| 【発明の名称】 |
コンバイン |
| 【発明者】 |
【氏名】寺 島 淳
【氏名】広 瀬 知 義
【氏名】新 福 勇 一
【氏名】梶 原 康 一
【氏名】宮 本 宗 徳
【氏名】宮 本 彰
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| 【要約】 |
【課題】駆動チェン(47)等の保守修理作業性を向上させると共に、刈刃(23)と掻込オーガ(24)の駆動回転数を容易に設定できる。
【解決手段】脱穀部(4)前方にフィーダハウス(21)を介して刈取ヘッダー(20)を装設させると共に、未刈稈掻込リール(22)及び刈刃(23)及び掻込オーガ(24)を前記刈取ヘッダー(20)に取付けるコンバインにおいて、刈刃(23)をヘッダー入力軸(39)に連結させると共に、ヘッダー入力軸(39)に掻込軸(44)を連結させ、前記掻込軸(44)に掻込オーガ(24)を連結させたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 脱穀部前方にフィーダハウスを介して刈取ヘッダーを装設させると共に、未刈稈掻込リール及び刈刃及び掻込オーガを前記刈取ヘッダーに取付けるコンバインにおいて、刈刃をヘッダー入力軸に連結させると共に、ヘッダー入力軸に掻込軸を連結させ、前記掻込軸に掻込オーガを連結させたことを特徴とするコンバイン。 【請求項2】 刈取ヘッダーの左右側板に左右オーガ軸受を取付け、側板内側に突出させるオーガ軸受内側部に掻込オーガの支軸を軸支させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項3】 掻込オーガ側方の左右側板を刈取フレームに溶接固定させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項4】 掻込オーガを形成するドラム外周の左右スパイラをフィーダハウス入口中央部に延設させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項5】 揺動自在なリフトアーム先端部に未刈稈掻込リールのリール軸受をボルト止め固定させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項6】 未刈稈掻込リール側方の左右分草板の前後長さをリール前後幅と略等しく形成したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項7】 未刈稈掻込リールを前後移動させる位置調節シリンダを刈取部側端部に配設させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項8】 刈取部のパイプ形上フレーム内部にリール昇降シリンダの油圧ホースを挿通させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項9】 刈刃とナイフバーにナイフヘッドを着脱自在にボルト止め固定させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項10】 フィーダハウスの前部底板と後部底板の傾斜角度を異ならせたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は刈取部で刈取った穀稈全量を脱穀部に投入して脱穀するコンバインに関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】従来、脱穀部前側にフィーダハウスを介して刈取ヘッダーを昇降自在に装設させ、未刈稈掻込リールによって掻込んだ穀稈を刈刃によって切断して掻込オーガからフィーダハウスに送給させる刈取作業を行わせる技術がある。しかし乍ら、刈刃と掻込オーガを同一軸によって駆動することにより、掻込オーガ駆動チェンの保守修理などの作業性を容易に向上させ得ない不具合がある。また、刈取ヘッダーの左右側板の外方に掻込オーガの支軸を突出させて支持することにより、支軸または側板を脱着して掻込オーガを脱着させる面倒な作業を行う必要がある。また、掻込オーガ側方の左右側板を刈取フレームにボルト締結固定させることにより、組立手間が掛かり、部品数が多く、重量が重く、製造コストが高くなる不具合がある。また、掻込オーガを形成するドラムにスパイラとフィンガを取付けてスパイラによって中央に寄せた穀稈をフィンガによってフィーダハウスに投出すことにより、フィンガ部に稈が引掛かってドラムに稈が巻付く不具合がある。