| 【発明の名称】 |
蔓処理機 |
| 【発明者】 |
【氏名】桑原 穣
【氏名】黒田 智之
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| 【要約】 |
【課題】人手による操作ピン75の引出しとデバイダ25の引上げ操作という簡易な操作によりデバイダ25を起立収納姿勢となしてその張出し分だけ機体全長を短くできるようにする。
【解決手段】走行機体の前部から後部に渡って茎葉搬送処理部を上り傾斜状に設け、この茎葉搬送処理部の左右各側の前方に切断装置21を配設し、各切断装置21にはデバイダ25が前方への張出状に装設された蔓処理機において、前記デバイダ25を切断装置21の装置フレーム23と同体部位に支点軸72を介してデバイダ25後部回りの上下揺動自在に装着すると共に、このデバイダ25を前方張出し姿勢と起立収納姿勢とに係止させるための位置規制ピン手段73を設け、この位置規制ピン手段73が前記同体部位に固定されたピン案内部74と、この案内部74に案内支持された操作ピン75と、ピン案内部74と操作ピン75の間に装着され操作ピン75を前記デバイダ25に係止する側へ押圧するスプリング76とを有する構成となす。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行機体の前部から後部に渡って茎葉搬送処理部を上り傾斜状に設け、この茎葉搬送処理部の左右各側の前方に切断装置を配設し、各切断装置にはデバイダが前方への張出状に装設された蔓処理機において、前記デバイダを切断装置の装置フレームと同体部位に支点軸を介してデバイダ後部回りの上下揺動自在に装着すると共に、このデバイダを前方張出し姿勢と起立収納姿勢とに係止させるための位置規制ピン手段を設け、この位置規制ピン手段は前記同体部位に固定されたピン案内部と、この案内部に案内支持された操作ピンと、ピン案内部と操作ピンの間に装着され操作ピンを前記デバイダの嵌合部に係止する側へ押圧するスプリングとを有することを特徴とする蔓処理機。 【請求項2】 走行機体の前部から後部に渡って茎葉搬送処理部を上り傾斜状に設け、この茎葉搬送処理部の左右各側の前方に切断装置を配設し、各切断装置にはデバイダが前方への張出状に装設された蔓処理機において、前記デバイダを切断装置の装置フレームと同体部位に支点軸を介してデバイダ後部回りの上下揺動自在に装着すると共に、このデバイダを前方張出し姿勢と起立収納姿勢とに係止させるための位置規制ピン手段を設け、この位置規制ピン手段は前記デバイダと同体部位に固定されたピン案内部と、この案内部に案内支持された操作ピンと、ピン案内部と操作ピンの間に装着され操作ピンを前記装置フレームと同体部位の嵌合部に係止する側へ押圧するスプリングとを有することを特徴とする蔓処理機。 【請求項3】 茎葉搬送処理部の前部下方に畝押さえ機構部を一定大きさの弾力に抗しての上方変位可能に装着したことを特徴とする請求項1又は2記載の蔓処理機。 【請求項4】 茎葉搬送処理部が左右一対の無端状の搬送ベルトを備えると共に、各搬送ベルトが前端プーリ、前中間プーリ、後中間プーリ及び後端プーリに掛け回されており、且つ、茎葉搬送処理部が前中間プーリ及び後中間プーリの各回転中心個所で左右向きへ折れ曲がるようになされた構成であって、各搬送ベルトの茎葉挟持部で前中間プーリと後中間プーリとの間となる個所及び、後中間プーリの直近後側となる個所をそれぞれ独立して搬送ベルト内方から他方の搬送ベルト側へ押圧するための付加テンションプーリを装設したことを特徴とする請求項1〜3記載の何れかに記載した蔓処理機。 【請求項5】 各付加テンションプーリ及びこれの支持アームの上側を覆うためのカバー板を装着したことを特徴とする請求項4記載の蔓処理機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、機体走行中に圃場に植生する甘藷の蔓等を根部から分離させ、後方へ移動させる蔓処理機に関する。 【0002】 【従来技術】機体の前部から後部に渡って茎葉搬送処理部を上り傾斜状に設け、この茎葉搬送処理部の左右各側の前方に切断装置を配設し、各切断装置の前下部から前方へ張出し状に配設されたデバイダを備え、機体の進行中、各切断装置がデバイダにより案内された植生茎葉部を茎葉搬送処理部の左右で切断し、茎葉搬送処理部がこの切断された茎葉部を前部で掻き込み、続いて斜め後方へ搬送し、この搬送過程でその根部から分離させ、後部から排出するように作動する蔓処理機は存在している。 【0003】この処理機をその保管場所から離れた場所で使用するようなときは、自力走行より移動していたのでは時間がかかるため、例えば、軽トラックの荷台に積載して所要の場所まで移動させることが行われている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記した蔓処理機は比較的機体が長いため、軽トラックの荷台に載せる際に前方へ張り出しているデバイダが障害をなすことがある。