| 【発明の名称】 |
根菜類収穫機の土壌面整地装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高木 真吾
【氏名】切手 肇
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| 【要約】 |
【課題】掘起装置で掘起した土壌面の高さを掘起し高さセンサで検出させて、該掘起装置の高さ位置を制御するが、この掘起し高さセンサで正確に掘起した土壌面の高さを検出させようとするものである。
【解決手段】走行車両2に設けた根菜類を掘起す掘起装置5と、掘起し高さセンサ24とを設けると共に、該掘起装置5で掘起した土塊を側方部へ寄せて掘起し土壌面を整地する整地具23を該掘起し高さセンサ24の前側部に設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行車両2の横側の前方部には根菜類(イ)を掘起す掘起装置5と、掘起こし高さを検出する掘起し高さセンサ24とを設けた根菜類収穫機において、該掘起装置5で掘起こした土塊を側方部へ寄せて掘起した土壌面を整地する整地具23を該掘起こし高さセンサ24の前側部に設けたことを特徴とする根菜類収穫機の土壌面整地装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、走行車両の横側前部に根菜類を掘起す掘起装置と、掘起し高さを検出する掘起し高さセンサとを設けると共に、該掘起装置で掘起した土塊を側方部へ寄せて掘起し土壌面を整地する整地具を該掘起し高さセンサの前側部に設けた技術であり、根菜類収穫機の土壌面整地装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】根菜類が、例えば、人参であったとすると、この人参を収穫作業するときは、根菜類収穫機の走行車両を圃場内を走行させ、この走行車両の横側前方部に設けた堀起装置で人参の左右両側が掘起しされ、掘起した人参は移送装置等で後方上部へ挾持して移送する。この掘起装置の堀起し高さ位置の制御は掘起し高さセンサで掘起した土壌面が検出され、この検出値が設定した掘起し高さと同じにすべく、該掘起装置を上下移動制御して、人参を掘起しする。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】掘起装置の高さ位置制御は、掘起し高さセンサが検出する掘起した土壌面の高さによって制御されるが、該掘起装置で掘起した土壌の土塊が大きいときは、この大きい土塊の上側面が検出されることになり、このために、掘起し高さ位置は浅いと誤検出されて、該掘起装置を深く埋没させることになり、この掘起装置の破損の原因となったり、又、掘起し作業の負荷が増大することがあったが、この発明により、これらの問題点を解消しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、走行車両2の横側の前方部には根菜類(イ)を掘起す掘起装置5と、掘起こし高さを検出する掘起し高さセンサ24とを設けた根菜類収穫機において、該掘起装置5で掘起こした土塊を側方部へ寄せて掘起した土壌面を整地する整地具23を該掘起こし高さセンサ24の前側部に設けたことを特徴とする根菜類収穫機の土壌面整地装置の構成とする。 【0005】 【発明の作用】人参(イ)を収穫作業するときは、根菜類収穫機の走行車両2を圃場内を走行させ、この走行車両2の横側前方部に設けた掘起装置5で人参(イ)の左右両側が掘起しされ、掘起した人参(イ)は移送装置等で後方上部へ挾持して移送する。この掘起装置5の掘起し高さ位置の制御は、掘起し高さセンサ24の前部側に設けた整地具23によって、該掘起装置5で掘起した土壌の大きい土塊は、側方部へ寄せられて除去され、整地される。この大きい土塊が寄せられて整地されたこの土壌面は、該掘起し高さセンサ24で検出され、この検出値が設定した掘起し高さと同じにすべく、該掘起装置5を上下移動制御して、人参(イ)を掘起しする。 【0006】 【発明の効果】掘起装置5で堀起した土壌の大きい土塊は、整地具23で側方部へ寄せられて整地された土壌面を、掘起し高さセンサ24で検出することにより、誤検出することなく、正確な高さ位置が検出される。