また、リフトアームに未刈稈掻込リールを前後位置調節自在に設けることにより、リフトアームが左右に揺振し易く、リフトアーム支点部の強度を大きくする必要がある。また、未刈稈掻込リールの側面前部に分草板を配設させることにより、リールによって引起された穀稈の姿勢が搬送途中で乱れて掻込オーガに巻付き易い不具合がある。また、未刈穀稈掻込リールを前後移動させる位置調節シリンダを刈取部左右幅中央に設けることにより、刈取部中央後方に設ける運転台の乗降ステップと前記シリンダの取付け位置が互に制限され、ステップとシリンダの干渉を防ぐことによって機体全長が大きくなる不具合がある。また、刈取部の上フレーム上面にリール昇降シリンダの油圧ホースを延設させることにより、衝突などによって油圧ホースが損傷し易く、かつ油圧ホース固定部品が必要であり、意匠感が悪く、重量が大きくなる等の不具合がある。また、刈刃とナイフバーとナイフヘッドをリベットによってかしめ固定させることにより、ナイフヘッドが破損したときに刈刃も交換する必要がある。また、フィーダハウスの前後底部の傾斜角度を同一に形成することにより、フィーダハウス前部が急傾斜になって受継ぎ搬送が悪くなり易く、かつフィーダハウス後部が緩傾斜になって前後長さが長くなる不具合がある。 【0003】 【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、脱穀部前方にフィーダハウスを介して刈取ヘッダーを装設させると共に、未刈稈掻込リール及び刈刃及び掻込オーガを前記刈取ヘッダーに取付けるコンバインにおいて、刈刃をヘッダー入力軸に連結させると共に、ヘッダー入力軸に掻込軸を連結させ、前記掻込軸に掻込オーガを連結させたもので、刈刃を駆動するヘッダー入力軸と別の掻込軸によって掻込オーガを駆動するから、掻込オーガを駆動するチェン等の保守修理作業性を容易に向上させ得ると共に、刈刃と掻込オーガの駆動回転数を各別に容易に設定し得るものである。 【0004】また、刈取ヘッダーの左右側板に左右オーガ軸受を取付け、側板内側に突出させるオーガ軸受内側部に掻込オーガの支軸を軸支させたもので、側板または支軸を取外すことなく、オーガ軸受を取外すだけで掻込オーガを脱着し得、脱着作業性を向上し得るものである。 【0005】また、掻込オーガ側方の左右側板を刈取フレームに溶接固定させたもので、ボルト及びナット等の固定を不要にして部品数を削減し得、組立工程が省けて組立コストを削減し得、かつ掻込オーガ取付け精度の向上並びに重量の軽減などを容易に図り得るものである。 【0006】また、掻込オーガを形成するドラム外周の左右スパイラをフィーダハウス入口中央部に延設させたもので、従来の掻込フィンガをなくすから、掻込オーガの作用径を大きくして稈の巻付きを低減し得、かつ掻込オーガ構造の簡略化などを容易に図り得るものである。 【0007】また、揺動自在なリフトアーム先端部に未刈稈掻込リールのリール軸受をボルト止め固定させたもので、リール軸受とリフトアームの固定によってリールとリフトアームによって枠が形成されて剛性を確保し得、リフトアーム支点部の強度を小さくして支点構造の簡略化を容易に図り得るものである。 【0008】また、未刈稈掻込リール側方の左右分草板の前後長さをリール前後幅と略等しく形成したもので、分草された穀稈がリールと分草板によって引起された状態で掻込オーガに受継がれるから、穀稈姿勢が乱れることなくスムーズに搬送し得、刈刃による穀稈刈残しまたは押倒し防止並びに掻込オーガの稈巻付き防止などを容易に図り得るものである。 【0009】また、未刈稈掻込リールを前後移動させる位置調節シリンダを刈取部側端部に配設させたもので、刈取部後方の運転台のステップと前記シリンダが互に制限されることなく取付けられるから、刈取部と運転台を接近させて機体全長を短縮し得、かつ前記シリンダ取付け部強度を小さくして簡略に構成し得るものである。 【0010】また、刈取部のパイプ形上フレーム内部にリール昇降シリンダの油圧ホースを挿通させたもので、上フレームによって油圧ホースを保護して油圧ホースの破損などを容易に防止し得、油圧ホースを固定させるクランプを不要にして部品数を削減し得、外観向上並びに重量軽減並びに製造コスト低減などを容易に図り得るものである。 【0011】また、刈刃とナイフバーにナイフヘッドを着脱自在にボルト止め固定させたもので、ナイフヘッドだけを単品で交換し得、修理作業性を向上し得、修理費を低減し得るものである。 