| 【発明の名称】 |
コンバイン等の伸縮穀粒移送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】河野 健治
【氏名】井上 正典
【氏名】岡崎 秀範
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| 【要約】 |
【課題】移動用移送筒の移動を停止させる縮み側センサと伸張側センサとの破損を防止しようとするものである。
【解決手段】固定移送筒47の外周部に移動自在に挿入した移動用移送筒49を移動作動させる移動装置50の移動メタル56bの当接により、該移動用移送筒49を停止制御する縮みの最終位置、及び伸張の最終位置を検出する縮み側センサ68、及び伸張側センサ69の手前側には、当接の衝撃を緩和する緩和部材70,71を各々に設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穀粒の供給を受けて移送する移送螺旋51を内装した固定移送筒47と、重合して伸縮自在な複数個の移動用移送螺旋55bを内装した移動用移送筒49を該固定移送筒47の外周部48へ移動自在に挿入すると共に、該移動用移送筒49をに移動作動させる移動装置50とを設けたコンバイン等において、該移動装置50の移動メタル56bの当接によって該移動用移送筒49を停止制御する縮み方向の最終位置及び伸張方向の最終位置を検出する縮み側センサ68と伸張側センサ69との移送方向下手側には該移動メタル56bが当接のときの衝撃を緩和すべく緩衝部材70,71を各々に設けたことを特徴とするコンバイン等の伸縮穀粒移送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、穀粒を移送する固定移送筒の外周部に移動自在に挿入して設けた移動用移送筒を移動作動させる移送装置の移動メタルの当接により、該移動用移送筒を停止制御する縮み方向の最終位置、及び伸張方向の最終位置を検出する縮み側センサと伸張側センサとの移送方向下手側には、該移動メタルの当接の衝撃を緩和すべく緩衝部材を各々に設けた伸縮穀粒移送装置に関する技術であり、コンバイン等の穀粒を機外へ排出する排出装置等に使用できる。 【0002】 【従来の技術】例えば、コンバインで収穫作業のときに、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取穀稈は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、一時穀粒貯留タンク内へ供給されて貯留され、この貯留した穀粒を伸縮穀粒移送装置により、機外へ排出するがこの排出のときに、排出位置がこのコンバインから遠い位置であると、この伸縮穀粒移送装置の移動自在な移動用移送筒が移動装置により、固定移送筒から伸張され、所定位置まで伸張すると伸張側センサへ該移動装置の移動メタルが当接し、この当接により、該移動用移送筒の伸張が停止する。 【0003】停止すると穀粒は前記固定移送筒に内装した移送螺旋により、この固定移送筒内を移送され、各移動用移送螺旋により引継されて、この各移動用移送螺旋により、該移動用移送筒内を移送されて、機外へ排出する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】移動用移送筒を移動させるときに、移動装置の移動メタルがこの移動用移送筒の縮み方向の最終位置、及び伸張方向の最終位置を検出する縮み側センサ、及び伸張側センサに強く当接することがあり、これによってこれら縮み側センサ、及び伸張側センサが破損することが発生していたが、この発明により、この問題を解消しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、穀粒の供給を受けて移送する移送螺旋51を内装した固定移送筒47と、重合して伸縮自在な複数個の移動用移送螺旋55bを内装した移動用移送筒49を該固定移送筒47の外周部48へ移動自在に挿入すると共に、該移動用移送筒49をに移動作動させる移動装置50とを設けたコンバイン等において、該移動装置50の移動メタル56bが当接によって該移動用移送筒49を停止制御する縮み方向の最終位置及び伸張方向の最終位置を検出する縮み側センサ68と伸張側センサ69との移送方向下手側には該移動メタル56bが当接のときの衝撃を緩和すべく緩衝部材70,71を各々に設けたことを特徴とするコンバイン等の伸縮穀粒移送装置の構成とする。 