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図例は、根菜類(イ)が、例えば、人参(イ)であったとすると、この人参(イ)は圃場から掘起され、この掘起した人参(イ)を移送しながら葉部、及び根部の所定位置を切断して、一時貯留等を行う根菜類収穫機1を図示して説明すると共に、掘起した圃場面を整地する土壌面整地装置を図示して説明する。 【0008】前記根菜類収穫機1は、走行車両2の一方側の側部外側には、収穫用作業装置3を設け、この収穫用作業装置3は前部に引起装置4、掘起装置5、掘起し高さセンサ24、整地具23、及び後部の根菜搬送装置6等よりなる構成である。前記走行車両2の車台7の下部には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ7aを張設し、該車台7上部の一方側には、走行操作、及び各種制御操作等を行う操作装置8、及び作業者が搭乗して各種操作等を行う操縦席9a等を設け、この操縦席9aの下部には、原動機(エンジン)7b等を搭載している。この原動機7bで走行ギヤケース7c内の伝動機構7dを介して該走行クローラ7a,7aを回転駆動する構成である。 【0009】前記操作装置8は、箱形状に形成し、この箱体の表面板には、後述する掘起装置5の掘起し高さをダイヤル式でON−OFFスイッチ方式の操作位置により、設定する掘起設定手段9、及び設定した掘起し高さに制御すべく該掘起装置5を始動開始するON−OFFスイッチ方式の制御開始手段10、及び手動開始手段10a等を設けている。 【0010】前記操作装置8の掘起設定手段9の操作位置、及び制御開始手段10の始動操作等は、図10で示す如く該操作装置8に内装する制御装置11のCPU11aへ入力される構成である。これらの入力により、この制御装置11の該CPU11aにより、該掘起設定手段9で設定した掘起し高さと略同じ一定高さの掘起し高さに掘起装置5を上下回動制御する構成である。 【0011】前記車台7上部の後方部には、後述する葉切断装置12で人参(イ)の葉の根元部が切断され、又、後述する人参下部切断装置47で根部の下方部の所定位置が切断され、これら両者が切断された切断済み人参(イ)の供給を受けて、操縦席9a側の横方向へ向け回転駆動する凸凹形状の移送ベルト13aを張設してなる移送コンベア13は移送終端部へ向けて上り傾斜させて設けている。該移送コンベア13の移送終端部の下側で該車台7上側には、切断済みの人参(イ)の供給を受け、収納して一時貯留する収納箱15を載置した構成である。 【0012】前記葉切断装置12と、人参下部切断装置47とで上下側が切断された切断済み人参(イ)を受けて、移送コンベア13の移送始端部へ流下案内する下案内板14aは、図6で示す如く該葉切断装置12の回転刃46aの下部の所定位置から、該移送コンベア13の移送ベルト13aの上側面から所定間隔を設けた上部位置までの間は、下方へ傾斜させて設けた構成である。 【0013】これにより、前記移送コンベア13へ両側が切断された切断済み人参(イ)は、確実に供給されると共に、下案内板14aへ落下供給のときに、人参(イ)に付着した土は衝撃で落下し、該移送コンベア13と該下案内板14aとの隙間より、機外へ排出される。前記移送コンベア13の移送終端部下側と、収納箱15の上側との間には、図6で示す如く、下案内板14bを下方へ傾斜させて設け、該下案内板14bと該移送コンベア13の移送ベルト13aの移送終端部との隙間(T)からは、人参(イ)は落下しないが泥等は落下する構成である。 【0014】これにより前記移送コンベア13で人参(イ)に混入して同時に移送される泥等は、隙間(T)から落下することにより、収納箱15内には、人参(イ)のみが貯留される。前記移送ベルト13aの凸凹形状は、図6で示す如く移送始端部、及び移送終端部では凸凹形状にならないように変形させる構成である。 【0015】前記車台7後部の左側には、上方へ突出する断面形状がコ字形状の支持板16を設け、この支持板16の上部には、伝動機構17aを内装した伝動ケース17を回動自在に設けている。この伝動ケース17には、前方下部へ突出する支持板18を設け、この支持板18の前端部には、左右両側に前方下部へ突出する受板19aを固着した取付板19bを装着して設けると共に、この各受板19aの前端部には、前方下部へ突出する補助受板19cを固着した構成である。 【0016】前記左右両側の引起装置4は、上部を伝動ケース17から前方へ突出する伝動機構20cを内装する上受杆20aで支持すると共に、回転駆動させる構成である。下部を補助受板19cから前方へ突出する下受杆20bで支持させている。