| 【発明の名称】 |
コンバイン |
| 【発明者】 |
【氏名】古田 東司
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| 【要約】 |
【課題】吸排塵フード(23)及び排塵フード(24)を着脱させる作業性の向上を容易に図ることができると共に、前記各フード(23)(24)の連結構造及びフィーダハウス(18)への取付け構造などの簡略化を図る。
【解決手段】脱穀部(4)前側にフィーダハウス(18)を介して穀物ヘッダ(17)を昇降自在に装設させ、掻込用リール(19)及び刈刃(20)及びプラットホームオーガ(21)を穀物ヘッダ(17)に設けると共に、運転席(12)を備える運転台(11)を設け、またフィーダハウス(18)から内部の粉塵を取出す吸排塵ファン(26)を設けるコンバインにおいて、吸排塵ファン(26)を内設させる吸排塵フード(23)をフィーダハウス(18)上面に設け、吸排塵フード(23)に上部を連通させる排塵フード(24)をフィーダハウス(18)側面に設けると共に、フィーダハウス(18)上面と排塵フード(24)上端の高さを略等しく形成し、吸排塵フード(23)の排塵側を排塵フード(24)に内挿させたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 脱穀部前側にフィーダハウスを介して穀物ヘッダを昇降自在に装設させ、掻込用リール及び刈刃及びプラットホームオーガを穀物ヘッダに設けると共に、運転席を備える運転台を設け、またフィーダハウスから内部の粉塵を取出す吸排塵ファンを設けるコンバインにおいて、吸排塵ファンを内設させる吸排塵フードをフィーダハウス上面に設け、吸排塵フードに上部を連通させる排塵フードをフィーダハウス側面に設けると共に、フィーダハウス上面と排塵フード上端の高さを略等しく形成し、吸排塵フードの排塵側を排塵フードに内挿させたことを特徴とするコンバイン。 【請求項2】 排塵フードの前面側上下幅に対して後面側上下幅を短く形成したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は例えば稲または麦または大豆などを収穫するコンバインに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、実開昭60−168328号公報に示す如く、穀物ヘッダで刈取った穀稈をフィーダハウスを介して脱穀部に供給するコンバインがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、穀稈刈取作業時に穀物ヘッダで発生する粉塵が運転席の作業者に飛散し易い不具合があると共に、収穫作業途中で圃場枕地に到達し、次工程位置に方向転換するとき、刈取部を上昇させて持上げることにより、吸排塵ファンが高位置に支持されて高所に排塵が放出される不具合がある等の作業上の問題がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、脱穀部前側にフィーダハウスを介して穀物ヘッダを昇降自在に装設させ、掻込用リール及び刈刃及びプラットホームオーガを穀物ヘッダに設けると共に、運転席を備える運転台を設け、またフィーダハウスから内部の粉塵を取出す吸排塵ファンを設けるコンバインにおいて、吸排塵ファンを内設させる吸排塵フードをフィーダハウス上面に設け、吸排塵フードに上部を連通させる排塵フードをフィーダハウス側面に設けると共に、フィーダハウス上面と排塵フード上端の高さを略等しく形成し、吸排塵フードの排塵側を排塵フードに内挿させたもので、吸排塵フード及び排塵フードをフィーダハウスの上面と側面を利用して容易に固定し得、前記各フードの大型化並びにフィーダハウス排塵効率の向上などを容易に図り得、フィーダハウス上面に吸排塵フードを着脱させる作業性の向上を容易に図り得ると共に、前記各フード連結部から排塵風が漏れ出るのを容易に防止し得、前記各フードの連結構造及びフィーダハウスへの取付け構造などの簡略化を容易に図り得ることができる。 【0005】また、排塵フードの前面側上下幅に対して後面側上下幅を短く形成したもので、排塵フード下端側の下向き開口を後向きに傾斜させて開放させ得、前方の穀物ヘッド方向への排塵を容易に低減し得るものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は要部の断面図、図2は全体の側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)を有するトラックフレーム(3)に装備する機台、(4)は扱胴(5)及び選別機構(6)を備えていて前記機台(1)に搭載する脱穀部、(7)は揚穀筒(8)を介して取出す脱穀部(4)の穀粒を溜める穀物タンク、(9)は前記脱穀部(4)の下部前方に油圧シリンダ(10)を介して昇降可能に装設する刈取部、(11)は運転席(12)及び運転操作部(13)を備えていて前記穀物タンク(7)の前方に固設させる運転台、(14)は前記穀物タンク(7)の後方に備えていてエンジン(15)を内設するエンジン室、(16)は前記穀物タンク(7)内の穀粒を取出す穀粒搬出オーガである。 