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【発明の名称】 コンバイン等の穀稈切断装置
【発明者】 【氏名】坂元 広範

【氏名】後藤 吉亨

【氏名】阿波 雅之

【氏名】森本 寛之

【氏名】永木 和男

【氏名】野本 勲

【要約】 【課題】穀稈を切断するときに、受刃装置から切刃装置が浮き上がることを防止して穀稈の切断を良好にしようとするものである。

【解決手段】穀稈を切断する受刃装置55に重合する切刃装置56に装着して横移動駆動させる駆動メタル57を設け、該受刃装置55に対して該切刃装置56が最大横移動したときに、該駆動メタル57の左・右縁部(イ),(ロ)から均等な位置の左右両側に、該切刃装置56を上側から押える刃押えメタル58を設けた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穀稈を切断する受刃装置55に切刃装置56を重合させると共に、該切刃装置56に装着して横移動駆動させる駆動メタル57と、該切刃装置56に重合させて上側から押さえる刃押えメタル58とを設けたコンバイン等において、該受刃装置55に対して該切刃装置56が設定した最大値横移動したときに該駆動メタル57の左・右縁部(イ),(ロ)から均等な位置の左右両側に該刃押さえメタル58,58を設けたことを特徴とするコンバイン等の穀稈切断装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、穀稈を切断する受刃装置に重合する切刃装置に装着して横移動駆動させる駆動メタルを設けると共に、該受刃装置に対して該切刃装置が設定した最大値横移動したときに、該駆動メタルの左・右縁部から均等な位置の左右両側に該切刃装置を上側から押さえる刃押えメタルを設けた技術であり、コンバイン、及びバインダ等の穀稈切断装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】コンバインで収穫作業をするときは、このコンバインが圃場を走行することにより、前部の刈取機の受刃装置に重合した刈刃装置を刃押えメタルで上側から押えると共に、この刈刃装置に装着した駆動メタルにより、左右移動駆動され、これら受刃装置と刈刃装置とにより、圃場の立毛穀稈は刈取りされ、刈取穀稈は後方へ移送されて、脱穀機へ供給されて脱穀する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】刈刃装置に装着した駆動メタルの左・右縁部から刃押えメタルは均等位置に設けられていなく、又、間隔が広いことにより、この切刃装置が受刃装置から浮き上がり、この切刃装置全体に撓みが発生し、刈跡が悪区なったり、又、該駆動メタル部に無理な負荷がかかり、この駆動メタル等の破損の原因になっていたが、この発明により、これらの問題点を解消しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、この発明は、穀稈を切断する受刃装置55に切刃装置56を重合させると共に、該切刃装置56に装着して横移動駆動させる駆動メタル57と、該切刃装置56に重合させて上側から押える刃押えメタル58とを設けたコンバイン等において、該受刃装置55に対して該切刃装置56が設定した最大値横移動したときに該駆動メタル57の左・右縁部(イ),(ロ)から均等な位置の左右両側に該刃押えメタル58,58を設けたことを特徴とするコンバイン等の穀稈切断装置の構成とする。
【0005】
【発明の作用】コンバインで収穫作業をするときは、このコンバインが圃場を走行することにより、前部の刈取機の受刃装置55に重合した切刃装置56を刃押えメタル58で上側から押えると共に、この切刃装置56に装着した駆動メタル57により、左右移動駆動され、これら受刃装置55と切刃装置56とにより、圃場の立毛穀稈は刈取りされ、刈取穀稈は後方へ移送されて、脱穀機へ供給されて脱穀する。
【0006】