また、デバイダは一般に細長棒状のものであるから、他物と接触することにより、曲がる等の損傷を受け易いのである。本発明は、斯かる実情に簡便に対処し得る蔓処理機を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明では、走行機体の前部から後部に渡って茎葉搬送処理部を上り傾斜状に設け、この茎葉搬送処理部の左右各側の前方に切断装置を配設し、各切断装置にはデバイダが前方への張出状に装設された蔓処理機において、前記デバイダを切断装置の装置フレームと同体部位に支点軸を介してデバイダ後部回りの上下揺動自在に装着すると共に、このデバイダを前方張出し姿勢と起立収納姿勢とに係止させるための位置規制ピン手段を設け、この位置規制ピン手段は前記同体部位に固定されたピン案内部と、この案内部に案内支持された操作ピンと、ピン案内部と操作ピンの間に装着され操作ピンを前記デバイダの嵌合部に係止する側へ押圧するスプリングとを有する構成となす。 【0006】上記位置規制ピン手段は次のように変形できる。即ち、デバイダと同体部位に固定されたピン案内部と、この案内部に案内支持された操作ピンと、ピン案内部と操作ピンの間に装着され操作ピンを前記装置フレームと同体部位の嵌合部に係止する側へ押圧するスプリングとを有するものとなす。 【0007】上記操作ピンは指で摘みスプリング力に抗して特定方向へ引っ張るのであり、これにより操作ピンはデバイダの係止を解除し、デバイダを支点軸回りの上下揺動自在となす。この状態を保持させて他方の手でデバイダを起立収納姿勢位置へ揺動変位させ、この後、操作ピンを解放する。これにより操作ピンはスプリング力でその付勢方向へ変位され、デバイダを起立収納姿勢に係止させる。この係止状態ではデバイダの先端がこれの張出し姿勢のときに較べ機体後方に位置するのであり、従って機体全長がその分短くなると共にデバイダが他物と接触し難くなる。 【0008】本発明の蔓処理機は、次のようなものとなすのがよい。即ち、茎葉搬送処理部の前部下方に、畝押さえ機構部を一定大きさの弾力に抗しての上方変位可能に装着する。このようにすると、走行機体が走行中に上下に振動しても畝押さえ機構部が畝面と密着した状態を保持して畝からの芋抜けが阻止されるようになる。 【0009】また茎葉搬送処理部が左右一対の無端状の搬送ベルトを備えると共に、各搬送ベルトが前端プーリ、前中間プーリ、後中間プーリ及び後端プーリに掛け回されており、且つ、茎葉搬送処理部が前中間プーリ及び後中間プーリの各回転中心個所で左右向きへ折れ曲がるようになされた構成であって、各搬送ベルトの茎葉挟持部(挟持搬送経路k1を形成する部分)で前中間プーリと後中間プーリとの間となる個所及び、後中間プーリの直近後側となる個所をそれぞれ独立して搬送ベルト内方から他方の搬送ベルト側へ押圧するための付加テンションプーリを装設した構成となす。これによれば茎葉搬送処理部が左右何れかへ折り曲げられたときにおける左右の搬送ベルトの茎葉挟持部の折れ曲がり個所の挟持力の減少を、上記付加テンションプーリが補うものとなる。 【0010】この際、各付加テンションプーリ及びこれの支持アームの上側を覆うものとしたカバー板を装着する。このカバー板は茎葉搬送処理部により搬送される茎葉が付加テンションプーリ及びこれの支持アーム上に落下するのを阻止するものとなる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図1〜図15を参照して、本発明の一実施例を説明する。図1は本発明に係る茎葉処理機の右側面図、図2は前記処理機の平面図である。 【0012】本実施例の茎葉処理機は、走行車両A、畝押さえ機構部B、回動中心伝動機構部C、分草切断部D、及び茎葉搬送処理部Eを備えている。このさい、分草切断部Dは走行車両Aに装設され、また畝押さえ機構部B、回動中心伝動機構部C及び茎葉搬送処理部Eは一体状に結合されると共に走行車両Aに対して支点O廻りの揺動変位可能となされている。 【0013】先ず走行車両Aについて図1、図2、図3及び図4により説明する。ここに図3は茎葉搬送処理部Eを省略した前記処理機の平面図、図4は前記処理機の上部機構を省略した平面図である。 【0014】1はエンジンであり、これの左側にはミッションケース2が固設してある。2aはミッションケース2に装設された変速レバーである。 【0015】ミッションケース2の左側面とエンジン1の右側面とに走行駆動ケース3、3が配設してあり、各走行駆動ケース3、3の後端部はミッションケース2に水平横軸4廻りの揺動調整可能に結合してある。そして各走行駆動ケース3、3の前端部に走行車輪5、5が設けてある。 【0016】6はエンジン1の前部からこれの左右各側の前方へ向けて延出させた前側車両フレームである。