| 【発明の名称】 |
根菜類収穫機の根菜搬送装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】矢野 典弘
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| 【要約】 |
【課題】タッピング移送装置と葉移送装置の移送終端部から圃場へ排出する人葉の切断済み葉部が入力駆動装置へ引掛らないようにしようとするものである。
【解決手段】掘起した根菜類を各移送装置28で引継ぎ後方上部へ移送中の該根菜類を下部から順に設けた各首揃移送装置33、タッピング移送装置34、及び葉移送装置35で引継ぎ挾持移送するこれらタッピング移送装置34、及び葉移送装置35等を回転駆動する入力駆動装置11は、これら両者34,35の移送終端部より、前方下部に位置させて設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 掘起した根菜類(イ)を引継ぎして後方上部へ挾持移送する移送装置28の下部後方に該移送装置28から該根菜類(イ)を引継ぎして挾持移送する下部から順に首揃移送装置33と、タッピング移送装置34と、葉移送装置35等を設けた根菜類収穫機において、該タッピング移送装置34及び該葉移送装置35等を回転駆動する入力駆動装置11を該タッピング移送装置34及び該葉移送装置35の移送終端部より前方下部に位置させて設けたことを特徴とする根菜類収穫機の根菜搬送装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、掘起した根菜類を移送装置で引継ぎして後方上部へ移送中の該根菜類を下部から順に設けた首揃移送装置、タッピング移送装置、及び葉移送装置で引継ぎし挾持移送するこれらタッピング移送装置、及び葉移送装置等を回転駆動する入力駆動装置は、これら両者の移送終端部より前方下部に位置させて設ける技術であり、根菜類収穫機の根菜搬送装置に利用できる。 【0002】 【従来の技術】根菜類が、例えば、人参であったとすると、この人参を収穫作業をするときは、根菜類収穫機を圃場を走行させて、前部で掘起された人参を移送装置で挾持して引き抜くと共に、上方後部へ向けて挾持移送され、この挾持移送中に入力駆動装置によって回転駆動する首揃移送装置、タッピング移送装置、及び葉移送装置へ引継ぎされて挾持移送され、この挾持移送中に人参の葉部が切断され、切断済み葉部はこれらタッピング移送装置、及び葉移送装置で移送終端部まで挾持移送され、終端部から圃場へ排出する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】タッピング移送装置、及び葉移送装置等を回転駆動する入力駆動装置は、これらタッピング移送装置、及び葉移送装置等の移送終端部の下側に設けていることにより、これらタッピング移送装置、及び葉移送装置の移送終端部から排出される人参の切断済み葉部は、この入力駆動装置に引掛って圃場へ排出されないことがあったり、又、この引掛りが原因でこれタッピング移送装置、及び葉移送装置に詰りが発生することがあったが、この発明により、この問題点を解消しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、掘起した根菜類(イ)を引継ぎして後方上部へ挾持移送する移送装置28の下部後方に該移送装置28から該根菜類(イ)を引継ぎして挾持移送する下部から順に首揃移送装置33と、タッピング移送装置34と、葉移送装置35等を設けた根菜類収穫機において、該タッピング移送装置34及び該葉移送装置35等を回転駆動する入力駆動装置11を該タッピング移送装置34及び該葉移送装置35の移送終端部より前方下部に位置させて設けたことを特徴とする根菜類収穫機の根菜搬送装置の構成とする。 