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【発明の名称】 コンバイン
【発明者】 【氏名】水倉 泰治

【氏名】戸波 照喜

【要約】 【課題】オートセットスイッチやオートリフトスイッチの操作に連動して刈取部を昇降させるための構成を簡単なものとすること。

【解決手段】本発明では、刈取部(3 )の下端部が圃場面に当接したことを検出するための下限検出手段(91)と、刈取部(3) を所定下降位置まで下降させるためのオートセットスイッチ(122) と、昇降機構(9) を制御するための昇降制御部(C) とを具備し、昇降制御部(C) は、オートセットスイッチ(122) の操作に連動して、下限検出手段(91)によって刈取部(3) の下端部が圃場面に当接したことを検出するまで刈取部(3) を一旦下降させ、その後、下限検出手段(91)によって刈取部(3) の下端部が圃場面に当接していないことを検出するまで刈取部(3)を上昇させるべく構成することとした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 機体フレーム(1) の下部に走行部(2) を配設するとともに、機体フレーム(1) の前端部に刈取部(3) を昇降機構(9) を介して昇降自在に配設してなるコンバインにおいて、刈取部(3 )の下端部が圃場面に当接したことを検出するための下限検出手段(91)と、刈取部(3) を所定下降位置まで下降させるためのオートセットスイッチ(122) と、昇降機構(9) を制御するための昇降制御部(C) とを具備し、昇降制御部(C) は、オートセットスイッチ(122) の操作に連動して、下限検出手段(91)によって刈取部(3) の下端部が圃場面に当接したことを検出するまで刈取部(3) を一旦下降させ、その後、下限検出手段(91)によって刈取部(3) の下端部が圃場面に当接していないことを検出するまで刈取部(3) を上昇させるべく構成したことを特徴とするコンバイン。
【請求項2】 機体フレーム(1) の下部に走行部(2) を配設するとともに、機体フレーム(1) の前端部に刈取部(3) を昇降機構(9) を介して昇降自在に配設してなるコンバインにおいて、刈取部(3 )が最上昇位置にあることを検出するための上限検出手段(90)と、刈取部(3) を最上昇位置まで上昇させるためのオートリフトスイッチ(123) と、昇降機構(9) を制御するための昇降制御部(C) とを具備し、昇降制御部(C) は、オートリフトスイッチ(123) の操作に連動して、上限検出手段(90)によって刈取部(3) が最上昇位置にあることを検出するまで刈取部(3)を上昇させるべく構成したことを特徴とするコンバイン。
【請求項3】 刈取部(3) を強制的に下降させるための刈取部下降スイッチ(121) を具備するとともに、刈取部(3) の刈取機構と原動機とを刈取クラッチ(128) を介して連動連結し、しかも、昇降制御部(C) は、刈取部下降スイッチ(121) の操作に連動して、刈取機構と原動機とを接続状態にすべく構成したことを特徴とする請求項2記載のコンバイン。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインとしては、機体フレームの下部に走行部を配設するとともに、機体フレームの前端部に刈取部を昇降自在に配設し、同刈取部の直後方位置に脱穀部を配設する一方、機体フレームの右側前部に運転部を配設し、圃場を走行しながら刈取部で刈り取った穀桿を脱穀部で脱穀すべく構成したものが知られている。
【0003】かかるコンバインは、刈取部の下端部に、圃場面から刈取部の下端部までの高さを検出するための高さ検出手段として超音波センサーを設ける一方、刈取部の上下回動部に、刈取部の回動角度を検出するための回動角検出手段としてのポテンショメータを設け、更には、運転部に、穀桿の刈取作業時に刈取部を所定の高さまで降下させるためのオートセットスイッチと、圃場への進入時や圃場からの退出時に刈取部を所定の高さまで上昇させるためのオートリフトスイッチとを設けていた。
【0004】そして、圃場進入時には、オートリフトスイッチを操作することにより、ポテンショメータによって刈取部が所定の高さまで上昇したことを検出するまで、刈取部を上昇させて、圃場周縁の畦に刈取部が衝突してしまうのを防止し、穀桿刈取作業時には、オートセットスイッチを操作することにより、超音波センサーによって刈取部が所定の高さまで下降したことを検出するまで、刈取部を下降させて、刈取部によって穀桿を刈り取り、さらに、圃場退出時には、再びオートリフトスイッチを操作して、刈取部を所定の高さまで上昇させておくことにより、圃場周縁の畦に刈取部が衝突してしまうのを防止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来のコンバインにあっては、刈取部の下端部に超音波センサーを配設していたため、圃場の泥土が超音波センサーに付着してしまい、超音波センサーによって圃場面から刈取部の下端部までの高さを正確に検出することができなくなるおそれがあった。
