| 【発明の名称】 |
根菜類用収穫機 |
| 【発明者】 |
【氏名】寺元 省二
【氏名】松井 幹夫
【氏名】渡邊 章人
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| 【要約】 |
【課題】後上がり傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の無端回動帯(15a)により、根菜(A1)の茎葉(A2)を挟持して該根菜(A1)を地中から引き抜くと共に、その引き抜き力を軽減させるために、引き抜き時に掘取刃(42)により、根菜(A1)を掘り上げて行く根菜類用収穫機において、マルチフィルム(M)を被覆した畝(B1)に苗を植え付けて栽培されたマルチ栽培の根菜類(A1)を収穫する場合、掘取刃(42)でマルチフィルム(M)を引っかけないようにして、マルチ栽培の根菜類(A1)の収穫を適正に行い得る根菜類用収穫機を提供する。
【解決手段】前記掘取刃(42)を、1本構成として収穫条の根菜(A1)を掘り上げる。またその掘取刃(42)に取り付けてマルチフィルム(M)を切断するマルチカッター(43)を設け、その切目から掘取刃(42)を地中に入れる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 後上がり傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の無端回動帯により、複数条の根菜の茎葉を挟持して該根菜を地中から引き抜く引抜部を設けると共に、その引抜部の前端部下方で収穫条分の土を掘り起こす長さを有する刃部と、その刃部の一端から収穫条と未収穫条との間に立ち上げる縦アーム部とから成り、その縦アーム部を前後揺動支点軸に回転自在に支持させると共に、該縦アーム部に前後方向の往復運動を与えることにより、前後方向に揺動駆動させながら前記刃部で収穫条の根菜を掘り上げる1本構成の掘取刃と、その掘取刃に取り付けて畝に被覆されたマルチフィルムを縦アーム部の前位置で切断するマルチカッターとを設けたことを特徴とする根菜類用収穫機。 【請求項2】 前記縦アーム部を前後揺動支点軸に、複数の軸受け部材を介して、回転自在に支持させる請求項1記載の根菜類用収穫機。 【請求項3】 前後揺動支点軸に複数の軸受け部材を介して回転自在に支持させて、前後方向の往復運動を与える掘取刃駆動アームを設け、その駆動アームに前記縦アーム部を上下調節自在に取り付ける請求項1又は2記載の根菜類用収穫機。 【請求項4】 前記縦アーム部の内側真横位置で接地状態で前後方向に延設させてマルチフィルムを押さえるマルチ押さえ体を設け、その押さえ体の外側真横位置にマルチカッターを配設する請求項1又は2又は3記載の根菜類用収穫機。 【請求項5】 前記マルチカッターを円盤状の回転刃とする請求項1又は2又は3又は4記載の根菜類用収穫機。 【請求項6】 前記縦アーム部に後部を回動自在に軸支させて、前部を縦アーム部の前位置で上下動自在に突出させる回転刃取り付けアームを設け、その取り付けアームの前部に前記回転刃を回転自在に取り付けると共に、取り付けアームの対地角度が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアームを縦アーム部に固定するための固定リンクを設けた請求項5記載の根菜類用収穫機。 【請求項7】 前記縦アーム部に後部を回動自在に軸支させて、前部を縦アーム部の前位置で上下動自在に突出させる回転刃取り付けアームを設け、その取り付けアームの前部に前記回転刃を回転自在に取り付けると共に、前記回転刃を地面に押し付けるべく、バネ力を取り付けアームに附勢するバネ部材と、取り付けアームの対地角度が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアームに係合させるストッパーを設けた請求項5記載の根菜類用収穫機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、玉ねぎ等の根菜類を収穫する根菜類用収穫機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、後上がり傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の無端回動帯により、根菜の茎葉を2条同時に挟持して該根菜を2条同時に地中から引き抜くと共に、その引き抜き力を軽減させるために、引き抜き時に左右一対の掘取刃(サブソイラ)により、2条の根菜を掘り上げて行く根菜類用収穫機があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】マルチフィルムを被覆した畝に苗を植え付けて栽培されたマルチ栽培の根菜類を収穫する場合、従来の根菜類用収穫機では、左右一対の掘取刃でマルチフィルムを引っかけてしまい収穫不能になる問題があった。