【0006】 【発明の作用】コンバインで収穫作業のときに、このコンバインの刈取機で刈取りした刈取穀稈は、脱穀機へ供給されて脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、一時穀粒貯留タンク内へ供給されて貯留され、この貯留した穀粒を伸縮穀粒移送装置により、機外へ排出するが、この排出のときに、排出位置がこのコンバインから遠い位置であると、この伸縮穀粒移送装置の移動自在な移動用移送筒49が移動装置50により、固定移送筒47から伸張され、所定位置まで伸張すると伸張側センサ69へ該移動装置50の移動メタル56bが緩衝部材71を介して当接し、この当接により、該移動用移送筒49の伸張が停止する。 【0007】停止すると穀粒は前記固定移送筒47に内装した移送螺旋51により、この固定移送筒47内を移送され、各移動用移送螺旋55bにより引継されて、この各移動用移送螺旋55bにより、該移動用移送筒49内を移送されて、機外へ排出する。 【0008】 【発明の効果】移動用移送筒49を移動させる移動装置50の移動メタル56bは、この移動用移送筒49を停止制御する縮み、及び伸張方向の最終位置を検出する縮み側センサ68、及び伸張側センサ69の移送方向下手側に設けた各緩衝部材70,71を介して、これら縮み側センサ68、及び伸張側センサ69に当接することにより、当接のときの衝撃を緩和することができ、このために、これら縮み側センサ68、及び伸張側センサ69の破損を防止することができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1に載置した脱穀機2に装着した穀粒貯留タンク8内に貯留した穀粒を排出するこの穀粒貯留タンク8の上部側に設けた伸縮穀粒移送装置3を図示して説明する。 【0010】前記コンバイン1の車台4の下部には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ5を張設した走行装置6を配設し、該車台4上部には、フィードチェン7に挾持されて搬送される刈取穀稈を脱穀し、脱穀された穀粒を選別回収して一時貯留する穀粒貯留タンク8を横側に装着した脱穀機2を載置している。前記脱穀機2の前部には、前端位置から立毛穀稈を分草する分草体9と、この分草された穀稈を引き起す引起装置10と、引き起された穀稈を刈り取る刈刃装置11と、刈り取られた穀稈を搬送し、フィードチェン7へ受渡しする穀稈掻込搬送装置12等を設けた刈取機13は、油圧駆動による伸縮シリンダ14により、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成としている。 【0011】前記脱穀機2側には、コンバイン1の操作制御を行う操作装置15と、作業者が搭乗する操縦席16とを設け、この操縦席16の下部には、エンジン17を搭載すると共に、後方には、穀粒貯留タンク8を設置する。これら走行装置6、該脱穀機2、刈取機13、該エンジン17等によって、該コンバイン1の機体18を構成している。 【0012】前記刈取機13の穀稈掻込搬送装置12によって形成される穀稈搬送経路中には、刈り取られて搬送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機2へ穀稈供給の有無を検出する穀稈センサ19を設けている。車台4の前端部に装架された走行用ミッション20の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ21を設けた構成としている。 【0013】前記脱穀機2は、図19で示す如く上部側には、脱穀室22と、排塵処理室23と、二番処理室24とを設け、下部側には、選別室25を各々配置した構成である。該脱穀室22内には、各種の多数の扱歯26aを装着して刈取穀稈を脱穀処理する扱胴26を前後方向に軸架内装した構成としている。平面視前記脱穀室22の右側に平行し前部側に位置させた二番処理室24内には、還元される未脱穀処理物(二番物)を前方へ移送しながら処理し、選別室25へ排出する移送始端部から順次二番移送螺旋27aを、多数の処理歯27bと、二番排出羽根27cとを装着した二番処理胴28と、後部側に位置させた排塵処理室23内には、該脱穀室22から供給される一部の未脱穀処理物を後方へ移送しながら再処理する移送始端部から順次排塵移送螺旋29aと、多数の処理歯29bと、排塵排出羽根29cとを装着した排塵処理胴30とを同軸で軸架内装した構成としている。 