| 【発明の名称】 |
脱穀装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】越智 理一
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| 【要約】 |
【課題】脱穀装置側方の作業空間が狭くても、脱穀室内のメンテナンスを十分に行なえるものとして、メンテナンスの作業効率を向上させる。
【解決手段】扱胴16を軸架した脱穀室15と、脱穀室15の側部の一部に形成したメンテナンス用開口窓41と、メンテナンス用開口窓41を閉塞する開閉自在の側部カバ−28と、側部カバ−28の外方に配置した挾扼杆30と脱穀室15の始端部側から終端部側にかけて掛け回した供給搬送チェン34とからなる穀稈供給搬送装置12とを有する脱穀装置を構成する。そして、この脱穀装置において、供給搬送チェン34を、始端部側または終端部側を中心としてメンテンス用開口窓41の側部カバ−28の開閉操作に支障が起ない程度まで上動するように構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 扱胴16を軸架した脱穀室15と、該脱穀室15の側部の一部に形成したメンテナンス用開口窓41と、該メンテナンス用開口窓41を閉塞する開閉自在の側部カバ−28と、該側部カバ−28の外方に配置した挾扼杆30と前記脱穀室15の始端部側から終端部側にかけて掛け回した供給搬送チェン34とからなる穀稈供給搬送装置12とを有する脱穀装置において、前記供給搬送チェン34は、前記始端部側または終端部側を中心として前記メンテンス用開口窓41の側部カバ−28の開閉操作に支障が起ない程度まで上動するようにした脱穀装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等の脱穀装置に係るものである。 【0002】 【従来技術】従来公知の、実開平1−167839号公報には、扱胴を軸架した脱穀室と、該脱穀室の側部の一部に形成したメンテナンス用開口窓と、該開口窓を閉塞する開閉自在の側部カバ−と、該側部カバ−の外方に配置した挾扼杆と前記脱穀室の始端部側から終端部側にかけて掛け回した供給搬送チェンとからなる穀稈供給搬送装置とを有する脱穀装置において、前記供給搬送チェンを、前記終端部側を中心として側方に開くように構成した構造について記載されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記公知例の供給搬送チェンは、終端部側を中心として側方に開くように構成されているが、側方に開く構造では、所定角度以上に大きく開かないと、メンテナンス用開口窓を開口させることができないので、脱穀装置の周辺に広い作業空間を必要とする。 【0004】また、側方に回動させるために、供給搬送チェンの受動歯車または駆動歯車の回転軸と機体側の伝動軸との接続機構が複雑になる。また、側方回動さた後、元の位置に復帰させても、位置ずれが生じて、穀稈の搬送供給に支障を来たすことがある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課題を解決するために、以下のような技術的手段を講じる。即ち、扱胴16を軸架した脱穀室15と、該脱穀室15の側部の一部に形成したメンテナンス用開口窓41と、該メンテナンス用開口窓41を閉塞する開閉自在の側部カバ−28と、該側部カバ−28の外方に配置した挾扼杆30と前記脱穀室15の始端部側から終端部側にかけて掛け回した供給搬送チェン34とからなる穀稈供給搬送装置12とを有する脱穀装置において、前記供給搬送チェン34は、前記始端部側または終端部側を中心として前記メンテンス用開口窓41の側部カバ−28の開閉操作に支障が起ない程度まで上動するようにした脱穀装置の構成としたものである。 【0006】この構成により、脱穀作業を行う際には、側部カバ−28の外方に配置した挾扼杆30と供給搬送チェン34とからなる穀稈供給搬送装置12によって穀稈を挾持搬送しながら、脱穀室15に軸架した扱胴16によってこの搬送穀稈を脱穀処理する。そして、脱穀室15内等のメンテナンスを行う際には、供給搬送チェン34を、その始端部側または終端部側を中心として側部カバ−28の開閉操作に支障が起ない程度まで上動させ、側部カバ−28を開放操作してメンテナンス用開口窓41を開放すると、該メンテナンス用開口窓41から脱穀室15内部のメンテナンスが行えるようになる。 