| 【発明の名称】 |
生茶葉残量計測方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 正行
【氏名】岩崎 健一
【氏名】原川 真理子
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| 【要約】 |
【課題】各生茶葉コンテナ装置に残留する生茶葉の重量を正確且つ低コストに算出できる新規な生茶葉残量計測方法を提供する。
【解決手段】本発明の生茶葉残量計測方法は、生葉室Rに収容されている生茶葉Aの総重量を算出し、この総重量を各生茶葉コンテナ装置1に投入されている生茶葉Aの体積比に応じて、各生茶葉コンテナ装置1の残量重量を算出する。また生葉室Rに収容されている生茶葉Aの総重量の算出は、受け入れ搬入時に計測される生茶葉Aの受け入れ重量を生葉室への投入重量とし、生茶葉コンテナ装置1の次工程以後に設けられる生葉流量計9の積算重量を生葉室からの取出重量として、この投入重量と取出重量との差に基づいて割り出されることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 茶園で摘採した生茶葉を製茶工場に搬入した後、この生茶葉を複数基の生茶葉コンテナ装置に投入し、一旦ストックするとともに次工程の加工状況に応じて適量ずつ取り出すことにより、投入や取り出し毎に変わる各生茶葉コンテナ装置の残量を計測する方法において、生葉室に収容されている生茶葉の総重量を算出し、この総重量を各生茶葉コンテナ装置に投入されている生茶葉の体積比に応じて、各生茶葉コンテナ装置の残量重量を算出することを特徴とする生茶葉残量計測方法。 【請求項2】 前記生葉室に収容されている生茶葉の総重量の算出は、受け入れ搬入時に計測される生茶葉の受け入れ重量を生葉室への投入重量とし、生茶葉コンテナ装置の次工程以後に設けられる生葉流量計の積算重量を生葉室からの取出重量として、この投入重量と取出重量との差に基づいて割り出されることを特徴とする請求項1記載の生茶葉残量計測方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は摘採後に製茶工場に搬入されてくる生茶葉を一旦ストックするとともに、品質を維持しながら次なる蒸熱工程に供給する各生茶葉コンテナ装置の残量計測方法に関するものである。 【0002】 【発明の背景】茶園で摘採した生茶葉は、通常製茶工場に搬入された後、品質保持のため一旦生茶葉コンテナ装置に投入、貯蔵され、その後次工程への供給に備え加工状況に応じて適量ずつ取り出される。このため各コンテナへの生茶葉の投入や取り出しは、断続的に行われることが多く、その都度各コンテナ内に残留する生茶葉の重量も変化することとなる。そしてこの生茶葉の残量重量が正確に計測できれば、例えば蒸し終了時刻や最終的な仕上げ加工終了時刻あるいは仕上げ製茶量等の正確な予測が可能であり、また製茶加工装置の清掃計画や製茶加工計画等もより正確に立案できる。このため、より正確に各生茶葉コンテナ装置の残量重量を計測する手法が種々開発され、例えば荷受け搬入時に計測される生茶葉重量(本来は茶農家に生茶葉代金として支払うために計測する重量)と、生茶葉コンテナ装置の投入エリアとを記憶装置等により併せて記憶し、これに応じて直接残量重量を求める方法が提案されている。 【0003】しかしながら、大型の製茶工場等では通常生葉室に複数基の生茶葉コンテナ装置を具えており、搬入された生茶葉をコンテナに投入する投入コンベヤも二基の生茶葉コンテナ装置に対し一基設けられ、投入口の数が限定されていること等から各生茶葉コンテナ装置の残量を正確に計測することは難しかった。すなわち荷受け時に投入すべき生茶葉コンテナ装置のエリアを記憶装置等により指定、記憶しても、茶の最盛期等にあってはトラック等を停める投入口が、生茶葉を搬入してきたトラックで塞がり、現実には他の生茶葉コンテナ装置に投入することを余儀なくされ、各生茶葉コンテナ装置の残量を正確に計測することはできなかった。また指定されたとおりの生茶葉コンテナ装置のエリアに投入されても、生茶葉の投入高さ(コンテナ内における積み上げ高さ)が投入エリアによって異なり、エリア毎に生茶葉量が異なる場合があり、従来手法では残量計測にこの投入高さの概念がなかったため、例えば10ブロック中3ブロックの取り出しを行えば、残量重量は最初に生茶葉コンテナ装置に存在していた総重量に7/10掛けして算出するものであり、実際の残量重量とかけ離れる場合も生じていた。