【0012】また、フィーダハウスの前部底板と後部底板の傾斜角度を異ならせたもので、フィーダハウスの前部底板を緩い傾斜に形成して穀稈の受入れをスムーズに行わせ得、かつフィーダハウスの後部底板を急傾斜に形成してフィーダハウスの前後長さを短縮し得ると共に、刈取ヘッダーのプラットホーム底面とフィーダハウス前部底面を同一平面に形成し得、フィーダハウス前部受継部の搬送物の姿勢変化を少なくして搬送乱れを容易に防止し得るものである。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2は同平面図、図3は同正面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)をトラックフレーム(3)を介して装備する機台、(4)は機体の進行方向に対し軸芯を直交させる大径及び小径2つのスクリュ形第1及び第2扱胴(5)(6)並びに揺動選別盤(7)などを備える脱穀部、(8)は脱穀部(4)上方に配備して揚穀筒(9)を介して取出す脱穀部(4)の穀粒を貯留する穀物タンク、(10)は穀物タンク(8)内の穀粒を取出す上部搬出オーガ、(11)は穀物タンク(8)の後方に配備してエンジン(12)を内設するエンジンルーム、(13)は運転席(14)及び操向ハンドル(15)などを運転台(16)に備えて脱穀部(4)の前部上方に配設する運転操作部、(17)は運転台(16)の左右両側に配備する左右の作業者乗降用ステップ、(18)は脱穀部(4)の下部前方に油圧刈取昇降シリンダ(19)を介し昇降可能に装備する刈取部である。 【0014】そして、前記刈取部(18)は、未刈り穀稈を取入れる刈取ヘッダー(20)と、該ヘッダー(20)の後部略中央に連結させて刈取穀稈を脱穀部(4)に送給するフィーダハウス(21)によって構成すると共に、未刈稈掻込リール(22)と、往復駆動型刈刃(23)と、掻込オーガ(24)とを前記刈取ヘッダー(20)に備え、前記フィーダハウス(21)を運転台(16)の下方で運転台(16)中央の運転席(14)より左側に偏位して配設させ、前記ヘッダー(20)に取込まれる刈取穀稈をフィーダハウス(21)に内設する供給コンベア(25)を介し脱穀部(4)前部左側のビータ(26)に送り込んで脱穀処理するように構成している。 【0015】さらに、図4に示す如く、エンジン(12)の出力軸(27)に脱穀クラッチ(28)を介して第2扱胴(6)の扱胴軸(29)をベルト(30)連結させ、前記扱胴軸(29)にテンションローラ(31)を介して第1扱胴(5)の扱胴軸(32)をベルト(33)連結させ、その扱胴軸(32)に刈取クラッチ(34)を介してビータ(26)の軸(35)をベルト(36)連結させ、ビータ(26)の軸(35)に供給コンベア(25)の供給入口軸(37)左端をチェン(38)連結させ、供給入力軸(37)右端に刈取ヘッダー(20)のヘッダー入力軸(39)左端をベルト(40)連結させ、クランクアーム(41)及びクランクロッド(42)及び揺動アーム(43)を介してヘッダー入力軸(39)右端に刈刃(23)を連結させると共に、ヘッダー入力軸(39)中間に掻込軸(44)左端をチェン(45)連結させ、掻込軸(44)右端に掻込オーガ(24)の支軸(46)をチェン(47)連結させ、爪クラッチ型の高速クラッチ(48)及び低速クラッチ(49)を介して掻込軸(44)中間にリール入力軸(50)を変速自在に連結させ、前記未刈稈掻込リール(22)を取付けるリール軸(51)とリール入力軸(50)の間に中間軸(52)を設けてチェン(53)(54)連結させ、刈取部(18)各部の駆動を行うように構成している。 【0016】さらに、図5に示す如く、左右方向に略水平に横架させる平行な四角パイプ形下フレーム(55)及び上フレーム(56)と、掻込オーガ(24)の左右両側を遮閉する左右側板(57)(57)を、刈取フレーム(58)によって一体的に固定して刈取ヘッダー(20)を形成すると共に、刈取ヘッダー(20)後面にドッキングフレーム(59)を介してフィーダハウス(21)前部を着脱自在に固定させ、刈取ヘッダー(20)とフィーダハウス(21)を分離自在に連結させ、刈取昇降シリンダ(19)などを介して供給入力軸(37)軸芯回りにフィーダハウス(21)前部を昇降自在に脱穀部(4)に取付けた後、フィーダハウス(21)に刈取ヘッダー(20)を取付けるように構成している。