【0007】 【発明の効果】本発明は、扱胴16を軸架した脱穀室15と、該脱穀室15の側部の一部に形成したメンテナンス用開口窓41と、該メンテナンス用開口窓41を閉塞する開閉自在の側部カバ−28と、該側部カバ−28の外方に配置した挾扼杆30と前記脱穀室15の始端部側から終端部側にかけて掛け回した供給搬送チェン34とからなる穀稈供給搬送装置12とを有する脱穀装置において、前記供給搬送チェン34は、前記始端部側または終端部側を中心として前記メンテンス用開口窓41の側部カバ−28の開閉操作に支障が起ない程度まで上動するようにした脱穀装置としたものであるから、脱穀室15内のメンテナンスに際して供給搬送チェン34を上動させればよいので、この供給搬送チェン34を側方へ回動させる構成に比較して、脱穀装置側方の比較的狭い作業空間でこのメンテナンスを行うことができ、メンテナンスの作業効率を向上させることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図により説明すると、1はコンバインの機体フレ−ム、2は機体フレ−ム1の下方に設けた走行装置、3は機体フレ−ム1の上方に設けた脱穀装置、4は機体フレ−ム1の前方に設けた刈取部である。刈取部4には、最前方位置の分草体5と、該分草体5の後方の穀稈を引き起す引起装置6と、該引起装置6により引き起した穀稈を掻込む掻込装置(図示省略)と、掻込まれた穀稈の根部を切断する刈刃8と、切断された穀稈の株元を挾持搬送する株元搬送装置および穂先搬送装置等が設けられる。9は刈取上下シリンダ、10は前記走行装置2のミッションケ−ス、11は刈取部4で刈取った穀稈を脱穀装置3に供給する穀稈供給搬送装置12に引継ぐ株元引継搬送装置、13は穂先引継搬送装置である。 【0009】しかして、前記脱穀装置3の機体進行方向の前側上部には脱穀室15を形成し、該脱穀室15には扱胴16を軸装し、扱胴16の主として下方側は扱網17により包囲し、扱網17の略下方位置には風選室18を形成する。図6以降において、19は風選室18内に揺動自在に設けた揺動選別枠体、20は風選室18に送風する送風唐箕、21は揺動選別枠体19の下方に設けた一番コンベア用のプ−リ、22は二番コンベア用のプ−リである。また、23は脱穀室15の側部に設けた処理室の側板、24は排藁処理部、25は排藁搬送装置、26はグレンタンク内の穀物を排出する排出オ−ガ、27は脱穀室15の固定側板である。 【0010】しかして、前記脱穀室15の一部および/または前記風選室18の一部の側部には、メンテナンス用開口窓41を形成し、該メンテナンス用開口窓41を閉塞する側部カバ−28を着脱自在に機体側に取付ける。29は側部カバ−28を機体側に取付ける取付金具の着脱操作レバ−である。前記側部カバ−28の上縁は後方に至るに従い高くなるように傾斜させ、該カバ−28の上縁と後述する前記穀稈供給搬送装置12の挾扼杆30の下縁の間には前記穀稈供給搬送装置12が搬送する穀稈の搬送通路31を形成し、該搬送通路31を穀稈供給搬送装置12が穀稈を搬送する。したがって、穀稈供給搬送装置12は前記メンテナンス用開口窓41および側部カバ−28の側方に位置する。 【0011】前記穀稈供給搬送装置12の挾扼杆30は前記脱穀室15の上方を覆う上部カバ−32の回動端側に取付けられ、上部カバ−32を上動させると、一体的に上動するように構成している。33は、前記上部カバ−32の上動を補助し、上方位置に保持する上動保持部材である。前記穀稈供給搬送装置12の供給搬送チェン34は、該供給搬送チェン34の上側行程のチェンを案内する上側チェン案内レ−ル35の始端部に受動歯車36を、終端部には駆動歯車37をそれぞれ設け、上側チェン案内レ−ル35の下方には下側行程のチェンを案内する下側チェン案内レ−ル38を設け、下側チェン案内レ−ル38の後部にテンション歯車39を設け、前記受動歯車36と駆動歯車37とテンション歯車39との間に掛回す(下側チェン案内レ−ル38は設けないこともある)。前記供給搬送チェン34は、上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38を前記駆動歯車37の回転軸40を中心に受動歯車36側が上動するようにして、前記側部カバ−28の側方に位置する作業位置から前記側部カバ−28の側方より退避する非作業位置に回動する。 