| 【発明の名称】 |
田植機のクラッチ操作装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】久保 守
【氏名】東尾 登
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| 【要約】 |
【課題】本発明の目的は、構造工夫により、定位置停止型の畦際クラッチをコンパクト化する。
【解決手段】第1フランジ79と、これより大径で軸周方向の切欠き80aを有した第2フランジ80とを備えたクラッチ回転体74を、植付伝動ケース8の出力軸72にスプライン外嵌し、出力軸72に直交するカム軸76に、両フランジ79,80の間に位置する偏平カム部81を備えたシフタSを備えて、苗植付機構a2条分に対する畦際クラッチBを構成する。出力軸72の軸芯方向視でカム部81が切欠き部に位置するときにのみ、カム部81が第1フランジ79を押すクラッチ切り作動が可能となるように、第1フランジ79と第2フランジ80との間隔をカム部81の幅よりも僅かに大きい幅に設定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 植付伝動系に備えたクラッチを、駆動側のクラッチ回転体と従動側の回転部材と、前記クラッチ回転体を軸方向にシフトするシフタとを備えて構成するとともに、前記シフタの操作により、前記クラッチ回転体と前記回転部材とが咬合して一体回転する伝動入り状態と、前記クラッチ回転体と前記回転部材とが所定の相対姿勢となる状態でこれらクラッチ回転体と回転部材との咬合を解除する伝動断絶状態とが現出自在な定位置停止クラッチに構成してある田植機のクラッチ操作装置であって、前記クラッチ回転体を、前記伝動軸に相対回転不能で、かつ、軸方向スライド自在に嵌装されたボス部に、互いに軸方向に離れた第1及び第2フランジを形成するとともに、前記第1フランジよりも大径の前記第2フランジに伝動軸周方向の所定角度範囲に亘る切欠き部を形成して構成し、前記シフタを、前記伝動軸の軸芯に交差する軸芯回りで回動自在に支承されるカム軸に、前記両フランジの間に配置されるカム部を備えて構成し、前記伝動軸の軸芯方向において前記カム部が前記切欠き部に位置するときにのみ、前記カム部が前記第1フランジを押してのクラッチ切り作動を行うべく前記カム軸の回動操作が可能となるように、前記第1フランジと前記第2フランジとの間隔を設定してある田植機のクラッチ操作装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、田植機に用いられる定位置停止型のクラッチ操作装置に係り、詳しくは、1条分や2条分といった一部の植付機構への動力を断続するために植付伝動ケースに内装される畦際クラッチの操作装置に関する。PTO動力の入切りを担う植付クラッチに本願を適用することも可能である。 【0002】 【従来の技術】例えば、6条植え田植機を右側4条植えとして用いるといった具合に、畦際植えの1工程前の植付時に、植付条数を圃場の幅に合わせるべく端数条植えを行うことが多いので、一部の苗植付機構への動力を断続する畦際クラッチを植付伝動ケースに備えている。そして、畦際クラッチは、植付爪が対地浮上した位置で苗植付機構を停止させる必要から、特開平7‐8042号公報に示されるように、定位置停止クラッチに構成されている。 【0003】すなわち、植付伝動ケースの伝動軸に相対回転不能で、かつ、軸方向スライド自在に嵌装されたクラッチ回転体と、伝動軸に相対回転自在に嵌装された回転部材と、クラッチ回転体を軸方向にシフト操作するシフタと、クラッチ回転体を駆動回転体に向けて押圧付勢する弾性機構とを備えるとともに、シフタの操作により、クラッチ回転体を回転部材側にスライドさせて、これら両者が咬合して一体回転状態となる伝動状態と、クラッチ回転体を弾性機構の付勢力に抗する側にスライドさせて、クラッチ回転体と回転部材とが所定の相対姿勢となる状態でこれら両者の咬合を解除する伝動断絶状態とが現出自在に構成してある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、前記公報の図3に示されたように、スプロケットで成る回転部材(符号16)に規制具(符号21)を形成してあり、クラッチ回転体(符号15)を押すシフタ(符号19)には、回転体である規制具(符号21)の切欠きに係入するく操作アーム(符号20)を一体揺動状態に備えて畦際クラッチの操作装置を構成してある。