【0005】 【発明の作用】人参(イ)を収穫作業するときは、根菜類収穫機を圃場を走行させて、前部で掘起された人参(イ)を移送装置28で挾持して引き抜くと共に、上方後部へ向けて挾持移送され、この挾持移送中にタッピング移送装置34、及び葉移送装置35の移送終端部より、前方下部に位置させて設けた入力駆動装置11によって回転駆動する首揃移送装置33、該タッピング移送装置34、及び該葉移送装置35へ引継ぎされて挾持移送され、この挾持移送中に人参(イ)の葉部が切断され、切断済み葉部はこれらタッピング移送装置34、及び葉部移送装置35で移送終端部まで挾持移送され、移送終端部から圃場へ排出する。 【0006】 【発明の効果】タッピング移送装置34、及び葉移送装置35等を回転駆動する入力駆動装置11は、これらタッピング移送装置34、及び葉部移送装置35の移送終端部より、前方下部に設けたことにより、排出されて落下する人参(イ)の切断済み葉部は、この入力駆動装置11に引掛ることなく直接圃場へ排出されることにより、詰り等の発生もない。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図例は、根菜類(イ)が、例えば、人参(イ)であったとすると、この人参(イ)は圃場から掘起され、この掘起した人参(イ)を移送しながら葉部、及び根部の下方部の所定位置を切断して一時貯留等を行う根菜類収穫機1を図示して説明すると共に、根菜搬送装置6を図示して説明する。 【0008】前記根菜類収穫機1は、走行車両2の一方側の側部外側には、収穫用作業装置3を設け、この収穫用作業装置3は前部に引起装置4、掘起装置5、及び後部の根菜搬送装置6等よりなる構成である。前記走行車両2の車台7の下部には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ7aを張設し、該車台7上部の一方側には、走行操作、及び各種制御操作等を行う操作装置8、及び作業者が搭乗して各種操作等を行う操縦席9等を設け、この操縦席9の下部には、原動機(エンジン)7b等を搭載している。この原動機7bで走行ギヤケース7c内の伝動機構7dを介して該走行クローラ7a,7aを回転駆動する構成である。 【0009】前記車台7上部の後方部には、後述する葉切装置12で人参(イ)の葉の根元部が切断され、又、後述する人参下部切断装置47で根部の下方部の所定位置が切断され、これら両者が切断された切断済み人参(イ)の供給を受けて、操縦席9側の横方向へ向け回転駆動する移送ベルト等を張設してなる第1移送コンベア13、及び回転駆動する移送ベルト等を張設してなる第2移送コンベア14を設け、これら第1・第2移送コンベア13,14は移送終端部へ向けて上り傾斜させて設けている。該第2移送コンベア14の移送終端部の下側で該車台7上側には、両者を介して切断済みの人参(イ)の供給を受け、収納して一時貯留する収納箱15を載置した構成である。 【0010】前記第1・第2移送コンベア13,14は、図4で示す如く伝動ケース17の伝動機構17aから伝動機構17bを介して、該第1移送コンベア13の移送終端部に軸支したプーリ13a、及び該第2移送コンベア14の移送始端部に軸支したプーリ14aを回転駆動する構成である。前記車台7後部の左側には、上方へ突出する断面形状がコ字形状の支持板16を設け、この支持板16の上部には、伝動機構17aを内装した伝動ケース17を回動自在に設けている。この伝動ケース17には、前方下部へ突出する支持板18を設け、この支持板18の前端部には、左右両側に前方下部へ突出する受板19aを固着した取付板19bを装着して設けると共に、この各受板19aの前端部には、前方下部へ突出する補助受板19cを固着した構成である。 【0011】前記左右両側の引起装置4は、上部を伝動ケース17から前方へ突出する伝動機構20cを内装する上受杆20aで支持すると共に、回転駆動させる構成である。下部を補助受板19cから前方へ突出する下受杆20bで支持させている。前記引起装置4は、根菜搬送装置6前部の左右両側に設け、この引起装置4は、左右両側の引起ケース21,21に内装して回転自在な引起チェン22aを張設し、この引起チェン22aには、所定間隔で引起ラグ22bを前側下端部から前側上端部の間は、該引起ケース21,21から突出して、人参(イ)の葉部を引起す引起作用部とし、後側は引起しない非作用部とした構成である。 