【0006】また、刈取部の回動部にポテンショメータを配設していたため、ポテンショメータの取付け誤差や繰り返して使用することによる経時誤差が生じてしまい、この場合にも、刈取部の高さを正確に検出することができなくなるおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の本発明では、機体フレームの下部に走行部を配設するとともに、機体フレームの前端部に刈取部を昇降機構を介して昇降自在に配設してなるコンバインにおいて、刈取部の下端部が圃場面に当接したことを検出するための下限検出手段と、刈取部を所定下降位置まで下降させるためのオートセットスイッチと、昇降機構を制御するための昇降制御部とを具備し、昇降制御部は、オートセットスイッチの操作に連動して、下限検出手段によって刈取部の下端部が圃場面に当接したことを検出するまで刈取部を一旦下降させ、その後、下限検出手段によって刈取部の下端部が圃場面に当接していないことを検出するまで刈取部を上昇させるべく構成することとした。
【0008】また、請求項2 記載の本発明では、機体フレームの下部に走行部を配設するとともに、機体フレームの前端部に刈取部を昇降機構を介して昇降自在に配設してなるコンバインにおいて、刈取部が最上昇位置にあることを検出するための上限検出手段と、刈取部を最上昇位置まで上昇させるためのオートリフトスイッチと、昇降機構を制御するための昇降制御部とを具備し、昇降制御部は、オートリフトスイッチの操作に連動して、上限検出手段によって刈取部が最上昇位置にあることを検出するまで刈取部を上昇させるべく構成することとした。
【0009】また、請求項3 記載の本発明では、刈取部を強制的に下降させるための刈取部下降スイッチを具備するとともに、刈取部の刈取機構と原動機とを刈取クラッチを介して連動連結し、しかも、昇降制御部は、刈取部下降スイッチの操作に連動して、刈取機構と原動機とを接続状態にすべく構成することとした。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るコンバインは、機体フレームの下部に走行部を配設するとともに、機体フレームの前端部に刈取部を昇降機構を介して昇降自在に配設したものである。
【0011】しかも、刈取部の下端部が圃場面に当接したことを検出するための下限検出手段と、刈取部を所定下降位置まで下降させるためのオートセットスイッチと、昇降機構を制御するための昇降制御部とを具備し、昇降制御部は、オートセットスイッチの操作に連動して、下限検出手段によって刈取部の下端部が圃場面に当接したことを検出するまで刈取部を一旦下降させ、その後、下限検出手段によって刈取部の下端部が圃場面に当接していないことを検出するまで刈取部を上昇させるべく構成したものである。
【0012】そのため、オートセットスイッチの操作に連動して刈取部を所定下降位置まで下降させるための構成を簡単なものとすることができる。
【0013】しかも、CPU 等のコントローラや赤外線センサー等のセンサを用いずに、スイッチやリレーによって昇降制御部を構成することができるため、コンバインが圃場を走行する際の振動や泥土の跳ね上げによってCPU やセンサが故障するといった不具合が発生することがなく、刈取部の昇降制御を確実かつ良好に行うことができるものである。
【0014】また、刈取部が最上昇位置にあることを検出するための上限検出手段と、刈取部を最上昇位置まで上昇させるためのオートリフトスイッチと、昇降機構を制御するための昇降制御部とを具備し、昇降制御部は、オートリフトスイッチの操作に連動して、上限検出手段によって刈取部が最上昇位置にあることを検出するまで刈取部を上昇させるべく構成することにより、オートリフトスイッチの操作に連動して刈取部を所定上昇位置まで上昇させるための構成を簡単なものとすることができるとともに、上述したように、スイッチやリレーによって昇降制御部を構成するにより、刈取部の昇降制御を確実かつ良好に行うことができるものである。
【0015】また、刈取部を強制的に下降させるための刈取部下降スイッチを具備するとともに、刈取部の刈取機構と原動機とを刈取クラッチを介して連動連結し、しかも、昇降制御部は、刈取部下降スイッチの操作に連動して、刈取機構と原動機とを接続状態にすべく構成することにより、刈取部下降スイッチを操作して刈取部を強制的に下降させた際に、直ちに穀桿刈取作業を行うことができ、穀桿刈取作業を円滑に行うことができるものである。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0017】図1及び図2は、本発明に係るコンバインAを示しており、同コンバインAは、車体に機体フレーム1を設け、同機体フレーム1の下部に左右一対のクローラ式の走行部2,2 を配設し、機体フレーム1の前端に刈取部3を昇降自在に取付けるとともに、同刈取部3の直後方位置に脱穀部4を設け、同脱穀部4の直後方位置に排藁処理部5を設ける一方、機体フレーム1の右側前部に運転部6を設け、同運転部6の直後方位置に殻粒貯溜タンク7を設けている。8は、脱穀部4の左側上部に設けたフィードチェンである。