もちろん各コンテナの生茶葉残量を正確に算出する別の手法として、投入コンベヤの投入先端部や各生茶葉コンテナ装置の取出口に、それぞれ投入量と取出量を計測する流量計等を設け、投入量と取出量との差に基づいて各生茶葉コンテナ装置の残量を計測することが考えられるものの、非常に多くの流量計が必要になることから、大幅な高コスト化となり採算が合わず非現実的な方法であった。 【0004】 【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を認識してなされたものであって、生葉室全体の生茶葉重量を算出し、この値から各生茶葉コンテナ装置の残量重量を算出することにより、投入高さを考慮し、より正確且つ低コストに残量重量の算出が行える新規な生茶葉残量計測方法の開発を試みたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の生茶葉残量計測方法は、茶園で摘採した生茶葉を製茶工場に搬入した後、この生茶葉を複数基の生茶葉コンテナ装置に投入し、一旦ストックするとともに次工程の加工状況に応じて適量ずつ取り出すことにより、投入や取り出し毎に変わる各生茶葉コンテナ装置の残量を計測する方法において、生葉室に収容されている生茶葉の総重量を算出し、この総重量を各生茶葉コンテナ装置に投入されている生茶葉の体積比に応じて、各生茶葉コンテナ装置の残量重量を算出することを特徴として成るものである。この発明によれば、生茶葉の投入高さが例えばブロック毎に異なっても各生茶葉コンテナ装置の残量重量をより正確に算出することができ、蒸し上がる時刻や仕上げ加工終了時刻あるいは仕上げ製茶量等の正確な予測が可能であり、また製茶加工装置の清掃計画や製茶加工計画等もより正確に立てられる。 【0006】また請求項2記載の生茶葉残量計測方法は、前記請求項1記載の要件に加え、前記生葉室に収容されている生茶葉の総重量の算出は、受け入れ搬入時に計測される生茶葉の受け入れ重量を生葉室への投入重量とし、生茶葉コンテナ装置の次工程以後に設けられる生葉流量計の積算重量を生葉室からの取出重量として、この投入重量と取出重量との差に基づいて割り出されることを特徴として成るものである。この発明によれば、生葉室の総重量は別途流量計等の装置を必要とせず、従来の製茶ラインから簡単に算出できる。またこのため各生茶葉コンテナ装置の残量重量の算出が低コストで行える。 【0007】 【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。説明にあたっては、本発明を実施する生茶葉残量計測装置Mについてまず説明し、次いで装置の作動態様を説明しながら実質的に本発明の生茶葉残量計測方法について説明する。生茶葉残量計測装置Mは大別すると、図1に示すように生葉室R内に設けられる複数基の生茶葉コンテナ装置1と、この装置の上方に設けられる生茶葉投入装置2とを具えて成り、更にこれら装置の移動量と生茶葉Aの積み上げ高さとを検出し、最終的に各生茶葉コンテナ装置1の残量を算出する処理装置3を具えて成るものである。そして各生茶葉コンテナ装置1は、補機的装置として搬送終了端部に積層された生茶葉Aを掻き落として取り出す掻き落とし装置4を設ける。このものは一例として回転する掻き落とし杆等により生茶葉Aをほぐしながら、その下方に配される取出コンベヤ5に落とし込むように構成されるものである。更に生茶葉投入装置2に対して、茶園から搬入された生茶葉Aをコンテナに供給するための供給コンベヤ6が設けられ、この供給コンベヤ6と生茶葉投入装置2との間に中継コンベヤ7が設けられる。更にまた生茶葉コンテナ装置1の前段には受け入れ時茶園から搬入されてきた生茶葉Aの重量すなわち生葉室への投入重量を測定する計量計8が設けられ、生茶葉コンテナ装置1の後段には蒸機に投入される生茶葉Aの重量すなわち生葉室からの取出重量を測定する生葉流量計9が設けられる。以下各構成部について説明する。 【0008】まず生茶葉コンテナ装置1について説明する。生茶葉コンテナ装置1は、生茶葉Aの鮮度を保ちながら一時的に貯蔵するとともに、次工程たる蒸熱工程への供給に備え、適量の生茶葉Aを取り出す装置であり、一例として図3に示すように四基の生茶葉コンテナ装置1が生葉室Rに並設される。因みに四基の生茶葉コンテナ装置1を一基ずつ別々に区別する場合には図3に併せて示すようにそれぞれ1a、1b、1c、1dと符号を付すものである。