【0012】前記引起装置4の引起チェン22aの回転駆動は、図4で示す如く伝動ケース17の伝動機構17aから駆動用入力軸22cを介して回転駆動する構成である。前記引起ケース21下部外側面には、人参(イ)の葉部を分離する分草体23を前方へ突出させて設けた構成であると共に、図1で示す如く掘起し高さ、及び畦の凹凸を検出する掘起し高さセンサ24を一方側の該引起ケース21に設けている。この掘起し高さセンサ24は、該引起ケース21の外側面に回動自在に設けた支持板25aに接地プレート25bを装着すると共に、該支持板25aの上端部とポテンションメータ25cとを連結する連結ロット25dよりなる構成である。 【0013】前記掘起し高さセンサ24の接地プレート25bが、圃場迄の高さによって回動すると共に、圃場の凹凸を検出して上下回動し、この回動が該ポテンションメータ25cで検出され、この検出が操作装置8の制御装置10のCPU10aへ図5で示す如く入力され、この検出の入力により、掘起部上昇ソレノイド26b、又は掘起部下降ソレノイド26cの作動により、伝動ケース17の中心位置を上下回動中心26位置として、上下シリンダ26aが作動して、掘起装置5を上下回動制御する構成である。 【0014】前記掘起装置5の上下回動制御に伴って、左右両側の引起装置4、及び根菜搬送装置6等も同時に上下回動制御する構成であり、これらを上下回動する上下シリンダ26a、及びリフト機構の回動板16c、支持杆16d等は、図6で示す如くこれら引起装置4、根菜搬送装置6の平面視右側に設けた構成である。これにより、前記掘起装置5、及び引起装置4等を含めて機体をコンパクトに構成できた。 【0015】前記掘起装置5は、左右両側の補助受板19cに上下調節可能に設けている。この掘起装置5は前方下部へ傾斜して突出する支持杆5aの前端部に、上下方向に所定長さの掘起板5bを装着した構成であり、この左右両側の掘起装置5の掘起板5bで人参(イ)の左右両側を掘起す構成である。前記車台7の支持板16の前部には、前支持板16aを設け、この前支持板16aには、前方へ突出させて支持杆16bを設け、この支持杆16bの前端部には、リフト機構のL字形状の回動板16cを回動自在に装着して設け、この回動板16cの一方側の下端部と、上下シリンダ26aの前端部とを連接させ、他方側の前端部には、支持杆16dの一方側の端部を装着して設け、この支持杆16dの他方側の端部と、受板19aの前端の近傍部とを連接させた構成である。 【0016】前記上下シリンダ26aの作動により、伝動ケース17の上下回動中心26位置を回動中心として、リフト機構の回動板16c、支持杆16d、受板19a、補助受板19c、及び後述する連結板29等を介して、引起装置4、掘起装置5、及び根菜搬送装置6等を自動で上下回動制御する構成である。前記支持板16の上側には、図9で示す如く受具27を設け、この受具27の上側には、伝動ケース17を載置すると共に、この伝動ケース17は上側より締付具27aをボルト等により装着して、回動自在に固定する構成である。この伝動ケース17の上下回動中心26位置を回動中心として、引起装置4、掘起装置5、及び根菜搬送装置6の首揃移送装置33、タッピング移送装置34、葉移送装置35等を同時に上下回動移動する構成である。 【0017】これにより、分解、及び組立が容易になる。前記根菜搬送装置6の移送装置28は、引起装置4の後部の左右両側に設け、この移送装置28の上端の移送終端部は、伝動ケース17の後側に連結板29を介して設けた入力駆動装置11の伝動機構30aを内装した伝動ケース30に、前方上部へ傾斜して突出する入力駆動装置31の伝動機構31aを内装した伝動ケース31bの上側に設けた伝動ケース32に内装した伝動機構32aで支持すると共に、回転駆動する構成である。この伝動ケース30は伝動ケース17の回動によって、該連結板29を介して同時に上下回動する構成である。 【0018】前記入力駆動装置11の伝動機構30aを内装した伝動ケース30は、図1、及び図2で示す如く後述するタッピング移送装置34、及び葉移送装置35の移送終端部より、前方L位置で下部に位置させて設け、これらタッピング移送装置34、及び葉移送装置35で人参(イ)の葉部が切断された切断済み葉部を移送終端部まで挾持移送し、移送終端部から圃場へこの切断済み葉部を排出したときに、この切断済み葉部は該伝動ケース30に引掛ることなく、直接圃場へ排出される構成である。