前記引起装置4は、根菜搬送装置6前部の左右両側に設け、この引起装置4は、左右両側の引起ケース21,21に内装して回転自在な引起チェン22aを張設し、この引起チェン22aには、所定間隔で引起ラグ22bを前側下端部から前側上端部の間は、該引起ケース21,21から突出して、人参(イ)の葉部を引起す引起作用部とし、後側は引起しない非作用部とした構成である。 【0017】前記引起ケース21下部外側面には、人参(イ)の葉部を分離する分草体23dを前方へ突出させて設けた構成であると共に、図1で示す如く掘起し高さ、及び畦の凹凸を検出する掘起し高さセンサ24を一方側の該引起ケース21に設けている。この掘起し高さセンサ24は、該引起ケース21の外側面に回動自在に設けた支持板25aに接地プレート25bを装着すると共に、該支持板25aの上端部とポテンションメータ25cとを連結する連結ロット25dよりなる構成である。 【0018】前記掘起し高さセンサ24の接地プレート25bが、圃場迄の高さによって回動すると共に、圃場の凹凸を検出して上下回動し、この回動が該ポテンションメータ25cで検出され、この検出が図10で示す如く操作装置8の制御装置11のCPU11aへ入力され、この検出の入力が掘起設定手段9の操作位置で設定した掘起し高さが制御基準値となり、この制御基準値と略同じ一定高さの掘起し高さにすべく、掘起部上昇ソレノイド26b、又は掘起部下降ソレノイド26cの作動により、伝動ケース17の中心位置を上下回動中心26位置として、上下シリンダ26aが作動して、掘起装置5を上下回動制御する構成であり、この掘起装置5は常に設定した一定の掘起し高さに保持して、この掘起装置5が畦内に潜り込むのを防止して、破損の防止を図っている。 【0019】前記掘起装置5の上下回動制御に伴って、左右両側の引起装置4、及び根菜搬送装置6等も同時に上下回動制御する構成である。前記掘起装置5の上昇制御、及び下降制御は、図11で示す如くフローチャートに沿って作用説明すると、収穫作業がスタートされ(S−101)、掘起設定手段9がONか判定され(S−102)、NOと判定されると(S−102)へ戻る。YESと判定されると該掘起設定手段9の操作位置で設定した掘起し高さ位置値を制御基準値として設定され(S−103)、掘起部上昇ソレノイド26b、又は掘起部下降ソレノイド26cがONされ(S−104)、制御開始手段10がONか判定され(S−105)、NOと判定されると(S−105)へ戻る。YESと判定されると掘起し高さセンサ24が検出した掘起し高さ位置値と制御基準値とが同じか判定され(S−106)、NOと判定されると(S−106)へ戻る。YES判定されると制御基準の制御が継続され(S−107)、該制御始動手段OFFか判定され(S−108)、NOと判定されると(S−107)へ戻る。YESと判定されるとリターンする(S−109)。 【0020】前記掘起装置5は、左右両側の補助受板19cに上下調節可能に設けている。この掘起装置5は前方下部へ傾斜して突出する支持杆27aの前端部に、上下方向に所定長さの掘起板27bを装着した構成であり、この左右両側の掘起装置5の掘起板27bで人参(イ)の左右両側を掘起す構成である。土壌面整地装置は、図1、及び図2で示す如く板状の底部材である略船形状の底板23aと、この底板23aの外周部を囲む状態に設けた側壁板23bとよりなる整地具23であり、この整地具23は掘起し高さセンサ24の接地プレート25bの前側にに位置すべく、一方側の該側壁板23bを引起装置4の引起ケース21下部の側部に設けた取付板23cへボルト、及びナット等で装着した構成である。 【0021】前記整地具23は、掘起装置5で掘起した土塊の内の大きな土塊を、この整地具23の側壁板23bによって一方側の側方部へ押し寄せると共に、掘起した圃場の表面は、該整地具23の底板23aによって均平に整地する構成であり、この整地具23で整地された掘起し土壌面を掘起し高さセンサ24を通過させて、掘起し高さを正確に検出させる構成である。又、側壁板23bを設けたことにより、該底板23a上に乗る土を防止して、この整地具23が土壌内へ沈むのを防止する構成である。 【0022】前記車台7の支持板16の前部には、前支持板16aを設け、この前支持板16aには、前方へ突出させて支持杆16bを設け、この支持杆16bの前端部には、L字形状の回動板16cを回動自在に装着して設け、この回動板16cの一方側の下端部と、上下シリンダ26aの前端部とを連接させ、他方側の前端部には、支持杆16dの一方側の端部を装着して設け、この支持杆16dの他方側の端部と、受板19aの前端の近傍部とを連接させた構成である。 