つまり、操作アーム(符号20)が規制具(符号21)の切欠きに係入するときにのみ、シフタ(符号19)でクラッチ回転体(符号15)を押し操作してのクラッチ切り作動が可能に構成されている。 【0005】上記構成では、定位置停止用として専用の規制具(符号21)と専用の操作アーム(符号20)が必要であり、部品点数が多く又は部品の大きさが大きくなって、配置スペースが大きくなる傾向となる点で改善の余地が残されていた。本発明の目的は、構造工夫により、定位置停止型の畦際クラッチをコンパクト化する点にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】〔構成〕上位機目的達成のために本発明は、植付爪を備えた苗植付機構を植付伝動ケースの先端部に伝動連結するとともに、複数の苗植付機構のうちの一部への動力を断続するクラッチを植付伝動ケース内の伝動軸上に構成し、クラッチを、伝動軸に相対回転不能で、かつ、軸方向スライド自在に嵌装されたクラッチ回転体と、伝動軸に相対回転自在に嵌装された回転部材と、クラッチ回転体を軸方向にシフト操作するシフタと、クラッチ回転体を回転部材に向けて押圧付勢する弾性機構とを備えるとともに、シフタの操作により、クラッチ回転体を回転部材側にスライドさせて、これら両者が咬合して一体回転状態となる伝動状態と、クラッチ回転体を弾性機構の付勢力に抗する側にスライドさせて、クラッチ回転体と回転部材とが所定の相対姿勢となる状態でこれら両者の咬合を解除する伝動断絶状態とが現出自在な定位置停止クラッチに構成してある田植機のクラッチ操作装置において、クラッチ回転体を、伝動軸に相対回転不能で、かつ、軸方向スライド自在に嵌装されたボス部に、互いに軸方向に離れた第1及び第2フランジを形成するとともに、第1フランジよりも大径の第2フランジに伝動軸周方向の所定角度範囲に亘る切欠き部を形成して構成し、シフタを、伝動軸の軸芯に交差する軸芯回りで回動自在に支承されるカム軸に、両フランジの間に配置されるカム部を備えて構成し、伝動軸の軸芯方向においてカム部が切欠き部に位置するときにのみ、カム部が第1フランジを押してのクラッチ切り作動を行うべくカム軸の回動操作が可能となるように、第1フランジと第2フランジとの間隔を設定してあることを特徴とする。 【0007】〔作用〕請求項1の構成によれば、詳しくは実施形態の項で説明するが、伝動軸の軸芯方向においてカム部が切欠き部に位置するときにだけカム軸の回動が可能であり、カム部で第1フランジを押してのクラッチ切り作動が行える。故に、カム部が切欠き部に位置するときに植付爪が対地浮上するべく植付移動軌跡の上半部に位置するように設定すれば、カム部が切欠き部に位置しないとき、すなわち、第1フランジと第2フランジとの間にカム部が位置するときには、カム軸の回動操作ができないように牽制されていることから、定位置停止クラッチとして機能させることができる。 【0008】又、切欠き部を備えた第2フランジを第1フランジよりも大径としてあるので、カム部が切欠き部に係入している状態において、何らかの原因によって苗植付機構が逆回転することがあっても、第2フランジがカム軸の径より内側部分に侵入してカム部と干渉する位置関係となり、定位置でのクラッチ切り作動の後にカム軸の戻し回動操作が不能になるということが生じないようになる。 【0009】上記の機能は、クラッチ回転体に形成した一対のフランジとカム軸のカム部との関係工夫によって実現させてあるから、従来のように、定位置停止用の専用部品及びその配置スペースが不要になり、小さなスぺースで、かつ、少ない部品点数で定位置停止型の畦際クラッチを構成することができるようになる。 