【0014】前記脱穀室22の平面視左側の扱ぎ口26bに沿って刈取穀稈を挾持するフィードチェン7と、挾持杆31とを配設すると共に、扱歯26aの外周縁下部から扱胴カバー32までの間を包囲する扱網26cと、各処理歯27b,29bの各外周縁下部側を段差を設けて包囲する後側には、棒状部材を所定間隔に設けた漏下具33と、二番受網34とを各々配設している。該漏下具33の移送終端部側には、該排塵処理室23内で処理された藁屑、及び稈切等の排塵物を排出する排塵排出口33aを設け、又、該二番受網34の移送終端部側には、二番処理室24内で脱穀処理された一部の処理物を排出する二番排出口34aを設けた構成である。 【0015】前記選別室25内には、扱網26cから漏下した脱穀物と、漏下具33、及び二番受網34から漏下した処理物と、二番排出口34aから排出される処理物と、排塵排出口33aから排出される排塵物との供給を受けて、移送しながら揺動して選別する揺動選別装置35を、扱胴26の軸方向に沿わせて設けている。この揺動選別装置35は前部より、順次移送棚36a、チャフシーブ36b、ストローラック36cを設け、該チャフシーブ36bの下部には、グレンシーブ36dを設けた構成であり、該チャフシーブ36bは移送角度を調節可能に構成し、漏下量を調節できる構成としている。 【0016】前記揺動選別装置35の移送方向始端部側(上手側)の下部には、送風羽根37aを回転自在に内装した送風機37を設け、この送風機37で起風した選別風を送風して穀粒と塵埃とに風選別する構成であり、37bは、風割である。前記送風機37の下手側の先端部は、一番選別棚38から流下選別される穀粒を収容して一番螺旋39aにより、横送りする一番受樋39bの上手側と接続し、その下手側は該一番選別棚38の下端部と接続させ、この一番選別棚38の上端部近傍下側には、二番選別棚40から流下選別される未脱穀処理物(二番物)を収容して、二番螺旋41aにより、横送りする二番受樋41bの上手側上端部を適宜の間隔を設けて、重接状態に位置させ、この二番選別棚40の上端部は、機外へ開放させた構成である。 【0017】前記一番螺旋39aで横送りされた穀粒は、揚穀装置(図示せず)等で引継して、穀粒貯留タンク8内へ揚送して貯留する構成である。前記二番螺旋41aで横送りされた未脱穀処理物(二番物)を引継して、二番処理室24内へ揚送する揚送螺旋42bを内装した二番還元筒42aを脱穀機2の平面視右側に斜設した構成である。 【0018】前記揺動選別装置35の移送終端部上方側には、送風機37の選別風と、該揺動選別装置35の揺動選別とによる選別塵埃を共に、機外へ排出する排塵ファン43を設けた構成である。前記穀粒貯留タンク8内の底部には、貯留穀粒を後方へ横送りする横移送螺旋8aを前後方向に設けると共に、横送りされた穀粒を引継して、継手ケース44を介して方向変換する縦移送螺旋45bを内装した排穀支持筒45aを鉛直姿勢で回動可能に、該継手ケース44の上側で該穀粒貯留タンク8の後側に支承して設け、この排穀支持筒45aの上端部に設けた上継手ケース45cを支点として、その全長がコンバイン1の前後長に亘り前後移動、及び上下移動して、機外へ穀粒を排出する伸縮穀粒移送装置3を設けた構成である。 【0019】前記伸縮穀粒移送装置3は、図1〜図15で示す如く継手メタル46に装着した固定移送筒47と、この固定移送筒47の外周部48へ挿入して、伸縮移動自在な移動用移送筒49と、この移動用移送筒49を移動させる移動装置50等よりなる構成である。前記固定移送筒47の移送終端部には、図4で示す如く移送螺旋51を外周部に装着した固定螺旋軸52を内装した構成であり、この固定螺旋軸52の内径部には、六角形状、又は丸形状の挿入孔52aを設け、又、この固定螺旋軸52の移送終端の内径部には、該挿入孔52aより小形状で六角形状の挿入孔53aを内径部に設けた補助軸53を固着して設けている。 【0020】前記固定移送筒47の移送終端部の外径部は、継手メタル46の外周ボス46bの内径部へ挿入して軸支し、この継手メタル46の内周ボス46c内径部に設けたベアリング46aの内径部へ補助軸53の外径部を挿入して軸支させている。固定螺旋軸52の移送始端部は、上継手ケース45cに内装して設けた受メタル45dで軸支した構成である。 【0021】前記継手メタル46の外周ボス46bは、円形状に形成して、この円形状の外周部を移動用移送筒49の内径部が摺動移動する構成である。