| 【発明の名称】 |
根菜作物収穫機 |
| 【発明者】 |
【氏名】森川 清博
【氏名】福田 幸広
【氏名】新 裕樹
【氏名】寺元 省二
【氏名】景山 秀明
【氏名】三木 輝正
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| 【要約】 |
【課題】土移動手段49の存在が機体全長を大きく増大させるものとならず、また土移動手段49による土移動の際の機体進行方向の安定性を向上させる。また土移動手段49に作用する地面からの荷重の過大化を阻止し、土移動手段及びこれの支持機構の損傷を防止する。また土移動手段の支持機構のがたつきを阻止する。
【解決手段】圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段49を、走行装置2a、2bの後方個所に、前後向き軸70回りの一定範囲内の揺動可能に設け、且つ弾性部材718により前記揺動方向の土移動作用位置側へ付勢する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段を、走行装置の後方個所に、前後向き軸回りの一定範囲内の揺動可能に設け、且つ弾性部材により前記揺動方向の土移動作用位置側へ付勢したことを特徴とする根菜作物収穫機。 【請求項2】 機体後進時に土移動手段に作用する地面からの荷重が土移動手段を弾性部材の付勢力に抗して前後向き軸回りへ揺動させ、この揺動により、土移動手段の土移動作用部が上昇される構成であることを特徴とする請求項1記載の根菜作物収穫機。 【請求項3】 圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段を走行装置の後方個所に設けると共に、この土移動手段のギャング角若しくは掬い角の何れか、又はこれらの双方を変更調整可能になしたことを特徴とする根菜作物収穫機。 【請求項4】 圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段を走行装置の後方個所に設けると共に、この土移動手段のギャング角若しくは掬い角の何れか、又はこれらの双方を変更調整可能になすほか、土移動手段の左右位置を変更調整可能となしたことを特徴とする根菜作物収穫機。 【請求項5】 圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段を走行装置の後方個所に設けると共に、この土移動手段のギャング角若しくは掬い角の何れか、又はこれらの双方を変更調整可能になすほか、土移動手段の左右位置及び高さを変更調整可能となしたことを特徴とする根菜作物収穫機。 【請求項6】 圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段を走行装置の後方個所に設けると共に、この土移動手段の後上部をカバーで被ったことを特徴とする根菜作物収穫機。 【請求項7】 土移動手段が特定中心回りに回転されるディスクであり、カバーが細巾の平板状で長手方向をディスク外周に沿うように屈曲されていることを特徴とする根菜作物収穫機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は人参や大根等の根菜作物収穫機に関する。 【0002】 【従来の技術】圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機は存在している。この種の収穫機により、畝面等に植えられた根菜作物を収穫すると、左右何れかの側の走行装置が低所(畝間の溝内等)に落ち込んで、機体が大きく横傾斜し、良好な収穫作業が行えないことがある。 【0003】これに対処するものとして、特開平7−327445号公報に示すように、根菜作物の引き抜き個所よりも後方で走行装置の前方に排土板を設け、この排土板により圃場面の高所の土を低所へ向けて横移動させ走行装置の通過する前の圃場面を均平化させるようになした収穫機が提案されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記公報に係る収穫機では、根菜作物を引き抜く個所と走行装置との間に排土板を上下動可能に装着するための空間を確保しなければならないことから、機体全長が長大化するのであり、また走行装置の前部に排土板が位置することから、排土作用中の抵抗の作用方向の複雑な変化により、排土板の横方向位置の安定性が損なわれ易く、安定的な収穫作業を行い難いのである。本発明は、これらの問題点を解消せんとするものであって、しかも地面からの過大荷重に起因した損傷が生じ難く、土移動作用の変更調整が任意に行えるほか、作業者の保護をも配慮したものとした根菜作物収穫機を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明では次のようになす。