【0010】〔効果〕請求項1に記載の田植機のクラッチ操作装置では、クラッチ回転体とカム軸とで成るクラッチ操作部を、カム部と大径フランジの切欠きとの干渉によってクラッチ切り作動させる構造工夫により、元々必要な部品の改造程度で済み、部品点数少なく、かつ、コンパクトに定位置停止型の畔際クラッチを構成できる合理的なものにできた。 【0011】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1、図2に示すように、操向操作自在な左右一対の前輪1及び左右一対の後輪2を備えた機体の前部に、エンジン3及びミッションケース4を備えて、機体の中央部に運転部5を形成し、機体の後部にリンク機構6を介して苗植付装置7を昇降操作自在に連結して乗用型田植機を構成してある。苗植付装置7は6条植えに構成されており、3個の植付伝動ケース8、植付伝動ケース8の左右両側に配備される苗植付機構a,a、3個の接地フロート11、及び苗載台16等によって構成してある。 【0012】図1、図4に示すように、PTO入力軸13に入力された動力を3個の植付伝動ケース8に伝達するフィードケース14は、3段の横送り変速機構15を内装するとともに、苗載台16を往復横送りするための横送り駆動軸17と、横送りのストロークエンドにて苗載台16の苗植付装置を縦送りするための縦送り軸18とを備えている。尚、12は後輪2を支承する後車軸ケースである。 【0013】図5に示すように、横送り変速機構15は、PTO入力軸13にベベルギヤ連動される第1軸19と、軸端に横送り駆動軸17が連結される第2軸20とに亘って架設構成され、第1軸19と出力軸21とに亘って、植付伝動ケース3に動力伝達するためのチェン機構22を構成してある。 【0014】次に、苗植付機構aの駆動構造等について説明する。図4、図6に示すように、苗植付機構aは、植付伝動ケース8の後端(先端)に回転駆動自在に支持される回転ケース9と、回転ケース9の両端に配備される一対の植付アーム70,70とから構成された公知のロータリー型であり、各植付アーム70には植付爪10が装備される。植付伝動ケース8には、フィードケース14からの動力をジャンプクラッチ(トルクリミッタの一例)71を介して出力軸72を駆動するチェン機構73を内装している。出力軸72は、植付伝動ケース8の左右両側に突出されて左右一対の苗植付機構a,aを駆動する軸に構成されるとともに、この出力軸72上に構成される畦際クラッチBを植付伝動ケース8に内装してある。 【0015】図6に示すように、ジャンプクラッチ71は、フィードケース14からの動力を受ける入力軸92上に設けてあり、出力軸21で構成される入力軸92にスプライン外嵌された駆動側クラッチ部材93と、入力軸92に相対回転自在に外嵌される従動側クラッチ部材94と、駆動側クラッチ部材93を従動側クラッチ部材94に向けて押圧付勢するバネ95とを備えるとともに、両クラッチ部材93,94にこれらが咬合して一体回転するためのクラッチ爪93a,94aを形成して構成されている。 【0016】図7、図8に示すように、両クラッチ爪93a,94aの咬合面は、入力軸92の軸芯方向に対して傾斜させてあり、その傾斜面とバネ95圧とにより、苗植付機構aの駆動負荷が所定値を越えると、両クラッチ爪93a,94aが咬合面で辷り移動し、クラッチ部材93がバネ95に抗して従動側クラッチ部材94から遠ざかる方向に移動することで両クラッチ爪93a,94aの咬合が解除され、クラッチ切り状態がもたらされるのである。 【0017】従動側クラッチ部材94には駆動スプロケット96が固定されており、この駆動スプロケット96と出力軸72の従動スプロケット75とに亘ってチェン73aを巻回してチェン機構73を構成してある。従動スプロケット75の歯数は駆動スプロケット96の歯数の2倍に設定されており、チェン機構73は入力軸92の単位時間当たりの回転数を半減して出力軸72に伝える減速連動機構に構成してある。 