前記継手メタル46は、図5、及び図6で示す如く外周ボス46bと内周ボス46cとを連接アーム46dで連接させた構成であり、この連接アーム46dの下部と内周ボス46cの外径部との接合部Aをヨーセツ等によって固着させ、又、この連接アーム46dの上部は該外周ボス46bの孔部へ挿入し、この連接アーム46dの上部と該外周ボス46bの孔部との接合部Bをヨーセツ等によって固着させて、この継手メタル46部を通過する穀粒の抵抗にならない構成としている。 【0022】前記継手メタル46は、図5、及び図6で示す如くこの継手メタル46の外周ボス46bの外径部には、弾性部材よりなるシール46eを複数個、例えば、3個を装着した構成として、このシール46eを装着していない箇所より、塵埃が移動する構成として、固定移送筒47内の塵埃は、移動用移送筒49内を経て機外へ排出する構成であり、この移動用移送筒49の移動をスムーズにしている。又、該移動用移送筒49の移送終端には、図7で示す如く補強筒49aを固着して設け、この補強筒49aの移送終端部の下部は、下方へ三角形状の突出部49bを形成して、塵埃等の機外への排出をスムーズにしている。 【0023】前記継手メタル46は、図20で示す如くこの継手メタル46の外周ボス46bの前後の両端部には、金属材よりなる断面形状が円形状のリンク46fを装着した構成とするもよく。これにより、塵埃に対して強く、又、耐摩耗性も向上する。前記移動用移送筒49は全長が長いことにより、接合加工の必要があり、このときは、図8、及び図9で示す如く2分割、又は3分割可能な構成であり、図は2分割のときを示し、この分割部の接合は、図10−(イ)〜図10−(ハ)で示す如く継手リンク49cに締付ピン49dを挿入し、この締付ピン49dの一方側には、弾発用スプリング49eを設けると共に、他方側の軸端部には、カムにレバーを固着して一体とした締付用カム49fを支持ピン49hで装着した構成である、この締付用カム49fの回動操作により、この継手リンク49cを締付け作用させて、これら移動用移送筒49,49を接合する構成であり、これら分割した移動用移送筒49,49の接合が容易であり、又、短時間で接合可能にした。 【0024】前記移動用移送筒49には、六角形状の移動用螺旋軸54の両端部に移動用移送螺旋55a,55cを挿入して軸支すると共に、これら移動用移送螺旋55a,55c間には、複数個の移動用移送螺旋55bを挿入して軸支し、この移動用螺旋軸54と共に、内装した構成である。前記移動用移送筒49の移送終端部はL字形状に形成し、移送終端部には、排出口48aを設けると共に、この排出口48aの上部には、移動用螺旋軸54の移送終端部を軸受けする受メタル48bを設けて軸受けさせ、又、図4で示す如く移動用移送螺旋55aの螺旋内ボス57aの移送始端の内径部は固定螺旋軸52の移送終端部に設けた補助軸53の外径部へ挿入して軸支して、ボルト53bで装着した構成であり、この補助軸53、及び該螺旋内ボス57a内を該移動用螺旋軸54が前後に移動する構成である。 【0025】前記移動用移送筒49の外周上部には、中心部にネジ孔を設けた移動メタル56bを設けると共に、外周部の三箇所には、支持板56で回転自在に軸支したローラ56aを設け、この各ローラ56aは固定移送筒47の外周部48を前後方向に回転移動する構成である。前記移動用移送筒49の移送始端部の内径部の三箇所には、図1で示す如く支持板56cで回転自在にローラ56dを軸支して設け、この各ローラ56dが固定移送筒47の外周部48を前後方向に回転移動する構成とするもよく。これにより、該移動用移送筒49の移動をスムーズにしている。 【0026】前記各移動用移送螺旋55a,55b,55cを挿入して軸支する移動用螺旋軸54は、全長が長いことにより、接合加工が必要であり、このときの接合位置は、図4で示す如くこれら各移動用移送螺旋55a,55b,55c、及び該移動用螺旋軸54が最短状態の縮み状態で、継手メタル46の移送方向上手側のC位置とした構成であり、この移動用螺旋軸54が該継手メタル46内へ挿入しない位置として、この移動用螺旋軸54の移動をスムーズにしている。 【0027】前記移動用移送螺旋55aは、内径が六角形状で外径が円形状で所定長さで、移送始端側にボルト挿入ネジ孔を有する螺旋内ボス57aと、この螺旋内ボス57aの外径部に固着した、図14、及び図15で示す如く略半円形状よりなり略同形状で、螺旋プレート57cの、例えば、1.5ピッチ分の長さの螺旋外ボス57bと、この螺旋外ボス57bの外周部に固着した1.5ピッチの長さの該螺旋プレート57cと、この螺旋プレート57cの移送終端部側に設けた補強ピン57d等よりなる構成である。 