そして各生茶葉コンテナ装置1は、図2に示すように投入された生茶葉Aを搬送する搬送コンベヤ10を具え、ほぼ水平方向に数mから十数m程度の長さにわたって敷設されるとともに、取出コンベヤ5側の先端を幾分か上昇させるような形態をとる。もちろん、全体が一定レベルのフラットなもの、あるいは幾分か上昇あるいは下降する方向に傾斜したもの等適宜のものが適用できる。そして搬送コンベヤ10の側端縁からは側板11を左右に一対立ち上げるように設けるとともに、搬送コンベヤ10の一端、すなわち取出コンベヤ5と反対側の端部に端面板12を立ち上げる。このような構成により生茶葉コンテナ装置1は搬送コンベヤ10と側板11とにより全体を樋状に構成し、その内側を収容部13とする。 【0009】また前記搬送コンベヤ10は全体として通気性を具えるものであって、その具体的構成を述べると、まずそれぞれの構成要素であるスラット14がその両端部においてチェーン15に支持されるような構成をとり、このチェーン15は搬送コンベヤ10の前後両端部に設けられたスプロケット16の間に懸張され、少なくとも一方のスプロケット16が駆動されることによりチェーン15の走行が図られる。そしてスラット14はその表面に図3に拡大して示すように通気孔14aを多数設ける。一方、チェーン15は図7に拡大して示すようにローラ15aを具え、このものが生茶葉コンテナ装置1の適宜のガイドレール状のフレーム上を転動して移動するように構成される。 【0010】そして搬送コンベヤ10の搬送作用面直下には、図4に示すように収容あるいは搬送途中の生茶葉Aの冷却のための送風胴17を複数区画設ける。なお送風胴17は、適宜必要に応じて増減することが可能であり、また必要に応じて各区画間の仕切りを取り外し自在あるいは開閉自在としておき、隣接する送風胴17を一体化する形態等も可能である。そして送風胴17に対しては一基毎の送風機ユニット18を設けるものであり、一例としてこの送風機ユニット18が、モータ18Mによって送風用のブロワ18Aを駆動して送風ダクト18Bから送風胴17に冷却風を送り込むものである。なおこのような形態に限ることなく例えば一基の送風機ユニット18が二区画の送風胴17を受け持ち一挙に送風する形態や、適宜ダンパ等を付設することによりいずれか一方の送風胴17を選択して送風する形態等種々の送風形態が採り得る。更に送風のみではなく、適宜生茶葉Aに対して湿り気を与えるために加湿機の吹出孔を併設して湿風を送り込むようにする等の機構を併設しても構わない。 【0011】更にこのような生茶葉コンテナ装置1には搬送コンベヤ10の縦移動量検出装置19を設けるものであり、このものは一例として図7に併せて示すように前記スプロケット16の山部(歯部)にきたチェーン15のローラ15aと当接して、一回のON、OFF信号を出すリミットスイッチ19aと、それをカウントしてこのカウント数を移動量に変換するエンコーダ19bとを具えて成るものである。なお縦移動量検出装置19によって検出される移動量を縦移動量L1と定義する。 【0012】次に生茶葉投入装置2について説明する。このものは茶園から搬入された生茶葉Aを前記生茶葉コンテナ装置1に投入するためのものであり、一例として図3に示すように並設された二基の生茶葉コンテナ装置1に対し一基設けられるものである。そして生茶葉投入装置2は、二基の生茶葉コンテナ装置1上を長手方向(縦方向)及び幅方向(横方向)に移動自在に構成され、任意の位置で生茶葉Aの投入を可能としている。以下生茶葉投入装置2の移動構造について更に説明する。 【0013】まず生茶葉コンテナ装置1の長手方向に沿って縦行案内レール20を設けるものであって、一例としてこのものは二基並設された生茶葉コンテナ装置1のそれぞれ最も外側寄りの側板11の上面を利用して設けられているものである。そしてこの縦行案内レール20に対してはこれに乗って縦行できるような縦行台車21を設ける。この縦行台車21は、図5に示すように台車フレーム22に対し縦行車輪23を設けるものであって、具体的には縦行車輪23が車軸23aによって連結され、更に車軸23aに動力を受ける従動スプロケット23bを固定し、更にそこに適宜のモータ等から動力を供給するチェーン23cを巻回した状態となっている。 【0014】またこの台車フレーム22には横行レール24を設け、この横行レール24上を走行するように投入コンベヤユニット25を設ける。この投入コンベヤユニット25は横行車輪26をその下方に具え、このものが前記横行レール24上を転動するものであり、この横行車輪26はその車軸26aに対し従動スプロケット26bを具え、ここにチェーン26cから適宜の動力が伝達される。