本発明は、掘取刃でマルチフィルムを引っかけないようにして、マルチ栽培の根菜類の収穫を適正に行い得る根菜類用収穫機を提供することを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明の根菜類用収穫機は、後上がり傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の無端回動帯により、複数条の根菜の茎葉を挟持して該根菜を地中から引き抜く引抜部を設けると共に、その引抜部の前端部下方で収穫条分の土を掘り起こす長さを有する刃部と、その刃部の一端から収穫条と未収穫条との間に立ち上げる縦アーム部とから成り、その縦アーム部を前後揺動支点軸に回転自在に支持させると共に、該縦アーム部に前後方向の往復運動を与えることにより、前後方向に揺動駆動させながら前記刃部で収穫条の根菜を掘り上げる1本構成の掘取刃と、その掘取刃に取り付けて畝に被覆されたマルチフィルムを縦アーム部の前位置で切断するマルチカッターとを設けたもので、掘取刃の縦アーム部をマルチフィルムの切目から地中に差し込むから、マルチ栽培の根菜類を収穫しても、掘取刃でマルチフィルムを引っかけることなく根菜類を掘り上げ得、また1本の掘取刃で収穫条分の根菜類を掘り上げるから、マルチフィルムを一カ所切断するだけで済むと共に、収穫条と未収穫条との間でマルチフィルムを切断するように、収穫条と未収穫条との間から1本の掘取刃の縦アーム部を地中に差し込むから、1畝4条植え付けを2条ずつ、往復で収穫する場合、マルチフィルムを二分割するだけで済み、マルチフィルムを細切れに切断して後の回収作業に支障を来すのを防止し得、さらに掘取刃と共にマルチカッターも前後揺動するから、マルチフィルムの切れ味を良くし得るものである。 【0005】また、前記縦アーム部を前後揺動支点軸に、複数のベアリングやメタル等の軸受け部材を介して、回転自在に支持させるもので、掘取刃をガタ付かせることなく前後揺動させ得、刃部の必要揺動幅をその全幅に亘って適正に確保し得、刃部の先端までを有効に作用させて1本の掘取刃による収穫条分の根菜類の掘り上げを確実に行い得、またマルチカッターもガタ付かせることなく前後揺動させ得、マルチフィルムを確実に切断し得るものである。 【0006】また、前後揺動支点軸に複数のベアリングやメタル等の軸受け部材を介して回転自在に支持させて、前後方向の往復運動を与える掘取刃駆動アームを設け、その駆動アームに前記縦アーム部を上下調節自在に取り付けるもので、刃部を根菜類の大きさ等に対応させて適正な深さに入れ得、刃部が深く入り過ぎて根菜類を適正に掘り上げることができなかったり、過負荷状態になったり、逆に刃部が浅く入り根菜類を傷つけたりするのを防止し得るものである。 【0007】また、前記縦アーム部の内側真横位置で接地状態で前後方向に延設させてマルチフィルムを押さえるマルチ押さえ体を設け、その押さえ体の外側真横位置にマルチカッターを配設するもので、マルチフィルムをマルチ押さえ体で押さえながらマルチカッターで切断するから、マルチフィルムを適正に切断し得るものである。 【0008】また、前記マルチカッターを円盤状の回転刃とするもので、回転刃を前後揺動に加えてそれ自体を自転させるから、マルチフィルムの切れ味をより良くし得るものである。 【0009】また、前記縦アーム部に後部を回動自在に軸支させて、前部を縦アーム部の前位置で上下動自在に突出させる回転刃取り付けアームを設け、その取り付けアームの前部に前記回転刃を回転自在に取り付けると共に、取り付けアームの対地角度が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアームを縦アーム部に固定するための固定リンクを設けたもので、回転刃が地面に食い込み勝手にならないから、マルチフィルムを確実に切断し得るものである。 【0010】また、前記縦アーム部に後部を回動自在に軸支させて、前部を縦アーム部の前位置で上下動自在に突出させる回転刃取り付けアームを設け、その取り付けアームの前部に前記回転刃を回転自在に取り付けると共に、前記回転刃を地面に押し付けるべく、バネ力を取り付けアームに附勢するバネ部材と、取り付けアームの対地角度が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアームに係合させるストッパーを設けたもので、回転刃を地面に食い込み勝手にすることなく、該回転刃を一定荷重で適正に地面に押し付け得、マルチフィルムを確実に切断し得るものである。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は歩行形玉ねぎ収穫機の全体側面図、図2は同全体平面図、図3は収穫作業部の正面図、図4は同側面図、図5は同平面図、図6は図3の部分拡大図、図7は図4の部分拡大図、図8は図5の部分拡大図である。