【0028】前記移動用移送螺旋55aの螺旋内ボス57aの移送始端の内径部を固定螺旋軸52の補助軸53の外径部へ挿入して、該螺旋内ボス57aのネジ孔部へボルト53bを螺挿入して、この移動用移送螺旋55aを装着した構成である。又、このボルト53bの挿入状態は、図4で示す如くこのボルト53bの先端部は小径として、この小径部を該補助軸53に設けた挿入孔53cへ挿入させて、この移動用移送螺旋55aを装着させる構成であり、このボルト53bを強く締付けを行っても、移動用螺旋軸54の前後方向への移動に影響のない構成である。 【0029】前記螺旋内ボス57aは、図4で示す如く前後両端側の内径部は、所定の長さを丸孔に形成し、移送終端部側のこの丸孔部の横側には、六角孔57eを形成し、これら両側の丸孔は、この六角孔57eの対角径より、大径に形成している。この六角孔57e部を移動用螺旋軸54へ挿入して軸支させている。前記移動用移送螺旋55bは、図11〜図13で示す如く内径が六角形状で外径が円形状で所定長さの螺旋内ボス58aと、この螺旋内ボス58aの外径部に固着した図14、及び図15で示す略半円形状で、螺旋プレート57cの、例えば、1.5ピッチ分の長さの螺旋外ボス58bと、この螺旋外ボス58bの外周部に固着した1.5ピッチの長さの該螺旋プレート57cと、この螺旋プレート57cの移送始端部側に設けたストッパー板58cと、移送終端部側に設けた補強ピン57d等よりなる構成である。 【0030】前記螺旋内ボス58aは、図11、及び12で示す如く前後両端側の内径部は、所定の長さを丸孔に形成し、移送終端部側のこの丸孔部の横側には、六角孔58dを形成し、これら両側の丸孔は、この六角孔58dの対角径より、大径に形成している。又、この螺旋内ボス58aは、螺旋外ボス58b、及び螺旋プレート57cの前後方向の略中央部に装着している。ストッパー板58cは、移送方向に対して略直角に螺旋プレート57cに固着して、穀粒の移送をスムーズにしている。 【0031】前記移動用移送螺旋55cは、内径が六角形状で外径が円形状で所定長さで、移送終端側にボルト挿入ネジ孔を有する螺旋内ボス59aと、この螺旋内ボス59aの外径部に固着した、図14、及び図15で示す如く略半円形状よりなり略同形で、螺旋プレート57cの、例えば、1.5ピッチ分の長さの螺旋外ボス59bと、この螺旋外ボス59bの外周部に固着した1.5ピッチ長さの該螺旋プレート57cと、この螺旋プレート57cの移送始端部側に設けたストッパー板58c等より構成である。 【0032】前記移動用螺旋軸54の移送終端の外径部は、移動用移送筒49内に設けた受メタル48bの内径部へ挿入して軸支すると共に、移動用移送螺旋55cの螺旋内ボス59aのネジ孔部へボルトを螺挿入して、該移動用螺旋軸54へ装着した構成である。前記各移動用移送螺旋55a,55b,55cが互に重合して縮み状態になる構成であり、この縮みのときは隣接する各螺旋内ボス57a,58a,59bの端部面が互に接触して、押されて縮み方向へ移動し、各螺旋プレート57cが重合して縮み状態になり、又、伸張は該各螺旋プレート57cの重合が開き状態になる構成である。 【0033】前記移動用移送筒49は、図21で示す如くこの移動用移送筒49の移送終端部を分割方式として終端メタル60aを設け、この終端メタル60aに移動用螺旋軸54を装着し、この移動用螺旋軸54に各移動用移送螺旋55a,55b,55cを挿入して軸支させた構成とし、該終端メタル60aはボルト、及びナット等により、該移動用移送筒49へ装着した構成であり、これら終端メタル60aと移動用螺旋軸54とは、一体で分解可能な構成とするもよく、これにより、組立、分解を容易としている。 【0034】前記移動装置50は、図1で示す如く上継手ケース45cの先端部に設けた断面形状は円形状で逆L字形状の支持板60の基部側には、移動モータ61を設けると共に、先端部には、受メタル62を設け、この移動モータ61と外周部に螺旋ネジ63aを設けた移動軸63を一体に形成して設け、これらを一体で該支持板60へボルト、及びナットで装着して設けた構成である。この移動軸63は移動用移送筒49の外周部に設けた移動メタル56bへ螺挿入すると共に、先端部は該受メタル62で支持させている。