【0018】そして、コンバインAは、圃場内を走行しながら、刈取部3によって穀桿を刈り取り、刈り取った穀桿を脱穀部4で脱穀できるようにしている。
【0019】刈取部3は、図1に示すように、機体フレーム1の左側前端部に立設した支柱10の上端に、刈取フレーム11を上下回動自在に取付けている。
【0020】そして、刈取フレーム11は、図3及び図4に示すように、左右一対の支柱10,10 の上端間に左右幅方向に伸延する筒状の回動支軸12を軸線廻りに回動自在に横架し、同回動支軸12の右側部より前下方へ向けて筒状の縦フレーム13を伸延し、同縦フレーム13の下端に左右幅方向に伸延する筒状の下側横フレーム14の中途部を取付け、同下側横フレーム14の左右両端部より前上方へ向けて筒状の立上がりフレーム15,15 を立上げ、両フレーム15,15 の上端間に上側横フレーム16を横架し、同上側横フレーム16の中途部と前記縦フレーム13の上部との間に上方へ凸状に湾曲する上側連結フレーム17を横架する一方、前記下側横フレーム14の左右側部及び中央部よりそれぞれ前方へ向けて連結フレーム18を延設して形成している。尚、回動支軸12には、昇降機構9としての刈取部昇降モータが連動連結されている。図中、19は下部搬送装置支持フレームである。
【0021】上記した刈取フレーム11には、植立する六条の穀稈を分草する分草板20を左右幅方向に一定の条間隔を開けて計七個取付けるとともに、各分草板20により分草された六条の穀稈を引起す穀稈引起し装置21と、同穀稈引起し装置21により引起された六条の穀稈の株元を掻き込む穀稈掻込み装置22と、同穀稈掻込み装置22により掻き込まれた穀稈の株元を刈り取る刈刃装置23と、同刈刃装置23により刈り取られた六条の穀稈の下部を脱穀部4側へ搬送する下部搬送装置24と、同穀稈の上部を脱穀部4側へ搬送する上部搬送装置25と、同穀稈の穂先部を搬送する穂先搬送装置26と、上・下部搬送装置25,24 から脱穀部4のフィードチェン8へ穀稈を受け渡す補助をする補助搬送装置27を取付けている。
【0022】以下、刈取フレーム11に取付けた各装置について具体的に説明する。
【0023】穀稈引起し装置21は、左右に隣接する分草板20,20 間の直後方位置に上下方向に伸延する引起しケース30を計六個立設し、各引起しケース30の上部と前記上側横フレーム16との間に計六個の引起し駆動ケース66を介設し、各引起しケース30内に多数の引起しタイン31a を上下方向に回行可能に取付けた引起し機構31を設けるとともに、同引起し機構31は、各引起しタイン31a が上下移動時に進出し、かつ、下方移動時に退入すべく構成している。
【0024】穀稈掻込み装置22は、上記各引起しケース30の直後方位置に、タイン付掻込みベルト32とスターホイル33とを上下に対向させて配置している。
【0025】下部搬送装置24は、左側部の二条分の穀稈の下部を挟扼して後方へ搬送する左側下部搬送機構34と、中央部の二条分の穀稈の下部を挟扼して後方へ搬送する中央下部搬送機構35と、右側部の二条分の穀稈の下部を挟扼して後方へ搬送する右側下部搬送機構36と、これら搬送機構34,35,36により搬送された穀稈の下部を挟扼してフィードチェン8へ搬送する縦搬送機構37とを具備している。
【0026】そして、これら搬送機構34,35,36は、基本的に搬送チェン34a,35a,36a と、これら搬送チェン34a,35a,36a の各穀稈搬送路と対向させて配置した挟扼体34b,35b,36b とを具備し、搬送チェン34a,35a,36a 及び挟扼体34b,35b,36b によって穀稈を挟扼するように構成しており、縦搬送機構37も同様に構成している。
【0027】また、各下部搬送機構34,35,36には、図4に示すように、穀稈検出体85a,85b,85c を回動自在に取付けており、同穀稈検出体85a,85b,85c は、各下部搬送機構34,35,36によって搬送される穀稈が穀稈検出体85a,85b,85c を回動させることにより、その回動を検出して刈取条数を検出することができるものである。
【0028】また、縦搬送機構37は、始端部が穀稈通路Pの下方に位置しており、左右側下部搬送機構34,36 により搬送され、穀稈通路Pにおいて合流した穀稈の下部を挟扼してフィードチェン8へ確実に搬送するようにしている。
【0029】上部搬送装置25は、左側部の二条分の穀稈の上部を掻上げて後方へ搬送する左側上部搬送機構38と、中央部の二条分の穀稈の上部を掻上げて後方へ搬送する中央上部搬送機構39と、右側部の二条分の穀稈の上部を掻上げて後方へ搬送する右側上部搬送機構40とを具備しており、右側上部搬送機構40は、前側搬送体41と後側搬送体42とに二分割して形成している。
【0030】そして、これら搬送機構38,39 及び前側搬送体41には、多数の搬送タイン38a,39a,41a を前後方向に回行可能に取付けるとともに、各搬送タイン38a,39a,41aは、後方移動時に進出し、かつ、前方移動時に退入すべく取付けており、後側搬送体42も同様に構成している。