左右各側の前側車両フレーム6の長さ途中には、上記回動中心伝動機構部C及び茎葉搬送処理部Eを支持するための枢支部7、7が固設してある。 【0017】各枢支部7近傍に位置した前側車両フレーム6、6個所には下向き支持部材8が固設してある。各支持部材8は複数の固定孔をその長手方向へ列設されており、この固定孔の任意なものに各走行駆動ケース3の前端部がボルト固定されている。各走行車輪4の高さを調整するさいは、走行駆動ケース3の前端部を固定させる固定孔を変更する。 【0018】前側車両フレーム6の後部同体個所からは操縦ハンドル9がエンジン1の上方を経てその後方へ張り出した状態に設けてあり、この操縦ハンドル9には各種の操縦レバーが装着されている。また上記枢支部7、7よりも前方の左右の前側車両フレーム6、6にはゲイジ輪10、10が高さ調整可能に装着してある。 【0019】このような構成とした走行車両Aにおいて、上記エンジン1の動力はミッションケース2に伝達され、ここで変速され、左右の走行駆動ケース3、3を経て各走行車輪5、5に伝達される。 【0020】次に畝押さえ機構部Bについて、図1、図4〜図6により説明する。ここに図5は前記処理機の使用状態を示す正面図、図6は前記処理機の側面視断面図である。 【0021】11a及び11bは左右一対のローラユニットであり、各ローラユニット11a、11bは複数の鼓形ローラ12を前後方向へ配列し、これらローラ12の各々を支持枠13に回転自在に軸着し、この支持枠13を後述の回動中心伝動機構部Cの回動中心伝動ケース14に固定されたU形支持フレーム131に位置調整機構13aを介して固定した構成となしてある。 【0022】これら左右一対のローラユニット11a、11bは前面視ハ字状に配置されると共に、高さ及び左右位置の調整可能に装着されている。 【0023】このような構成となされた畝押さえ機構部Bは、ローラ12により畝面Uの左右を適当に押さえるように作用する。 【0024】次に回動中心伝動機構部Cについて、図1〜図3、図4及び図6により説明する。 【0025】14は左右一対の枢支部7、7の間に架装された回動中心伝動ケースで、これに貫通され前記支点Oに合致された横向き支点軸15を介して支持されると共に、この軸15廻りの揺動自在となされている。 【0026】回動中心伝動ケース14の後面には回転入力軸16aが設けてあり、この回転入力軸16aは上記ミッションケース2の前面に突出された回転取出軸16bに結合軸16を介して連動連結させてある。 【0027】回動中心伝動ケース14の上面からは左右一対の駆動軸17、17が突出されており、駆動軸17、17及び横向き支点軸15は歯車及びチェーン等の伝動機構を介して上記回転入力軸16aと連動連結されている。 【0028】回動中心伝動ケース14と同体のU形支持フレーム131と走行車両フレーム6との間にはネジ式伸縮作動体18が架装してあり、このネジ式伸縮作動体18の入力部に、走行車両フレーム6の右側に前後向きに配設された回転操作軸19の先端を結合させてある。回転操作軸19は長手方向途中を走行車両フレーム6と同体に固定された軸受片20を介して回転自在に支持されると共に、後端部をクランク形に屈曲されて操作部19aとなされている。 【0029】ネジ式伸縮作動体18は操作部19aの回転操作により上下方向へ伸縮作動され、これに連動して回動中心伝動ケース14が水平横軸15廻りへ揺動される。 【0030】次に分草切断部Dについて、図1、図2、図3、図6、図7及び図8により説明する。ここに、図7は前記処理機の使用状態を示す斜視図、図8は一部を拡大した側面視説明図である。 【0031】21及び21は左右各側の前側車両フレーム6、6に装着された蔓切断装置であり、各切断装置21は前部に縦向きのバリカン式切り刃22を設けると共に、外周囲を装置フレーム23で被った構成としている。装置フレーム23の外側部23aは、切断装置21を作動させるための図示しない切断操作レバー(例えば、クラッチレバー)の操作により、図1及び図2に示す閉鎖状態から図7に示すような開放状態に変位され、この開放により切り刃22が露出される。このさい、前記切断操作レバーは二つ設け、各々を左右の各切断装置21、21に専属的に対応させる。 【0032】各切断装置21の下部には前下がり状の上縁を具備した掘起こし板24が縦向きに固定してあり、また堀起こし板24にはデバイダ25が固定してある。このデバイダ25は堀起こし板24から前方へ突出された突出棒25aとこれの先端に後向き上り傾斜状に固定された持上げ用案内棒25bと、突出棒25aから外側へ張り出させた付加棒25cとからなっている。このさい、左右の各案内棒25bは突出棒25aの先端から後述の掻込み部xの左右の各最外箇所へ及ぶものとなされる。 【0033】一方、各切断装置21の上部には上側案内棒26が前向き上り傾斜に設けてある。この案内棒26は矢印方向f1へ揺動されて図8に仮想線k1で示す状態へ収納可能となされている。 