図中(1)はエンジン、(2)はミッション、(3)は左右横伝動ケース、(4)は左右ファイナルケース、(5)は左右走行輪、(6)は操縦ハンドル、(7)はゲージ輪、(8)は分草装置、(9)は掻き込み装置、(10)は挟持搬送装置である。分草装置(8)は、分草タイン(11)を有する分草ケース(12)を、後上がり傾斜状態で2条分横3列に装備して構成している。掻き込み装置(9)は、分草装置(8)の直後でこれと平行な後上がり傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の係止突起(13)付き掻き込みベルト(14)で構成している。挟持搬送装置(10)は掻き込み装置(9)の直後でこれより緩い後上がり傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の無端回動帯(15)で構成している。そして、玉ねぎ(A1)を4条栽培する畝(B1)に沿って機体を走行させながら、分草装置(8)で倒伏した茎葉(A2)を引き起こして、2条の茎葉(A2)を1条毎に分離起立させ、その分離起立状態の2条の茎葉(A2)を掻き込み装置(9)で掻き寄せて1束にまとめ、その2条分1束の茎葉(A2)を挟持搬送装置(10)前半部の一対の前部無端回動帯(15a)で挟持して、後上方に移送することにより、玉ねぎ(A1)を2条ずつ地中から引き抜き、1畝4条植え付けを2条ずつ、往復で収穫するもので、挟持搬送装置(10)前半部を構成する前記一対の前部無端回動帯(15a)にて引抜部(16)を構成している。尚、図中(17)は挟持搬送装置(10)後半部を構成する前記一対の後部無端回動帯(15b)にて構成し、切断後の茎葉(A2)を挟持移送する後搬送装置、(18)は後搬送装置(17)から切断後の茎葉(A2)を受け継いで谷側に横送りして放出する茎葉放出装置、(19)は茎葉放出装置(18)から放出された茎葉(A2)を地面に導く柔軟なゴム板から成る茎葉放出ガイド体である。 【0012】上記左右走行輪(5)及び各装置(8)(9)(10)(18)は、図9に示す伝動経路でもってエンジン(1)動力を伝達するもので、エンジン(1)の出力軸(1a)をミッション(2)の入力部に連動連結し、左右横伝動ケース(3)に内装したミッション(2)の左右走行出力軸(3a)を、左右ファイナルケース(4)に内装したチェン伝動機構(4a)及び左右サイドクラッチ(20)を介して左右車軸(21)に連動連結し、この左右車軸(21)に軸支した左右走行輪(5)を回転駆動する。尚、図中(22)は左右駐車ブレーキである。一方、ミッション(4)から作業クラッチ(23)を介して前方に突出する作業出力軸(24)を左右方向の作業入力軸(25)に一対のベベルギヤ(26)を介して連動連結し、また作業入力軸(25)に一対のウォーム(27)及びウォームホイル(28)を介して連動連結した挟持搬送駆動軸(29)を上向きに突設し、その挟持搬送駆動軸(29)に一対の無端回動帯(15)の後部駆動プーリ軸(30)をチェン伝動機構(31)を介して連動連結し、一対の無端回動帯(15)を所定方向に回転駆動する。この一対の無端回動帯(15)の前部従動プーリ軸(32)に一対の掻き込みベルト(14)の上部駆動プーリ軸(33)をチェン伝動機構(34)を介して連動連結し、一対の掻き込みベルト(14)を所定方向に回転駆動する。挟持搬送装置(10)の畝(B1)中央側横外側で前後方向に延設される縦伝動軸(35)の後端を作業入力軸(25)の畝(B1)中央側端部に一対のベベルギヤ(36)を介して連動連結させると共に、分草タイン(11)を取付けるタインチェン(11a)の上部駆動スプロケット軸(37)の畝(B1)中央側端部に縦伝動軸(35)の前端を連動連結させ、各分草ケース(12)の分草タイン(11)を回転駆動する。さらに茎葉放出装置(18)は谷側の無端回動帯(15)の後部駆動プーリ軸(30)上に軸支されてこの無端回動帯(15)と一体に回転駆動する。 【0013】図1乃至図8に示す如く、上記した収穫機の構造に、マルチ栽培用の、葉切り装置(39)、搬送装置(40)、補助搬送装置(41)、掘取刃(42)、マルチカッター(43)、デバイダ(44)、マルチ押え体(45)並びにマルチ集束機構(46)を装備し、マルチ栽培の玉ねぎ(A1)を収穫するマルチ仕様構造を構成するものである。 【0014】葉切り装置(39)は、引抜部(16)の下方に配置して、地中から引き抜かれた玉ねぎ(A1)の茎葉(A2)をその根元部で切断する往復動刃(47)で構成している。従って、玉ねぎ(A1)を引抜部(16)より高い位置に持ち上げずに収穫するから、マルチ栽培の根菜類を収穫しても、マルチフィルム(M)が引抜部(16)より高い位置に持ち上げられず、そのマルチフィルム(M)が引抜部(16)の一対の無端回動帯(15a)や他の部分に巻き付く等して収穫不能になるのを防止できる。 