【0012】43はバネ、44は前記上側チェン案内レ−ル35の始端部側下面に取付けた係合板、45は係合板44の係合溝、46は脱穀装置3側に設けた係合軸、47は係合軸46に取付けたカム体、48は操作レバ−、49は脱穀装置3の前板、50は穀稈供給口である。なお、側部カバ−28の内側には前記扱網17を押さえる押え板部51を形成して、側部カバ−28を取付けたとき、前記扱網17を押さえる作用を期待している。52は前記上部カバ−32の内面に取付けた切刃である。 【0013】図5〜図8は、前記穀稈供給搬送装置12の移動構造の第2実施例である。前記受動歯車36の回転軸53を機体側に固定した取付部材54に回転のみ自在に取付け、前記駆動歯車37側を上動させるように構成している。図9は、回動する前記駆動歯車37の回転軸40と機体側に設けた伝動ケ−ス55から突出する入力軸56との接続構成を示し、回転軸40と入力軸56のうちいずれか一方に係合溝57を形成し、いずれか他方に係合片58を形成する。59は前記上側チェン案内レ−ル35を機体側に固定するボルトである。 【0014】図10〜図12は、前記側部カバ−28は、前記穀稈供給搬送装置12の上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38に取付け、穀稈供給搬送装置12の供給搬送チェン34の上動によりメンテナンス用開口窓41を開放するように構成し、前記穀稈供給搬送装置12の供給搬送チェン34の上動を容易にするため、前記駆動歯車37は回転軸40の軸心方向に摺動自在に取付けている。 【0015】図13〜図15の実施例は、前記穀稈供給搬送装置12の供給搬送チェン34の始端部が前記駆動歯車37の回転軸40を中心に上下するように構成している。前記係合板44に側面視コの字型形状の取付部材61を固定し、取付部材61には軸62を上下方向に貫通させ、かつ、取付部材61に対して下動のみ自在に取付け、軸62の上端を上側チェン案内レ−ル35に固定し、取付部材61をバネ63により常時上動するように付勢する。カム体47による係合板44の押圧を操作レバ−48により解除すると、供給搬送チェン34の始端部は、上側チェン案内レ−ル35と軸62と取付部材61と係合板44とが一体となって上動し、メンテナンス用開口窓41を開口させることができる。 【0016】図16〜図18の実施例は、前記穀稈供給搬送装置12の供給搬送チェン34の始端部が前記挾扼杆30と共に上動するように構成したものであり、挾扼杆30と供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル35に突起65,66をそれぞれ設け、作業時は突起65と突起66との間の連結部材67を外し、メンテナンスを行なうときは突起65と突起66との間を連結部材67により連結する。 【0017】図19〜図20の実施例では、前記穀稈供給搬送装置12は、前記上側チェン案内レ−ル35の終端部に前後に受動歯車70,71を設け、受動歯車71と下側チェン案内レ−ル38の後部に設けたテンション歯車39との間に機体側に位置不動に設けた駆動歯車37を設け、受動歯車71の下面側と駆動歯車37の上面側とテンション歯車39の下面側を通るように供給搬送チェン34を波形状に掛回し、駆動歯車37から供給搬送チェン34を外すことなく、供給搬送チェン34を上動させるように構成する。この場合、供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38は、上部カバ−32と共に一体的に略平行状態のまま上動するように、挾扼杆30および供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル35のそれぞれの前後側に前記突起65,66をそれぞれ設け、各突起65と突起66との間を連結部材67により連結して上動させる。また、作業時は、下側チェン案内レ−ル38の前後部を機体の固定部に取付具(クランプ)72により固定する。 【0018】図21の実施例では、前記扱胴16を回動自在の移動板73に軸架し(後側の移動板は図示省略)、該移動板73に前記穀稈供給搬送装置12の挾扼杆30を取付け、該挾扼杆30および供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル35のそれぞれの前後側に前記突起65,66をそれぞれ設け、各突起65と突起66との間を連結部材67により連結して上動させうるように構成する。74は扱胴16を上動させる上動補助部材(ガススプリング・油圧シリンダ等)である。 