【0023】前記上下シリンダ26aの作動により、伝動ケース17の上下回動中心26位置を回動中心として、回動板16c、支持杆16d、受板19a、補助受板19c、及び後述する連結板29等を介して、引起装置4、掘起装置5、及び根菜搬送装置6等を自動で上下回動制御する構成である。前記伝動ケース17の上下回動中心26を回動中心として、上下回動する受板19aの傾斜角度を検出する角度センサ17bは、図1で示す如く設けた構成である。この角度センサ17bはポテンションメタルを使用した構成である。 【0024】人参(イ)を収穫作業開始のときで、前記掘起装置5を畦へ進入させるときに、該掘起装置5の掘起し高さを手動操作によって設定すると、この手動設定の掘起し高さが角度センサ17bで検出され、この角度センサ17bの検出値が制御装置11のCPU11aへ入力される。この入力に基づいて該掘起装置5を手動設定の掘起し高さに制御され、掘起高さセンサ24の接地プレート25bが掘起した土壌面に接触状態となって、ポテンションメータ25cで掘起し高さが検出されて、該CPU11aへ入力されると、この入力に基づいて該掘起し高さセンサ24による自動の掘起し高さ制御に切換える構成である。 【0025】前記掘起装置5の掘起し高さの手動設定による制御と、自動制御との作用は、図12で示すフローチャートの如く制御する構成である。前記角度センサ17bが検出した掘起装置5の掘起し高さの手動操作で設定した設定値を基準として、掘起設定手段9の操作で設定した該掘起装置5の掘起し高さ値にすべく上下に回動移動制御する構成である。例えば、掘起設定手段9の操作で設定した掘起し高さ値が、手動操作で設定した手動設定値より、深い位置であると、この手動設定値から下方へ回動移動制御させる構成である。又、浅い位置であると、この手動設定値から上方へ回動移動制御させる構成である。 【0026】これにより、従来は手動で前記掘起装置5の掘起し高さを適宜位置へ操作して設定後に、前記制御開始手段10をON操作して自動に切換制御していたが、自動に切換えたときに、掘起設定手段9を操作して設定した自動設定値を基準としてしまうために、急激に該掘起装置5の掘起姿勢が変化する問題があったが、手動操作で設定した手動設定値を基準にして、上下回動移動させることにより、手動操作と自動との整合が取れて、問題を解決することができた。 【0027】前記掘起設定手段9はダイヤル式でON−OFFスイッチ方式であるが、これをロータリエンコーダ方式として、どの位置からでも浅側、又は深側に対応できる構成とするもよい。これにより、ダイヤル式であれば作動範囲に影響されるが、エンコーダ方式であれば、どの位置からでも掘起し高さを変更できる。 【0028】前記根菜搬送装置6の移送装置28は、引起装置4の後部の左右両側に設け、この移送装置28の上端の移送終端部は、伝動ケース17後側に連結板29を介して設けた伝動機構30aを内装した伝動ケース30に前方上部へ傾斜して突出する伝動機構31aを内装した支持ケース31の上側に設けた伝動ケース32に内装した伝動機構32aで支持させると共に、回転駆動する構成である。この伝動ケース30は該伝動ケース17の回動によって、該連結板29を介して同時に上下回動する構成である。 【0029】前記移送装置28は、上・下端部に回転自在に軸支した上・下プーリ28b,28cに移送ベルト28aを掛け渡した構成である。掘起装置5で掘起した人参(イ)の葉部は、この移送ベルト28a,28a間で挾持されて上部へ向けて移送する構成であり、この移送途中で首揃移送装置33へ引継ぎする構成である。前記根菜搬送装置6の首揃移送装置33、タッピング移送装置34、葉移送装置35、及び葉切断装置12は、人参(イ)を収穫作業状態のときには、圃場面に略平行状態に設けた構成である。 【0030】前記首揃移送装置33は、移送装置28の後側で移送終端部から所定距離下方に位置させて、左右両側に設けている。この首揃移送装置33の移送終端部は、伝動ケース30に上方へ向けて突出して設けた伝動機構37aを内装した下支持ケース37上側に設けた上伝動装置38の上伝動ケース38aに内装した伝動機構38bで支持すると共に、回転駆動する構成である。 