【0034】また左右の切断装置21、21の切り刃22は前記横向き支点軸15により駆動されるようになすのであり、このため横向き支点軸15の左右各端部にクランク部27を形成し、左右各側で、このクランク部27と切り刃22の入力部材22aとをリンク部材28で連結させてある。 【0035】次に茎葉搬送処理部Eについて説明する。この処理部Eは図1及び図2に示すように下部挟持搬送経路機構29と上部挟持搬送経路機構30とを具備した茎葉搬送装置31を主体としている。この茎葉搬送装置31は走行車両Aの前部から後部上方に及ぶものであり、また上部挟持搬送経路機構30は前側と後側とに分割し、且つ前側の上部挟持搬送経路機構30Aを掻込み装置と兼用させてある。 【0036】上記下部挟持搬送経路機構29を、図1、図3、図4、図6及び図9により説明すると、次のとおりである。ここに図9は前記処理機の一部を省略した状態の平面図である。 【0037】これらの図に示すように左右一対の駆動軸17、17の各々に前中間プーリ32及びスプロケット33が固定してあり、また切断装置21よりも少し後方箇所に回動中心伝動機構部Cと同体で駆動軸17廻りの若干の揺動変位可能となされたチェーンケース38を介して、左右一対の回転軸34、34を装設し、これら各軸34に前端プーリ35及びスプロケット36を固定している。 【0038】そして左右各側においてスプロケット33とスプロケット34との間に無端状のチェーン37が掛け回してあり、このチェーン37の外周囲を前記チェーンケース38で被っている。 【0039】各駆動軸17にはアーム部材39、39が一定範囲内の水平揺動可能に枢着してあり、また各アーム部材39の後端部に支持軸40が固定してある。各支持軸40には後中間プーリ41を回転自在に装着すると共に付勢アーム部材42を一定範囲内の水平揺動可能に装着している。 【0040】このさい、付勢アーム部材42は二本の筒部材42a、42bを伸縮可能に嵌合させると共にこれらの筒部材42a、42b間にスプリング43を介装し、このスプリング43の弾力で二本の筒部材42a、42bが伸張変位するように付勢したものとなし、また左右の付勢アーム部材42、42間にはスプリングs1、s2(図1)を張架し、これらアーム部材42、42を互いに近接する側に付勢してある。また各アーム部材42にはこれを左右へ振り回すための把手44が固定されている。 【0041】各付勢アーム部材42の後端には回転軸45が一定位置での回転自在に装着してあり、この回転軸45の下端に後端プーリ46が固定してある。そして、左右各側の上記した四つのプーリ32、35、41、46に無端状のゴム質材からなる挟持搬送ベルト47が掛け回してある。 【0042】前端プーリ35と前中間プーリ32との間の左右各側で挟持搬送ベルト47の内方には二つのテンションプーリ49a、49bがチェーンケース38を介して装着され、左右のテンションプーリ49a、49bが左右各側の挟持搬送ベルト47、47の内面側を前後方向の互い違いに押圧し、これらベルト47、47を圧接させている。また前端プーリ35と前中間プーリ32との間の左右各側で各挟持搬送ベルト47の外方側特定位置にも二つのテンションプーリ50、51がチェーンケース38を介して装着され、各ベルト47の外面を押圧してこれを緊張させるものとなしてある。 【0043】また前中間プーリ32と後中間プーリ41の間の左右各側で各挟持搬送ベルト47の外方後側にもテンションプーリ52が設けてある。このテンションプーリ52は、テンションプーリ51の回転中心軸に水平揺動可能に枢着された前側リンク部材53と、支持軸40に水平揺動可能に枢着された後側リンク部材54とを結合させ、この結合箇所に回転自在に軸着してある。 【0044】さらに後中間プーリ41と後端プーリ46との間の左右各側で各挟持搬送ベルト47の内方には2連テンションプーリ55a、55bが設けてある。これらテンションプーリ55a、55bは結合部材56に軸着されており、この結合部材56はこれに対応した各側の付勢アーム部材42に水平揺動可能に装着された湾曲アーム部材57aの先端部に軸着され、図示しないスプリングの弾力によりその対応した左右各側の挟持搬送ベルト47の内面を押圧され、左右の挟持搬送ベルト47、47の前後方向部をこれら左右のテンションプーリ55a、55bで互い違いに圧接させている。 【0045】かくして左右の挟持搬送ベルト47、47は走行車両Aの前部から後部上方に渡ってこれらの対向部が圧接された状態となり、これら対向部間が下部の挟持搬送経路k1をなしている。 【0046】上記掻込み装置30Aを図1、図2、図6、図7及び図9を参照して説明すると、次のとおりである。即ち、左右各側のチェーンケース38の先端部から支持部材58が延長させてあり、支持部材58には二つのプーリ59、60を設け、外側のプーリ59を内側のプーリ60よりも前方下部に位置させている。