【発明の効果】切刃装置56に装着した駆動メタル57の左・右縁部(イ),(ロ)から刃押えメタル58,58は均等位置で左右両側に設けられて、この切刃装置56が受刃装置55から浮き上がらないようにしていることにより、この切刃装置56全体に撓みが発生することもなくなり、刈跡も良好となり、又、該駆動メタル57部に無理な負荷がかかることがなくなり、この駆動メタル57の破損も防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1の前部に装着した刈取機3の前方下部に設ける穀稈切断装置11を図示して説明する。前記コンバイン1の走行車台4の下部には、土壌面を走行する左右一対の走行クロ−ラ5を張設した走行装置6を配設し、該走行車台4上部には、フィ−ドチエン7に挟持されて搬送される刈取穀稈を脱穀し、脱穀された穀粒を選別回収して一時貯留する穀粒貯留タンク7aを横側に装着した脱穀機2を載置している。
【0008】前記脱穀機2の前部には、前端位置から立毛穀稈を分草する先端の分草体9aと分草杆9bとよりなり、左右両側、及び中央部に位置する分草装置9と、この分草された穀稈を引き起す補助引起装置8及び、引起装置10と、引き起された穀稈を掻込む掻込装置13と、掻込みされる穀稈を刈り取る穀稈切断装置11と、刈り取られた穀稈を搬送し、フィ−ドチエン7へ受け渡しする穀稈搬送装置12等を設けた刈取機3は、油圧駆動による伸縮シリンダ14により、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成としている。又、該穀稈切断装置11、該掻込装置13等の前処理部は油圧駆動による左右シリンダ(図示せず)により、左右移動自在な構成としている。
【0009】前記走行車台4上側で脱穀機2側でこの脱穀機2前側には、コンバイン1の走行制御、刈取機3、及び該脱穀機2等を操作制御する操作装置15と、作業者が搭乗する操縦席16等を設けて載置し、この操縦席16の下部には、エンジン17を搭載すると共に、後方には、穀粒タンク7aを設置する。これら走行装置6,脱穀機2,刈取機3,エンジン17等によって、該コンバイン1の機体18を構成している。
【0010】前記刈取機3の穀稈搬送装置12によって形成される穀稈搬送経路中には、刈り取られて搬送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機2へ穀稈供給の有無を検出する穀稈センサ19を設けている。走行車台4の前端部に装架された走行用ミッション20の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ21を設けた構成としている。
【0011】前記操縦席16の横側には、図5,及び図6で示す如く防塵カバ−前60の後端部の左右両側に設けた支持板60aは、防塵カバ−後61に設けた回転軸61aで回転自在に軸支した構成である。該支持板60aには、ストッパ60bを設けると共に、該防塵カバ−前60の内側面には、受板60cを設け、この受板60cで開閉レバ−62a、及び開閉支持板62bを支持した構成であり、この開閉レバ−62aは該防塵カバ−前60に設けた弾性材よりなる防止具63から上方へ突出させた構成である。該開閉レバ−62aと該開閉支持板62bとは一体に構成している。
【0012】前記防塵カバ−前60を開操作するときは、開閉レバ−62aを後方へ引き操作により、開閉支持板62bがストッパ60bからはずれ、更に後方へ引き操作すると、回転軸61aを回転中心として、この防塵カバ−前60が開状態になる構成である。これにより、開閉操作が容易であり、又、安全性も向上する。
【0013】前記補助引起装置8は、図3,図4,図8,及び図9で示す如く左側の引起装置10の前側に着脱自在に設けた構成であり、該補助引起装置8の左右両側の補助引起ケ−ス8a内には補助引起ラグ8bを所定間隔で装着した補助引起チエン8cを内装した構成である。該補助引起ラグ8bは前方下部から前方上部の間では、該補助引起ケ−ス8aから突出して穀稈に作用し、後方側では作用しない構成である。