【0007】また、前記刈取部(9)は、未刈り穀稈を取入れる穀物ヘッダ(17)と、該ヘッダ(17)の後部略中央に連結させて刈取り穀稈を脱穀部(4)に送給するフィーダハウス(18)によって構成すると共に、未刈り穀稈掻込み用リール(19)及び往復駆動型刈刃(20)及びプラットホームオーガ(21)とを前記穀物ヘッダ(17)に備え、前記ヘッダ(17)に取込まれる刈取穀稈をフィーダハウス(18)に内設する供給チェンコンベア(22)により脱穀部(4)に供給して脱穀処理するように構成している。 【0008】さらに、図1、図4、図5、図6、図7に示す如く、L形に連設させる上面フード(23)及び側面フード(24)により防塵フード(25)を形成し、防塵フード(25)に吸排塵ファン(26)を内設させると共に、前記フィーダハウス(18)の上面及び左側面に防塵フード(25)を取付け、また前記穀物ヘッダ(17)の後側上面で左右幅方向に吸塵ガイド板(27)を固設させ、プラットホームオーガ(21)の上面後側を前記ガイド板(27)で覆うもので、フィーダハウス(18)上面に吸排塵ファン(26)を設け、運転席(12)の作業者から離れた位置、即ち作業者側と反対のフィーダハウス(18)左側で下方に、穀物ヘッダ(17)に発生する粉塵を前記ファン(26)により吸引排出させるように構成している。 【0009】また、前記フィーダハウス(18)上面に吸塵口(28)を開設し、吸塵口(28)に防塵網(29)を張設固定させると共に、前記ファン(26)及び電動モータ(30)を送風ガイド板(31)を介して上面フード(23)内部に固定させ、吸塵口(28)に前記ファン(26)を対向配置させるもので、フィーダハウス(18)上面に蝶番(32)を介して上面フード(23)前側を連結させ、上面フード(23)後側をボルト(33)によりフィーダハウス(18)上面に固定させ、蝶番(32)を支点に上面フード(23)を前方に開放自在に取付けると共に、フィーダハウス(18)と上面フード(23)間の隙間を塞ぐシール材(34)を上面フード(23)に設け、前記ファン(26)の吸塵側下方に略水平に防塵網(29)を取付けて吸塵口(28)を閉塞し、フィーダハウス(18)内部の稈または穀粒がファン(26)に吸込まれるのを防塵網(29)によって防ぐように構成している。 【0010】また、図5の如く、フィーダハウス(18)左側面に蝶番(35)を介して側面フード(24)後側を連結させ、ブラケット(36)及びボルト(37)により側面フード(24)前側をフィーダハウス(18)左側面に固定させ、蝶番(35)を支点に側面フード(24)を開放自在に取付けると共に、図7に示す如く、上面フード(23)と側面フード(24)間の接合部の隙間を塞ぐシール材(38)を側面フード(24)に設けている。 【0011】そして、稲または大豆などの収穫作業時、刈刃(20)によって刈取られた穀稈がプラットホームオーガ(21)によってフィーダハウス(18)前側に送り込まれ、フィーダハウス(18)底面を介してチェンコンベア(22)により脱穀部(4)に穀稈が供給されると共に、収穫作業時、プラットホームオーガ(21)とフィーダハウス(18)間の穀稈受継部で粉塵が特に多く発生するが、穀物ヘッダ(17)及びフィーダハウス(18)の粉塵が吸排塵ファン(26)により集塵され、フィーダハウス(18)上面から外側の上面及び側面フード(23)(24)を介してフィーダハウス(18)左側下方に粉塵が排出されるもので、穀物ヘッダ(17)で発生する粉塵が運転席(12)の作業者方向に飛散するのを防ぐと共に、フィーダハウス(18)から脱穀部(4)に搬入される粉塵量を低減させるように構成している。 【0012】さらに、図8に示す如く、運転操作部(13)の刈取クラッチレバー(39)の刈取クラッチ入操作と連動してオンになる刈取スイッチ(40)と、運転操作部(13)に配設する手動スイッチ(41)と、図4に示すようにフィーダハウス(18)の上昇によってオフになって刈取部(9)上昇による刈取中止を検出する停止スイッチ(42)とを設けるもので、並列接続させる刈取及び手動スイッチ(40)(41)に対し停止スイッチ(42)を直列接続させ、各スイッチ(40)(41)(42)を介して前記電動モータ(30)に電源バッテリ(43)を接続させ、前記刈取または手動スイッチ(40)(41)のいずれかがオンで、刈取部(9)を下降させて停止スイッチ(42)をオン維持しているとき、前記モータ(30)によって吸排塵ファン(26)が駆動されると共に、枕地での方向転換など刈取部(9)を上昇させて停止スイッチ(42)をオフにしたとき、また刈取クラッチレバー(39)により刈取クラッチを切にして刈取部(9)を停止させ、スイッチ(40)(41)がオフになったとき、前記モータ(30)をオフにして吸排塵ファン(26)を停止させ、防塵網(29)下面に付着している長稈を自重で落下させ、網(29)目の詰りを防ぐように構成している。 