更にこの投入コンベヤユニット25は上面に投入コンベヤベルト27を張設するものであって、このものを囲むようにガイドパネル28が設けられ、更にその両端部は下方に開口させたホッパ部28aを構成し、ここが実質的に投入作用部となる。 【0015】更にまた生茶葉投入装置2には投入装置移動量検出装置29を設けるものであって、前記縦行車輪23の移動量を検出するための近接センサ29a1と、横行車輪26の移動量を検出するための近接センサ29a2とを具えて成るものである。そしてこれら近接センサ29a1、29a2は一例として図6に示すようにそれぞれ従動スプロケット23b、26bの近傍に設けられ、そのスプロケットの歯が接近したときに一カウントずつ検出し、このカウント数をエンコーダ29bにより縦行車輪23及び横行車輪26の移動量に変換するものである。なお近接センサ29a1により検出される移動量を縦移動量L2と定義し、近接センサ29a2により検出される移動量を横移動量Sと定義する。また生茶葉投入装置2にはその下部に、コンテナに投入されている生茶葉Aの積み上げ高さを検出する積み上げ高さ検出装置30が設けられる。このものは一例として設置位置からの距離を測定できるマイクロ波式の距離センサが適用され計測距離と、あらかじめ測定されている搬送コンベヤ10までの距離との差により積み上げ高さを検出するものである。なお積み上げ高さ検出装置30にはこのような非接触式センサとしてマイクロ波だけでなく音波、電波、光、磁気等を利用したものを適用することも可能である。また積み上げ高さ検出装置30により検出される高さを積み上げ高さHと定義する。 【0016】次に処理装置3について説明する。処理装置3は上述した縦移動量検出装置19及び投入装置移動量検出装置29等により検出されたデータを基に各コンテナに投入されている生茶葉Aの体積を算出し、最終的に投入あるいは取り出しの都度変化する各生茶葉コンテナ装置1毎の生茶葉Aの残量重量を算出し、表示するものである。なお具体的な算出方法については後の作動態様で後述する。 【0017】次に計量計8について説明する。計量計8は受け入れ搬入時の生茶葉Aの重量(生葉室への投入重量)を測定するものであり、一例としてトラックスケール81を適用し、生茶葉Aを積載した投入前のトラック重量と、投入後の空のトラック重量との差を基に生葉室への投入重量を測定するものである。なお計量計8による重量計測は、本来茶農家に生茶葉代金として支払うために従来より行われており、本発明ではこの計測結果を生葉室への投入重量として流用するものである。 【0018】次に生葉流量計9について説明する。このものは生葉室からの取出重量を測定するものであり、一例として生茶葉コンテナ装置1の次工程たる蒸機に設けられるものであり、従って蒸機の数に対応して同数設けられるものである。因みに一工場当たり一基から四基程度である。そしてこの生葉流量計9は、本来蒸機の処理能力にあわせて適量の生茶葉Aを供給するためのものであるが、本発明ではこの積算重量を生葉室からの取出重量として流用するものである。なおこの実施の形態では上述したように生葉室への投入重量及び生葉室からの取出重量を既存の製茶加工ラインにおいて容易に計測されるデータから得るものであり、これにより残量計測の低コスト化を図っている。 【0019】次に生茶葉残量計測装置Mの作動態様について説明しながら実質的に本発明の生茶葉残量計測方法について説明する。 (1)生葉室への投入重量の測定茶園で摘採された生茶葉Aは、収葉袋等に収容された状態でトラック等に積載され製茶工場に運ばれる。その際受入れ時の生茶葉重量が、計量計8により生葉室への投入重量として計測される。その後生茶葉Aは、供給コンベヤ6から中継コンベヤ7を経て生茶葉投入装置2に移送され、適宜の生茶葉コンテナ装置1のエリアに投入される。 【0020】(2)投入形態ここで生茶葉Aの投入形態について説明する。まず生茶葉コンテナ装置1は、一例として図8に示すような30cm×30cm×50cmの直方体状の単位に分割され、生茶葉Aの投入もこの一投入単位rで行われる。すなわち生茶葉Aの投入は、図8(a)に示すような生茶葉投入装置2を横方向に往復移動させながら横一列ずつ上方に積み上げるように行う先投入と、図8(b)に示すような生茶葉投入装置2をまず横方向に移動させ、横一列の投入を終えると次の横一列に投入する横投入と、図8(c)に示すような生茶葉投入装置2をまず縦方向に移動させ、縦一列の投入を終えると次の縦一列に投入する縦投入とが一般的であり、どの形態でも一投入単位r毎に生茶葉Aが投入される。 