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【発明の名称】 収穫機における引起前処理部スライド装置
【発明者】 【氏名】岩居 晴男

【要約】 【課題】従来の引起前処理部を有する収穫機のスライド装置においては、ねじ送り装置がスライドフレ−ムに対して外設され、更にスライド部と連結した引起前処理部がスライド部において上下回動しない様にガイドフレ−ム等を外設し、その為泥付着がスライド不能を誘発したり、軽量コンパクト化の妨げ等の問題点があり、該問題点を解消した引起前処理部スライド装置を収穫機において提供する事である。

【解決手段】スライド装置を構成しているスライドパイプの外周面に一部平面部を設け、該スライドパイプを嵌入する固設されたメタル部にも一部平面部を設けて、嵌合される平面部どうしを摺動自在にして非回動に構成し回動防止部として、該回動防止部を引起前処理部スライド装置に内蔵した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部(A)を配設し、該引起前処理部(A)を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置(30)を構成しているスライドパイプ(39)の回転方向の回動を防止する構成を、スライド装置(30)に内蔵したことを特徴とする収穫機における引起前処理部スライド装置。
【請求項2】 機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部(A)を配設し、該引起前処理部(A)を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置(30)を構成しているスライドパイプ(39)の外周面に円弧周面と一部平面部を設け、該平面部を前記スライド装置(30)の固設部に摺接させてなる回動防止構造を特徴とする収穫機における引起前処理部スライド装置。
【請求項3】 機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部(A)を配設し、該引起前処理部(A)を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置(30)を構成しているスライドパイプ(39)の外周面の一部に成形した平面部の位置を、外周上面以外に設定した事を特徴とする請求項2記載の収穫機における引起前処理部スライド装置。
【請求項4】 機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部(A)を配設し、該引起前処理部(A)を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置(30)を構成しているスライドパイプ(39)の断面形状を小判形に成形し、該スライドパイプ(39)を嵌入する前記スライド装置(30)のメタル部(27)の内周断面も同形にしてなる回動防止構造を特徴とする請求項2記載の収穫機における引起前処理部スライド装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部を配設し、該引起前処理部を左右にスライドさせる装置を有する収穫機において、そのスライド装置におけるスライド部と該スライド部に連結した引起前処理部への前記スライド部を中心にした上下回動防止部の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来このようなスライド装置においては、引起前処理部を機体に支持させる引起前処理部連結フレ−ムに対して左右にスライド可能に横フレ−ムを取付け、固定された雌ねじに対し回転する雄ねじを前記横フレ−ムに外設し、引起前処理部をスライドさせていた。
【0003】更に、機体に固設した引起前処理部連結フレ−ムに固設した支持筒に対して前記横フレ−ムが自由に回転方向に回動すると、連結した引起前処理部も回動し位置が不安定になるので、回動防止策として前記横フレ−ムに外設してガイドフレ−ムを併設連結し、一体的に摺動可能にして非回動なる様に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、ねじ送り装置が横フレ−ムに対して外設されているので、回転する雄ねじへの泥付着がスライド不能を誘発したり、同じく横フレ−ムに外設したガイドフレ−ム等回動防止部が軽量コンパクト化の妨げになり、改善すべき問題点があった。そこで本発明は前記の現状に鑑み、ねじ送り装置がスライド装置に内蔵された構成において、更にスライド装置を構成しているスライドパイプに回転方向への回動防止部を添設しスライド装置に内蔵させ、従来から回動防止の為にガイドフレ−ムや付帯物をスライド装置に対して外設した事によって、潜在していた前記問題点を解決する様に改善された引起前処理部スライド装置を収穫機において提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前項に記載した課題を解決するために、機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部を配設し、該引起前処理部を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置を構成しているスライドパイプと同じくスライド装置を構成する固設部との協働により、前記スライドパイプが回転方向に回動するのを防止する様に構成した回動防止部をスライド装置に内蔵させ、従来の回動防止部材をスライドフレ−ムに対して外設した為の不具合を解消する様に改善した構成にした。
