| 【発明の名称】 |
農産物掘取り装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】垣見 明彦
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| 【要約】 |
【課題】いも類のような根菜類(農産物)を圃場から掘取る掘取り刃を、左右の側枠間に取付けた農産物掘取り装置における耐摩耗性の向上、部品交換の容易化を図る。
【解決手段】左右の側枠1間に掘取り刃2を、前後複数の取付けボルト3を介して取付けるようにした農産物掘取り装置であって、前後複数の取付けボルト3に対応して左右側枠1の外側に締付けプレート4を配置し、このプレート4にネジ孔4aを穿設して掘取り刃の取付け片4c及び左右の側枠1に挿通した取付けボルト3を締付け、掘取り刃2を左右の側枠1間に固定する。そして、側枠1及び取付けボルト3の耐摩耗性が向上し、また、各部品の交換が容易となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 左右の側枠間に掘取り刃を、前後複数の取付けボルトを介して取付けるようにした農産物掘取り装置において、上記前後複数の取付けボルトに対応して左右の側枠の外側に締付けプレートを配置し、このプレートにネジ孔を穿設して掘取り刃の取付け片及び左右の側枠に挿通した取付けボルトを締付け、掘取り刃を左右の側枠間に固定するようにしたことを特徴とする農産物掘取り装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、いも類のような根菜類(農産物)を圃場から掘取る掘取り刃を、左右の側枠間に取付けた農産物掘取り装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、根菜類を圃場から掘取り収穫する農産物掘取り装置として、左右の側枠間に掘取り刃を、前後複数の取付けボルトを介して取付けるようにしたものが周知である。その先行技術の一つとして実用新案登録第2553737号公報に記載されされたものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記先行技術の掘取り装置においては、左右の側枠間に、掘取り刃の取付け片に前後複数の取付けボルトを挿通して左右の側枠を貫通させ、側枠の外側でナットを螺装し、締付け固定するものであった。このため、掘取り作業時における側枠やボルト・ナットの摩耗がしやすく、摩耗が進むと部品交換ができなくなることがある、という問題点があった。また、側枠の摩耗を遅くするために、側枠の厚さを厚くする必要があり、機体重量が重くなる、という問題点もあった。本発明は、上記の問題点を解決することを目的になされたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明は、左右の側枠間に掘取り刃を、前後複数の取付けボルトを介して取付けるようにした農産物掘取り装置において、上記前後複数の取付けボルトに対応して左右の側枠の外側に締付けプレートを配置し、このプレートにネジ孔を穿設して掘取り刃の取付け片及び左右の側枠に挿通した取付けボルトを締付け、掘取り刃を左右の側枠間に固定するようにしたことを特徴としている。 【0005】 【作用】上記の構成によって本発明の農産物掘取り装置は、締付けプレートにより側枠の摩耗が防止され、耐久性が向上する。このため、側枠の厚さを薄くしてもよく重量軽減とコストダウンになる。また、締付けプレートが摩耗しにくいので、部品交換が容易に行える。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添付の図面を参照して具体的に説明する。 【0007】図1及び図2において、符号1はいも類収穫機に設けられる掘取り装置の側枠で、この側枠1は、左右一対のものからなり(一方のみ図示)、側枠1,1間に掘取り刃2を、前後一対の取付けボルト3を介して取付けている。この掘取り刃2は、先端に設けられる刃体2aと 刃体2aに続いて設けられる土篩い案内板2bと、刃体2a及び土篩い案内板2bの側方に固設された取付け片2cとからなり、取付け片2cにあけたボルト孔に取付けボルト3を挿通し、取付けボルト3を側枠1に貫通させ、締付けプレート4に螺着するようにしている。 【0008】締付けプレート4には、2本の取付けボルト3,3に対応して2個のネジ孔4aを穿設し、掘取り刃2の取付け片2c及び左右の側枠1に挿通した取付けボルト3をネジ孔4aに螺装して締付け、掘取り刃2を左右の側枠1,1間に固定する。また、図示しないが、掘取り刃2の後方には、掘取り刃2により圃場から掘取られた農産物(いも類)を、後方に向け搬送するコンベア装置を側枠1,1間に設けている。 【0009】次に、上記のように構成された農産物掘取り装置の動作について説明する。いも類収穫機は、例えば、甘藷、馬鈴薯、玉葱、ビート、里芋、こんにゃく芋、短根人参、ラッキョウ等の根菜類を圃場から収穫するとき、掘取り刃2を収穫畝に対向させ、機体の前進により収穫物を刃体2aにより掘取り、これを土篩い案内板2bを介してコンベア装置に送り、後方に向け搬送して処理する。 【0010】このような掘取り作業時に、掘取り刃2及び側枠1,1の先端部分は土中を移動しながら掘取り作業を行うことで、土との摩擦により摩耗することになり、側枠1においては、図3において摩耗線5で示すように摩耗するが、摩耗線5には締付けプレート4が存在するので、それ以後は摩耗が防止されて側枠1の摩耗速度が遅くなる。これが、従来のように締付けプレート4が設けられていない場合には、摩耗線6で示すように深く摩耗してしまい、ボルト・ナットも摩耗されて、部品交換に支障を来すようになる。これに対して、本発明においては、締付けプレート4がナットの働きをし、しかも、ネジ孔4aから離れた部分から順次摩耗するので、側枠1及び締付けプレート4の耐久性が増大する。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように本発明の農産物掘取り装置によれば、前後複数の取付けボルトに対応して左右側枠の外側に締付けプレートを配置し、このプレートにネジ孔を穿設して掘取り刃の取付け片及び左右の側枠に挿通した取付けボルトを締付け、掘取り刃を左右の側枠間に固定するようにしたので、締付けプレートにより側枠の摩耗が防止され、耐久性が向上する。このため、側枠の厚さを薄くしてもよく、重量軽減とコストダウンが図られる。また、締付けプレートは摩耗しにくいので、部品交換を容易に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390010836 【氏名又は名称】小橋工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月11日(1999.3.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100063565 【弁理士】 【氏名又は名称】小橋 信淳
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| 【公開番号】 |
特開2000−253724(P2000−253724A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月19日(2000.9.19) |
| 【出願番号】 |
特願平11−65003 |
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