着した脱穀機2を載置している。 【0011】前記脱穀機2の前部には、前端位置から立毛穀稈を分草する分草体9と、この分草された穀稈を引起す引起装置10と、引き起された穀稈を刈取る刈刃装置11と、刈取られた穀稈を搬送して、引継案内杆3、及び挾持杆31と、フィードチェン7とへ受渡しする穀稈掻込搬送装置12等を設けてなる刈取機13は、油圧駆動による伸縮シリンダ14により、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成としている。 【0012】前記脱穀機2側には、コンバイン1の操作制御を行う操作装置15と、作業者が搭乗する操縦席16とを設け、この操縦席16の下部には、エンジン17を搭載すると共に、後方には、穀粒貯留タンク8aを設置する。これら走行装置6、脱穀機2、刈取機13、エンジン17等によって、該コンバイン1の機体18を構成している。 【0013】前記刈取機13の穀稈掻込搬送装置12によって形成される穀稈搬送経路中には、刈り取られて搬送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機2へ穀稈供給の有無を検出する穀稈センサ19を設けている。車台4の前端部に装架された走行用ミッション20の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ21を設けた構成としている。 【0014】前記脱穀機2は、図5で示す如く上部側には、脱穀室22と、排塵処理室23と、二番処理室24とを設け、下部側には、選別室25を各々配置した構成である。該脱穀室22内には、各種の多数の扱歯26aを装着して刈取穀稈を脱穀処理する扱胴26を前後方向に軸架内装した構成としている。平面視前記脱穀室22の右側に平行し前部側に位置させた二番処理室24内には、還元される未脱穀処理物(二番物)を前方へ移送しながら処理し、選別室25へ排出する移送始端部から順次多数の処理歯27aと、二番排出羽根27bとを装着した二番処理胴28と、後部側に位置させた排塵処理室23内には、該脱穀室22から供給される一部の未脱穀処理物を後方へ移送しながら再処理する移送始端部から順次排塵移送螺旋29aと、多数の処理歯29bと、排塵排出羽根29cとを装着した排塵処理胴30とを同軸で軸架内装した構成としている。 【0015】前記脱穀室22の平面視左側の扱ぎ口26bに沿って、刈取穀稈を挾持するフィードチェン7と、引継案内杆3、及び挾持杆31とを配設すると共に、扱歯26aの外周縁下部から扱胴カバー39までの間を包囲する扱網26cと、各処理歯27a,29bの各外周縁下部側を包囲する後側には、棒状部材を所定間隔に設けた漏下具40と、二番受網41とを各々配設している。該漏下具40の移送終端部側には、該排塵処理室23内で処理された藁屑、及び稈切等の排塵物を排出する排塵排出口40aを設け、又、該二番受網41の移送終端部側には、二番処理室24内で脱穀処理された一部の処理物を排出する二番排出口41aを設けた構成である。 【0016】前記脱穀機2の脱穀室22入口側の穀稈を供給する供給口32の下側には、図1〜図3で示す如く外側へ突出させて所定幅に形成して、この供給される穀稈を受けて、該脱穀室22内へ案内する入口漏斗33を前側の前壁板2bの外側面へ装着した構成である。前記刈取機13の穀稈掻込搬送装置12で移送される刈取穀稈は、上下移動自在な引継案内杆3、及び挾持杆31と、フィードチェン7とによって挾持されて引継ぎされ、入口漏斗33を経て脱穀室22内を移送中に脱穀する構成である。 【0017】前記フィードチェン7を回転駆動するフィードチェン駆動装置8は、脱穀機2の左側の側壁板2aの外側面で、入口漏斗33の下部に位置させて設けている。このフィードチェン駆動装置8は、駆動ギヤケース34aに駆動軸34bを内装して設け、この駆動軸34bの軸端部に設けた駆動用スプロケット34c等によりなる構成である。このフィードチェン駆動装置8の該駆動ギヤケース34aの上部で、該入口漏斗33の下側に位置する箇所には、給油口35を設け、この給油口35から該駆動ギヤケース34a内へ試運転開始のとき、及び油が不足したときに給油する構成であり、この給油口35近傍に移送中の穀稈から落下する塵埃、及び藁屑等が堆積しない構成である。又、該駆動ギヤケース34aから油漏れしないように、油漏れ防止用のオイルシール等を該駆動軸34b部に設けた構成である。 