【0006】機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部を配設し、該引起前処理部を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置を構成しているスライドパイプの外周面に円弧周面と一部平面部を設け、該平面部を前記スライド装置の固設部である支持筒に圧入固設したメタル部に設けた平面部へ相対摺接させて、スライドパイプが回転方向へ回転するのを防止する様にした回動防止部をスライド装置に内蔵させた構成とした。
【0007】機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部を配設し、該引起前処理部を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置を構成するスライドパイプの外周面の一部に成形した平面部の位置を、外周上面以外に設定して、泥や異物の堆積を回避しスライド作用を阻害しない様にした。
【0008】機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部を配設し、該引起前処理部を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置を構成しているスライドパイプの断面形状を小判形に成形し、該スライドパイプを嵌入する前記スライド装置のメタル部の内周断面も同形にして、摺動可能に互いの平面部を相対摺接させて、スライドパイプが回転方向へ回転するのを防止する様に構成した回動防止部を、スライド装置に内蔵してコンパクトな構造にした。
【0009】
【実施例】以下、本発明の詳細をコンバインを実施例として図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の要部であるスライド装置と刈取フレ−ム部の平面視断面図で、スライド装置と刈取フレ−ム部及び刈刃装置の相対位置を断面にて平面視したものである。図2は本発明の要部であるスライド装置の一部を側面視した断面図で、スライド装置を構成するスライドパイプと左右の支持筒及びそのメタル部の相対位置を側面視したものであり、図3は図2に於けるイ−イ断面図である。図4は本発明に係わる引起前処理部の側面図で、分草板や引起装置や刈取装置や掻込みベルトや上部搬送装置及び縦搬送装置等を包含し一体的に上下回動する。図5は本発明の実施例であるコンバインの全体側面図であり、図6は同じく実施例であるコンバインの全体平面図である。
【0010】本発明の実施例であるコンバインの全体構成を図5・図6を参照し説明する。クロ−ラ式走行装置(1)の上に機台(2)を載置し、該機台(2)の前方に引起前処理部(A)を上下回動可能に配設してあり、該引起前処理部(A)は前端に分草板(3)を突出して穀稈を分草し、その後部に引起装置(4)を立設して、該引起装置(4)の引起タインが周回して穀稈を引起して、分草板(3)後部に配設した刈刃装置(5)にて株元を刈取り、上部搬送装置、下部搬送装置、縦搬送装置(6)にて後部へ搬送する。該縦搬送装置(6)の終端から穀稈の株元はフィ−ドチェン(7)に受け継がれて、脱穀部(B)内に穀稈が搬送されるのである。更に、該フィ−ドチェン(7)終端側には排藁チェン(26)が配設され、この排藁チェン(26)の後部下方には排藁カッタ−装置(53)が配設されて、排藁を切断し圃場に放出するのである。
【0011】前記脱穀部(B)の側方には選別後の穀粒を貯留するグレンタンク(12)が配設され、該グレンタンク(12)前方には運転席(19)が配設されて、後方には排出オ−ガ(18)の縦オ−ガ(18a)が立設されていて、該グレンタンク(12)の底部には排出コンベヤ(13)が前後方向に架設され、動力により回転して籾を移送する様になっている。また、該排出コンベヤ(13)から排出オ−ガ(18)に動力が伝達されて、横オ−ガ(18b)の先端よりトラック等へグレンタンク(12)内の籾を送出可能にしてある。
【0012】前記脱穀部(B)の脱穀装置(20)は図5および図6に破線で図示したように、(21)は扱胴(22)を前後方向に内蔵軸着する扱室で、(23)は前記扱室(21)に並行して横設された処理室で処理胴(24)を内蔵軸着し、扱室(21)と処理室(23)は排稈側で送塵口(25)により連通されていて、扱室(21)と処理室(23)の下側周りは受網で構成されている。
【0013】一方、引起前処理部(A)は図4及び図5にて図示するように、分草板(3)を介して取入れられる未刈穀稈を、起立させる引起タインを有している引起装置(4)と、引起された穀稈の株元側及び穂先側を掻込む左右スタ−ホイル(9)(9)及び左右掻込ベルト(10)(10)と、掻込まれた穀稈の株元側を切断する刈刃装置(5)と、刈取られた穀稈をフィ−ドチェン(7)始端に搬送する上部搬送装置、下部搬送装置、縦搬送装置(6)を備え、脱穀部(B)の前側から前方斜め下方に突出している刈取連結フレ−ム(11)と該刈取連結フレ−ム(11)の先端側に設ける刈取フレ−ム(14)により上下回動自在に支持されている。