即ち、請求項1の発明では、圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段を、走行装置の後方個所に、前後向き軸回りの一定範囲内の揺動可能に設け、且つこの揺動方向の土移動作用位置側へ弾性部材により付勢する。この際、請求項2に記載したように、機体後進時に土移動手段に作用する地面からの荷重が土移動手段を弾性部材の付勢力に抗して前後向き軸回りへ揺動させ、この揺動により、土移動手段の土移動作用部を上昇させる構成となす。 【0006】この発明においては、上記土移動手段を走行装置の後方に設けたことが機体全長の長大化の阻止に寄与し、また土移動手段による土移動処理中の機体の進行方向を安定化させる。また土移動手段による移動処理中に機体が後進されたとき、土移動手段が前後向き軸回りへ揺動されてその土移動作用部を上昇されるのであり、これにより土移動手段に作用する地面からの荷重が軽減し、土移動手段の損傷が防止される。また弾性部材は土移動手段及びその支持機構の遊動によるがたつきを阻止する。 【0007】請求項3の発明では、圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段を走行装置の後方個所に設けると共に、この土移動手段のギャング角若しくは掬い角の何れか、又はこれらの双方を変更調整可能になす。上記ギャング角や掬い角の変更調整は土の移動量及び移動距離のほか、土移動の際の土移動手段の前進に対する抵抗を大小に変化させ、特定個所への土の横移動を最適化させる。 【0008】請求項4の発明では、圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段を走行装置の後方個所に設けると共に、この土移動手段のギャング角若しくは掬い角の何れか、又はこれらの双方を変更調整可能になすほか、土移動手段の左右位置を変更調整可能となす。これによれば、ギャング角や掬い角の変更調整と土移動手段の左右位置の変更調整とが併用されるものとなり、土移動手段による特定位置への土の横移動が一層広い範囲で的確に行われるようになる。 【0009】請求項5の発明では、圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段を走行装置の後方個所に設けると共に、この土移動手段のギャング角若しくは掬い角の何れか、又はこれらの双方を変更調整可能になすほか、土移動手段の左右位置及び高さを変更調整可能となす。これによれば、ギャング角や掬い角の変更調整及び、土移動手段の左右位置の変更調整のほか、土移動手段の高さの変更調整が併用されるものとなり、土移動手段による特定位置への土の横移動がさらに広い範囲で的確に行われるようになる。 【0010】請求項6の発明では、圃場に植えられた根菜作物を引き抜いて収穫するように作動する根菜作物収穫機において、土を横移動させるための土移動手段を走行装置の後方個所に設けると共に、この土移動手段の後上部をカバーで被った構成となす。上記カバーは土移動手段が作業者に接触して作業者を負傷させるのを阻止し、また土移動手段が他物に接触して損傷するのを阻止する。 【0011】この際、請求項7に記載したように、土移動手段は特定中心回りに回転されるディスクとなし、またカバーは細巾の平板状となされ且つ長手方向をディスク外周に沿うように屈曲された構成となすのがよい。上記ディスクは土移動処理時におけるその前進抵抗を小さくなすのであり、また上記カバーは構造が簡易である上に、土が付着し難く、しかも付着した土が落下し易いものとなる。 【0012】 【発明の実施の形態】図1は根菜収穫機の側面図、図2は概略平面図、図3は後面図である。これらの図に示すように、機台1の下方には左右一対の走行クローラ2a、2bを配置し、また機台1上で人参等の根菜作物kの既掘起こし側には前端から操縦コラム3、運転席4、エンジン5を配置している。 【0013】機台1における根菜作物kの未掘起こし側で、進行方向左側の走行クローラ2bの外縁より外側には、左右一対の挟持無端帯6、6からなる挟持搬送手段7が配設されており、具体的には次のようになされている。 【0014】即ち、機台1の後部寄り個所の作業部回動支点8には支持フレーム9がブラケット9aを介して上下回動可能に支持されている。この支持フレーム9に装着された始端ホイール10、10及び後端ホイール11、11には前記左右一対の挟持無端帯6、6が卷き掛けられ、各挟持無端帯6の前後中途部は多数の図示しない回転自在な中間ホイールにより前後向きの略一直線状に支持されている。 【0015】左右一対の挟持無端帯6、6による根菜作物kの茎葉部aの挟持搬送ラインHは、前記根菜作物Kの未掘起こし側の走行クローラ2bの外縁より外側箇所に、平面視にて、機台1の進行方向と並行状となるように配置されている。 