【0015】搬送装置(40)は、引抜部(16)の一対の無端回動帯(15a)と、その一対の無端回動帯(15a)の下方に後部が無端回動帯(15a)から離れるようにこれに対して傾斜状態に配置する左右一対のガイド部材である合成樹脂製のスラシ板(48)とから成り、茎葉(A2)の下部を一対のスラシ板(48)間で誘導案内しながら、その茎葉(A2)の上部を一対の無端回動帯(15a)によって挾持移送することにより、地中から引き抜かれた玉ねぎ(A1)をその上面を一対のスラシ板(48)の下面に当てた状態で後方に搬送するもので、その搬送装置(40)の一対の無端回動帯(15a)と一対のスラシ板(48)後部との間に前記葉切り装置(39)を配置している。従って、該搬送装置(40)によって葉切り装置(39)に対する玉ねぎ(A1)の姿勢・位置関係が統一され、且つ、それが安定した時に、緊張状態の茎葉(A2)の根元部を前記葉切り装置(39)によって切断するから、葉切り高さを揃えることができると共に、美しい切断面に仕上げることができ、商品価値を向上させることができる。 【0016】また、前記一対のスラシ板(48)は、左右に2組設けると共に、平面視V字又はU字状の分草ガイド(49)を設け、その分草ガイド(49)の後端部を各組の内側のスラシ板(48)に取り付け、前端曲げ部を一対の掻き込みベルト(14)間の下端側直後部位に延設し、左側の条の茎葉(A2)を右側のスラシ板(48)間に受け入れたり、右側の条の茎葉(A2)を左側のスラシ板(48)間に受け入れるのを分草ガイド(49)で阻止して、各組のスラシ板(48)間に1条ずつ別々に茎葉(A2)を受け入れるように構成している。尚、分草ガイド(49)の前部を上方に反り上げてマルチフィルム(M)を破らない形状としている。 【0017】また、2組のスラシ板(48)を下面に取り付け、且つ、上面後部に往復動刃(47)を組み付ける受板(50)を設け、その受板(50)に各組のスラシ板(48)間に形成する茎葉搬送経路に対応する左右一対の溝(51)を設けている。尚、各組のスラシ板(48)の内側のスラシ板(48)は一体構成とし、左と右と中央の3板のスラシ板(48)で一対のガイド部材を2組設けるようにしている。 【0018】補助搬送装置(41)は、前記搬送装置(40)の一対の無端回動帯(15a)と一対のガイド部材(48)との間で前記葉切り装置(39)より上側に、ガイド部材(48)と平行状態又は略平行状態で対向配置して駆動される左右一対の係止突起(52)付き掻き込みベルト(53)から成り、前記搬送装置(40)によって後方葉切り装置(39)に搬送される玉ねぎ(A1)の茎葉(A2)を後方葉切り装置(39)に掻き込むもので、その補助搬送装置(41)の送り速度を、前記搬送装置(40)の一対の無端回動帯(15a)による茎葉(A2)の挾持移送速度より高速に設定している。従って、該補助搬送装置(41)によって葉切り装置(39)に茎葉(A2)の根元部を強制的に一気に送り込むから、葉切り高さが不揃いなったり、切断面が汚くなるのを防止でき、適正な葉切り作業を確実に行うことができる。 【0019】掘取刃(42)は、図10乃至図11にも示す如く、引抜部(16)の前端部下方で収穫条分(2条分)の土を堀り起す長さを有する刃部(42a)と、その刃部(42a)の一端から収穫条と未収穫条との間(畝中央部)に立ち上げる縦アーム部(42b)とから成り、その縦アーム部(42b)を前後揺動支点軸(54)に回転自在に軸支させると共に、縦アーム部(42b)に前後方向の往復運動を与えることにより、前後方向に揺動駆動させながら前記刃部(42a)で収穫条(2条)の玉ねぎ(A1)を掘り上げる1本構成としている。 【0020】また、掘取刃(42)のガタ付きを防止すべく、前記縦アーム部(42b)を前後揺動支点軸(54)に、複数の軸受け部材(87)を介して、回転自在に支持させると共に、掘取刃(42)の刃部(42a)を収穫する根菜類の大きさ等に対応させて適正な深さに入れるように、前後揺動支点軸(54)に複数のベアリング(87)を介して回転自在に支持させて、前後方向の往復運動を与える掘取刃駆動アーム(88)を設け、その駆動アーム(88)に前記縦アーム部(42b)を上下調節自在に取り付けている。詳しくは、前記駆動アーム(88)の中間部に軸受箱であるスリーブ(89)が一体に設けられ、機体フレーム体(90)に左右横向きに固定された1本の前記支点軸(54)上に2個のベアリング(87)を介して前記スリーブ(89)が嵌合されて、駆動アーム(88)が支点軸(54)上で前後方向に揺動自在に軸受けされている。またその駆動アーム(88)の上端にクランクロッド(66)が連結され、駆動アーム(88)の上端に前後方向の往復運動が与えられ、支点軸(54)を中心に駆動アーム(88)が前後方向に揺動駆動される。尚、軸受け部材(87)としてベアリングの他にメタルも使用できる。