【0014】前記右側の補助引起ケ−ス8aは、図4で示す如く上部には、伝動ケ−ス33aをボルト等で着脱自在に設けると共に、左右両側の該補助引起ケ−ス8a下部の外側面には、前後両側に切欠部33を設けた下受具33bを装着した構成である。分草装置9の左側の分草杆9bの上側面の左右両側に設けた支持板9cには、前後両側に支持ピン9dを設けると共に、こ各支持板9cの前側面は、補助引起装置8を組付け、及び分解のときに、該補助引起ケ−ス8aの該下受具33b,33bの前側面を案内する板材、又は棒材で形成したガイド9e,9eを設けた構成であり、この各支持ピン9dで該下受具33bの各切欠部33cを受けて、該補助引起装置8を所定位置へ保持して、未刈側の穀稈と刈取する側の穀稈とを分離しながら引起す構成である。
【0015】これにより、前記ガイド9e,9eによって、補助引起装置8を組付け、及び分解が容易である。前側引起装置34は、図14,及び図15で示す如く左右両側の引起装置10,10間の下部に位置させて、中央部の分草装置9の後側に、該分草装置9の分草杆9bで支持させて設けた構成である。該前側引起装置34は、引起ケ−ス34aの前外側面に設け、支持メタル34bで前軸35を軸支した構成である。該引起ケ−ス34aの後外側面にはモ−タ36を設けた構成である。該前軸35の後方部には回転板35aを設け、この回転板35aの外周部近傍には、所定間隔に引起ラグ37aを回転自在に設けている。該モ−タ36の軸36a前方部には、回転板36bを設け、この回転板36bの外周部近傍には、所定間隔に引起ラグ37bを回転自在に設けている。該引起ケ−ス34a内の前後側には、該前軸35、及び該軸36aに変芯させて、筒38a,38bを設けている。
【0016】前記前軸35の後端部には、ギヤ−35bを軸支して設け、モ−タ36の軸36aの前端部には、ギヤ−36cを軸支して設け、これらギヤ−35b,36cは噛合して、回転板35a,36bを介して、前後両側の引起ラグ37a,37bを回転駆動する構成であり、前側の該引起ラグ37a下部から右横側部の間では、筒38aで案内されて引起ケ−ス34aから突出して穀稈に作用し、上部、及び左横側部では、穀稈に作用しない構成である。後側の該引起ラグ37bは下部から左横側部の間では、筒38bで案内されて該引起ケ−ス34aから突出して穀稈に作用し、上部、及び右横側部では、穀稈に作用しない構成である。
【0017】前記掻込装置13は、図10〜図12で示す如く穀稈切断装置11の上側に平面視ハ字形状に設け、この掻込装置13は伝動ケ−ス39内の伝動機構39aにより、この伝動ケ−ス39の端部に下部へ突出させて設けた回転軸39bを回転駆動する構成であり、この回転軸39bの外周部には、回転体40を嵌合させて、該回転軸39bと同時に回転する構成である。該伝動ケ−ス39の下側には、左掻込ケ−ス41を設けた構成である。
【0018】前記回転体40の上部には、上支持板40aを固着してもうけると共に、下端部には、下支持板40bを固着して設け、この上支持板40a上側面には、掻込ホイル42をボルト、及びナット等によって装着して設けた構成であり、この掻込ホイル42は上掻込プ−リ42aと一体に形成した構成である。前記回転軸39bの下部には、複数枚の板バネ39cを挿入して設け、この板バネ39cの下側には、ナット39d、39dを設けると共に、該板バネ39cの上側には、円形状の受板43を設け、この受板43の外径部近傍の左右両側には、ピン43a,43aを固着して設け、この受板43の上側には、円形状で外周部の左右両側に突出部44a,44aを有すると共に、中央部には摩擦面部44bを有する支持板44を設け、この支持板44のこの摩擦面部44bが下支持板40bに当接して、掻込ホイル42を回転駆動する構成である。
【0019】前記左掻込ケ−ス41下側の前部には、下掻込プ−リ42bを回転自在に軸支して設け、この下掻込プ−リ42bと上掻込プ−リ42aとには、掻込爪42dを所定間隔に設けた掻込ベルト42cを掛け渡した構成である。右掻込ケ−ス45下側の後部には、掻込ホイル46を回転自在に軸支して設け、この掻込ホイル46は上掻込プ−リ46aと一体に形成した構成である。該右掻込ケ−ス45下側の前部には、下掻込プ−リ46bを回転自在に軸支し、これら上掻込プ−リ46aと下掻込プ−リ46bとには、掻込ベルト42cを掛け渡した構成であり、該掻込ホイル46は掻込ホイル42と噛合して、この掻込ホイル46を回転駆動する構成であり、47は巻き付き防止パイプである。