【0031】また、左側上部搬送機構38は左側下部搬送機構34と、中央上部搬送機構39は中央下部搬送機構35と、前側搬送体41は右側下部搬送機構36と、後側搬送体42は縦搬送機構37と、それぞれ上下に対向させて配置して、穀稈の上下部を確実に保持して搬送するようにしている。
【0032】穂先搬送装置26は、左側部穂先搬送機構43と中央部穂先搬送機構44と右側部穂先搬送機構45とを具備しており、これら穂先搬送機構43,44,45は、スターホイル33の直後方位置において、左側上部搬送機構38と中央上部搬送機構39と前側搬送体41の各上方で、かつ、これらの各穀稈搬送路を間に挟んで各搬送機構38,39 及び前側搬送体41と対向する位置に配置して、それぞれ二条分の穀稈の穂先部を搬送するようにしている。
【0033】そして、これら穂先搬送機構43,44,45は、六個の引起し駆動ケース66中、三個の引起し駆動ケース66より下方へ延設して形成した穂先搬送駆動ケース68に連動連結しており、各穂先搬送機構43,44,45には、複数の搬送タイン43a,44a,45a を前後方向に回行可能に取付けるとともに、各搬送タイン43a,44a,45a が後方移動時に進出し、かつ、前方移動時に退入すべく構成している。
【0034】補助搬送装置27は、縦搬送機構37の終端側部と後側搬送体42の終端側部との間に配置するとともに、フィードチェン8の始端側部に近接させて配置しており、同補助搬送装置27は下部搬送装置24の各搬送機構34,35,36,37 と同様に構成して、穀稈の中途部をフィードチェン8へ受け渡し搬送するようにしている。
【0035】また、刈取部3には、刈取部3が最も上昇した位置を検出するための上限検出手段90と、刈取部3の下端部が圃場面に当接したことを検出するための下限検出手段91とを設けている。
【0036】上限検出手段90は、図5及び図6に示すように、支柱10の上端に支持ブラケット92を取付け、同支持ブラケット92の前端で、かつ、縦フレーム13の直上方位置に上限検出スイッチ93を取付ける一方、回動支軸12の外周面前側位置に支軸94を突設し、同支軸94の先端にスイッチ押圧板95を取付けている。図中、96はブラケットである。
【0037】そして、縦フレーム13が上限位置まで回動すると、スイッチ押圧板95が上限検出スイッチ93を押圧するようにしている。
【0038】下限検出手段91は、図7に示すように、分草板20を支持するための分草板支持フレーム97に下限検出スイッチ98を取付ける一方、分草板支持フレーム97の先端に分草板20を支持軸99を介して上下回動自在に取付け、同支持軸99にスイッチ押圧板100 を上方に向けて突設している。図中、101 はスイッチロッド、102 は付勢バネである。
【0039】分草板20は、分草板支持フレーム97に基端部を上下回動自在に取付けた分草板支持体20a と、同分草板支持体20a の先端部に取付けた分草板本体20b とから構成している。尚、分草板本体20b の下端には圃場103 の上面に沿って滑動するフロート104 を連設し、一方、分草板支持フレーム97には運転部6に設けた分草板ロックレバー105 をワイヤー106 を介して連結して、分草板ロックレバー105 を前方に傾動させることにより、分草板20を上方へ向けて強制的に回動させたロック状態とする一方、分草板ロックレバー105 を後方に傾動させることにより、分草板20を上下回動自在としたロック解除状態とするようにしている。
【0040】そして、刈取部3が降下して分草板20のフロート104 が圃場103 の上面に当接すると、分草板20が上方へ向けて回動し、スイッチ押圧板100 が下限検出スイッチ98を押圧するようにしている。
【0041】次に、機体フレーム1に搭載したエンジンEから刈取部3に設けた各装置へ動力を伝達するための動力伝達機構Bについて、図14を参照しながら説明する。
【0042】穀稈引起し装置21へは、エンジンE→ミッション部M→刈取クラッチ128 →刈取駆動軸50→縦伝動軸60→下側横フレーム14内に挿通した下側横伝動軸63→立上がりフレーム15内に挿通した立上がり伝動軸64→上側横フレーム16内に挿通した上側横伝動軸65→引起し駆動ケース66内に挿通した引起し駆動軸67→引起し出力軸81→穀稈引起し装置21のように動力が伝達される。
【0043】穂先搬送装置26へは、前記引起し駆動軸67より派生して、引起し駆動軸67→穂先搬送駆動軸69→穂先搬送出力軸82→穂先搬送装置26のように動力が伝達される。
【0044】フィードチェン8へは、エンジンE→ミッション部M→フィードチェンクラッチ129 →フィードチェン駆動軸54→フィードチェン8のように動力が伝達される。
【0045】補助搬送装置27及び後側搬送体42並びに右側下部搬送機構36及び穀稈掻込装置22へは、前記縦伝動軸60より派生して、縦伝動軸60→補助・後側搬送駆動軸61→補助・後側搬送立上がり軸70→補助搬送装置27及び後側搬送体42のように動力が伝達されるとともに、縦伝動軸60→右側下部搬送駆動軸71→右側下部搬送機構36→穀稈掻込み装置22のように動力が伝達され、さらに、前側搬送体41及び縦搬送機構37へは、前記右側下部搬送駆動軸71から派生して、右側下部搬送駆動軸71→前側搬送駆動軸72→前側搬送体41のように動力が伝達されるとともに、右側下部搬送駆動軸71→縦搬送第一駆動軸73→縦搬送第二駆動軸74→縦搬送機構37のように動力が伝達される。