これらタッピング移送装置34、及び葉移送装置35には、切断済み葉部が詰らない構成としている。 【0019】前記移送装置28は、上・下端部に回転自在に軸支した上・下プーリ28b,28cに移送ベルト28aを掛け渡した構成である。掘起装置5で掘起した人参(イ)の葉部は、この移送ベルト28a,28a間で挾持されて上部へ向けて移送する構成であり、この移送途中で首揃移送装置33へ引継ぎする構成である。前記根菜搬送装置6の首揃移送装置33、タッピング移送装置34、葉移送装置35、上伝動装置38、及び葉切断装置12は、人参(イ)を収穫作業状態のときには、圃場面に略平行状態に設けた構成である。又、該タッピング移送装置34と該上伝動装置38との上下関係は、いずれを下部側に設けてもよい。 【0020】前記首揃移送装置33は、移送装置28の後側で移送終端部から所定距離下方に位置させて、左右両側に設けている。この首揃移送装置33の移送終端部は、入力駆動装置11の伝動ケース30に上方へ向けて突出して設けた伝動機構37aを内装した下支持ケース37上側に設けた上伝動装置38の上伝動ケース38aに内装した伝動機構38bで支持すると共に、回転駆動する構成である。 【0021】前記首揃移送装置33は、図7で示す如く左・右両側の支持プレート39の前・後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ39a,39bを設けると共に、これら前・後プーリ39a,39b間には、複数個のV字形状の支持板40の基部を回動自在に設け、この支持板40の両側の先端部には、テンションローラ40a,40aを回転自在に軸支した構成であり、これら前・後プーリ39a,39b、及び各テンションプーリ40a,40aには、移送ベルト39cを掛け渡した構成である。 【0022】前記左右両側の支持プレート39の前端部に装着する前プーリ39aは、この支持プレート39に設けた左右方向の長孔39e部を、左右移動自在な構成として、移送ベルト39cの移送始端部での引継ぎする角度をθ1からθ2へ変更できる構成である。前記移送ベルト39c,39cの直線部間は、所定の隙間を設け、これら移送ベルト39c,39c間で人参(イ)の葉部を挾持して移送する構成であるが、この挾持力は移送装置28,28の移送ベルト28a,28aの挾持力より弱く構成している。 【0023】前記支持板40には、支持ピン40b,40bを固着して設け、又、支持プレート39には、弾性材よりなる略V字形状のスプリング板39dを設け、このスプリング板39dの一端部は、該支持ピン40b,40bで支持した構成であり、各テンションローラ40aを互に弾発して中立位置へ復元する構成である。前記各首揃移送装置33は、各移送装置28の各移送ベルト28a間に、人参(イ)の葉部を挾持して上部へ移送中に、この移送途中で該各首揃移送装置33の該各移送ベルト39c間で、人参(イ)の葉部を挾持して引継ぎする構成であり、この人参(イ)の葉部は両者で挾持され、この各移送ベルト28aにより、更に上部へ移送されることにより、これら各移送ベルト39cの下端部位置まで、この人参(イ)の根部の上部が当接するまで上部へ向けて移動され、首揃えが行われる構成である。 【0024】前記タッピング移送装置34の移送終端部は、上伝動装置38の上伝動ケース38aに上下に突出させて設けた上支持ケース41に内装した伝動機構41aの下側部で支持すると共に、回転駆動する構成である。前記タッピング移送装置34は、首揃移送装置34の上側に所定間隔を設けて平行状態に左右両側に設けると共に、移送始端部は該首揃移送装置33の前後方向の略中央部に位置させ、前後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ42a,42bには、移送ベルト42cを掛け渡した構成であり、左右両側の該移送ベルト42c,42c間には、人参(イ)の葉部を挾持して移送する構成であり、該各首揃移送装置33の各移送ベルト39cと、この各移送ベルト42cとの両者で挾持して移送し、途中からはこの各移送ベルト42cへ引継ぎ挾持して移送する構成である。 