掘取刃(42)は、この縦アーム部(42b)の上部が複数組のボルト・ナットにより前記駆動アーム(88)に脱着自在に締結固定され、駆動アーム(88)と一体に前後方向に揺動駆動される。前記縦アーム部(42b)側のボルト孔(90)は、駆動アーム(88)に対する縦アーム部(42b)の締結位置を上下に調節できるように多数開設されている。 【0021】マルチカッター(43)は、前記掘取刃(42)に取り付けて畝(B1)に被覆されたマルチフィルム(M)を縦アーム部(42a)の前位置で切断するもので、そのマルチカッター(43)として円盤状の回転刃を用いている。回転刃(43)の取り付け構造は、前記縦アーム部(42b)に後部を回転自在に軸支させて、前部を縦アーム部(42b)の前位置で上下動自在に突出させる回転刃取り付けアーム(91)を設け、その取り付けアーム(91)の前部に前記回転刃(43)を回転自在に取り付けることによって、図10及び図11に示す如く、取り付けアーム(91)の対地角度(92)が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアーム(91)を1本の固定リンク(93)によって縦アーム部(42b)に固定する構造と、図12に示す如く、取り付けアーム(91)の対地角度(92)が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアーム(91)を1本のバネ部材(94)とストッパー(95)によって縦アーム部(42b)に上下に揺動自在に取り付ける構造とに、切り換え可能に構成している。詳しくは、前記駆動アーム(88)の下部から後方に取り付けアーム(91)の支点板(96)が延出されている。支点板(96)は縦アーム部(42b)と共に複数組のボルト・ナットにより前記駆動アーム(88)に締結固定されいる。その支点板(96)の後部に取り付けアーム(91)の後部が左右横向きの支点軸(97)を介して回動自在に支持され、取り付けアーム(91)の前部が縦アーム部(42b)の前位置に上下動自在に突出支持されている。その取り付けアーム(91)の前部に左右横向きに芯軸(98)が固定され、その芯軸(98)に前記回転刃(43)が回転自在に取り付けられ、縦アーム部(42b)の外側でこの上部後方から下部前方に前下がり傾斜状態で取り付けアーム(91)を延出支持することによって、回転刃(43)の回転中心より下部が地面に直角又は略直角に食い込む状態で、該回転刃(43)が縦アーム部(42b)の前位置で支持される。即ち、回転刃(43)の中心部から後上がり傾斜状態でその取り付けアーム(91)を後方に延出し、地面から離れ、且つ、前後揺動支点軸(54)に近い縦アーム部(42b)の上部で取り付けアーム(91)を回転自在に支持することにより、取り付けアーム(91)の回動支持部に土が付着してこの動きが悪くなるのを防止すると共に、掘取刃(42)の駆動負荷及びその支持部の必要強度が著しく増大するのを防止するようにしている。そして、図10及び図11に示す如く、回転刃(43)の取り付け構造が固定式の場合には、取り付けアーム(91)の後端を長さが不変の固定リンク(93)により駆動アーム(88)に連結することによって、取り付けアーム(91)の対地角度(92)が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアーム(91)が縦アーム部(42b)に固定される。一方、図12に示す如く、回転刃(43)の取り付け構造が可動式の場合には、前記固定リンク(93)に代えて、回転刃(43)を地面に押し付けるべく、バネ力を取り付けアーム(91)に附勢するコイルバネ(94)を、該取り付けアーム(91)の後端と駆動アーム(88)との間に張設すると共に、取り付けアーム(91)の対地角度(92)が45度以下の後上がり傾斜状態で該取り付けアーム(91)に係合させるストッパー(95)を支点板(96)に突設し、バネ(94)力によって取り付けアーム(91)をストッパー(95)に当接保持することによって、該取り付けアーム(91)が縦アーム部(42b)に上下に揺動自在に取り付けられている。上記両構造とも、回転刃(43)は畝(B1)との転がり接触で自転しながら、掘取刃(42)と一体に前後に揺動駆動されて収穫条と未収穫条の間(畝中央部)でマルチフィルム(M)を長さ方向に連続的に切断し、そのマルチフイルム(M)を二分割して行く。そのマルチフィルム(M)の切目から掘取刃(42)の縦アーム部(42b)を地中に差し込むように構成している。尚、図10乃至図12の図中(99)は回転刃(43)の安全カバーである。 