【0014】また、図1及び図4にて図示する様に、前記刈取連結フレ−ム(11)の上端(脱穀部側)両側には、機体の左右方向に左右刈取入力ケ−ス(15)(16)が同一軸芯上で突出固定され、その左右刈取入力ケ−ス(15)(16)を機台(2)の前端に立設固定された受台(8)に回動自在に支持させると共に、前記刈取連結フレ−ム(11)と機台(2)との間に刈取昇降油圧シリンダ(17)を介設させ、前記左右刈取入力ケ−ス(15)(16)を支点にして引起前処理部(A)を上下回動させる様に構成している。
【0015】更に、刈取連結フレ−ム(11)の下端両側には左右刈取入力ケ−ス(15)(16)と平行に左右支持筒(28)(29)が同一軸芯上で突出固定されていて、該左右支持筒(28)(29)は刈取連結フレ−ム(11)を貫通し、且つ支持筒(28)(29)内には回転自在に嵌合させた雌ねじ部(33)を有する外筒(35)と、該外筒(35)に嵌入される雄ねじ部を有するスライドパイプ(39)が内設されスライド装置(30)を構成している。又、前記スライドパイプ(39)に前記刈取フレ−ム(14)を一体連結させ、引起前処理部(A)をねじ送りにより左右にスライドさせる様に構成してある。
【0016】図1に図示するように、刈取連結フレ−ム(11)に内挿する引起前処理スライド駆動軸(40)に軸着したベベルギヤ(31)を前記外筒(35)の外周に固着したベベルギヤ(32)に噛み合わせると共に、前記外筒(35)の内周面に刻設した雌ねじ部(33)に前記スライドパイプ(39)の外周に装着した雄ねじ部となる複数の鋼球(34)を嵌合し、引起前処理部(A)をスライドする時、外筒(35)を正逆転駆動させ、スライドパイプ(39)が機体左または右方向に横移動するように構成している。
【0017】外筒(35)に対する雌ねじ加工を容易化するために、該外筒(35)は二つに分割した分割外筒からなり、それぞれに対して雌ねじ加工を行い、その分割外筒を溶接により一体連結して形成している。
【0018】図1と図2及び図3にて図示するように、前記鋼球(34)はスライドパイプ(39)の略中央部で前記雌ねじ部(33)の1ピッチ以内で略等間隔に配設され、スライドパイプ(39)の略半分の長さに形成した外筒(35)内周面の雌ねじ部(33)に嵌合し、外筒(35)内で端から端まで鋼球(34)をスライドパイプ(39)の軸方向に移動させる事により、スライドパイプ(39)の略半分のねじ送り距離で引起前処理部(A)の全ストロ−クを得る様に構成している。
【0019】更に、図1や図2に図示するように、前記左右支持筒(28)(29)と外筒(35)との間にはメタル部(27)が介在し、前記外筒(35)は左右支持筒(28)(29)内周定位置に圧入されたメタル部(27)により回転自在に位置固定し挿着されていて、またスライドパイプ(39)も前記メタル部(27)により摺動自在に嵌合されると共に、前記外筒(35)に挿入されて、その外筒(35)に刻設した雌ねじ部(33)とスライドパイプ(39)に刻設した半球状の凹部とで前記鋼球(34)を挟持しながら、左右支持筒(28)(29)と外筒(35)及びスライドパイプ(39)は三重構造を形成し、合わせて、該スライドパイプ(39)と左右支持筒(28)(29)間はオイルシ−ル(32)にてシ−ルドされている。
【0020】ここで、本発明の要部を図1と図2及び図3を参照しつつ詳述する。スライドパイプ(39)を丸パイプにして、その外周面の一部に平面部を設け、該平面部を前記スライドパイプ(39)を支持している左右支持筒(28)(29)に圧入固設されたメタル部(27)内周面に形設した平面部に相対摺接させて、前記スライド装置(30)の構成部材どうしの協働により、スライドパイプ(39)が回転方向へ回動するのを防止する様にした回動防止部をスライド装置(30)に内蔵させた構成とした。
【0021】更に、具体的な実施例として図2及び図3に示す様に、スライド装置(30)を構成しているスライドパイプ(39)の断面形状を小判形にして、前記左右支持筒(28)(29)に圧入固設されたメタル部(27)内周面の断面形状も同じく小判形に成形して、摺動可能に互いの平面部を相対当接させて、スライドパイプ(39)が回転方向へ回転するのを防止する様に構成し、しかも平面部の位置を左右側に設定して、外周上面を避けることによって、泥や異物の堆積を回避し、スライドパイプ(39)のスライド作用を阻害しない様にした。
【0022】図1及び図4に示すように、前記スライドパイプ(39)の左右端部には左右引起パイプ(41)(42)を立設させる下部左右ギヤケ−ス(43)(44)が一体的にボルトで固着されている。