【0025】前記タッピング移送装置34の後プーリ42bは、図1で示す如く上伝動ケース41の伝動機構41aの回転軸41bの下端部に軸支すると共に、上端部には葉移送装置35の後プーリ43bを軸支し、これらタッピング移送装置34と葉移送装置35とは、並列に設けると共に、これら駆動側の後プーリ42bと後プーリ43bとのプーリ径は、同じ径に形成した構成である。 【0026】これにより、前記移送装置28から人参(イ)を引継ぎするタッピング移送装置34の移送ベルト42cと葉移送装置35の移送ベルト43cの引継ぎタイミングを一致させたことにより、人参(イ)の移送姿勢が安定し、人参(イ)の根部上側の所定位置の切断が安定する。前記タッピング移送装置34は、図8で示す如く前プーリ42aを前後に調節操作するテンション調節装置42dを設けると共に、挾持移送側の移送始端部のテンションローラ42eは、長孔42fによって前後調節移動可能に構成して、挾持角度θを常に一定に保持する構成である。中間部に設けたテンションローラ42e部にはスクレーパ42hを設けている。42jは非挾持移送側に設けたテンションローラである。挾持移送側で該前プーリ42a側の該テンションローラ42e,42e間の距離L1は、後プーリ42b側の該テンションローラ42e,42e間の距離L2より短くした構成である。 【0027】これにより、前記タッピング移送装置34の前プーリ42aの前後位置を調節可能にしたことにより、移送装置28から人参(イ)の引継ぎタイミングを良好にすることができる。又、移送始端部側に設けるテンションローラ42eを密にしたことにより、人参(イ)の葉部は確実に挾持されることにより、上下移動がなくなり、所定位置を保持して移送され、葉切断装置12へ供給されることにより、常に一定位置を切断することができる。 【0028】前記葉移送装置35の移送終端部は、上支持ケース41に内装した伝動機構41aの上側部で支持すると共に、回転駆動する構成である。この葉移送装置35はタッピング移送装置34の上側に所定間隙を設けて平行状態に設けると共に、移送始端部は該タッピング移送装置34の移送始端部より、所定距離後方に位置させている。 【0029】前記葉移送装置35は、前後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ43a,43bには、移送ベルト43cを掛け渡した構成であり、左右両側の該移送ベルト43c,43c間には、人参(イ)の葉部を挾持して移送する構成であり、各タッピング移送装置34の各移送ベルト42cと、途中からはこの各移送ベルト43cにも引継ぎして、両者で挾持して移送する構成である。又、後述する葉切断装置12の後側部よりは、この葉切断装置12で切断した切断葉のみを移送し、これら各タッピング装置34、及び各葉移送装置35の両者の移送終端部まで移送して、この終端部からこの切断葉を圃場内へ排出する構成である。 【0030】前記葉移送装置35は、図10、及び図11で示す如く後プーリ43bの下側には、この後プーリ43bを軸支する回転軸43dを装着する取付具43eを回動自在に設けた構成である。収穫作業以外のときは、図11の2点鎖線で示す如く回動して収納可能な構成である。これにより、前記葉移送装置35を後方へ長くすることができて、人参(イ)の葉部を確実に圃場へ排出できる。又、収納時は全長が短くなり、収納スペースが小さくなる。 【0031】前記葉移送装置35は、図11で示す如く後プーリ43bを前後に調節操作するテンション調節装置43fを設けると共に、挾持移送側で前プーリ43a側のテンションローラ43j,43j間の距離L1は、該後プーリ43b側の該テンションローラ43j,43j間の距離L2より短くした構成であり、非挾持移送側には、各テンションローラ43mを設けている。 【0032】これにより、挾持位置が安定し、常に一定位置を切断する。