このさい、外側のプーリ59はその前後位置を調整可能となされる。 【0047】左右の各駆動軸17の上端部にはプーリ61が固定してある。そして、左右各側において三つのプーリ59、60、61に無端状の突起付ベルト62が掛け回してある。このさい、左右の突起付ベルト62、62の突起は図9に示すように同一位置で対向させてもよいし、或いは左右で位置をずらして互い違いに対向させるようになすことも差し支えない。 【0048】左右の突起付ベルト62、62の対向部は図示しない案内部材を介して前後方向の直線状に移動するようになされ、この対向部間が前側の上側挟持搬送経路k2をなしている。 【0049】また左右の突起付ベルト62、62の前縁は平面視前拡がりのハ字形をなす掻込み部xとなしてある。さらに各突起付ベルト62の上面には、前部案内覆い板63がこのベルト62を被った状態となされ且つチェーンケース38と同体に固定されている。 【0050】次に後側の上部挟持搬送経路機構30Bを図1、図2、図6及び図9により説明する。図6及び図9に示すように左右各側の付勢アーム部材42の後側の筒部材42bの前部上面に支持部材64が固定してあり、この支持部材64の下方にプーリ65が回動自在で前後位置の調整可能に軸着してある。一方、左右各側の付勢アーム部材42の後端部の回転軸45の上端部にもプーリ66が固定してある。 【0051】そして、左右各側において、前後の二つのプーリ65、66に無端状の突起付ベルト67が掛け回されている。左右の突起付ベルト67、67の対向部は掻込み装置30Aの場合と同様に図示しない案内部材を介して前後方向の直線状に移動するようになされており、この対向部間が後側の上側挟持搬送経路k3をなしている。 【0052】各突起付ベルト67の上面には、後部案内覆い板68がこのベルト67上を被った状態となされ且つ、後側アームフレーム42を構成した筒部材42bと同体に固定させてある。 【0053】この上部挟持搬送経路機構30Bの上部特定位置、即ち後部案内覆い板68、68の前部上面でプーリ65、65の概ね中心上に図1及び図2に示すように縦軸69、69が固設してあり、これら各縦軸69、69に案内ローラ70、70が回転自在に装着してある。 【0054】上記のように構成した茎葉搬送処理部Eの作動及び取扱いを説明する。左右の駆動軸17、17の回転は前中間プーリ32、32を回転させると共にチェーン37、37を介して前端プーリ35、35をも回転させ、これらのプーリ32、35の回転が下側の左右の挟持搬送ベルト47、47を回転させる。 【0055】また、各駆動軸17と同体に回転されるプーリ61、61は掻込み装置30Aの突起付ベルト62、62を回転させ、また各挟持搬送ベルト47と連動して回転される後端プーリ46、46はプーリ66を介し後側の上部搬送経路30Bを形成した突起付ベルト67、67を回転させる。 【0056】掻込み装置30Aの前縁をなす掻込み部xは芋蔓等を下部挟持搬送経路k1及び前側の上部挟持搬送経路k2の前部に掻き集め、これら挟持搬送経路k1、k2はこの掻き集められた芋蔓等を後方上り傾斜状に挟持搬送する。そして芋蔓等が前側の上部挟持搬送経路k2を経た後は、下部挟持搬送経路k1及び後側の上部挟持搬送経路k3が継続して後方上り傾斜状に挟持搬送する。 【0057】挟持搬送装置31の後部を左右へ振り回すさいは把手44等を持って行うのであり、これにより、左右のアーム部材39、39が各駆動軸17、17廻りへ揺動されると共に、左右の付勢アーム部材42、42が各支持軸40、40廻りへ揺動される。このさいの茎葉搬送装置31の折れ曲がり角度は図示しない適宜な係止機構を介して複数の任意な大きさに択一的に設定されるものとなる。 【0058】次に本実施例における分草切断部Dの特徴的構成を図1、図2、図8、図10及び図11により説明する。ここに図10は左側の蔓切断装置21の要部を示す拡大正面図、図11は前記掘起こし板24の一部を拡大した図である。 【0059】左右の各デバイダ25はその後部回りの揺動変位自在となすのであり、このため図8及び図10に示すように、前側車両フレーム6に固定された各蔓切断装置21の装置フレーム23と同体の下部張出し部23bの下面に縦支持板71を固着すると共に、この縦支持板71の外面側に前記掘起こし板24を左右向きの支点軸72を介し上下揺動自在に装着してある。 【0060】そして前記下部張出し部23bの先端にデバイダ25を位置決めするための位置規制ピン手段73が設けてある。この位置規制ピン手段73は、前記下部張出し部23bに円筒状のピン案内部74を固着すると共にこのピン案内部材74の内孔内に摘み部付の操作ピン75を摺動変位自在に挿入し、この操作ピン75とピン案内部74と間に圧縮スプリング76を介装することにより操作ピン75がスプリング76の弾力で機体外方側f2へ押圧される構成としてある。 