【0016】上記した挟持搬送手段7の左右一対の挟持無端帯6、6のうち、根菜作物kの未掘起こし側前方の下部には、引き抜くべき根菜作物kの茎葉部aをそれより未掘起こし側の根菜作物Kの茎葉部aから分離させるための分草装置12を備えている。 【0017】この分草装置12は、回転駆動される無端ベルト13に基端を固定され且つ所定間隔で多数配置された分草タイン14を、機台1の進行方向側において略垂直面に沿った姿勢で圃場地面gから上向きへ移動させるように構成されている。 【0018】また前記左右一対の挟持無端帯6、6の前方の下部には、引き抜くべき根菜作物kの茎葉部aを引き起こすための引起こし装置15が配置されている。この引起こし装置15は、回転駆動する無端ベルトに基端を固定され且つ所定間隔にて多数配置されたタイン16が始端ホイール10の前側において、前記分草装置12のタイン14と互いに略直交するように配置され、且つタイン14が圃場地面gから上向きに移動するとき、当該タイン16の先端が分草装置12におけるタイン14の非作用側に位置するタインケース17側面部と対峙するように配置されている。 【0019】このように、分草装置12において略垂直面上で上向き移動される縦向きタイン14と、この分草装置12のタインケース17側面部に直交するような引起こし装置15のタイン16とにより、掘り起こすべき根菜作物kにおける垂れ下がった茎葉部aの左右両側を上向きに引き起こし掻き上げることができるから、始端ホイール10、10に卷き掛けられた左右一対の挟持無端帯6、6からなる挟持搬送手段7の挟持搬送開始部に、前記茎葉部aを確実に挟持させることができる。 【0020】さらに挟持無端帯6、6の前部近傍に位置される掘起こし刃18を昇降操作するための昇降リンク機構を形成した上リンク19及び下リンク20の各々の基端側の回動支点O1、O2は、前記作業部回動支点8よりも前方である機台1部分で挟持搬送手段7の内側個所に配置されており、これら上下回動支点O1、O2を中心にして上下回動可能となされ且つ並行リンクを形成するものとなる上リンク19及び下リンク20の先端側に、縦支持杆21が連結され、この縦支持杆21の下端に、掘起こし刃18が固定されている。 【0021】そして、前記上部の回動支点O1をなす入力軸22に固定したプーリ23に前記エンジン5の回転を伝達させるようになし、この入力軸22に被嵌した偏心ボス(図示せず)を介して前記上リンク19の基端を連結し、この上リンク19を前後及び上下方向に振動駆動させるようになしてある。これにより、圃場地面gから差し込んだ掘起こし刃18を根菜作物kの根部より下方で上下や前後に振動させ、走行クローラ2a、2bによる挟持搬送手段7の前進移動中における根菜作物kの根部bの引抜きを容易となす。 【0022】前記下リンク20の基端と機台1との間には油圧シリンダ24が装着されており、このシリンダ24により前記並行な上下リンク19、20を昇降回動させるように構成してある。 【0023】また前記作業部回動支点8と同芯軸上に設けたパイプ状の動力伝達横フレーム25の外方端に前向きパイプフレーム26が連結してある。この前向きパイプフレーム26の先端には、左右一対の挟持無端帯6、6の長手方向中途部の上方において根菜作物kの既掘起こし側に向かって横向きに延びる引起こし用伝達パイプ27を連結し、この引起こし用伝達パイプ27の未掘起こし側端部から前方向へ延びる伝達ケース28を設け、この伝達ケース28を、前記分草装置12の上部に固定された分草用伝動ケース29と連結している。 【0024】そして、エンジン5の回転が、動力伝達フレーム25内に嵌挿される入力軸30に伝達され、さらに前向きパイプフレーム26、引起こし用伝達パイプ27、伝達ケース28及び分草用伝達ケース29内の伝達機構を介して、引起こし装置15及び分草装置12に伝達される構成としてある。 【0025】またエンジン5の回転はチェン31を介して後部伝達ケース32に伝達されると共に、チェン33、34を介して前記左右一対の挟持無端帯6、6における両後端ホイール11と同軸の入力部に伝達されて両挟持無端帯6、6を回動させると共に、チェン33を介して前記両後端ホイール11より下部にて、根菜作物kの茎葉部aを後方に搬送するための左右一対の上下に配置された無端搬送帯35a、35aからなる茎葉排出装置35及び左右一対の水平回転する回転刃36a、36aからなる茎葉切断手段36に伝達される構成となしてある。前記茎葉排出装置35の後端からは茎葉切断手段36にて切断分離された茎葉部aを斜め後方へ案内するための案内樋37が延出させてある。 【0026】そして、前記両後端ホイール11より下部には、根菜作物kの根部bの肩部を後方向に案内することにより前記茎葉排出装置35へ茎葉部aを受け継がせるための左右一対の根部案内杆38が配置してある。 