【0020】これにより、前記掻込ホイル42と掻込ホイル46との間に、穀稈の詰り等が発生したときは、この掻込ホイル42を下方へ押し下げながら、半回転、又は1回転させることができて、詰っている穀稈の除去が容易にできる。掻込装置48は、図16で示す如く穀稈切断装置11の上側でこの穀稈切断装置11と略平行状態に設け、左右両側には、大型の左掻込ホイル49aと、右掻込ホイル49bとを設けると共に、これら左・右掻込ホイル49a,49b間には、小型の中掻込ホイル50,50を設け、これら順次互に噛合する構成である。
【0021】前記左掻込ホイル49aの上側には、伝動機構39aを内装した伝動ケ−ス39を設け、この左掻込ホイル49aを回転駆動する構成であり、この左掻込ホイル49aの回転駆動により、中掻込ホイル50,50,及び右掻込ホイル49bへと順次回転駆動して、穀稈を掻込みする構成である。前記右掻込ホイル49bの上部は、分草装置9の右側の分草杆9bから上部へ突出させて設けた支持具51aで支持させた構成である。中掻込ホイル50,50の上部は、該分草装置9の中央部の分草杆9bから上部へ突出させて設けた中支持具51bで支持させた構成である。
【0022】これにより、前記分草装置9の左右の分草杆9b,9b間を広くすることができて、2条刈りの刈取機3であっても、常時3条刈りが可能となり、又、駆動系を簡略化できて、コストダウン、及び軽量化が可能である。穀稈検出装置52は、図8,及び図9で示す如く、左側の分草装置9の分草杆9bの上側に設けた構成であり、この穀粒検出装置52は、刈取りする穀稈に接触する左右両側の検出杆52a,52bと、これら検出杆52a,52bによってON−OFFするON−OFFスイッチ方式の検出スイッチ53a,53bとよりなる構成である。
【0023】前記検出スイッチ53a,53bの両者がON状態のときは、刈取機3の穀稈切断装置11,掻込装置13等の前処理部が、刈取りする穀稈に対して適正位置にあると判定する構成であり、又、いずれか一方側がOFF状態であり、他方がON状態のときは、該刈取機3の該前処理部はON側に寄り過ぎていると判定する構成であり、この判定によって該刈取機3の該前処理部を移動させて適正位置へ修正する構成である。
【0024】前記穀稈検出装置52が刈取機3の前処理部が適正位置でないと判定したときは、この前処理部を適正位置にすべく、左右シリンダを作動させて修正制御するが、所定時間が経過しても適正位置に復元されないときは、図7で示す如くコ−ナ旋回時に使用する走行ミッション20内のサイドクラッチ20a,20aをクラッチシフタ20b,20bの作動により、いずれか一方側を入・切操作して適正位置へ復元させる構成である。21aは左右両側の車軸である。
【0025】これにより、大きな走行方向の修正を行うときに、前記左右シリンダによる移動操作での対応では、時間的に間に合わないことが発生していたが、該左右シリンダとサイドクラッチ20a,20aの切操作との両者で走行方向の修正を行うことにより、時間的に間に合わないことを解消することができる。前記走行ミッション20内のいずれか一方のサイドクラッチ20aを切操作して、コ−ナ旋回を行うときに、刈取機3を伸縮シリンダ14で上昇制御させると、この上昇に連動して左右シリンダが作動し、該刈取機3の前処理部を所定の中心位置へ復元させる構成としている。
【0026】これにより、前記刈取機3の前処理部が所定の中心位置へ復元されることにより、旋回後の条合わせが容易である。前記刈取機3の前処理部は、左右シリンダの作動で左右移動して左端部、又は右端部へ移動したときは、この左・右端部への移動を検出する左・右両側には、ON−OFF方式の左・右リミットスイッチ54a,54bを設けた構成である。
【0027】前記左・右リミットスイッチ54a,54bのいずれか一方がON作動すると、このON作動に連動して、走行ミッション20内のいずれか一方のサイドクラッチ20aを切操作して、走行方向を更に修正する構成とするもよい。これにより、前記左右シリンダとサイドクラッチ20a,20aの切操作との両者で走行方向の修正を行うことにより、該サイドクラッチ20a,20aの切操作のみに比較して、作業者の居住性が大幅にアップした。