【0019】図22〜図24の実施例では、前記穀稈供給搬送装置12の供給搬送チェン34は、上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38を一体的に取付具72により着脱自在に機体の固定部に取付けたものである。次に作用を述べる。本発明の実施の形態は前記の構成であるから、刈取部4の分草体5により穀稈を分草し、分草した穀稈を引起装置6により引起し、引起された穀稈の根元側は刈刃8により刈取られ、刈取った穀稈を掻込装置により掻込んで株元搬送装置および穂先搬送装置により搬送して株元引継搬送装置11および穂先引継搬送装置13に引継がれ、株元引継搬送装置11および穂先引継搬送装置13は穀稈を穀稈供給搬送装置12に引継いで脱穀室15内に供給して脱穀する。 【0020】しかして、前記脱穀室15内および風選室18内のメンテナンスが必要となるが、前記脱穀室15の一部および前記風選室18の一部の側部には、メンテナンス用開口窓41が形成され、該メンテナンス用開口窓41を閉塞する側部カバ−28の側部には穀稈供給搬送装置12が設けられているから、操作レバ−48を係合軸46中心に回動させてカム体47による穀稈供給搬送装置12の上側チェン案内レ−ル35の係合板44の押圧を解除すると、穀稈供給搬送装置12の供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38は終端側の駆動歯車37の回転軸40を中心に上方回動して、前記側部カバ−28の側部より上方に退避し、ついで、着脱操作レバ−29を操作して側部カバ−28を機体側より取外すと、前記メンテナンス用開口窓41は開放されて、前記脱穀室15の一部および前記風選室18の一部の側部が開放され、扱網17の脱着や揺動選別枠体19のメンテナンスができる。したがって、供給搬送チェン34を歯車36,37等から外すことなく側部カバ−28の側部より退避させることができ、伝動機構の簡略化もでき、また、上動させるスペ−スが少なく、圃場の未刈地側でも容易に作業できる。また、供給搬送チェン34を元の位置に正確に戻すことができ、作業再開の障害が少ない。 【0021】図5〜図8の第2実施例では、穀稈供給搬送装置12の上側チェン案内レ−ル35の始端部に設けた受動歯車36の回転軸53を機体側に固定した取付部材54に回転のみ自在に取付け、前記駆動歯車37側を上動させるように構成しているから、ボルト59を外して、駆動歯車37側を始端側の受動歯車36の回転軸53中心に上方回動させて側部カバ−28の側部より上方に退避させ、ついで、側部カバ−28を機体側より取外すと、前記メンテナンス用開口窓41は開放されて、前記脱穀室15の一部および前記風選室18の一部の側部が開放され、扱網17の脱着や揺動選別枠体19のメンテナンスができる。 【0022】この場合、穀稈供給搬送装置12の受動歯車36と駆動歯車37との位置関係は、受動歯車36が低く、駆動歯車37は受動歯車36よりも高く位置し、上側チェン案内レ−ル35は後側に至るに従い高く傾斜しているので、上側チェン案内レ−ル35の終端部の上動範囲を小にしても、側部カバ−28の側部より退避する。また、図9に示したように、回動する前記駆動歯車37の回転軸40の端部に係合片58を形成し、入力軸56に係合溝57を形成しているから、駆動歯車37より供給搬送チェン34を外すことなく、供給搬送チェン34を上動させ、また、駆動歯車37の回転軸40と穀稈供給口50とを結合させることができる。 【0023】図10〜図12の第3実施例では、駆動歯車37は回転軸40の軸心方向に摺動自在に取付けているので、駆動歯車37を回転軸40の軸心方向の外側に摺動させると、上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38に取付けてある側部カバ−28および押え板部51は側方に扱網17より離れ、この状態で、上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38の始端部側を上動させると、メンテナンス用開口窓41を開放させることができる。 【0024】図13〜図15の第4実施例では、カム体47による係合板44の押圧を操作レバ−48の操作により解除すると、供給搬送チェン34の始端部は、上側チェン案内レ−ル35と軸62と取付部材61と係合板44とが一体となって上動し、側部カバ−28を外すと、メンテナンス用開口窓41を開放する。