【0027】また前記切断手段36の下方には、茎葉部aを切除分離された根菜作物kの根部bを受け止め、機台1の後端の側方(根菜作物kの掘起こし側)に搬送するための選別コンベア39が配置されており、入力軸30に固定されたプーリ40からベルトを介して選別コンベア39の入力部41に動力伝達される構成としてある。 【0028】選別コンベア39の排出端には、良品の根菜作物kを受け止めて蓄積するためのコンテナ42を載置するものとした前後長手のコンテナ台43がある。このコンテナ台43は機台1の側面に基端部を蝶番を介して上下回動可能に連結され、非作業時には、上向きへ回動され、作業時には略水平に姿勢保持されるようになされている。 【0029】また非使用時や路上走行時に前記掘起こし刃18や、前記左右一対の挟持無端帯6、6、引起こし装置15及び分草装置12の下端部が地面に干渉しないように、これらの部分を上昇位置に保持するための機構が形成してある。 【0030】この機構は次のようになすのであって、即ち、油圧シリンダ24を伸張作動させたときに、昇降リンク機構である並行状の上下リンク19、20の前端側が上向き回動するようになし、この回動作動のとき、下リンク20の側面に設けた押上げ用の回転可能なローラ44の上面が、前記一対の挟持無端6、6の支持フレーム9の下面側等に設けた側面視「へ」字状のガイドレール45の下面に沿って移動し、この移動により掘起こし刃18と共に挟持無端帯6、6、引起こし装置15及び分草装置12の下端部が一体的に圃場地面gより上方に大きく持ち上げられる構成となす。なお図2において、46は挟持搬送手段7から延出されたアーム部材であり、47はこのアーム部材46に装着されたゲージ輪である。 【0031】次にこの収穫機の特徴部分について説明する。図4〜図11は上記収穫機の一部を示している。図1、図2、図4〜図6に示すように、前記走行クローラ2a、2bの後方で選別コンベア39の下方には、支持手段48を介して土移動手段49、49が設けてある。上記支持手段48は機台1左右の前後向き部材1a、1bの後端部箇所に左右端部を固定された横向き部材50と、この横向き部材50に上部を左右方向の位置調整可能且つ横向き部材回りの幾分(凡そ20度程度)の回動可能に装着されたシザース機構51と、このシザース機構51の下部に固定され左右方向の長さ調整可能となされた横向き取付け棒52からなる。 【0032】横向き部材50の左端はこれに固着された結合片53を介して左側の前後向き部材1bの後端面にボルト固定され、またこの部材50の右端は、右側の前後向き部材1aに前後方向の位置調整可能に固定された延長部材54に固着されている結合片54aの透孔に挿通されている。 【0033】シザース機構51は図5及び図6に示すように、前記横向き部材50に外嵌させた支持筒部材55とこれの真下に配置した横向き取付け棒52とを結合してなるもので、支持筒部材55と横向き取付け棒50のそれぞれに付加部材56、57を固着すると共に各付加部材56、57の左側に各リンク部材58、59の一端を支軸60、60を介して枢着すると共にこれらリンク部材58、59をX状に交差させて軸着し、且つ、各リンク部材58、59の他端を各付加部材56、57の右側に形成したガイド部c、dに左右移動自在に案内させた構成としてある。 【0034】この際、横向き部材50は一定ピッチ(例えば45mm)p1で3個の透孔q1、q2、q3を形成され、また支持筒部材55は前記透孔q1、q2、q3に対応した一つの透孔qoを形成されてあって、この透孔q0に挿通された位置決めピン61を透孔q1、q2、q3の何れかに挿通させることで左右位置を3箇所に切り換えて固定させ得るようになされている。透孔q0、q1、q2、q3と位置決めピン61との間には遊動隙間が形成されており、この隙間が横向き部材50回りの支持筒部材55及びシザース機構51等の幾分の揺動を可能となす。また各リンク部材58、59の他端には図7及び図8に示すように筒部材62及び中心軸63を介してローラ64を装着し、各ガイド部c、dは横向き部材50又は横向き取付け棒52と、付加部材56、57とで囲まれてローラ64の左右移動を案内するものとした通路を備えると共に、付加部材56、57の後面に前記中心軸63を挿通させるための長孔e1、e2を形成したものとなされている。横向き取付け棒52は付加部材57を固着された本体筒部材52aと、これの左端側に左右方向の位置調整可能に挿通された延長部材52bと、この延長部材52bを本体筒部材52aに固定させるための固定ボルト52cとからなっている。 【0035】上記上側の付加部材56の左側に固定された支軸60aと、この付加部材56のガイド部cの長孔e1に挿通された中心軸63との間には、電動油圧式の伸縮駆動装置65が架設してある。