【0061】一方、前記掘起こし板24の下部で支点軸72の前方にはデバイダ25が図1及び図2に示すような前方張出し姿勢となっているときに前記操作ピン75の外方端が嵌入するものとなる上側嵌合孔aが設けてあり、また前記掘起こし板24の上部で支点軸72の前方にはデバイダ25が図8に仮想線k2で示すような起立収納姿勢となっているときに操作ピン75の外方端が嵌入するものとなる下側嵌合孔bが設けてある。 【0062】この際、起立収納姿勢となされたデバイダ25の突出棒25a先端は図1等に示す前向き上り傾斜の使用時姿勢の上側案内棒26の先端よりも一定寸法c(数cm程度)だけ機体後方へ位置するものとなす。また上側嵌合孔aは図11に示すように掘起こし板24に複数の円形孔76を少しづつ離して明けることにより形成され支点軸72を曲率中心とする円弧状長孔となされており、任意の円形孔76個所に操作ピン75の外方端を嵌合させることで操作ピン75が孔長さ範囲におけるその円形孔76位置に保持されるようになされている。 【0063】上記のような構成としたデバイダ25の取扱い例及びその際の作動を説明すると、デバイダ25を図8に実線で示す前方張出し姿勢から仮想線k2で示す起立収納姿勢に変更させるときは操作ピン75を指で摘んで機体内方側f3へスプリング76の弾力に抗して引っ張るのであり、この際、ピン案内部74は操作ピン75の機体内方側f3への変位を一定量だけ許容する。従って、操作ピン75の外方端は上側嵌合孔aから抜け出るものとなり、デバイダ25は支点軸72回りへ揺動自在となる。 【0064】この揺動自在状態を保持したまま、他方の手でそのデバイダ25を引き上げて起立収納姿勢となし、この姿勢を保持して操作ピン75を解放する。この際、ピン案内部74は操作ピン75の機体外方側f2への移動を案内し、スプリング76はピン案内部74に案内された操作ピン75を機体外方側f2へ押圧変位させる。これにより、操作ピン75の外方端が下側嵌合孔bに嵌入するものとなり、デバイダ25は起立収納姿勢に固定される。 【0065】一方、デバイダ25を起立収納姿勢から前方張出し姿勢にするときは上記の逆を行うのであり、これにより、操作ピン75の外方端が上側嵌合孔aに嵌入するものとなり、デバイダ25は前方張出し姿勢に固定される。この際、操作ピン75を嵌入させる円形孔76を任意に変更することにより、突出棒25aの傾斜角度は異なったものとなされる。 【0066】次に本実施例における畝押さえ機構部Bの特徴的構成を図4、図5、図6、図12及び図13により説明する。ここに図12は左右のローラユニット11a、11bと畝Uの関係を示す正面図、図13は左側のローラユニット11bを示す側面図である。 【0067】図12に示すように、左右のローラユニット11a、11bの各支持枠13の内方側には取付片77を介して前後向きの案内規制棒78が一本づつ固着されており、これら一対の案内規制棒78、78は芋の抜け上がり規制具をなすものである。 【0068】各ローラユニット11a、11bを任意高さに固定させるための前記位置調整機構13aは図4に示すように、U形支持フレーム131に固着されたピン固定手段dと、ピン孔を列設された被固定部材eからなり、被固定部材eはピン固定手段dのピンをピン孔に挿通されることにより複数の任意な高さに固定されるものとなされ、また被固定部材eと支持枠13とは図12及び図13に示すように平行リンク機構79及び圧縮スプリング80を介して下向きへ付勢されており且つスプリング80の弾力に抗しての上下変位可能に結合されている。 【0069】この際、平行リンク機構79は支持枠13の上面に下リンク板81を固定すると共に前記被固定部材eの下端に上リンク板82を固着し、この上リンク板82と下リンク板81の前部同士を前リンク部材83により、そして後部同士を後リンク部材84により軸を介して結合した構成となし、またスプリング80は上リンク板82と前リンク部材83との間に圧縮状態で装着し、前リンク部材83が軸g回りの矢印方向f4へ揺動することに抗するように作用するものとなす。 【0070】上記畝押さえ機構部Bの作用について説明すると、ローラユニット11a、11bのローラ12が畝Uに当接されてない自由状態では、平行リンク機構79の上リンク板82と下リンク板81はスプリング80の弾力等により最大距離となって保持されるのであり、従ってローラ12群は上リンク板82に対し一定距離h(図13参照)だけ下方に位置した状態となる。 【0071】一方、ローラユニット11a、11bの使用状態ではこれらのローラ12群は図5及び図12に示すように畝Uに圧接されるのであり、この状態ではスプリング80が圧縮されて上リンク板82と下リンク板81が前記自由状態のときよりも近接した状態となる。