【0031】前記首揃移送装置33は、図7で示す如く左・右両側の支持プレート39の前・後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ39a,39bを設けると共に、これら前・後プーリ39a,39b間には、複数個のV字形状の支持板40の基部を回動自在に設け、この支持板40の両側の先端部には、テンションローラ40a,40aを回転自在に軸支した構成であり、これら前・後プーリ39a,39b、及び各テンションプーリ40a,40aには、移送ベルト39cを掛け渡した構成である。 【0032】前記左右両側の支持プレート39の前端部に装着する前プーリ39aは、この支持プレート39に設けた左右方向の長孔39e部を、左右移動自在な構成として、移送ベルト39cの移送始端部での引継ぎする角度をθ1からθ2へ変更できる構成である。これにより、人参(イ)の作柄による大きさによって、移動始端部の前記前プーリ39a,39a間の隙間を調節できることにより、この人参(イ)の引継ぎのときの首揃えミスの減少を図っている。 【0033】前記移送ベルト39c,39cの直線部間は、所定の隙間を設け、これら移送ベルト39c,39c間で人参(イ)の葉部を挾持して移送する構成であるが、この挾持力は移送装置28,28の移送ベルト28a,28aの挾持力より弱く構成している。前記支持板40には、支持ピン40b,40bを固着して設け、又、支持プレート39には、弾性材よりなる略V字形状のスプリング板39dを設け、このスプリング板39dの一端部は、該支持ピン40b,40bで支持した構成であり、各テンションローラ40aを互に弾発して中立位置へ復元する構成である。 【0034】前記各首揃移送装置33は、各移送装置28の各移送ベルト28a間に、人参(イ)の葉部を挾持して上部へ移送中に、この移送途中で該各首揃移送装置33の該各移送ベルト39c間で、人参(イ)の葉部を挾持して引継ぎする構成であり、この人参(イ)の葉部は両者で挾持され、この各移送ベルト28aにより、更に上部へ移送されることにより、これら各移送ベルト39cの下端部位置まで、この人参(イ)の根部の上部が当接するまで上部へ向けて移動され、首揃えが行われる構成である。 【0035】前記タッピング移送装置34の移送終端部は、上伝動装置38の上伝動ケース38aに上下に突出させて設けた上支持ケース41に内装した伝動機構41aの下側部で支持すると共に、回転駆動する構成である。前記タッピング移送装置34は、首揃移送装置34の上側に所定間隔を設けて平行状態に左右両側に設けると共に、移送始端部は該首揃移送装置33の前後方向の略中央部に位置させ、前後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ42a,42bには、移送ベルト42cを掛け渡した構成であり、左右両側の該移送ベルト42c,42c間には、人参(イ)の葉部を挾持して移送する構成であり、該各首揃移送装置33の各移送ベルト39cと、この各移送ベルト42cとの両者で挾持して移送し、途中からはこの各移送ベルト42cへ引継ぎ挾持して移送する構成である。 【0036】前記葉移送装置35の移送終端部は、上支持ケース41に内装した伝動機構41aの上側部で支持すると共に、回転駆動する構成である。この葉移送装置35はタッピング移送装置34の上側に所定間隙を設けて平行状態に設けると共に、移送始端部は該タッピング移送装置34の移送始端部より、所定距離後方に位置させている。 【0037】前記葉移送装置35は、前後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ43a,43bには、移送ベルト43cを掛け渡した構成であり、左右両側の該移送ベルト43c,43c間には、人参(イ)の葉部を挾持して移送する構成であり、各タッピング移送装置34の各移送ベルト42cと、途中からはこの各移送ベルト43cにも引継ぎして、両者で挾持して移送する構成である。又、後述する葉切断装置12の後側部よりは、この葉切断装置12で切断した切断葉のみを移送し、これら各タッピング装置34、及び各葉移送装置35の両者の移送終端部まで移送して、この終端部からこの切断葉を圃場内へ排出する構成である。 【0038】前記葉切断装置12は、上伝動装置38の上伝動ケース38aから下部へ突出させて、回転自在に設けた回転軸46の軸端部には、切断刃46aを装着した構成であり、この葉切断装置12は、上下回動中心26位置である伝動ケース17に近接させると共に、首揃移送装置33の移送終端の後側に近接させて設けている。 【0039】前記切断刃46aは、タッピング移送装置34の下側で、該首揃移送装置33の所定位置下位に位置させた構成である。