【0046】刈刃装置23へは、前記下側横伝動軸63より派生して、下側横伝動軸63→刈刃駆動軸75,75 →刈刃装置23,23 のように動力が伝達される。
【0047】左側上・下部搬送機構38,34 及び中央上・下部搬送機構39,35 へは、前記立上がり伝動軸64より派生して、立上がり伝動軸64→左側上・下部搬送駆動軸76→左側上・下部搬送立上がり軸77→左側上・下部搬送機構38,34 →中央下部搬送機構35→中央上部搬送機構39のように動力が伝達される。
【0048】また、ミッション部Mは、走行駆動ミッション部78と走行駆動用伝動機構79を介して連動連結するとともに、脱穀部4に設けた扱胴4aと扱胴駆動用伝動機構80を介して連動連結している。
【0049】運転部6は、図8に示すように、キャビン107 の内部に床部108 を形成し、同床部108 上の左側半部にサイド操作コラム109 を配設するとともに、右側半部の前部にハンドルコラム110 し、同ハンドルコラム110 の上端にハンドル111 を取付け、同ハンドル111 の後方位置に座席112 を配設している。
【0050】サイド操作コラム109 には、前部に液晶表示体113 を設け、その後方位置に前後進切替レバーとしての主変速レバー114 と副変速レバー115 とを左右に隣接させて配設し、これらの後方位置に作業クラッチレバー116 を配設するとともに、主変速レバー114 の左側方位置に後述するオートセットスイッチ122 又はオートリフトスイッチ123 によるスイッチ操作を有効又は無効なものとするように切り替えるためのオート操作切替スイッチ117 を配設している。
【0051】主変速レバー114 は、図9に示すように、レバー本体118 の先端に把持部119を形成し、同把持部119 の前側部に、刈取部3を強制的に上昇させるための刈取部上昇スイッチ120 と、刈取部3を強制的に降下させるための刈取部下降スイッチ121 とを左右に隣接させて配設するとともに、把持部119 の右側部に、刈取部3を所定降下位置まで降下させるためのオートセットスイッチ122 と、刈取部3を所定上昇位置まで上昇させるためのオートリフトスイッチ123 とを上下に隣接させて配設している。
【0052】そして、これらのスイッチ122,123 は、オート操作切替スイッチ117 がON状態の場合にのみ有効に機能するようにしている。
【0053】また、主変速レバー114 は、図10に示すように、レバー本体118 の基端部に半円弧状の検出板124 を連設しており、同検出板124 は外周面中央部を膨出させて検出体125 を形成する一方、検出板124 の直下方位置と前側下方位置に中立検出スイッチ126 と後進検出スイッチ127 とをそれぞれ配設している。
【0054】そして、主変速レバー114 が中立状態にある場合には、検出体125 が中立検出スイッチ126 を押圧し、主変速レバー114 を後方へ向けて傾動させて車体を後進させる状態にある場合には、検出体125 が後進検出スイッチ127 を押圧するようにしており、主変速レバー114 が前進・中立・後進のいずれの状態になっているか検出できるようにしている。
【0055】作業クラッチレバー116 は、図11及び図12に示すように、後方へ向けて傾動させた状態とすると、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 とがともに切断され、直立させた状態とすると、刈取クラッチ128 が切断される一方、フィードチェンクラッチ129 が接続され、更には、前方へ向けて傾動させた状態とすると、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 とがともに接続されるようにしている。
【0056】すなわち、機体フレーム1に作業クラッチレバー116 を前後回動自在に取付け、同作業クラッチレバー116 の基端部に、機体フレーム1に上下回動自在に取付けた回動板130 を連動連結し、同回動板130 に二股状の係止爪131 を形成する一方、機体フレーム1に、クラッチモータ132 を支持するためのモータ支持板133を上下回動自在に取付け、同モータ支持板133 に係止ピン134 を突設し、同係止ピン134 を前記係止爪131 で係止しており、更には、クラッチモータ132 の回動軸135 にアーム136 の基端を連設し、同アーム136 の先端に刈取側ワイヤー137及びフィードチェン側ワイヤー138 の基端をそれぞれ取付け、各ワイヤー137,138 の先端に刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 をそれぞれ接続している。