この状態の下で機体が振動して上昇したときは、被固定部材eが上方へ引き上げられるものとなるが、この引き上げによりローラ12と畝Uとの圧接力が減少するため、スプリング80が弾力伸張して上リンク板82と下リンク板81とを押し離すようになり、ローラ12群と畝Uとの圧接は保持されるのであり、逆に機体が振動して下降したときは、被固定部材eが下方へ押し下げられるものとなるが、この押し下げによりローラ12群と畝Uとの圧接力が増加するため、スプリング80が弾力圧縮されて上リンク板82と下リンク板81を近接させるようになり、従ってこの場合もローラ12群と畝Uとの圧接は保持されるのである。 【0072】次に本実施例における下部挟持搬送経路機構29の特徴的構成を図2、図3、図6、図14及び図15により説明する。ここに図14は前中間プーリ32及び後中間プーリ41の周辺を示す側面図、図15は前中間プーリ32及び後中間プーリ41の周辺を示す平面図である。 【0073】図14及び図15に示すように、一対の各駆動軸17を包囲する軸受筒85部分で前中間プーリ32上方に位置する個所に駆動軸17回りへの揺動自在となされた前支持アーム86が装着してあり、この支持アーム86の先部に前側の付加テンションローラ87が回転自在に軸着してあり、また後中間プーリ41の回転中心軸88を包囲する軸受筒89部分で後中間プーリ41の上方に位置する個所に回転中心軸88回りへの揺動自在となされた後支持アーム90が装着してある。 【0074】この際、前支持アーム86は、図示しないスプリングにより付加テンションローラ87aがその対応する搬送ベルト47の内側を他方の搬送ベルト47側へ押圧するように付勢されるものとなし、また後支持アーム90はスプリング91により付加テンションローラ87bがその対応する搬送ベルト47の内側を他方の搬送ベルト47側へ押圧するように付勢されるものとなす。 【0075】また前支持アーム86にはこのアーム86及び付加テンション87aの上方を覆うものとした平板状の前カバー板92が固定してあり、このカバー板92は楕円形を半分にした形状となされている。そして後支持アーム90にもこのアーム90及び付加テンションローラ87bを覆うものとした平板状の後カバー板93が固定してあり、このカバー板93は概ね楕円形となされている。この際、前カバー板92はその後端が後カバー板93の基部に達する程度の長さとするのがよい。 【0076】上記した下部挟持搬送経路機構29についての作動を説明すると、この搬送経路k1(図3参照)途中で前中間プーリ32と後中間プーリ41との間個所は一対の搬送ベルト47、47による挟持力が減少しがちとなるのであるが、前側の左右の付加テンションプーリ87a、87aが常に左右の搬送ベルト47、47を近接させるように作用するため、前中間プーリ32と後中間プーリ41との間における搬送ベルト47、47による挟持力は確実に維持される。 【0077】また茎葉搬送処理部Eがその後部を左右何れかへ振られて前中間プーリ32と後中間プーリ41の回転中心回りに折り曲げられると、後中間プーリ41の直後における左右の搬送ベルト47、47による挟持力が減少しがちとなるが、後側の左右の付加テンションプーリ87b、87bが常に左右の搬送ベルト47、47を近接させるように作用するため、後中間プーリ41の直後における左右の搬送ベルト47、47による挟持力は確実に維持されるのである。 【0078】次に上記のように構成した本発明に係る茎葉処理機の使用例及び作動について説明する。この処理機を遠隔地で使用する場合は、機体を軽トラック等の荷台に積載して目的地まで運搬する。 【0079】荷台への積載に際しては、デバイダ25及び上部案内棒26を図8に仮想線k1、k2で示すような前方非張出し姿勢にする。このようにすれば、機体全長が例えば数十cm程度短くなってその積載が容易となり、またデバイダ25が荷台等と接触して曲がる等の損傷を防止される。 【0080】目的地に到着したならば、機体を荷台から降ろし、上部案内棒26を図8に実線で示す前方張出し姿勢に変化させると共に、デバイダ25を上記の逆の手順で同様に前方張出し姿勢に変化させる。 【0081】この状態となされた機体は、畝U(高畝或いは平畝)に列状に甘藷を植えられた圃場上で左右の走行車輪5、5が一つの畝Uを跨ぐように位置される。これにより左右の分草切断部Dは図5及び図7に示すように左右の畝溝m、m内に位置される。この状態の下で、分草切断部Dの高さが最適となるようにゲイジ輪10、10の高さを必要に応じて調整する。 【0082】また必要に応じ操作部19aを回転させて、茎葉搬送処理部Eを支点O廻りへ揺動させ、その前部の畝面からの高さを調整する。かくして茎葉搬送処理部Eの前部は畝Uの上面から凡そ数cm程度離れた状態となされる。この後に位置調整機構13aを操作する等して、左右の畝押さえローラユニット11a、11bの高さを調整し、畝押さえ機構部Bのローラを畝Uの上面に圧接させる。 【0083】次にエンジン1を作動させ、各部を作動状態として機体を前進させる。これにより、デバイダ25、25の突出棒25aは地面の1〜3cm程度の深さを進行して、畝溝m内に根付いた芋蔓wを地面から浮上させ、続いて持上げ用案内棒25b、25bが徐々に高く持ち上げる。