この切断刃46aにより、該首揃移送装置33で首揃えした人参(イ)の葉部の所定位置を切断する構成である。前記葉切断装置12の切断刃46aは、図8、及び図9で示す如く安全カバー44を支持板45でしじさせて設けた構成である。この安全カバー44の天板44aには、挿入孔44bを設けると共に、側壁44cの下端部は内側へ折曲させた折曲部44dを設けた構成である。 【0040】これにより、前記葉切断装置12の安全性の向上を図っている。人参下部切断装置47は、掘起装置5後方上部に前方下部から上部を後方部へ向けて傾斜状態に設け、この人参下部切断装置47は、左右方向に所定間隔で、上下方向に2箇所に山形状を形成した案内杆48aを複数個設けると共に、この2箇所の山形状内には、回転外周部に複数個の切断刃48bを装着した各回転具48cを回転自在に上下に所定間隔を設けて軸支している。 【0041】前記人参下部切断装置47は、各移送装置28の各移送ベルト28a間で挾持されて上部へ移送中の全長の短い人参(イ)の根部の先端部が下側の山形の案内杆48a,48a間に入り、下側の切断刃48bにより、この人参(イ)の根部の先端所定位置を切断する。又、上部へ移送中の全長の長い人参(イ)は、下側の山形の該案内杆48a部は通過し、上側の山形の該案内杆48a,48a間に、この人参(イ)の根部の先端部が入り、この根部の先端所定位置を上側の該切断刃48bによって切断する。人参(イ)の根部の全長により、この根部の先端の所定位置を切断する構成である。 【0042】前記車台7の後部には、図1で示す如く補助車台49を設け、この補助車台49の上側には、タッピング移送装置34、及び葉移送装置35で移送される切断済みの切断葉の供給を受けて、操縦席9a側の横方向へ向けて、回転駆動して移送する移送ベルト等を設けてなる葉収集移送コンベア50を設けている。前記葉収集移送コンベア50の移送終端部の下側で、補助車台49の上側には、この葉収集移送コンベア50で移送される切断葉の供給を受けて、収納して一時貯留する葉収納箱51を設けた構成である。 【0043】前記操作装置8部には、方向制御する方向制御レバー52aを設け、この方向制御レバー52aの操作により、走行車両2の走行ギヤー7c内の伝動機構7dが切換制御される構成である。該方向制御レバーの操作により、この走行車両2を人参(イ)を植付けした畦に沿わせて走行させる構成である。前記収穫用作業装置3は、枠体(図示せず)によって保持され、この枠体は左右移動シリンダ(図示せず)の作動により、左右方向へ移動自在に構成している。走行車両2の方向制御を自動方向制御にするために、各引起装置4の各引起ケース21の下端部の内側面には検出杆52及びリミットスイッチ53を設けた構成であり、この検出杆52の回動により、該リミットスイッチ53がON−OFFする構成である。 【0044】前記走行車両2の方向自動制御は、この走行車両2が方向制御レバー52aの操作で所定位置へ設定されて走行するが、その後は検出杆52が畦に植付された人参(イ)の葉に接触状態になると、この各検出杆52の回動により、リミットスイッチ53はONされ、このON状態により、該走行車両2は畦に植付された人参(イ)に沿って走行していると検出する構成であり、この検出により走行は現状維持が継続される構成である。 【0045】又、いずれか一方側のリミットスイッチ53がOFF状態であると、走行車両2の左右移動シリンダが作動し、このリミットスイッチ53がON状態になるまで、枠体を介して収穫用作業装置3を自動移動制御する構成であり、この移動によってOFF側の該リミットスイッチ53がONされ、このONに伴って該左右移動シリンダが停止する構成であり、この走行車両2は植付人参(イ)に沿って走行する構成である。 【0046】これにより、根菜類収穫機の走行操作が容易になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月3日(1999.3.3) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−245219(P2000−245219A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月12日(2000.9.12) |
| 【出願番号】 |
特願平11−55806 |
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