また、作業時においては、機体の走行速度の急な上昇等の原因により穀稈供給搬送装置12に供給される穀稈量が増加しても、供給搬送チェン34の始端部は下降して詰まりを防止するとともに、バネ63の弾力により常時供給搬送チェン34の始端側を上動させるので確実に挾持搬送させる。 【0025】図16〜図18の第5実施例では、挾扼杆30と供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル35の突起65、突起66のそれぞれを連結する連結部材67を外して刈取・脱穀作業を行ない、また、この状態で、上部カバ−32の上動によって挾扼杆30を上動させて詰まり穀稈を除去する。ついで、突起65と突起66との間を連結部材67により連結すると、上動保持部材33(ガススプリング・油圧シリンダ等)により補助された上部カバ−32の上動と連動して挾扼杆30が上動し、挾扼杆30の上動により供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38が上動し、側部カバ−28を外すと、メンテナンス用開口窓41を開放する。 【0026】図19〜図20の第6実施例では、前記穀稈供給搬送装置12は、前記上側チェン案内レ−ル35の終端部に前後に受動歯車70,71を設け、受動歯車71と下側チェン案内レ−ル38の後部に設けたテンション歯車39との間に機体側に位置不動に設けた駆動歯車37を設け、受動歯車71の下面側と駆動歯車37の上面側とテンション歯車39下面側を通るように供給搬送チェン34を波形状に掛回しているので(所謂外接伝動)、挾扼杆30および供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル35のそれぞれの前後側の各突起65と突起66とをそれぞれ連結部材67により連結し、取付具72を外してから駆動歯車37より供給搬送チェン34を外すことなく、供給搬送チェン34を上動させる。 【0027】なお、前記駆動歯車37は、歯数の相違するものと交換自在であり、穀稈供給搬送装置12の搬送速度を変更できる。図21の第7実施例では、前記扱胴16を回転自在の移動板73に軸架し、該移動板73に前記穀稈供給搬送装置12の挾扼杆30を取付け、該挾扼杆30および供給搬送チェン34の上側チェン案内レ−ル35のそれぞれの前後側に前記突起65,66をそれぞれ設けているから、上部カバ−32を上動させて脱穀室15内のメンテナンスを行ない、扱胴16および挾扼杆30を上動させて詰まり穀稈の除去等のメンテナンスを行ない、各突起65と突起66との間を連結部材67により連結して挾扼杆30と供給搬送チェン34とを上動させて側部カバ−28を外してメンテナンスを行なえる。 【0028】図22〜図24の第8実施例では、前記穀稈供給搬送装置12の供給搬送チェン34は、上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38を一体的に取付具72により着脱自在に機体の固定部に取付けているから、取付具72を外して上側チェン案内レ−ル35および下側チェン案内レ−ル38を機体から外してメンテナンスを行なう。 【0029】以上のように、供給搬送チェン34を上方に回動させる構成とすると、脱穀装置の周辺に広い空間を必要とすることなく、メンテナンス用開口窓41を開口させ、メンテナンスできる。また、上方に回動させる構成とすると、受動歯車36および駆動歯車37から供給搬送チェン34を外す必要がなく、受動歯車36および駆動歯車37の回転軸と機体側の伝動軸との接続機構を簡素化できる。 【0030】また、元の位置に復帰させたとき、供給搬送チェン34と機体との間隔が変化しないので、その後の穀稈の搬送供給は確実かつ円滑にできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成4年4月1日(1992.4.1) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−23548(P2000−23548A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月25日(2000.1.25) |
| 【出願番号】 |
特願平11−176907 |
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