また掘り起こし板24や付加棒25cも根付いた蔓を上方へ持ち上げる。これにより、案内棒25b、25bや付加棒25c及び掘り起こし板24は芋蔓wを後方へ案内しつつ抜き上げ、蔓切断装置21の切り刃22や掻込み部xへ案内するものとなる。 【0084】芋蔓wは各切断装置21の切り刃22に達したとき切断され、切断装置21、21間の内外に分離される。切断装置21、21の内方に存在するものとなった芋蔓等wは持上げ用案内棒25bに案内されて掻込み部xに円滑に移動される。 【0085】掻込み部xは左右の切断装置21、21の間の畝面上に繁茂した芋蔓wや、案内棒25bが案内してきた芋蔓wを中央へ掻き集めて自身の搬送経路、即ち前側の上部搬送経路k2内に移動させ、且つこれと同時に下部挟持搬送経路k1の前部に供給する。 【0086】前側の上部搬送経路k2及び、下部搬送経路k1はこのように移動され或いは供給された芋蔓wを後方上り傾斜方向へ挟持搬送する。このさい、芋蔓wは上部搬送経路k2の上方へ大きく盛り上がった嵩張り状態で移動されるが、上部搬送経路k2及び下部搬送経路k1により上下の二カ所を挟持され、しかも掻込みフレーム63の上面で支持されるため安定的に搬送されるものとなる。 【0087】この搬送中、下部搬送経路k1は特に強い力で芋蔓wを挟み付けて上方へ移動させると共に畝押さえ機構部Bが的確に畝Uに圧接するものとなって芋抜けを規制するため、やがて芋蔓wの茎元に強大な引上げ力を付与するのである。従って、この茎元は芋抜け上がり規制具をなす左右の案内規制棒78、78間を後方へ移動しつつ、やがて引きちぎられて芋部と分離される。 【0088】この際、芋蔓と一緒に芋が抜き上げられることがあるが、この芋は左右の案内規制棒78、78で上昇を規制されるため茎元から分離され地中に残されるものとなる。 【0089】このように分離されて自由状態となった芋蔓wの放出位置は挟持搬送装置31の後端部の左右位置で決定されるのである。例えば、処理中の畝U上に放出する場合は挟持搬送装置31を前後方向の直線状に保持し、またこの畝Uから離れた左右側位置に放出する場合は把手44を持って挟持搬送装置31の後部を左右へ振り回して下部挟持搬送経路k1及び上部挟持搬送経路k2、k3を適当角度に折り曲げた状態に保持する。 【0090】下部挟持搬送経路K1及び前側の上部搬送経路k2で搬送されている自由状態の芋蔓wはやがては挟持搬送装置31の折れ曲がり位置p(図3)に達する。この位置に達した芋蔓wの上部は、前記折れ曲がり位置pが左右何れかの側へく字形に折り曲げられていると、折り曲げ半径の内方側へ、その自重によりこぼれ落ちようとするが、案内ローラ70がこれを支持して上方へ円滑に案内するため、芋蔓wはこの折れ曲がり位置pを支障なく安定的に通過するものとなる。 【0091】この後は、下部挟持搬送経路k1及び後側の上部搬送経路k3がこの芋蔓wをその搬送終端まで搬送し落下させる。かくして芋蔓wは畝単位で能率的且つ的確に除去されるのであり、甘藷の収穫は省力的に行われる。 【0092】上記実施例のデバイダ関連構造では、位置規制ピン手段73が蔓切断装置21の装置フレーム23側に設けたが、これに代えて掘起こし板24側に設けることも差し支えないのであり、この際は装置フレーム23に固定された縦支持板71を比較的大きくなし、これに操作ピン75の嵌合される嵌合孔a、bを設ける。 【0093】 【発明の効果】上記した本発明によれば、操作ピンの引出し操作とデバイダの引上げ操作という簡易な操作によりデバイダを起立収納姿勢となすことができ、これによりデバイダの張出し分だけ機体全長を短くできて軽トラックの荷台等に積載し易いものとなり、またデバイダが他物と接触して曲がる等といった損傷を受けるのを防止することができる。 【0094】請求項2によればデバイダの起立収納機構が構造簡易となり、請求項3によれば芋抜け規制作用が的確に得られるものとなり、請求項4によれば茎葉搬送処理が的確に行われるものとなり、請求項5によれば茎葉搬送処理部により搬送される芋蔓が付加テンションローラやこれの支持アーム上に落下し絡み付くのを阻止し得るものとなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005164 【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年11月20日(1998.11.20) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−152711(P2000−152711A) |
| 【公開日】 |
平成12年6月6日(2000.6.6) |
| 【出願番号】 |
特願平10−330594 |
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