この伸縮駆動装置65は出力軸65aの左右方向の伸張作動によりシザース機構51の上下寸法を短縮させて横向き取付け棒52を上昇させ、逆に短縮作動によりシザース機構51の上下寸法を伸張させて横向き取付け棒52を下降させるものとなしてある。 【0036】上記土移動手段49、49は横向き取付け棒52の各端部に装着するのであり、この際、右側のものは本体筒部材52aにブラケットbrを介して直接に装着され、左側のものは延長部材52aにブラケットbrを介して装着する。 【0037】各土移動手段49は、球面状となされ且つ中心部に筒部材66を固定されたディスク67と、このディスク67を起立姿勢と横倒れ姿勢との間での姿勢変化自在で且つ回転自在に支持するものとした支持関節手段68と、このディスク67を強制的に起立姿勢から横倒れ姿勢に変化させるための姿勢変更手段69と、各ディスク67に対応して設けられた図9及び図10に示すカバーcv等からなっている。この際、左右の各ディスク67、67はその対応する左右の走行クローラ2a、2bの概ね真後ろに位置させるのであり、またこれらのディスク67、67は土移動作用時の起立姿勢のときにはそれぞれの凹み面側が対向すると共に平面視において後部間の距離が前部間のそれよりも狭まるような平面視概ね逆ハ字状となるように関係させてある。 【0038】各支持関節手段68は、横向き取付け棒52の端部又は、延長部材52bの先端部に固着された前後一対のブラケットbr、brに挿通された前後向き軸70と、この軸70回りの揺動自在に装着されるコ形の揺動部材71と、この揺動部材71の下面に縦向き中心軸710を介してこの軸710回りの位置を変更調整される被支持板711と、この被支持板711の下面に固着され左右向きのやや前側へ向かうように延出された支軸72等からなっている。 【0039】上記した前後一対のブラケットbr、br間には後面視く字形に屈曲された板部材712を固着し、この板部材712の下部にナット713を固着し、このナット713に位置調整ボルト714を螺合させている。揺動部材71は支持基板715の上面に前後一対のアーム部材716を固着し、これらアーム部材716,716に前記前後向き軸70を挿通させるための透孔を形成したものとなしてある。この際、支持基板715には縦向き中心軸710を挿通させるための透孔と位置決めボルト717を挿通させるための透孔とを形成する。そして、前後向き軸70には弾性部材としてトルクバネ718を遊嵌し、これの一端を横向き取付棒52と同体部位に係合させると共に他端を支持基板715に係合させ、支持基板715に矢印方向faの付勢力を付与させている。被支持板711は鈎状に屈曲された本体部材711aの下面に付加部材711bを固着されてなり、この際、本体部材711aは縦向き中心軸710を挿通される透孔と、この透孔を中心とする円弧状となされ位置決めボルト717を挿通されるものとした長孔naとを形成される。そして、支軸72は上記本体部材711aの鈎部と付加部材711bとの間に基端部を嵌合させた状態で固着してあり、この支軸72の先側にはディスク67の筒部材66が回転自在に外嵌される。 【0040】各姿勢変更手段69は、図5及び図9〜図10に示すように横向き取付け棒52の端部又は、延長部材52bに固着された支持片に前後向きの支軸73を固着して、この支軸73に筒部材を外嵌させ、この筒部材から斜め上向きへ鈎状係合棒74を延出させると共に横外方へアーム片75を張り出させ、このアーム片75と、支軸72の下部に固着した張出し片72aから突出させた延長棒部材76とを弾性リンク部材(コイルバネ)77で結合し、鈎状係合棒74が傾斜されることで揺動部材71、支軸72及びディスク67がトルクバネ718の付勢力に抗して前後向き軸70回りへ揺動される構成となす。 【0041】そして、上記カバーcvは、細巾の平板状となされ且つこれの対応するディスク67の外周縁の円弧に沿わせるように長手方向の途中を屈曲されてなり、被支持板711に支持機構719を介して固定されている。この際、支持機構719は被支持板711に基端を固着された張出し棒720と、カバーcvの両端部を支持するように一体状に固着された骨部材721a、721bとをボルト結合させたものとなしてある。 【0042】上記横向き取付け棒52の本体筒部材52aの長さ中央寄り箇所は本体筒部材52aの後面に固着された図6に示す結合片k1を介してリンク結合手段78の後端と結合されている。この際、結合片k1は4つ設けてあり、これらは前記透孔q1、q2、q3のピッチp1と同一のピッチに配置されると共にリンク結合手段78との結合ではこれらのうちの隣接した2つが適宜選択されて使用される。リンク結合手段78は、図4に示すように結合軸79を介して連着された二つのリンク部材80、81からなるもので、前端は機台1と同体部位82に結合軸83を介して連結され、後端は本体筒部材52aと同体部位に結合軸84を介して連結されている。 