【0018】図9に示すように、畦際クラッチBは、出力軸72に相対回転不能で、かつ、軸方向スライド自在にスプライン嵌装されたクラッチ回転体74と、出力軸72に相対回転自在に嵌装された従動スプロケット75と、クラッチ回転体74を軸方向にシフト操作するシフタSであるカム軸76と、クラッチ回転体74を従動スプロケット75に向けて押圧付勢する巻きバネ77とを備えて構成される。 【0019】この畦際クラッチBは、カム軸76の回動操作により、クラッチ回転体74を従動スプロケット75側にスライドさせて、これら両者74,75のクラッチ爪74a,75aが咬合して一体回転状態となる伝動状態と、クラッチ回転体74を巻きバネ77の付勢力に抗する側にスライドさせて、クラッチ回転体74と従動スプロケット75とが所定の相対姿勢となる状態で両クラッチ爪74a,75aの咬合を解除する伝動断絶状態とが現出自在な定位置停止クラッチに構成されている。 【0020】図6、図10に示すように、従動スプロケット75は、クラッチ回転体74のクラッチ爪74aと咬合するクラッチ爪75aが側面に形成されたボス75Aと、板材のファインブランキング加工にて形成されたスプロケット歯75Bとを溶着一体化して構成してある。ボス75Aは、冷間鍛造で加工形成された後に浸炭焼入れ処理が施されたものであり、強度条件の厳しいクラッチ爪75aに好適なものとしてある。 【0021】図9〜図11に示すように、クラッチ回転体74は、出力軸72にスプライン外嵌されたボス部78に、互いに軸方向に離れた第1及び第2フランジ79,80を形成するとともに、第1フランジ79よりも大径の第2フランジ80に出力軸周方向の所定角度範囲に亘る切欠き部80aを1箇所のみ形成して構成してある。カム軸76を、出力軸72の軸芯Xに交差する軸芯Y回りで回動自在に植付伝動ケース8に支承するとともに、第1及び第2フランジ79,80の間に配置されるカム部(カム軸先端の2面幅部分)81を軸端に形成してある。 【0022】カム部81の厚み(幅寸法)は、第1及び第2フランジ79,80どうしの間隔よりも若干狭いものに設定してあり、出力軸72の軸芯X方向においてカム部81が切欠き部80aに位置するときにのみ、カム部81が第1フランジ79を押してのクラッチ切り作動を行うべくカム軸76の回動操作が可能となるように設定してある。 【0023】カム部81は、カム軸76の軸芯Yを通る直径長さを有した押し面81aと、直径部分から適宜の厚み分ずれた面であるカット面81bとの両縦平面部を有している。そして、押し面81aには、第1フランジ79をやり過ごすべく、該第1フランジ79の周面とカム軸方向で僅かな隙間を挟んで対峙する湾曲面である第1横面76aが続いて形成されるとともに、同様に、カット面81bには、第2フランジ80をやり過ごすための湾曲面である第2横面76bが続いて形成されている。次に、畦際クラッチBのクラッチ切り作動の作用を説明する。 【0024】通常は、図12(イ)に示すように、従動スプロケット75の歯部75aと、クラッチ回転体74の横端に形成された歯部74aとが咬合する方向に、巻きバネ77がクラッチ回転体74を付勢維持したクラッチ入り状態が現出されており、カム部81は第1及び第2フランジ79,80間に位置して、クラッチ回転体74の自由な回転を許容している。この状態では、カム部81は、その押し面81aが第1フランジ79に寄る又は押圧接触されており、カット面81bと第2フランジ80との間に出力軸73の軸芯X方向での隙間が集約されている。 【0025】次に、カム軸76の回動操作を行うと、そのときにカム部81が第1フランジ79と第2フランジ80との間にあれば回動できないが、クラッチ回転体74の回転に伴って、図12(ロ)に示すように、第2フランジ80の切欠き部80aにカム部81が位置する状態になった途端にカム軸76の回動が開始され、押し面81aの角部が第1フランジ79を押し始めて、巻きバネ77の付勢力に抗してクラッチ回転体74をクラッチ離脱側に移動させ始める。 【0026】カム軸76の引続きの回動により、カム部81がクラッチ回転体74を所定距離(4mm)押すと、両歯部歯部74a,75aの咬合が解除され、クラッチ切り状態がもたらされる。そして、図12(ハ)に示すように、尚もカム部81が回動して、クラッチ回転体74を最大距離(5mm)押すとクラッチ切り作動が終了し、カム部81は約40度回動して止まる。 