【0057】刈取クラッチ128 は、ミッション部Mに連動連結したプーリ139 と刈取駆動軸50に連動連結したプーリ140 との間に伝動ベルト141 を懸回し、同伝動ベルト141 にクラッチプーリ142 を接離自在に設けており、同クラッチプーリ142 は、機体フレーム1に基端部を回動自在に取付けたクラッチアーム143 の先端に回動自在に軸支している。尚、フィードチェンクラッチ129 も刈取クラッチ128 と同様の構成となっている。
【0058】そして、作業クラッチレバー116 を後方へ向けて傾動させた状態とすると、図12(a) に示すように、回動板130 が下方へ向けて回動し、それに伴って、モータ支持板133 が下方へ向けて回動する。この状態では、刈取側ワイヤー137 及びフィードチェン側ワイヤー138 がともに弛緩しており、クラッチモータ132 を時計廻りに約90度回動しても、両ワイヤー137,138 は引張されず、従って、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 はともに切断された状態となる。
【0059】作業クラッチレバー116 を直立させた状態とすると、図12(b) に示すように、回動板130 が上方へ向けて回動し、それに伴って、モータ支持板133 が上方へ向けて回動する。この状態では、刈取側ワイヤー137 は依然として弛緩している一方、フィードチェン側ワイヤー138 は緊張しており、クラッチモータ132 を時計廻りに約90度回動すると、フィードチェン側ワイヤー138 だけが引張され、従って、刈取クラッチ128 は依然として切断された状態となっているが、フィードチェンクラッチ129 は接続された状態となる。
【0060】作業クラッチレバー116 を前方へ向けて傾動させた状態とすると、図12(c) に示すように、回動板130 が上方へ向けて回動し、それに伴って、モータ支持板133 が上方へ向けて回動する。この状態では、刈取側ワイヤー137 及びフィードチェン側ワイヤー138 はともに緊張しており、クラッチモータ132 を時計廻りに約90度回動すると、刈取側ワイヤー137 及びフィードチェン側ワイヤー138 はともに引張され、刈取クラッチ128 及びフィードチェンクラッチ129 はともに接続された状態となる。
【0061】次に、刈取部3の昇降動作について図13及び表1を用いて説明する。図13は、刈取部3を昇降させるための昇降制御部Cを示しており、図中、Vは電源端子、Gはグランド端子である。
【0062】
【表1】

【0063】(モード1〜モード3)刈取部下降スイッチ121 を操作すると、刈取下降リレー146 が作動し、それに伴って、刈取下降ソレノイド147 が作動して、同刈取下降ソレノイド147 に接続した刈取部昇降モータ(図示省略)が作動し、刈取部3が強制的に降下する。
【0064】しかも、刈取部下降スイッチ121 の操作に連動して、クラッチモータ作動リレー156 が作動し、クラッチモータ132 が駆動する。その際に、作業クラッチレバー116 が後傾姿勢の場合には、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129はともに切断状態となり(モード1)、作業クラッチレバー116 が中立姿勢の場合には、フィードチェンクラッチ129 のみが接続され(モード2)、作業クラッチレバー116 が前傾姿勢の場合には、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 はともに接続状態となる(モード3)。
【0065】このように、刈取部下降スイッチ121 の操作に連動して、刈取クラッチ128 が接続されるようにしているため、刈取部下降スイッチ121 を操作して刈取部3を強制的に下降させた際に、直ちに穀桿刈取作業を行うことができ、穀桿刈取作業を円滑に行うことができる。
【0066】(モード4)刈取部上昇スイッチ120 を操作すると、刈取上昇リレー148 が作動し、それに伴って、刈取上昇ソレノイド149 が作動して、同刈取上昇ソレノイド149 に接続した刈取部昇降モータ(図示省略)が作動し、刈取部3が強制的に上昇する。
【0067】(モード5〜モード9)オート操作切替スイッチ117 をOFF状態とした場合には、オートセットスイッチ122 やオートリフトスイッチ123 を操作しても、刈取部3は昇降作動せずに停止した状態を保持する。
【0068】このように、本実施例では、オートセットスイッチ122 やオートリフトスイッチ123 によるスイッチ操作を有効又は無効なものとするように切り替えるためのオート操作切替スイッチ117 を具備しているため、オート操作切替スイッチ117によりスイッチ操作を無効状態にしておくことにより、作業者の身体が誤ってオートセットスイッチ122 又はオートリフトスイッチ123 に接触しても、刈取部3が作業者の意に反して昇降作動してしまうことがなく、穀桿刈取作業を円滑に行うことができる。
【0069】(モード10〜モード15)オート操作切替スイッチ117 をON状態とした場合には、オートリフトスイッチ123 を操作すると、刈取部3は自動的に上昇し(モード11)、上限検出スイッチ93がON状態となると、オートリフト解除リレー150 が作動して、刈取部3は上昇作動を停止する(モード13)。