又、この移動メタル56bは、図22、及び図23で示す如く該移動用移送筒49の外径部には、支持板64,64を所定間隔で設け、この支持板64,64には、支持パイプ65を設け、この支持パイプ65には、移動用ピン66を挿入すると共に、この移動用ピン66の上部用を支持板64へ割ピン67等で装着し、又、下部側は該移動軸63の該螺旋ネジ63a部間へ挿入した構成とするもよく、これにより、該移動用移送筒49の移動をスムーズにしている。 【0035】前記支持板60の下側面には、図1で示す如く移動用移送筒49が最短の縮み状態になる位置、及び最長の伸張状態になる位置を移動用移送筒49に設けた移動装置50用の移動メタル56bの当接により、検出するON−OFFスイッチ方式の縮み側センサ68と、伸張側センサ69とを設けると共に、これら縮み側センサ68、及び伸張側センサ69への該移動メタル56bの直接の当接を防止して、衝撃を緩和するために、手前側(下手側)には、弾性部材、例えば、スプリング、及び樹脂材等よりなる緩和部材70,71を設けた構成として、破損を防止する構成である。これら緩和部材70,71を介して、該縮み側センサ68、及び該伸張側センサ69がON−OFF制御される構成であり、このON−OFFが操作装置15内に設けたCPUへ入力され、この入力によってこのCPUからの出力により、移動モータ61の回転始動制御及び停止制御が行われ、該移動用移送筒49の移動制御が行われる構成である。 【0036】前記移動モータ61の正逆回転駆動により、移動軸63が正逆回転駆動され、移動メタル56bを介して、移動用移送筒49が固定移送筒47の外周部に沿って、この固定移送筒47に対して伸縮自在に移動する構成であり、この移動用移送筒49の移動により、内装された移動用移送螺旋55a,55b,55c等が重合して、伸縮自在な構成としている。 【0037】前記支持板60は、略円形状で下部の一部を開口71aさせた移動カバー72で覆う状態に構成している。図24、及び図25で示す如く移動カバー72は逆U字状に形成し、この移動カバー72の基部を上継手ケース45cに装着した取付板73へボルト、及びナット等によって装着し、この移動カバー72の内側面には、受メタル62、各センサ68,69、及び各緩和部材70,71を設けると共に、移動軸63を内装して設けるもよく、これにより、コストダウン、及び軽量化を図っている。 【0038】上継手ケース74は、図26で示す如く形成し、この上継手ケース74には、移動モータ61等を内装して設けた構成とするもよく、これにより、外観の商品価値の向上、及びコストダウンを図っている。前記移動用移送筒49を最短の縮み状態に操作して、コンバイン1に収納したときは、平面視、図17で示す如くこの移動用移送筒49の先端部(イ)は、このコンバイン1の分草体9の先端部(ロ)より、内側に位置すべく構成として、納屋へこのコンバイン1を収納して保管を容易にした構成としている。 【0039】前記操作装置15は、図18で示す如く伸縮穀粒移送装置3の移動用移送筒49を手動で上下方向、及び左右方向へ操作する、操作レバー75、該移動用移送筒49を自動で移動させるON−OFF方向の伸縮スイッチ76、該移動用移送筒49を手動で移動させるON−OFF方向の手動伸縮スイッチ77、及び該移動用移送筒49の作動を停止させるON−OFF方向の停止スイッチ78を設けた構成である。 【0040】前記伸縮スイッチ76をON操作したときは、縮み側センサ68、及び伸張側センサ69が作動するまでは、伸縮穀粒移送装置3の移動用移送筒49が最短の縮み状態、又は最長の伸張状態になるまで作動する構成としている。この移動を途中の所定位置で停止させるために、ポテンションメタルを設けて任意の位置で停止させる構成としてもよい。 【0041】前記の移動用移送筒49が自動で移動のときには、前記縮み側センサ68、及び前記伸張側センサ69の装着位置の所定位置手前側へ移動メタル56bが到達すると、該移動用移送筒49の移動スピードを所定スピード遅くなるように、操作装置15内のCPUで制御する構成としている。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年6月17日(1998.6.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−26(P2000−26A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月7日(2000.1.7) |
| 【出願番号】 |
特願平10−170122 |
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