【0013】上記から明らかなように、脱穀部(4)前側にフィーダハウス(18)を介して穀物ヘッダ(17)を昇降自在に装設させ、掻込用リール(19)及び刈刃(20)及びプラットホームオーガ(21)を穀物ヘッダ(17)に設けると共に、運転席(12)を備える運転台(11)を設け、またフィーダハウス(18)から内部の粉塵を取出す吸排塵ファン(26)を設けるコンバインにおいて、吸排塵ファン(26)を内設させる吸排塵フードである上面フード(23)をフィーダハウス(18)上面に設け、上面フード(23)に上部を連通させる排塵フードである側面フード(24)をフィーダハウス(18)側面に設けると共に、フィーダハウス(18)上面と側面フード(24)上端の高さを略等しく形成し、上面フード(23)の排塵側を側面フード(24)に内挿させ、上面フード(23)及び側面フード(24)をフィーダハウス(18)の上面と側面を利用して固定し、前記各フード(23)(24)の大型化並びにフィーダハウス(18)排塵効率の向上などを図り、フィーダハウス(18)上面に上面フード(23)を着脱させる作業性の向上を図ると共に、前記各フード(23)(24)連結部から排塵風が漏れ出るのを防止し、前記各フード(23)(24)の連結構造及びフィーダハウス(18)への取付け構造などの簡略化を図る。 【0014】また、側面フード(24)の前面側上下幅に対して後面側上下幅を短く形成したもので、側面フード(24)下端側の下向き開口を後向きに傾斜させて開放させ、前方の穀物ヘッド(17)方向への排塵を低減させる。 【0015】さらに、図9は変形例を示すもので、吸排塵ファン(26)をシロッコファンにより形成することも容易に行えると共に、上面フード(23)に代え、側面フード(24)に吸排塵ファン(26)を内設させることも容易に行えるものである。 【0016】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明は、脱穀部(4)前側にフィーダハウス(18)を介して穀物ヘッダ(17)を昇降自在に装設させ、掻込用リール(19)及び刈刃(20)及びプラットホームオーガ(21)を穀物ヘッダ(17)に設けると共に、運転席(12)を備える運転台(11)を設け、またフィーダハウス(18)から内部の粉塵を取出す吸排塵ファン(26)を設けるコンバインにおいて、吸排塵ファン(26)を内設させる吸排塵フード(23)をフィーダハウス(18)上面に設け、吸排塵フード(23)に上部を連通させる排塵フード(24)をフィーダハウス(18)側面に設けると共に、フィーダハウス(18)上面と排塵フード(24)上端の高さを略等しく形成し、吸排塵フード(23)の排塵側を排塵フード(24)に内挿させたもので、吸排塵フード(23)及び排塵フード(24)をフィーダハウス(18)の上面と側面を利用して容易に固定でき、前記各フード(23)(24)の大型化並びにフィーダハウス(18)排塵効率の向上などを容易に図り得、フィーダハウス(18)上面に吸排塵フード(23)を着脱させる作業性の向上を容易に図ることができると共に、前記各フード(23)(24)連結部から排塵風が漏れ出るのを容易に防止でき、前記各フード(23)(24)の連結構造及びフィーダハウス(18)への取付け構造などの簡略化を容易に図ることができるものである。 【0017】また、排塵フード(24)の前面側上下幅に対して後面側上下幅を短く形成したもので、排塵フード(24)下端側の下向き開口を後向きに傾斜させて開放させることができ、前方の穀物ヘッド(17)方向への排塵を容易に低減できるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006851 【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成4年3月30日(1992.3.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062270 【弁理士】 【氏名又は名称】藤原 忠治
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| 【公開番号】 |
特開2000−69834(P2000−69834A) |
| 【公開日】 |
平成12年3月7日(2000.3.7) |
| 【出願番号】 |
特願平11−262088 |
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