【0070】また、オート操作切替スイッチ117 をON状態とした場合には、オートセットスイッチ122 を操作すると、刈取部3は自動的に下降し(モード12)、その後、下限検出スイッチ98がON状態となると、オートセット解除リレー151 が作動するとともに、刈取上昇ソレノイド149 が作動して、下限検出スイッチ98がOFF状態となるまで刈取部3は一旦上昇する(モード14)。
【0071】(モード16〜モード19)オート操作切替スイッチ117 をOFF状態とし、かつ、作業クラッチレバー116 を後方へ向けて傾動させた状態とすると、作業クラッチレバー116 に連動して作動する刈取スイッチ152 及びフィードチェンスイッチ153 がともにOFF状態となり、従って、両スイッチ152,153 に連動して作動するクラッチモータ駆動リレー154 が作動せず、たとえクラッチモータ作動スイッチ155 がON状態でクラッチモータ作動リレー156 が作動していても、クラッチモータ132 は駆動せず、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 とはともに切断される(モード16)。
【0072】また、オート操作切替スイッチ117 をOFF状態とし、かつ、作業クラッチレバー116 を直立させた状態とすると、刈取スイッチ152 はOFF状態となるが、フィードチェンスイッチ153 はON状態となり、フィードチェンクラッチリレー157 のみが作動し、それに伴って、クラッチモータ駆動リレー154 が作動するとともに、クラッチモータ132 が駆動して、フィードチェンクラッチ129 のみが接続される(モード17)。
【0073】また、オート操作切替スイッチ117 をOFF状態とし、かつ、作業クラッチレバー116 を前方へ向けて傾動させた状態とし、しかも、主変速レバー114 が中立又は後進状態にある場合には、中立検出スイッチ126 又は後進検出スイッチ127がON状態となり、クラッチリレー158 と刈取クラッチリレー159 がともにOFF側に作動して、従って、クラッチモータ132 は駆動せず、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 とはともに切断される(モード18)。
【0074】一方、オート操作切替スイッチ117 をOFF状態とし、かつ、作業クラッチレバー116 を前方へ向けて傾動させた状態とし、しかも、主変速レバー114 が前進状態にある場合には、中立検出スイッチ126 及び後進検出スイッチ127 がOFF状態となり、フィードチェンクラッチリレー157 とクラッチリレー158 と刈取クラッチリレー159 がすべてON側に作動して、それに伴って、クラッチモータ駆動リレー154 が作動するとともに、クラッチモータ132 が駆動して、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 がともに接続される(モード19)。
【0075】(モード20〜モード24)オート操作切替スイッチ117 をON状態とし、かつ、作業クラッチレバー116を後方へ向けて傾動させた状態とすると、刈取スイッチ152 及びフィードチェンスイッチ153 がともにOFF状態となり、クラッチモータ駆動リレー154 が作動せず、従って、クラッチモータ132 は駆動せず、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 とはともに切断される(モード20)。
【0076】また、オート操作切替スイッチ117 をON状態とし、かつ、作業クラッチレバー116 を直立させた状態とすると、刈取スイッチ152 はOFF状態となるが、フィードチェンスイッチ153 はON状態となり、フィードチェンクラッチリレー157 のみが作動し、それに伴って、クラッチモータ駆動リレー154 が作動するとともに、クラッチモータ132 が駆動して、フィードチェンクラッチ129 のみが接続される(モード21)。
【0077】また、オート操作切替スイッチ117 をON状態とし、かつ、作業クラッチレバー116 を前方へ向けて傾動させた状態とし、しかも、主変速レバー114 が中立又は後進状態にある場合には、中立検出スイッチ126 又は後進検出スイッチ127 がON状態となり、クラッチリレー158 と刈取クラッチリレー159 がともにOFF側に作動して、従って、クラッチモータ132 は駆動せず、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 とはともに切断される(モード22)。
【0078】一方、オート操作切替スイッチ117 をON状態とし、かつ、作業クラッチレバー116 を前方へ向けて傾動させた状態とし、しかも、主変速レバー114 が前進状態にある場合に、オートセットスイッチ122 を操作すると、フィードチェンクラッチリレー157 とクラッチリレー158 と刈取クラッチリレー159 がすべてON側に作動して、それに伴って、クラッチモータ駆動リレー154 が作動するとともに、クラッチモータ132 が駆動して、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 がともに接続される(モード23)。