また、分草フレーム(60)を介して分草先頭(61)と分草本体(62)を一体固定した分草板(63)を前記側板(57)前側に固定させ、左側の側板(57)及び分草板(63)の機体外側部で前後方向に上下分草板(64)(65)を設けると共に、前後方向に延設させる左右リフトアーム(66)(66)前端部に未刈稈掻込リール(22)を回転自在に取付け、左右分草板(63)(63)間の穀稈を前記リール(22)によって後方の掻込オーガ(24)方向に搬送し乍ら穀稈株元側を刈刃(23)によって切断させ、刈取った穀稈を掻込オーガ(24)によって中央部に寄せ集め乍ら後方のフィーダハウス(21)前部に搬入させ、フィーダハウス(21)の供給コンベア(25)によって脱穀部(4)に刈取り穀稈全量を投入させ、穀粒をタンク(8)に収集し、藁屑を放出する脱穀作業を行わせるように構成している。 【0017】さらに、前記リフトアーム(66)前部を後端のリール昇降支点軸(67)回りに昇降させる油圧リール昇降シリンダ(68)と、上フレーム(56)に基端下部を取付けて先端上部に支点軸(67)を介してリフトアーム(66)後端部を回転自在に連結させる揺動アーム(69)と、揺動アーム(69)に揺動フレーム(70)を介して連結させる電動型油圧ユニット(71)の油圧揺動シリンダ(72)を設け、昇降シリンダ(68)制御によるリフトアーム(66)昇降動作によってリール(22)の高さ調節を行い、揺動シリンダ(72)制御による揺動アーム(69)前後回動によってリール(22)の前後方向位置調節を行うように構成している。 【0018】さらに、図6、図7、図8に示す如く、フィーダハウス(21)を連結させる刈取ヘッダー(20)背面部の右側に左右の軸受ブラケット(73)(74)を固定させ、該ブラケット(73)(74)を介して前記ヘッダー入力軸(39)を配設させ、供給入力軸(37)を介して刈取動力を伝えるベルト(40)をヘッダー入力軸(39)左端のプーリ(75)に張設させ、右側のブラケット(74)に固定させる軸受筒(76)右端からヘッダー入力軸(39)右端を突設させ、ヘッダー入力軸(58)右端にクランクアーム(41)を設けてクランクロッド(77)を取付け、クランクアーム(41)及びロッド(77)を介して刈刃(23)を往復摺動させると共に、前記の上下フレーム(56)(55)右端間を右刈取フレーム(78)によって連結させ、刈取ヘッダー(20)右側背面に設けるケースブラケット(79)を上フレーム(56)と右刈取フレーム(78)に固定させ、ケースブラケット(79)に前記リール変速ケース(80)を後方から嵌込んでボルト止め固定させる。また、前記掻込軸(44)を軸支させる前記ケース(80)の入力軸受部をケースブラケット(79)の受台に押え板(81)を介してボルト止め固定させると共に、前記リール入力軸(50)を前記ケース(80)の出力軸受部(82)に軸支させ、上フレーム(56)の右端受台に前記出力軸受部(82)を押え板(83)を介してボルト止め固定させ、前記ケース(80)の本体右側面と押え板(83)の間の出力軸受部(82)に右揺動アーム(69)を回転自在に軸支させている。 【0019】また、前記高速クラッチ(48)によってリール入力軸(50)に連結させる高速チェン(84)と、前記低速クラッチ(49)によってリール入力軸(50)に連結させる低速チェン(85)を、リール変速ケース(80)内部に掻込軸(44)及びリール入力軸(50)を介して設けると共に、高速クラッチ(48)と低速クラッチ(49)を変速操作によって択一的に入動作させ、右リール昇降支点軸(67)と同一軸芯上に軸支させる中間軸(52)を介し、高速または低速駆動力をリール入力軸(50)から伝えてリール(22)を変速自在に駆動する一方、前記掻込軸(44)の駆動力をチェン(47)によって支軸(46)に伝えて掻込オーガ(24)を回転駆動するように構成している。 【0020】上記から明らかなように、脱穀部(4)前方にフィーダハウス(21)を介して刈取ヘッダー(20)を装設させると共に、未刈稈掻込リール(22)及び刈刃(23)及び掻込オーガ(24)を前記刈取ヘッダー(20)に取付けるコンバインにおいて、刈刃(23)をヘッダー入力軸(39)に連結させると共に、ヘッダー入力軸(39)に掻込軸(44)を連結させ、前記掻込軸(44)に掻込オーガ(24)を連結させ、刈刃(23)を駆動するヘッダー入力軸(39)と別の掻込軸(44)によって掻込オーガ(24)を駆動し、クランクロッド(77)などを取外すことなく、掻込オーガ(24)を駆動するチェン(47)を脱着でき、保守修理作業性を向上させると共に、刈刃(23)と掻込オーガ(24)の駆動回転数を各別に設定できるように構成している。 