【0022】上記から明らかなように、後上がり傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の無端回動帯(15a)により、複数条の玉ねぎ(A1)の茎葉(A2)を挟持して該玉ねぎ(A1)を地中から引き抜く引抜部(16)を設けると共に、その引抜部(16)の前端部下方で収穫条分の土を掘り起こす長さを有する刃部(42a)と、その刃部(42a)の一端から収穫条と未収穫条との間に立ち上げる縦アーム部(42b)とから成り、その縦アーム部(42b)を前後揺動支点軸(54)に回転自在に支持させると共に、該縦アーム部(42b)に前後方向の往復運動を与えることにより、前後方向に揺動駆動させながら前記刃部(42a)で収穫条の玉ねぎ(A1)を掘り上げる1本構成の掘取刃(42)と、その掘取刃(42)に取り付けて畝(B1)に被覆されたマルチフィルム(M)を縦アーム部(42b)の前位置で切断するマルチカッター(43)とを設けるから、掘取刃(42)の縦アーム部(42b)をマルチフィルム(M)の切目から地中に差し込むから、マルチ栽培の玉ねぎ(A1)を収穫しても、掘取刃(42)でマルチフィルム(M)を引っかけることなく玉ねぎ(A1)を掘り上げることができ、また1本の掘取刃(42)で収穫条分の玉ねぎ(A1)を掘り上げるから、マルチフィルム(M)を一カ所切断するだけで済むと共に、収穫条と未収穫条との間でマルチフィルム(M)を切断するように、収穫条と未収穫条との間から1本の掘取刃(42)の縦アーム部(42b)を地中に差し込むから、1畝4条植え付けを2条ずつ、往復で収穫する場合、マルチフィルム(M)を二分割するだけで済み、マルチフィルム(M)を細切れに切断して後の回収作業に支障を来すのを防止でき、さらに掘取刃(42)と共にマルチカッター(43)も前後揺動するから、マルチフィルム(M)の切れ味を良くすることができる。また、前記縦アーム部(42)を前後揺動支点軸(54)に、複数の軸受け部材(87)を介して、回転自在に支持させるから、掘取刃(42)をガタ付かせることなく前後揺動させることができ、刃部(42a)の必要揺動幅をその全幅に亘って適正に確保でき、刃部(42a)の先端までの有効に作用させて1本の掘取刃(42)による収穫条分の玉ねぎ(A1)の掘り上げを確実に行うことができ、またマルチカッター(43)もガタ付かせることなく前後揺動させることができ、マルチフィルム(M)を確実に切断できる。また、前後揺動支点軸(54)に複数の軸受け部材(87)を介して回転自在に支持させて、前後方向の往復運動を与える掘取刃駆動アーム(88)を設け、その駆動アーム(88)に前記縦アーム部(42b)を上下調節自在に取り付けるから、刃部(42a)を玉ねぎ(A1)の大きさ等に対応させて適正な深さに入れることができ、刃部(42a)が深く入り過ぎて玉ねぎ(A1)を適正に掘り上げることができなかったり、過負荷状態になったり、逆に刃部(42a)が浅く入り玉ねぎ(A1)を傷つけたりするのを防止できる。また、前記マルチカッター(43)を円盤状の回転刃とし、回転刃(43)を前後揺動に加えてそれ自体を自転させるから、マルチフィルム(M)の切れ味をより良くすることができる。また、前記縦アーム部(42b)に後部を回動自在に軸支させて、前部を縦アーム部(42b)の前位置で上下動自在に突出させる回転刃取り付けアーム(91)を設け、その取り付けアーム(91)の前部に前記回転刃(43)を回転自在に取り付けると共に、取り付けアーム(91)の対地角度(92)が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアーム(91)を縦アーム部(42b)に固定するための固定リンク(93)を設けたから、回転刃(43)が地面に食い込み勝手にならず、マルチフィルム(M)を確実に切断できる。また、前記縦アーム部(42b)に後部を回動自在に軸支させて、前部を縦アーム部(42b)の前位置で上下動自在に突出させる回転刃取り付けアーム(91)を設け、その取り付けアーム(91)の前部に前記回転刃(43)を回転自在に取り付けると共に、前記回転刃(43)を地面に押し付けるべく、バネ力を取り付けアーム(91)に附勢するバネ部材(94)と、取り付けアーム(91)の対地角度(92)が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアーム(91)に係合させるストッパー(95)を設けたから、回転刃(43)を地面に食い込み勝手にすることなく、該回転刃(43)を一定荷重で適正に地面に押し付ることができ、マルチフィルム(M)を確実に切断できる。 【0023】デバイダ(44)は、分草装置(8)の各分草ケース(12)の前方下方で倒伏状態の茎葉(A2)を拾い上げて分草タイン(11)の作用範囲に誘導する棒状のデバイダ本体(55)と、そのデバイダ本体(55)を分草ケース(12)に取り付けるデバイダ取り付けフレーム(56)とから成り、デバイダ本体(55)は、マルチフィルム(M)を被覆した畝(B1)に摺接させるマルチ押え部(55a)を前部に設け、その押え部(55a)の後端から分草タイン(11)先端の下部回行軌跡までに後上り傾斜状態で延設する誘導部(55b)を後部に設け、また前記押え部(55a)の前部を後方に折り曲げることによって形成するマルチ刺り防止部(55c)を前端に設けている。 