【0043】上記のように形成した土移動手段61、61の上下移動操作は次のように行われる。先ず下降移動させる際は、伸縮駆動装置65を伸張作動させるのであり、これによりシザース機構51のリンク部材58、59の傾斜が大きくなるように変化され、この変化に連動して、横向き取付け棒52及び土移動手段49、49は降下され図1及び図4に実線で示す状態となる。この状態では、位置調整ボルト714と支持基板715とは衝突され、各ディスク67、67はその自重とトルクバネ718の弾力で起立姿勢に保持される。 【0044】次に上昇移動させる際は、伸縮駆動装置65を短縮作動させるのであり、これによりシザース機構51のリンク部材58、59の傾斜が小さくなるように変化され、横向き取付け棒52及び土移動手段49、49は上昇される。 【0045】この上昇時においては、各ディスク67、67はトルクバネ718の弾力等により一定高さh1(図5参照)までは起立姿勢のまま横向き取付け棒52と共に上昇するのであり、これが一定高さh1に達したときは、各鈎状係合棒74、74の鈎部が支持筒部材55の付加部材56の下面に当接されるのであり、横向き取付け棒52がこの位置からさらに上昇されると、この上昇に伴って前記鈎部がトルクバネ718の弾力に抗して順次下方へ押され、各鈎状係合棒74は支軸73回りへ揺動される。この揺動はリンク部材77及び延長棒部材76を介して左右の揺動部材71、支軸72及びディスク67をトルクバネ718の弾力等に抗して前後向き軸70回りへ対称状に揺動させるのであり、これにより各土移動手段49、49は水平状に折り畳まれて最大高さh2に達し、上下高さを偏平化された状態となる。 【0046】また各ディスク67のギャング角及び掬い角は次のようにして調整する。ここに、ギャング角とは図9に示すように平面視においてディスク面が機体進行方向となす角度αを言い、掬い角とはディスク面の垂直方向に対する前後傾斜角のことであり、換言すれば、側面視においてディスク67の土切断作用面部が前後方向水平線となす角度を言う。ギャング角αの調整は位置決めボルト717を弛緩締結操作して被支持板711の支持基板715に対する縦向き中心軸710回りの位置を変更することにより行うのであり、通常では凡そ30度程度に設定する。一方、掬い角の調整はロックナットrkの弛緩締結操作により位置調整ボルト714の板部材712に対するねじ込み量を変更して位置調整ボルト714と支持基板715との衝突位置を変化させて支持基板715の前後向き軸70回りの矢印方向faの揺動が規制される位置を変更させることにより行うのであり、通常では凡そ20度程度に設定される。 【0047】図2及び図3に示すように、上記伸縮駆動装置65を伸縮作動させるための操作スイッチ85、86は、機体後部である選別装置39の近傍と、操縦コラム3とに設けてある。この際、二つの操作スイッチ85、86は双方の操作指令が競合したとき、機体後部の操作スイッチ85の操作指令が優先して有効となるような構成となされている。 【0048】また作業者が正確で効率的な作業を実施するには土移動手段49、49の現在高さを認識ことが重要であるが、このためその高さを表示するための位置表示器87、88が機体後部と操縦コラム3とに設けてある。この表示器87、88は土移動手段49、49の上下位置の目安にできればよいのであって機械式のものでも或いは電気式のものでもよい。 【0049】また横向き部材50の左寄り箇所には図5に示すように結合座89a、89bが設けてあり、この結合座89a、89bに水平後向きの張出台90をボルト固定させ、この台90にコンテナ受け91を係着させている。このコンテナ受け91にはコンテナ93が載置されており、このコンテナ93には案内樋37から排出された茎葉部aが収容される。 【0050】次に上記収穫機で根菜作物Kの収穫作業を行う場合の使用例及び作動について説明する。この例では図12に示すように左右の走行クローラ2a、2bの間隔と関連した巾となされた畝U1の上面に人参が4条植えされている。先ず第一列の人参R1を収穫するため、運転者は運転座席5に座って機体を走行させ、左右の走行クローラ2a、2bを図12(a)に示すように隣接した畝U1、U0上に載せ、左右一対の始端ホイール10、10の中間と人参の第一列R1とを合致させる。 【0051】この非収穫作業状態での走行移動時には堀起こし刃18は地面gより上方に位置されており、従って分草装置12、引起こし装置15及び挟持搬送手段7はこれに連動して上方へ変位され、ゲージ輪47は地面gから離れた状態となるのであり、また土移動手段49、49も最大高さh2で折り畳まれて地面gから離れた状態となっている。 