【0018】前記フィードチェン7は、移送始端側の外側へ開閉自在な前チェンレール7aの移送始端部に設けた始端スプロケット36a、移送終端部側の固定の後チェンレール7bの移送終端部に設けた終端スプロケット36b、駆動用スプロケット34c、及び駆動ギヤケース34a先端部に回動自在に装着した支持板37aに回転自在に装着したテンションローラ37bに掛け渡した構成である。このテンションローラ37bは、スプリング37cの弾発を調節する調節ロット37dを介して、回動ピン38aを回動中心として、回動ハンドル38bの回動操作により、回動する構成として、該フィードチェン7を張り状態、及び弛み状態に操作する構成であり、該前チェンレール7aの始端部には、開閉操作する開閉ハンドル7cを設けた構成であり、該後チェンレール7bの後端部には、巻付防止板7dをボルト、及びナット等で装着した構成として、該後端スプロケット36bへ排藁の巻き付きを防止する構成である。 【0019】前記回動ハンドル38bは、図6で示す如く一定以上弛み側への回動を防止するストッパピン38cを設けた構成である。これにより、前記テンションローラ37bを装着した支持板37aは、一定以上弛み側へ下げ回動操作ができないことにより、このテンションローラ37bは支点越えすることがなくなり、このために、再度このテンションローラ37bを張り側へ上げ回動操作したときは、確実にこのテンションローラ37bは張り側へ作動する。 【0020】前記移送始端部側の前チェンレール7aは、図17で示す如く更に移送始端部側を分割して、上下回動自在な始端チェンレール36cを回動支持ピン36dで該前チェンレール7aへ装着した構成である。該始端チェンレール36cは、該回動支持ピン36dを回動中心として、回動ハンドル38bの上下回動操作により、この始端チェンレール36cを上下回動移動する構成である。 【0021】これにより、移送始端部側の前記前チェンレール7aを外側へ開閉構成において、開閉側に始端チェンレール36cを設けたことにより、フィードチェン7を弛める回動ハンドル38bを下げ回動操作すると、該始端チェンレール36cは下がり、該フィードチェン7は弛み、移送終端部のみを移送終端部の固定の後チェンレール7bから取り外せばよく、このために、移送始端部側の該前チェンレール7aを容易にオープンすることができる。 【0022】前記移送終端側の固定の後チェンレール7bの外側面には、図18、及び図19で示す如く巻付防止板50を回動ピン50aで回動自在に軸支した構成であり、この回動ピン50aの外径部で該後チェンレール7bと受板50bとの間には、弾発するスプリング50cを設けると共に、該巻付防止板50aに設けた固定ピン50dを該後チェンレール7bの挿入孔へ挿入して所定位置へ支持させた構成である。 【0023】前記巻付防止板50を回動させるときは、この巻付防止板50を外側方向へ引き出して固定ピン50dの係合をはずした後に、回動させる構成であり、所定位置へ支持させているときは、この巻付防止板50により、藁屑が終端スプロケット36bへの巻き付きを防止した構成としている。これにより、前記巻付防止板50を回動操作により、フィードチェン7は移送始端部側、又は移送終端部側いずれの側からも容易に取り外しが可能である。 【0024】前記移送始端部側の前チェンレール7aは、図20で示す如く更に移送始端部側を分割して、上下回動自在な始端チェンレール51aを回動支持ピン51bで該前チェンレール7aへ装着した構成である。該始端チェンレール51aの移送終端部の下側には、下り防止板51cを設けて、この始端チェンレール51aの下りを防止した構成である。 【0025】これにより、前記始端チェンレール51aを上方へ回動操作により、前チェンレール7aの開操作が容易にできる。前記選別室25内には、扱網26cから漏下した脱穀物と、漏下具40、及び二番受網41から漏下した処理物と、二番排出口41aから排出される処理物と、排塵排出口40aから排出される排塵物との供給を受けて、移送しながら揺動して選別する揺動選別装置42を、扱胴26の軸方向に沿わせて設けている。この揺動選別装置42は前部より、順次移送棚43a、チャフシーブ43b、ストローラック43cを設け、該チャフシーブ43bの下部には、グレンシーブ43dを設けた構成であり、該チャフシーブ43bは移送角度を調節可能に構成し、漏下量を調節できる構成としている。 【0026】前記揺動選別装置42は、前部を上手側にして前端部に揺動支点42aを設けると共に、後端部に設けた揺動カム42bによって揺動可能に架設した構成である。