【0024】マルチ押え体(45)は、中央の分草ケース(12)に前部を取り付けてこの分草ケース(12)の下方から後方葉切り装置(39)の下方に接地状態で延設する第1押え棒(57a)と、畝(B1)中央側の分草ケース(12)に前部を取り付けてこの分草ケース(12)の下方から後方葉切り装置(39)の下方に接地状態で延設する第2押え棒(57b)とから成り、これら第1及び第2押え棒(57a)(57b)によって、分草装置(8)部から葉切り装置(39)部に亘る収穫条の条間のマルチフィルム(M)と畝(B1)中央側の条外側のマルチフィルム(M)を畝(B1)に押し付け、分草タイン(11)及び一対の掻き込みベルト(14)の係止突起(13)でマルチフィルム(M)を引掛けるのを防止している。尚、収穫条の谷側の条の外側のマルチフィルム(M)はそのさらに外側の法面や谷部で覆土されているため、押え体(45)は設けていない。 【0025】また、各押え棒(57a)(57b)の前部を上方に反り上げてマルチフィルム(M)を破らない形状にすると共に、その反り上げ部(58a)(58b)を、分草タイン(11)が下部回行途中で下向き回動から上向き回動になるときのその下部回行経路真横位置で、分草タイン(11)の作用範囲内に立ち上げ、分草タイン(11)が下向き回動している間の作用を無くし、分草タイン(11)でマルチフィルム(M)を引掛けるのをさらに防止している。 【0026】また、前記第2押さえ棒(57b)は、前記掘取刃(42)の縦アーム部(42b)の内側真横位置で接地状態で前後方向に延設されて、マルチフィルム(M)を押さえ、その第2押さえ棒(57b)の外側真横位置に前記回転刃(43)を配設するもので、マルチフィルム(M)を第2押さえ棒(57b)で押さえながら回転刃(43)で切断するから、マルチフィルム(M)を適正に切断できる。 【0027】マルチ集束機構(46)は、前記マルチカッター(43)と、収穫側のファイナルケース(4)から前方に突出させて、収穫側の法面とそこに被覆されているマルチフィルム(M)との間に割り込ませ、そのマルチフイルム(M)を浮かし畝(B1)上面側に寄せる集束ロッド(59)と、左右ファイナルケース(4)間に配置して、収穫側の半幅のマルチフィルム(M)を集束しながら後方に置いて行く集束ローラ(60)とから成り、玉ねぎ(A1)の収穫と同時にマルチフィルム(M)の後処理を行うように構成している。 【0028】葉切り装置(39)及び掘取刃(42)及び補助搬送装置(41)は、図9に示す伝動経路でもってエンジン(1)動力を伝達するもので、前記作業入力軸(25)の谷側端部にクランク(61)を設け、そのクランク(61)にクランクロッド(62)及びL形リンク(63)を介してカッター駆動ロッド(64)を連動連結し、往復動刃(47)を駆動する。一方、前記作業入力軸(25)の畝(B1)中央側端部にクランク(65)を設け、そのクランク(65)にクランクロッド(66)を介して掘取刃(42)の駆動アーム(88)の上端を連動連結し、その掘取刃(42)を駆動する。また一対の無端回動帯(15)の前部従動プーリ軸(32)にチェン伝動機構(34)を介して連動連結する補助搬送駆動軸(67)を設け、その駆動軸(67)に増速用のチェン伝動機構(68)を介して一対の掻き込みベルト(53)の後部駆動プーリ軸(69)を連動連結し、一対の掻き込みベルト(53)を一対の無端回動帯(15)よりも高速で所定方向に回転駆動する。 【0029】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明の根菜類用収穫機は、後上がり傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の無端回動帯(15a)により、複数条の根菜(A1)の茎葉(A2)を挟持して該根菜(A1)を地中から引き抜く引抜部(16)を設けると共に、その引抜部(16)の前端部下方で収穫条分の土を掘り起こす長さを有する刃部(42a)と、その刃部(42a)の一端から収穫条と未収穫条との間に立ち上げる縦アーム部(42b)とから成り、その縦アーム部(42b)を前後揺動支点軸(54)に回転自在に支持させると共に、該縦アーム部(42b)に前後方向の往復運動を与えることにより、前後方向に揺動駆動させながら前記刃部(42a)で収穫条の根菜(A1)を掘り上げる1本構成の掘取刃(42)と、その掘取刃(42)に取り付けて畝(B1)に被覆されたマルチフィルム(M)を縦アーム部(42b)の前位置で切断するマルチカッター(43)とを設けたもので、掘取刃(42)の縦アーム部(42b)をマルチフィルム(M)の切目から地中に差し込むから、マルチ栽培の根菜類(A1)を収穫しても、掘取刃(42)でマルチフィルム(M)を引っかけることなく根菜類(A1)を掘り上げることができ、また1本の掘取刃(42)で収穫条分の根菜類(A1)を掘り上げるから、マルチフィルム(M)を一カ所切断するだけで済むと共に、収穫条と未収穫条との間でマルチフィルム(M)を切断するように、収穫条と未収穫条との間から1本の掘取刃(42)の縦アーム部(42b)を地中に差し込むから、1畝4条植え付けを2条ずつ、往復で収穫する場合、マルチフィルム(M)を二分割するだけで済み、マルチフィルム(M)を細切れに切断して後の回収作業に支障を来すのを防止でき、さらに掘取刃(42)と共にマルチカッター(43)も前後揺動するから、マルチフィルム(M)の切れ味を良くすることができるものである。 