【0021】(3)投入装置移動量及び積み上げ高さの測定このように生茶葉Aの投入がスタートすると、これに伴い生茶葉投入装置2も移動するが、投入開始時点から投入装置移動量検出装置29の近接センサ29a1、29a2によりそれぞれ投入装置の縦移動量L2、横移動量Sが計測され、これにより投入された生茶葉Aの縦寸法と横寸法が検出される。また積み上げ高さ検出装置30により生茶葉Aの積み上げ高さHが検出される。なおこれら縦移動量L2、横移動量S、積み上げ高さHのデータからコンテナに投入した生茶葉Aの投入体積V1が、処理装置3により算出される。 【0022】(4)搬送コンベヤの移動量測定投入と同時あるいは投入の前後に生茶葉コンテナ装置1から生茶葉Aの取り出しが行われると、縦移動量検出装置19によって搬送コンベヤ10の縦移動量L1が測定される。なおこの縦移動量L1のデータからコンテナより取り出した生茶葉Aの取出体積V2が、処理装置3により算出される。 【0023】(5)実質投入体積の算出投入体積V1と取出体積V2との差により生茶葉コンテナ装置1に実際に投入した実質投入体積V3が算出される。なお初期状態で生茶葉AをV0収容していれば、生茶葉コンテナ装置1の現時点での収容体積Vは、V0+V3として算出され、この収容体積Vがそれぞれの生茶葉コンテナ装置1に対して求められる。またこの収容体積Vをそれぞれ区別する必要がある場合、四基の生茶葉コンテナ装置1a、1b、1c、1dに対応してそれぞれVa、Vb、Vc、Vdと符号を付すものである。 【0024】(6)生葉室からの取出重量の測定一方生茶葉コンテナ装置1から取り出された生茶葉Aは、次なる蒸機に適量ずつ供給される。その際一工場当たり一基から四基程度の蒸機に設けられた生葉流量計9により蒸機に投入された生茶葉Aの積算重量が、生葉室からの取出重量として計測される。なお生葉室への投入重量と、生葉室からの取出重量との差から現時点での生葉室R内に収容されている総重量Wが算出される。 【0025】(7)各生茶葉コンテナ装置の残量重量の算出以上のような計測を順次行った後、処理装置3により各生茶葉コンテナ装置1の残量重量を生葉室R全体の総重量Wに各生茶葉コンテナ装置1の体積比を乗じて以下のように算出する。 生茶葉コンテナ装置1aの残量重量:W×Va/(Va+Vb+Vc+Vd) 生茶葉コンテナ装置1bの残量重量:W×Vb/(Va+Vb+Vc+Vd) 生茶葉コンテナ装置1cの残量重量:W×Vc/(Va+Vb+Vc+Vd) 生茶葉コンテナ装置1dの残量重量:W×Vd/(Va+Vb+Vc+Vd) なおこのような残量重量の算出を投入あるいは取り出しの都度行うことにより、より正確に生茶葉Aの残量を計測することができる。 【0026】 【発明の効果】まず請求項1記載の生茶葉残量計測方法によれば、生茶葉Aの投入高さが例えばブロック毎に異なっても各生茶葉コンテナ装置1の残量重量をより正確に算出することができ、蒸し上がる時刻や仕上げ加工終了時刻あるいは仕上げ製茶量等の正確な予測が可能であり、また製茶加工装置の清掃計画や製茶加工計画等もより正確に立てられる。 【0027】また請求項2記載の生茶葉残量計測方法によれば、生葉室Rの総重量は別途流量計等の装置を必要とせず、従来の製茶ラインから簡単に算出できる。またこのため各生茶葉コンテナ装置1の残量重量の算出が低コストで行える。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000104375 【氏名又は名称】カワサキ機工株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年7月14日(1998.7.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086438 【弁理士】 【氏名又は名称】東山 喬彦
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| 【公開番号】 |
特開2000−23557(P2000−23557A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月25日(2000.1.25) |
| 【出願番号】 |
特願平10−198472 |
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