前記揺動選別装置42の移送方向始端部(上手側)の下部には、送風羽根44aを回転自在に内装した送風機44を設け、この送風機44で起風した選別風を送風して穀粒と塵埃とに風選別する構成である。 【0027】前記送風機44を形成する左・右両側の側壁板2a,2cには、吸気口44dを設け、この吸気口44dを調節する風調弁44bを風調軸44cに装着して設け、この風調軸44cは回動自在な構成である。脱穀済み排藁は、排藁チェン45と排藁挾持杆46との間で挾持して後方へ移送する構成であり、この排藁挾持杆46の終端側の下部には、図5で示す如く挾持用脚46aを設け、この挾持用脚46aの下端部には、回動自在に軸支した支持軸47aに固着したアーム47bの一端部を固着して設け、このアーム47bの他端部には、スプリング47cを介してワイヤ47dを設けた構成である。 【0028】前記排藁チェン45と排藁挾持杆46とが挾持する排藁の挾持量によって、該排藁挾持杆46が上下移動し、排藁の挾持量が多量のときは、これら排藁挾持杆46と挾持用脚46aとが下動し、この下動に連動して、該排藁挾持杆46の該挾持用脚46aによって、アーム47bが回動して、このアーム47bの回動により、このアーム47bにスプリング47cを介して設けた図5で示す如くワイヤ47dの先端部と連接した風調軸44cが回動して、この回動に連動して風調弁44bが開状態に作動され、吸気口44dから多量の外気風を吸入する構成である。 【0029】これにより、選別性能が向上する。又、前記アーム47bの回動により、図8で示す如くワイヤ47dの先端部と連接させた揺動選別装置42のチャフシーブ43bが作動され、このチャフシーブ43b,43b間の隙間(T)を広くして穀粒の漏下を多くする構成である。これにより、穀粒の漏下が向上して、三番飛散が減少する。 【0030】前記排藁チェン45の終端部で脱穀機2の後端部には、排藁を後作業処理するカッタ装置による切断処理か、又はドロッパ装置による排藁を受けて圃場面へ排出かにより、開閉操作する開閉カバー48を、図9、及び図10で示す如く設け、この開閉カバー48の内側には、弾性材よりなるL字形状のストッパ板48aを固着して設け、このストッパ板48aには、係合部48bを設けると共に、突出部48cを設けた構成である。 【0031】前記脱穀機2の後端部には、支持板49aを設け、この支持板49aには、受ピン49bを固着した構成である。前記カッタ装置による排藁を切断作業のときには、開閉カバー48は閉状態に操作する構成である。又、ドロッパ装置による排藁を排出作業のときには、該開閉カバー48を開操作して、ストッパ板48aの係合部48bを支持板49aの受ピン49bへ係合させる構成である。又、更に該開閉カバー48を大きく開状態にするときは、この開閉カバー48を更に開方向へ操作すると、該ストッパ板48aの突出部48cが、該支持板49aへ係合したこの突出部48cの係合を解除する構成である。 【0032】これにより、メンテナンスの向上となる。前記送風機44の下手側の先端部は、一番選別棚52から流下選別される穀粒を収容して一番螺旋53aにより、横送りする一番受樋53bの上手側と接続し、その下手側は該一番選別棚52の下端部と接続させ、この一番選別棚52の上端部近傍下側には、二番選別棚54から流下選別される未脱穀処理物(二番物)を収容して、二番螺旋55aにより、横送りする二番受樋55bの上手側上端部を適宜の間隔を設けて、重接状態に位置させ、この二番選別棚54の上端部には、機外へ開放させた構成である。 【0033】前記一番螺旋53aで横送りされた穀粒は、揚穀装置60等で引継ぎして、穀粒貯留タンク8a内へ揚送して貯留する構成である。前記二番螺旋55aで横送りされた未脱穀処理物(二番物)を引継ぎして二番処理室24内へ揚送する揚送螺旋56bを内装した二番還元筒56aを脱穀機2の平面視右側に斜設した構成である。 【0034】前記揺動選別装置42の移送終端部上方側には、送風機44の選別風と、該揺動選別装置42の揺動選別とによる選別塵埃を共に、機外へ排出する排塵ファン57を設けた構成である。前記穀粒貯留タンク8a内の底部には、貯留した穀粒を横送りする移送螺旋を設け、後側には、縦移送螺旋58aを内装した排出支持筒58を鉛直姿勢で回動可能に支承して設け、この排出支持筒58の上端部を支点として、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋59aを内装した排出オーガ59を、上下回動、及び左右旋回可能に横方向へ配置した構成である。 