【0028】前記穀稈切断装置11は図1,及び図2で示す如く分草装置9の下側で、前後方向は掻込装置13の略中央部に位置させて設けた構成である。この穀稈切断装置11は受刃装置55と、切刃装置56と、駆動メタル57と、刃押えメタル58等よりなる構成である。前記受刃装置55は、複数個の受刃55aを泥押しを防止のために板状にしたこの板状の受刃受板55bの上側面に固着した構成であり、この受刃受板55bの左右両端は、分草装置9の左右両側の分草杆9b,9bに固着して設けた取付板9f,9fへボルト、及びナット等によって装着する構成であり、メンテナンスの向上を図っている。
【0029】前記切刃装置56は、複数個の切刃56aを板状の切刃受板56bの下側面に固着した構成であり、この各切刃56aを各受刃55aの上側面へ重合させて、左右移動自在な構成である。前記切刃装置56の切刃受板56bの一方側の上側面には、駆動メタル57を設け、この駆動メタル57の一方側には、伝動メタル59のブッシュ59aを挿入する挿入孔57bを有する後方へ突出する突出部57aを設けると共に、他方側には、下部へ向けて折曲する折曲部57cを設けた構成である。
【0030】前記刃押えメタル58は、上刃押えメタル58aと下刃押えメタル58bとよりなり、この刃押えメタル58の装置位置Bは、受刃装置55に対して切刃装置56が設定した最大値横移動したときに、駆動メタル57の左・右両縁(イ),(ロ)部から均等な位置で左右両側に装着した構成である。該上刃押えメタル58aの一方側は受刃受板55aにボルト、及びナット等で装着し、他方側は該下刃押えメタル58bにボルト、及びナット等で装着し、この刃押えメタル58で切刃装置56を上部より押え、穀稈を切断のときに、この切刃装置56の浮き上がりを防止する構成である。
【0031】前記伝動メタル59は、ロット59b等を介して回動する構成であり、この伝動メタル59の回動により、切刃装置56を左右移動する構成としている。前記切刃装置56の切刃受板56bは、中空の長方形状材を使用して強度アップを図る構成とするもよい。前記脱穀機2は、図13で示す如く上部側には、扱胴22aを内装した脱穀室22と、平面視該脱穀室22の右側に平行し前部側には、二番処理胴24aを内装した二番処理室24を設け、後部側には、排塵処理胴23aを内装した排塵処理室23を設けた構成である。下部側に選別室25を形成し、この選別室25には、揺動選別装置25aを設け、この揺動選別装置25aの下側に送風機26を設けて、該揺動選別装置25aから漏下する揺動選別物を風選別させている。
【0032】前記揺動選別装置25aの後部には、送風機26の風選別と、揺動選別装置25aの揺動選別とによる選別塵埃を共に、機外へ排出する排塵ファン27を設けている。該送風機26からの起風を送風する送風側には、選別済み一番穀粒を移送する一番螺旋28aを内装した一番受樋28と、未脱穀処理物(二番物)を移送する二番螺旋29aを内装した二番受樋29を設けると共に、この二番物を二番処理室24へ揚送する揚送螺旋30aを内装した二番還元筒30を脱穀機2に斜設した構成である。
【0033】前記穀粒貯留タンク7aの一側部には、縦移送用の縦移送螺旋31aを内装した排穀支持筒31を設け、この排穀支持筒31の上端部を支点として、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋32aを内装した排出オ−ガ32は、上下回動、及び左右旋回可能に前後方向へ配設した構成で有る。
【出願人】 【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
【出願日】 平成10年12月4日(1998.12.4)
【代理人】
【公開番号】 特開2000−166348(P2000−166348A)
【公開日】 平成12年6月20日(2000.6.20)
【出願番号】 特願平10−345903