| 【発明の名称】 |
刈刃体 |
| 【発明者】 |
【氏名】馬場 幸一
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| 【要約】 |
【課題】ナイロンコードを採用した刈刃体において、コードの装着構造を簡素にし、且つコード数を多くする。
【解決手段】機器取付円盤(1,2)の外周部に放射状にして且つ近接して設けた複数対のコード装着孔21を形成し、対となっているコード装着孔の内周側出口中間にコード折り返し突起15を形成し、ナイロンコード3を、前記対の装着孔に外周側が端部となるようにU状に挿着し、中間部分を突起に係止して逆U状に迂回させて取付円盤とナイロンコードを一体化してなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 機器取付円盤と、カッター用ナイロンコードとからなり、機器取付円盤が、中央に機器装着用透孔を穿設し、外周部に放射状にして且つ近接して設けた複数対のコード装着孔を形成し、対となっているコード装着孔の内周側出口中間にコード折り返し突起を形成してなり、ナイロンコードを、前記対の装着孔に外周側が端部となるようにU状に挿着し、中間部分を突起に係止して逆U状に迂回させて取付円盤とナイロンコードを一体化してなることを特徴とする刈刃体。 【請求項2】 機器取付円盤を、ベース円板とリング状外周板とで形成して外周部分を二枚重ね状にすると共に、前記外周部分の重合間にコード装着孔を設け、ベース円板に前記コード装着孔に連続する凹溝を設けると共に、凹溝間に突起を形成してなる請求項1記載の刈刃体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、草等を含む回転刈払い機に使用する刈刃体に関するものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】草刈り機は、手持若しくは乗用の機械で、適宜な動力源を備え、回転部に草刈り刃体を装着し、刃体の回転で草刈りを行うものであり、刃体は、円盤の外周部分に刃を形成したディスクタイプと、回転部よりナイロンコードを繰り出してナイロンコードで刈り払いを行うコードタイプが多用されている。 【0003】特にナイロンコード刃体を採用した場合には、建物周囲箇所、塀際、大木の根本等の草刈りを綺麗に行うことができる利点がある。そしてナイロンコードを採用した刈刃体におけるナイロンコードの止着手段としては、刈刃体本体内のリールに装着してコードを繰り出す方式(特開平5−168328号他)が多用されているが、コードの摩耗による取り替えが不便であり、また草刈り効率を高めるためにコードの数を増加させようとすると、刃体自体が厚い構造となってしまい取り扱いに不便である。 【0004】また特開平7−177812号公報には、円盤外周に設けた3個の円形突起の各隙間にコードを迂回係止する手段が開示されている。しかしコードが抜けないようにしっかり装着するには、手間が掛かり、また多数のコードを放射状にもうけようとしても限界がある。 【0005】そこで本発明は、コードの数が多く、且つ摩耗によるコードの取り替え装着が容易で、而も使用時におけるコードの離脱を防止した新規な刈刃体を提案したものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係る刈刃体は、機器取付円盤と、カッター用ナイロンコードとからなり、機器取付円盤が、中央に機器装着用透孔を穿設し、外周部に放射状にして且つ近接して設けた複数対のコード装着孔を形成し、対となっているコード装着孔の内周側出口中間にコード折り返し突起を形成してなり、ナイロンコードを、前記対の装着孔に外周側が端部となるようにU状に挿着し、中間部分を突起に係止して逆U状に迂回させて取付円盤とナイロンコードを一体化してなることを特徴としたものである。 【0007】従って各対の装着孔毎にナイロンコードが外部に張り出すことになり、多数の切り刃を備えた刈刃体となるものである。而もナイロンコードは、装着孔に挿通し突起部分で急角度カーブの折り返しとなるので、コードを外部より引っ張っても容易に抜けることがない。 【0008】 【発明の実施形態】次に本発明の実施形態について説明する。実施形態に示した刈刃体は、機器取付円盤を構成するベース円板1及びリング状外周板2と、取付円盤に装着するナイロンコード3からなるものである。 【0009】ベース円板1及びリング状外周板2は、重ね合わせて一体とするもので、特にリング状外周板2には、その中心位置から放射状にして且つ近接して設けた対の凹部を、複数(図示例は四対)形成し、ベース円板(外周部11)1とで当該凹部をコード装着孔21としたものである。 【0010】ベース円板1は、中央に機器装着用透孔12を穿設し、リング状外周板2との重合部分の内周部13は、外周部11との間に段差を介して内周部13を高くし、当該内周部13において、前記リング状外周板2との境界付近に、コード装着孔21の延長部分に、コード装着孔21に連続する凹溝14を設け、更に凹溝14の間にコード折り返し突起15を形成してなる。 【0011】ナイロンコード3は、矩形や星形断面で切刃として使用する適宜な材質で形成され、適宜長さにして前記機器取付円盤に装着するもので、対の一方のコード装着孔21から差し入れて、凹溝14から取り出し、更に他方のコード装着孔21に差し入れて先端を外周方向に突出させ、内周部13上に位置するコード2の折り返し部分を、突起15と外周板2の内縁との間に圧入するものである。 【0012】而して前記の刈刃体は、コード3が円盤から放射状に8本突出することになり、草刈り本体に装着し、回転させることで効率的な草刈りを行うことができる。特にコード3は、円盤に装着した中間部分が、急角度カーブの折り返しとなるので、外周方向に強く引っ張っても抜けることが無く、突起15での折り返しを解除すると、内方から容易に抜き取ることができ、更に凹溝14によって前記のコードの抜き差し作業がスムーズに行うことができる。 【0013】 【発明の効果】以上のように本発明は、機器取付円盤の外周部に放射状にして且つ近接して設けた複数対のコード装着孔を形成し、対となっているコード装着孔の内周側出口中間にコード折り返し突起を形成し、ナイロンコードを、前記対の装着孔に外周側が端部となるようにU状に挿着し、中間部分を突起に係止して逆U状に迂回させて取付円盤とナイロンコードを一体化してなる刈刃体で、刈刃となるナイロンコードを多数外部に張り出すことができて刈り込み効率に優れ、且つコードの着脱が容易であると共に、容易に抜けることがない等優れた刈刃体を提供できるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591277533 【氏名又は名称】バクマ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年9月10日(1998.9.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100084102 【弁理士】 【氏名又は名称】近藤 彰
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| 【公開番号】 |
特開2000−83439(P2000−83439A) |
| 【公開日】 |
平成12年3月28日(2000.3.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−256653 |
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