【0023】また、図4にも示すように、前記右引起パイプ(42)中間部には左刈取入力ケ−ス(15)部から伝動パイプ(45)を介してエンジン(E)の動力が入力され、該動力を右引起パイプ(42)に内挿する右引起駆動軸の上端から右引起ケ−ス部に、また中間部から右側の掻込部に伝達すると共に、前記スライドパイプ(39)に引起前処理伝動軸(48)を内挿し、該引起前処理伝動軸(48)の右端と前記右引起駆動軸の下端部とを右ギヤケ−ス(44)内で一対のベベルギヤを介して連動連結させ、前記引起前処理伝動軸(48)の左端と前記左引起パイプ(41)に内挿する左引起駆動軸の下端とを、左ギヤケ−ス(43)内で一対のベベルギヤを介して連動連結させて、前記左引起駆動軸の上端から左引起ケ−ス部に動力を伝達するもので、前記スライド装置(30)のスライドパイプ(39)を伝動ケ−スとしても用いるように構成している。
【0024】尚、図1に示すように、前記引起前処理スライド駆動軸(40)は左右刈取入力ケ−ス(15)(16)に内挿する刈取入力軸(50)に正逆転切換クラッチ(51)を介しベベルギヤの組合わせで連結され、前記刈取入力軸(50)に固着した刈取入力プ−リ(52)に入力されて各刈取作業部に伝達されるエンジン(E)の動力により引起前処理部(A)のスライドを行う様に構成している。
【0025】本実施例は上記の様に構成してあり、左走行クロ−ラ(1)によって未刈穀稈を踏まない様に、引起前処理部(A)を図1の仮想線に示す様に左側のスライド終端位置に位置させ通常の刈取作業を行い、中割作業時は引起前処理部(A)を図1の実線で図示する様に右側のスライド終端位置までスライドさせ、左右走行クロ−ラ(1)(1)によって未刈穀稈を踏むのを防止すると共に、畦際刈作業時には引起前処理部(A)を畦側に近接するスライド位置までスライドさせ、畦側の走行クロ−ラ(1)がその畦に乗り上げるのを防止し、さらに一方では引起前処理部(A)の左右スライド調節により未刈穀稈列に対する条合わせを行う事が出来る。
【0026】
【発明の効果】以上のように構成したので本発明は次の様な効果を奏するものである。機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部(A)を配設し、該引起前処理部(A)を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、該スライド装置(30)を構成しているスライドパイプ(39)と固設部との協働により、前記スライドパイプ(39)が回転方向に回動するのを防止する様に構成した回転防止部をスライド装置(30)に内蔵させたので、従来技術の様な回動を防止するガイドフレ−ムや付帯物をスライドパイプ(39)又はスライドフレ−ム等に対して外設したために、誘発する泥付着によるスライド作動の不能等の不具合を解消する事が出来る。
【0027】機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部(A)を配設し、該引起前処理部(A)を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置(30)を構成しているスライドパイプ(39)の外周面に円弧周面と一部平面部を設け、該平面部を前記スライド装置(30)の固設部に摺接させたので、円弧周面がスライドパイプ(39)をねじ送りする外筒(35)の回転を円滑にし、前記平面部はスライド装置(30)の固設部との摺接で回転方向の回動を防止して、前記スライド装置(30)の構成部材どうしの協働によって、スライド自在にして非回動なる回動防止部を構成して、スライド装置(30)に内蔵する事ができ、泥付着によるスライド作動の不能を回避し、且つ軽量コンパクトに構成する事が出来た。
【0028】機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部(A)を配設し、該引起前処理部(A)を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置(30)を構成しているスライドパイプ(39)の外周面の一部に形成した平面部の位置を、外周上面以外に設定したので、平面部は外周の側面又は下面に位置し、泥や異物の堆積を避け、スライドパイプ(39)のスライド作用を阻害する恐れが無くなった。
【0029】機体の最前部に作物を整え引起し掻込む引起前処理部(A)を配設し、該引起前処理部(A)を左右にスライドさせる装置を装備した収穫機において、スライド装置(30)を構成しているスライドパイプ(39)の断面形状を小判形に成形し、該スライドパイプ(39)を嵌入する前記スライド装置(30)のメタル部(27)の内周断面も同じく小判形に成形したので、摺動可能に嵌合した互いの平面部はスライドパイプ(39)の回転方向の回動を防止する事ができ、しかも平面部の位置を側面に設定して、外周上面を円弧状にする様に構成することによって、泥や異物の堆積を避け、スライドパイプ(39)のスライド作用を阻害する事なく、回転方向の回動防止部を簡単な構成でコンパクトなものにする事が出来る。
【出願人】 【識別番号】000005164
【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
【出願日】 平成11年2月12日(1999.2.12)
【代理人】
【公開番号】 特開2000−228908(P2000−228908A)
【公開日】 平成12年8月22日(2000.8.22)
【出願番号】 特願平11−33816