【0035】前記揚穀装置60は、図11〜図13で示す如く揚穀螺旋61bを内装した揚穀筒61a、及びこの揚穀筒61a上端部には、排出メタル61cを設けた構成である。この排出メタル61cの排出部62の外側面部には、穀粒貯留タンク8aを挿入し、この穀粒貯留タンク8aの挿入部の挿入孔8bは、該排出メタル61cの該排出部62の外側面部より、大きな形状に構成している。 【0036】前記穀粒貯留タンク8aには、上下に分割した上・下サポートプレート63a,63bを設け、これら上・下サポートプレート63a,63bには、両側で上下方向に長孔63cを設け、この各長孔63c部をボルト、及びナットで該穀粒貯留タンク8a内側面へ装着する構成であり、これら上・下サポートプレート63a,63bに設けた切欠部63d,63dを、排出メタル61cの排出部62の外側面部へ当接させて、該各長孔63c部をボルト、及びナットで装着する。 【0037】これにより、前記穀粒貯留タンク8aの組立が容易になる。前記穀粒貯留タンク8aは、樹脂材で形成すると共に、図14で示す如くこの穀粒貯留タンク8aの上部には、掃除用蓋64を丁番64a等により、開閉自在に装着した構成であり、この掃除用蓋64は樹脂材で透明、又は半透明として、該穀粒貯留タンク8a内の明かり取り、及び内部が見える構成である。 【0038】これにより、従来は前記掃除用蓋64に明かり取り用の窓部材を設けていたが、これを廃止することができて、コストダウンができた。前記穀粒貯留タンク8aの左右両側には、図15で示す如く支持プレート65を装着して設け、揚穀筒61aには、支持メタル66をボルト等で装着し、この支持メタル66の挿入孔66aには、支持フレーム67を左右方向に調節可能に挿入して、ボルト等で装着する構成であり、この支持フレーム67の左右両側には、上下方向の長孔67bを設けた取付板67aを設け、この各長孔67b部を該各支持プレート65へボルト、及びナットで装着する構成である。該穀粒貯留タンク8aに対して、該支持フレーム67の左右調節と、該各取付板67aの該長孔67b部の上下調節とによって、該穀粒貯留タンク8aを所定位置に支持する構成である。 【0039】これにより、前記穀粒貯留タンク8aを所定位置へ容易に装着することができる。前記コンバイン1の伝動構成は、図21、及び図22で示す如くエンジン17から走行ミッション20を伝動する構成とすると共に、該エンジン17から脱穀機2の駆動を2列とし、一方側は、カウンタ68へ入力され、このカウンタ68から穀粒を排出する排出支持筒58、及び排出オーガ59を回転駆動する構成とし、該エンジン17と該カウンタ68との間は、常時回転駆動とすると共に、該カウンタ68と該排出支持筒58との間は、テンション69の入切によって回転、及び停止する構成である。 【0040】他方側は、中間軸70部へ入力され、この中間軸70部から送風機44の回転駆動と、排塵処理胴30の回転駆動とを行う構成である。エンジン17と該中間軸70部との間は、テンション71の入切によって、回転、及び停止する構成であり、該中間軸70部と該送風機44、及び該排塵処理胴30との間は、常時回転駆動する構成である。 【0041】これにより、メンテナンス性の向上、及び前記脱穀機2の2列を駆動する駆動用ベルトは、他のベルトを外すことなく容易に取替えができる。前記排出支持筒58の上端部には、図11で示す如く支持メタル72を設け、この支持メタル72の天板72aには、縦移送螺旋58aを上方へ取外し、、及び組付けできる挿入孔72bを設けると共に、この支持メタル72の外側面と、該排出支持筒58の外周面とで支持するオーガ受73を設け、排出オーガ59を支持する構成である。 【0042】これにより、前記縦移送螺旋58aの分解、及び組立が容易になり、又、オーガ受73の強度アップができた。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年12月4日(1998.12.4) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−166362(P2000−166362A) |
| 【公開日】 |
平成12年6月20日(2000.6.20) |
| 【出願番号】 |
特願平10−345900 |
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