【0021】さらに、図9、図10、図11に示す如く、掻込オーガ(24)を形成する円筒形ドラム(86)の側面開口に円板形蓋(87)を一体固定させて閉塞し、蓋(87)にベアリング軸受(88)をボルト(89)止め固定させ、蓋(87)に軸受(88)を介して支軸(46)を回転自在に取付けると共に、ボルト(90)の昇降操作によって高さ調節する軸受板(91)を側板(57)外側面にボルト(92)止め固定させ、外側方向に離脱自在に軸受板(91)に調節メタル(93)をボルト(94)止め固定させ、側板(57)内方にメタル(93)一側を突出させて支軸(46)を挿入させてボルト(95)止め固定させ、左右側板(57)(57)間のプラットホーム底板(96)に対して掻込オーガ(24)を高さ調節自在に設けている。また、掻込オーガ(24)左側の左支軸(46)を含むドラム(86)左右全幅を左右側板(57)(57)の間隔よりも小さく形成し、左右支軸(46)(46)を取付けたドラム(86)を左右側板(57)(57)の間に出入自在に構成すると共に、側板(57)内方に延設させる調節メタル(93)の突出右端部に左支軸(46)左端部を挿通させ、調節メタル(93)右端面をベアリング軸受(88)左側面に当接させ、メタル(93)と軸受(88)をボルト(95)によって左支軸(46)に固定させ、左支軸(46)と軸受(88)間の焼付き損傷を防いでいる。 【0022】上記から明らかなように、刈取ヘッダー(20)の左右側板(57)(57)に左右オーガ軸受である調節メタル(93)を取付け、側板(57)内側に突出させる調節メタル(93)内側部に掻込オーガ(24)の支軸(46)を軸支させ、側板(57)または支軸(46)を取外すことなく、調節メタル(93)を取外すだけで掻込オーガ(24)を脱着でき、脱着作業性を向上させるように構成している。 【0023】さらに、図12に示す如く、掻込オーガ(24)用の取付孔(97)を前記側板(57)に開設させると共に、左右刈取フレーム(58)外側面に側板(57)の後端縁と下端縁を複数の溶接加工(98)によって一体固定させるもので、掻込オーガ(24)側方の左右側板(57)を刈取フレーム(58)に溶接固定させ、ボルト及びナット等の固定を不要にして部品数を削減し、組立工程が省けて組立コストを削減し、かつ掻込オーガ(24)取付け精度の向上並びに重量の軽減などを図るように構成している。 【0024】さらに、図13に示す如く、刈刃(23)によって刈取った穀稈を左右側部から中央方向に寄せ集める左右スパイラ(99)(100)をドラム(86)外周に一体固定させて掻込オーガ(24)を形成すると共に、ドッキングフレーム(59)に連結させるフィーダハウス(21)前部の入口(101)中央部に左右スパイラ(99)(100)機内側端部を延設させ、ドラム(86)左右全幅に左右スパイラ(99)(100)を巻装させるもので、掻込オーガ(24)を形成するドラム(86)外周の左右スパイラ(99)(100)をフィーダハウス(21)の入口(101)中央部に延設させ、従来の掻込フィンガをなくし、掻込オーガ(24)の作用径を大きくして稈の巻付きを低減し、かつ掻込オーガ(24)構造の簡略化及び製造コスト低減などを図れるように構成している。 【0025】さらに、図14、図15に示す如く、センターシャフト(102)両端に円板形側面板(103)を一体固定させ、外形が五角円筒形のリールフレーム(104)を左右側面板(103)(103)にボルト止め固定させ、前記未刈稈掻込リール(22)を形成すると共に、左右側面板(103)(103)に左右リール軸(51)(51)内側端を一体固定させ、左右リール軸(51)(51)を左右リール軸受(105)(105)に回転自在に軸支させ、左右リール軸受(105)(105)を左右リフトアーム(66)にボルト(106)止め固定させるもので、揺動自在なリフトアーム(66)先端部に未刈稈掻込リール(22)のリール軸受(105)をボルト(106)止め固定させ、リール軸受(105)とリフトアーム(66)の固定によってリール(22)とリフトアーム(66)によって枠が形成されて剛性を確保でき、リフトアーム(66)の支点軸(67)を取付けるのに必要な揺動アーム(69)などの強度を小さくして支点構造の簡略化を図れるように構成している。 