前記葉移送装置35の移送ベルト43cの周速は、タッピング移送装置34の移送ベルト42cの周速よりは速くし、人参(イ)の茎葉部が直立姿勢で切断される構成として、切断ミス、及び移送ミス減少させて、高性能の切断性能を得る構成である。 【0033】前記葉移送装置35の後プーリ43bと、タッピング移送装置34の後プーリ42bとは、外形形状は同じ形状で、更に同じプーリ径として、共用使用した構成とすると共に、該葉移送装置35の前プーリ43aとタッピング移送装置34の前プーリ42aと移送装置28の上・下プーリ28b,28cとは、外径形状は同じ形状で更に同じプーリ径として、共用使用した構成であり、コスト低減を図った構成である。又、該葉移送装置35の非挾持移送側の各テンションローラ43mと、該タッピング移送装置34の非挾持移送側の各テンションローラ42jとは、外形形状は同じ形状で、更に同じプーリ径として、共用使用した構成であり、コスト低減を図った構成である。 【0034】前記移送装置35の下側には、図12で示す如く上支持ケース41に回動自在に支持フレーム36を設け、この支持フレーム36と上伝動装置38との間には、弾性体よりなる連結具36aをボルト、及びナット等によって装着した構成である。これにより、作業中に誤って人参(イ)の根部が、前記各葉移送装置35の各移送ベルト43c間に挾持されたときであっても、この各移送ベルト43cは、各連結具36aの弾性作用によって左右回動され、メカロックすることがなくなり、この各移送ベルト43cの損傷を防止できる。 【0035】前記上伝動ケース38は、図13、及び図14で示す如くこの上伝動ケース38と受板19aとを連接する連接具36bをボルト、及びナット等によって装着した構成である。これにより、収穫作業時に切断部の上下振動を防止できることにより、安定した切断ができる。又、簡単な構成で補強ができる。 【0036】前記葉切断装置12は、上伝動装置38の上伝動ケース38aから下部へ突出させて、回転自在に設けた回転軸46の軸端部には、切断刃46aを装着した構成であり、この葉切断装置12は、上下回動中心26位置である伝動ケース17に近接させると共に、首揃移送装置33の移送終端の後側に近接させて設けている。この切断刃46aは、タッピング移送装置34の下側で、該首揃移送装置33の所定位置下位に位置させた構成である。この切断刃46aにより、該首揃移送装置33で首揃えした人参(イ)の葉部の所定位置を切断する構成である。 【0037】前記人参下部切断装置47は、掘起装置5後方上部に前方下部から上方を後部をへ向けて傾斜状態に設け、この人参下部切断装置47は、左右方向に所定間隔で、上下方向に2箇所に山形状を形成した案内杆48aを複数個設けると共に、この2箇所の山形状内には、回転外周部に複数個の切断刃48bを装着した各回転具48cを回転自在に上下に所定間隔を設けて軸支している。 【0038】前記人参下部切断装置47は、各移送装置28の各移送ベルト28a間で挾持されて上部へ移送中の全長の短い人参(イ)の根部の先端部が下側の山形の案内杆48a,48a間に入り、下側の切断刃48bにより、この人参(イ)の根部の先端所定位置を切断する。又、上部へ移送中の全長の長い人参(イ)は、下側の山形の該案内杆48a部は通過し、上側の山形の該案内杆48a,48a間に、この人参(イ)の根部の先端部が入り、この根部の先端所定位置を上側の該切断刃48bによって切断する。人参(イ)の根部の全長により、この根部の先端の所定位置を切断する構成である。 【0039】前記走行車両2の車台7の平面視右側の後部には、図3で示す如くスペア用の収納箱15を載置する補助受枠50を設けた構成である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年12月4日(1998.12.4) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−166346(P2000−166346A) |
| 【公開日】 |
平成12年6月20日(2000.6.20) |
| 【出願番号】 |
特願平10−345899 |
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