【0079】このように、本実施例では、オートセットスイッチ122 の操作に連動して、刈取クラッチ128 やフィードチェンクラッチ129 が接続状態となるように構成されているため、オートセットスイッチ122 を操作するだけで、直ちに穀桿刈取作業を行うことができ、これによっても穀桿刈取作業を円滑に行うことができる。
【0080】また、オート操作切替スイッチ117 をON状態とし、かつ、作業クラッチレバー116 を前方へ向けて傾動させた状態とし、しかも、主変速レバー114 が前進状態にある場合に、オートリフトスイッチ123 を操作すると、オートクラッチ解除リレー160 が作動して、クラッチリレー158 と刈取クラッチリレー159 がともにOFF側に作動して、従って、クラッチモータ132 は駆動せず、刈取クラッチ128 とフィードチェンクラッチ129 とはともに切断される(モード24)。
【0081】このように、本実施例では、オートリフトスイッチ123 の操作に連動して、刈取クラッチ128 やフィードチェンクラッチ129 が切断状態となるように構成されているため、オートリフトスイッチを操作するだけで、刈取機構の作動を停止することができ、原動機による動力の浪費を防止することができる。
【0082】本実施例では、図13に示すように、刈取部3を昇降を制御するために、各種スイッチやリレーを用いて昇降制御部Cを構成しており、CPU 等のコントローラや刈取部3の昇降位置を検出するためのセンサ等は一切用いていない。これらCPUやセンサを用いて昇降制御部Cを構成すると、コンバインAが圃場を走行する際の振動や泥土の跳ね上げによってCPU やセンサが故障してしまい、刈取部3の昇降制御を良好に行えないおそれがあるが、本実施例のように各種スイッチやリレーによって昇降制御部Cを構成することによって、かかる不具合が発生することはなく、刈取部3の昇降制御を確実かつ良好に行うことができる。
【0083】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0084】(1)請求項1記載の本発明では、刈取部の下端部が圃場面に当接したことを検出するための下限検出手段と、刈取部を所定下降位置まで下降させるためのオートセットスイッチと、昇降機構を制御するための昇降制御部とを具備し、昇降制御部は、オートセットスイッチの操作に連動して、下限検出手段によって刈取部の下端部が圃場面に当接したことを検出するまで刈取部を一旦下降させ、その後、下限検出手段によって刈取部の下端部が圃場面に当接していないことを検出するまで刈取部を上昇させるべく構成しているため、オートセットスイッチの操作に連動して刈取部を所定下降位置まで下降させるための構成を簡単なものとすることができる。
【0085】しかも、CPU 等のコントローラや赤外線センサー等のセンサを用いずに、スイッチやリレーによって昇降制御部を構成することができるため、コンバインが圃場を走行する際の振動や泥土の跳ね上げによってCPU やセンサが故障するといった不具合が発生することがなく、刈取部の昇降制御を確実かつ良好に行うことができる。
【0086】(2)請求項2 記載の本発明では、刈取部が最上昇位置にあることを検出するための上限検出手段と、刈取部を最上昇位置まで上昇させるためのオートリフトスイッチと、昇降機構を制御するための昇降制御部とを具備し、昇降制御部は、オートリフトスイッチの操作に連動して、上限検出手段によって刈取部が最上昇位置にあることを検出するまで刈取部を上昇させるべく構成しているため、、オートリフトスイッチの操作に連動して刈取部を所定上昇位置まで上昇させるための構成を簡単なものとすることができる。
【0087】しかも、上述したように、スイッチやリレーによって昇降制御部を構成するにより、刈取部の昇降制御を確実かつ良好に行うことができる。
【0088】(3)請求項3 記載の本発明では、刈取部を強制的に下降させるための刈取部下降スイッチを具備するとともに、刈取部の刈取機構と原動機とを刈取クラッチを介して連動連結し、しかも、昇降制御部は、刈取部下降スイッチの操作に連動して、刈取機構と原動機とを接続状態にすべく構成しているため、刈取部下降スイッチを操作して刈取部を強制的に下降させた際に、直ちに穀桿刈取作業を行うことができ、穀桿刈取作業を円滑に行うことができる。
【出願人】 【識別番号】000006851
【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社
【出願日】 平成10年12月2日(1998.12.2)
【代理人】 【識別番号】100080160
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 憲一郎
【公開番号】 特開2000−166349(P2000−166349A)
【公開日】 平成12年6月20日(2000.6.20)
【出願番号】 特願平10−343400