【0026】さらに、図16に示す如く、前記揺動シリンダ(72)前後位置調節制御によって未刈稈掻込リール(22)を調節最後方に位置させた状態下で、分草板(63)後端よりもリール(22)後端が後方に位置し、リール(22)の掻込み軌跡を掻込オーガ(24)のスパイラ(99)軌跡と側面視で重複させ、また分草板(63)前端よりもリール(22)前端を後方に位置させ、リール(22)前後幅と分草板(63)前後長を略等しく形成し、リール(22)下部側面の未刈稈掻込み作用部略全域を分草板(63)によって遮閉するもので、未刈稈掻込リール(22)側方の左右分草板(63)の前後長さをリール(22)前後幅と略等しく形成し、分草された穀稈がリール(22)と分草板(63)によって引起された状態で掻込オーガ(24)に受継がれ、穀稈姿勢が乱れることなくスムーズに搬送し、刈刃(23)による穀稈刈残しまたは押倒し防止並びに掻込オーガ(24)の稈巻付き防止などを図れるように構成している。 【0027】さらに、図17、図18に示す如く、前記刈取ヘッダー(20)の上フレーム(56)左側端部に軸受板(107)(108)を一体固定させ、軸受板(107)(108)に揺動支点軸(109)を着脱自在に固定させ、揺動支点軸(109)に左揺動アーム(69)を回転自在に軸支させ、左揺動アーム(69)に揺動フレーム(70)をボルト止め固定させ、揺動フレーム(70)に油圧ユニット(71)を連結させ、油圧ユニット(71)の揺動シリンダ(72)を下向きに取付け、揺動シリンダ(72)のピストン(110)を刈取ヘッダー(20)後面のブラケット(111)に連結させ、刈取ヘッダー(20)の左端後部の角隅部後側に揺動シリンダ(72)を配置させ、連結パイプ(112)によって一体固定させる左右リフトアーム(66)(66)及び掻込リール(22)の支持位置を、揺動シリンダ(72)によって揺動アーム(69)を前後に揺動させる操作によって前後に変更させると共に、前記運転台(16)左側端よりもさらに左側に油圧ユニット(71)を配置させ、刈取部(18)の上昇によって油圧ユニット(71)を運転台(16)に衝突させることなく、刈取部(18)の取付位置を後退させて脱穀部(4)に接近させることにより機体前後長さを短縮させるもので、未刈稈掻込リールを前後移動させる位置調節シリンダである揺動シリンダ(72)を刈取部(18)側端部に配設させ、刈取部(18)後方の運転台(16)と前記シリンダ(72)が互に制限されることなく取付けられ、刈取部(18)と運転台(16)を接近させて機体全長を短縮し、かつ前記シリンダ(72)取付け部強度を小さくして簡略に構成できるものである。 【0028】さらに、図19に示す如く、上フレーム(56)に取付けるT形ホースジョイント(113)に図示しない油圧ポンプ及びリール昇降バルブを入力油圧ホース(114)によって油圧接続させると共に、左右リール昇降シリンダ(68)(68)に左右油圧ホース(115)(116)を介してホースジョイント(113)を接続させる。また、上フレーム(56)の左端部にホースジョイント(113)を配置させ、右油圧ホース(116)中間を上フレーム(56)の四角中空に挿通させるもので、刈取部のパイプ形上フレーム(56)内部にリール昇降シリンダ(68)の油圧ホース(116)を挿通させ、上フレーム(56)によって油圧ホース(116)を保護して油圧ホース(116)の破損などを防止し、油圧ホース(116)を固定させるクランプを不要にして部品数を削減し、外観向上並びに重量軽減並びに製造コスト低減などを図るように構成している。 【0029】さらに、図20、図21、図22、図23に示す如く、前記刈取ヘッダー(20)前部に刈刃台(117)を介して刈刃(23)を往復摺動自在に設け、刈取ヘッダー(20)の右側板(57)に形成する切欠き開口(118)を介して刈刃(23)右側端部を刈取ヘッダー(20)右側外方に突設させると共に、前記右側板(57)外側面に固定させる側板補強フレーム(119)に軸受板(120)及び押え板(121)を介してクランク支軸(122)を着脱自在に取付け、L形のクランクアーム(43)中間を前記支軸(122)に回転自在に軸支させる。また、前記クランクロッド(77)前端にクランクアーム(43)一端を自在継手連結させ、クランクアーム(43)他端にローラ(123)を回転自在に設けると共に、前記刈刃(23)右側端部にナイフヘッド(124)をボルト(125)止め固定させ、ナイフヘッド(124)のフック(126)に前記ローラ(123)を係入させる。そして、前記ヘッダー入力軸(39)の回転によってクランクロッド(77)を前後に往復動させ、クランク支軸(122)回りにクランクアーム(43)を揺動させ、刈刃(23)を左右に往復摺動させて穀稈の稈元側を切断させて刈取るように構成している。 