【0052】この状態の下で機体を走行させつつ油圧シリンダ24を短縮作動させることにより、第一列R1の人参の下方に堀起こし刃18を埋没させる。そして、堀起こし刃18が収穫作業状態の位置に達したとき、機体の後方に随伴して歩行する補助者が操作スイッチ85を、或いは運転席4に座した運転者が操作スイッチ86を操作して左右の土移動手段49、49を下降させる。この際、各ディスク67、67は地面gの上方で先ず起立姿勢となされ、次に起立姿勢のまま降下されるため、円滑且つ迅速に地面に食い込んで図12(a)の状態となる。また操作スイッチ85による土移動手段49、49の上下指令と操作スイッチ86による上下指令とが競合したようなときは操作スイッチ85の指令が優先されるのであり、これによりディスク67、67を直視できる補助者の判断が優先される環境下でディスク67の位置調整が行え、的確な土移動作用が得られるのであり、また補助者の足にディスク67が接触する等の意図しない事故も一層確実に回避されるようになる。 【0053】掘起こし刃18の下方移動は分草装置12等を下降させて、ゲイジ輪47を接地させるものとなる。この接地した状態のゲイジ輪47は堀起こし刃18の下方移動とは無関係に分草装置12等を地面gから一定高さに保持するのであり、これにより第一列R1の人参は挟持搬送手段7により順次に引き抜かれ収穫される。一方、左右のディスク67、67はディスクプラウと同様に支軸72回りに回転しながら隣接した左右の畝U0、U1の端部s1、s1の土を切削し矢印方向f0、f1へ押して溝m内に移動させ、この際、右側のディスク67は土を符号n1で示す箇所に位置させる。 【0054】次に第二列R2の人参を収穫するのであり、このときは左右の走行クローラ2a、2bを畝U0、U1に対し図12(b)に示すように位置させ、左右一対の始端ホイール10、10の中間と人参の第二列R2とを合致させる。この後は第一列R1の人参の収穫に準じて各部を作動させる。この場合、右側の走行クローラ2aは溝m内に位置するため、実際には符号n1で示す箇所の土の上面を踏走し、また左側の走行クローラ2bは畝U1上を踏走するものとなるのであり、機体は溝m内に土が存在しない状態で走行する場合に較べ、大幅に小さな横傾斜状態で走行する。この走行中、左のディスク67は畝U1の土を切削して矢印方向f3へ移動させ、また右のディスク67は溝m内の土を矢印方向f2へ移動させ符号n2箇所に位置させる。 【0055】次に第三列R3の人参を収穫するのであり、このときは左右の走行クローラ2a、2bを図12(c)に示すように位置させ、左右一対の始端ホイール10、10の中間と人参の第三列R3とを合致させる。この後は第一列R1の人参の収穫に準じて各部を作動させるのであり、この場合、右側の走行クローラ2aは溝m内に位置し符号n2で示す箇所の土の上面を踏走するため、機体は第二列R2の人参の収穫の場合と同様に、溝m内に土が存在しない状態で走行する場合に較べ、大幅に小さな横傾斜状態で走行する。この走行中、左のディスク67は畝U1の土を切削して矢印方向f5へ移動させ、また右のディスク67は溝m内の土を矢印方向f4へ移動させ符号n3箇所に位置させる。 【0056】最後に第四列R4の人参を収穫するのであり、このときは左右の走行クローラ2a、2bを図12(d)に示すように位置させ、左右一対の始端ホイール10、10の中間と人参の第四列R4とを合致させる。この後は第一列R1の人参の収穫に準じて各部を作動させるのであり、この場合も、右側の走行クローラ2aは溝m内に位置し符号n3箇所の土の上面を踏走するため、機体は第二列R2の人参の収穫の場合と同様に、溝m内に土が存在しない状態で走行する場合に較べ、大幅に小さな横傾斜状態で走行する。この列の走行中は左右のディスク67、67は上昇させて折り畳み状態とするのがよい。以後は順次左側の畝U2について同じ作業を繰り返す。 【0057】本実施例において、左右のディスク67、67による土の移動量及び移動距離が不足するときはそれらディスク67、67を降下させたり、或いはそれぞれのギャング角αを増大させたりするのであり、逆にそれらが過大であるときはそれらディスク67、67を上昇させたり、或いはそれぞれのギャング角αを減少させる。 【0058】また上記した処置だけでは適正な土移動が行えないときは支持筒部材55や延長部材52bの移動操作によりディスク67の左右方向の位置を調整する処置を併せて行うようにする。これにより、ディスク67による土移動処理が広い範囲に渡って緻密に変更調整されるものとなり、圃場間で畝巾及び植付けが種々に変化しても、機体の横傾斜は効果的に阻止されるものとなる。 【0059】また土移動処理の途中で機体が後進移動されることがあるが、このような場合は通常では左右のディスク67、67は地面g上へ上昇される。