【0030】また、前記縦アーム部(42b)を前後揺動支点軸(54)に、複数の軸受け部材(87)を介して、回転自在に支持させるもので、掘取刃(42)をガタ付かせることなく前後揺動させることができ、刃部(42a)の必要揺動幅をその全幅に亘って適正に確保でき、刃部(42a)の先端までを有効に作用させて1本の掘取刃(42)による収穫条分の根菜類(A1)の掘り上げを確実に行うことができ、またマルチカッター(43)もガタ付かせることなく前後揺動させることができ、マルチフィルム(M)を確実に切断できるものである。 【0031】また、前後揺動支点軸(54)に複数の軸受け部材(87)を介して回転自在に支持させて、前後方向の往復運動を与える掘取刃駆動アーム(88)を設け、その駆動アーム(88)に前記縦アーム部(42b)を上下調節自在に取り付けるもので、刃部(42a)を根菜類(A1)の大きさ等に対応させて適正な深さに入れることができ、刃部(42a)が深く入り過ぎて根菜類(A1)を適正に掘り上げることができなかったり、過負荷状態になったり、逆に刃部(42a)が浅く入り根菜類(A1)を傷つけたりするのを防止できるものである。 【0032】また、前記縦アーム部(42b)の内側真横位置で接地状態で前後方向に延設させてマルチフィルムを押さえるマルチ押さえ体(57b)を設け、その押さえ体(57b)の外側真横位置にマルチカッター(43)を配設するもので、マルチフィルム(M)をマルチ押さえ体(57b)で押さえながらマルチカッター(43)で切断するから、マルチフィルム(M)を適正に切断できるものである。 【0033】また、前記マルチカッター(43)を円盤状の回転刃とするもので、回転刃(43)を前後揺動に加えてそれ自体を自転させるから、マルチフィルム(43)の切れ味をより良くすることができるものである。 【0034】また、前記縦アーム部(42b)に後部を回動自在に軸支させて、前部を縦アーム部(42b)の前位置で上下動自在に突出させる回転刃取り付けアーム(91)を設け、その取り付けアーム(91)の前部に前記回転刃(43)を回転自在に取り付けると共に、取り付けアーム(91)の対地角度(92)が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアーム(91)を縦アーム部(42b)に固定するための固定リンク(93)を設けたもので、回転刃(43)が地面に食い込み勝手にならないから、マルチフィルム(M)を確実に切断できるものである。 【0035】また、前記縦アーム部(42b)に後部を回動自在に軸支させて、前部を縦アーム部(42b)の前位置で上下動自在に突出させる回転刃取り付けアーム(91)を設け、その取り付けアーム(91)の前部に前記回転刃(43)を回転自在に取り付けると共に、前記回転刃(43)を地面に押し付けるべく、バネ力を取り付けアーム(91)に附勢するバネ部材(94)と、取り付けアーム(91)の対地角度(92)が45度以下になる後上がり傾斜状態で、該取り付けアーム(91)に係合させるストッパー(95)を設けたもので、回転刃(43)を地面に食い込み勝手にすることなく、該回転刃(43)を一定荷重で適正に地面に押し付けることができ、マルチフィルム(M)を確実に切断できるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005164 【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年5月10日(1999.5.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062270 【弁理士】 【氏名又は名称】藤原 忠治
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| 【公開番号】 |
特開2000−316345(P2000−316345A) |
| 【公開日】 |
平成12年11月21日(2000.11.21) |
| 【出願番号】 |
特願平11−128287 |
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