【0030】上記のように、刈取ヘッダー(20)の右側面外方に刈刃(23)端部を突設させ、刈取ヘッダー(20)外側面に軸支させるクランクアーム(43)と刈刃(23)端部を刈取ヘッダー(20)側面の切欠き開口(118)を介して連結させ、刈刃(23)駆動機構の構成部品数の削減などを行い、刈刃(23)駆動構造の簡略化及び製造コスト低減などを図る。また、未刈稈掻込リール(22)を駆動するチェン(54)、掻込オーガ(24)を駆動するチェン(47)、刈刃(23)を駆動するクランクロッド(77)など、刈取部(18)駆動機構を刈取ヘッダー(20)右側面外側に集中配置させ、駆動部保守作業の簡略化及び剛性向上などを図ると共に、刈刃(23)右側上面側で刈取ヘッダー(20)上下幅中間に設けるクランクアーム(43)と、刈取ヘッダー(20)後側面に設けるヘッダー入力軸(39)右端部を、クランクロッド(77)によって連結させ、掻込オーガ(24)の支軸(46)と略同一高さで駆動スプロケット(127)外側方の高位置にクランクロッド(77)を配置し、ヘッダー入力軸(39)と刈刃(23)間の駆動部に藁などが巻付くのを防ぎ、また掻込オーガ(24)右側の駆動入力部をクランクロッド(77)など高剛性部品によって保護するように構成している。 【0031】また、前記刈刃台(117)に受刃(128)をボルト(129)止め固定させると共に、刈刃(23)とナイフバー(130)にナイフヘッド(124)をボルト(125)で固定させ、ナイフヘッド(124)部以外の刈刃(23)をナイフバー(130)にカシメピン(131)によってカシメ固定させ、ナイフヘッド(124)のフック(126)などが摩耗損傷したとき、ボルト(125)を脱着してナイフヘッド(124)を交換するもので、刈刃(23)とナイフバー(130)にナイフヘッド(124)を着脱自在にボルト(125)止め固定させ、ナイフヘッド(124)だけを単品で交換し、修理作業性を向上させ、修理費を低減させるように構成している。 【0032】さらに、図24に示す如く、前記フィーダハウス(21)前部に支軸(128)を介してドラム(129)を回転自在に軸支させ、供給コンベア(25)を形成するチェン(130)をドラム(129)に張設させ、また前記チェン(130)に穀稈搬送スラット(131)を固定させると共に、前記スラット(131)の搬送開始位置(132)よりも前方のフィーダハウス(21)の前部底板(133)の傾斜角度に対し、前記位置(132)よりも後方のフィーダハウス(21)の後部底板(134)の傾斜角度を大きく形成させ、フィーダハウス(21)の前部底板(133)とプラットホーム底板(96)を同一傾斜角度で略同一平面に形成するもので、フィーダハウス(21)の前部底板(133)と後部底板(134)の傾斜角度を異ならせ、フィーダハウス(21)の前部底板(133)を緩い傾斜に形成して穀稈の受入れをスムーズに行わせ、かつフィーダハウス(21)の後部底板(134)を急傾斜に形成してフィーダハウス(21)の前後長さを短縮させると共に、刈取ヘッダー(20)のプラットホーム底板(96)上面とフィーダハウス(21)の前部底板(133)上面を同一平面に形成し、フィーダハウス(21)前部受継部の搬送物の姿勢変化を少なくして搬送乱れを防止するように構成している。 【0033】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明は、脱穀部(4)前方にフィーダハウス(21)を介して刈取ヘッダー(20)を装設させると共に、未刈稈掻込リール(22)及び刈刃(23)及び掻込オーガ(24)を前記刈取ヘッダー(20)に取付けるコンバインにおいて、刈刃(23)をヘッダー入力軸(39)に連結させると共に、ヘッダー入力軸(39)に掻込軸(44)を連結させ、前記掻込軸(44)に掻込オーガ(24)を連結させたもので、刈刃(23)を駆動するヘッダー入力軸(39)と別の掻込軸(44)によって掻込オーガ(24)を駆動するから、掻込オーガ(24)を駆動するチェン(47)等の保守修理作業性を容易に向上させることができると共に、刈刃(23)と掻込オーガ(24)の駆動回転数を各別に容易に設定できるものである。 【0034】また、刈取ヘッダー(20)の左右側板(57)(57)に左右オーガ軸受(93)を取付け、側板(57)内側に突出させるオーガ軸受(93)内側部に掻込オーガ(24)の支軸(46)を軸支させたもので、側板(57)または支軸(46)を取外すことなく、オーガ軸受(93)を取外すだけで掻込オーガ(24)を脱着でき、脱着作業性を向上させることができるものである。 