しかし、この上昇が遅れて機体後進時にディスク67、67が未だ土中に位置していることがある。この場合は、ディスク67、67は地面gから前方への荷重を付与されるのであり、この荷重が一定大きさ以上になると、ディスク67、67は前後向き軸70回りの矢印方向faの逆へトルクバネ718の弾力に抗して揺動され強制的に上昇される。従って、ディスク67に作用する荷重はディスク67及びその支持機構を損傷させるまでには至らないのである。 【0060】またトルクバネ718はディスク67が一定高さh1以下ではそれを土移動作用時の起立姿勢に保持するため、各ディスク67は一定高さh1以下での任意高さ位置で円滑に地面に食い込んでいくことができるのであり、またディスク67が如何なる高さにあってもその支持機構の遊隙を無くしてがたつきを阻止するものとなる。 【0061】さらに収穫作業中には、選別装置39の後方に随伴して補助者が歩行し不良作物の選り出し等を行うが、この際、補助者の足が誤ってディスク67上部へ向け踏み降ろされることがあってもカバーcvがディスク67への足の接触を阻止するものとなる。また他物がディスク67上へ向けて落下しても、カバーcvは他物がディスク67の外周縁に直接衝突するのを阻止するものとなる。 【0062】本発明の土移動手段49、49は上述した使用例に限らず種々の形態で使用し得るのであって、特に、ディスク67のギャング角αや掬い角の変更、各ディスク67の左右位置の変更、及び、各ディスク67の高さの変更を併せて行うことによりさらに広範な使用が可能となる。 【0063】特異な使用例として、左右のディスク67、67の前部間の距離をそれらディスク67,67の後部間の距離よりも小さくなした状態で使用してもよいのであり、この場合は各ディスク67は支軸72から一旦抜き取って裏返し姿勢に装着することにより、各ディスク67の凹み面が機体外方へ向くようになす。このようになされた各ディスク67は機体進行により土を機体外方へ向け横移動させるものとなる。 【0064】 【発明の効果】上記した本発明によれば、機体全長の長大化を阻止できると共に土移動手段による土移動処理中の機体の進行方向を安定化させることができる上に、次のような効果が得られる。 【0065】即ち、請求項1によれば、土移動手段による移動処理中に機体が後進されたとき、土移動手段の土移動作用部を地面からの荷重により上昇させることができ、これにより土移動手段に作用する地面からの荷重の過大化を阻止し、土移動手段及びこれの支持機構の損傷を防止することができる。また弾性部材により土移動手段の遊動を無くして土移動手段の支持機構のがたつきを阻止することができる。 【0066】請求項2によれば、機体後進時に土移動手段に作用する地面からの荷重が弾性部材の付勢力に関連した一定大きさ以上となるのを防止することができ、土移動手段及びこれの支持機構の損傷を防止することができる。 【0067】請求項3の発明によれば、土移動手段のギャング角や掬い角の変更調整により土の移動量及び移動距離のほか、土移動の際の土移動手段の前進に対する抵抗の大小を緻密に変化させ、特定個所への土の横移動を最適化させることができる。 【0068】請求項4の発明によれば、ギャング角や掬い角の変更調整と土移動手段の左右位置の変更調整とを併用することができ、土移動手段による特定位置への土の横移動を一層広い範囲で的確に行うことができる。 【0069】請求項5の発明によれば、ギャング角や掬い角の変更調整及び、土移動手段の左右位置の変更調整に加えて、土移動手段の高さの変更調整を併用することができ、土移動手段による特定位置への土の横移動をさらに広い範囲で的確に行うことができる。 【0070】請求項6の発明によれば、作業者が土移動手段に接触して負傷するのを阻止することができ、また土移動手段に他物が接触して土移動手段が損傷するのを阻止することができる。 【0071】請求項7の発明によれば、ディスクによる土移動処理時におけるディスクの前進抵抗を小さくなすことができ、またカバーは安価に製作できると共に土が付着し難いものとなすことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005164 【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月1日(1999.3.1) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−245218(P2000−245218A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月12日(2000.9.12) |
| 【出願番号】 |
特願平11−52317 |
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