【0027】クラッチ切りとなった後も慣性によってクラッチ回転体74が回転するが、図12(ニ)に示すように、第2フランジ80が第2横面76b部分に入込み回動して斜め向き状態にあるカム部81のカット面81bと切欠き部80a端の第2フランジ80との干渉により、必ずカム部81が切欠き部80aに位置する状態でクラッチ回転体74が停止するようになり、これによって定位置停止が実現される。 【0028】カット面81bと第2フランジ80との衝突慣性によってクラッチ回転体74が逆回りすることがあると、図12(ホ)に示すように、第1横面76a部分のカム軸76の外周面と第2フランジ80とが接当して、該第2フランジ80のカム軸76部分への入込みが阻止された状態でクラッチ回転体74が回転停止する。つまり、出力軸72の径方向においてカム軸76の第1横面76aと第2横面76bとに段差を付けてあるので、第2フランジ80が第1横面76aの下方に入り込めないようになっており、その入込みによるカム軸76の戻り回動が不可となる不都合が生じないように工夫されている。 【0029】図4、図13に示すように、苗載台16の裏面側には、3箇所の畦際クラッチBに対応した3個の畦際クラッチレバー82を装備してあり、各植付伝動ケース8に備えたカム軸76に固定のカムレバー83に、インナワイヤ84aとアウタワイヤ84bとで成るボーデンワイヤ構造の第1ワイヤ84で連動連結してある。 【0030】インナワイヤ84aとカムレバー83とは融通バネ85を介して連結してあり、カム部81が切欠き部80aに位置していないときでも、畦際クラッチレバー82のクラッチ切り側への揺動操作を可能である。換言すれば、融通バネ85が伸びてその蓄積された付勢力でもって、カム部81が切欠き部80aに位置した時点でカム軸76を自動的に回動させるように作用するので、畦際クラッチレバー82を単に切り側に揺動操作すれば良い。 【0031】畦際クラッチレバー82は、支点Zで回動自在に支持ブラケット86にカシメ支承された板材製のレバー本体82aと、これに突設された操作部82bと、グリップ82cとで構成され、支点Z部分を覆うカバー87を備えてあるとともに、支持ブラケット86は苗載台16の裏面に固定されている。操作部82bには、畦際クラッチBの他に、苗縦送り機構bの2条分の伝動断続を担う縦送りクラッチ88と、施肥装置cの2条分の伝動断続を担う施肥クラッチ89とを入切りするための第2ワイヤ90と第3ワイヤ91とが連動連結されている。 【0032】図13(イ)に示すように、クラッチ入り及び切りの夫々の位置での操作部82bにおける第1〜第3インナワイヤ84a,90a,91aは、支持ブラケット86における第1〜第3アウタワイヤ84b,90b,91b夫々のアウタ受け箇所と、レバー揺動支点Zとを結ぶ線分の両側に振り分けられている。 【0033】そして、各クラッチB,88,89がいずれもクラッチ入り側となるように各ワイヤ84,90,91が引っ張り付勢されていることから、畦際クラッチレバー82は入り位置にも切り位置にも付勢維持されるデッドポイント式レバーに構成されている。 【0034】〔別実施形態〕上記構造の定位置停止クラッチBを、ミッションケース4に備えた植付クラッチ(図示せず)の操作部に適用しても良い。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成11年3月25日(1999.3.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2000−270634(P2000−270634A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月3日(2000.10.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−81922 |
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