【0035】また、掻込オーガ(24)側方の左右側板(57)を刈取フレーム(58)に溶接固定させたもので、ボルト及びナット等の固定を不要にして部品数を削減でき、組立工程が省けて組立コストを削減でき、かつ掻込オーガ(24)取付け精度の向上並びに重量の軽減などを容易に図ることができるものである。 【0036】また、掻込オーガ(24)を形成するドラム(86)外周の左右スパイラ(99)(100)をフィーダハウス(21)入口中央部に延設させたもので、従来の掻込フィンガをなくすから、掻込オーガ(24)の作用径を大きくして稈の巻付きを低減でき、かつ掻込オーガ(24)構造の簡略化などを容易に図ることができるものである。 【0037】また、揺動自在なリフトアーム(66)先端部に未刈稈掻込リール(22)のリール軸受(105)をボルト(106)止め固定させたもので、リール軸受(105)とリフトアーム(66)の固定によってリール(22)とリフトアーム(66)によって枠が形成されて剛性を確保でき、リフトアーム(66)支点部の強度を小さくして支点構造の簡略化を容易に図ることができるものである。 【0038】また、未刈稈掻込リール(22)側方の左右分草板(63)の前後長さをリール(22)前後幅と略等しく形成したもので、分草された穀稈がリール(22)と分草板(63)によって引起された状態で掻込オーガ(24)に受継がれるから、穀稈姿勢が乱れることなくスムーズに搬送でき、刈刃(23)による穀稈刈残しまたは押倒し防止並びに掻込オーガ(24)の稈巻付き防止などを容易に図ることができるものである。 【0039】また、未刈稈掻込リールを前後移動させる位置調節シリンダ(72)を刈取部(18)側端部に配設させたもので、刈取部(18)後方の運転台(16)と前記シリンダ(72)が互に制限されることなく取付けられるから、刈取部(18)と運転台(16)を接近させて機体全長を短縮でき、かつ前記シリンダ(72)取付け部強度を小さくして簡略に構成できるものである。 【0040】また、刈取部のパイプ形上フレーム(56)内部にリール昇降シリンダ(68)の油圧ホース(116)を挿通させたもので、上フレーム(56)によって油圧ホース(116)を保護して油圧ホース(116)の破損などを容易に防止でき、油圧ホース(116)を固定させるクランプを不要にして部品数を削減でき、外観向上並びに重量軽減並びに製造コスト低減などを容易に図ることができるものである。 【0041】また、刈刃(23)とナイフバー(130)にナイフヘッド(124)を着脱自在にボルト(125)止め固定させたもので、ナイフヘッド(124)だけを単品で交換でき、修理作業性を向上でき、修理費を低減できるものである。 【0042】また、フィーダハウス(21)の前部底板(133)と後部底板(134)の傾斜角度を異ならせたもので、フィーダハウス(21)の前部底板(133)を緩い傾斜に形成して穀稈の受入れをスムーズに行わせることができ、かつフィーダハウス(21)の後部底板(134)を急傾斜に形成してフィーダハウス(21)の前後長さを短縮できると共に、刈取ヘッダー(20)のプラットホーム底面とフィーダハウス(21)前部底面を同一平面に形成でき、フィーダハウス(21)前部受継部の搬送物の姿勢変化を少なくして搬送乱れを容易に防止できるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006851 【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年6月19日(1998.6.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062270 【弁理士】 【氏名又は名称】藤原 忠治
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| 【公開番号】 |
特開2000−4645(P2000−4645A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月11日(2000.1.11) |
| 【出願番号】 |
特願平10−189675 |
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